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バルナバの福音書 |
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バルナバの福音書は222章から成っています 1-9章は処女マリアからイエスが誕生し神殿で教師と論争する子供に育つまで |
バルナバの福音書の内容は序に記されているようにイスラムの視点から書かれた福音書です |
各章の☞をクリックするとバルナバの福音書の作者が参照したと考えられる聖書(福音書)及びコーランの原典逐語訳に飛びます |
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内容 |
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序 |
キリストと呼ばれた新しい預言者イエスの真実の福音書を使徒バルナバが記しました |
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1章 |
天使ガブリエルが処女マリアにイエス誕生を告げます |
☞ルカ福音書1:26-56 |
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2章 |
処女マリアの妊娠を知り離縁を考えるヨセフに天使ガブリエルが警告を与えます |
☞マタイ福音書1:18-25 |
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3章 |
イエスが誕生し大勢の天使が讃えます |
☞ルカ福音書2:1-7 |
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4章 |
天使たちはイエスの誕生を羊飼いたちに告げます |
☞ルカ福音書2:8-20 |
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5章 |
八日後に律法通りイエスに割礼を施します |
☞ルカ福音書2:21 |
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6章 |
東から三人の博士が星に導かれてユダヤにやって来て新しい王を捜します |
☞マタイ福音書2:1-8 |
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7章 |
三博士はイエスを母と共に見つけ贈り物をしてヘロデ王に告げずに帰国します |
☞マタイ福音書2:9-12 |
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8章 |
イエスはエジプトに連れて行かれ ヘロデは子供たちを虐殺します |
☞マタイ福音書2:13-18 |
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9章 |
イエスは戻って来てエルサレムの神殿の中で教師たちと論争します |
☞マタイ福音書2:19-23 |
☞ルカ福音書2:41-52 |
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10章 |
イエスは三十歳の時にオリーブ山でガブリエルから福音を受けました |
☞コーラン96.1-5 |
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11章 |
イエスは癩病患者を癒やします |
☞マルコ福音書1:40-45 |
☞マタイ福音書8:1-4 |
☞ルカ福音書5:12-16 |
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12章 |
イエスは素晴らしい最初の説教で人々に神の教えを伝えます |
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13章 |
イエスが恐れて祈りガブリエルが慰めます |
☞コーラン74.1-7 |
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14章 |
イエスは四十日の断食後十二人の使徒を選びます |
☞マルコ福音書1:12-20 |
☞マタイ福音書4:1-20 |
☞ルカ福音書5:1-11 |
☞ヨハネ福音書1:35-51 |
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15章 |
結婚式で水を葡萄酒に変えるイエスの奇跡 |
☞ヨハネ福音書2:1-11 |
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16章 |
イエスは弟子たちに神の愛の為に全てを捨てて永遠の命を得ることを教えました |
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17章 |
イエスはフィリポに神は人間の似姿なしに永遠に留まるが見ることは出来ないことと子を持たないことを告げます |
☞コーラン112.1-4 |
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18章 |
あなたたちはこの世から憎まれるようになれば本当に私の弟子になるでしょうとイエスは言います |
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19章 |
イエスは弟子の一人の裏切りを予告して山から下りて十人の癩病患者の為に神に祈って彼等を癒します |
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20章 |
海の上で嵐を静めたイエスは故郷のナザレで徴を与えず預言者は故郷で受け入れられないことを示します |
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21章 |
乱暴者から悪霊を追い出し悪霊に豚に入ることを許したイエスはカナン女の信仰の故に悪霊付きの娘を癒します |
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22章 |
無割礼者は犬に劣るということをイエスは弟子たちに説明します |
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23章 |
割礼の初めは霊に抗った肉を切り離したことアブラハムが神と契約したこと全預言者が肉を敵視して快く死んだこと |
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24章 |
毎日宴を催した金持ちと彼の門に立っていた貧乏人ラザロが死んだ後で逆転するというイエスの譬え話 |
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25章 |
馬のように生きなさい この世で多くを蓄積する者はあの世で何も受けられないとイエスは証言します |
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26章 |
イエスは神の愛の為に父母を嫌えと言いアブラハムの思慮深さと偶像造りの父の愚かさを教えます |
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27章 |
他人を嘲笑ってはいけないと弟子たちを戒めたイエスはアブラハムが斧を隠し持って神殿に行った話しをします |
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28章 |
アブラハムはバアル神以外の全ての偶像の足を切って火あぶりの刑になったが天使によって死を免れました |
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29章 |
アブラハムは天使ガブリエルに導かれ神に会い父の家から出て神が与える地に行くように言われました |
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30章 |
イエスは学者に私の隣人とは誰かを問われ強盗に傷つけられた旅人を助けた善きサマリア人の譬えを話しました |
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31章 |
皇帝のものは皇帝に神のものは神にとイエスは祭司に答え 百人隊長の信仰の故にイエスは彼の息子を癒します |
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32章 |
イエスは律法学者の偽善を非難します 口から出るものが汚す 父を援助せず献金する 神の戒めより習慣に従う |
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33章 |
偶像崇拝は最大の罪であるとイエスは言って父祖たちが子牛を造って殺された神の裁きの恐ろしさを示します |
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34章 |
男の萎えた手を癒したイエスは自ら高くする者は低くされ自ら低くする者は高くされると教え祭司たちに憎まれます |
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35章 |
天使の長であったサタンは地を敬えという神に反抗し従者と共に恐ろしい顔にされ神から去って行きました |
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36章 |
イエスは言います 祈らない者はサタンより悪い 真の祈りはごく僅かです 偽善者は沢山祈るが心は邪悪です |
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37章 |
弟子たちはイエスに祈りの言葉を求めイエスは弟子たちに祈りの言葉を教えました |
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38章 |
イエスは言います 私が来たのは律法を廃する為ではなく遵守する為 不正を愛する者を洗い清めることは出来ない |
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39章 |
サタンが唾を吐いた地の部分に神は魂を与えてアダムを創り彼の肋骨からエバを造り両者一対で楽園に置きました |
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40章 |
サタンは門番の蛇を説得して楽園に入り込みエバを言いくるめて林檎を食べさせ夫アダムにも妻から食べさせました |
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41章 |
裸を恥じたアダムから聞いた神は蛇の足を切りアダムの故に地を呪いエバに陣痛を与え二人を楽園から追放しました |
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42章 |
私はメシアでも預言者でもないと言ったイエスはタボル山に上って白く輝きモーセとエリヤと共に話しました |
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43章 |
神の使徒の血統を問うと弟子たちはダビデと言いイエスはイシュマエルと答えました |
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44章 |
神はアブラハムに初子イシュマエルを生贄に捧げる為に山の上って来るように命じました |
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45章 |
イエスはエルサレムの神殿に入って祭司たちに偽善者の害悪について話しました |
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46章 |
葡萄園の主人が遣わした僕たちを殺す悪い農夫たちの譬えを話したイエスは安息日に病人を癒やしました |
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47章 |
イエスは寡婦の一人息子を生き返らせました |
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48章 |
カペルナウムに行ったイエスは彼の許に連れて来られた全ての病人の上に手を置き神の名によって皆癒しました |
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49章 |
悪を善と言い善を悪と呼ぶ者は神に裁かれ 憐れみ無しに裁く者は憐れみ無しに裁かれるとイエスは警告します |
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50章 |
人は皆嘘つきで罪人であり他人の欠点を裁く者は自身も裁かれるとイエスは言い 裁くな そうすれば裁かれない |
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51章 |
イエスは神にサタンを憐れむように願いサタンに罪を悔いて神に憐れみを請うように言いますがサタンは拒みました |
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52章 |
神の裁きは非常に恐ろしく堕落者だけでなくアブラハムもヨブも神の使徒も私イエスも恐れています |
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53章 |
その日が来る前に大破壊がこの世を襲い十五日間続く恐ろしい徴によって全てのものが滅び神だけが生きます |
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54章 |
暗闇が四十日覆った後で神は神の使徒に命を与え天使と預言者と選民を起こし全創造物と堕落者を復活させます |
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55章 |
神の使徒の愛の為に神が万物を創ったことをモーセとダビデとイエスが神から与えられた書によって証言します |
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56章 |
神の使徒は神から与えられた書を読んで天使と預言者と選民を呼び神の隣に座り天使がサタンを裁きに呼びます |
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57章 |
サタンとその従者はミカエルに撃たれ地獄の底に下り堕落者と不信仰者も裁きを受けて地獄の炎に送られます |
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58章 |
イエスは今憐れみで泣いていますがその日には彼の福音を汚した者たちに対して憐れみなしの裁きを求めます |
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59章 |
地獄に落ちた者は罪に従って罰を受けると話し続けるイエスにペトロは休みを勧めるがイエスは「私は休みを嫌う」 |
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60章 |
地獄の苦痛は悪魔の手から与えられる故にこの世の苦痛と比べものにならなくい程酷く激しいとイエスは言います |
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61章 |
神が与えた命を上手く使って二倍にした者は神に誉められサタンの為に使って減らした者は厳しく罰せられます |
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62章 |
人は全てを神から受け取った故に心を洗い心で叫び心で神を知り神を愛して神の愛の為に全てを費やすべきです |
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63章 |
敵の上に災いを下すことを神に祈らず敵が転向して悔い改めることを神に祈るようにイエスは弟子たちに教えました |
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64章 |
私たちを受け入れない故あなたたちはこの町を怒っているが与えもせず助けもしないで怒るとは何事ですか |
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65章 |
イエスが安息日に三十八年寝たきりの病人を立ち上がらせ寝床を担がせて家に返すと人々は病人を咎めました |
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66章 |
称賛される者は称賛する者に滅ぼされるとイエスは弟子たちに教え称賛する者の騙しに気を付けるように言いました |
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67章 |
あなたたちは生贄の起源を話さず鍵を持っているの開けず歩もうとする者の道を塞ぐとイエスは祭司に言います |
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68章 |
神から愛されて相続人にされたイスラエルを神から離した祭司には神の報償ではなく罰があるとイエスは言います |
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69章 |
悪霊の王ベルベゼルの力によって悪霊を追い出すと言われたイエスは仲間割れすれば国も滅びると反論します |
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70章 |
ペトロがイエスを神の息子キリストであると言うとイエスは神に拒絶されるからその言葉を二度と言うなと怒りました |
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71章 |
郷里に行ったイエスの許に多くの病人が運ばれて戸から入れない中風患者も屋根から降ろされて彼に癒されました |
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72章 |
イエスは弟子の一人に裏切られこの世を去るがその後に神は使徒を送って偶像を破壊すると弟子たちに告げました |
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73章 |
人は肉を好めば罪を愛するが神を畏れるなら全てに勝利し神が天使を送って彼を躓かせないとイエスは言います |
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74章 |
神が与えた心にサタンは罪の考えを植え付けますが贋金を審査する銀行員のように考えを審査する者はいません |
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75章 |
悪魔から不敬虔な考えを齎されない為に怠惰とお喋りを止め自分自身を鍛えるようにイエスは弟子たちに言いました |
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76章 |
三人の葡萄園の農夫の譬え 栽培の知識の無い者 知識は十分だが働かない者 教えを受けて働き実を結ぶ者 |
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77章 |
神が法を授けたのは知る為か実行する為か?知性で天と神を知り手で地を選び愛着で世を望む者は狂ってないか? |
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78章 |
神の預言者たちは道を教える明るい光を持っているから人が彼等の教えを受けることは必要だとイエスは言いました |
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79章 |
神は人が神の愛の為に善を為すように彼の法を与え何処であれ義を為す者を地獄の炎から守ります |
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80章 |
土と糞である体を喜ばせることだけを学んで全てのものを造った神に仕えことを忘れて学ばないこの世は災いです |
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81章 |
イエスは井戸に水を汲みに来たサマリアの女に水を求め「私が与える水を飲む者は再び渇かない」と言います |
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82章 |
女「多分あなたがメシアです」イエス「私は救済の預言者としてイスラエルに遣わされ私の後にメシアが来るでしょう」 |
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83章 |
人に命を与えるのはパンではなく神の言葉であるとイエスは弟子たちに教え女の町に入って人々を癒し教えました |
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84章 |
神の奉仕とこの世の奉仕を混ぜ祈っている間に世俗的な事を話すのは香油を糞に混ぜる狂人と同じです |
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85章 |
罪以外を憎んではいけない あなたたちが愛する者(神)を愛さない者を友にしてはいけない と弟子たちに言います |
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86章 |
あなたが真の友を一人選ぶ時彼が如何に神を畏れるか如何に彼自身の肉体を憎むか見なさい |
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87章 |
あなたの目や手足があなたに罪を齎すならそれを切り取りなさい あなたの兄弟があなたに罪を犯すなら正しなさい |
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88章 |
憐れみをもって人を正すなら神の憐れみを受け厳しく罰するなら神の厳しい罰を受けます 七の七十回許しなさい |
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89章 |
憐れみ深い神は罪人が生きている限り悔い改める時を待ち罪人が己の罪を嘆き悲しむ時彼の罪を忘れます |
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90章 |
信仰は神が彼の選民に捺す印です神は一つであるように信仰は一つです信仰によって神の選民全ては救われます |
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91章 |
イエスの故にユダヤ中に大きな騒動が起きました イエスは神である 否 神の息子である 否 神の預言者である |
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92章 |
エルサレムの人々はヨルダン川近くの荒野でイエスを見つけ「私たちの神よ」と叫んで伏し拝み始めました |
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93章 |
イエスは人々に「私は人の女から産まれた同じ人間です」と証し伏し拝む大祭司に神に罪を犯すなと言います |
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94章 |
モーセもヨシュアもエリヤも他の預言者たちも神の力によって神を知らない者には理解できない事を実行しました |
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95章 |
イエスは聖書の言葉によって神とは何かを人々に説き明かしそれを祭司に認めさせ自分は人であると証言します |
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96章 |
神はイエスの後に使徒を遣わし使徒は力と共に南から来て偶像崇拝者と共に偶像を破壊し信仰者を救うでしょう |
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97章 |
彼の信仰は世界に定着します メシアの名はアドミラブル(称賛に値する) マホメットは彼の祝福された名です |
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98章 |
イエスは飢え疲れた群衆を憐れみ神に祈り五つのパンと二つの魚を裂いて与え五千人の腹を満たし余らせました |
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99章 |
イスラエルが神を忘れて何かを愛した時神はそれをぶち壊すとイエスは彼の弟子たちに教えます |
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100章 |
イエスは弟子たちにサマリアとユダヤとイスラエルの全域に伝道に行き誤りを悟らせ悔い改めを説くように命じました |
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101章 |
悔い改めは神への純粋な愛の為に為されるべきであり神への愛がなければ悔い改めは無駄になります |
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102章 |
本当に罪を悔いる罪人は楽園を懇願したり地獄からの解放を祈らず彼自身を罰することを望まなければなりません |
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103章 |
人に臨む苦痛は人の救いの為に神から臨みます 罪は人の破滅の為に悪魔から来るが人は罪を悲しみません |
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104章 |
神は人に似たものではありません 天が地から遠いように神の道は人の道から遠く神の考えは人の考えから遠い |
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105章 |
神の前に宇宙は砂粒ほど小さく人は地の上の小さな土の欠片です 神は人間の五感から隠されています |
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106章 |
魂と感覚は違います 神は感覚を喜びの為に創り感覚は罪の為に楽園の喜びを奪われた故に魂に反抗しています |
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107章 |
感覚を抑制し神を知る為に良い断食が必要です 罪を悔いた人は断食を誇らず美味を求めず粗食で満足すべきです |
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108章 |
体が目を覚まして間に魂が眠らないように気を付けなさい 魂の眠りとは神と神の恐るべき裁きを忘れることです |
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109章 |
感覚と肉体は食べ物で圧迫され魂は仕事で圧迫される故に眠りを少なくして多過ぎる仕事と食べ物を避けましょう |
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110章 |
魂を注視する故に目を覚ましていることと断食は全ての人々に必要ですが誰でも何時でも可能ということはありません |
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111章 |
この地上で人は常に心から泣くべきです 泣くことと断食して目を覚ましていることは各人の体質に従うべきです |
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112章 |
イエスは泣いて もし私が神と呼ばれなかったら楽園に行こくとが出来たのに今や裁きの日まで行くことが出来ません |
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113章 |
イエスは弟子たちに怠惰を避け懺悔を勧めます 良い実を産み出さない木は皆切り倒されて火に投げ込まれるから |
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114章 |
神はサタンと人を善い業の実を産まずに罪深い言葉を発した故に追い出し人をこの世に置き汗して働くようにしました |
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115章 |
如何に多くの者が情欲によって滅びたか情欲は抑制されない愛の欲望であり人はものを愛する時姦淫者になります |
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116章 |
目は汚れたものに対して最高の欲望を持っているから肉体の罪の源です目を制御しない人は自分自身を守れません |
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117章 |
イエスはエリヤと盲の会話を引用して神に喜びを求めず心の中に偶像を造り神を捨てる者の多いことを教えます |
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118章 |
目が守られないなら強欲に落ち込まないことは不可能です 預言者エレミヤは「私の目は私の魂を奪う盗人です」 |
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119章 |
祈りは魂の薬 心の防御 信仰の武器 感覚の馬勒 肉の塩であるから神は祈りによって私たちの罪を拭い去ります |
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120章 |
神は戯れて空しい話しをする者と隣人の不平と悪口を言う者と罪を犯すことを必要な仕事とする者を嫌悪し罰します |
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121章 |
神は各人に公証人として二人の天使を与えて一人に人の為す善い事を一人に悪い事を書き記させます |
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122章 |
貪欲者の最後は地獄です 貪欲は感覚の渇きです 貪欲者は罪を通して神を失い快楽によって生きます |
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123章 |
神は土と空気と水と火から人の体を造り魂と感覚を置き神の奉仕の為に働くように理性と呼ばれる光を入れました |
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124章 |
神は一つ真理は一つ教えは一つ信仰は一つです 大切な教えは神を愛し隣人を憐れみあなた自身を憎むことです |
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125章 |
人は終わりがないもの(神)を愛して保持し強欲を施しに変えなさい 右手が与えたものを左手が知らないように |
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126章 |
イエスは弟子たちをイスラエル中に遣わし病人を癒しながら神は一つイエスは神の預言者であると伝道させました |
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127章 |
人が心の中で自分自身を賞賛することは己が塵であることを否定し神の助けを求めず救助者である神を怒らせます |
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128章 |
神は断食と十分の一税を誇るファリサイ派の人の祈りを拒絶し罪を悔い憐れみを請う収税吏の祈りを義認しました |
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129章 |
土よ あなたたちは災いだ 何故ならあなたたちはあなたたちを創った神の上にあなたたち自身を高めたから |
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130章 |
イエスは彼の足を涙で洗い高価な香油を塗ったマリアに「神はあなたの罪を許した あなたの信仰があなたを救った」 |
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131章 |
昔ヨハネがヘロデの宴席で与えられた恩恵に感激した話からイエスは神の賜物の大きさと人の下劣さを説明しました |
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132章 |
イエスの譬え 道の上と石の上と良い地面の上に落ちた種 小麦の間の毒麦 無花果の葉を売る 林檎の皮を売る |
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133章 |
種は神の言葉 種を蒔いた男は神の言葉を教える人 小麦は忠実な信仰者 毒麦はサタンが蒔いた不信仰者です |
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134章 |
神の愛の為に説教する人はこの世に阿らず罪を叱責します 人々を喜ばせる為に説教する人は従う人を破滅させます |
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135章 |
高慢者 嫉妬深い者 強欲な者 好色な者 怠惰な者 大食家 怒りっぽい人は地獄の七つの中心地に下ります |
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136章 |
誰でも地獄に行って不信仰者は永遠に信仰者は限られた間留まります 神の使徒は神の義を見る為に行きます |
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137章 |
神の使徒が神に願うと神の天使たちが地獄に行って信仰者を全員連れ出して楽園に導き入れます |
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138章 |
虫に穀物を喰われて困窮した町の民がイエスに懇願し断食と祈りの結果畑と丘が熟した小麦で覆われました |
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139章 |
イエスが弟子の一人に裏切られてこの世から去らなければならないことを知って弟子たちは嘆き悲しみました |
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140章 |
人は死ぬ為に生まれます 何故に人々は彼等の命を死によって測らないのか 主の目で見て聖人の死は貴重です |
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141章 |
人は裸で生まれます この世を愛して現世の富を望む人も死ななければなりません 罪人は最も悪い死で終わります |
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142章 |
ユダはイエスが王にならず自身が出世する望みを失い裏切りの決心をして祭司長たちと取り決めをしました |
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143章 |
ファリサイ派の人々は「何故に収税吏や罪人と一緒に食事するのか」イエスは「医者を必要とするのは病人です」 |
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144章 |
私が救いの為に罪人の許に行ったことを真の<神を探し求めている>ファリサイ派の人々であったなら喜ぶでしょう |
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145章 |
イエスはファリサイ派の人々にエリヤが神と共に歩む者の為に書いた書を紹介しそれを実行しなさいと言いました |
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146章 |
二人の息子の譬えを話しました 年下の息子は父から分与された財産を浪費し尽くし飢饉で飢え父の許に帰りました |
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147章 |
父が帰って来た息子の為に子牛を屠って宴を開いて喜んだことを年上の息子が知り激怒して父の家を去りました |
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148章 |
エリヤの時代にファリサイ派の預言者一万人が殺され山に逃れた二人が別々に住み十五年振りに出会って話します |
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149章 |
年下の者は年上の者からダビデの詩編の言葉を学んで去り更に十五年後に再開した時も学び続けていました |
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150章 |
年下の者は「私は私自身と話し毎日私自身を神の裁きの前に置き私の過ちを弁解する者を私自身の中に感じます」 |
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151章 |
イエスは言う「真のファリサイ派の人は全ての人の善の頂に留まり今日の偽のファリサイ派は人々を堕落させます」 |
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152章 |
ローマの兵士たちがイエスに宗教論争をしかけ捕らえようとして彼の一言でエルサレムの神殿から転がり出ました |
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153章 |
イエスは言う「真理を知るのは神だけ 全ての物は神に属する 神の意志ではなく自分の喜びに使う者は全て盗人」 |
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154章 |
善いのは神だけ 人は神の名誉を求めなさい 神の名誉を盗む者は人の財産と命を奪う者より大きな罰に値します |
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155章 |
神の意志に反して人は食べたのかという問いに人が神を愛するように神は人を自由に創ったとイエスは答えました |
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156章 |
安息日にイエスは地面の上に唾を吐き泥を作り盲の男の目の上に置いてシロアムの池で洗わせて盲を癒しました |
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157章 |
大祭司とファリサイ派の人々は信ぜず盲で生まれた男の父と母に尋ねると「彼は成年だから彼に聞いて下さい」 |
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158章 |
神の意志はこの世の意志に反しています 神の使徒がこの世に愛を抱くなら神は彼から全てを取り去るでしょう |
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159章 |
祭司とファリサイ派の人々は彼等の習慣によってモーセとダビデの書を汚したと私が真実を言う故に私を迫害します |
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160章 |
ユダ王ヨシャファトとイスラエル王アハズが戦いの前に四百人の偽預言者と一人の真の預言者ミカヤに尋ねました |
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161章 |
殺人は嘘をつくより大きな罪です モーセが神に従って多くの人を殺したのは罪ですか?とんでもない |
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162章 |
アモスが「神が町に悪を為した」と言ったのは苦難について語っておりそれを罪人は悪と呼びます |
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163章 |
神の使いマホメットがこの世に来る時神の慈悲が雨のように忠実な信者の上に降りかかります |
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164章 |
神は罪人に罪を犯したら悔い改めるように命じますが運命予定説は罪人から悔い改めを完全に奪います |
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165章 |
神は罪人の死を望まずに悔い改めを望みます 神は選ばれない民に呼び掛け彼等を選民と呼びます |
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166章 |
神が人の改心の為に多くのことをして度々悔い改めを呼び掛けているので人は裁きの日に罪の言い訳が出来ません |
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167章 |
有限で肉体の複合物である人間は神が一言で無から宇宙を創ったことも神が永遠であること理解出来ません |
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168章 |
イエス「神が私を選んでイスラエルの家に送る時一つの書を私に与えました私が語る全てはその書から出ています」 |
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169章 |
楽園は神が彼の喜びを蓄える家です そのような喜びを人は見たことも聞いたこともなく心に抱いたこともありません |
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170章 |
神は忠実に仕える人に言います「私は楽園の豊かさをあなたの手に置くだけではなく私自身を贈り物として与えます」 |
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171章 |
神が楽園で体と心に与えるものはヘロデが彼の持つものを全てと彼自身の命も与えるようなものです |
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172章 |
私がこの世で地の全ての君と王に与えた全てのものは海(私の楽園で私)があなたに与える一つの砂粒より少ない |
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173章 |
肉体は再び甦らないと言うサドカイ派になってはいけません ヨブは「最後の日に私の肉体で再び甦る」と言いました |
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174章 |
楽園で食べる物は現世の物と違って不滅で腐敗しないので食べた聖人は汚れた物を排泄しません |
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175章 |
私の僕たちは私の家で私の卓に座って宴を楽しみ私の敵たちは私から投げ捨てられて惨めに死ぬでしょう |
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176章 |
あなたの心を楽園に居る神に向けて上げなさい そうすれば全て一つなる栄光を見ることが出来るでしょう |
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177章 |
この世で太陽と月と星々から利益を得るように楽園では太陽の神と月の使徒と星々の預言者たちから喜びを得ます |
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178章 |
イエス「楽園は地球全てと天の全てより大きい」ペトロ「楽園は神より大きい」イエス{黙りなさい不敬な言葉を」 |
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179章 |
私(神)が永遠に生きるように楽園は全ての天と地より大きい 全地が一粒の砂より大きいように私は楽園より大きい |
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180章 |
神は無限であり人は有限です 人は神に相応しくありません 人は一瞬一瞬受け入れる僅かな息にも値しません |
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181章 |
人がすることは人の創造主である神を否定することと罪を犯すこと 人がよいことをするのは神が人に働きかけるから |
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182章 |
人は神に返済不能の借りを負っています 人が善い働きをしても神に報酬を求めず罰を求めなさい 謙遜を愛する神に |
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183章 |
真の謙遜とは何か 幼児のようにならない者は天の王国に入ることは出来ないとイエスは言いました |
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184章 |
子供が話すように舌で話して行動でそれを否定する者は偽りの謙遜と真の高慢を持っています |
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185章 |
真に謙虚な預言者ハガイは師オバデヤからの良い贈り物を受け取らず悪い贈り物を宝物として受け取りました |
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186章 |
ハガイの祈り「あなたの僕の罪を罰して下さい 私はあなたに喜びを要求出来ません 私は罪以外何もしないから」 |
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187章 |
ハガイの弟子ホセアは自分の所有物全てを謙虚な態度で貧乏人に与えました 衣服からモーセの書に至るまで |
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188章 |
ホセアは彼自身を売って得た金を貧しい寡婦に与え彼女の息子を買い戻させました 彼はハガイに「私を売ったのはモーセの書」 |
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189章 |
イエスは言います「この信仰なき世代に禍あれ 彼等は私を殺すことを求めています 彼等の神殿と聖なる都は滅びるでしょう」 |
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190章 |
心が神の律法について知ることに反して舌が語る時命は失われます 創造主である神に罪を犯すより全世界を滅ぼしなさい |
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191章 |
律法学者は「モーセの真の書の中にイシュマエルはメシアの父でありイサクはメシアの使徒の父であると書かれています」 |
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192章 |
その書の中に見つからないことは「神が牛或いは羊を食べること 神がイスラエルだけに彼の慈悲を留めたこと」 |
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193章 |
イエスはマリアに「あなたの兄弟は死なないで眠っている」と言い「ラザロよ出て来なさい」と叫ぶと死んだ彼は立ち上がりました |
☞ヨハネ福音書11:1-44 |
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194章 |
イエスは足許に一日座って彼の言葉を聞くマリアを姉妹マルタが食事の世話もしないと咎めると「マリアは永遠のものを選んだ」 |
☞ルカ福音書10:38-42 |
☞ヨハネ福音書12:9-11 |
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195章 |
私を信じる者たちは永遠に死にません 私の言葉を通して彼等の内に神を認識し彼等の救いを見つけるから |
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196章 |
律法学者たちとファリサイ派の人々は鍵を持っていて入ろうとしないどころか永遠の命に入りたい者たちを妨げます |
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197章 |
神曰く「私はあらゆる人に一つの良い斧を与えました 誰でもこの斧を上手く振るって痛みなしに心から罪の木を取り除きます」 |
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198章 |
人が悪く死ぬなら善く生きることは空しいことです 私(イエス)は善く生きるべきか教えました ラザロは善く死ぬか教えるでしょう |
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199章 |
隣人の善き業を称賛に価する価値と呼ぶことを神は望むが「私は称賛に価する価値がある」と言えば有罪と宣告されます |
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200章 |
イエスが驢馬に乗ってエルサレムに入ると人々は「神の名によって私たちの許に来る方に祝福あれ ホサナ ダビデの息子よ」 |
☞マルコ福音書11:1-11 |
☞マタイ福音書21:1-11 |
☞ルカ福音書19:28-40 |
☞ヨハネ福音書12:12-19 |
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201章 |
「罪の無い者が姦淫の女を石で打ちなさい」「一匹の羊を失ったら九十九匹を残して見つけに行き見つけたら大喜びします」 |
☞マタイ福音書18:10-14 |
☞ルカ福音書15:1-7 |
☞ヨハネ福音書8:1-11 |
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202章 |
「神の慈悲は悔い改める罪人の上にあります」「律法学者とファリサイ派の人々は自らを義とする不正な正しい者です」 |
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203章 |
イスラエルよ あなたは病んだ体を癒やすことを求めて何度も泣きますが私の僕を殺そうと努めます |
☞ルカ福音書19:41-44 |
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204章 |
神は言います「エルサレムが彼女の罪の為に泣いて懺悔するなら私は彼女に何の災いも下しません」 |
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205章 |
マリアは高価な油をイエスに注ぎました 裏切り者のユダは大祭司にイエスを金三十枚で売りました |
☞マルコ福音書14:10-11 |
☞マタイ福音書26:14-16 |
☞ルカ福音書22:3-6 |
☞ヨハネ福音書12:1-8 |
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206章 |
イエスは大祭司に「私たちの創造主である神は唯一の神であり私は神の僕でありこの世で何も求めず真実を言います」 |
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207章 |
「頭(神)で結ばれた一つの体の組織(人間)は互いに助けます あなた(大祭司)がその体の一部なら私を助けるでしょう」 |
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208章 |
アブラハムは神を非常に愛したので彼自身の息子を自発的に殺そうとしました アブラハムのこの息子はイシュマエルでした |
☞コーラン2.125-140 |
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209章 |
イエスの母マリアはイエスの迫害を天使ガブリエルから知らされてナザレからエルサレムの姉妹マリア・サロメの家に来ました |
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210章 |
ダビデの預言「地の君たちと王たちがイスラエルの聖なる人に敵対して団結する」が成就しました |
☞ルカ福音書23:6-12 |
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211章 |
イエスは弟子たちに「神が私の口によってあなたたちに語った言葉の 私が私の福音で証ししたことの 私の証人でありなさい」 |
☞マルコ福音書16:15-18 |
☞マタイ福音書28:16-20 |
☞ルカ福音書24:44-49 |
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212章 |
[あなたが私に授けた者たちを憐れんでこの世から救って下さい あなたが私に授けた言葉を信じる者たちを憐れんで下さい」 |
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213章 |
過越しの日にイエスは弟子たちの足を洗い子羊の食事の席に着き言いました「あなたたちの一人が私を裏切るでしょう」 |
☞ヨハネ福音書13:1-11 |
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214章 |
ユダは大祭司に「今晩私はあなたの手にあなたたちが求めるイエスを渡しましょう」大祭司はユダに金貨三十枚を渡しました |
☞マルコ福音書14:10-11 |
☞マタイ福音書26:14-16 |
☞ルカ福音書22:3-6 |
☞ヨハネ福音書12:1-8 |
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215章 |
イエスに危機が迫ると神は聖なる天使たちに命じてイエスをこの世から連れ出して第三の天に置きました |
☞コーラン4.157 |
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216章 |
神がユダを話しぶりと顔つきでイエスに似た者に変えました ヨハネは亜麻布の衣を残して裸で逃げました |
☞マルコ福音書14:51-52 |
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217章 |
ユダはイエスに変わって嘲られ鞭打たれ全ての者にイエスと信じられて十字架に付けられ殺されました |
☞コーラン4.157 |
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218章 |
イエスの弟子たちは夜に紛れてユダの体を盗んで隠しイエスが蘇ったという噂を広めました |
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219章 |
イエスの死を信じて悲しみ彼の甦りを望む母マリアと彼の弟子たち イエスは彼等の許に四天使によって運ばれました |
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220章 |
イエスは母と弟子たちに神の意志を説明します「ユダの死によってこの世で私が嘲られることを望みました」 |
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221章 |
イエスはバルナバに「私の福音を書きなさい」母に「平和がありますように」そしてオリーブ山から天に上って行きました |
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222章 |
私たちは多くの神を畏れる者たちに伝道し神の裁きの最後の日に彼等が救われますように アーメン |
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Office Murakami |
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序 |
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キリストと呼ばれたイエスの真実の福音書 |
神によって世に遣わされた新しい預言者 |
彼の使徒バルナバの記述による |
バルナバはキリストと呼ばれたナザレ人イエスの使徒 |
地の上に住むすべての者に平和と慰めを願っています |
心から最愛の偉大で素晴らしい神がこの在りし日に私たちを訪れました |
彼の預言者イエス・キリストによる教えと奇跡の大いなる慈悲によって |
それについて多くの理由によって |
サタンに騙されている者が |
見せかけの敬虔の下に |
最も不信心な教えを伝道しています |
イエスを神の息子と呼んでいます |
永遠に神の定めた割礼を否定しています |
そしてことごとくの汚れた肉を許しています |
その者たちの中でまたパウロも騙されました |
それについて悲しみなしで私は語れません |
その理由の為に私が見たり聞いたりした真実を私は書いています |
私がイエスと持った交わりの中で |
あなたたちが救われる為に |
そしてサタンに騙されない為に |
そして神の裁きによって滅びない為に |
だから私が書くことに反する新しい教えをあなたたちに説教する者の全てに用心しなさい |
あなたたちが永遠に救われる為に |
偉大なる神があなたたちと共にいてサタンと全ての災いからあなたたちを守って下さいますように |
アーメン |
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1章 |
☞ルカ福音書1:26-56 |
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この最初の章にイエス誕生に関して処女マリアに対する天使ガブリエルのお告げが含まれます |
この数年マリアと呼ばれた処女が |
ダビデの血統のユダ族の処女が |
神からの天使ガブリエルによる訪問を受けました |
この処女は何一つ罪のない完全に聖なる生活を送っていました |
非の打ちどころがなくそして断食と共に祈りに明け暮れていました |
ある日一人でいる時 |
彼女の部屋に天使ガブリエルが入って来ました |
そして彼は彼女に挨拶しました |
こう言って |
神があなたと共にいますように |
マリアよ |
処女は天使の出現に恐れを抱きました |
しかし天使は彼女を安心させて言いました |
恐れることはありません |
マリア |
なぜならあなたは神の恵みに与かったから |
神はあなたを選んで預言者の母にします |
預言者を彼はイスラエルの民に遣わすでしょう |
それは彼等が真心をもって彼の法の中を歩むため |
処女は答えました |
どうして私が子を儲けることができるでしょうか |
私は男を知らないのに |
天使は答えました |
マリアよ |
男無しに男を造った神はあなたに男無しに男を齎すことができます |
なぜなら彼に不可能なことは何一つないから |
マリアは答えました |
神が全能であることを私は知っています |
だから彼の意思は実行されますように |
天使は答えました |
今あなたの中に預言者が宿りました |
その者をあなたはイエスと名付けなければいけません |
そしてあなたは葡萄酒と強い酒と汚れた肉から彼を守らなければいけません |
なぜならその子は神の聖なる者ですから |
マリアは答えて謙虚に身を屈めました |
こう言って |
神の婢をご覧下さい |
それはあなたの言葉通りに実行されますように |
天使は離れて行きました |
そして処女は神を讃えました |
こう言って |
知りなさい |
我が魂よ |
神の偉大さを |
そして喜びなさい |
我が魂よ |
我が救い主の神ゆえに |
何故なら彼は卑しき彼の婢に目を留めたから |
その結果私は全国民から祝福された者と呼ばれるでしょう |
何故なら力ある彼は私を偉大にさせたから |
そして彼の聖なる名前は祝福されますように |
何故なら彼の慈悲は彼を恐れる彼等の世代から世代へ広がるから |
彼は彼の手を強くしました |
そして彼は彼の心の思いのままに高ぶる者を散らしました |
彼は権力者を彼等の座から降ろしました |
そして卑しい者を高めました |
飢えた者を彼は良い物で満たしました |
そして金持ちを彼は空にして追い払いました |
何故ならアブラハムと彼の息子に約束したことを永久に彼は記憶に留めているから |
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2章 |
☞マタイ福音書1:18-25 |
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処女マリアの妊娠に関して天使ガブリエルがヨセフに与えた警告 |
神の意思を知ったマリアは |
人々を恐れて |
子供で腹が大きくなった彼女に彼等が腹を立てるのではないかと |
そして淫行を犯したとして石打ちにするのではないかと |
彼女自身の伴侶を決めました |
ヨセフという名の男を |
非のうちどころのない人生の男を |
何故なら彼は正しい人として神を恐れ断食と祈りで神に仕えていたから |
彼の手の仕事で生活しながら |
何故なら彼は大工であったから |
そのような男を処女は知って |
彼女の伴侶に彼を選んで神の思いを彼に明らかにしました |
ヨセフは正しい人なので |
マリアが子供で腹が大きくなったことを知ると |
神を恐れて彼女を離縁しようと思いました |
見なさい |
彼が寝ていると |
神の天使にこう言って彼は叱られました |
ヨセフよ |
何故あなたはあなたの妻マリアを離縁しようと思うのか |
彼女の中で為されている全てのことは神の意思によって為されていることを知りなさい |
処女は息子を生むでしょう |
その者をあなたはイエスの名によって呼びなさい |
その者を葡萄酒と強い酒と全ての汚れた肉からあなたは守りなさい |
何故なら彼の母の胎の時から彼は聖なる者であるから |
彼はイスラエルの人々に遣わされた神の預言者です |
彼がユダヤを彼の心に改心させる為に |
そしてイスラエルが主の律法の中で歩む為に |
それはモーセの律法に書かれているように |
彼は偉大な力と共に来るでしょう |
それは神が彼に与えるもの |
そして大いなる奇跡の業を為すでしょう |
それによって多くに人が救われるでしょう |
ヨセフは |
眠りから起きて |
神に感謝を捧げました |
そして彼の全生涯をマリアと共に住みました |
全く偽りなく神に仕えながら |
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3章 |
☞ルカ福音書2:1-7 |
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イエスの驚くべき誕生と神を讃える天使たちの出現 |
その当時ユダヤをヘロデが統治していました |
アウガストゥス皇帝の命令によって |
そしてアンナスとカイアファスが大祭司の時にピラトが総督でした |
それ故にアウガストゥスの命令によって |
全世界は登録させられました |
それ故に各人は彼自身の故郷に行きました |
そして彼等は彼等自身の部族によって登録される為に出頭しました |
従ってヨセフはガリラヤの町ナザレから出発しました |
子供で腹の大きくなった彼の妻マリアと共に |
ベツレヘムに行く為に |
なぜならそれは彼の町でした |
彼はダビデの血統でした |
皇帝の命令に従って彼は登録される為 |
ヨセフがベツレヘムに到着した時 |
その町が小さかったので |
そしてそこによそ者が大勢いたので |
彼は場所を見つけられませんでした |
それ故に町の外に羊飼いの宿泊の為に作られた番小屋に宿泊しました |
ヨセフが数日留まっている間にマリアの出産の時が満ちました |
処女はとても明るい光に囲まれました |
陣痛もなく彼女の息子を産みました |
彼を彼女は腕の中に抱えました |
そして細長い布で彼を包んで |
飼い葉桶の中に彼を置きました |
何故なら宿の中に場所がなかったから |
大勢の天使が喜びながら宿にやって来ました |
神を讃えながらそして神を恐れる者に平安を告げながら |
マリアとヨセフはイエスの誕生について主を讃えました |
そして最高の喜びをもって彼を養育しました |
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4章 |
☞ルカ福音書2:8-20 |
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天使たちはイエスの誕生を羊飼いたちに告げます |
そして彼等は彼を見出した後に彼のことを告げます |
その時羊飼いたちは彼等の群れを見張っていました |
彼等の習慣として |
そして見なさい |
彼等はとても明るい光に囲まれました |
そこから一人の天使が彼等に現れました |
その者は神を讃美しました |
突然の光と天使の出現によって羊飼いたちは恐れで一杯でした |
見なさい |
私はあなたたちに大きな喜びを告げます |
何故ならダビデの町に主の預言者になる子供が生まれたから |
その者はイスラエルの家に大いなる救いを齎します |
その子供は飼い葉桶の中で見出されでしょう |
彼の母と共に |
その者は神を讃美します |
そして彼がこのことを言うと神を讃美する大勢の天使がやって来ました |
善意ある彼等に平安を告げながら |
天使たちが去ると |
羊飼いたちは彼等の中で話しました |
こう言って |
さあベツレヘムに行きましょう |
そして天使によって神が私たちに告げた言葉を見ましょう |
新しく生まれた赤ん坊を見る為に多くの羊飼いたちがベツレヘムにやって来ました |
そして彼等は町の外で生まれた子供を見つけました |
天使の言葉に従って |
飼い葉桶に横たわっている |
彼等はそこで彼にお辞儀をしました |
そして彼等が持っていたものを母に贈りました |
彼等が聞いたり見たりしたことを彼女に告げながら |
マリアはそれでこれら全てのことを彼女の心に留めました |
そしてヨセフも同様に |
神に感謝を捧げながら |
羊飼いたちは彼等の群れに戻りました |
彼等が見た偉大な出来事を皆に告げながら |
そしてそれでユダヤの全丘陵地帯は恐れで満ちました |
そして全ての人はこの言葉を彼の心の中に置きました |
こう言うことを |
この子供は何になると思いますか? |
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5章 |
☞ルカ福音書2:21 |
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イエスの割礼 |
主の律法に従って八日が終えた時 |
それはモーセの書に記されている通りに |
彼等はその子を抱いて彼に割礼を施す為に神殿に連れて行きました |
そしてそのように彼等はその子に割礼を施しました |
そして彼にイエスという名を与えました |
彼が胎に宿される前に主の天使が言った通りに |
マリアとヨセフは理解しました |
その子が多くの救いと滅びの為に必要とされることを |
それ故に彼等は神を恐れました |
そして神の恐れと共にその子を守りました |
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6章 |
☞マタイ福音書2:1-8 |
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三人の博士が東の星によってユダヤに導かれて来ました |
ユダヤの王ヘロデの治世に |
イエスが生まれた時 |
東の各所で三人の博士が天の星を観測していました |
すると大きく輝く一つの星が彼等に現れました |
彼等の間を結んだ結果 |
彼等はユダヤにやって来ました |
星に導かれて |
それは彼等の前を行きました |
そしてエルサレムに着くと彼等は尋ねました |
ユダヤ人の王はどこに生まれたのか |
そしてヘロデはこれを聞いて恐れました |
そしてその町全てが騒然としました |
ヘロデはそこで祭司たちと律法学者たちを一緒に呼びました |
こう言って |
キリストはどこで生まれることになっているのか? |
彼等は答えました |
ベツレヘムで生まれることになっています |
何故ならそれは預言者によって記されているから |
「そしてあなたは |
ベツレヘムよ |
ユダの首長たちの中で小さい者ではありません |
何故ならあなたから指導者が出て来るから |
その者は私の民イスラエルを導くでしょう」 |
従ってヘロデは博士を一緒に呼んで彼等が来たことについて彼等に尋ねました |
その者たちは東で星を見たと答えました |
それが彼等をここに導いたと |
だから彼の星によって明らかになったこの新王に贈り物と共に彼等は礼拝したいと |
そこでヘロデは言いました |
ベツレヘムに行って精一杯その子を探し出しなさい |
そしてあなたたちが彼を見つけたら |
戻って来てそれを私に告げなさい |
何故なら私も喜んで行って彼を礼拝したいから |
そしてこれを彼は欺いて言いました |
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7章 |
☞マタイ福音書2:9-12 |
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三博士はイエスを見つけて彼にお辞儀をして贈り物をして彼等自身の国へ帰りました(夢の中で彼等に与えられた警告によって) |
三博士はそこでエルサレムから出発しました |
そして見なさい |
東方で彼等に現れた星が彼等の前に行きました |
星を見ながら三博士は喜びで一杯でした |
そしてベツレヘムに来たとき |
町の外にイエスが生まれた宿の上に星がじっと止まっているのを彼等は見ました |
三博士はそこでそっちに行きました |
そして住居に入ってその子を彼の母と共に見つけました |
そして腰を屈めて彼等は彼にお辞儀をしました |
そして三博士は彼に香料を贈りました |
銀や金と共に |
彼等が見た全てのことを処女に物語りながら |
その後で眠りの中で |
ヘロデの許に行かないようにその子に警告されました |
そこで別の道によって出発して彼等は自分たちの故国に帰りました |
彼等がユダヤで見た全てのことを告げ知らせながら |
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8章 |
☞マタイ福音書2:13-18 |
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イエスは急いでエジプトに連れて行かれ ヘロデは罪のない子供たちを虐殺しました |
ヘロデは三博士が戻って来ないのを見て |
己が彼等の嘲け者にされたと信じました |
そこで彼は生まれたその子を死刑にしようと決めました |
しかし見なさい |
ヨセフが眠っている間に主の天使が彼に現れました |
こう言って |
直ぐ起きなさい |
そしてその子を母と共にエジプトに連れて行きなさい |
何故ならヘロデが彼を殺したがっているから |
ヨセフは非常な恐怖と共に起きました |
そして子供と共にマリアを連れて行きました |
そして彼等はエジプトに行きました |
そしてヘロデの死までそこに彼等は留まりました |
ヘロデは三博士から己が嘲笑されたと信じて |
ベツレヘムの新生児を殺す為に彼の兵士たちを送りました |
そこで兵士たちはやって来てそこに居た新生児を全て殺しました |
ヘロデが彼等に命じた通りに |
それによって預言者の言葉は成就されました |
こう言うことが |
嘆きと大いなる泣き叫びがラマにありました |
ラケルは彼女の息子たちの為に嘆きました |
しかし彼等はいないので彼女に慰めは与えられません |
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9章 |
☞マタイ福音書2:19-23 |
☞ルカ福音書2:41-52 |
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イエスはユダヤに戻って来ると教師たちと驚くべき論争をします |
十二歳になった時 |
ヘロデが死ぬと |
見なさい、主の天使がヨセフの夢の中に現れました |
こう言って |
ユダヤに戻りなさい |
その子の死を望んだ彼等は死んだから |
ヨセフはそこでマリアと共に子供を連れて行きました |
(彼は七歳になっていました) |
そしてユダヤに来ました |
そこでヘロデの息子アルケラウスがユダヤを統治していると聞いて |
彼はガリラヤに行きました |
ユダヤに留まることを恐れて |
そして彼等はナザレに行って住みました |
その子は神と人の前に恵みと知恵の中で育ちました |
イエスは十二歳になると |
マリアとヨセフと共にエルサレムに礼拝しに行きました |
モーセの書の中に記されている主の律法に従って |
彼等の礼拝が終えると彼等は出発しました |
イエスを見失って |
何故なら彼は彼等の親戚と共に家に戻ったと彼等は考えたので |
マリアはそこでヨセフと共にエルサレムに戻りました |
親戚と隣人の間でイエスを捜す為 |
三日目に彼等はその子を神殿の中で見つけました |
教師たちの真ん中にいて |
律法について彼等と論争していました |
そして皆が彼の質疑について驚いていました |
こう言って |
どうしてそのような教えが彼の中にあり得るのか |
彼はこんなに小さくて読むことを学んでいないのに |
マリアは彼を叱りました |
こう言って |
息子よ |
何ということを私たちにしたのか |
見なさい私とあなとの父は三日間心配しながらあなたを捜しました |
イエスは答えました |
神への奉仕は父と母の前に来るべきことをあなたは知らないのですか? |
イエスはそれから彼の母とヨセフと共にナザレに下って行きました |
そして謙虚と崇敬をもって彼等に服従しました |
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10章 |
☞コーラン96.1-5 |
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イエスは三十歳の時にオリーブ山でガブリエルから福音を奇跡的に受けました |
イエスは三十歳になると |
彼自身が私に言ったように |
オリーブを集めに彼の母と共にオリーブ山に上って行きました |
そこで正午に彼が祈りながら |
これらの言葉に至った時 |
主よ |
憐れみをもって・・・ |
とても輝く光と限りなく多数の天使に彼は囲まれました |
その者たちは言いました |
讃えられよ神は |
天使ガブリエルはまるで光り輝く鏡であるかのように一つの書を彼に見せました |
それはイエスの心の中に下りました |
それの中で神がしたことと言ったことと望むことについて彼は知識を得ました |
あらゆることが彼に剥き出しになり開けっ放しになるまで |
彼が私に(こう)言ったように |
信じなさい |
バルナバよ |
あらゆる預言と共にあらゆる預言者を私が知っていることを |
私が言うことは何でも全てその書から来ていることを |
イエスは |
この幻を受けて |
そして彼はイスラエルに遣わされた一預言者であることを知って |
彼の母マリアに全てを明らかにしました |
神の栄光の為に彼は大変な迫害を被らなければならないと彼女に告げて |
そして彼女に仕える為に彼女と一緒に住むことはもはやできないと |
その後でこれを聞いて |
マリアは答えました |
息子よ |
あなたが産まれる前に全てのことは私に告げられました |
だから神の聖なる名を讃えなさい |
それ故にイエスは彼の預言の任務に専心する為にその日彼の母から去って行きました |
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11章 |
☞マルコ福音書1:40-45 |
☞マタイ福音書8:1-4 |
☞ルカ福音書5:12-16 |
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イエスは驚くべきことに癩病患者を癒しエルサレムに行きます |
イエスはエルサレムに入るため山から下って来た時 |
癩病患者に出会いました |
その者は神の霊感によってイエスが預言者であることを知りました |
そこで涙を流して彼は彼に願い求めました |
こう言って |
イエスよ |
ダビデの息子のあなたよ |
私を憐れんで下さい |
イエスは答えました |
何をあなたは望みますか |
兄弟よ |
私があなたにすべきことを |
癩病患者は答えました |
主よ |
私に健康を与えて下さい |
イエスは彼を叱りました |
こう言って |
あなたは愚かです |
あなたを創った神に祈りなさい |
そうすれば彼はあなたに健康を授けるでしょう |
なぜなら私は人間です |
あなたと同じように |
癩病患者は答えました |
主よあなたが人間であることを私は知っています |
しかし主の聖なる者です |
だからあなたが神に祈れば彼は私に健康を授けるでしょう |
そこでイエスは |
ため息をついて言いました |
全能の主なる神 |
あなたの聖なる預言者たちの愛の為にこの病人に健康を授けて下さい |
それからこう言った後 |
彼は言いました |
神の名において彼の手で病人に触れながら |
兄弟よ |
あなたの健康を受け取りなさい |
そして彼がこれを言った時に癩病患者は清められました |
癩病患者の肉体は子供の肉体のようになるまでに |
彼が癒されたことを見て |
癩病患者は大声で叫びました |
ここへ来なさい |
イスラエルよ |
神があなたに遣わした預言者を受け入れる為に |
イエスは彼に懇願しました |
こう言って |
兄弟よ |
あなたは沈黙を守って下さいそして何も言わないで下さい |
しかし彼が彼に懇願すればするほど彼は叫びました |
こう言って |
見なさい預言者を!見なさい神の聖なる方を |
その言葉によってエルサレムから出て行こうとしていた多くの者が駆け戻りました |
そしてイエスと共にエルサレムに入りました |
イエスを通して神が癩病患者に行ったことを詳しく述べながら |
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12章 |
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イエスが人々に伝えた神の名に関する教えの素晴らしい最初の説教 |
エルサレムの全市はこれらの言葉によって動かされました |
だから彼等は皆イエスを見る為に神殿に一緒に走って行きました |
彼は祈る為にそこに入りました |
その為に彼等は辛うじてそこに入ることができました |
従って祭司たちはイエスに懇願しました |
こう言って |
この人々はあなたを見聞きすることを望んでいます |
だから小尖塔に上って下さい |
そしてもし神があなたに言葉を授けたなら主の名によってそれを話して下さい |
それで律法学者たちがいつも話している場所にイエスは上って行きました |
そして静かにするように手で合図しながら |
彼は口を開きました |
こう言って |
神の聖なる名は讃えられますように |
彼の善と恵みによって彼を讃える生き物を創造しようとする方 |
神の聖なる名は讃えられますように |
この世の救済に遣わす為に全てのものの前に全ての聖人と預言者の輝きを創造する方 |
彼の僕ダビデによって彼は語ったように |
こう言って |
明けの明星の前に聖人の輝きの中で私はあなたを創りました |
神の聖なる名は讃えられますように |
彼に仕えるように天使たちを創った方 |
神は讃えられますように |
サタンと彼の従者を罰して咎めた方 |
彼は神を崇拝しないし神は彼に崇拝されたいとも思いません |
神の聖なる名は讃えられますように |
地の粘土から人間を創った方 |
そして彼の仕事を彼にさせた方 |
神の聖なる名は讃えられますように |
彼の聖なる命令に違反した為に人間を天国から追放した方 |
神の聖なる名は讃えられますように |
人類の最初の親アダムとイヴの涙を憐れんで見た方 |
神の聖なる名は讃えられますように |
兄弟殺しカインを正しく罰した方 |
地の上に大洪水を送った方 |
三つの邪悪な町を焼き尽くした方 |
エジプトを厳しく罰した方 |
ファラオを紅海に沈めた方 |
彼の民の敵を散らした方 |
不信仰者を厳罰に処した方 |
そして悔い改めない者を罰した方 |
神の聖なる名は讃えられますように |
彼の創造物を憐れみをもって見る方 |
そしてそれ故に彼の聖なる預言者たちを遣わした方 |
彼の前に真と義によって彼等が歩む為に |
あらゆる悪から彼の僕たちを救う方 |
そして彼等のこの地を与えた方 |
私たちの父アブラハムと彼の息子にとこしえに約束した方 |
それから彼の僕モーセによって彼は彼の聖なる律法を与えました |
サタンが私たちを騙さないように |
そして彼は私たちを他の人々の上に高めました |
しかし |
兄弟たちよ |
何を私たちはすればよいのか |
今日 |
私たちが私たちの罪の為に罰せられない為に |
そしてその後でイエスは最も激しく人々を叱りました |
彼等が神の言葉を忘れた故に |
そして虚しいことにのみ身を委ねた故に |
彼は祭司たちを叱りました |
神の奉仕に彼等が無頓着な故にそして彼等の世俗的貪欲の故に |
彼は律法学者たちを叱りました |
彼等が虚しい教義を説く故に |
そして神の律法を捨てる故に |
彼は教師たちを叱りました |
彼等が彼等の習わしに従って何の効果もない神の律法を作る故に |
そしてそのような賢さでイエスは人々に語りました |
その為全ての者は涙を流しました |
最も小さな者から最も大きな者まで |
大声で慈悲を求めて |
そしてイエスに懇願したので彼は彼等の為に祈りました |
彼等の祭司と首長たちだけを除いて |
彼等はその日イエスに対して憎しみを心に抱きました |
祭司と律法学者と教師たちに対してそのように言ったので |
そして彼等は彼の死を目論見ました |
しかし人々を恐れたので |
彼等は彼を神の預言者として受け入れました |
彼等は一言も語りませんでした |
イエスは彼の手を主なる神に上げて祈りました |
そして人々は泣きながら言いました |
そうありますように |
主よ |
そうありますように |
祈りが終わってイエスは神殿から降りて来ました |
そしてその日彼はエルサレムから去って行きました |
彼に従う大勢と共に |
そして祭司たちは彼等の間でイエスの悪口を言いました |
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13章 |
☞コーラン74.1-7 |
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イエスの異常な恐れと祈りと天使ガブリエルの素晴らしい慰め |
何日か過ぎて |
イエスは祭司たちの望みを心に受け入れて |
祈る為にオリーブ山に上りました |
そして祈りでまる一晩過ごして |
朝にイエスは祈って言いました |
主よ |
私は知っています |
律法学者たちが私を憎んでいることを |
そしてあなたの僕である私を祭司たちが殺そうと心に思っていることを |
それ故 |
全能で慈悲深い主なる神よ |
憐れみをもってあなたの僕の祈りを聞いて下さい |
そして彼等の罠から私を救って下さい |
何故ならあなたは私の救い主ですから |
あなたは知っています |
主よ |
あなたの僕である私があなただけを求めることを |
主よ |
そしてあなたの言葉を語ることを |
何故ならあなたの言葉は真理であるから |
それは永遠に持続するもの |
イエスがこれらの言葉を語ると |
見なさい天使ガブリエルが彼の許にやって来ました |
こう言って |
恐れてはいけません |
イエスよ |
何故なら天の上に住む百万の者があなたの衣を守っているから |
そしてあらゆることが成就するまであなたは死ぬことはないでしょう |
そしてこの世は終わりに近づくでしょう |
イエスは顔を地面に伏せました |
こう言って |
偉大なる主なる神よ |
私の上にあなたの恵みはなんと大いなるものでしょう |
そして私は何をあなたに差し上げたらよいでしょうか |
主よ |
あなたが私に授けた全てのものに対して |
天使ガブリエルは答えました |
立ちなさい |
イエスよ |
そしてアブラハムを思い起こしなさい |
彼は彼の一人息子イシュマエルを神に対して生贄に喜んでしました |
神の言葉を成就する為に |
そして短刀は彼の息子を切ることはできませんでした |
生贄に羊を提供した私の言葉によって |
だからあなたもそうしなさい |
神の僕イエスよ |
イエスは答えました |
喜んで |
しかし私は子羊をどこに見出しますか |
私はお金がないのに |
それを盗むのは合法ではありません |
そこで直ちに天使ガブリエルは羊を彼に見せました |
それをイエスは生贄に提供しました |
神を褒め讃えながら |
とこしえに栄光ある方を |
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14章 |
☞マルコ福音書1:12-20 |
☞マタイ福音書4:1-20 |
☞ルカ福音書5:1-11 |
☞ヨハネ福音書1:35-51 |
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四十日の断食の後イエスは十二人の使徒を選びました |
イエスは山から下りました |
そしてヨルダン川の向こう側に夜一人で渡りました |
そして四十日四十夜断食しました |
日夜何も食わずに |
絶え間なく主に懇願しながら |
神が彼を遣わした人々の救いの為に |
そして四十日が経つと彼はお腹が空きました |
その時サタンが彼に現れました |
そして多くの言葉で彼を試みました |
しかしイエスは神の言葉の力によって彼を追い払いました |
サタンが去ると天使たちが来て彼が必要とするものをもって彼に仕えました |
イエスはエルサレムの地域に戻って |
大いなる喜びをもって人々に再び見出されました |
そして彼が彼等と一緒に住むように彼等は彼に懇願しました |
何故なら彼の言葉は律法学者のそれのようではなかったから |
そうではなく力強くて |
心に触れたから |
イエスは |
彼等の大勢が神の律法の中を歩む為に彼等の心に戻ったのを見て |
山に上って行きました |
そして一晩中祈りっていました |
そして日があけると彼は山から下りました |
そして十二人を選びました |
その者たちを彼は使徒と呼びました |
その者たちの中にユダがいます |
その者は十字架の上で殺されました |
彼等の名前は |
アンデレと彼の兄弟で漁師のペテロ |
バルナバ |
彼はこれを書いた者 |
収税吏マタイと共に |
彼は税の受け取りに座っていた者 |
ゼベダイの息子たちのヨハネとヤコブ |
タダイとヨダ |
バルトロマイとフィリポ |
ヤコブ |
そして裏切り者イスカリオのユダ |
これらの者に彼は常に神の秘密を明らかにしました |
しかしイスカロオのユダを施しで与えられたものの分配者にしました |
しかし彼はあらゆろものの十分の一を盗みました |
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15章 |
☞ヨハネ福音書2:1-11 |
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結婚式において水を葡萄酒に変えることでイエスによって為された奇跡 |
仮庵の祭りが近づいた時 |
或る金持ちが結婚式にイエスと彼の弟子たちと彼の母を一緒に招きました |
イエスはそこで行きました |
そして彼等が食事をしていると葡萄酒が足りなくなりました |
彼の母はイエスに話しかけました |
こう言って |
彼等に葡萄酒がありません |
イエスが答えました |
それは私と何の関係がありますか |
我が母よ |
彼の母は僕たちに命じました |
イエスが彼等に命じたことに何でも彼等は従うように |
そこに水の容器が六つありました |
イスラエルの習慣に従って祈りの際に身を清める為に |
イエスは言いました |
これらの容器を水で満たしなさい |
僕たちはそうしました |
イエスは彼等に言いました |
神の名によって |
食事している彼等に飲ませなさい |
僕たちは直ちに式の主人の許に運びました |
彼は接客係りを叱って言いました |
役立たずの僕たちよ |
なぜ良い葡萄酒を今まで取っておいたのか? |
なぜならイエスがしたことを彼は何も知らなかったから |
僕たちは答えました |
ご主人様 |
ここに神の聖なる者がいます |
なぜなら彼は水から葡萄酒を作りました |
式の主人は僕たちが酔っ払っていると思いました |
しかしイエスの近くに座っていた彼等は |
全てのことを見て |
食卓から立ち上がって彼に敬意を払いました |
こう言って |
真にあなたは神の聖なる方です |
神から私たちに遣わされた真の預言者です |
それで彼の弟子たちは彼を信じました |
そして多くの者が彼等の心に立ち帰りました |
こう言って |
神は讃えられよ |
イスラエルを憐れんだ方 |
愛をもってユダの家を訪れた方 |
そして彼の聖なる名は讃えられよ |
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16章 |
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邪悪な生活からの転向に関してイエスによって彼の使徒たちに与えられた素晴らしい教え |
ある日イエスは彼の弟子たちを一緒に呼んで山に上って行きました |
そして彼がそこに座ると彼の弟子たちが彼に近づいて来ました |
そして彼は口を開いて彼等に教えました |
こう言って |
神が私たちの上に授けた利益は大きなものです |
だから私たちは真心で彼に仕えることが必要です |
そして新しい葡萄酒は新しい容器に入れられるのと同様に |
あなたたちは新しい人間になる必要があります |
もしあなたたちが私の口から出る新しい教えを入れることができるなら |
真に私はあなたたちに言います |
人が彼の目で天と地を一つの同じ時に見ることができないように |
神とこの世を愛することは不可能です |
人は互いに不和である二人の主人にどのようにしても仕えることはできません |
何故なら一人があなたたちを愛するなら |
他の一人はあなたたちを憎むでしょうから |
そうだから私はあなたたちに真に言います |
あなたたちは神とこの世に仕えることはできないと |
なぜならこの世は偽りと強欲と悪意の中に在るから |
あなたたちはだからこの世の中に安らぎを見出すことはできないで |
迫害と損失を見出します |
だから神に仕えてこの世を軽んじなさい |
何故なら私からあなたたちはあなたたちの魂の安らぎを見出すから |
私の言葉を聞きなさい |
何故なら私は真理をあなたたちに話しているから |
真に |
この俗世を悲しむ彼等は幸いです |
何故なら彼等は慰められるから |
この世の喜びを真に憎む貧乏人は幸いです |
何故なら彼等は神の王国の喜びに満たされるから |
真に |
神の食卓で食べる彼等は幸いです |
何故なら天使たちが彼等に奉仕するから |
あなたちは巡礼者として旅しています |
巡礼者は道の上で宮殿や畑やその他の現世の事柄を彼自身に負わせるでしょうか |
確かに違います |
そうせずに彼は道の上で軽い物や有用性と利便性の為に価値ある物を運びます |
これは今やあなたたちに対する譬えになるでしょう |
そしてもしあなたたちが別の譬えを望むなら私はそれをあなたたちに与えましょう |
私があなたたちに言うことを全てあなたたちがする為に |
現世の欲望であなたたちの心を押し下げないようにしなさい |
こう言って |
誰が私たちに着せるのか? |
あるいは誰が私たちに食べ物を与えるのか? |
しかし花や木を見なさい |
鳥と共に |
それらを主なる神が着せて養います |
ソロモンの全ての栄華より大いなる栄華をもって |
そして彼はあなたたちを養うことができます |
神はあなたたちを創ってあなたたちを彼の奉仕に招いた方 |
荒野で彼の民イスラエルの為に四十年間マナを天から降らせた方 |
そして彼等の衣服を古びることも擦り切れることもさせなかった方 |
彼等は六十四万人いたのに |
女と子供を除いて |
真に私はあなたたちに言います |
天と地はなくなるにしても |
それでも彼を恐れる者に対する彼の恵みはなくならないでしょう |
しかし繁栄しているこの世の金持ちは飢えて滅びます |
所得が増えた一人の金持ちがいました |
そして彼は言いました |
私はどうしたらよいか? |
我が魂よ |
私の納屋が小さいから取り壊しましょう |
そして私はもっと大きなものを建てましょう |
だからあなたは勝ち誇りなさい、我が魂よ |
なんと惨めな男よ |
何故ならその夜彼は死にました |
彼は貧者に気を配るべきでした |
そしてこの世の不正な金持ちの施しに彼自身共鳴すべきでした |
何故ならそれらは天の王国に宝を齎すから |
どうか私に言いなさい |
もしあなたたちが銀行に行って支配人にあなたたちの金を預けたとして |
そして彼があなたたちに十倍二十倍を与えるなら |
あなたたちはそのような人にあなたたちが持つ全てを与えないだろうか? |
しかし私はあなたたちに言います |
真に |
神の愛の為にあなたたちが全てを許して捨てるなら |
あなたたちはそれの百倍の戻しを受けます |
そしてとこしえの命を |
だから神に仕えることの満足がいかに大きいか理解しなさい |
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17章 |
☞コーラン112.1-4 |
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この章ではキリスト教徒の不信仰が明らかに認められます そしてムーミン(忠実なイスラム教徒)の真の信仰が |
イエスがこう言った時 |
フィリポが答えました |
私たちは喜んで神に仕えます |
しかし私たちは望みます |
それでも神を知ることを |
何故なら預言者イザヤが言いました |
真にあなたは隠れた神です |
そして神は彼の僕モーセに言いました |
私は「私は在る」ものです |
イエスは答えました |
フィリポよ |
神は善以外ない善です |
神はそれ以外存在しない存在です |
神はそれなしで生きられない命です |
彼は全てを満たしどこにも存在する大いなる者です |
彼は比類なく等しい者を持ちません |
彼には初めがありません |
彼には終わりもありません |
しかし全てのものに彼は初めを与えました |
そして全てのものに彼は終わりを与えます |
彼は父も母も持ちません |
彼は息子たちを持ちません |
兄弟たちも |
仲間たちも |
そして神は身体を持たない故に |
彼は食べません |
眠りません |
死にません |
歩きません |
動きません |
しかし人間の似姿なしに永遠に留まります |
なぜなら彼は形体がない |
合成でない |
物質でない |
最も単純なものであるから |
彼はそれほど善であるので善のみを愛します |
彼はそれほど義であるので彼が罰したり許したりする時それは反駁できません |
つまり私はあなたに言います |
フィリポよ |
この地上であなたは彼を見たり完全に知ることはできません |
しかし彼の王国であなたは彼をとこしえに見るでしょう |
そこに私たちの全ての幸せと栄華があります |
フィリポが言いました |
主よ |
何をあなたは言うのですか |
イザヤの中に神は私たちの父であると確かに記されています |
どうしてそれでは |
彼は息子たちを持たないのですか? |
イエスは答えました |
預言者たちの書の中に多くの譬えが書かれています |
だからあなたは文章に心を向けてはいけません |
そうではなく良識に |
なぜなら全ての預言者は |
十四万四千人います |
神がこの世に遣わした者は |
曖昧に告げています |
しかし私の後に全ての預言者と聖なる者の輝きとなる者が来るでしょう |
そして預言者たちが言ったことの全ての曖昧なことに光を投じるでしょう |
なぜなら彼は神の使徒だから |
そしてこう言って |
イエスはため息をついて言いました |
イスラエルの上に恵みあれ |
主なる神よ |
そしてアブラハムと彼の子孫の上を憐れみで見て下さい |
彼等があなたに真心をもって仕える為に |
彼の弟子たちは答えました |
そうあれかし |
主なる我らが神よ |
イエスは言いました |
真に私はあなたたちに言います |
律法学者たちと教師たちは彼等の偽りの預言で神の律法を空しくしました |
神の真の預言の預言者たちに反して |
だから神はイスラエルの家とこの不信仰な世代に激怒しています |
彼の弟子たちはこれらの言葉に泣きました |
そして言いました |
憐れんで下さい |
神よ |
神殿と聖なる都の上に憐れみを垂れて下さい |
そしてそれをあなたの聖なる契約を軽んじない国々の侮蔑に渡さないで下さい |
イエスは答えました |
そうあれかし |
私たちの父祖たちの主なる神よ |
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18章 |
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ここで示されるのはこの世による神の奉仕者への迫害と彼等を救う神の保護です |
これを言って |
イエスは言いました |
あなたたちは私を選びました |
しかし私があなたたちを選びました |
あなたたちが私の弟子になるように |
もしこの世があなたたちを憎むようになれば |
あなたたちは本当に私の弟子になるでしょう |
何故ならこの世はずっと神の僕たちの敵であるから |
この世によって殺された聖なる預言者たちを思い起こしなさい |
エリヤの時代においてすらイゼベルによって一万の預言者が殺されました |
貧しいエリヤがやっと逃げた程 |
そして預言者の七千の息子たちがアハブの軍の隊長によって隠されました |
ああ |
不正な世よ |
神を知らないから |
だからあなたたちは恐れてはいけません |
何故ならあなたたちの髪の毛は数えられているので滅びることはないから |
雀と他の鳥を見なさい |
神の意志以外で羽一つそれから落ちることはありません |
神は人間以上に鳥に気を配るでしょうか |
その者の為に彼はあらゆるものを創りました |
あるいは彼自身の息子より彼の靴に気を配る人はいるでしょうか・ |
確かにいません |
況や神があなたたちを捨てるとあなたたちは考えてはいけません |
鳥に気を配っている間に |
そして何故私は鳥のことを話すのか? |
神の意志以外で木の葉一つも落ちません |
私を信じなさい |
何故なら私は真理を告げているから |
この世はあなたたちを大いに恐れるでしょう |
もしあなたたちが私の言葉を守るなら |
何故ならもしそれの悪が明らかにされることを恐れないなら |
それはあなたたちを憎まないでしょう |
しかしそれが明らかにされることを恐れるなら |
それ故にそれはあなたたちを憎んで迫害するでしょう |
もしあなたたちの言葉がこの世に軽蔑されたとあなたたちが見るなら |
それを心に留めなさい |
しかし神があなたたちよりいかに偉大であるかよく考えなさい |
彼の知恵が狂気と見做されるほどこの世によって軽蔑された知恵の持ち主 |
もし神が忍耐してこの世に耐えるなら |
何故にあなたたちはそれを心に留めるのでしょうか? |
地の塵と粘土である者よ |
あなたたちの忍耐の中にあなたたちは自分の魂を持つようにしなさい |
だからもし或る人があなたの顔の一方を叩くなら |
他方を彼が叩くように彼に差し出しなさい |
悪に対して悪で報いてはいけません |
なぜなら最も下等な動物の全てがそうするから |
そうせずに悪に対して善で報いなさい |
そしてあなたを憎む彼等の為に神に祈りなさい |
火は火によって消せません |
そうではなく水によって |
そうだから私はあなたたちに言います |
あなたたちは悪によって悪に打ち勝つことはできないと |
そうではなく善によって |
神を見なさい |
その方は太陽を善人と悪人の上に齎します |
そして同様に雨も |
だからあなたたちは全てに善を為しなさい |
何故ならそれは律法に記されているから |
あなたたちは聖でありなさい |
何故ならあなたたちの神である私は聖であるから |
あなたたちは清くありなさい |
何故なら私は清いから |
そしてあなたたちは完全でありなさい |
何故なら私は完全であるから |
真に私はあなたたちに言います |
僕は彼の主人を喜ばすことを学ぶものであると |
そして彼が衣服を着ないことは彼の主人を不快にします |
あなたたちの衣服はあなたたちの気持ちであり愛です |
用心しなさい |
だから |
私たちの主である神を不快にすることを望んだり愛したりしないように |
神はこの世の虚飾や貪欲を憎んでいることをあなたたちは確信しなさい |
そしてそれ故にあなたたちはこの世を憎みなさい |
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19章 |
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イエスは彼の裏切りを予告して山から下りて十人の癩病患者を癒します |
イエスがこれを言うと |
ペテロが答えました |
師よ |
見て下さい私たちはあなたに従う為に全てを捨てました |
私たちの得るものは何でしょうか |
イエスは答えました |
真にあなたたちは裁きの日に私の側に座るでしょう |
イスラエルの十二部族に対して証言する為に |
そしてこれを言った後イエスはため息をつきました |
こう言って |
主よ |
これは何ということですか |
私は十二人を選びました |
しかし彼等の一人は悪魔です |
弟子たちはこの言葉にいたく悲しみました |
その後で著者が涙ながらに密かにイエスに尋ねました |
こう言って |
主よ |
サタンは私を騙すでしょうか |
そしてその時私は拒めるでしょうか |
イエスは答えました |
いたく悲しむことはありません |
バルナバよ |
何故なら神がこの世の創造の前に選んだ者たちを滅ぼすことはないから |
喜びなさい |
あなたの名は命の書の中に記されているから |
イエスは彼の弟子たちを慰めました |
こう言って |
恐れてはいけません |
何故なら私を憎む者は私の言葉に悲しむから |
彼の中に聖なる感覚はない故に |
この言葉で選ばれた者たちは慰められました |
イエスは彼の祈りを捧げました |
そして彼の弟子たちは言いました |
アーメン |
そうあれかし |
全能で慈愛溢れる主なる神よ |
彼の祈祷が終わると |
イエスは弟子たちと共に山から下りて来ました |
そして十人の癩病患者に出会いました |
その者たちは遠くから叫びました |
イエスよ |
ダビデの息子 |
私たちを憐れんで下さい |
イエスは彼等を彼の近くに呼びました |
そして彼等に言いました |
あなたたちは私に何をして欲しいのですか? |
兄弟たちよ |
彼等は全員叫びました |
私たちに健康を与えて下さい |
イエスは答えました |
ああ |
あなたたちは可哀想です |
あなたたちにはそれを言う理由がありません |
私たちに健康を与えて下さいと |
私をあなたたちと同じ人間であるとあなたたちは考えないのですか |
あなたたちを創った私たちの神に呼びかけなさい |
それで全能で慈悲深い彼はあなたたちを癒すでしょう |
涙を浮かべて癩病患者たちは答えました |
あなたが私たちと同じ人間であることを私たちは知っています |
しかしそれでも神の聖なる方で主の預言者です |
だからあなたが神に祈って下さい |
それで彼は私たちを癒すでしょう |
そこで弟子たちはイエスに懇願しました |
こう言って |
主よ |
彼等を憐れんで下さい |
そこでイエスはうめき声をあげて神に祈りました |
こう言って |
全能で憐れみ深い主なる神よ |
あなたの僕の言葉に憐れみをもって耳を傾けて下さい |
そして私たちの父であるアブラハムへの愛とあなたの聖なる契約の為に |
これらの者たちの要求に憐れみを垂れて下さい |
そして彼等に健康を与えて下さい |
その後でイエスは |
これを言ってから |
癩病患者たちに振り向いて言いました |
行って祭司にあなたたちを見せなさい |
神の律法に従って |
癩病患者たちは去って行きました |
そして途上で清められました |
その後で彼等の一人が |
彼が癒されたのを見て |
イエスを見つけに戻って来ました |
そして彼はイシュマエル人でした |
そしてイエスを見つけると彼は身を屈めました |
彼に敬意を表しながら |
そしてこう言いながら |
真にあなたは神の聖なる方です |
そして感謝して彼は彼に懇願しました |
彼が彼を僕として受け入れように |
イエスは答えました |
十人が清められました |
九人はどこですか? |
そして彼は清められた者に言いました |
私は仕えられる為に来たものではありません |
そうではなく使える為に |
だからあなたの家に行きなさい |
そして神がどんなにあなたにしてくれたか詳しく述べなさい |
神の王国とアウラハムと彼の息子に為された約束が近づいていることを彼等が知る為に |
清められた癩病患者は去って行きました |
そして彼自身の近所に到着すると |
イエスを通して神がいかに大いなることを彼にしたか詳しく述べました |
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20章 |
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イエスによって為された海の上での奇跡とどこで預言者は受け入れられるかイエスの宣言 |
イエスはガリラヤの海に行きました |
そして彼の町ナザレに向う船に乗り込むと |
その後で海に大嵐が起きました |
船が今にも沈みそうになる程 |
そしてイエスは船の船首で眠っていました |
そこで彼の弟子たちが彼に近寄りました |
そして彼を起こしました |
こう言って |
主よ |
身の安全を図って下さい |
何故なら私たちは滅びるから |
彼等は大きな恐怖に取り囲まれていました |
激しい逆風と海の轟の故に |
イエスは起きました |
そして彼の目を天に上げて |
言いました |
万軍の神よ |
あなたの僕たちの上に憐れみを垂れて下さい |
するとイエスがこう言うと |
急に風が止みました |
そして海は穏やかになりました |
それ故船乗りたちは恐れました |
こう言って |
それでこの人は誰ですか |
海と風が彼に従うとは |
ナザレの町に着くと船乗りたちは町中に広めました |
イエスがしたこと全てを |
その結果イエスが居た家は町に住む多くの者によって取り囲まれました |
そして律法学者と教師たちは彼に姿を見せて |
言いました |
私たちは聞きました |
あなたが海とユダヤでいかに多くのことを行ったか |
だからあなた自身の故郷のここで徴を私たちに与えて下さい |
イエスは答えました |
この信仰なき世代は徴を求めます |
しかしそれは彼等に与えられないでしょう |
預言者は彼自身の故郷で受け入れられないから |
エリヤの時代にユダヤに多くの寡婦がいました |
しかし彼は養われる為にシドンの寡婦以外に遣わせませんでした |
エリシャの時代にユダヤに癩病患者は多くいました |
それにも拘らずシリアのナアマンだけが清められました |
そこで住民たちは切歯扼腕して彼を捉えて崖の頂上に彼を連れて行きました |
彼を投げ落とす為に |
しかしイエスは歩いて彼等の間を通り抜けて |
彼等から去って行きました |
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21章 |
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イエスは悪霊憑きを癒し豚が海に投げ込まれます |
彼がカナン人の娘を癒した後に |
イエスはカペルナウムに上がって行きました |
そして彼が町に近づくと |
見なさい悪霊に憑かれた者が墓から出て来ました |
そして鎖で彼を捉えることはできませんでした |
そして彼は人に大きな危害を加えました |
悪霊は彼の口を通して叫びました |
こう言って |
神の聖なる方よ |
何故あなたはその時の前にやって来たのですか |
私たちを苦しめる為に |
そして彼等は彼に懇願しました |
彼等を追い出さないように |
イエスは彼等に尋ねました |
彼等がどの位いるのか |
彼等は答えました |
六千六百六十六 |
弟子たちはこれを聞いて驚きました |
そしてイエスに懇願しました |
彼が立ち去るように |
そこでイエスは言いました |
あなたたちの信仰はどこにありますか? |
悪霊が立ち去ることが必要であって |
私ではありません |
悪霊たちはそこで叫びました |
私たちは出て行きましょう |
しかしあの豚に入ることを許して下さい |
海近くのそこに飼われていました |
カナン人に属する約一万の豚が |
そこで直ちにイエスは言いました |
立ち去りなさい |
そして豚に入りなさい |
怒鳴り声と共に悪霊たちは豚に入りました |
そして彼等を真っ逆さまに海に投げ入れました |
それで豚を飼っていた者たちが町に逃げ込みました |
そしてイエスによって齎された全てのことを詳しく述べました |
それ故に町の人々は来てイエスと癒された男を見出しました |
人々は恐れに満たされてイエスに懇願しました |
彼等の境界から立ち去ることを |
イエスはそれ故に彼等から立ち去ってティルスとシドン地方に上って行きました |
すると見なさいカナンの女が彼女の二人の息子と共にいました |
彼女はイエスを見つける為に彼女自身の故郷から出て来ました |
そこで彼の弟子と共にやって来る彼を見て |
彼女は叫びました |
イエスよ |
ダビデの息子 |
私の娘の上に憐れみを垂れて下さい |
この者は悪霊に苦しめられています |
イエスは一言も答えませんでした |
何故なら彼等は無割礼の民でしたから |
弟子たちは憐れみに動かされました |
そして言いました |
主よ |
彼等の上に憐れみを垂れて下さい |
見て下さい彼等はどんなに叫んで泣いていることか |
イエスは答えました |
私はイスラエルの民以外に遣わされていません |
そこで女は彼女の息子たちと共にイエスの前に行きました |
泣きながらこう言って |
ダビデの息子よ |
私の上に憐れみを垂れて下さい |
イエスは答えました |
子供たちからパンを取ってそれを犬に与えるのは良いことではありません |
そして彼等の不浄の故にイエスはこれを言いました |
何故なら彼等は無割礼の民であったから |
女は答えました |
主よ |
犬はその主の食卓から落ちたパンくずを食べます |
そこでイエスは女の言葉に感嘆させられました |
そして言いました |
女よ |
あなたの信仰は素晴らしい |
そして彼の手を天に上げて彼は神に祈りました |
そしてその後で彼は言いました |
女よ |
あなたの娘は自由の身です |
安心してあなたの道を行きなさい |
女は去って行きました |
そして彼女の家に戻ると |
神を讃美している彼女の娘を見出しました |
それ故に女は言いました |
真にイスラエルの神より他の神は誰もいません |
それ故に彼女の親戚全てが神の律法に仲間入りしました |
モーセの書に記されている律法に従って |
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22章 |
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彼等より犬の方が優るという無割礼者の惨めな状態 |
弟子たちはその日イエスに質問しました |
こう言って |
主よ |
何故あなたは女にそのように答えたのですか |
彼等は犬であると言って |
イエスは答えました |
真に私はあなたたちに言います |
犬は無割礼の男に優ると |
それで弟子たちは悲しくなりました |
こう言って |
これらの言葉は酷いです |
そして誰がそれらを受け入れることができるでしょうか |
イエスは答えました |
もしあなたたちがよく考えたら |
愚かな者たちよ |
犬がすることを |
理由なくそれの主人の奉仕の為に |
あなたたちは私の言うことが真実であることが分るでしょう |
私に言いなさい |
犬はそれの主人の家を守るでしょうか? |
そして盗人に対してそれの命を晒すでしょうか? |
そうです |
確かに |
しかしそれは何を受け取るでしょうか |
僅かなパンによって多くの強打と負傷を |
そしてそれは常に主人に喜びに満ちた表情を見せます |
これは真ではありませんか? |
それは真です |
主よ |
弟子たちは答えました |
そこでイエスは言いました |
さて神が人にいかに多くのものを与えたかよく考えなさい |
そして彼がいかに不義であるかあなたたちは知りなさい |
神が彼の僕アブラハムと契った契約を守らないことによって |
ダビデがイスラエルの王サウルに言ったことを想い起こしなさい |
ペリシテ人ゴリアテに敵対して |
我が主よ |
ダビデは言いました |
あなたの僕があなたの僕の群れを守っている間に |
狼と熊と獅子がやって来ました |
そしてあなたの僕の羊を捉えました |
その後であなたの僕は出て行ってそれらを殺しました |
羊を救う為に |
そしてこの無割礼の者はそれらに似たもの以外の何ものでしょうか? |
それ故にあなたの僕はイスラエルの主なる神の名によって出て行くでしょう |
そして神の聖なる民を冒涜するこの汚れた者を殺すでしょう |
そこで弟子たちは言いました |
私たちに告げて下さい |
主よ |
何の為に男は割礼を施されなければならないのですか |
イエスは答えました |
神がアブラハムに命じたことをあなたたちに満たさせるため |
こう言って |
アブラハム |
あなたの包皮とあなたの家の全ての包皮に割礼を施しなさい |
何故ならこれは私とあなたの間のとこしえの契約であるから |
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23章 |
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割礼の起源及び神とアブラハムの契約そして無割礼者の破滅 |
そしてこれを言うと |
イエスは彼等が見上げる山の近くに座りました |
そして弟子たちが彼の言葉を聞く為に彼の側にやって来ました |
そこでイエスは言いました |
最初の人アダムは食べました |
サタンの騙しによって |
天国で神が禁じた食べ物を |
彼の肉は霊に反乱を起こしました |
その結果彼は誓いました |
こう言って |
神かけて |
私はあなたを切り離すことにします |
そして岩の欠片を砕いて |
石の鋭い角で切る為に彼の肉を掴みました |
その結果彼は天使ガブリエルに叱られました |
そして彼は答えました |
私はそれを切ると神かけて誓いました |
私は決して嘘つきになりません |
そこで天使は彼に彼の肉の余りを見せました |
そして彼が切り離したものを |
そしてそれから |
まさに人は皆アダムの肉の為に肉を取るように |
そのように彼の息子たちに遵守する義務があります |
そして世代から世代へ割礼の義務は降りて行きました |
しかしアブラハムの時代に割礼は地の上に僅かな者以外されていませんでした |
何故なら偶像崇拝が地の上で増大していたから |
そこで神はアブラハムに割礼に関する事実を告げました |
そしてこの契約を結びました |
こう言って |
彼の肉に割礼を施さない人は |
私は彼を私の民の中からとこしえに散らします |
弟子たちはイエスのこれらの言葉で震えました |
何故なら霊の激しさで彼が語ったから |
それからイエスは言いました |
彼の包皮を割礼しなかった者に恐れを抱かせなさい |
何故なら彼は天国から拒まれたから |
そしてこれを言って |
イエスは再び語りました |
こう言って |
霊はいろいろと神の奉仕に備えています |
しかし肉は弱いものです |
だから神を恐れる者は肉は如何なるものかよく考えるべきです |
そしてそれの源はどこにあるか |
そしてそれは何に成り果てるか |
地の粘土から神は肉を創りました |
そして彼はそれに命の息を吹き込みました |
その中に吸い込む息と共に |
そしてそれ故に肉が神の奉仕を遅らせると |
それは当然粘土のように踏みつけられ踏みにじられます |
それでこの世で彼の魂を憎む者はとこしえの命の中にそれを保つことになるように |
肉が今現在何を望んでいるかはっきりさせること |
それはあるゆる善の厳しく不快な敵であること |
何故ならそれは罪だけを望むから |
それで人は彼の創造主である神を喜ばせることを止めて彼の敵たちの一人を満足させる為に尽くすべきか? |
あなたたちをこのことをよく考えなさい |
全ての聖なる者と預言者は神の奉仕の為に彼等の肉の敵でした |
それ故に快く喜んで彼等は死に赴きました |
彼の僕モーセによって与えられた神の律法を犯さないように |
そして偽りと嘘の神々に行って仕えることがないように |
エリヤを思い起こしなさい |
彼は山々の不毛の地を通って逃げました |
草だけを食べながら |
山羊の皮で身を覆って |
ああ |
如何に多くの日々彼は夕食を食べなかったか |
ああ |
如何に酷い寒さに彼は耐えたか |
ああ |
七年の間に如何に多くのにわか雨が彼を水浸しにしたか |
その中で汚れたイゼベルの激しい迫害を耐えました |
エリシャを思い起こしなさい |
彼は大麦パンを食べました |
そして粗末な衣を着ました |
真に私はあなたたちに言います |
拒むことを恐れなかった彼等は |
王や首長たちに非常な恐怖で恐れられました |
このことは肉を拒むことを満足させるでしょう |
人々よ |
しかしもしあなたたちが墓をよく見るなら |
肉が何であるかあなたたちは分るでしょう |
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24章 |
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人は如何に宴会や祝宴から逃げるべきか注目すべき例 |
これを言って |
イエスは泣きました |
こう言って |
禍だ自分の肉に仕える者たちは |
何故なら彼等は確かにあの世で何の幸も得られないから |
彼等の罪の為に激痛だけを除いて |
私はあなたたちに一人の金持ちの大食漢がいたことを話します |
その者は大食以外の何にも注意を払いませんでした |
そして毎日素晴らしい宴を催しました |
彼の門にラザロという名の貧しい者が立ちました |
その者は満身創痍でした |
そして大食漢の食卓から落ちるパン屑を喜んでもらいました |
しかし誰もそれを彼に与えませんでした |
いや |
全ての者が彼を嘲りました |
犬たちだけが彼を憐れみました |
何故ならそれらは彼の傷を舐めたから |
時が経ちその貧しい者は死にました |
そして天使が彼を私たちの父アブラハムの腕に連れて行きました |
金持ちもまた死にました |
そして悪魔が彼をサタンの腕に連れて行きました |
その結果 |
最も激しい苦しみを受けて |
彼は目を上げて遠くにラザロがアブラハムの腕の中にいるのを見ました |
そこで金持ちは叫びました |
父なるアブラハムよ |
私の上に憐れみを垂れて下さい |
そしてラザロを遣わして下さい |
その者が指の上に一滴の水を私に持って来るようにして下さい |
私の舌を冷やす為に |
それはこの炎の中で苦しんでいます |
アブラハムは答えました |
息子よ |
違う世であなたは幸福を受けてラザロは不幸を受けていることを想い起こしなさい |
だから今あなたは激痛の中にいるべきです |
そしてラザロは慰めの中に |
金持ちは再び叫びました |
こう言って |
父なるアブラハムよ |
私に家に私の三人の兄弟がいます |
それではラザロを遣わして私が如何に苦しんでいるか彼等に告げて下さい |
彼等が悔い改めてここに来ないように |
アブラハムは答えました |
彼等にはモーセと預言者がいます |
彼等に彼等の言うことを聞かせなさい |
金持ちは答えました |
いいえ |
父なるアブラハムよ |
もし人が死んで生き返るなら彼等は信じるでしょう |
アブラハムは答えました |
モーセと預言者を信じない者は死人が生き返ったとしても信じないでしょう |
それで貧乏人が祝福を受けたかどうか見なさい |
イエスが言いました |
その者は忍耐して |
必要であるものだけを望みます |
肉を憎んで |
惨めな者たちよ彼等は |
それは他人を埋葬に運ぶ者 |
彼等の肉を虫の食べ物として与える為に |
そして真理を学ばない者 |
その為それ(真理)から遠く離れ彼等はここで不死の者のように生きます |
何故なら彼等は大きな家を建て大きな収入を得て誇って生きるから |
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25章 |
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如何に人は肉を軽んじるべきか如何に人はこの世に生きるべきか |
そこで書き記した者(バルナバ)が言いました |
主よ |
あなたの言葉が真理である故に私たちはあなたに従う為に全てを捨てました |
そこで私たちに言って下さい |
如何に私たちは私たちの肉を嫌うべきか |
何故なら自殺することは法に適っていないから |
そして私たちは生きる為に必要な品を暮らしに与えなければならないから |
イエスは答えました |
あなたたちの肉を馬のように保ちなさい |
それであなたたちは安全に生きられるでしょう |
何故なら馬に対して食糧は量ってあたえられるから |
そしてそれがあなたたちの意志で歩くように馬勒は置かれます |
それが誰も困らせないようにそれは繋がれます |
それは粗末な場所で飼育されます |
そしてそれが従順でない時打たれます |
あなたたちはそうしなさい |
だからバルナバよ |
そしてあなたはいつも神と共に生きなさい |
そして私の言葉に腹を立ててはいけません |
なぜなら預言者ダビデは同じことをしたから |
彼が告白するように |
こう言って |
私はあなたの前に馬のようです |
そして常にあなたの側にいます |
さあ私に言いなさい |
どちらが貧しいか |
少ない物で満足する者か |
あるいは多くを望む者か |
真に私はあなたたちに言います |
もしこの世が健全な心だけを持つなら |
誰も彼自身の為に蓄積しないで |
全ては共有になるでしょう |
しかしこのことの中にそれの狂気が分かります |
それは蓄積するばするほどそれは益々望むということ |
そしてそれは蓄積する同じ量だけ |
他の肉体の休息の為にそれは同じものを蓄積します |
だから一つだけの礼服であなたたちは満足しなさい |
あなたたちの財布を投げ捨てなさい |
頭陀袋を持って行くのを止めなさい |
あなたたちの足に履物はいりません |
そして考えてはいけません |
こう言って |
私たちに何が起こるのか? |
そうではなく神の意志を実行することを考えなさい |
そうすれば彼はあなたたちの為に必要なものを供給するでしょう |
あなたたちに欠けたものが何もなくなるまで |
真に私はあなたたちに言います |
この世で多くを蓄積する者はあの世で何も受けられないと証言します |
何故なら彼の祖国としてエルサレムを持つものはサマリアに家を建てないから |
何故ならこれらの町々の間に敵意があるから |
あなたたちは分かりましたか? |
はい |
弟子たちは答えました |
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26章 |
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如何に人は神を愛すべきか この章の中にアブラハムと彼の父との驚くべき争いが含まれます |
それからイエスは言いました |
一人の旅人がいました |
その者は歩いていると |
硬貨五枚で売られていた畑の中に宝を発見しました |
直ちに男は |
これを知ると |
彼のその畑を買う為に外套を売りました |
それは信じられますか? |
弟子たちは答えました |
これを信じない者は気が狂っています |
そこで直ちにイエスは言いました |
あなたたちの魂を買う為にあなたたちの精神を神に与えないなら |
あなたたちは気がl狂っているでしょう |
そこに愛の宝が在ります |
何故なら愛は無比の宝であるから |
何故なら神を愛する者は彼自身の為に神を持つから |
そして神を持つ者は誰でも全てを持つから |
ペテロが答えました |
主よ |
如何に人は真実の愛で神を愛すべきか? |
私たちに告げて下さい |
イエスは答えました |
真に私はあなたたちに言います |
彼の父と母そして彼自身の命そして子供と妻を嫌わない者は |
神の愛の為に |
そのような者は神に愛される価値はありません |
ペテロは答えました |
主よ |
それはモーセの書に神の律法に書かれています |
あなたの父を尊びなさい |
それはあなたが地の上で長生きする為 |
そして彼は更に言います |
彼の父と母に従わない息子は呪われます |
それ故に神は命じました |
不従順な息子は民の激怒によって町の門の前で石打にされるべきであると |
それなのに今どうしてあなたは私たちに父と母を嫌うことを命じるのですか? |
イエスは答えました |
私の言葉の全ては真理です |
何故ならそれは私自身のものでなく神のものであるから |
その方は私をイスラエルの家に遣わしました |
だから私はあなたたちに言います |
あなたたちが所有する全てのものは神がそれを授けたことを |
そうだから |
どちらが価値がありますか |
贈り物か贈った者か |
あなたの父と母が他の全てのものと共に |
神の奉仕においてあなたにとって障害物になる時 |
敵として彼等を捨てなさい |
神はアブラハムに言わなかったか? |
あなたの父と故郷の家から出て行きなさい |
そして私があなたとあなたの子孫に与える地に行って住みなさい |
そして神がこれを言った故に |
アブラハムの父が偶像製作者であった故に |
彼は偽の神々を作って礼拝していました |
それから彼等の間に敵意が生じて父は彼の息子を燃やしたいと望むほどになりました |
ペテロは答えました |
あなたの言葉は真実です |
だからアブラハムが彼の父をどのように嘲ったか私たちに話して下さい |
イエスは答えました |
アブラハムが神を求め始めた時は七歳でした |
そこである日彼は彼の父に言いました |
父よ |
何が人を造りましたか? |
愚かな父は答えました |
人です |
何故なら私があなたを造ったから |
そして私の父が私を造りました |
アブラハムは答えました |
父よ |
それはそうではありません |
何故なら老人が泣いて言うのを私は聞きましたから |
我が神よ |
何故にあなたは私に子供を授けなかったのか? |
彼の父は答えました |
それは本当です |
我が息子よ |
神は人造りで人を助けます |
しかし彼はそこに彼の手を置きません |
人は彼の神に祈って彼に子羊と羊を捧げる為に来ることだけを必要としています |
それで彼の神は彼を助けるでしょう |
アブラハムは答えました |
どのくらい神々は居ますか? |
父よ |
老人は答えました |
数限りなく居ます |
我が息子よ |
そこでアブラハムは言いました |
父よ |
私はどうしたらよいのでしょうか? |
もし私が一つの神に仕えて他の神が私に災いを望むなら |
私が彼に仕えない故に |
いずれにしても彼等の間に仲違いが生じるでしょう |
そしてそれで神々の間で戦争が起きるでしょう |
しかし恐らく私に災いを望む神は私自身の神を殺すでしょう |
私はどうすればよいでしょうか? |
確かに彼は私も殺すでしょう |
老人は笑いながら答えました |
息子よ |
恐れることはありません |
何故なら神は他の神と戦わないから |
いや |
大神殿の中に偉大な神バアルと共に千の神々がいます |
そして私は今や七十歳近くです |
それでも一つの神が他の神を撃ち殺すのを私は見たことがありません |
そして確かに全ての人が一つの神に仕えることはありません |
そうではなく一人の人が一つの神に仕えます |
そして他の人は他の神に仕えます |
アブラハムは答えました |
そうであるなら |
彼等は彼等の間に平安を保てますか? |
彼の父は言いました |
彼等は保てます |
そこでアブラハムは言いました |
父よ |
神々は何のようですか? |
老人は答えました |
愚か者 |
毎日私は神を造っています |
それはパンを買う為に他人に売るものです |
それで神々が何のようであるか分からないとは |
そしてその瞬間でも彼は偶像を造っていました |
これは |
彼は言いました |
椰子の木造りです |
それはオリーブ材造りです |
その小さなものは象牙造りです |
いかにそれが見事であるか見なさい |
それはまるで生きているもののように見えないだろうか? |
確かに |
それは息していないだけです |
アブラハムは答えました |
そしてそうなら |
父よ |
神々は息していないのですか? |
それでどうして彼等は息を与えるのですか? |
そして命がないなら |
どうして彼等は命を与えるのですか? |
それは確かです |
父よ |
これらは神でないことは |
老人はこれらの言葉に激怒しました |
こう言って |
もしお前が分別できる年であったら |
私はお前の頭を斧で割ったろう |
しかしお前は黙っていなさい |
何故ならお前は理解できないから |
アブラハムは答えました |
父よ |
もし神々が人を造る助けをするなら |
人が神々を造ることがどうして出来るのでしょうか? |
そしてもし神々が木で造られなら |
木を燃やすことは大きな罪です |
しかし私に言って下さい |
父よ |
どうしてなのか |
あなたがそんなに多くの神々を造る時 |
あなたがそんなに多くの他の子供たちを造ることを神々は助けなかったのか |
その結果あなたはこの世で最も力ある人になれたのに |
父は我を忘れました |
彼の息子がそう言うのを聞いて |
息子が続けました |
父よ |
この世はある時人がいなかったのですか? |
そうだ |
老人は答えました |
それで何故? |
何故なら |
アブラハムは答えました |
誰が最初の神を造ったか知りたかったのです |
さあ我が家を出て行きなさい |
老人は言いました |
私にこの神を早く造らせなさい |
そして私に言葉をかけるな |
何故なら |
お前が腹が減った時お前が望むのはパンで言葉でないから |
アブラハムは言いました |
見事な神です |
本当に |
あなたが望むままに彼を彫ります |
しかし彼は彼自身を弁護しません |
そこで老人は怒りました |
そして言いました |
世の全てはそれは神であると言います |
しかしお前は |
気違いめ |
それは違うと言う |
私の神々に誓って |
お前が私の殺せる男であったなら |
そしてこれを言うと |
彼はアブラハムを殴って蹴りました |
そして彼を家から追い払いました |
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27章 |
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この章においてはっきり見られます人々の中の笑いがいかに不適切であるか又アブラハムの思慮深さが |
弟子たちは老人の狂気の沙汰を笑いました |
そしてアブラハムの思慮深さに驚いていました |
しかしイエスは彼等を戒めました |
こう言って |
あなたたちは預言者の言葉を忘れています |
その者は言います |
今の笑いはやって来る泣き悲しみの先駆けである |
そして更に |
あなたたちは笑いのある所に行かないようにしなさい |
そうではなく彼等が泣いている所に座りなさい |
何故ならこの世は苦痛の中で過ぎるから |
それからイエスは言いました |
モーセの時代に |
あなたたちは知らないのか |
他の人を笑ったりあざ笑ったりした為に神が多くのエジプト人を忌まわしい動物に変えたことを |
とにかくあなたたちは誰かを笑わないように気をつけなさい |
何故ならあなたたちはその為に必ず泣くことになるから |
弟子たちは答えました |
私たちは老人の狂気の沙汰を笑いました |
そこでイエスは言いました |
真に私はあなたたちに言います |
全て似たものはそれに似たものを愛します |
そしてその中に喜びを見出します |
だからもしあなたたちが狂気でないならあなたたちは狂気を笑わないようにしなさい |
彼等は答えました |
神が私たちの上に憐れみを賜りますように |
イエスは言いました |
そうあれかし |
そこでフィリポは言いました |
主よ |
それはどうなったのですか |
アブラハムの父が彼の息子を焼きたいと望んだことは |
イエスは答えました |
ある日 |
アブラハムが十二歳になった時 |
彼の父が彼に言いました |
明日は全ての神々の祭りです |
だから私たちは大神殿に行きましょう |
そして私の神バアルに贈り物を持って行きましょう |
そしてお前はお前の為に神を選びなさい |
何故ならお前は神を持つ年齢であるから |
アブラハムは偽って答えました |
喜んで |
我が父よ |
そして朝早く彼等は他の誰より前に神殿に行きました |
しかしアブラハムは彼の長い上着の下に斧を隠し持って行きました |
それから神殿に入ると |
群衆が増えた時アブラハムは神殿の暗い部分の偶像の後ろに身を隠しました |
彼の父は |
彼が去った時 |
アブラハムは彼の前に家に帰ったと信じました |
だから彼は留まって彼を捜しませんでした |
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28章 |
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全ての者が神殿から去ると |
祭司は神殿を閉めて去って行きました |
そこでアブラハムは斧を取って全ての偶像の足を切りました |
偉大な神バアルを除いて |
それの足のところに彼は斧を置きました |
彫像たちが為された破壊の真ん中に |
何故なら彼等は |
古くて部分部分で成っていた為に |
ばらばらに倒れました |
そこで直ちに |
アブラハムは |
神殿から出て行き |
或る男たちに見られました |
彼等は彼のことを神殿から何かを盗みに行ったと疑いました |
そこで彼等は彼を捕らえました |
そして神殿に到着して |
彼等は彼等の神々がばらばらに壊されているのを見た時 |
彼等は悲嘆の声で叫びました |
早く来なさい |
人々よ |
そして私たちの神々を殺した彼を殺しましょう |
約一万の男たちがそこに走って集まって来ました |
祭司たちと共に |
そしてアブラハムに質問しました |
何故彼が彼等の神々を破壊したのか |
アブラハムは答えました |
あなたたちは愚かです |
一体人が神を殺せるのか |
彼等を殺したのは偉大な神です |
あなたたちはあの斧が見えないのか |
彼の足の近くにあるものが |
彼が仲間を望んでいないのは確かです |
その時アブラハムの父が到着しました |
彼は彼等の神々に反対するアブラハムの多くの話しを心に留めていました |
そしてアブラハムが斧によって偶像たちをばらばらに壊したことを認めて |
大声で叫びました |
それは私の息子の反逆者だ |
私たちの神々を殺した者は |
何故ならこの斧は私のものだから |
そして彼は彼等に詳しく述べました |
彼と彼の息子の間に交わされた全てのことを |
それ故にその男は大量の薪を集めました |
そしてアブラハムの手足を縛って彼を薪の上に置きました |
そして下に火を付けました |
神よ |
彼の天使を通して |
その火に命じて下さい |
それが彼の僕アブラハムを焼かないように |
その火は非常に激しく燃え上がりました |
そしてアブラハムに死刑を命じた者たちのうち約二千人を燃やしました |
アブラハムはまさに自分自身自由な身であることを見出しました |
神の天使によって彼の父の家の近くに運ばれました |
彼を運ぶ者を見ることなく |
そしてそのようにアブラハムは死を逃れました |
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29章 |
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その時フィリポが言いました |
誰でも神を愛する者に対する神の恵みは大いなるものです |
私たちに話して下さい |
師よ |
アブラハムはどのように神を知ることになったのか |
イエスは答えました |
彼の父の家の近くに至った時 |
アブラハムは家に入ることを恐れました |
そこで彼は家から或る距離を置いて椰子の下に座りました |
そこにこのように一人だけ留まって彼は言いました |
人を上回る命と力を持つ神は必ず居ます |
彼が人を造り |
そして人は神なしに人を造れなかった故に |
その上に |
星々を見上げて |
月を |
そして太陽を |
それらが神であると彼は考えました |
しかしそれらの動きが可変であることを考慮した後で |
彼は言いました |
神は動かないものでなければなりません |
そして雲がそれを隠さないものでなければなりません |
さもなければ人々は無になります |
その後で |
そのように不安の中に留まっていると |
彼は彼自身の名が呼ばれるのを聞きました |
アブラハム |
そこで振り向いてどこにも誰も見えず |
彼は言いました |
私は確かに私自身の名が呼ばれるのを聞きました |
アブラハム |
その上 |
同じように更に二回 |
彼は彼自身の名が呼ばれるのを聞きました |
アブラハム |
彼は答えました |
私を呼ぶのは誰ですか |
その時彼はこう言うのを聞きました |
私は神の天使ガブリエルです |
それ故アブラハムは恐怖に満たされました |
しかし天使は彼を安心させました |
こう言って |
恐れることはありません |
アブラハム |
何故ならあなたは神の友であるから |
それ故 |
あなたが人々の神々をばらばらに壊した時 |
あなたは天使たちと預言者たちの神によって選ばれました |
あなたが命の書に記される程までに |
そこでアブラハムは言いました |
何を私はすべきですか |
天使たちと聖なる預言者たちの神に仕える為に |
天使は答えました |
あの洗礼盤に行ってあなたを洗いなさい |
何故なら神があなたと話すことを望んでいるから |
アブラハムは答えました |
今 |
どのように私は私を洗うべきでしょうか |
そこで天使は美しい若者として彼自身を彼に見せました |
そして彼自身を洗礼盤で洗いました |
こう言って |
今度はあなたが同じようにあなた自身にしなさい |
アブラハムよ |
アブラハムが彼自身を洗った時 |
天使は言いました |
あの山に上って行きなさい |
何故なら神がそこであなたと話すことを望んでいるから |
天使がアブラハムに言ったように彼は山に登りました |
そして跪いて座ると彼は彼自身に言いました |
いつ天使たちの神が私に話すのか? |
彼は穏やかな声が彼自身を呼ぶのを聞きました |
アブラハム |
アブラハムは彼に答えました |
私を呼ぶのは誰ですか |
その声は答えました |
私はあなたの神です |
アブラハムよ |
アブラハムは |
恐怖に満たされ |
彼の顔を地に向けました |
こう言って |
どうしてあなたの僕があなたに耳を傾けることが出来るでしょうか |
塵と灰である者が |
そこで神が言いました |
恐れずに |
立ち上がりなさい |
何故なら私はあなたを私の僕に選んだから |
そして私はあなたを祝福しあなたを増し加えて大いなる民にさせるから |
それ故にあなたはあなたの父とあなたの親族の家から出て行きなさい |
そして私があなたとあなたの子孫に与える土地に来て住みなさい |
アブラハムは答えました |
全て私は実行します |
主よ |
しかし他の神が私を傷つけないように私を守って下さい |
そこで神は話しました |
こう言って |
私だけが神です |
私以外に他の神は誰もいません |
私は打ち倒します |
そして全てを造ります |
私は殺します |
そして命を与えます |
私は地獄に下します |
そして私はそこから出します |
そして誰も私の手から自分自身を救い出すことが出来る者はいません |
それから神は彼に割礼の契約を与えました |
そしてそのように私たちの父アブラハムは神を知りました |
そしてこれを言って |
イエスは彼の手を上げて |
言いました |
誉れと栄光はあなたに属します |
神よ |
そうあれかし |
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30章 |
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イエスはエルサレムに行きました |
セノフェギア(幕屋)に近くなって |
私たちの国の祝祭 |
律法学者たちとファリサイ派の人々はこれを知って |
彼の話しによって彼を捕えようと相談しました |
それ故に一人の学者が彼の許に来て |
こう言いました |
先生 |
永遠の命を持つ為に私は何をしなければなりませんか? |
イエスは答えました |
律法に中にそれはどう記されていますか? |
試す人は答えました |
こう言って |
主なるあなたの神を愛しなさい |
そしてあなたの隣人を |
あなたは全てのことよりあなたの神を愛すべきです |
あなたの全心全霊で |
そしてあなたの隣人をあなた自身のように |
イエスは答えました |
あなたは申し分なく答えました |
それ故あなたは行ってそのようにしなさい |
私は言います |
そしてあなたは永遠の命を持てるでしょう |
彼は彼に言いました |
そして誰が私の隣人ですか? |
イエスは答えました |
彼の目を上げて |
或る男がエルサレムからエリコに下って行きました |
呪いの下に再建された町に |
この男は途上で強盗たちに捕まり |
傷つけられて剥がされました |
その後で彼等は去って行きました |
彼を半殺しにしたまま |
たまたま一人の祭司がその場所を通りました |
そして彼は傷ついた男を見て |
彼に声を掛けずに通り過ぎました |
同じように一人のレビ人が通りました |
一言も言わずに |
たまたま一人のサマリア人が通りました |
彼は傷ついた男を見て |
哀れみに心動かされて |
彼の馬から降り |
そして傷ついた男を抱いて彼の傷を葡萄酒で洗い |
そしてそれに軟膏を塗り |
そして彼の為に彼の傷に包帯をして |
そして彼を元気付け |
彼は彼自身の馬の上に彼を載せました |
その後で夕方宿屋に到着して |
彼はその主人に彼を預けました |
そして翌日彼は起きた時 |
彼は言いました |
この男の世話をして下さい |
そして私はあなたに全て払います |
そしてその主人の為に金貨四枚を病人に提供して |
彼は言いました |
元気を出しなさい |
何故なら私は急いで戻って来てあなたを私自身の家に案内するから |
私に言いなさい |
イエスは言いました |
これらのどちらが隣人ですか? |
学者は答えました |
哀れみを示した彼です |
そこでイエスは言いました |
あなたは正しく答えました |
それ故にあなたは行って同じようにしなさい |
学者は困惑して去って行きました |
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31章 |
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それから祭司たちがイエスに近づきました |
そして言いました |
先生 |
ローマ皇帝に貢ぎを与えることは法に適っていますか? |
イエスはユダを振り向いて |
そして言いました |
あなたは何か金を持っていますか? |
そして彼の手に硬貨を取ると |
イエスは祭司たちに身を向けて |
そして彼等に言いました |
この硬貨には肖像があります |
私に告げなさい |
それは誰の肖像か? |
彼等は答えました |
ローマ皇帝の |
それ故に与えなさい |
イエスは言いました |
ローマ皇帝のものはローマ皇帝に |
そして神のものはそれを神に与えなさい |
そこで彼等は困惑して去って行きました |
そして見なさい一人の百人隊長が近づきました |
こう言って |
主よ |
私の息子が病気です |
老年の私に憐れみを垂れて下さい |
イエスは答えました |
イスラエルの主なる神はあなたに憐れみを垂れます |
その男は去ろうとしました |
そしてイエスは言いました |
私を待ちなさい |
何故なら私はあなたの家に行くから |
あなたの息子について祈る為 |
百人隊長は答えました |
主よ |
私は相応しくありません |
神の預言者のあなたが |
私の家に来るには |
私にはその言葉で十分です |
あなたが私の息子を癒すと言ったことで |
何故ならあなたの神はあなたを全ての病を支配する主にしたから |
まさに彼の天使が私の夢の中で私に言ったように |
そこでイエスは大いに驚き |
そして群衆に向いて |
彼は言いました |
見なさいこの異邦人を |
何故なら彼はもっと多くの信仰を持っているから |
私がイスラエルで見た全ての者より |
そして百人隊長に向いて |
彼は言いました |
安心して行きなさい |
何故なら神が |
彼があなたに与えた大いなる信仰の故に |
あなたの息子に健康を授けたから |
百人隊長は彼の道を行きました |
そして途上で彼の従者たちに会いました |
彼等はいかに彼の息子が治ったか彼に告げました |
その男は答えました |
何時に熱病が彼を去ったか? |
彼等は言いました |
昨日 |
六時に |
熱が彼から去りました |
その男は知りました |
イエスがこう言った時 |
イスラエルの主なる神があなたに憐れみを垂れました |
彼の息子が彼の健康を受けたことを |
その後でその男は私たちの神を信じました |
そして彼の家に入ると |
彼自身の神々全てを粉々に壊しました |
こう言って |
イスラエルの神だけです |
真で生きている神は |
その故に彼は言いました |
誰も私のパンを食べてはいけません |
イスラエルの神を礼拝しない者は |
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32章 |
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律法に堪能している或る者がイエスを夕食に招きました |
彼を試す為 |
イエスは彼の弟子たちと共にそちらに行きました |
そして多くの律法学者たちが |
彼を試す為に |
その家で彼を待ちました |
すると弟子たちは彼等の手を洗わずに食卓に座りました |
律法学者たちはイエスに呼び掛けました |
こう言って |
何故あなたの弟子たちは私たちの先人の習慣を遵守しないのか? |
彼等がパンを食べる前に彼等の手を洗わずに |
イエスは答えました |
そして私はあなたたちに尋ねます |
何故にあなたたちは神の戒めを無効にしたのか? |
あなたたちの習慣を遵守する為に |
あなたたちは貧しい父の息子たちに言います |
神殿に献げて誓いを立てなさい |
そして彼等はその誓いを立てます |
彼等の父を援助すべきものはほとんでないと |
彼等の父が金を受け取ることを望むと |
息子たちは叫びます |
この金は神に献げます |
それによって父は損害を被ります |
偽りの律法学者たちよ |
偽善者たち |
神はこの金を使うのか? |
確かに違う |
何故なら神は食べないから |
彼の僕である預言者ダビデによって彼が言ったように |
それで私が牛の肉を食べ羊の血を飲むだろうか? |
私に讃美の生贄を捧げなさい |
そして私にあなたの誓いを立てなさい |
何故ならもし私は飢えてもあなたに何も求めないから |
全てのものは私の手の中にあるのだから |
楽園の豊かさは私と共にあるから |
偽善者たちよ |
あなたたちはこれをあなたたちの財布に満たしています |
そしてそれ故にあなたたちは十分の一を悔いて金を造っています |
惨めな者たちよ |
何故なら他の者たちにあなたたちは最も清い道を示します |
その道によってあなたたちは行きません |
あなたたち律法学者と教師たちは他の者たちの肩に負うことが出来ない重量の重荷を置きます |
しかしあなたたち自身はその間あなたたちの指一つを使ってそれを動かそうとする気はありません |
真に私はあなたたちに言います |
先人という口実の下に全ての悪がこの世に入ったことを |
私に告げなさい |
誰が偶像崇拝をこの世に入れたか |
もし先人の習慣でないなら |
何故なら彼の父を非常に愛した王がいました |
彼の名はバアルでした |
その後父が死んだ時 |
彼の息子は彼自身の慰めの為 |
彼に父に似た像を造らせました |
そしてそれを町の市場の中に置きました |
そして彼は一つの法令を作りました |
その像の十五キュビト以内の場所に近づいた者は皆安全が保障されると |
そしてどんな理由でも彼を傷つけてはいけないと |
それ故に犯罪者は |
彼等はそこから受けた利益の故に |
その像に薔薇と花を献げました |
そして間もなく献げものは金と食べ物に変わりました |
彼等がそれを神と呼ぶほどまでに |
それを敬う為に |
そのことは習慣から法に変えられました |
バアルの偶像が全世界に広がるまでに |
そして神はいかにこのことを嘆いたか |
預言者イザヤによって |
こう言います |
真にこの民は空しく私を拝みます |
何故なら私の僕モーセによって彼等に与えた私の律法を彼等は無効にしたから |
そして彼等の先人の習慣に従うから |
真に私はあなたたちに言います |
よごれた手でパンを食べることは人を汚しません |
何故なら人の中に入ったものは人を汚さないから |
そうではなく人から出るものが人を汚します |
そこで律法学者の一人が言いました |
もし私が食べるなら |
豚肉を又は他の汚れた食べ物を |
それらは私の良心を汚さないのか? |
イエスは答えました |
不従順は人の中に入りません |
そうではなく人から出て来ます |
彼の心から |
そしてそれ故に汚されることにまります |
彼が禁じられた食べ物を食べる時 |
そこで教師の一人が言いました |
先生 |
あなたは偶像崇拝に反対して多くのことを話しました |
まるでイスラエルの民が偶像を持ったように |
そしてそのようにあなたは私たちを誤解しました |
イエスは答えました |
私はよく知っています |
イスラエルに今日木の像はないことを |
しかし肉の像はあります |
そこで律法学者たちは怒って答えました |
そしてそのように私たちは偶像礼拝者か? |
イエスは答えました |
真に私はあなたたちに言います |
戒めは言いません |
あなたたちは拝みなさいと |
そうではなく |
あなたたちは神を愛しなさい |
あなたたちの全ての魂で |
そしてあなたたちの全ての心で |
そしてあなたたちの全ての精神で |
これは真ですか? |
イエスは言いました |
それは真です |
皆が答えました |
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33章 |
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それからイエスは言いました |
真に人が愛する全ては |
その為にそれ以外他のことごとくを彼が捨てるものは |
彼の神です |
そしてそれで不倫する男は娼婦を彼の偶像にします |
大食漢と飲んだくれは彼自身の肉を偶像にします |
そして欲張りは銀と金を彼の偶像にします |
そして他の罪人は皆それと同じようにします |
そこで彼を招待した者が言いました |
先生 |
どれが一番大きな罪ですか |
イエスは答えました |
どれが家の最大の破滅か? |
皆は黙りました |
イエスは彼の指で土台を指すと |
そして言いました |
もし土台が崩れるなら |
直ちに家は壊れて倒れます |
そのような場合それは再び建てることが必要です |
しかしもし他の全ての部分が崩れるならそれは修理出来ます |
そうであるから私はあなたたちに言います |
偶像崇拝は最大の罪であると |
何故ならそれは人を奪うから |
完全に信仰から |
そして結果として神から |
その為彼は精神的な愛を持つことが出来ません |
しかし他の罪は全て憐れみを受ける望みを人に残します |
そしてそれ故に私は言います |
偶像崇拝は最大の罪であると |
全員立ってイエスの話しに驚きました |
何故ならそれはどのようにしても攻撃できないことを彼等は知ったから |
それからイエスは続けました |
神が話してモーセとヨシュアが律法に書き記したことを想い起こしなさい |
そしてあなたたちはこの罪がいかに重大か分かるでしょう |
神は言いました |
イスラエルに告げて |
あなたたちはあなたたち自身に何の像も造ってはいけません |
天の中に在るものからも天の下に在るものからも |
又地の上に在るものからそれを造ってはいけません |
又水の上に在るものからも |
水の下に在るものからも |
何故なら私があなたの神であるから |
強くて嫉妬深く |
この罪を復讐します |
父祖たちと彼等の子供たちに四代までも |
思い起こしなさい |
私たちの民が子牛を造った時 |
そしてそれを彼等が拝んだ時 |
神の命令によってヨシュアとレビ族が剣を取り |
そして神の慈悲を懇願しなかった十二万人の者たちを殺しました |
おお |
偶像崇拝者に対する神の裁きは恐ろしい |
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34章 |
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戸の前に一人の者が立っていました |
彼は彼の右手が縮んでそれが使えないようになっていました |
するとイエスは |
彼の心を神に捧げて |
祈り |
そしてそれから言いました |
私の言葉が真実であることをあなたは知っている故に |
私は言います |
神の名において |
男よ |
あなたの弱った手を伸ばしなさい |
彼は完全にそれを伸ばしました |
まるでそれに病いが何もなかったように |
それから神への畏れと共に彼等は食べ始めました |
そして多少食べると |
イエスは再び言いました |
真に私はあなたたちに言います |
悪い習慣を残すより町を燃やした方が良かったと |
何故ならそれ故に神は地の君主と王たちに激怒するから |
彼等に神は不正を滅ぼす剣を与えました |
その後でイエスは言いました |
あなたたちが招待される時 |
あなたたち自身を最高の場所に置かないように心に留めなさい |
もしもっと偉い友が来るなら主人があなたにこう言わない為に |
立ってもっと低い下に座って下さい |
それはあなたにとって恥でした |
そうではなく行って最も低い場所に座りなさい |
あなたを招待した彼が来てこう言う為に |
立って下さい |
友よ |
そして来てここに座って下さい |
上に |
何故ならその時あなたは大きな誉れを得ることになるから |
何故なら自分自身を高める者は低くされ |
そして自分自身を低める者は高くされるから |
真に私はあなたたちに言います |
サタンは彼の高慢より他の罪の為に堕落しなかったことを |
まさに預言者イザヤが言ったように |
これらの言葉で彼を非難して |
どうしてあなたは天から落ちたのか |
魔王よ |
天使たちの優れたものであったのに |
夜明けのように輝いていたのに |
本当にあなたの誇りは地に落ちました |
真に私はあなたたちに言います |
もし人が彼の惨めさを知ったなら |
彼は常にこの地の上で泣き彼自身を最も卑しいと見做しています |
他のもの全てより |
何故なら他の理由なく最初の男は彼の妻と共に百年止むことなく泣いたから |
神の憐れみを懇願して |
何故なら彼等は彼等の高慢を通してどこに落ちたか本当に知ったから |
そしてこれを言って |
イエスは感謝を捧げました |
そしてその日それはエルサレム中に広がりました |
いかに偉大なことをイエスが言ったか |
彼が為した奇跡と共に |
人々が神に感謝を捧げ彼の聖なる名を讃美するまで |
しかし律法学者たちと祭司たちは |
彼が先人の習慣に反対して話したことを悟って |
非常な憎しみに燃え上がりました |
そしてファラオのように彼等の心を頑なにしました |
それ故に彼等は彼を殺す機会を捜し求めました |
しかしそれは見つかりませんでした |
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35章 |
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イエスはエルサレムから去って |
そしてヨルダンの砂漠に行きました |
そして彼の弟子たちは彼の周りに座ってイエスに言いました |
師よ |
いかにサタンは高慢によって落ちたか私たちに話して下さい |
何故なら彼は不従順によって落ちたと私たちは理解していたから |
そして何故彼は常に悪行をするように人を誘惑するのか |
イエスは答えました |
神が地の塊を創って |
そして二万四千年他に何もすることなくそれを放置していた時 |
サタンは |
彼は指導者で天使たちの長でした |
大いなる知力によってそれを彼は手に入れました |
彼は知りました |
神がその地の塊に予言の印で十四万四千印したことを |
そしてその神の使いは |
使いの魂をどれも他の六万年前に彼は創りました |
それ故に |
激怒して |
彼は天使たちを扇動しました |
こう言って |
見なさい |
いつか神は私たちによってこの地が敬われることを望むでしょう |
それ故私たちが霊であることを考えなさい |
そしてそれ故にそうすることが相応しくないことを |
それ故に多くの者が神を捨てました |
すると神が言いました |
全ての天使が集まったある日 |
私を彼の主と考える者は皆直ちにこの地に敬意を表しなさい |
神を愛した彼等は平伏しました |
しかしサタンは |
彼の意思を持った彼等と共に |
言いました |
主よ |
私たちは霊です |
そしてそれ故にこの土に敬意を表すことは正しくありません |
こう言って |
サタンは忌まわしい恐ろしい顔つきになりました |
そして彼の従者たちは見るも恐ろしくなりました |
何故なら彼等の反抗に対して神は彼等から美しさを取り去ったから |
彼が彼等を創った時に彼等に着けたものを |
そこで聖なる天使たちが |
彼等の頭を上げて彼等は見た時 |
サタンが |
いかに恐ろしい怪物になったか |
そして彼の従者たちが |
彼等は恐怖で彼等の顔を地に向けました |
その時サタンが言いました |
主よ |
あなたは不当に私を見るも恐ろしくしました |
しかし私はそれに満足しています |
何故なら私はあなたがすることを全て無効にしたいから |
そして他の悪魔たちが言いました |
彼を主と呼んではいけません |
魔王よ |
何故ならあなたが主であるから |
そこで神はサタンの従者たちに言いました |
悔い改めなさい |
そして私を認めなさい |
あなたたちの創造者である神として |
彼等は答えました |
私たちはあなたに何らかの敬意を示したことを悔いています |
何故ならあなたは公正でないから |
しかしサタンは公正で潔白です |
そして彼は私たちの主です |
そこで神は言いました |
私から離れなさい |
呪われた者たちよ |
何故なら私はあなたたちに憐れみを垂れないから |
そして彼が離れる時サタンはその地の塊の上に唾を吐きました |
そしてその唾を天使ガブリエルはいくつかの地と共に持ち上げました |
それ故に今人は彼の腹に臍を持っています |
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36章 |
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弟子たちは天使たちの反乱に非常に驚いて立ち上がりました |
それからイエスは言いました |
真に私はあなたたちに言います |
祈らない者はサタンより悪です |
そしてもっと激しい苦しみを受けるでしょう |
何故ならサタンは持たなかったから |
彼の転落の前に |
恐怖の見本を |
又神は彼にどの預言者さえも送らなかったから |
彼を悔い改めに招く為に |
しかし人に今や全ての預言者が来ました |
私の後から来る神の使いを除いて |
何故ならそのように神が望むから |
そして私は彼の道を整えます |
そして人は |
私は言います |
彼が神の正義の見本を無限に持つとしても |
何の恐れもなく不注意に生きます |
まるで神がいなかったかのように |
ちょうど預言者ダビデがそう語ったように |
愚か者は彼の心に言いました |
神はいない |
それ故に彼等は腐って忌まわしいものになります |
彼等の一人も善を為すことなく |
絶え間なく祈りなさい |
私の弟子たちよ |
あなたたちが受け取る為に |
何故なら捜す者は見出し |
そして彼の戸を叩く者にそれは開かれ |
そして求める者は受け取るから |
そしてあなたの祈りで多く語らないように注意しなさい |
何故なら神は心を見ているから |
ソロモンを通して彼が言ったように |
私の僕よ |
あなたの心を私に与えなさい |
真に私はあなたたちに言います |
生ける神に誓って |
偽善者は町の何処でも沢山祈ります |
大衆に見られて聖人と思われる為に |
しかし彼等の心は邪悪で満ちています |
そしてそれ故に彼等は求めることを低くしません |
あなたの祈りを低くすることが必要です |
もし神がそれを受け入れることを望むなら |
今私に話しなさい |
誰がローマの属州総督なりヘロデの許に告げに行くだろうか |
彼が最初に彼の心に決めないで |
彼は誰の許に行くか |
そして彼は何をしようとするのか |
確かに誰もいません |
そしてもし人が人と話す為にそうするなら |
人は何をするべきか |
神と話す為に |
そして彼の罪に対して彼に憐れみを求める為に |
一方彼が彼に与えた全てを彼に感謝して |
真に私はあなたたちに言います |
真の祈りはごく僅かであることを |
そしてそれ故サタンは彼等の上に力を持っています |
何故なら神は彼等の唇で彼を敬う者たちを喜ばないから |
彼等は神殿の中で彼等の唇で憐れみを求めます |
そして彼等の心は正義を求めて叫びます |
まさに彼は預言者イザヤに言ったように |
こう言って |
私に飽きたこの民を取り除きなさい |
何故なら彼等の唇で私を敬います |
しかし彼等の心は私から離れているから |
真に私はあなたたちに言います |
ろくに考えもしないで祈りに行く者は神を馬鹿にすることです |
さて誰がヘロデに話に行くだろうか |
彼の背を彼に向けて |
そして彼の前で総督ピラトのことを良く言うだろうか |
彼を彼は死ぬほど嫌っていました |
確かに誰もいません |
それでも祈りに行く人は同様にして用意しません |
彼は神に背を向けてサタンに顔を向けます |
そして彼のことを良く言います |
何故なら彼の心は不正を愛しているから |
何も彼は悔いたことはありません |
もし或る人が |
あなたを傷つけ |
彼の唇であなたに言うなら |
私を許して下さい |
そして彼の手であなたを殴打するなら |
あなたは彼を許すだろうか? |
まさにそのように神は憐れむでしょう |
彼等の唇でこう言う者たちを |
主よ |
私たちを憐れんで下さい |
そして彼等の心は不正を愛し肉の罪を考えています |
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37章 |
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弟子たちはイエスの言葉に泣いて彼に懇願しました |
こう言って |
主よ |
祈ることを私たちに教えて下さい |
イエスは答えました |
あなたたちは何をするか考えなさい |
もしローマの属州総督があなたたちを捕らえて死刑にするなら |
そしてそれと同じ事をしなさい |
あなたたちが祈ろうとする時 |
そしてあなたたちの言葉はこうしなさい |
私たちの神なる主よ |
あなたの聖なる名が崇められますように |
あなたの王国が私たちに来ますように |
あなたの意志が常に為されますように |
そしてそれが天において為されるように地において為されますように |
日毎に私たちにパンを与えて下さい |
そして私たちの罪を私たちに許して下さい |
私たちに対して罪を犯した者を私たちが許すように |
そして私たちを誘惑に陥らさないで下さい |
そうでなく私たちを悪から救って下さい |
何故ならあなただけが私たちの神であるから |
栄光と誉れは永遠にあなたに属します |
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38章 |
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その時ヨハネが答えました |
先生 |
私たちに私たち自身を洗い浄めさせて下さい |
神がモーセによって命じたように |
イエスは言いました |
あなたたちは考えますか |
私が律法と預言者たちを廃する為に来たと |
真に私はあなたたちに言います |
生ける神に誓って |
私はそれを廃する為に来たのではありません |
そうではなくそれを遵守する為 |
何故なら預言者は皆遵守したから |
神の律法と神が他の預言者たちによって告げたことを |
神に誓って |
彼の面前に私の魂は立ちます |
最も小さな法を破る者は神を喜ばせることが出来ず |
神の王国で最も小さな者になるでしょう |
何故なら彼はそこに割り前を持っていないから |
更に私はあなたたちに言います |
神の法の一言も破棄されることは出来ないことを |
最も重大な罪なしに |
しかし私はあなたたちに知らせます |
預言者イザヤによって神が言ったことを遵守することが必要であると |
これらの言葉で |
あなたを洗って清くなりなさい |
あなたの考えを私の目から取り除きなさい |
真に私はあなたたちに言います |
海の水全てでも彼を洗い清めることは出来ません |
彼の心で不正を愛する者を |
そしてなお私はあなたたちに言います |
誰も祈って神を喜ばせないことを |
もし彼が洗い清められないなら |
そうではなく彼の魂に重荷を負わせるでしょう |
偶像崇拝に似た罪によって |
私を信じなさい |
本当に |
もし人が神に祈るなら |
適切であるように |
彼は求めること全てを得るでしょう |
思い起こしなさい |
神の僕モーセを |
彼の祈りでエジプトを鞭打ちました |
紅海を開きました |
そしてそこにファラオと彼の軍を溺れさせました |
ヨシュアを思い起こしなさい |
彼は太陽を静止させました |
サムエルを |
彼はペリシテ人の無数の軍を恐怖で打ちました |
エリアを |
彼は天から火の雨を降らしました |
エリシャは死人を甦らせました |
そしてそのように多くの他の聖なる預言者たちを |
彼等は祈りによって彼等が求めた全てを得ました |
しかしこれらの人たちは本当に彼等自身を求めませんでした |
彼等の問題で |
そうではなく神と彼の栄光だけを求まました |
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39章 |
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その時ヨハネは言いました |
あなたははっきりと話しました |
師よ |
しかし私たちは知りません |
いかに人が高慢を通して罪を犯したか |
イエスは答えました |
神がサタンを排除した時 |
そして天使ガブリエルが清めた時 |
サタンガ唾を吐いた地の塊を |
神は生きるもの全てを創りました |
飛ぶ動物も歩いたり泳いだりする動物も両方 |
そして彼は世界をそれが持つ全てのものと共に飾りました |
或る日サタンは楽園に近づきました |
そして草を食べる馬たちを見て |
彼は彼等に告げました |
もし地の塊が魂を受け取るなら |
彼等にとって重労働が生じること |
そしてそれ故にその地の部分を踏みつけることは彼等の利益になること |
何かもっと良い方法はないこと |
馬たちは自分たちを駆り立てて血気にはやって百合と薔薇の間に在る地の部分に向かって走って行きました |
すると神はサタンの唾を置いたその地の汚れた部分に魂を与えました |
唾をガブリエルが塊から取り上げました |
そして犬を立たせました |
それは吠えて |
馬たちを恐怖で満たしました |
そして彼等は逃げました |
それから神は人に魂を与えました |
一方全ての聖なる天使は歌いました |
あなたの聖なる名は讃えられるように |
私たちの主なる神よ |
アダムは |
彼の足の上を跳んで |
太陽のように輝く書かれたものを空中に見ました |
それは言いました |
唯一の神が居ます |
そしてマホメットは神の使者です |
するとアダムは彼の口を開いて言いました |
私はあなたに感謝します |
私の神なる主よ |
あなたがもったいなくも私を創ったことを |
しかし私に話して下さい |
私はあなたにお願いします |
これらの言葉の伝言は何を意味するのか |
マホメットは神の使徒である |
私の前に他の人たちはいたのか? |
それで神は言いました |
ようこそ |
私の僕アダムよ |
私はあなたに告げます |
私が創った最初の人はあなたであることを |
そしてあなたが見て言及した彼はあなたの息子です |
彼は多くの年の後にこの世に来ます |
そして私の使者になります |
彼の為に私は全てのものを創りました |
彼は来る時この世に光を与えます |
彼の魂は天の輝きの中に置かれました |
私が何かを造る六万年前に |
アダムは神に懇願しました |
こう言って |
主よ |
この書いたものを私に与えて下さい |
私の手の指の爪の上に |
そこで神は最初の人に彼の親指の上にその書いたものを与えました |
右手の親指の爪の上でそれは言いました |
唯一の神が居ます |
左の親指の爪の上でそれは言いました |
マホメットは神の使者です |
そこで父のような愛情で最初の人はこれらの言葉に口づけしました |
そして彼の目を擦りました |
そして言いました |
あなたがこの世に来るその日は幸いです |
人だけが見て |
神は言いました |
彼が一人だけでいるのは良くない |
それ故彼は彼を眠らせました |
そして彼の心臓の近くから肋骨を取りました |
肉でその場所を詰めて |
その肋骨から彼はエバを造りました |
アダムに彼の妻として与えました |
彼は楽園の主人として彼等一対を置きました |
彼等にこう言って |
見なさい私はあなたたちに食べる果物を皆与えます |
林檎と穀物以外 |
それについて彼は言いました |
決してあなたたちはこれらの果物を食べないように気を付けなさい |
何故ならあなたたちが汚れない為 |
私があなたたちをここに留めることを許せなくなって |
あなたたちを追い出し |
そしてあなたたちが酷い惨めさを経験する程まで |
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40章 |
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サタンはこれを知ると激怒で狂気になりました |
そこで彼は楽園の門に近づきました |
そこに恐ろしい蛇が見張って立っていました |
彼は駱駝のような足を持っていました |
そして彼の足の爪は剃刀のように四方を切ります |
彼にその敵は言いました |
私を楽園に入れさせて下さい |
蛇は答えました |
一体どうして私があなたを入れさせることが出来るのか |
あなたを追い出すように神が私に命じたのに |
サタンは答えました |
どの位神があなたを愛しているかあなたは知っています |
彼があなたを楽園の外に置いた故に |
土の塊つまり人を守る為に |
それ故にもしあなたが私を楽園に入れさせたら |
皆があなたを避けて逃げるほど私はあなたを恐ろしくしましょう |
それであなたは心のままに行って留まることが出来ます |
そこで蛇は言いました |
そしてどのように私はあなたを中に置くことができるのか? |
サタンは言いました |
あなたは大きい |
だからあなたの口を開けて下さい |
そして私はあなたの腹の中に入りましょう |
そこであなたは楽園に入って二つの土の塊の近くに私を置いて下さい |
それらは最近地の上を歩いています |
そこで蛇はそうしました |
そしてサタンをエバの近くに置きました |
何故なら彼女の夫アダムは眠っていたから |
サタンは美しい天使のように女の前に現れました |
そして彼女に言いました |
何故あなたは林檎と穀物を食べないのか? |
エバは答えました |
私たちの神が私たちに言いました |
そこから食べると私たちは汚れる |
そしてそれ故に彼は私たちを楽園から追い出すと |
サタンは答えました |
彼は真実を言っていません |
あなたたちは知らなければなりません |
神が邪悪で嫉妬深いことを |
そしてそれ故に彼は等しいことを許さず |
ことごとくのものを奴隷に留めて置きます |
そこで彼はそのようにあなたたちに話しました |
あなたたちが彼と等しくならない為に |
しかしもしあなたとあなたの連れが私の助言に従って行動するなら |
あなたたちは他のものと同じようにその果物を食べることが出来ます |
そしてあなたたちは他のものに従属したままでいられなくなり |
神のようにあなたたちは善悪を知ることが出来ます |
そしてあなたたちは好きなことをすることが出来ます |
何故ならあなたたちは神に等しくなれるから |
そこでエバはその果物を取って食べました |
そして彼女の夫が目覚めると彼女はサタンが言ったことを全て話しました |
そして彼の妻が提供し彼はそれを取って食べました |
すると食べ物が下って行こうとした時 |
彼は神の言葉を思い出しました |
それ故に食べ物を止めたいと思って |
彼の手を彼の喉に置きました |
そこに男は皆その印を持っています |
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41章 |
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その時彼等は両方とも知りました |
彼等が裸だったことを |
それ故に恥じて |
彼等は木の葉を取って彼等の秘所の為に衣を作りました |
真昼が過ぎた時 |
見なさい神が彼等に現れました |
そしてアダムを呼びました |
こう言って |
アダム |
あなたはどこに居ますか? |
彼は答えました |
主よ |
私はあなたの面前から身を隠しました |
何故なら私と私の妻は裸であり |
それで私たちはあなたの前に罷り出ることが恥ずかしいから |
それで神は言いました |
一体誰があなたたちの純真をあなたたちから奪ったのか |
あなたたちがその果物を食べない限り |
その為にあなたたちは汚れており |
そして最早楽園に留まることは出来ません |
アダムは答えました |
主よ |
あなたが私に与えた妻が私に食べることを請いました |
それで私はそこから食べました |
そこで神は女に言いました |
何故にあなたはあなたの夫にそのような食べ物を与えたのか? |
エバが答えました |
サタンが私を騙しました |
それで私は食べました |
一体どのようにあの堕落者がそこに入ったのか |
神は言いました |
エバは答えました |
北の門に立っている蛇が彼を私に近づけました |
そこで神はアダムに言いました |
あなたがあなたの妻の声を聞いてその果物を食べた故に |
あなたの働きによって地は呪われます |
それはあなたに荊と棘を齎します |
そしてあなたの顔の汗によってあなたはパンを食べます |
そしてあなたが土であることを思い出し |
そして土にあなたは戻ります |
そして彼はエバに言いました |
こう言って |
そしてあなたは |
サタンの言うことを聞いてあなたの夫に食べ物を与えた者は |
男の支配の下に留まります |
奴隷のようにあなたを保ちます |
そしてあなたは陣痛によって子を産みます |
そして蛇を呼んで |
神は天使ミカエルを呼びました |
神の剣を持つ彼を |
そして言いました |
最初にこの邪悪な蛇を楽園から追い出しなさい |
そして外に出したら彼の足を切りなさい |
何故ならもし彼が歩くことを望むなら |
彼は地の上に彼の体を引きずらなければならないから |
その後で神はサタンを呼びました |
彼は笑いながら来ました |
そして彼は彼に言いました |
あなたは |
堕落者よ |
これらの者を騙して彼等を汚れさせた故に |
彼等と彼等の子供たちの汚れの全てを |
それについて彼等が真に罪を悔いて私に仕えるなら |
彼等の体から出してあなたの口を通して入れます |
それであなたは汚れに満たされます |
サタンはそこで恐ろしい怒鳴り声を出して |
そして言いました |
あなたが私を極悪化することを望む故に |
私も出来るだけことを私にさせます |
そこで神は言いました |
離れなさい |
呪われた者よ |
私の面前から |
そこでサタンは離れて行きました |
すると神はアダムとエバに言いました |
彼等は両方とも泣いていました |
あなたたちは楽園から出て行きなさい |
そして懺悔をしなさい |
そしてあなたたちの望みをなくさないようにしなさい |
何故なら私はあなたたちの息子に送るから |
あなたたちの子孫が人類からサタンの支配をはずせるような方法を |
何故なら来るべき彼 |
私の使者 |
彼に私は全てのことを与えるから |
神は身を隠しました |
そして天使ミカエルが彼等を楽園から追い出しました |
するとアダムは |
振り向いて |
門の上に書かれたものを見ました |
唯一の神が居ます |
そしてマホメットは神の使者です |
すると泣きながら |
彼は言いました |
それが神を喜ばせますように |
私の息子よ |
あなたが早く来て惨めさから私たちを引き抜くことが |
そしてそのように |
イエスは言いました |
サタンとアダムは高慢を通して罪を犯しました |
一人は人を軽蔑することによって |
他の者は彼自身を神と等しくさせることを望むことによって |
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42章 |
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それから弟子たちはこの話しの後で泣きました |
そしてイエスは泣きました |
彼を見つけに来た多くの者たちを彼等が見た時 |
何故なら祭司長たちが相談したから |
彼の話しによって彼を捕まえることを |
それ故に彼等はレビ人たちと何人かの律法学者を遣わしました |
彼に質問する為 |
こう言って |
あなたは誰ですか? |
イエスは打ち明けました |
そして真実を言いました |
私はメシア(救世主)ではありません |
彼等は言いました |
あなたはエリヤかエレミヤですか |
あるいは昔の預言者の誰かですか |
イエスは答えました |
いいえ |
そこで彼等は言いました |
あなたは誰ですか? |
言って下さい |
私たちを遣わした者たちに私たちが証言出来る為に |
そこでイエスは言いました |
私はユダヤ中に叫ぶ声です |
そしてこう叫びます |
あなたは主の使者の為に道を整えなさい |
まさにそれはイザヤ書に書かれているように |
彼等は言いました |
もしあなたがメシア(救世主)でもエリヤでもどの預言者でもないなら |
何故に新しい教えを伝道し |
そしてメシア(救世主)よりあなた自身を重視しているのか? |
イエスは答えました |
神が私の手によって齎す奇跡が神の望むことを私が話していることを示します |
又あなたたちが話す彼と同等に重視されるように私自身をさせたことは全くありません |
何故なら私は靴の紐を解く値打ちもないから |
あなたたちがメシア(救世主)と呼ぶ神の使徒の |
彼は私の前に造られ |
そして私の後に来ます |
そして真実の言葉を齎します |
彼の信仰は終わりがない為 |
レビ人たちと律法学者たちは当惑して離れて行きました |
そして祭司長たちに詳しく話しました |
彼等はこう言って |
彼の背には悪魔が居て彼に全てを詳しく話します |
それからイエスは彼の弟子たちに言いました |
真に私はあなたたちに言います |
私たちの民の首長たちや長老たちは私に不利な機会を捜し求めています |
そこでペトロは言いました |
それ故にあなたは今後エルサレムに行かないで下さい |
それ故にイエスは彼に言いました |
あなたは愚かです |
そしてあなたは何を言っているか分かっていません |
何故なら私が多くの迫害に苦しむことは必要であるから |
何故なら神の預言者とちと聖なる者たちは全てそのように苦しんだから |
しかし恐れることはありません |
私たちに味方する者がいても私たちに敵対する者がいても |
そしてこれを言って |
イエスは離れてタボル山に行きました |
そして彼と共に上って行きました |
ペトロとヤコブと彼の兄弟ヨハネが |
これを書く者と共に |
すると彼の上に大きな光が輝きました |
そして彼の衣は雪のように白くなり |
そして彼の顔は太陽のようにきらきら光りました |
そして見なさいモーセとエリヤがやって来てイエスと話しました |
私たちの民族と聖なる町の上に臨まなければならない事について |
ペトロは言いました |
こう言って |
主よ |
ここに居ることは良い事です |
それ故に |
もしあなたが望むなら |
私たちはここに三つの幕屋を造りましょう |
一つはあなたにそして一つはモーセにそして一つはエリヤに |
そして彼は話している間に彼等は白い雲に覆われました |
そして彼等はこう言う声を聞きました |
見なさい私の僕 |
私が喜ぶ者に |
あなたたちは彼に聞きなさい |
弟子たちは恐れに満たされました |
そして死人のように地の上に彼等の顔を伏せました |
イエスは下って来て彼の弟子たちを起こしました |
こう言って |
恐れてはいけません |
何故なら神があなたたちを愛して |
そしてあなたたちが私の言葉を信じる為にこのことをしたから |
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43章 |
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イエスは八人の弟子たちの許に下って行きました |
彼等は下で彼を待っていました |
そして四人は八人に彼等が見た全てを語りました |
それ故にその日彼等の心からイエスに対する全ての疑いが去りました |
イスカリオテのユダを除いて |
彼は何も信じませんでした |
イエスは山の麓に座りました |
そして彼等は野生の果物を食べました |
何故なら彼等にパンがなかったから |
その時アンデレが言いました |
あなたはメシア(救世主)について多くのことを私たちに話しました |
あなたの思いやりの故に全てを明らかに私たちに話して下さい |
そして同じように他の弟子たちも彼に懇願しました |
従ってイエスは言いました |
働く者は皆最後の為に働きます |
最後に彼は満足を見出します |
それ故に私はあなたたちに言います |
神は真に完全である故に |
満足の必要がありません |
彼は彼自身に満足しているから |
それ故に喜んで働き |
彼は全てのものの前に彼の使者の魂を創りました |
その使者の為に彼は全体を創ることを決心しました |
創造物が神によって喜びと至福を見出せる為に |
そこから彼の使者が彼の全ての創造物によって喜びを得られるように |
その創造物が彼の僕になることを彼は指定しました |
そしてこれはそうである故に |
何故彼がこのように喜んだか保持しなさい |
真に私はあなたたちに言います |
預言者は皆彼が来た時一つの国に神の恵みの印だけを生みました |
それ故に彼等の言葉は彼等が遣わされたその民に救いを広げられませんでした |
しかし神の使者は |
彼が来る時 |
神は彼の手の印章をそのまま彼に与えます |
彼が救いと恵みを彼の教義を受け入れるあらゆる世界の国々に伝えられるまで |
彼は不信仰者に向かって力と共に来ます |
そして偶像崇拝を滅ぼします |
彼がサタンを混乱させるまで |
何故なら神はアブラハムにそのように約束したから |
こう言って |
見なさい |
あなたの子孫によって私は地の全部族を祝福します |
そしてあなたが偶像を粉々に壊したように |
アブラハムよ |
まさにそのようにあなたの子孫もしなさい |
ヤコブは答えました |
師よ |
この約束は誰に為されたか私たちに話して下さい |
何故ならユダヤ人は言います |
イサクに |
そしてイシュマエル人は言います |
イシュマエルに |
イエスは答えました |
ダビデは |
彼は誰の息子か |
そしてどの血統か |
ヤコブは答えました |
イサクの |
何故ならイサクはヤコブの父でした |
そしてヤコブはユダの父でした |
ダビデはその血統です |
そこでイエスは言いました |
そして神の使者は彼が来る時 |
どの血統になるのか |
弟子たちは答えました |
ダビデの |
するとイエスは言いました |
あなたたちは誤解しています |
何故ならダビデは心の中で彼を主と呼ぶから |
このように言って |
神は私の主に言いました |
あなたは私の右側に座りなさい |
私があなたの敵をあなたの足載せ台にするまで |
神はあなたの杖を送ります |
あなたの敵の真ん中に支配権を持つように |
もしあなたたちがメシア(救世主)と呼ぶ神の使者がダビデの息子であるなら |
どうしてダビデは彼を主と呼ぶのか |
私を信じなさい |
何故なら真に私はあなたたちに言います |
約束はイシュマエルに為されました |
イサクにではなく |
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44章 |
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そこで弟子たちは言いました |
師よ |
モーセの書にこのように書かれています |
イサクに約束は為された |
イエスは答えました |
呻き声と共に |
それはそう書かれています |
しかしそれを書いたのはモーセではありあせん |
ヨシュアでもありません |
それどころかラビたちです |
それは神を畏れない者たちです |
真に私はあなたたちに言います |
もしあなたたちが天使ガブリエルの言葉を考えるなら |
私たちの律法学者や教師たちの悪意をあなたたちは発見できるでしょう |
何故なら天使は言いました |
アブラハム |
いかに神があなたを愛するか全世界は知るでしょう |
しかしあなたが神に抱く愛をいかに全世界は知ることができるでしょうか? |
確かに神の愛の為にあなたは何かをする必要があります |
アブラハムは答えました |
見て下さい神の僕は |
神が望むことを全て実行する用意が出来ています |
そこで神が告げました |
アブラハムにこう言って |
あなたの息子を連れて来なさい |
あなたの初子イシュマエルを |
彼を生贄に捧げる為に山に上って来なさい |
どうしてイサクが初子か? |
イサクが生まれた時イシュマエルは七歳なら |
そこで弟子たちは言いました |
私たちの教師たちの誤魔化しは明らかです |
それ故にあなたは真実を私たちに話して下さい |
何故ならあなたが神から遣わされたことを私たちは知っているから |
そこでイエスは答えました |
真に私はあなたたちに言います |
サタンは神の律法を無効にすることを常に捜し求めています |
そしてそれ故に彼は彼の従者と共に |
偽善者と悪者は |
前者は偽りの教義と共に |
後者は淫らな生活と共に |
今日ほとんど全てのものを汚しました |
その為ほとんど真実は見出しません |
偽善者に災いあれ |
何故ならこの世の誉れは彼等の為に侮辱と地獄の中の激痛に変わるから |
それ故に私はあなたたちに言います |
神の使者は神が造ったほとんど全てのものに喜びを与える輝きです |
何故なら彼は飾られるから |
合意と協議の心で |
知恵と威力の心で |
畏れと愛の心で |
思慮深さと慎みの心で |
彼は飾られます |
慈善と慈悲の心で |
正義と敬虔の心で |
寛容と忍耐の心で |
それは彼が神から受けたもの |
彼が彼の創造物全てに与えたものより三倍多く |
幸いです 彼がこの世に来る時は |
私が彼を見て彼を崇拝したことで私を信じなさい |
まさに預言者が皆彼を見たように |
彼の心を見て神は彼等に預言能力を授けます |
そして私が彼を見た時私の心は慰めで満たされました |
こう言って |
マホメットよ |
神はあなたと共にあります |
そして彼が私にあなたの靴紐を結ぶ値打ちを与えますように |
何故ならこれを得て私は偉大な預言者になり神の聖者になることが出来るから |
そしてこれを言って |
イエスは神に感謝を捧げました |
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45章 |
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その時天使ガブリエルはイエスの許に来ました |
そして彼に語りました |
私たちも又彼の声を聞ける方法で |
こう言って |
立ち上がりなさい |
そしてエルサレムに行きなさい |
それに応じてイエスは去ってエルサレムに上って行きました |
そして安息日に神殿に入りました |
そして人々に教え始めました |
すると人々が神殿に一緒に走って来ました |
大祭司や祭司たちと共に |
彼等はイエスに近づきました |
こう言って |
先生 |
あなたが私たちの害悪を言うと私たちに言われました |
それ故に災いがあなたに降りかからないように気を付けなさい |
イエスは答えました |
真に私はあなたたちに言います |
私は偽善者たちの害悪を話しています |
それ故にもしあなたたちが偽善者なら私はあなたたちについて話します |
彼等は答えました |
誰が偽善者ですか? |
はっきりと私たちに話して下さい |
イエスは言いました |
真に私はあなたたちに言います |
人々が彼を見る為に善い事をする人 |
まさに彼は偽善者です |
彼の業は人々が見れない心を通すものでないから |
そこでその中にことごとくの汚れた考えとことごとくの汚らわしい欲望が残っています |
誰が偽善者であるかあなたたちは分かりますか? |
彼の舌で神に仕える人 |
しかし彼の心で人々に仕えます |
惨めな人よ |
何故なら死ぬと彼の報酬を全て失うから |
何故ならこの事で預言者ダビデは言います |
あなたの信頼を置くな |
王たちに |
人々の子らに |
救いのない者に |
何故なら死で彼等の考えは滅びるから |
否 |
死の前に彼等は報酬を奪われたことを見出します |
何故なら人は |
神の預言者ヨブが言ったように |
変わりやすいから |
その為彼は一つの所に留まり続くことはないから |
その為もし今日彼はあなたを讃えても |
明日彼はあなたを罵るでしょう |
そしてもし今日彼は喜んであなたに報酬を与えても |
明日彼は喜んであなたを略奪するでしょう |
災いあれ |
だから |
偽善者たちに |
何故なら彼等の報酬は空しいから |
生ける神に誓って |
彼の面前に私は立ちます |
偽善者は盗人であり神聖冒涜を犯しています |
彼は善く見せる為に律法を利用するから |
神の誉れを盗んでいます |
彼だけに称えと誉れは永遠に属します |
加えて私はあなたたちに言います |
偽善者は信仰を持っていません |
もし彼が信じたなら |
神が全てを見て恐ろしい裁きで悪を罰することを |
彼は彼の心を清めるから |
彼は信仰を持っていない故に |
彼は不正で満ちています |
真に私はあなたたちに言います |
偽善者は墓のようです |
その外は白いです |
しかし内は腐敗と蛆で満ちています |
それでもしあなたたちが |
祭司たちよ |
神に仕えなさい |
何故なら神はあなたたちを創ってあなたたちにそれを求めるから |
私はあなたたちに敵対して話していません |
何故ならあなたたちは神の僕であるから |
しかしもしあなたたちが利益の為に全てをするなら |
それで市場のように神殿の中で売買するなら |
神の神殿は祈りの家で商売の家ではないと見做さず |
それをあなたたちは盗人の洞穴に変えました |
もしあなたたちが人々を喜ばす為に全てをするなら |
そしてあなたたちの心から神を出すなら |
その時は私はあなたたちに敵対して神に叫びます |
あなたたちは悪魔の息子たちであると |
そしてアブラハムの息子たちではないと |
彼は神の愛の為に父の家を去りました |
そして彼自身の息子を殺すことを厭いませんでした |
あなたたちに災いあれ |
祭司と教師たち |
もしあなたたちがそのようであるなら神はあなたたちから聖職を取り去るでしょう |
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46章 |
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再びイエスは話しました |
こう言って |
私はあなたたちの前に譬えを示します |
葡萄園を植えた家主がいました |
そしてそれの為に垣根を作りました |
それが獣たちに踏みにじられない為に |
そしてそれの真ん中に葡萄搾りを建てました |
そして直ちにそれを農夫たちに貸し出しました |
すると |
葡萄を集める時が来ると彼は彼の僕たちを遣わしました |
農夫たちは彼等を見ると |
彼等は或る者を石打ちにし或る者を火あぶりにしました |
そして他の者たちを彼等は短刀で切り裂きました |
そしてこのことを彼等は何度もしました |
私に言いなさい |
葡萄園の主人は農夫たちをどうするでしょうか? |
皆が答えました |
酷い方法で彼は彼等を滅ぼすでしょう |
そして彼の葡萄園を彼は他の農夫たちに与えるでしょう |
それ故にイエスは言いました |
あなたたちは分からないのか? |
その葡萄園はイスラエルの家であることが |
そしてその農夫たちはユダとエルサレムの民であることが |
あなたたちは災いだ |
何故なら神があなたたちに激怒しているから |
神の多くの預言者を切り裂き |
その為にアハブの時代に神の聖者を埋葬する者が一人も見出されませんでした |
そして彼がこれを言うと祭司長たちは彼を捕えることを望みました |
しかし彼等は一般の人々を恐れました |
彼等は彼を崇めました |
それからイエスは |
一人の女を見て |
彼女は生まれた時から彼女の頭を地面の方に向けてままでした |
言いました |
あなたの頭を上げなさい |
女よ |
神の名によって |
これらが真実を語っていることを知る為に |
そして私がそれを告げることを彼が望んでいることを |
その時その女は身を完全に上げました |
神を崇めながら |
大祭司は叫びました |
こう言って |
この男は神から遣わされていません |
安息日を守らないことで分かります |
何故なら今日彼は病の人を癒やしたから |
イエスは答えました |
今私に言いなさい |
それは法に適っていないか? |
安息日に話すことは |
そして他の者たちの救いの為に祈ることは |
そしてあなたたちの中に誰かいるか? |
もし安息日に彼の驢馬か彼の牛が溝に落ちたら |
安息日にそれを引き上げない者が |
確かに誰もいません |
それでは私は安息日を破ったことになるのか? |
イスラエルの娘に健康を与えたことによって |
確かに |
ここにあなたたちの偽善が知られます |
ああ |
今日なんと多いことか |
藁が他人の目を打つことを恐れることが |
梁が彼等自身の頭を切り離そうとしているのに |
ああ |
なんと多いことか |
蟻を恐れることが |
象を気にしないで |
そしてこれを言って |
彼は神殿から出て行きました |
しかし祭司たちは彼等の間で激怒によって苛立ちを募らせました |
何故なら彼等は彼を捕えて彼等の意志を彼に働かせることが出来なかったから |
まさに彼等の父たちが神の聖者たちに敵対して実行したように |
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47章 |
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イエスは下って行きました |
彼の預言者としての職務の二年目に |
エルサレムから |
そしてナインに行きました |
すると |
彼が町の門に近づくと |
住民たちが一人息子を墓に運んでいました |
彼の母は寡婦でした |
彼のことで皆が泣いていました |
すると |
イエスが到着すると |
人々は分かりました |
何故ガリラヤの預言者イエスが来たのか |
それで彼等は死者の為に彼に懇願することに努めました |
預言者である彼が彼を甦らせるように |
又彼の弟子たちのそうしました |
その時イエスは非常に恐れました |
そして神に向かって |
言いました |
この世から私を取って下さい |
主よ |
何故ならこの世は狂っているから |
そして彼等はほとんど私を神呼ばわりします |
そしてこのことを言って |
彼は泣きました |
その時天使ガブリエルが来ました |
そして言いました |
イエスよ |
恐れるな |
何故なら神はあらゆる病に勝る力をあなたに与えたから |
神の名によってあなたが与える全てのことは完全に成し遂げられるまでに |
直ちにイエスはため息をつきました |
こう言って |
あなたの意志が為されますように |
全能で慈悲深い主なる神よ |
そしてこう言って |
彼は死者の母に近づきました |
そして憐れみをもって彼女に言いました |
女よ |
泣いてはいけません |
そして死者の手を取って |
彼は言いました |
私はあなたに言います |
若者よ |
神の名によって癒されて立ち上がりなさい |
すると少年は生き返りました |
すると全ての者は恐れに満たされました |
こう言って |
神は私たちの中に偉大な預言者を起こしました |
そして彼は彼の民を訪れました |
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48章 |
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その当時ローマ人の軍隊がユダヤにいました |
私たちの国は私たちの父祖たちの罪の為に彼等に従属していました |
その時それはローマ人たちの習慣でした |
一般の人々に役立つ何か新しい事をする為に神を呼び彼を拝むことは |
そこでナインでこれらの兵隊の或る者たちは気づいて |
その時彼等は互いに非難しました |
こう言って |
あなたの神々の一人があなたを訪れました |
そしてあなたはそれを無視しました |
確かにもし私たちの神々が私たちを訪れたら |
私たちは持っているもの全てを彼等に与えます |
そして私たちがどれ位私たちの神々を畏れているかあなたは知っています |
彼等の像に私たちは持っている最上のものを与える故に |
サタンはこのような話しを引き起こしました |
ナインの人々の間に彼が小さな騒乱も起こさない為に |
しかしイエスはナインに全く留まることなく |
カペルナウムに行く為戻りました |
ナインの内輪もめはこのようでした |
或る者は言いました |
私たちを訪れたのは私たちの神です |
他の者は言いました |
神は訪れていません |
誰も彼を見ていないから |
彼の僕モーセでさえ見ていません |
だからそれは神ではなく |
むしろ彼の息子です |
他の者は言いました |
彼は神ではありません |
神の息子でもありません |
何故なら神は生む体を持っていないから |
そうではなく彼は神の偉大な預言者です |
それでサタンがそれを引き起こしました |
イエスの預言者の職務の三年目に |
私たちの民に大きな破滅が多分そこから起きました |
イエスはカペルナウムに行きました |
すると住民は |
彼等は彼だと分かると |
病の家族を持つ全ての者が一緒に集まりました |
そして彼等を家の玄関の前に置きました |
そこにイエスは彼の弟子たちと共に泊まっていました |
そしてイエスを呼んで |
彼等は彼等の健康を彼に懇願しました |
そこでイエスは彼等のことごとくの上に彼の手を置きました |
こう言って |
イスラエルの神 |
あなたの聖なる名によって |
この病人に健康を与えて下さい |
すると皆癒されました |
安息日にイエスは会堂に入りました |
そしてそこに全ての民が彼の話しを聞く為に一緒に走りました |
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49章 |
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律法学者はその日ダビデの詩編を読みました |
そこでダビデは言います |
私は時を見出す時 |
私は正しく裁きます |
それから |
預言者たちの書を読んだ後に |
イエスは立ち上がりました |
そして彼の手で沈黙の合図をして |
そして彼の口を開いて彼はこのように言いました |
兄弟たちよ |
あなたたちは聞きました |
私たちの父である預言者ダビデによって語られた言葉を |
彼は時を見出す時彼は正しく裁くということを |
私はあなたたちに真に告げます |
多くの者は彼等が下す判断によって裁くことを |
彼等は裁くという理由だけの為に |
彼等の為に合致しないことを |
そして彼等の為に合致することを |
その時の前に彼等は裁きます |
それ故に私たちの父祖の神は私たちに叫びます |
彼の預言者ダビデによって |
こう言って |
正しく裁きなさい |
人の息子たちよ |
それ故に惨めです |
街角に座って |
そして通る者全てを裁くことだけをする者たちは |
こう言って |
あの者は美しい |
この者は醜い |
あの者は善い |
この者は悪い |
彼等は災いだ |
何故なら彼等は神の心から離れて彼の裁きの笏を上げているから |
彼は言います |
私が証人であり裁判官です |
そして私の誉れを誰にも私は与えません |
真に私はあなたたちに告げます |
彼等が見なかったことや全く聞かなかったことをこれらは証言していることを |
そして任命されていない裁判官が裁くことを |
それ故に彼等は神の前に地上で忌み嫌われます |
神は最後の日に彼等の上に凄まじい裁きを下します |
あなたたちは災いだ |
悪を善と言うあなたたちは災いだ |
そして善を悪と呼ぶあなたたちは |
何故ならあなたたちは神を悪人として非難するから |
神は善の創造者です |
そしてサタンを善として正当化するから |
サタンはあらゆる悪の源です |
あなたたちはどんな罰を受けるか考えなさい |
そして神の裁きに下ることが恐ろしいか |
金の為に悪を正当化する者たちの上にその時裁きは下ります |
孤児や寡婦の故に裁きません |
真に私はあなたたちに言います |
悪魔たちはその裁きの時に震えます |
恐ろしいほど |
審判として置かれたあなたたち人は |
他の事を顧慮しません |
親戚も友人も |
名誉も利得も |
神を恐れて唯真実だけを見ます |
真実をあなたたちは最大の努力で捜し求めます |
何故なら神の裁きにおいてそれがあなたたちを守るから |
しかし私はあなたたちに警告します |
憐れみ無しに裁く者は憐れみ無しに裁かれることを |
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50章 |
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私に話しなさい |
人よ |
他人を裁くあなたは |
全ての人は同じ土に彼等の起源を持っていることを知らないのか? |
神一人を除いて善なる者はいないことを知らないのか? |
それ故に人は皆嘘つきで罪人です |
私を信じなさい |
人よ |
もしあなたが他人の欠点を裁くならあなた自身の心もそれについて裁かれることを |
ああ |
裁くことはなんと危険か |
ああ |
如何に多くの人が彼等の間違った裁きで滅んだか |
サタンは彼自身より下劣になるように人を裁きます |
それ故に彼は彼の創造主である神に反乱を起こしました |
それについて彼は後悔していません |
彼と話したことによって私が知ったように |
私たちの両親はサタンの話しを善いことであると判断しました |
それ故に彼等は楽園から放り出されました |
そして彼等の子孫全てが非難されました |
真に私はあなたたちに言います |
私が御前に立つ生ける神に誓って |
間違った裁きは全ての罪の父です |
意図することなしに誰も罪を犯さないのであるから |
そして誰も知らないことを意図しないのであるから |
災いだ |
それ故に |
裁こうとして価値ある罪と価値のない善を裁く罪人は |
その為に善を拒絶し罪を選ぶ者は |
確かに彼は罰を耐えられないでしょう |
神がこの世を裁きに来る時 |
ああ |
いかに多くの者が偽りの裁きを通して滅びたか |
そしていかに多くの者が滅びに近づいたか |
ファラオはモーセとイスラエルの民を不敬虔であると裁きました |
サウルはダビデを死に値すると裁きました |
アハブはエリヤを裁きました |
ネブカドネザルは彼等の偽りの神々を拝まない三人の子供を |
二人の長老はスザンナを裁きました |
そして全ての偶像崇拝の君主たちは預言者たちを |
ああ |
物凄い神の裁きが |
裁く者は滅び |
裁かれた者は救われます |
そしてこの故に |
人よ |
理由なく無分別に彼等は罪の無い人を偽って裁いたか? |
いかに善人が偽りの裁きによって滅びに近づいたか |
ヨセフの兄弟によって示されています |
彼等は彼をエジプト人たちに売りました |
アロンとモーセの姉妹ミリアムによって |
彼等は彼等の兄弟を裁きました |
ヨブの三人の友は神の罪無しの友人ヨブを裁きました |
ダビデはメフィボシェトとウリアを裁きました |
キュロスはダニエルを裁き獅子の餌食にしました |
そして他の多くの者が |
この為に彼等の破滅に近づきました |
それ故に私はあなたたちに言います |
裁くな |
そうすればあなたたちも裁かれないでしょう |
そうして |
イエスが彼の話しを終えると |
多くの者が直ちに悔い改めに改心しました |
彼等の罪を嘆き悲しみながら |
そして彼等は喜んで全てを捨てました |
彼と共に行く為に |
しかしイエスは言いました |
あなたたちの家に留まりなさい |
そして罪を捨て畏れをもって神に仕えなさい |
そしてそれであなたたちは救われるでしょう |
何故なら私は奉仕を受ける為に来たのではないから |
そうではなく仕える為です |
そしてそのように言って |
彼は会堂と町から出て行きました |
そして祈る為に砂漠に退きました |
何故なら彼は孤独を非常に愛したから |
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51章 |
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彼が主に祈っていると |
彼の弟子たちは彼の許に来て言いました |
師よ |
二つのことを私たちは知りたい |
一つは |
あなたはどのようにサタンと話すのか |
彼はそれにも拘わらず悔い改めないとあなたは言います |
他の一つは |
裁きの日に神はどうのように来るのか |
イエスは答えました |
真に私はあなたたちに言います |
私はサタンを憐れみました |
彼の堕落を知りながら |
そして私は人間を憐れみました |
彼が罪に誘惑する者を |
それ故に私は私たちの神に祈り断食しました |
彼は彼の天使ガブリエルによって私に語りました |
何をあなたは求めるのか? |
イエスよ |
そして何があなたの願いか? |
私は答えました |
主よ |
邪悪なサタンが原因であることをあなたは知っています |
そして彼の誘惑を通して多くが滅びることを |
彼はあなたの創造物です |
主よ |
彼をあなたが創りました |
それ故に |
主よ |
彼を憐れんで下さい |
神は答えました |
イエスよ |
見なさい |
私は彼を許します |
ただ彼にこう言わせなさい |
主よ |
私の神 |
私は罪を犯しました |
私を憐れんで下さい |
それで私は彼を許し |
そして彼の最初の状態に彼を戻します |
私は大いに喜びました |
イエスは言いました |
私がこれを聞いた時 |
私はこの和平を結んだと信じて |
それ故に私はサタンを呼びました |
彼は来て |
こう言います |
あなたの為に私は何をしなければならないのか |
イエスよ |
私は答えました |
あなたはそれをあなた自身の為にしなければなりません |
サタンよ |
何故なら私はあなたの奉仕を愛さないから |
しかしあなたの幸せの為に私はあなたを呼びました |
サタンは答えました |
もしあなたが私の奉仕を望まないなら |
私もあなたの奉仕を望みません |
何故なら私はあなたより高貴であるから |
それ故にあなたは私に奉仕する価値はありません |
土であるあなたは |
一方私は霊です |
私たちはこれを離れましょう |
私は言いました |
そして私に言いなさい |
もしあなたがあなたの最初の美とあなたの最初の状態に戻ることが良くないなら |
あなたは知らなければなりません |
天使ミカエルが裁きの日に神の剣で十万回あなたを撃たなければならないことを |
そしてどの打撃もあなたに何度も何度も大変な痛みを与えることを |
サタンは答えました |
私たちはその日に見ることが出来るでしょう |
誰が最も多く為し得るか |
確かに私の方には多くの天使たちと最も強力な偶像崇拝者たちがいます |
彼等は神を悩まします |
そして彼は知るでしょう |
いかに大きな誤りをしたか |
下劣な土くれの為に私を追放することで |
そこで私は言いました |
サタンよ |
あなたは心の弱い者です |
そして何をあなたは言っているのか分かっていません |
するとサタンは |
嘲笑的な態度で |
彼の頭を振りました |
こう言って |
さあ来なさい |
私と神の間でこの和平を私たちは結びましょう |
そして何をしなければならないと |
あなたは言うのか |
イエスよ |
あなたは心の確りした者であるから |
私は答えました |
二つの言葉だけ言わなければなりません |
サタンは答えました |
どんな言葉か? |
私は答えました |
これらです |
私は罪を犯しました |
私を憐れんで下さい |
そこでサタンは言いました |
今喜んで私はこの和平を結びましょう |
もし神がこれらの言葉を私に言うなら |
今私から離れなさい |
私は言いました |
呪われた者よ |
何故ならあなたはあらゆる不正と罪の邪悪な立案者であるから |
しかし神は正しく何の罪もありません |
サタンは甲高い笑い声を上げて離れて行きました |
そして言いました |
それはそうではなく |
イエスよ |
あなたは神を喜ばす為に嘘を言っています |
さあ考えなさい |
イエスは彼の弟子たちに言いました |
彼はどんな憐れみを見出すか |
彼等は答えました |
いいえ何も |
主よ |
何故なら彼は悔い改めないから |
神の裁きについて今私たちに話して下さい |
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52章 |
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神の裁きは非常に恐ろしいので |
真に私はあなたたちに言います |
堕落者たちは直ちに十の地獄を選びます |
神が彼等に対して激怒して話すのを聞きに行くより |
彼等に対してあらゆる創造物が証言するでしょう |
真に私はあなたたちに言います |
堕落者だけが恐れているのではありません |
そうではなく聖人たちも神の選民も |
アブラハムも |
彼の正しさを確信することは出来ません |
そしてヨブは彼の無罪に自信を持つことは出来ません |
そして何を私は言っているのか? |
神の使徒ですらそれを恐れるでしょう |
何故なら神は |
彼の威厳を知らせる為に |
彼の使徒から記憶を奪うから |
その為に彼は記憶がなくなります |
いかに神が彼に全てのことを与えたか |
真に私はあなたたちに言います |
心のまま率直に語って |
私は震えています |
何故ならこの世によって私は神と呼ばれるから |
そしてこの為に私は申し開きをすることが出来ないから |
生ける神に誓って |
彼の前に私の魂は立ちます |
私は他の人々と同じように死ぬべき運命の人です |
何故なら神が私をイスラエルの家の上に預言者として置いたとしても |
弱った者を健康にして罪人たちを矯正する為に |
私は神の僕であるから |
そしてこれについてあなたたちは証人です |
いかに私が悪人たちに対して話したか |
彼等はこの世から私が去った後に私の福音の真実を無効にします |
サタンの操作によって |
しかし私は最後に戻って来ます |
そして私と共にエノクとエリヤが来ます |
そして私たちは悪人に対して証言します |
彼の最後は呪われます |
そしてこれらを話して |
イエスは涙を流しました |
すると彼の弟子たちは大声で泣きました |
そして彼等の声を張り上げました |
こう言って |
許して下さい |
主なる神よ |
そしてあなたの罪なき僕を憐れんで下さい |
イエスは答えました |
アーメン |
アーメン |
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53章 |
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その日が来る前に |
イエスは言いました |
大いなる破壊がこの世の上を襲います |
何故なら残酷で無情な戦争があり |
父は息子を殺し |
そして息子は父を殺すでしょう |
人々の派閥抗争の故に |
それ故に町々は全滅するでしょう |
そして国は無人になるでしょう |
死者を埋葬する為の人を誰も見出せないような悪疫が襲うでしょう |
その為彼等は獣の食物として捨てられるでしょう |
地の上に生き残る者たちに神は飢饉を送るので |
パンは金より価値を持つでしょう |
そして彼等はあらゆる種類の汚れた物を食べるでしょう |
惨めな世代よ |
その世代においてこう言うことを聞く者は稀でしょう |
私は罪を犯しました |
私を憐れんで下さい |
神よ |
そうではなく恐ろしい声で彼等は彼を冒涜するでしょう |
永遠に栄光があり讃美される者を |
この後 |
その日が近づくに従って |
十五日間 |
毎日恐ろしい徴が地の住民の上に襲うでしょう |
一日目に光無しに布の染料のように黒い太陽が天のその進路を走行するでしょう |
そしてそれは死に近い息子の為に呻く父のように呻くでしょう |
二日目に月は血に変わるでしょう |
そして血は地の上に露のように襲うでしょう |
三日目に星々は敵軍のように彼等自身の間で争うのが見られるでしょう |
四日目に石と岩は残酷な敵のように互いにぶつかるでしょう |
五日目に植物と草は皆血の涙を流すでしょう |
六日目に海はその場所から百五十キュビト上昇するでしょう |
そして終日壁のように立つでしょう |
七日目にそれは逆に低く沈んでほとんど見れなくなるでしょう |
八日目に鳥と地と水の動物は一緒に密集するでしょう |
そして吠えて叫ぶでしょう |
九日目に恐ろしい雹の大降りで生き物の十分の一しか逃げられないような方法でそれは殺すでしょう |
十日目に恐ろしい稲光と雷鳴が下って来て山々の三分の一が裂けて焼け焦げるでしょう |
十一日目に全ての川は後方に流れるでしょう |
そして血が流れ水が流れないでしょう |
十二日目にあらゆる創造物は呻き叫ぶでしょう |
十三日目に天は巻物のように巻き上がるでしょう |
そして火が雨のように降るでしょう |
その為にあらゆる生き物は死ぬでしょう |
十四日目に恐ろしい地震があって山々の頂は鳥のように空中を飛ぶでしょう |
そして全ての地は平らになるでしょう |
十五日目に聖なる天使たちが死ぬでしょう |
そして神だけが生き残るでしょう |
誉れと栄光は彼のものです |
そしてこれを言って |
イエスは彼の両手で彼の顔を打って |
それから彼の頭で地面を打ちました |
そして彼の頭を上げて |
彼は言いました |
私の発言に私は神の息子であると挿入する者は呪われよ |
これらの言葉で弟子たちは死人のように倒れました |
するとイエスは彼等を起こして |
こう言います |
私たちは今神を恐れよう |
もし私たちがその日を恐れないなら |
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54章 |
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これらの徴が過ぎ去ると |
暗闇が四十日この世を覆うでしょう |
神だけが生きています |
誉れと栄光は永遠に彼に属します |
四十日が過ぎると |
神は彼の使徒に命を与えるでしょう |
彼は再び太陽のように立ち上がるでしょう |
千の太陽のようにきらきら輝きます |
彼は座って |
話さないでしょう |
何故なら彼はまるで我を忘れている者のようであるから |
神は再び神のお気に入りの四人の天使を起こすでしょう |
彼等は神の使徒を捜すでしょう |
そして彼を見つけて |
四方の場所に身を置くでしょう |
彼の番をする為に |
次に神はあらゆる天使に命を与えるでしょう |
彼等は神の使徒の周りを回る蜜蜂のように来るでしょう |
次に神は彼の預言者全てに命を与えるでしょう |
彼等は |
アダムに続いて |
全員神の使徒の手に口づけしに行くでしょう |
彼の庇護に身を託しながら |
次に神は全ての神の選民に命を与えるでしょう |
彼等は叫ぶでしょう |
マホメットよ |
私たちに心を留めて下さい |
彼等の叫びで神の使徒の中に憐れみが起きるでしょう |
そして彼はすべきことを考えるでしょう |
彼等の救いの為に恐れながら |
次に神はあらゆる生き物に命を与えるでしょう |
そして彼等は彼等の以前の存在に戻るでしょう |
しかし全ての者は話す力を持たないでしょう |
次に神は堕落者全てに命を与えるでしょう |
彼等の復活で |
彼等の恐ろしい醜さ故に |
神の創造物全ては恐れて |
叫ぶでしょう |
あなたの憐れみをもって私たちを見捨てないで下さい |
主なる私たちの神よ |
この後神はサタンを立たせます |
彼の容貌で創造物は皆死んだようになるでしょう |
彼等の外見の恐ろしい姿を恐れて |
それを神が許しますように |
イエスは言いました |
私がその日にその怪物を見ないことを |
神の使徒だけがそのような姿形に恐れないでしょう |
何故なら彼は神だけを恐れているから |
それからその天使は |
彼の喇叭の音であらゆるものが甦るでしょう |
再び彼の喇叭を吹くでしょう |
こう言って |
裁かれにやって来なさい |
創造物よ |
何故ならあなたたちの創造主があなたたちを裁いて下さるから |
それから天の真ん中に現れるでしょう |
ヨシャファトの谷の上に |
きらきら輝く玉座が |
その上に白い雲がやって来るでしょう |
するとその天使は叫ぶでしょう |
私たちの神は讃えられよ |
彼は私たちを創りました |
そしてサタンの堕落から私たちを救いました |
それから神の使徒は恐れるでしょう |
何故なら彼は知るから |
誰も愛すべき神を愛さなかったことを |
何故なら交換で金貨一枚を得たい者は小銭六十マイトを持たなければなりません |
それ故に |
彼は一マイトしか持っていないなら彼はそれを交換出来ません |
しかしもし神の使徒が恐れるなら |
悪に満ちた罪深い者は何をすることが出来るのか? |
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55章 |
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神の使徒は全ての預言者を集めに行くでしょう |
彼等に彼は話すでしょう |
忠実な信者の為に神に懇願する為に彼と共に行くことを彼等に願い求めて |
そして全員恐れの為に言い訳するでしょう |
否 |
神に誓って |
私も又そこに行きません |
私は何を知ることになるか知っているので |
そこで神は |
これを見て |
彼の使徒に思い出させるでしょう |
彼の愛の為に全てのものを如何に彼が創ったか |
そしてそれで彼の恐れは彼を去るでしょう |
そして彼は愛と崇敬をもって玉座に近づくでしょう |
一方天使たちは歌います |
あなたの聖なる名は称えられよ |
神よ |
私たちの神 |
そして彼が玉座に近づいた時 |
神は彼の使徒に心を開くでしょう |
まるで長い間会わなかった友が友に対するように |
最初に話すのは神の使徒でしょう |
彼は言うでしょう |
私はあなたを崇め愛します |
私の神よ |
そして私の全心全霊で私はあなたに感謝します |
何故ならあなたは私をあなたの僕になるように創ることを許したから |
そして私の愛の為に全てを造ったから |
その為に私はあなたを愛します |
全てのものの為に全てのものによって全てのものの上に |
それ故にあなたの全ての創造物にあなたを讃えさせます |
私の神よ |
そこで神に創造された全てのものは言うでしょう |
私たちはあなたに感謝します |
主よ |
そしてあなたの聖なる名を称えます |
真に私はあなたたちに言います |
サタンと共に居る悪霊たちと堕落者たちはその時泣くでしょう |
その為彼等の一人の目からヨルダン川より多くの水が流れるでしょう |
しかし彼等は神を見ないでしょう |
そして神は彼の使徒に話すでしょう |
こう言って |
ようこそ |
私の忠実な僕よ |
それ故にあなたは欲することを求めなさい |
何故ならあなたは全て得ることが出来るから |
神の使徒は答えるでしょう |
主よ |
私は覚えています |
あなたが私を創った時 |
私の愛の為にあなたは造ることを意図したと言ったことを |
この世と天国を |
そして天使と人間を |
彼等があなたの僕の私によってあなたを称える為に |
それ故に |
慈悲深く正しい主なる神 |
私はあなたにお願いします |
あなたの僕にした約束をあなたが思い出すことを |
そして神はまるで友と戯れる友のように答えて |
言うでしょう |
あなたにこれの証人たちはいるのか |
私の友マホメット |
そして崇敬をもって彼は言うでしょう |
はい |
主よ |
そこで神は言うでしょう |
行きなさい |
彼等を呼びなさい |
ガブリエルよ |
天使ガブリエルは神の使徒の許に来て |
言うでしょう |
主よ |
あなたの証人たちは誰ですか? |
神の使徒は答えるでしょう |
彼等はアダム |
アブラハム |
イシュマエル |
モーセ |
ダビデ |
そしてマリアの息子イエスです |
そこで天使は離れて行き |
そして彼は前述の証人たちを呼ぶでしょう |
彼等は恐れてそちらに行くでしょう |
そして彼等が出席すると神は彼等に言うでしょう |
私の使徒が断言することをあなたたちは覚えているのか? |
彼等は答えるでしょう |
何の事ですか |
主よ |
神は言うでしょう |
彼の愛の為に私が万物を造ったこと |
その為万物が彼によって私を称えること |
その時彼等の全員が答えるでしょう |
私たちより良い三人の証人が私たちと共にいます |
主よ |
そして神は答えるでしょう |
この三人の証人とは誰ですか? |
そこでモーセが言うでしょう |
あなたが私に与えた書がその一番目です |
そしてダビデが言うでしょう |
あなたが私に与えた書がその二番目です |
そしてあなたたちに話している者が言うでしょう |
主よ |
全世界は |
サタンに騙されて |
私があなたの息子であなたと同等の者である言いました |
しかしあなたが私に与えた書は真に言いました |
私はあなたの僕であると |
そしてその書はあなたの使徒が断言することを認めています |
そこで神の使徒は話して |
言うでしょう |
あなたが私に与える書はこのように言います |
主よ |
そして神の使徒がこれを言った時 |
神は話すでしょう |
こう言って |
私が今した全てのことは |
どのくらい私があなたを愛したか皆が知るために私はしました |
そして彼はこのように言って |
神は彼の使徒に一つの書を与えるでしょう |
その中に神の選民の全ての名が書き記されています |
それ故に創造物は皆神を崇めるでしょう |
こう言って |
あなただけに |
神よ |
栄光と誉れはあれ |
何故ならあなたは私たちにあなたの使徒を与えたから |
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56章 |
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神は彼の使徒の手によってその書を開くでしょう |
そして彼の使徒はそれを読んで全ての天使と預言者と選民を呼ぶでしょう |
そして全員の額の上に神の使徒の印が記されるでしょう |
そしてその書の中に楽園の素晴らしさが記されるでしょう |
それから各人は神の右手側を通るでしょう |
神の隣に神の使徒が座るでしょう |
そして預言者たちが彼の近くに座るでしょう |
そして選民たちが |
そして天使がそこで喇叭を吹くでしょう |
そしてサタンを裁きに呼ぶでしょう |
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57章 |
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それからその惨めな者が来るでしょう |
そして最大の侮辱によってことごことくの創造物から非難されるでしょう |
それ故に神は天使ミカエルを呼ぶでしょう |
彼は神の剣で彼を十万回撃つでしょう |
彼はサタンを撃って |
ことごとくの打撃は十の地獄のようにつらいものです |
そして彼は最初に奈落の底に投げ込まれるでしょう |
天使は彼の従者たちを呼ぶでしょう |
そして彼等は全て同様に罵られ非難されるでしょう |
それ故に天使ミカエルは |
神からの委任によって |
撃つでしょう |
或る者に百回 |
或る者に五十回 |
或る者に二十回 |
或る者に十回 |
或る者に五回 |
そしてそれから彼等は奈落の底に下って行くでしょう |
何故なら神が彼等に言うから |
地獄があなたたちの住まいです |
呪われた者たちよ |
その後で全ての不信仰者と堕落者が裁きに呼ばれるでしょう |
彼等に対して人より劣る全創造物が立つでしょう |
神の前に証言する為 |
如何に彼等がこれらの人々に仕えたか |
そしてまさにそのことが如何に神と彼の創造物を傷つけたか |
そして預言者たちが皆立つでしょう |
彼等に対して証言する為 |
それ故に彼等は神によって有罪と判決され地獄の炎に向かうでしょう |
真に私はあなたたちに言います |
無意味な言葉や考えがあの凄まじい日に罰せられずに通ることはありません |
真に私はあなたたちに言います |
毛織の肌着は太陽のように輝くでしょう |
そして神の愛の為に人が身に付けることごとくの虱は真珠に変えられるでしょう |
おお |
三度と四度貧乏人は祝福されます |
彼は真の困窮の中で心から神に仕えるでしょう |
何故ならこの世で彼等は浮世の煩わしさの困窮であるから |
そしてその故に多くの罪から自由な身になるでしょう |
そしてその日に彼等は申し開きをしなければならないでしょう |
如何に彼等がこの世の富を使い果たしたか |
しかし彼等は彼等の忍耐と困窮の為に報酬を与えられるでしょう |
真に私はあなたたちに言います |
もしこの世がこれを知るならそれは選ぶでしょう |
紫の衣より寧ろ毛織の肌着を |
金より寧ろ虱を |
宴より断食を |
全ての者が調べられると |
神は彼の使徒に言うでしょう |
見なさい |
私の友よ |
彼等の悪は |
如何に大きなものであったか |
何故なら彼等の創造主である私が全ての被創造物を彼等の奉仕に雇ったから |
そして全てのことで彼等は私に恥辱を与えました |
それは最も正しいことです |
それ故に |
私が彼等を憐れまないことは |
神の使徒は答えるでしょう |
それは真です |
主よ |
私の栄光ある神よ |
あなたの友と僕の誰一人彼等を憐れむことをあなたに求めることは出来ません |
否 |
あなたの僕である私は全ての前で彼等に対する裁きを求めます |
そして彼がこれらの言葉を言うと |
全ての天使と預言者は |
全ての神の選民と共に |
否 |
何故選民である私が言うのか? |
真に私はあなたたちに言います |
蜘蛛と蝿が |
石と砂が不信仰者に対して叫ぶでそう |
そして裁きを求めるでしょう |
そこで神は人より劣ることごとくの生き物の魂を地に戻させるでしょう |
そして彼は不信仰者を地獄に送るでしょう |
彼等は |
行って |
その地を再び見るでしょう |
犬や馬や他の下劣な動物のどれかに成り果てるでしょう |
それ故に彼等は言うでしょう |
主なる神よ |
私たちをあの地に又戻させて下さい |
しかし彼等が求めることは彼等に叶えられないでしょう |
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58章 |
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イエスは弟子たちに話しながら激しく泣きました |
そしてイエスは沢山涙を流しました |
それから彼が泣き終わった後 |
ヨハネが話しかけました |
師よ |
二つのことを私たちは知りたいと思っています |
一つは |
どうしてそれが可能であるのか |
神の使徒が |
慈悲と憐れみに満ちた者が |
その日に堕落者たちに憐れみを垂れないこと |
彼等は彼自身と同じ土からの者であるのを知りながら |
もう一つは |
どうしてそれが分かるのか |
ミカルの剣は十の地獄の如く辛いということが |
それでは地獄は一つ以上あるのか |
イエスは答えました |
あなたたちは聞いたことがないのか |
預言者ダビデが何と言ったか |
正しい者は罪人たちの破滅を笑うだろう |
これらの言葉で彼を嘲笑うだろう |
こう言って |
私は男を見ました |
彼の力と富に彼の望みを置いた者を |
そして神を忘れた者を |
真に |
それ故に |
私はあなたたちに言います |
アブラハムは彼の父を嘲笑うでしょう |
そしてアダムは全ての堕落者たちを |
そしてこれはその理由になるでしょう |
神の選民が再び完全に立ち上がり神に結び付き |
彼の正義に反する考えを彼等は少しも彼等の心に抱かなくなるであろうことは |
それ故に彼等のことごとくは裁きを求めるでしょう |
そして全ての上に神の使徒を |
生ける神に誓って |
彼等の面前に私は立ちます |
人間への憐れみの為に今私は泣いていますが |
その日に私は憐れみなしの裁きを求めるでしょう |
私の言葉を蔑んだ者たちに対して |
そしてとりわけ私の福音を汚した者たちに対して |
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59章 |
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地獄は一つです |
私の弟子たちよ |
そしてその中で地獄に落とされた者は永遠に罰を受けるでしょう |
しかしそれには七つの部屋あるいは地域があります |
一つは他より深いものです |
そして最も深い所に行く者は最も厳しい罰を受けるでしょう |
しかし天使ミカエルの剣に関する私の言葉は真です |
何故なら一つだけ罪を犯す者は一つの地獄に値するから |
そして二つの罪を犯す者は二つの地獄に値するから |
それ故に一つの地獄の中で堕落者たちは感じるでしょう |
まるで十の中にいるように |
あるいは百の中にあるいは千の中に |
そして全能の神は |
彼の力を通して彼の裁きの為に |
サタンをまるで百万の地獄の中に居るように苦しめるでしょう |
そして残りの各人に彼の悪に従って |
そこでペトロが答えました |
師よ |
真に神の裁きは重大です |
そして今日この話しはあなたを悲しませました |
それ故に |
私たちはあなたにお願いします |
休んで下さい |
そして明日私たちに話して下さい |
地獄がどのようであるか? |
イエスは答えました |
ペトロよ |
あなたは私に休めと言います |
ペトロよ |
あなたは何を言っているのか分かっていません |
そうでなければあなたはそのように言わなかった |
真に私はあなたたちに言います |
この現世の休みは信心の毒であり全ての善い業を焼き尽くす火です |
それではあなたたちは忘れたのか? |
如何に神の預言者ソロモンが |
全ての預言者と共に |
怠惰を非難したか |
彼が言うことは真です |
怠け者は寒さを恐れて土を耕さない |
それ故に夏に彼は物乞いする |
それ故に彼は言いました |
あなたの手が為し得る限り |
休まずにそれをしなさい |
そして神の最も罪なき友であるヨブが言うことは |
鳥が飛ぶ為に生まれているように |
人は働く為に生まれている |
真に私はあなたたちに言います |
私は何よりも休みを嫌います |
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60章 |
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地獄は一つです |
そして楽園と正反対です |
冬が夏の正反対であるように |
そして寒さが熱さの |
それ故に地獄の惨めさを述べる者は神が喜ぶ楽園を必ず見なければなりません |
不信仰者と堕落者の呪いの為に神の裁きによって呪われた場所よ |
神の友であるヨブがそこのことを言いました |
そこには秩序はありません |
しかし永遠の恐怖が |
そして預言者イザヤは |
堕落者に対して |
言います |
彼等の炎も消えないし彼等の蛆虫も死にません |
そして私たちの父ダビデは |
泣いて |
言いました |
その時彼等の上に稲妻と電光と硫黄と大嵐が降り注ぐでしょう |
惨めな罪人たちよ |
その時なんといやなものとして彼等に見えるでしょう |
風味のある肉は |
高価な衣服は |
柔らかい寝椅子は |
そして心地よい歌の協和音は |
なんと彼等をぞっとさせるでしょう |
極度の飢えは |
燃える炎は |
灼熱の灰は |
激しく涙を流す残酷な苦痛は |
それからイエスは悲しみの呻き声を発して |
こう言います |
真にそのような残酷な苦痛を受けるより形造られなかった方が良かったのに |
何故なら体の全ての部分に苦痛を受ける人を想像しなさい |
誰も彼に同情を示しません |
そうではなく全ての者から嘲られます |
私に言いなさい |
これは大きな苦痛ではありませんか? |
弟子たちは答えました |
最大です |
そこでイエスは言いました |
今やこれは地獄では楽なものです(比較して) |
何故なら真に私はあなたたちに言うから |
もし神が一つの天秤に全ての苦痛を置いたら |
全ての人々がこの世で受けた苦痛と裁きの日まで受ける苦痛を |
そしてもう一方のものに地獄の苦痛の一時間を |
堕落者たちは疑いなくこの世の苦痛を選びます |
何故ならこの世のものは人の手から来るから |
しかしもう一方のものは悪魔たちの手から |
彼等は全く同情しません |
なんと残酷な炎を彼等は惨めな罪人たちに与えるだろうか |
なんと厳しい寒さよ |
それでも彼等の炎を和らげることは出来ません |
なんと歯ぎしりとむせび泣きと泣きじゃくりが |
何故ならあらゆる時に彼等の目から流れる涙よりヨルダン川の水は少ないから |
そしてここで彼等の舌は全ての創造物を呪うでしょう |
彼等の父と母と共に |
そして永遠に称えられる者である彼等の創造主を |
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61章 |
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このように言って |
イエスは体を洗いました |
彼の弟子たちと共に |
モーセの書に書かれている神の律法に従って |
それから彼等は祈りました |
そして弟子たちはそのように悲しんでいる彼を見てその日彼に何も話しかけませんでした |
しかし各人彼の話しに恐怖に打たれて立っていました |
それからイエスは夕方の祈りの後に彼の口を開きました |
こう言って |
一家の父はもし泥棒が彼の家に侵入すつもりであることを知ったなら |
どうして眠るだろうか? |
決してそうしません |
何故なら彼は泥棒を殺す準備をして見張って立つから |
それではあなたたちは知らないのか |
サタンが貪り喰う者を捜して歩き回る吠える獅子のようであることを |
このように彼は人に罪を犯させることを求めます |
真に私はあなたたちに言います |
もし人がその日を恐れない商人のように振る舞うなら |
何故なら彼は上手に準備しているから |
一人の男がいました |
彼は彼の隣人たちに金を与えました |
彼等がそれで商売するように |
そして利益は正当な割合で分けるように |
そして或る者たちは上手に商売しました |
その為彼等は金を二倍にしました |
しかし或る者たちは彼等に金を与えた者の敵の為に金を使いました |
彼の悪口を言って |
さあ私に言いなさい |
隣人が勘定する為に借りている者たちを呼ぶ時 |
問題はどうなるか? |
確かに上手に商売した者たちに彼は報酬を与えるでしょう |
しかし他の者たちに対して叱責によって彼の怒りをぶちまけるでしょう |
それから彼は律法に従って彼等を罰するでしょう |
生ける神に誓って |
彼の前で私の魂は立ちます |
隣人は神です |
彼は彼の持つ全てを人に与えました |
命それ自身と共に |
その為 |
この世で上手に生きる人を |
神は誉めるでしょう |
そして楽園の栄光を与えるでしょう |
何故なら上手に生きる者たちは彼等の譬えによって金を二倍にしているから |
何故なら罪人たちは |
彼等の譬えで分かるように |
悔い改めて改宗して |
それ故に上手に生きる人々は大いなる報酬を与えられるから |
しかし邪悪な罪人たちは |
彼等の罪によって神が彼等に与えたものを半減し |
神の敵であるサタンの為に彼等の人生を費やし |
神を冒涜して他の者たちに不快な思いをさせます |
私に言いなさい |
彼等の罰はどの位か? |
それは計り知れないでしょう |
弟子たちは言いました |
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62章 |
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そこでイエスは言いました |
上手に生きる者はその商人を模範にすべきです |
彼は彼の店に錠を下して閉めます |
そして日夜非常に勤勉にそれを守ります |
そして彼が買ったものを再び売って |
彼は利益を上げて喜びます |
何故ならもし彼は損することに気が付くなら売らないから |
否 |
彼自身の兄弟にも |
だからこのようにあなたたちはすべきです |
何故なら真にあなたたちの心は商人であり |
体は店であるから |
それ故にそれが外から受け取るものは |
感覚を通して |
それによって買われて売られます |
そして金は愛です |
だから気を付けなさい |
どんな小さな考えもあなたたちの愛で売ったり買ったりしないように |
あなたたちが利益を上げることができないものによって |
そうではなく考えは |
話すことは |
そして業は |
全て神の為でありなさい |
何故ならそうすればあなたたちはその日に安全を見出せるから |
真に私はあなたたちに言います |
多くの者が体を洗って祈りに行きます |
多くの者が断食して施します |
多くの者が学んで他の者たちに説教します |
彼等の終わりは神の前で忌まわしいものです |
何故なら彼等は体を洗って心を洗わないから |
彼等は口で叫んで心で叫ばないから |
彼等は肉を避けて |
罪で彼等自身を満たすから |
彼等は彼等の為に良くないものを他の者たちに与えます |
彼等が良く保たれる為に |
彼等は話すことを知る為に学びます |
働く為ではありません |
彼等は彼等自身にすることを再び他の者たちに説教します |
そしてこのように彼等自身の舌によって有罪と判決されます |
生ける神に誓って |
これらの者たちは彼等の心で神を知りません |
何故ならもし彼等が彼を知ったなら彼等は彼を愛するから |
そして人が持つものはどんなものでも神からそれを受け取った故に |
そうである故に彼は神の愛の為に全てを費やすべきです |
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63章 |
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或る日々の後イエスはサマリア人たちの一つの町の近くを通りました |
彼等は彼を町に入れさせませんでした |
又彼の弟子たちにパンを売ろうとしませんでした |
それ故にヤコブとヨハネは言いました |
師よ宜しければ私たちは神に祈りましょうか |
彼がこの人々の上に天から火を下すように |
イエスは答えました |
何の霊によってあなたたちは導かれるのかあなたたちは知りません |
あなたたちがそのように言うからには |
神がニネベを滅ぼしたことを想い起こしなさい |
彼がその町に神を畏れる者を一人も見出さなかった故に |
そのことは非常に悪かったので |
神は預言者ヨナを呼んで彼をその町に送りました |
彼はむしろその民を恐れてタルススに逃げました |
それ故に神は彼を海に投げ入れさせました |
そして魚に受け入れられてニネベの近くに投げ上げられました |
そして彼はそこで説教して |
民は転向して悔い改めました |
その為神は彼等を憐れみました |
復讐を求める彼等は災いです |
何故なら彼等の上にそれは臨むから |
各人が彼自身の中に神の復讐の為の原因を持っているのだから |
今私に言いなさい |
あなたたちがこの民と共にこの町を創ったのか? |
あなたたちは狂っています |
確かに違います |
何故なら全創造物は結束しても無から新しい蝿一つ創ることは出来ないから |
そしてこれが創ることです |
もしこの町を創った神聖な神が今それを維持するなら |
何故あなたたちはそれを滅ぼすことを望むのか? |
何故あなたたちはこう言わなかったのか |
宜しければ |
師よ |
私たちは主なる神に祈りましょうか? |
この民が転向して悔い改めるように |
確かにこれが私の弟子の正しい行動です |
悪を為す者たちの為に神に祈ることが |
そのようにアベルはしました |
神に呪われた彼の兄弟カインが |
彼を殺した時 |
そのようにアブラハムはファラオにしました |
彼から彼の妻を取った者に |
そして彼を |
それ故に |
神の天使は殺さずに |
病気で打っただけでした |
そのようにゼカリアはしました |
不信仰な王の法令によって |
彼が神殿で殺された時 |
そのようにエレミヤはしました |
イザヤは |
エゼキエルは |
ダニエルは |
そしてダビデは |
全ての神の友と聖なる預言者と共に |
私に言いなさい |
もし兄弟が乱心状態に落ちたら |
あなたたちは彼を殺すだろうか? |
彼が悪口を言って彼に近ずく者を打つ故に |
確かにあなたたちはそうしません |
そうしないでむしろあなたたちは彼の健康を元に戻すように努めるでしょう |
彼の病気に適した医術によって |
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64章 |
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生ける神に誓って |
彼の面前に私の魂は立ちます |
罪人は弱い心を持っています |
彼が人を虐げる時 |
私に言いなさい |
誰がいるか? |
彼の敵の外套を引き裂く為に彼の頭を砕こうとする者は |
では彼はどうして健全な心を持つことが出来るか |
彼の心の頭である神から彼自身を引き離す者は |
彼の敵の体を傷つける為に |
私に言いなさい |
人よ |
誰があなたの敵か? |
確かにあなたの体です |
そしてあなたを称える者全員です |
それ故にもしあなたが弱い心を持っているなら |
あなたはあなたを罵る者たちの手に口づけしなさい |
そしてあなたを虐げてあなたを沢山打つ者たちに贈り物を与えなさい |
何故なら |
人よ |
何故ならあなたの罪の為 |
この世であなたが多く罵られ虐げられるほど |
裁きの日にあなたは少なくてすむから |
しかし私に言いなさい |
人よ |
もし神の聖人たちや預言者たちがこの世によって迫害され中傷されたなら |
彼等が無罪であったにも拘わらず |
あなたに何が為されるべきだろうか? |
罪人よ |
そしてもし彼等が我慢して全てに耐えたなら |
彼等の迫害者の為に祈って |
あなたは何をすべきか |
人よ |
誰が地獄に相応しいか? |
私に言いなさい |
私の弟子たちよ |
あなたたちは知らないのか? |
シムイが神の僕である預言者ダビデを呪って |
彼に石を投げたことを |
ではシムイを殺そうとした者にダビデが何と言ったか? |
あなたと何の関係があるのか |
ヨアブよ |
あなたがシムイを殺そうとするのは |
彼に私を呪わせておきなさい |
何故なら彼は神の意志であるから |
彼はこの呪いを祝福に変えるでしょう |
そしてそのようにそれはなりました |
何故なら神はダビデの忍耐を見て |
彼自身の息子アブサロムの迫害から彼を救い出しました |
確かに神の意志なしに葉一枚動きません |
それ故に |
あなたたちが苦難の中に在る時考えてはいけません |
どの位あなたたちは耐えられるか |
又あなたたちを虐げる者のことを |
そうではなく考えなさい |
あなたたちの罪の為にどの位あなたたちは地獄の悪魔の手で受けるのに相応しいか |
あなたたちはこの町に怒っています |
それが私たちを受け入れない故に |
又パンを私たちに売らない故に |
私に言いなさい |
これらの人々はあなたたちの奴隷ですか? |
あなたたちが彼等にこの町を与えたのか? |
あなたたちが彼等に穀物を与えたのか? |
あるいはあなたたちがそれを刈る為に彼等を助けたのか? |
確かに違います |
何故ならあなたたちはこの国で異邦人であるから |
そして貧しい人々であるから |
それではあなたたちがこれを言うとは何事ですか? |
二人の弟子たちが答えました |
主よ |
私たちは罪を犯しました |
神が私たちを憐れみますように |
そしてイエスは答えました |
そうあれかし |
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65章 |
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過越しの祝祭が近づきました |
それ故にイエスは |
彼の弟子たちと共に |
エルサレムに上って行きました |
そして彼はプロバティカと呼ばれる池に行きました |
そしてその水浴び場は神の天使が毎日水をかき回す故にそう呼ばれていました |
そしてその動いた後に最初に入って者は誰でもあらゆる種類の病気が癒されました |
それ故に非常に多くの病人がその池の側に留まっていました |
それには五つの回廊がありました |
そしてイエスはそこで一人の立てない人を見ました |
彼はそこに三十八年いました |
酷い病気になって |
するとイエスは |
霊感でこれを知り |
その病人を憐れみました |
そして彼に言いました |
あなたは健康になりたいのか? |
立てない人は答えました |
先生 |
天使が水をかき回した時私をそこに入れてくれる人が私にはいません |
私が入る間に他の者が私の前に降りてそこに入ります |
そこでイエスは彼の目を天に上げて言いました |
主なる私の神よ |
私たちの父なる神 |
この立てない男を憐れんで下さい |
そしてこれを言って |
イエスは言いました |
神の名において |
兄弟よ |
あなたは健康になりなさい |
立ち上がってあなたの寝床を取り上げなさい |
そこで立てない人が立ち上がりました |
神を称えながら |
そして彼の寝床を彼の肩の上に担ぎました |
そして神を称えながら彼の家に行きました |
彼を見た者たちは叫びました |
今日は安息日です |
あなたが寝床を担ぐのは法に許されていません |
彼は答えました |
健康にした彼が私に言いました |
あなたの寝床を上げなさい |
そしてあなたの家の道を行きなさい |
そこで彼等は彼に言いました |
彼とは誰か? |
彼は答えました |
私は彼の名前を知りません |
すると |
彼等の間で彼等は言いました |
それはナザレのイエスに違いない |
他の者たちは言いました |
否 |
何故なら彼は神の聖なる人だから |
こんなことをしたのは悪人であるから |
何故なら彼は安息日を破ったから |
そしてイエスは神殿に入りました |
そして彼の言葉を聞く為に大勢の群衆が彼に近づきました |
そこで祭司たちは妬みに身を焦がしました |
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66章 |
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彼等の一人が彼の許に来ました |
こう言って |
善い師よ |
あなたは申し分なく真に教えています |
それ故に私に言って下さい |
楽園で神は私たちに何の報酬を与えるか? |
イエスは答えました |
あなたは私を善いと呼んで |
神一人だけが善いということを知りません |
神の友であるヨブが言ったように |
産まれて一日の子供は清くありません |
その通り |
天使たちでさえ神の前で欠点なしではありません |
さらに彼は言いました |
肉が罪を引き付けます |
そして不正を吸い上げます |
まるで海綿が水を吸い上げるように |
それ故に祭司は黙りました |
困惑して |
そしてイエスは言いました |
真に私はあなたに言います |
話すことより危険なことはありません |
何故ならソロモンはこう言ったから |
生と死は舌の力によります |
そして彼は彼の弟子たちの所に戻りました |
そして言いました |
あなたたちを祝福する者たちに気を付けなさい |
何故なら彼等はあなたたちを騙すから |
私たちの最初の両親を祝福したサタンの舌で |
しかし彼の言葉の結果は惨めでした |
そのようにエジプトの賢人たちはファラオを祝福します |
そのように預言者たちはアハブを祝福します |
しかし彼等の称賛は偽りです |
その為に称賛される者は称賛する者たちに滅ぼされました |
それ故に預言者イサヤによって神がこう言うのは故なきにあらずです |
私の民よ |
あなたを祝福する者たちはあなたを騙します |
あなたたちは災いです |
律法学者たちとファリサイ派の者たち |
あなたたちは災いです |
祭司たちとレビ人たち |
何故ならあなたたちは主の生贄を駄目にしたから |
それで神が食べると信じて生贄を捧げに来る者たちは人に対するように肉を料理しました |
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67章 |
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何故ならあなたたちは彼等に言うから |
あなたたちの羊と牛と子羊をあなたたちの神の神殿に持って来なさい |
そして全てを食べずに |
あなたたちに与えたあなたたちの神に一部分を与えなさい |
そしてあなたたちは生贄の起源を彼等に話しません |
それは私たちの父アブラハムの息子に与えられた命の証しであることを |
私たちの父アブラハムの信仰と服従が |
神によって彼に為された約束と彼に与えられた祝福と共に |
決して忘れられない為に |
しかし預言者エゼキエルによって神は言います |
これらのあなたたちの生贄を私から取り去りなさい |
あなたたちの犠牲は私にとって忌まわしいものです |
何故なら預言者ホセアによって私たちの神が告げたことの為される時が近づいたから |
こう言って |
私は選ばれた民を選ばれない民と呼びます |
そして預言者エゼキエルによって彼が言うように |
神は彼の民と新しい契約を結ぶでしょう |
あなたたちの父祖に与えた契約に従うことなく |
それは彼等が遵守しなかったもの |
そして彼は彼等から石の心を取ります |
そして彼等に新しい心を与えます |
そしてこれは全てあなたたちが彼の法の中で今ではなく歩むようになる為 |
そしてあなたたちは鍵を持っていて開けません |
むしろあなたたちは歩こうとする者たちの道を塞ぎます |
祭司は大祭司に全てを報告する為に離れて行こうとしました |
彼は聖所の近くに立っていました |
しかしイエスは言いました |
止まりなさい |
何故なら私はあなたの質問の答えるから |
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68章 |
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あなたは私にあなたに言うように求めました |
神は楽園で私たちに何を与えるか |
真に私はあなたい言います |
報いを考える者たちは主人を愛していません |
羊の群れを所有する羊飼いは |
狼が来るのを見れば |
彼等らを守る準備をします |
これに反して |
雇われ人は狼を見れば羊を置いて逃げます |
神に誓って |
彼の前に私は立ちます |
もし私たちの父祖の神があなたの神なら |
あなたはこう言うことを考えないでしょう |
何を神は私に与えるか? |
しかしあなたは言いました |
彼の預言者ダビデがしたように |
何を私は神に与えられるだろうか? |
彼が私に与えた全てのものに対して |
あなたが理解できる譬えによって私はあなたに話しましょう |
一人の王がいました |
彼は道端で盗賊によって身ぐるみ剥がされた男を見出しました |
彼等は彼を瀕死の状態に傷付けました |
そして彼は彼を憐れみました |
そして彼の僕たちに命じてその男を町に運び彼を手当しました |
そして彼等は全力を尽くしてこれをしました |
そして王はその病人に対して大きな愛を心に抱きました |
その為彼は彼の結婚相手に彼自身の娘を与えました |
そして彼を彼の後継者にしました |
さて確かにこの王は最も慈悲深いものでした |
しかしその男は僕たちを打ちました |
医術を軽蔑しました |
彼の妻を罵りました |
王の悪口を言いました |
そして彼の召使たちを彼に反抗するようにさせました |
そして王が何か奉仕を求めると |
彼は常にこう言いました |
王は私に報酬として何を与えるのか? |
さて王がこれを聞いて |
彼はそのような不敬な男に何をしたか? |
彼等は全員答えました |
彼は災いです |
何故なら王は彼から全てを奪って |
酷く彼を罰したから |
そこでイエスは言いました |
祭司よ |
そして律法学者よ |
そしてファリサイ派の人々よ |
そして私の声を聞く大祭司よ |
私はあなたたちに宣べ伝えます |
預言者イザヤによって神があなたたちに言ったことを |
私は僕たちを養育して彼等を高めました |
しかし彼等は私を見くびりました |
その王は私たちの神です |
彼はこの世で悲惨に満ちたイスラエルを見出しました |
それ故に彼に彼の僕たちを与えました |
ヨセフを |
モーセとアロンを |
彼等は彼に貢献しました |
そして私たちの神は彼にそのような愛を抱きました |
それでイスラエルの民の為に彼はエジプトを撃って |
ファラオを溺れさせ |
そしてカナン人とミデヤン人の百二十人の王を覆しました |
彼は彼に彼の法を与えました |
彼を私たちの民がその中に住める全地の相続人にしました |
しかしイスラエルはどのように振る舞ったか? |
どんなに多くの預言者を彼は殺したか |
どんなに多くの預言を彼は汚したか |
どんなに彼は神の法を破ったか |
その為にどんなに多くの者が神から離れて偶像たちの許に行ったか |
あなたたちの違反行為を通して |
祭司たちよ |
そしてあなたたちの生き方でどんなにあなたたちは神の名誉を汚したか |
そして今あなたたちは私に尋ねます |
楽園で私たちに神は何を与えるか? |
あなたたちは私にこう尋ねるべきだった |
神が地獄であなたたちに与える罰は何ですか? |
それから真の悔い改めの為にあなたがすべきことは何ですか |
神があなたたちを憐れむ為に |
何故ならこれを私はあなたたちに言うことが出来るから |
そしてこの目的の為に私はあなたたちに遣わされたから |
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69章 |
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神に誓って |
彼の前に私は立ちます |
あなたたちは私からお世辞を受け取らないで |
真実を受け取るでしょう |
それ故に私はあなたたちに言います |
悔い改めて神に戻りなさい |
私たちの父祖が罪を犯した後にしたように |
そしてあなたたちの心を頑なにしてはいけません |
祭司たちはこの話しに怒りの炎で心を焼き尽くしました |
しかし庶民を恐れて彼等は一言も話しませんでした |
そしてイエスは続けました |
こう言って |
先生たちよ |
律法学者たちよ |
ファリサイ派の人々よ |
祭司たちよ |
私に言いなさい |
あなたたちは騎士のように馬を望みます |
しかしあなたたちは戦いに行くことを望みません |
あたたたちは女のように美しい衣を望みます |
しかしあなたたちは紡いで子供たちを養育することを望みません |
あなたたちは畑の果物を望みます |
そしてあなたたちは土地を耕すことを望みません |
あなたたちは海の魚を望みます |
しかしあなたたちは魚を捕ることを望みません |
あなたたちは市民として栄誉を望みます |
しかしあなたたちは社会の重荷を望みません |
そしてあなたたちは祭司として十分の一献金と最初の実を望みます |
しかしあなたたちは真に神に仕えることを望みません |
それで神はあなたたちに何をするでしょうか? |
あなたたちがこのように何も悪しきことなく全て良きことを望むのを見て |
真に私はあなたたちに言います |
神はあなたたちに何も良い所のない全て悪い場所を与えるでしょう |
そしてイエスがこれを言った時 |
一人の悪魔に取り付かれた者が彼の許に連れて来られました |
話すことも見ることも出来ず聞くことも奪われた者が |
するとイエスは |
彼等の信仰を見て |
彼の目を天に上げて言いました |
私たちの父祖の主なる神よ |
この病人を憐れんで彼に健康を与えて下さい |
あなたが私を遣わしたことをこの人々が知る為に |
そしてこれを言ってイエスは霊に離れるように命じました |
こう言って |
私たちの主なる神の名の力によって |
離れなさい |
悪霊よ |
その男から |
霊は離れてその唖は話しました |
そして彼の目で見ました |
すると皆が恐れに満たされました |
しかし律法学者は言いました |
悪霊の王ベルゼベルの力によって |
彼は悪霊を追い出します |
そこでイエスが言いました |
仲を裂かれればどの王国も自滅します |
そして家は家の上に倒れます |
もしサタンの力によって |
サタンが追い出さるなら |
どうして彼の王国は立つことができるのか? |
そしてもしあなたたちの息子たちが聖なる言葉でサタンを追い出すなら |
預言者ソロモンが彼等に与えたもので |
私が神の力でサタンを追い出すことを彼等は証言します |
生ける神に誓って |
聖霊に対する冒涜はこの世でも他の世でも許されません |
何故なら彼自身に悪を為す者は彼自身を見捨てるから |
神から見捨てられることを知って |
そしてこれを言ってイエスは神殿から出て行きました |
そして庶民は彼を崇めました |
何故なら彼等は集め得る病気の人々を連れて来て |
イエスが祈って全ての人に彼等の健康を与えたから |
するとその日にエルサレムでローマ軍が |
サタンの働きによって |
庶民を扇動し始めました |
イエスはイスラエルの神であると言って |
彼は彼の民を訪れに来る神であると |
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70章 |
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過越しの祝祭の後イエスはエルサレムから離れました |
そしてカエサレア・ピリピの境界に入りました |
すると |
天使ガブリエルが彼に扇動のことを告げました |
それは庶民の間で始まっていたことを |
彼は彼の弟子たちに尋ねました |
こう言って |
人々は私のことを何と言っているのか? |
彼等は答えました |
あなたはエリヤであると或る者たちは言います |
他の者たちはエレミヤと |
そして他の者たちは昔の預言者たちの一人と |
イエスは答えました |
そしてあなたたちは |
私は何であると言うのか? |
ペトロは答えました |
あなたはキリストです |
神の息子です |
その時イエスは怒りました |
そして怒って彼を叱りました |
こう言って |
出て行って私から離れなさい |
何故ならあなたは悪魔であるから |
そして私に罪を犯させようとしているから |
そして彼は十一人を脅しました |
こう言って |
あなたたちは災いです |
もしあなたたちがこれを信じるなら |
何故なら私は大いなる呪いを神から得ているから |
これを信じる者たちに対して |
そして彼はペトロを追い出そうとしました |
すると十一人は彼の為にイエスに懇願しました |
彼は彼を追い出さずに |
再び彼を叱りました |
こう言って |
あなたはそうのようの言葉を二度と言わないように気を付けなさい |
何故なら神はあなたを拒絶するから |
ペトロは泣きました |
そして言いました |
主よ |
私は愚かなことを言いました |
私を許すように神に懇願して下さい |
そこでイエスは言いました |
もし私たちの神が彼の僕モーセに姿を現さなかったら |
又彼がとても愛したエリヤに |
又どの預言者にも |
この信仰なき世代に神が姿を現すとあなたは思いますか? |
しかしあなたたちは知りません |
神が唯の一言も無しにに全てのものを創ったことを |
そして全ての人々は土の一かけらに彼等の起源を持っていることを |
では |
どうして神が人に似たものであり得るのか? |
サタンに騙されて自分自身を苦しめる者たちは災いです |
そしてこれを言って |
イエスはペトロの為に神に懇願しました |
十一人とペトロは泣きながら |
こう言って |
そうです |
そうです |
私たちの神である主は称えられよ |
その後でイエスは去ってガリラヤに行きました |
庶民が彼について抱き始めたこの空しい見解を消す為に |
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71章 |
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イエスが彼自身の国に到着すると |
それがガリラヤの地域全体に広がりました |
預言者イエスがナザレに来たことが |
すると彼等は精出して病人を捜し出して彼等を彼の許に連れて来ました |
彼の手で彼等に触れるように彼に懇願する為 |
そして群衆がそれほど多かったので |
中風の病の或る金持ちは |
戸口を通って彼自身を運び入れることが出来ないので |
イエスが居た家の屋根に彼自身を運び上げました |
そして屋根の覆いを取らせました |
そして薄板で彼自身をイエスの前に降ろさせました |
イエスはちょっと躊躇して立ちました |
それから彼は言いました |
恐れるな |
兄弟よ |
何故ならあなたの罪は許されたから |
皆これを聞いて怒りました |
そして彼等は言いました |
罪を許すとはこの人は誰ですか |
そこでイエスは言いました |
生ける神に誓って |
私は罪を許すことは出来ません |
又誰も出来ません |
しかし神だけが許します |
しかし神の僕として私は他の者たちの罪の為に彼に懇願することは出来ます |
それで私はこの病人の為に彼に懇願しました |
そして神は私の祈りを聞いたと私は確信しています |
それ故に |
あなたたちが真実を知る為に |
私はこの病人に言います |
私たちの父祖の神 |
アブラハムと彼の息子たちの神の名によって |
癒されて立ち上がりなさい |
そしてイエスがこれを言った時 |
病人は癒されて立ち上がりました |
そして神を称えました |
それから一般の人々はイエスに懇願しました |
外に立っている病人の為に彼が神に懇願するように |
するとイエスは彼等の許に出て行って |
彼の手を高く上げて |
言いました |
万軍の神なる主よ |
生ける神 |
真の神 |
聖なる神 |
決して死なない者 |
彼等の上に憐れみを垂れて下さい |
すると皆は答えました |
アーメン |
そしてこれを言って |
イエスは彼の手を病気の人々の上に置きました |
すると彼等は全て彼等の健康を受け取りました |
そこで彼等は神を崇めました |
こう言って |
神は彼の預言者によって私たちを訪れました |
そして偉大な預言者を神は私たちに遣わしました |
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72章 |
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夜にイエスは密かに彼の弟子たちと話しました |
こう言って |
真に私はあなたたちに言います |
サタンはあなたたちを小麦のように篩にかけることを望んでいることを |
しかし私はあなたたちの為に神に懇願しました |
そしてあなたたちは滅びないでしょう |
私に罠を仕掛ける彼以外 |
そしてこれはユダのことを彼は言いました |
何故なら天使ガブリエルが彼に言ったから |
如何にユダが祭司たちと手を結んでいるか |
そしてイエスが話したことを全て彼等に報告したか |
これを書く者が涙と共にイエスに近づき |
こう言います |
師よ |
私に話して下さい |
あなたを裏切ろうとする彼は誰なのか? |
イエスは答えました |
こう言って |
バルナバよ |
今はあなたにとって彼を知る時ではありません |
しかし間もなく悪者は自ら名乗るでしょう |
何故なら私はこの世から去らなければならないから |
そこで使徒たちは泣きました |
こう言って |
師よ |
何故にあなたは私たちを見捨てるのか? |
あなたに見捨てられるより私たちは死んだ方がずっとましです |
イエスは答えました |
あなたたちの心を悩ませてはいけません |
あなたたちは恐れてもいけません |
何故なら私があなたたちを創ったのではなく |
あなたたちを創った私たちの創造主である主があなたたちを守るから |
私はといえば |
神の使徒の道を整える為に今この世に来ています |
彼はこの世に救いを齎すでしょう |
しかしあなたたちは騙されないように気を付けなさい |
何故なら多くの偽りの預言者たちが来るから |
彼等は私の言葉を利用して私の福音を汚すでしょう |
そこでアンデレが言いました |
師よ |
印を私たちに話して下さい |
私たちが彼を知る為に |
イエスは答えました |
彼はあなたたちの時に来ないで |
あなたたちの何年も後に来るでしょう |
私の福音が取り消される時 |
忠実な信者が三十人もいなくなるほどの時 |
その時に神はこの世を憐れむでしょう |
それで彼は彼の使徒を送るでしょう |
彼の頭の上に白い雲を置いて |
それによって彼は神に選ばれた者であることが知られます |
そして彼によってこの世に明らかなるでしょう |
彼は不信仰者に対抗して強い力を携えて来るでしょう |
そして地上の偶像崇拝を破壊するでしょう |
そしてそれは私を喜ばせます |
何故なら彼を通して私たちの神が知られ称えられるから |
そして私は真実であることが知られるでしょう |
そして彼は復讐を実行するでしょう |
私が人以上の者であると言う者たちに対して |
真に私はあなたたちに言います |
月は彼の少年時代に彼の眠りに役に立ち |
彼が成長すると彼はそれを彼の手で掴むでしょう |
彼を追い出すこの世にご用心 |
何故なら彼は偶像崇拝者たちを殺すから |
何故なら神の僕モーセによって多くの者が殺されたから |
そしてヨシュアは |
彼は彼等が焼いた町々を惜しみませんでした |
そして子供たちを殺しました |
何故なら老いた負傷者に火に注ぐから |
彼は全ての預言者の真より完全な真と共に来るでしょう |
そしてこの世の誤りを用いる者を叱責するでしょう |
私たちの父の町の塔は喜びで互いに挨拶するでしょう |
それで偶像崇拝者が地に倒れるのが見られる時 |
そして私のことを他の人々と同じような人と告白する時 |
真に私はあなたたちに言います |
神の使徒はやって来るでしょう |
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73章 |
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真に私はあなたたちに言います |
もしサタンが試みるなら |
あなたたちが神の友たちであるかどうか |
何故なら誰も彼自身の町を攻撃しないから |
もしサタンがあなたたちを彼の意のままにするなら |
彼はあなたたちをあなたたち自身の好むままに過ごさせるでしょう |
しかしあなたたちが彼の敵であることを彼は知っている故に |
あなたたちを滅ぼす為に彼はあらゆる乱暴を働くでしょう |
しかしあなたたちは恐れてはいけません |
何故なら彼はあなたたちに対して鎖に繋がれている犬と同じであるから |
何故なら神が私の祈りを聞いたから |
ヨハネは答えました |
師よ |
私たちの為だけでなく |
福音を信じる者たちの為に |
どのように昔の誘惑者は人を待ち構えたか私たちに話して下さい |
イエスは答えました |
その悪者は四つの方法で |
一番目は彼自身の考えで彼が試みる時 |
二番目は彼の僕による言葉と行動で彼が試みる時 |
三番目は偽りの教義で彼が試みる時 |
四番目は偽りの幻で彼が試みる時 |
さて人々はどうのように用心すべきか |
人は肉を好めば好むほどなお一層 |
熱のある人が水を愛するように罪を愛します |
真に私はあなたたちに言います |
もし人が神を畏れるなら彼は全てに勝利するでしょう |
預言者ダビデが言うように |
神はあなたたち担当の彼の天使を与えるでしょう |
彼はあなたたちの道を守るでしょう |
悪魔があなたたちを躓かせないように |
千があなたの左手に落ち |
一万があなたの右手に落ちるでしょう |
彼等があなたに近づいて来ない為 |
さらに |
私たちの神は |
私たちを守る為に同じダビデによって私たちに大きな愛を約束して |
こう言います |
私はあなたたちに思慮を与えます |
それはあなたたちを教えるでしょう |
そしてあなたたちが歩むあなたたちの道に |
私は私の目をあなたたちの上に留めましょう |
しかし何を私は言うべきか? |
彼はイザヤによって言いました |
母は彼女の胎の子を忘れることが出来るか? |
しかし私はあなたたちに言います |
彼が忘れる時 |
私はあなたを忘れます |
私に告げなさい |
それでは |
誰がサタンを恐れる必要があるのか? |
天使たちの守りと生ける神の保護がありながら |
しかしながら |
それは必要です |
預言者ソロモンが言うように |
あなた |
私の息子よ |
主を畏れて来る者 |
試みの為あなたの心を準備しなさい |
真に私はあなたたちに言います |
人は金を試みる銀行員のようにするべきであると |
彼の考えを試みることによって |
彼が彼の創造主である神に対して罪を犯さない為に |
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74章 |
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この世には罪に対して考えを持たない人々が居たし今も居ます |
彼等は大きな誤りの中に居ます |
私に告げなさい |
どうしてサタンは罪を犯したか? |
彼は人より価値があると考えて罪を犯したことは確かです |
ソロモンは神の全創造物を宴に招こうと思って罪を犯しました |
すると一匹の魚が彼を正しました |
彼が用意したものを全て食べることによって |
それ故に |
故なくしてではなく |
私たちの父ダビデは言います |
人の心に上ることで人は涙の谷に入ります |
そしてそれ故に神は彼の預言者イザヤによって叫ばせます |
こう言って |
あなたたちの邪悪な考えを私の目から取り除きなさい |
そして何の目的の為にソロモンは言うのか? |
あなたが保つ全てのものと共に |
あなたの心を保ちなさい |
生ける神に誓って |
彼の前に私の魂は立ちます |
邪悪な考えに対して全てが言われます |
それによって罪が犯されます |
何故なら考えなしに罪を犯すことは不可能であるから |
さあ私に告げなさい |
農夫が葡萄園を植える時彼は苗を深く植えますか? |
確かにそうします |
サタンでさえそうします |
罪を植える者は目あるいは耳で止まらず |
心の中に入って行きます |
そこは神の住まいです |
彼が彼の僕モーセによって語ったように |
こう言います |
私は彼等の中に住みます |
彼等が私の法によって歩む為 |
さあ私に告げなさい |
もしヘロデ王があなたたちに住まわせて保護する為に家を与えるなら |
あなたたちは彼の敵であるピラトに許すだろうか? |
そこに入ることを或いは彼の神々をその中に置くことを |
確かに違います |
それでは尚更あなたたちはサタンに許す必要があるのか |
あなたたちの心の中に入ることを |
或いは彼の考えをその中に置くことを |
私たちの神があなたたちにあなたたちの心を与えたのだから |
彼の住まいであることを保つ為 |
守りなさい |
それ故に |
銀行員が金をじっくり見ることを |
カエサルの像が正しいかどうか |
銀は良いか偽りか |
それは正当な重量かどうか |
それ故に彼はそれを彼の手の中で何回もひっくり返します |
ああ |
狂った世の中よ |
あなたの仕事においてあなたはなんと賢明であることか |
その為最後の日にあなたは怠慢と不注意の神の僕たちを叱責して裁くでしょう |
何故なら疑いなくあなたの僕たちは神の僕たちより賢明であるから |
私に告げなさい |
さあ |
銀行員が銀貨を審査するように考えを審査する者は誰かいますか? |
確かに誰もいません |
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75章 |
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そこでヤコブは言いました |
師よ |
どうして考えの審査は硬貨のそれのようなのですか |
イエスは答えました |
考えの良い銀貨は敬虔です |
何故ならあらゆる不敬虔な考えは悪魔から来るから |
正しい典型は聖徒たちや預言者たちの例です |
それに私たちは従わなければねりません |
そして考えの重さは神への愛です |
それによって全ては為されなければなりません |
すると敵はあなたの隣人に不敬虔な考えを齎すでしょう |
この世に適応した考えを |
肉を堕落させる為 |
地上の愛の考えを |
神への愛を堕落させる為 |
バルトロマイは答えました |
師よ |
何を私たちは考えなければいけませんか |
私たちが誘惑に陥らない為に |
イエスは答えました |
二つのことがあなたたちに必要です |
一番目はあなたたち自身を大いに訓練することです |
そして二番目はほとんど話さないことです |
何故なら怠惰はあらゆる汚れた考えを集める下水溝であるから |
喋り過ぎることは不正を吸い上げる海綿であるから |
それ故に必要です |
あなたの働きが体を占めるだけではなく |
又心が祈りで占められることも |
何故なら祈りを止めてはいけないから |
譬えを私はあなたたちに話します |
報酬を支払わない男がいました |
それ故に彼を知った者は誰も彼の畑まで行きませんでした |
すると彼は |
悪人のように |
言いました |
私は市場に行って何もしていない暇な者たちを見つけよう |
そして私の葡萄畑まで来させよう |
この男は彼の家から出て行きました |
そして無為に立っていた多くの見知らぬ人たちを見つけました |
彼等は金を持っていませんでした |
彼等に彼は話しかけました |
そして彼等を彼の葡萄畑に連れて行きました |
しかし真に誰も彼を知らずそこに行って彼の手の為に仕事をしました |
彼はサタンです |
報酬を払わない者です |
何故なら彼は仕事を与えて人は彼に仕えることでその為に永遠の炎を受け取るから |
それ故に彼は楽園から出て行って |
労働者たちを捜しに行きます |
確かに彼は無為に立つ彼の労働者たちに向かいます |
彼等が誰であれ |
しかし全く彼を知らない者たちに |
それを逃れる為に悪を知ることは誰にとってもどうしても十分とはいえません |
しかしそれに打ち勝つ為に善を実行することが必要です |
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76章 |
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私はあなたたちに譬えを話します |
三つの葡萄園を持つ男がいました |
それを彼は三人の農夫に貸し出しました |
一番目の者は葡萄園を栽培する方法を知らなかったので |
葡萄園は葉だけ生じました |
二番目の者は三番目の者に教えました |
どうのように葡萄を栽培すべきか |
そして彼は実によく彼の言葉に耳を傾けました |
そして彼は彼のものを栽培しました |
彼が彼に言った通りに |
三番目の葡萄園が多くを産むまでに |
しかし二番目の者は彼の葡萄園を栽培しないままにしておきました |
ただ話すことで彼の時を過ごして |
葡萄園の主人に賃貸料を支払う時が来た時 |
一番目の者は言いました |
主よ |
私はあなたの葡萄園をどのように栽培すべきか知りません |
それ故に私は今年実を受け取れませんでした |
主人は答えました |
愚か者よ |
あなたはこの世に一人だけで住んで |
あなたは私の二番目の葡萄園の園丁に助言を求めるなかったのか? |
彼は土地の耕し方を良く知っています |
確かにあなたは私に支払わなければなりません |
そしてこれを言って彼は監獄の中で働くように彼に宣告しました |
彼が彼の主人に支払うまで |
主人は彼の単純さを憐れんで彼を釈放しました |
こう言って |
出て行きなさい |
何故なら私は最早あなたを私の葡萄園で働かせないから |
私があなたにあなたの借金を与えることであなたには十分です |
二番目の者が来ました |
主人は彼に言いました |
ようこそ |
私の葡萄園の園丁よ |
あなたが私に支払う実はどこですか? |
確かに |
あなたは葡萄を刈り取る方法を良く知っているから |
私があなたに貸し出した葡萄園は多くの実を結んだにちがいありません |
二番目の者は答えました |
主よ |
あなたの葡萄園は遅れています |
私が木を剪定しなかったし土を捏ねなかった故に |
葡萄園は実を結びませんでした |
その為私はあなたに支払うことは出来ません |
すると主人は三番目の者を呼んで驚いて言いました |
あなたは私に言います |
この男が |
私が二番目の葡萄園を貸し出した者が |
私があなたに貸し出した葡萄園の栽培を完全に教えたと |
それではどうして私が彼に貸し出した葡萄園が実を結ばないことがあり得るのか |
それは一つの土であるのに |
三番目の者は答えました |
主よ |
葡萄は話すだけでは栽培されません |
彼は毎日肌着に汗を掻かなければなりません |
その実を結びたい者は |
そしてあなたの葡萄園の園丁のあなたの葡萄園はどうして実を結ぶことが出来るでしょうか |
主よ |
もし彼が何もせずお喋りに時を無駄に使っているなら |
それは確かです |
主よ |
もし彼が彼自身の言葉を実行に移したなら |
私はあなたに二年分の賃貸料を渡してこんなに多くのことを話せません |
彼は葡萄園の賃貸料を五年分渡せたでしょう |
主人は激怒して |
葡萄園の園丁に軽蔑をこめて言いました |
あなたは木を剪定せず又葡萄園を一様にせず大いなる働きをしました |
それ故にあなたに大いなる褒章があります |
そして彼の僕たちを呼んで彼は情け容赦なく彼を打たせました |
それから彼は彼を監獄に入れました |
毎日彼を打つ残酷な僕の監視の下に |
そして彼の友たちの祈りによって彼を解放したいと決して思いません |
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77章 |
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真に私はあなたたちに言います |
裁きの日に多くの者が神に言うでしょう |
主よ |
私たちは律法に従って伝道して教えました |
彼等に対して石が叫ぶでしょう |
こう言って |
あなたたちが他の者たちに伝道した時 |
あなたたち自身の舌であなたたち自身に有罪判決を下しました |
不正を働く者たちよ |
生ける神に誓って |
イエスは言いました |
真実を知ってその逆の業を実行する者は酷い刑罰によって罰せられる故に |
サタンは恐らく彼に同情するでしょう |
私に告げなさい |
さあ |
私たちの神が律法を私たちに与えたのは知る為か実行する為か? |
真に私はあなたたちに言います |
全ての知識の目的は全てのことを実行する知恵を知る為です |
私に告げなさい |
もし人が食卓に座って彼の目で美味しい食べ物を見るなら |
しかし彼の手で汚れたものを選んでそれらを食べるなら |
彼は狂っていないだろうか? |
はい |
確かに |
弟子たちは言いました |
そこでイエスは言いました |
全ての狂人を超えて狂っているあなたよ |
人よ |
あなたの知性で天を知り |
あなたの手で地を選び |
あなたの知性で神を知り |
あなたの愛着で世を望み |
あなたの知性で楽園の喜びを知り |
あなたの働きで地獄の悲惨を選ぶ者 |
勇敢な兵士 |
戦う為に剣を抜き鞘を運ぶ者 |
さあ |
あなたたちは知らないのか? |
夜に歩む者は光を望むことを |
光りを見る為だけではなく |
むしろ良い道を見る為に |
彼が安全に宿屋に進めるように |
惨めな世よ |
千回軽蔑され憎悪されるもの |
私たちの神が聖なる預言者たちによって喜んでそれを授けたのに |
彼の国と彼の安らぎに行く道を知ることを |
しかしあなたは |
悪人よ |
行くことを望まないだけではなく |
もっと悪い事に |
光りを軽蔑しました |
駱駝の諺は真です |
それは澄んだ水を飲むのを好みません |
何故ならそれは自分自身の醜い顔を見たくないから |
悪事を働く不信仰者はそうします |
何故なら彼は光を嫌うから |
彼の邪悪な業が知られない為に |
しかし知恵を受け取る者は |
良くない業を実行するばかりではなく |
もっと悪い事に |
それを悪の為に使います |
与える人を殺す道具として贈り物に使う人に似てます |
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78章 |
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真に私はあなたたちに言います |
神はサタンの堕落を憐れみませんでした |
しかしながらアダムの堕落を憐れみました |
そしてあなたたちは十分に知りなさい |
善を知って悪を為す者の不幸な状態を |
そこでアンデレは言いました |
師よ |
学ぶことを脇に置くことは良いことです |
そのような状態に陥らない為に |
イエスは答えました |
もしこの世が太陽なしで良いなら |
人は目なしで良く |
そして心は理解力なしで良く |
その結果知らないことは良いことになります |
真に私はあなたたちに言います |
パンは現世の命の為にそれほど良くないことを |
学ぶことが永遠の命の為に良いほどには |
学ぶことは神の教えであることをあなたたちは知らないのか? |
何故ならこのように神は言うから |
長老たちに尋ねなさい |
そして彼等はあなたたちに教えるでしょう |
そして法について神は言います |
私の教えはあなたたちの目の前にあることを知りなさい |
そしてあなたたちが座る時 |
そしてあなたたちが歩む時 |
そして何時でもそれに関して深く考える時 |
その時学ばないことが良いかどうか |
あなたたちは直ちに知るでしょう |
ああ |
知恵を軽蔑する者は不幸です |
何故なら彼は永生を失うから |
ヤコブは答えました |
師よ |
ヨブが学んだのは師からではないことを私たちは知っています |
またアブラハムも |
それにも拘わらず彼等は聖人になり預言者になりました |
イエスは答えました |
真に私はあなたたちに言います |
花婿の家にいる者は結婚式に招待される必要はありません |
何故なら彼は結婚式が催される家に住んでいるから |
しかしその家から遠く離れた彼等は |
今やあなたたちは知りなさい |
神の預言者たちは神の恵みと憐れみの家にいないことを |
そして彼等の中に明白な神の法を持たないことを |
私たちの父ダビデがこの事に関して言うように |
神の法は彼の心の中にあります |
それ故に彼の通り道は掘り返されることはありません |
真に私はあなたたちに言います |
私たちの神は人を創った時 |
彼を正しく創っただけではなく |
彼の心に光を差し入れました |
神に仕えることが相応しいと彼に見せる為に |
それ故に |
万一この光が罪の後に暗くされても |
それでもそれは消えません |
何故ならあらゆる国民は神に仕える為この望みを持っているから |
彼等が神を失って嘘偽りの神々に仕えるとしても |
従って人が神の預言者たちの教えを受けることは必要です |
何故なら彼等は道を教える明るい光を持っているから |
私たちの国である楽園に行く為に |
神によく奉仕することによって |
病んだ目を持つ者が案内され助けられることがまさに必要であるように |
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79章 |
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ヤコブは答えました |
そしてどうやって預言者たちは私たちに教えることが出来るのか? |
もし彼等が死んでいるなら |
そして預言者たちを知らない者がどうやって教えを受けることができるのか? |
イエスは答えました |
彼等の教えは記録されているので |
それは学ぶことが出来ます |
何故なら預言者の為に書かれたものがあなたにあるから |
真に |
真に |
私はあなたたちに言います |
預言を軽蔑する者は預言者を軽蔑するだけではなく |
預言者を遣わした神を軽蔑しています |
しかし預言者を知らないことについて |
諸国民のように |
私はあなたたちに告げます |
もしそれらの地域に住むなら |
彼の心と同じように生きる人は誰でも彼を示すでしょう |
彼は他人から受けないことを他人にすることなく |
そして他人から受けることを彼の隣人に与えるので |
そのような人は神の恵みから見放さられないでしょう |
それ故に死に際して |
遅くとも |
神は恵みと共に彼の法を彼に示し与えるでしょう |
おそらくあなたたちは考えます |
神は法の愛の為に法を与えたと |
確かにこれは真ではありません |
そうではなくむしろ神は彼の法を与えました |
人が神の愛の為に善を為すように |
そしてもし神が人を見出すなら |
神の愛の為に善を為す者を |
彼が彼を軽蔑することがあり得るだろうか |
否 |
確かに |
むしろ彼は彼を愛するでしょう |
彼が法を与えた者たちより以上に |
私はあなたたちに譬えを話します |
すごい財産を持つ人が居ました |
彼の領地の中に彼は不毛の砂地を持っていました |
そしてある日彼はそのような砂地を歩いていると |
彼はそのような実を結ばない植物の中に見つけました |
美味しい実のなる一つの植物を |
するとこの男は言いました |
今どうやってこの植物はこれらの美味しい実を結んだのか |
確かに私はしましょう |
それが切り倒されて残りのものと共に火にくべられないように |
そして彼の僕たちを呼んで |
彼は彼等にそれを掘り出させて彼の庭に植えさせました |
そうであるから |
私はあなたたちに告げます |
私たちの神が地獄の炎から守ることを |
義を為す者たちを |
彼等がどこに居ようと |
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80章 |
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私に告げなさい |
ヨブは偶像崇拝者たちの中にウズ以外のどこに住んでいたか? |
そして洪水の時を |
モーセはどのように書き記しているか? |
私に告げなさい |
彼は言います |
ノアは真に神の前に恵みを見出しました |
私たちの父アブラハムは信仰の無い父を持ちました |
何故なら彼は偽りの偶像たちを造って礼拝したから |
ロトは地上で最悪の男たちの間に住みました |
ダニエルは子供の時 |
ハナンヤ |
アザルヤ |
そしてミシャエルと共に |
ネブカドネツァルによって捕囚として連れて行かれました |
彼等は連れて行かれた時彼等はまだ二歳であったのに |
そして彼等は偶像礼拝の多数の僕たちに中で養育されました |
生ける神に誓って |
火が乾いたものを燃やしてそれらを火に変えるように |
オリーブと糸杉と椰子の間に差を設けず |
そのように私たちの神は義を為す全員に憐れみをかけます |
差を設けずに |
ユダヤ人 |
スキティア人 |
ギリシャ人 |
或いはイシュマエル人の間に |
しかしあなたの心をそこで止めないようにしなさい |
ヤコブよ |
何故なら神が預言者を遣わした所に |
それが完全に必要であるから |
あなた自身の判断を否定して預言者に従うことが |
そしてこう言わないことが |
何故彼はこのように言うのか? |
何故彼はこのように禁じて命令するのか? |
そうではなくこう言いなさい |
このように神は欲します |
このように神は命じます |
さあ神はモーセに何を言ったか? |
イスラエルがモーセを軽んじた時 |
彼等はあなたを軽んじたのではなく |
彼等は私を軽んじました |
真に私はあなたたちに言います |
人は彼の人生の全ての時を過ごすべきです |
どのように話したり読んだりすることを学ぶことによってではなく |
どのように善をなすことを学ぶことによって |
さあ私に告げなさい |
誰がヘロデのあの僕か? |
全力で彼に仕えて彼を喜ばせることを学ぼうとしない者は |
この世は災いだ |
土と糞である体を喜ばせることだけを学んで |
全てのものを造った神に仕えことを忘れて学ばないこの世は |
神は永遠に称えられる者です |
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81章 |
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私に告げなさい |
それは祭司たちの大きな罪であったか? |
もし彼等が神の契約の箱を運んでいた時 |
彼等がそれを地面に落としたなら |
弟子たちはこれを聞いて震えました |
何故なら彼等は知っていたから |
神の箱に誤って触れた為に神がウザを殺したことを |
そして彼等は言いました |
そのような罪は最も酷いものです |
そこでイエスは言いました |
生ける神に誓って |
神の言葉を忘れることはもっと大きな罪です |
それ(神の言葉)と共に彼は全てのものを造りました |
それによって彼はあなたたちに永遠の命を提供します |
そしてこれを言ってイエスは祈りました |
そして彼の祈りの後で彼は言いました |
明日私はサマリアに渡って行かなければなりません |
何故なら神の聖なる天使が私にそう言ったから |
或る日の朝早く |
イエスは井戸の近くに到着しました |
それはヤコブが造って彼の息子ヨセフに与えたものです |
するとイエスは |
旅に疲れたので |
食べ物を買う為に彼の弟子たちを町に遣わしました |
そして彼自身は井戸の側に座りました |
井戸の石の上に |
すると見なさい |
一人のサマリアの女が水を汲みに井戸にやって来ます |
イエスはその女に言います |
私に飲ませて下さい |
女は答えました |
まあ |
あなたは恥ずかしくないのですか? |
あなたはヘブライ人であるのに |
サマリア人の女である私から飲み物を求めることは |
イエスは答えました |
女よ |
もしあなたがあなたに飲み物を求める者が誰であるのか知るなら |
恐らくあなたは彼に飲む水を求めるでしょう |
女は答えました |
今どうしてあなたが私に飲ませることが出来ますか |
水を汲む容器をあなたは持つことなく |
縄もなく |
そして井戸は深いのに |
イエスは答えました |
女よ |
誰でもこの井戸の水を飲む者は |
渇きが彼に再び来ます |
しかし誰であれ私が与える水を飲む者はもう渇きません |
そうではなく渇く者たちに彼等は飲ませます |
彼等が永遠の命に至るまで |
そこで女は言いました |
主よ |
このあなたの水を私に与えて下さい |
イエスは答えました |
あなたの夫を呼びに行きなさい |
そしてあなたたち両方に私は飲ませましょう |
女は言いました |
私は夫を持っていません |
イエスは答えました |
よろしいあなたは真実を言いました |
何故ならあなたは五人の夫を持っていて |
あなたが今持つ彼はあなたの夫ではないから |
この女はこれを聞いて困惑して |
言いました |
主よ |
これによってあなたが預言者であると私は認めます |
それ故に私に告げて下さい |
お願いします |
ヘブライ人はシオンの山の上 |
エルサレムにソロモンが築いた神殿の中で祈って |
神の恵みと憐れみはそこ以外のどこにも見出せないと言います |
そして私たちの民はこの山々の上で礼拝して |
サマリアの山々の上だけで礼拝を為すべきだと言います |
誰が真の礼拝者ですか? |
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82章 |
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そこでイエスはため息をついて泣きました |
こう言って |
あなたは災いだ |
ユダよ |
何故ならあなたは讃美します |
こう言って |
主の神殿よ |
主の神殿よ |
そしてまるで神がいないように生きるから |
この世の喜びと利得に完全に我を忘れて |
何故なら裁きの日にこの女はあなたを非難して地獄に行かせるから |
何故ならこの女は神の前で恵みと憐れみを如何に見出すか知ろうと努めるから |
そして女に向かって彼は言いました |
女よ |
あなたたちサマリア人はあなたたちが知らないものを礼拝します |
しかし私たちヘブライ人は私たちが知っているものを礼拝します |
真に |
私はあなたに言います |
神は霊であり真であり |
そしてそのように霊と真をもって礼拝されなければならないことを |
何故なら神の約束はエルサレムで為されたから |
ソロモンの神殿において |
そして他の所ではありません |
しかし私を信じなさい |
時が来れば神は彼の憐れみを他の町に与えるでしょう |
そしてあらゆる場所で真をもって彼を礼拝することが可能になるでしょう |
そして神はあらゆる場所で真の祈りを憐れみで受け入れるでしょう |
女は答えました |
私たちはメシア(救済者)を求めています |
彼は来て私たちを教えるでしょう |
イエスは答えました |
あなたは知りなさい |
女よ |
メシア(救済者)は来るに違いないのか? |
彼女は答えました |
はい |
主よ |
そこでイエスは喜んで |
言いました |
私が見る限りでは |
女よ |
あなたは信仰の厚いものです |
それ故に知りなさい |
メシア(救済者)を信じることによって神の選民は全員救われることを |
それ故にあなたはメシア(救済者)の到来を知ることが必要です |
女は言いました |
主よ |
多分あなたがメシア(救済者)です |
イエスは答えました |
私は本当に救済の預言者としてイスラエルの家に遣わされました |
しかし私の後にメシア(救済者)が来るでしょう |
全ての世に神から遣わされて |
その者の為に神はこの世を造りました |
それから全ての世を通して神は礼拝され |
憐れみは受け入れられ |
ヨベル(安息)の年は |
今百年毎に来るものは |
メシア(救済者)によってあらゆる場所で毎年に縮められるでしょう |
そこで女は彼女の水壷を置いて町に走って行きました |
彼女がイエスから聞いた全てのことを告げる為 |
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83章 |
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女がイエスと話している間に彼の弟子たちは戻って来て |
イエスが女と話していたので驚きました |
しかし誰も彼に言いませんでした |
何故あなたはサマリアの女とそのように話しているのか? |
すると |
女が離れて行くと |
彼等は言いました |
師よ |
来て食べて下さい |
イエスは答えました |
私は他の食べ物を食べなければなりません |
そこで弟子たちは互いに言いました |
恐らく或る旅行者がイエスと話して彼の食べ物を見つけに行ったのだろう |
そして彼等はこの作者である彼に尋ねました |
こう言って |
ここに誰か居たのか |
バルナバよ |
師に食べ物を持って来る者が |
そこで作者である彼は答えました |
あなたたちが見た女より他に誰もここに居ませんでした |
彼女はこの空の容器を水で満たす為に持って来ました |
そこで弟子たちは驚いて立っていました |
イエスの言葉が出て来るのを待って |
するとイエスは言いました |
あなたたちは知りません |
真の食べ物は神の意志を為すことであることを |
何故なら人を支えて彼に命を与えるのはパンではなく |
むしろ神の意志による言葉であるから |
そしてこれ故に聖なる天使たちは食べずに |
神の意志だけで養われて生きます |
そしてそのように私たちは |
モーセとエリヤと他の者も |
四十日と四十夜何の食べ物なしに居ました |
そして彼の目を上げて |
イエスは言いました |
収穫の時はどの位先ですか? |
弟子たちは答えました |
三カ月です |
イエスは言いました |
さあ見なさい |
山が穀物でどの位白いか |
真に私はあなたたちに言います |
今日刈り取られる大きな収穫があります |
それから彼を見に来た群衆を彼は指差しました |
何故なら女が町に入って全町民を動かしたから |
こう言って |
人々よ |
来て見なさい |
神によってイスラエルの家に遣わされた新しい預言者を |
そして彼女は彼等に全ての事を詳しく述べました |
イエスから聞いた事を |
彼等はそこに来て |
彼等はイエスに彼等の許に留まるように懇願しました |
そして彼は町に入ってそこに二日留まりました |
全ての病人を癒しながら |
そして神の王国について教えながら |
そこで町民たちは女に言いました |
私たちは彼の言葉と奇跡をもっと深く信じています |
私たちがあなたが言った事で信じるよりも |
何故なら彼は本当に神の聖者であるから |
彼を信じる者たちの救いの為に遣わされた預言者であるから |
夜中の祈りの後に弟子たちはイエスに近づきました |
そして彼は彼等に言いました |
今夜はメシア(救済者)の時になるでしょう |
神の使徒の |
ヨベルの年は毎年になるでしょう |
今は百年毎に来ます |
それ故に私たちは眠らずに |
私たちは祈りを捧げましょう |
私たちの頭を百回下げて |
私たちの神を崇めて |
力強くて慈悲深い神を |
彼は永遠に称えられます |
そしてそれ故に毎回私たちは言いましょう |
私たちの神あなただけに私は告白します |
初めを持たなかったことを |
終わりも持たないだろうことを |
何故ならあなたの憐れみによってあなたは全てのものに彼等の初めを与え |
あなたの正義によって全てのものに終わりを与えるから |
人々の間に似たものはいません |
何故ならあなたの無限の善の中で |
あなたは動きやどんな出来事にも支配されないから |
私たちを憐れんで下さい |
何故ならあなたは私たちを創って |
私たちはあなたの手の業であるから |
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84章 |
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祈って |
イエスは言いました |
私たちは神に感謝を捧げましょう |
何故なら彼は私たちに今夜大いなる恵みを与えたから |
彼は今夜を過ごさなければならない時にした故に |
神の使徒と連帯して私たちは祈ったことで |
そして私は彼の声を聞きました |
弟子たちはこれを聞いて大いに喜びました |
そして言いました |
師よ |
今夜幾つかの教訓を私たちに教えて下さい |
そこでイエスは言いました |
あなたたちは香油の混じった糞をかつて見たことがありますか |
彼等は答えました |
いいえ |
主よ |
何故ならこんなことをするような狂った者は誰もいないから |
今私はあなたたちに告げます |
この世に大変な狂人たちがいることを |
イエスは言いました |
何故なら彼等は神の奉仕と共にこの世の奉仕を混ぜているから |
その為罪なき命の多くがサタンに騙されました |
そして祈りの間に彼等の祈りに世俗的な事を混ぜました |
その結果彼等はその時に神の目に忌まわしくなりました |
私に告げなさい |
あなたたちが祈りの為に身を洗っている時 |
汚れたものがあなたたちに触れないようにあなたたちは気を付けますか? |
はい |
確かに |
しかしあなたたちが祈っている時あなたたちはどうしますか? |
あなたたちは神の慈悲によってあなたたちの魂を罪から洗います |
その時あなたたちは進んでしますか? |
あなたたちが祈っている間 |
世俗的な事を話すことを |
そうしないように気を付けなさい |
何故ならあらゆる世俗的な言葉は悪魔の糞になるから |
話す者の魂の上に |
そこで弟子たちは震えました |
何故なら彼は霊の激しさについて話したから |
そして彼等は言いました |
師よ |
私たちはどうすべきでしょうか? |
もし私たちが祈っている時に友が私たちに話しに来るなら |
イエスは答えました |
彼を待たせて置きなさい |
そして祈りを済ませなさい |
バルトロマイが言いました |
しかしもし彼が怒って去って行くなら |
私たちが彼と話さないと彼が思って |
イエスは答えました |
もし彼が怒ったなら |
確かに |
彼はあなたの友でもないし信仰者でもなく |
むしろ不信仰者でサタンの仲間です |
私に告げなさい |
もしあなたたちがヘロデの馬小屋の少年に話しに行って |
彼がヘロデの耳に話しているのを見るなら |
あなたたちは怒るだろうか? |
もし彼があなたたちを待たせても |
いいえ |
確かに |
そうではなくあなたたちは喜ぶでしょう |
あなたたちの友が王に寵愛されているのを見て |
これは真ですか? |
イエスは言いました |
弟子たちは答えました |
それは最も真です |
そこでイエスは言いました |
真に私はあなたたちに言います |
皆は彼が祈る時神と話しています |
人と話す為に神と話すことをあなたたちは辞めることは正しいことなのか? |
あなたたちの友がこの為に怒ることは正しいことなのか? |
何故ならあなたたちは彼に対するより神に対する敬いの方が大きいから |
確かに |
もしあなたたちが彼を待たせた時彼が怒るなら |
彼は悪魔の良き僕です |
何故なら悪魔はこれを望むから |
神が人に疎んぜられることを |
生ける神に誓って |
神を畏れる者はあらゆる善き業の中で彼自身をこの世の業から切り離すべきです |
善き業を腐敗させないように |
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85章 |
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一人の人が悪い業を為すか悪を受け入れる時 |
もしある人が彼を正しに行って |
そのような業を妨げるなら |
そのような人は何を実行するのか? |
イエスは言いました |
弟子たちは答えました |
彼は善を実行します |
何故なら彼は神に仕えるから |
彼は常に悪を妨げようと努めます |
ちょうど太陽が常に暗闇を追い払うように |
イエスは言いました |
そして私はあなたたちに逆の話しをします |
人が善い業を為すか善いことを話す時 |
誰であれ何か善くない口実の下に彼を妨げようと努める者は |
彼はあの悪魔に仕えます |
否 |
それどころか彼は彼の仲間になります |
何故なら悪魔はあらゆる善いことを妨げるより他の何事にも専心しないから |
しかし今私はあなたたちに何を言うべきか? |
預言者ソロモンが言ったように私はあなたたちに言いましょう |
聖なる者であり |
神の友のソロモンが |
あなたたちが知る千人から |
一人があなたたちの友になります |
そこでマタイが言いました |
それでは私たちは誰も愛することは出来ないでしょう |
イエスは答えました |
真に私はあなたたちに言います |
罪だけを除いて何かを憎むことはあなたたちに許されていません |
だからサタンですらあなたたちは憎むことは出来ません |
神の創造物として |
むしろ神の敵として |
それ故にあなたたちは知っていますか? |
私はあなたたちに告げましょう |
何故なら彼は神の一つの創造物であり |
神が創った全てのものは善であり完全であるから |
従って |
創造物を憎む者は誰でも又創造主を憎みます |
しかし友は稀にみるものです |
それは容易に見出されることなく |
容易に失います |
何故なら友は彼が最高に愛する者に対する否定を許さないから |
気を付けなさい |
あなたたちは用心深くありなさい |
そしてあなたたちが愛する者を愛さない者を友に選ばないようにしなさい |
友が何を意味するかあなたたちは分かりますか? |
友は魂の医師以外の何ものも意味しません |
そしてそうだから |
ちょうど人が稀に善い医師を見出すように |
病気を知ってそこに薬を用いることを理解している医師を |
そのように又友も稀です |
誤りを知って如何に善に導くか理解している友は |
しかしここに悪が存在します |
彼等の友の誤りを見ない振りする友を持つ者は多くいます |
他の者たちは彼等を許します |
他の者たちは現世の口実の下に彼等を擁護します |
そして更に悪いことに |
誘って彼等の友を誤らせる友たちがいます |
彼の最後は彼等の悪行に似るようになります |
あなたたちはそにような人々を友たちとして受け入れないように気を付けなさい |
何故なら真に彼等は敵であり魂の殺害者であるから |
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86章 |
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あなたの友はそのようでありなさい |
まさに彼があなたを正すことを望むように |
そのように彼は正されることを受け入れるべきです |
そしてまさにあなたが神の愛の為に全ての物を捨てることを彼は望むように |
まさにそのようにあなたが神に仕える為に彼を捨てることを彼は喜ぶべきです |
しかし私に告げなさい |
もし人が如何に神を愛するか分からないなら |
如何に彼自身を愛するか彼はどうして分かるのか |
そして如何に他の者たちを愛するか彼はどうして分かるのか |
彼自身を如何に愛するか分からないのに |
確かにこれは不可能です |
それ故にあなたがあなたに友を一人選ぶ時 |
(何故なら真に彼は全く友を持たない極度に貧しい者であるから) |
あなたが最初に考慮することを知りなさい |
彼の素晴らしい血統ではありません |
彼の素晴らしい家族ではありません |
彼の素晴らしい家ではありません |
彼の素晴らしい衣服ではありません |
彼の素晴らしい容姿ではありません |
彼の素晴らしい言葉でもありません |
何故ならあなたは簡単に騙されるから |
そうではなく彼が如何に神を畏れるか見なさい |
如何に彼が現世の事を軽蔑するか |
如何に彼が善き言葉を愛するか |
そしてとりわけ如何に彼が彼自身の肉体を憎むか |
そしてそれであなたは容易に真の友を見出します |
たとえ彼が全てのものを超えて神を畏れて |
この世の空しさを軽蔑するとしても |
たとえ彼が常に善い業に従事して |
彼自身の体を残酷な敵のように憎むとしても |
それでもあなたは友を愛さないようにしなさい |
あなたの愛が彼に留まるようなやり方で |
何故ならあなたは偶像崇拝者になるから |
そうではなく神があなたに与えた贈り物として彼を愛しなさい |
何故ならそのように神は大いなる恵みをもって彼を引き立てるから |
真に私はあなたたちに言います |
真の友を見出した者は楽園の喜びの一つを見出したことを |
それどころか |
それは楽園の鍵です |
タダイオスは答えました |
しかしもし偶々人が友を持つなら |
あなたが言ったそのようでない人を |
師よ |
彼はどうすべきですか? |
彼は彼を捨てるべきですか? |
イエスは答えました |
彼は船を扱う船乗りのようにすべきです |
彼はそれが利益であると認める間はそれを航行させます |
しかしそれが損失であると分かるとそれを捨てます |
あなたより悪いあなたの友にあなたはそのようにすべきです |
彼があなたにとって罪になるこれらの事によって |
もしあなたが神の慈悲から捨てられたくなかったら彼を捨てなさい |
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87章 |
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罪の故にこの世は災いです |
罪が臨むことは避けられません |
何故ならこの世の全ては悪の中に在るから |
しかしそれでも罪が臨む人は災いです |
それはその人にとって良いことです |
もし彼が彼の首の周りに石臼を付けて海の深みに沈められるなら |
彼が彼の隣人に罪を犯すより |
もしあなたの目があなたに罪を齎すなら |
それを抜き出しなさい |
何故ならそれは良いことであるから |
あなたが一つだけの目で楽園に入ることは |
二つの目で地獄に入るより |
もしあなたの手かあなたの足があなたに罪を齎すなら |
同じようにしなさい |
何故ならそれは良いことであるから |
あなたが片手か片足で天の王国に入ることは |
両手と両足で地獄に入るより |
シモンが言いました |
ペトロと呼ばれる者が |
主よ |
如何に私はこれをすべきですか? |
直ぐに私が手足を切らなければならないことは確かです |
イエスは答えました |
ペトロよ |
肉の分別を止めなさい |
そうすれば直ちにあなたは真理を見出すでしょう |
何故ならあなたを教えるものはあなたの目であり |
あなたの働きを助けるものはあなたの足であり |
何でもあなたの役に立つものはあなたの手であるから |
それ故にあなたに罪の機会を齎すその時にそれらを捨てなさい |
何故ならそれはあなたにとって良いことであるから |
楽園に入ることは |
無知で |
僅かな働きで |
そして貧乏で |
地獄に入るより |
賢明で |
大いなる働きで |
そして金持ちで |
神に仕えることからあなたを妨げる事は皆 |
それをあなたから投げ捨てなさい |
人が彼の視界を妨げるものを皆投げ捨てるように |
そしてこれを言って |
イエスはペトロを彼の近くに呼びました |
そして彼に言いました |
もしあなたの兄弟があなたに対して罪を犯すなら |
行って彼を正しなさい |
もし彼が改めるなら |
喜びなさい |
何故ならあなたはあなたの兄弟を得たから |
しかしもし彼が改めないなら |
行って改めて二人の証人を呼んで彼を改めて正しなさい |
そしてもし彼が改めないなら |
行ってそれを教会に告げなさい |
そしてもしそれでも彼が改めないなら |
一人の不信仰者に彼を入れなさい |
そしてその結果彼が住む同じ屋根の下にあなたは住んではいけません |
彼が座る同じ食卓であなたは食べてはいけません |
そしてあなたは彼と話してはいけません |
もし彼が歩く時にどこに彼の足を踏み入れるかあなたが知るなら |
あなたはそこに足を踏み入れてはいけません |
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88章 |
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しかしあなたは自分自身の方が良いと思わないように気を付けなさい |
むしろあなたはこのように言うべきです |
ペトロ |
ペトロ |
もし神が彼の憐れみをもってあなたを助けないなら |
あなたは彼より悪くなるでしょう |
ペトロは答えました |
どのように私は彼を正さなければなりませんか? |
イエスは答えました |
あなた自身が喜んで正されたいと思うやり方で |
そしてあなたが喜んで支えられたいように |
そのように他の者たちを支えなさい |
私を信じなさい |
ペトロよ |
何故なら真に私はあなたに言うから |
あなたが憐れみをもってあなたの兄弟を正す毎に |
あなたは神の憐れみを受けるでしょう |
そしてあなたの言葉は果実を産むでしょう |
しかしもしあなたが厳しさをもってそれを実行するなら |
あなたは神の裁きによって厳しく罰せられるでしょう |
そして果実を産まないでしょう |
私に告げなさい |
ペトロよ |
これらの土の鍋を |
それで貧乏人が彼等の食べ物を料理するものを |
それらを彼等は洗うだろうか |
ひょっとして |
石や鉄の槌で? |
否 |
確かに |
そうではなく湯で |
容器は鉄でばらばらに壊れます |
木製のものは火で燃えます |
しかし人は憐れみで改めます |
それ故に |
あなたはあなたの兄弟を正す時あなた自身に言いなさい |
もし神が私を助けないなら |
彼が今日した全てのことより悪い事を私は明日するでしょう |
ペトロは答えました |
どの位多くの回数私は私の兄弟を許さなければなりませんか |
師よ |
イエスは答えました |
あなたが彼によって許されたいと思う回数だけ |
ペトロは言いました |
一日に七回 |
イエスは答えました |
七回だけではなく |
七の七十回あなたは毎日彼を許しなさい |
何故なら許す者は |
許されるから |
そして非難する者は非難されるから |
そこでこれを書き記す者は言いました |
君主たちは災いです |
何故なら彼等は地獄に行かなければならないから |
イエスは彼を叱りました |
こう言って |
あなたは愚かになりました |
バルナバよ |
あなたはこのように言うとは |
真に私はあなたに言います |
入浴は体にそれほど必要ないことを |
はみは馬に |
そして舵の柄は船に |
君主が国に必要であるほどに |
そして何故に神は与えたか? |
モ−セに |
ヨシュアに |
サムエルに |
ダビデに |
そしてソロモンに |
そして裁きを下す多くの他の者たちに |
その者たちに不正を根絶する為の剣を神は与えました |
そこでこれを書き記す者は言いました |
今 |
どのように裁きは与えられるのか |
有罪判決を下したり許したりする為 |
イエスは答えました |
誰も判決を下されません |
何故なら他の者たちに有罪判決を下すことは裁判官にだけ属するから |
バルナバよ |
そして裁判官は有罪判決を下なさけれなりません |
まさに父が彼の息子から不潔な部分を切り取ることを命じるように |
全部の体が不潔にならない為に |
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89章 |
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ペトロは言いました |
どの位私は待たなければいけませんか? |
私の兄弟が悔い改める為に |
イエスは答えました |
あなたが待てる限り |
ペトロは答えました |
誰もこれを理解しないでしょう |
それ故にもっとはっきり私に話して下さい |
イエスは答えました |
あなたの兄弟を待ちなさい |
神が彼を待つ限り |
彼等はこれも理解しないでしょう |
ペトロは言いました |
イエスは答えました |
彼に悔い改める時がある限り彼を待ちなさい |
そこでペトロは言いました |
そして他の者たちも又 |
何故なら彼等はその意味を理解しなかったから |
するとイエスは答えました |
もしあなたたちが十分理解して |
あなたたち自身が罪人であると知ったなら |
あなたたちは決して考えないでしょう |
罪人に対する憐れみからあなたたちの心を切り離すことを |
そしてこのように私はあなたたちにはっきり告げます |
罪人は彼の悔い改めを待たれるべきであると |
彼が呼吸する彼の歯の下に魂を持つ限り |
何故なら私たちの神はそのように彼を待つから |
力強く憐れみ深い神は |
神は言わなかったか |
その時に |
罪人が断食する時 |
施しをする時 |
祈る時 |
そして巡礼に行く時 |
私は彼を許そう |
これ故に多くの者が成し遂げしました |
そして永遠に地獄に落とされます |
しかし彼は言いました |
罪人が彼の罪を嘆き悲しむ時に |
私としては彼の咎をもはや何も思い出しません |
あなたたちは分かりますか |
イエスは言いました |
弟子たちは答えました |
私たちは部分的に分かって |
部分的に分かりません |
イエスは言いました |
あなたたちが分らない部分は何処ですか? |
彼等は答えました |
断食して祈りを捧げた多くの者が地獄に落とされること |
そこでイエスは言いました |
真に私はあなたたちに言います |
偽善者たちと異教徒たちはより多く祈ります |
より多く施します |
そしてより多く断食します |
神の友たちがするより |
しかし彼等は信仰を持たない故に |
神の愛の為に悔い改めることが出来ません |
そしてそれで彼等は地獄に落とされます |
そこでヨハネが言いました |
私たちに教えて下さい |
神の愛の為 |
信仰を |
イエスは答えました |
私たちが夜明けの祈りを言う時間です |
そるとすぐ彼等は立ち上がりました |
そして身を洗って私たちの神に祈りを捧げました |
永遠に讃えられる神に |
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90章 |
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祈りが終わると |
彼の弟子たちは再びイエスに近づきました |
そして彼は彼の口を開いて言いました |
近づきなさい |
ヨハネよ |
何故なら今日私はあなたに話すから |
あなたが尋ねたこと全てを |
信仰は神が彼の選民に捺す印です |
その印鑑を彼は彼の使徒に与えました |
彼の手で選民である者は皆信仰を受け取ります |
何故なら神は一つであるように |
そのように信仰は一つであるから |
それ故に神は |
全てのものの前に彼の使徒を創り |
何であれ他の前に彼に信仰を与えました |
神と神の言動全てに似たものとして |
それで信仰によって忠実な信者は全ての事が見えます |
彼の目で見る者より優って |
何故なら目は誤るから |
否それらはほんとど常に誤ります |
しかし信仰は決して誤りません |
何故ならそれは神と彼の言葉を土台としているから |
信仰によって神の選民全ては救われるという私を信じなさい |
そして信仰なしに誰も神を喜ばせることが出来ないのは確かです |
それ故にサタンは無にしないように努めます |
断食と祈りを |
施しと巡礼を |
否むしろ彼は不信仰者をそこに扇動します |
何故なら報酬を受けないで働く人を見ることに彼は喜びを感じるから |
しかし彼は信仰を無にするようにあらゆる努力を払います |
それ故に信仰は特に力を尽くして守らなければなりません |
そして最も安全な進路は「何故」を捨てることでしょう |
「何故」は楽園から人々を追い出してサタンに変え |
最も美しい天使から恐ろしい悪魔に変えます |
そこでヨハネは言いました |
今 |
どうして私たちは「何故」を捨てなければならないのですか? |
それは知識の門であるのに |
イエスは答えました |
否 |
むしろ「何故」は地獄の門です |
そこで直ちにヨハネは黙りました |
イエスは付け加えて |
神がこう言ったことをあなたが知れば |
あなたは誰ですか |
人よ |
あなたが言うとは |
本当に |
何故あなたはそう言ったのか? |
神よ |
何故あなたはそうしたのか? |
土器が |
それの製作者に言うとは |
何故あなたは私を造ったのか |
水を含んで香油を含まないように |
真に私はあなたたちに言います |
あらゆる試みに対してこの言葉であなたたち自身を強めることが必要です |
こう言って |
神はそう言いました |
そのように神はしました |
神はそう望みます |
何故ならそうすることであなたたちは安全に生きることができるから |
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91章 |
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この時イエスの為にユダヤ中に大きな騒動が起きました |
何故ならローマの軍隊が |
サタンの働きを通して |
ヘブライ人を扇動したから |
イエスは彼等を訪れた神であると言って |
それ故に大きな騒乱が起きました |
四十日近く全ユダヤは戦いの中に在りました |
息子は父に逆らい |
兄弟は兄弟に逆らう程までに |
何故ならある者は言ったから |
イエスはこの世を訪れた神です |
他の者たちは言いました |
否 |
彼は神の息子です |
そして他の者たちは言いました |
否何故なら神は人と違うから |
それ故に息子たちを生まないから |
そうではなくナザレのイエスは神の預言者です |
そしてこのことはイエスが実行した偉大な奇跡の故に起こりました |
そこで直ちに |
人々を静める為に |
大祭司が行列の中を馬に乗って行く必要がありました |
彼の聖職者の服を着て |
神の聖なる名 |
ヤㇵウェㇵを |
彼の額の上に |
そして同様に総督ピラトとヘロデが馬に乗りました |
すると |
ミツパに三つの軍隊が集まりました |
いずれも抜き身の剣を持った二十万の男たちが |
ヘロデが彼等に話しかけました |
しかし彼等は静まりませんでした |
そこで総督と大祭司が話しました |
こう言って |
兄弟たち |
この戦いはサタンの働きで起きました |
何故ならイエスは生きていて |
私たちは彼を訴えて |
彼が彼自身の証しをすることを彼に求めて |
それで彼を信じる必要があるから |
彼の言葉に従って |
これで彼等は静まりました |
皆 |
そして彼等の腕を下して彼等は全て互いに抱擁しました |
互いにこう言って |
私を許して下さい |
兄弟よ |
その日 |
従って |
皆彼の心にこれを置きました |
イエスを信じること |
彼が言う通りに |
そして総督と大祭司によって報酬が提供されました |
イエスが見出された所を告げに来た者に |
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92章 |
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この時イエスと共に私たちは |
聖なる天使の言葉によって |
シナイ山に行かされました |
そしてそこにイエスは彼の弟子たちと共に四十日留まりました |
これが過ぎると |
イエスはヨルダン川に近づきました |
エルサレムに行く為 |
そしてイエスは神であると信じた者たちの一人によって彼は見出されました |
すると |
この上なく喜んで |
私たちの神が来たと叫びながら町に入り |
こう言って彼は町全体を動かしました |
私たちの神が来た |
エルサレムよ |
彼を受け入れる準備をしなさい |
そして彼はヨルダン川に近づいたイエスを見たと証言しました |
そこで町から人が皆出て行きました |
小さい者も大きい者も |
イエスを見る為に |
町が空になるまでに |
何故なら女たちはその腕に彼女たちの子供たちを抱いて |
食べ物を取ることを忘れるまでに |
彼等がこれに気付くと |
総督と大祭司は馬に乗って使者をヘロデに遣わしました |
彼は同じように馬に乗ってイエスを見つけに行きました |
人々の騒乱を静める為に |
その後二日間彼等は彼を捜し求めました |
ヨルダン川に近い荒野で |
そして三日目に彼等は彼を見つけました |
真昼の時近くに |
彼が彼の弟子たちと共に祈りの為に身を清めていた時に |
モーセの書に従って |
イエスは大変驚きました |
人々で地面を覆った群衆を見て |
そして彼の弟子たちに言いました |
恐らくサタンがユダヤに騒乱を起こしました |
神に申し上げます |
サタンから罪人たちに対して彼が持つ支配権を取り去るように |
そして彼がこれを言った時 |
群衆は近づきました |
そして彼等が彼を認めると |
彼等は叫び始めました |
ようこそ |
私たちの神よ |
そして彼等は彼を伏し拝み始めました |
神に対するように |
するとイエスは大きく呻いて言いました |
私の前から去りなさい |
狂人たちよ |
何故なら地が開いてあなたたちと共に私を飲み込まないかと私は恐れるから |
あなたたちの忌まわしい言葉の為に |
すると人々は恐れに満たされて泣き始めました |
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93章 |
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そこでイエスは |
沈黙の合図に彼の手を上げて |
言いました |
真にあなたたちは大きな誤りを犯しました |
イスラエル人たちよ |
人である私をあなたたちの神と呼ぶことによって |
そしてこの為に神が聖都に激しい疫病を齎すかもしれないと私は恐れます |
それを異邦人に隷属状態にして手渡す為に |
千回呪われよサタンよ |
あなたたちの心をこれに動かした故に |
そしてこれを言って |
イエスは彼の手で彼の顔を強く打ちました |
すると泣き声が激しく起きたので誰もイエスの言う事を聞くことが出来なくなりました |
するともう一度彼は沈黙の合図で彼の手を上げました |
そして人々は彼等の泣き声を静めたので |
彼はもう一度話しました |
私は天の前で告白します |
そして私は地の上に住む全てのものを証人に呼びます |
私はあなたたちが言った全てのものと異なるものであることを |
私は人であるから |
人の女から産まれ |
神の裁きに従い |
苦しみを受け |
食べて眠て |
寒さと熱さを感じる |
他の人々のように |
それ故に神が裁きに臨む時 |
私の言葉は剣のように全ての者に突き刺すでしょう |
私を人以上のものであると信じる者に |
そしてこれを言って |
イエスは騎乗の大群衆を見ました |
そこに彼は認めました |
ヘロデと大祭司と共に総督が来たことを |
そこでイエスは言いました |
恐らく彼等も又気が狂いました |
総督がそこに到着すると |
ヘロデと祭司と共に |
各人馬を下りて |
彼等はイエスの周りを回りました |
兵隊が人々を押し留めて置くことができないので |
イエスが祭司と話すことを聞きたいと望む人々を |
イエスは敬意をもって祭司に近づきました |
しかし彼は身を伏してイエスを拝むことを望みました |
イエスは叫んで |
あなたがすることに注意しなさい |
生ける神の祭司よ |
私たちの神に罪を犯してはいけません |
祭司は答えました |
今やユダヤはあなたの印とあなたの教えに大きく動かされて |
あなたは神であると彼等は叫んでいます |
それ故に |
人々に強制されて |
私はローマ総督とヘロデ王と共にここに来ました |
それ故に私たちは心からあなたに懇願します |
あなたの為に起こった騒動をあなたが取り除いて下さることを |
何故ならあなたは神であると或る者は言い |
あなたは神の息子であると或る者は言い |
あなたは預言者であると或る者は言うから |
イエスは答えました |
そしてあなたは |
神の大祭司よ |
何故あなたはこの騒動を静めないのか? |
あなたも又 |
恐らく |
発狂したのか? |
預言を |
神の律法と共に |
忘却の中に沈めて |
惨めなユダヤよ |
サタンに騙されて |
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94章 |
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これを言って |
イエスは再び言いました |
私は天の前に告白します |
そして地の上に住むことごとくのものを証人に呼びます |
人々が私について言った全てのものと私は異なることを |
即ち |
私は人以上の者であると |
何故なら私は人であるから |
一人の女から産まれ |
神の裁きに従い |
他の人々と同じようにここに生き |
普通の苦しみに左右されます |
生ける神に誓って |
その面前に私の魂が立つ神に |
あなたは大きな罪を犯しました |
祭司よ |
あなたが言った言葉によって |
恐れながら神がこの罪の為に聖都の上に大きな復讐を齎さないように願います |
そこで祭司が言いました |
神が私たちを許しますように |
そしてあなたが私たちの為に祈って下さい |
そこで総督とヘロデが言いました |
主よ |
あなたがすることを人はすることが出来ません |
それ故に私たちはあなたが言うことを理解出来ません |
イエスは答えました |
あなたたちが言う事は真です |
何故なら神は人を善に動かし |
同様にサタンは悪に動かすから |
何故なら人は商店のようであるから |
彼が同意してそこに入る者は誰でもそこで働いて売るから |
しかし私に告げなさい |
総督よ |
そして王よ |
あなたたちは私たちの法と異なる故にこれを言います |
何故ならもしあなたたちが私たちの神の聖書と契約を読むなら |
モーセが杖によって水を血に変えたことを知るでしょう |
塵を蚤に |
露を大嵐に |
そして光を闇に |
彼は蛙と鼠をエジプトに来させました |
それは地面を覆いました |
彼は長子を殺しました |
そして海を開きました |
そこに彼はファラオを溺れさせました |
これらの事を私は何もしていません |
そしてモーセについて |
皆が彼は現在死んだ人であると認めます |
ヨシュアは太陽を停止させました |
そしてヨルダン川を開きました |
それを私はまだしていません |
そしてヨシュアについて皆が彼は現在死んだ人であると認めます |
エリヤは明らかに火を天から下しました |
そして雨を |
それを私はしていません |
そしてエリヤについて皆が彼は人であると認めます |
そして非常に多くの他の預言者たちが |
聖人たちが |
神の友たちが |
神の力によって事を為しました |
私たちの神を知らない者たちの心で理解できない事を |
全能で慈悲深い神を |
とこしえに称えられる神を |
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95章 |
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総督と祭司と王がイエスに懇願しました |
人々を静める為に彼が高い場所に上って人々に話すことを |
そこでイエスは十二の石の一つに上って行きました |
それはヨシュアがヨルダンの真ん中から十二部族に取り上げさせた石です |
全イスラエルが履物を濡らさずにそこを渡った時 |
そして彼は大声で言いました |
私たちの祭司を高い場所に上らせましょう |
そこの所で彼が私の言葉を確認出来るように |
そこで直ちに祭司はそこへ上って行きました |
彼にイエスははっきり言いました |
皆が聞けるように |
それは生ける神の聖書と契約の中に書き記されています |
私たちの神は初めを持たないと |
又終わりも決して持つことはないと |
祭司は答えました |
それは正にその通りにその中に書き記されています |
イエスは言いました |
私たちの神は彼の言葉だけによって全てのものを創ったとそこに書き記されています |
それは正にその通りです |
祭司は言いました |
イエスは言いました |
神は見えずに人の心から隠されているとそこに書き記されています |
彼は形なく作られることなく |
変えられることはありません |
それはその通りです |
真に |
祭司は言いました |
イエスは言いました |
いかなる天の中の天も彼を内に含むことは出来ないとそこに書き記されています |
私たちの神は無限大であるから |
預言者ソロモンはそう言いました |
祭司は言いました |
イエスよ |
イエスは言いました |
神は何も必要としないとそこに書き記されています |
彼は食べない |
眠らない |
そして何の不足に悩まないから |
それはその通りです |
祭司は言いました |
イエスは言いました |
私たちの神はどこにも居るとそこに書き記されています |
そして彼以外他の神はいないと |
彼は打ち倒して完全なものを造り |
彼がしたいと思うことを全てすると |
それはその通り書き記されています |
祭司は答えました |
そこでイエスは |
彼の手を上げて |
言いました |
私たちの神なる主よ |
これが私の信仰です |
それによって私はあなたの裁きに臨みます |
逆を信じる皆に反対する証しをもって |
そして人々の方に向きを変えて |
彼は言いました |
悔い改めなさい |
何故なら祭司が言った全ての事から |
それは神のとこしえの契約であるモーセの書に書き記されていると |
あなたたちはあなたたちの罪を受け入れなさい |
何故なら私は明らかに人であり土の一片であるから |
地の上を歩き |
他の人々のように死ぬから |
そして私は初めを持ちました |
そして終わりを持つでしょう |
そして私は蝿一つ創り直すことは出来ません |
そこで直ちに人々は彼等の泣き声を上げました |
そして言いました |
私たちは罪を犯しました |
私たちの神なる主よ |
あなたに対して |
私たちを憐れんで下さい |
そして彼等はイエスに懇願しました |
皆 |
聖都の安全の為に彼が祈ることを |
私たちの神が彼の怒りによって諸国民の足の下にそれを渡さないように |
それ故にイエスは |
彼の手を上げて |
聖都と神の民の為に祈りました |
皆は叫びました |
そうあれかし |
アーメン |
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96章 |
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祈りが終わると |
祭司は大声で言いました |
留まって下さい |
イエスよ |
あなたが誰であるか私たちは知りたいから |
私たちの民を静める為に |
イエスは答えました |
私はイエスです |
マリアの息子 |
ダビデの子孫 |
死ぬべき運命であり神を畏れる人です |
そして私は求めます |
誉れと栄光を神に帰することを |
祭司は答えました |
モーセの書の中にそれは書き記されています |
私たちの神がメシア(救世主)を私たちに必ず遣わすと |
彼は神の意志を私たちに告げに来るでしょう |
そして神の憐れみをこの世に齎すでしょう |
それ故にあなたは私たちに真実を告げて下さい |
あなたは私たちが待ち望む神のメシア(救世主)ですか? |
イエスは答えました |
神がそのように約束したことは真です |
しかし本当に私は彼ではありません |
何故なら彼は私の前に造られて |
私の後に来るから |
祭司は答えました |
あなたの言葉と徴によって少なくとも |
あなたは預言者であり神の聖なる者であると私たちは信じます |
それ故に全てのユダヤとイスラエルの名において私はあなたにお願いします |
あなたが神の愛の為に私たちに告げることを |
どんな方法でメシア(救世主)がやって来るか |
イエスは答えました |
生ける神に誓って |
その方の前に私の魂は立ちます |
私は地の全ての部族が期待するメシア(救世主)ではありません |
神が私たちの父アブラハムに約束したような |
こう言って |
あなたの子孫によって私は地の全部族を祝福しましょう |
しかし神が私をこの世から取り去る時 |
サタンがこの呪われた扇動を再び起こすでしょう |
不信仰者に信じさせることによって |
私が神であり神の息子であると |
それによって私の言葉と私の教えが汚されるように |
忠実な信者がかろうじて三十人残るまでに |
その後で神はこの世を憐れむでしょう |
そして彼の使徒を遣わすでしょう |
彼(使徒)の為に彼(神)は全てのものを造りました |
彼は力と共に南から来るでしょう |
そして偶像崇拝者と共に偶像を破壊するでしょう |
彼はサタンから彼が人々の上に持つ支配権を取り去るでしょう |
彼は彼と共に神の憐れみを齎すでしょう |
彼を信じる者たちの救いの為に |
そして彼の言葉を信じる者は祝福されます |
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97章 |
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私は彼の靴下の紐を解く価値もないが |
彼に会うという恵みと憐れみを私は神から受けました |
そこで祭司は答えました |
総督と王と共に |
こう言って |
苦しまないで下さい |
イエスよ |
神の聖なる者よ |
何故なら私たちの時代にこの騒乱はもはや起きないから |
私たちは神聖ローマ元老院に書くつもりだから |
勅宣によって誰も今後あなたを神あるいは神の息子と呼ばないように |
そこでイエスは言いました |
あなたの言葉で私は慰められました |
何故ならあなたが光を望む所に暗闇が来るから |
しかし私の慰めは使徒の来訪にあります |
彼は私に関する偽りの見解をことごとく打ち砕くでしょう |
そして彼の信仰は広がって全世界に定着するでしょう |
何故ならそのように神は私たちの父アブラハムに約束したから |
そして私に慰めを与えることは |
彼の信仰は終わりがなく |
神によって神聖なまま保たれることです |
祭司は答えました |
神の使徒の来訪の後に他の預言者たちは来るでしょうか? |
イエスは答えました |
彼の後に神によって遣わされた真の預言者たちは来ません |
しかし沢山の偽りの預言者たちは来るでしょう |
それを私は悲しみます |
何故ならサタンは神の正しい裁きによって彼等を起こし |
彼等は私の福音の口実の下に身を隠すだろうから |
ヘロデが答えました |
そのような不信仰な人々が来ることがどうして神の正しい裁きなのか? |
イエスは答えました |
己の救いになる真理を信じない者が己の破滅になる偽りを信じることは正しい |
それ故に私はあなたたちに言います |
この世は真の預言者たちを軽蔑して偽りの者たちを愛しました |
ミカとエレミヤの時代に見られるように |
何故なら全ての人は彼に似たものを愛するから |
そこで祭司は言いました |
メシア(救世主)はどのように呼ばれるべきでしょうか? |
そして彼の来訪を示す徴は何でしょうか? |
イエスは答えました |
メシア(救世主)の名はアドミラブル(称賛に値する) |
何故なら神自身が彼に名を与えたから |
彼が彼の魂を創って |
それを天の輝きの中に置いた時 |
神は言いました |
待ちなさいマホメット |
何故ならあなたの為に私は創るから |
楽園を |
この世を |
そして多数の創造物を |
それを私はあなたに贈ります |
誰でもあなたを祝福する者は祝福され |
誰でもあなたを呪う者は呪われます |
私があなたをこの世に遣わす時 |
救いの私の使徒として私はあなたを遣わします |
そしてあなたの言葉は真になります |
天と地が落ちても |
あなたの信仰は落ちません |
マホメットは彼の祝福された名です |
そこで群衆は彼等の声を上げました |
こう言って |
神よ |
私たちにあなたの使徒を遣わして下さい |
マホメットよ |
この世を救う為に早く来て下さい |
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98章 |
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そしてこれを言って |
群衆は祭司や総督やヘロデと別れました |
イエスについて又彼の教えについて大論争しながら |
すぐ祭司は総督に願いました |
ローマの元老院に全ての事を書くように |
総督が実行したした事を |
それ故に元老院がイスラエルに情けを掛けて |
そして違反した者に死刑を布告しました |
誰もナザレのイエスを(こう)呼んではいけない |
ユダヤ人の預言者 |
神あるいは神の息子のどちらか |
その布告は神殿の中に公示されました |
銅板に刻まれて |
群衆の大部分が離れた時 |
約五千人が残りました |
女と子供を除いて |
彼等は旅で疲れて |
二日パンなしで |
イエスを見たい思いが募って彼等は何か持って来ることを忘れました |
すると彼等は生の草を食べました |
それ故に彼等は他の者たちのように離れることが出来ませんでした |
そこでイエスは |
彼はこれに気づいて |
彼等を憐れんで |
フィリポに言いました |
どこかで私たちは彼等の為にパンを見出せないのか? |
彼等が飢えて死なない為に |
フィリポは答えました |
主よ |
金貨二百枚でもそんなに多くのパンを買うことは出来ません |
皆が少し味わうだけの |
そこでアンデレが言いました |
ここにパン五つと魚二つを持つ子供がいます |
しかしそんなに大勢の中でそれが何になるでしょう? |
イエスは答えました |
群衆を座らせなさい |
そして彼等は五十人ずつと四十人ずつに分かれて草の上に座りました |
するとイエスは言いました |
神の名によって |
そして彼はパンを取りました |
そして神に祈って |
それからパンを裂きました |
それを彼は弟子たちに渡しました |
そして弟子たちはそれを群衆に渡しました |
そして魚についてそのように彼等はしました |
皆が食べ皆が満たされました |
そこでイエスは言いました |
余ったものを集めなさい |
そこで弟子たちは残ったものを集めました |
そして十二の籠を満たしました |
そこで皆が彼の手を彼の目の上に置いて |
言いました |
私は目が覚めているのか |
それとも私は夢を見ているのか? |
そして彼等は留まりました |
皆 |
一時間の間 |
大いなる奇跡の故に我を忘れたので |
その後でイエスは |
神に感謝を捧げて |
彼等を去らせました |
しかし彼を去ることを望まない七十二人の人々が居ました |
それ故にイエスは |
彼等の信仰を認めて |
彼等を弟子に選びました |
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99章 |
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イエスは |
ヨルダンに近いティロの砂漠の窪地に退いて |
十二人と共に七十ニ人を呼びました |
そして |
彼は石の上に座って |
彼等を彼の近くに座らせました |
そして彼はため息をついて彼の口を開いて言いました |
今日私たちはユダヤとイスラエルで重大な悪を見ました |
そしてその為に私の心は未だ神を畏れて私の胸の中で震えています |
真に私はあなたたちに言います |
神は彼の名誉を用心深く守ります |
そしてイスラエルを恋人のように愛します |
若者が淑女を愛し |
彼女が愛するのは彼ではなく |
他の者である時 |
彼は怒りを発して彼の競争相手を殺します |
そのように |
私はあなたたちに言います |
神は行動します |
何故なら |
イスラエルが神を忘れた故に何かを愛した時 |
神はそのような事をぶち壊しました |
今この地上で聖職者と聖なる神殿より神に大切なものは何でしょうか |
しかしながら |
預言者エレミヤの時代に |
人々が神を忘れて |
神殿だけを誇った時 |
何故なら全世界にそれに似たものは何もなかったから |
神は彼の激怒を振り上げました |
バビロンの王ネブカドネザルによって |
そして軍と共に彼に聖都を占領させ聖なる神殿と共にそれを焼かせました |
神の預言者たちが震えて触れた聖なるものが |
邪悪に満ちた異教徒たちの足の下に踏み躙られるまでになりました |
アブラハムは彼の息子イシュマエルを度を少し超して愛しました |
それ故に神は命じました |
アブラハムの心から邪悪な愛を断つ為に |
彼が彼の息子を殺すように |
彼は切る短刀を持ってそれを実行しました |
ダビデはアブサロムを激しく愛しました |
そしてそれ故に神はそれを引き起こしました |
息子は彼の父に反乱を起こして彼の髪の毛によって吊るされヨアブによって殺されたことを |
神の恐るべき裁きよ |
アブサロムが全てのもの以上に彼の髪の毛を愛して |
そしてこれが同時に彼をぶら下げる綱に変わった故 |
罪なきヨブは彼の七人の息子と三人の娘を愛しました |
神が彼をサタンの手に渡した時 |
サタンは一日で彼の息子と彼の富を彼から奪っただけではなく |
又彼を酷い病気で打ちました |
七年間彼の肉から蛆が生じ続けるまでに |
私たちの父ヤコブは彼の他の息子たちよりヨセフを愛しました |
それ故に神は彼を売らせました |
そしてこれらの同じ息子たちによってヤコブを欺かせました |
獣たちが彼の息子を貪り喰ったと彼は信じて |
それで十年喪に服し続けたまでに |
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100章 |
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生ける神に誓って |
兄弟たちよ |
神が私に対して怒りを向けないか私は恐れます |
それ故にあなたたちはユダヤとイスラエルを巡って行かなければなりません |
イスラエルの十二部族に真実を伝道しながら |
彼等が誤りを悟る為に |
弟子たちは答えました |
恐れて泣きながら |
あなたが私たちに命じることは何でも私たちはします |
そこでイエスは言いました |
私たちは三日間祈って断食しましょう |
そして今後毎晩最初の星が現れる時 |
神に祈りが捧げられる時 |
私たちは三回祈りましょう |
彼に三倍憐れみを求めて |
何故ならイスラエルの罪は他の罪より三倍酷いから |
そうあれかし |
弟子たちは答えました |
三日目が終わった時 |
四日目の朝に |
イエスは全ての弟子たちと使徒たちを一緒に呼んで彼等に言いました |
バルナバとヨハネが私と共に留まれば十分です |
他のあなたたちはサマリヤとユダヤとイスラエルの全地域に行きなさい |
悔い改めを説きながら |
何故なら斧が木の近くにそれを切り倒す為に置かれているから |
そして病人の為に祈りなさい |
何故なら神は私にあらゆる病気を支配する権限を与えたから |
そこで書く者が言いました |
師よ |
もしあなたの弟子たちが悔い改めを示す方法を尋ねられたら |
何と彼等は答えるべきですか? |
イエスは答えました |
人が財布を失う時 |
彼は彼の目だけを振り返らせるか? |
それを見つける為に |
あるいは彼の手を |
それを取る為に |
あるいは彼の舌を |
尋ねる為に |
否 |
確かに |
そうではなく彼は彼の全身を振り返らせて |
それを見つける為に彼の全霊全力を使います |
これは真ですか? |
そこで書く者は答えました |
それは最高に真です |
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101章 |
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そこでイエスは言いました |
悔い改めは邪悪な生活を元に戻します |
何故ならあらゆる感覚は罪を犯している間に働く感覚から逆転しなければならないから |
喜び楽しみの代わりに嘆き悲しみが置かれなければなりません |
笑いの代わりに活動が |
情欲の代わりに純潔が |
物語ることは祈りに変えなさい |
強欲は施しに |
そこで書く者は答えました |
しかしもし彼等が尋ねられたら |
どのように私たちは嘆き悲しむべきか |
どのように私たちは泣くべきか |
どのように私たちは断食すべきか |
どのように私たちは活動を示すすべきか |
どのように私たちは純潔を守るべきか |
どのように私たちは祈りを捧げて施しをすべきか |
どんな答えを彼等は与えるべきでしょうか? |
そしてどのように彼等は正しく懺悔すべきか? |
もし彼等が悔い改めの方法を知らないなら |
イエスは答えました |
あなたが尋ねるのはもっともです |
バルナバよ |
そして私は全て完全に答えたいと思います |
もしそれが神を喜ばすなら |
それで今日私はあなたに一般の悔い改めについて語りましょう |
そして私が一人に言うことを私は全てに言います |
悔い改めは何よりも神への純粋な愛の為に為されなければならないことを知りなさい |
さもなければ悔い改めることは無駄になるでしょう |
何故なら私はあなたに譬えによって語るから |
あらゆる建物は |
もしそれの基礎が取り除かれたら |
倒れて廃墟になります |
これは真ですか? |
それは真です |
弟子たちは答えました |
そこでイエスは言いました |
救いの基礎は神です |
彼なしに救いはありません |
人が罪を犯す時 |
彼は彼の救いの基礎を失いました |
それで基礎から始める必要があります |
私に告げなさい |
もしあなたたちの奴隷たちがあなたを怒らせたら |
そしてあなたたちが知ったなら |
あなたを怒らせたことを彼等が悲しまないで |
彼等の報酬を失ったことを悲しんでいることを |
あなたたちは彼等を許しますか? |
確かに違います |
そのように私はあなたたちに告げます |
神は楽園を失ったことを悔やむ者たちにそうするでしょう |
サタンは |
あらゆゆ善の敵は |
楽園を失って地獄を得たことを大いに後悔しました |
しかしそれでも彼は憐れみを見出すことは決してないでしょう |
そしてあなたたちは何故か分かりますか? |
何故なら彼は神への愛を持たないから |
それどころか彼は彼の創造主を憎むから |
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102章 |
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真に私はあなたたちに言います |
動物は皆それ自身の性質に従って |
もしそれが望むものを失うなら |
その失われた良いものの為に嘆き悲しみます |
従って |
本当に罪を悔いる罪人は彼自身を罰することを大いに望まなければなりません |
彼が彼の創造主に敵対した為に |
彼は祈る時神の楽園を敢えて懇願しないように |
あるいは地獄から彼を解放するように |
そうではなく心を乱して |
神の前に立ちなさい |
彼は彼の祈りの中でこう言います |
罪ある者を見て下さい |
主よ |
何の理由もなくあなたを怒らせた者を |
あなたに仕えるべき正にその時に |
それ故にここに彼は求めます |
彼が実行したことがあなたの手によって罰せられることを |
あなたの敵サタンの手によってではなく |
不信仰者があなたの創造物に対する勝利を喜ばない為に |
厳罰に処して下さい |
好きなように罰して下さい |
主よ |
何故ならあなたは私に決して激痛を与えないから |
この悪人が受けるに値するほど |
それ故に罪人は |
この悔い改めの方法を守ることで |
神の憐れみをより多く見出すでしょう |
彼が裁きを懇願するに従って |
確かに |
罪人の笑いは忌まわしい冒涜です |
この世は私たちの父ダビデによって正しく呼ばれています |
涙の谷(苦悩の地;憂世)と |
奴隷の一人を養子にした王が居ました |
その者を彼は全所有地の支配者にしました |
さて偶々 |
ある悪人の欺きによってその惨めな者は王の不興の下に置かれました |
その為彼は大いなる苦しみを受けました |
彼の資産だけではなく |
軽蔑されることによって |
そして彼が毎日働いて稼いだ全てを奪われることによって |
そのような男は何時笑うとあなたたちは思いますか? |
いいえ |
確かに |
弟子たちは答えました |
もし王がそれを知ったなら |
彼は彼を殺すでしょう |
彼が王の不興を笑うのを知るなら |
しかし多分彼は日夜泣くでしょう |
そこでイエスは泣きました |
こう言って |
この世は災いだ |
何故ならそれは永遠の苦しみを確かに受けるから |
惨めな人間よ |
何故なら神はあなたを息子に選んで |
あなたに楽園を与え |
それ故にあなたは |
惨めな者よ |
サタンの働きによって神の不興の下に置かれ |
楽園から追放され汚れたこの世に追いやられました |
そこであなたは苦労と共に全てのことを受けます |
そしてあらゆる善き業は絶え間なく罪を犯すことによってあなたから取られます |
そしてこの世は簡単に笑います |
そして更に悪いことに |
最大の罪人である者は残りの者より笑います |
それ故に |
あなたたちが言ったように |
神は罪人の上に永遠の死の判決を下すでしょう |
彼の罪を笑ってその為に泣かない者に |
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103章 |
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罪人の泣くさまは死に近い息子について泣く父のそれのようでなければなりません |
人の狂気のさたよ |
魂が離れた体のことを泣いて |
魂のことを泣きません |
それ(魂か)ら |
罪の故に |
神の憐れみが離れているのに |
私に告げなさい |
もし船乗りが |
彼の船が嵐によって難破した時 |
泣くことによって彼が失ったものを全て取り戻すことが出来たら |
彼は何をするだろうか? |
確かに彼は激しく泣くでしょう |
しかし私はあなたたちに真に言います |
人は泣く全ての事で彼は罪を犯します |
彼が彼の罪の為に泣く時だけを除いて |
何故なら人に臨むあらゆる苦痛は彼の救いの為に神から彼に臨むから |
その為彼はそこで喜ばなければなりません |
しかし罪は人の破滅の為に悪魔から来ます |
そしてそれを人は悲しみません |
確かにここであなたたちは理解できます |
人は損失を求めて利益を求めないことを |
バルトロマイが言いました |
主よ |
彼の心が泣くことに不慣れである為に泣くことが出来ない者はどうすべきでしょうか? |
イエスは答えました |
涙を流す者全てが泣くわけではありません |
バルトロマイよ |
生ける神に誓って |
今だかつて目から涙を落したことがない人々が見出されます |
そして彼等は涙を流す千人の者より泣きました |
罪人が泣くことは激しい悲しみによってこの世の感情を燃え尽くすことです |
日光が一番上に置かれたものを腐敗から守るように |
まさにそのようにこの燃え尽くすことは罪から魂を守ります |
もし神が本当に罪を悔いている人に涙を与えるなら |
海が有する水ほど多く |
彼はさらに多くを望んでこの望みは彼が喜んで流す小さな雫を燃え尽くします |
燃える暖炉が水滴を燃え尽くすように |
しかし簡単にはじけて泣く者は |
その荷が軽くなるほど速く進む馬のようです |
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104章 |
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真に心の内に愛情と外側に涙の両方を持つ人々がいます |
しかしこのような者は |
エレミヤのような人になるでしょう |
泣くことによって |
神は涙より強い悲しみを評価します |
そこでヨハネは言いました |
師よ |
どうして人は罪より他の事で泣くことで損するのですか? |
イエスは答えました |
もしヘロデが彼を守る為にあなたに外套を与えて |
後にそれをあなたから取り去ったなら |
あなたは泣く理由がありますか? |
いいえ |
ヨハネは言いました |
そこでイエスは言いました |
さて人は泣く理由がありません |
彼が何かを失う時 |
あるいは彼が持ちたいものを持たない時 |
何故なら全ては神の手から来るから |
従って |
神は彼の好きなように彼自身のものを処分する力を持たないだろうか? |
愚かな人よ |
何故ならあなた自身のものは |
罪だけであるから |
そしてその為にあなたは泣くべきです |
そして何か他の為ではありません |
マタイが言いました |
師よ |
あなたは全てのユダヤ人の前で打ち明けました |
神は人に似たものではないと |
そして今あなたは言いました |
人は神の手から受け取ると |
従って |
神は手を持つ故に彼は人に似たものを持っています |
イエスは答えました |
あなたは間違っています |
マタイよ |
そして多くの者がそのように間違いました |
言葉の意味を知らないで |
何故なら人は言葉の外側を考慮すべきではないから |
そうではなく意味を考慮すべきです |
人間の会話は私たちと神との間の通訳のようであったので |
今あなたたちは分かりません |
神がシナイ山で私たちの父祖たちに話して下さった時 |
私たちの父祖たちは叫びました |
あなたが私たちに話して下さい |
モーセよ |
そして神が私たちに話さないで下さい |
私たちが死なないように |
そして預言者イザヤによって神が言ったことは |
天が地から遠いように |
そのように神の道は人々の道から遠い |
そして神の考えは人々の考えから遠い |
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105章 |
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神はあまりに測り知れないので私は彼を説明することに身震いします |
しかし私はあなたたちに一つの定理を出す必要があります |
それで私はあなたたちに告げます |
天は九つです |
そしてそれらは互いに遠く離れています |
第一の天が地から遠く離れているように |
それは地から五百年の行程の遠さにあります |
それ故に地は最も高い天から四千五百年の行程の遠さにあります |
私はあなたたちに告げます |
従って |
地は第一の天に比べて針の先ほどです |
そして第一の天は第二の天に比べて点ほどです |
そして同様に全ての天は次の天にどれも劣っています |
しかし全ての地の大きさは全ての天の大きさと共に楽園に比べて点ほどです |
否 |
砂粒ほどです |
これは計り知れないことですか? |
弟子たちは答えました |
はい |
確かに |
そこでイエスは言いました |
生ける神に誓って |
御前に私に魂は立ちます |
神の前に宇宙は砂粒ほど小さいものです |
砂粒を取って全ての天と楽園とその他もろもろを満たすより神は何倍も大きいものです |
さああなたたちは考えなさい |
神が人と比べられるかどうか |
人は地の上にある小さな土の欠片です |
気を付けなさい |
だから |
あなたたちは合理的な言葉を信じて中身のない言葉を信じないようにしなさい |
もしあなたたちが永遠の命を持ちたいのなら |
弟子たちは答えました |
神だけが彼自身を知ることが出来ます |
そしてそれは真に預言者イザヤが言った通りです |
彼は人間の五感から隠されています |
イエスは答えました |
そうですそれは真です |
それ故に |
私たちは楽園に居る時神を知るでしょう |
ここで人が塩水の一滴から海を知るように |
私の話しに戻って |
人は罪の為にだけ泣くべきであると私はあなたたちに告げます |
何故なら罪を犯すことによって人は彼の創造主を捨てるから |
しかし楽しみと宴に出る者がどうして泣くことが出来ますか? |
氷が燃える時に彼は泣くでしょう |
あなたたちは楽しみを断食に変えなければなりません |
もしあなたたちがあなたたちの五感を支配するつもりなら |
たとえそうでも私たちの神が支配権をもっています |
タダイが言いました |
そうです |
神は支配するものを知っています |
イエスは答えました |
あなたはこういう格言に戻っていませんか? |
神はこれを持っています |
神はそのようです |
私に告げなさい |
人は感覚を持っていますか? |
はい |
弟子たちは答えました |
イエスは言いました |
彼の中に命を持ちながら |
彼の中で感覚は働かないと見出される人はあり得ますか? |
いいえ |
弟子たちは答えました |
あなたたちは自分自身を騙しています |
イエスは言いました |
何故なら盲である者は |
聾である者は |
唖である者は |
そして手足を切断した者は |
どこに彼の感覚があるのか? |
そして人が卒倒する時 |
そこで弟子たちは当惑しました |
イエスが言った時 |
人を造り上げる三つのものがあります |
それは |
魂と感覚と肉です |
それぞれ離れています |
あなたたちが聞いたように私たちの神は魂と体を創りました |
しかし彼がどのように感覚を創ったかあなたたちは未だ聞いていません |
それゆえに明日 |
もし神が宜しければ |
私はあなたたちに全てを告げましょう |
そしてこれを言ってイエスは神に感謝を捧げました |
そして私たちの民の救いの為に祈りました |
私たちは皆言いました |
アーメン |
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106章 |
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夜明けの祈りを終えて |
イエスは椰子の木の下に座りました |
そしてそこへ彼の弟子たちは彼に近づきました |
そこでイエスは言いました |
生ける神に誓って |
御前に私の魂は立ちます |
多くの者は私たちの命に関することで騙されています |
何故なら魂と感覚はぴったり結合されているので |
人々の多くが魂と感覚は一つであり同じものであると断言します |
それを働きによって分け本質によって分けません |
それを感受性のある魂 |
成長力のある魂 |
知性のある魂と呼びます |
しかし真に私はあなたたちに言います |
魂は一つです |
それは考えて生きています |
愚か者よ |
命なしの知性的な魂を彼等はどこに見出し得るのか? |
確かに |
決して見出しません |
しかし感覚なしの命は簡単に見出されます |
感覚が彼を去って無意識の中に見られるように |
タダイが答えました |
師よ |
感覚が命を去る時 |
人は命がありません |
イエスは答えました |
これは真ではありません |
何故なら魂が離れる時人は命を奪われるから |
何故なら魂が最早体に戻らないから |
奇跡による以外 |
しかし感覚はそれが受ける恐れの故に離れます |
或いは魂が抱く大いなる悲しみの故に |
何故なら感覚を神は喜びの為に創ったから |
そしてそれだけによってそれは生きています |
体が血によって生き魂が知識と愛によって生きるように |
この感覚は今や魂に反抗しています |
罪の為に楽園の喜びを奪われた怒りの為に |
それ故に精神的な喜びと共にそれ(感覚)を養い育てる必要が大いにあります |
肉体の喜びに生きることを望まない者の為に |
あなたたちは分かりますか? |
真に私はあなたたちに言います |
それを創った神はそれを地獄にそして耐えられない雪と氷に追いやりました |
何故ならそれは神であると言ったから |
しかし彼がそれの養育を拒んだ時 |
それからそれの食べ物を取り去って |
それは神の僕で彼の手の業であったと告白しました |
そして今私に告げなさい |
不信仰者にどんな感覚が働くか? |
確かに |
それは彼等の中で神のようです |
彼等が感覚に従うのを見ると |
理性と神の法を捨てて |
それ故に彼等は忌まわしい者になります |
そして何ら善い業をしません |
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107章 |
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それ故に罪を悲しむことに伴う最初のことは断食することです |
何故なら或る食べ物が彼を病気にすることを理解する者は |
彼は死を恐れる為 |
彼はそれを食べたことを悲しんだ後に |
それを捨てるから |
彼自身を病気にさせないように |
そのように罪人はするべきです |
喜びが彼の創造主である神に対して彼に罪を犯させることを理解して |
この世の良いものに感覚を従わせることによって |
そうしたことを彼に悲しませなさい |
何故ならそれは彼から奪うから |
神を |
彼の命を |
そして彼に地獄の永遠の死を与えるから |
しかし人は生きている間この世の良いものを取らなければならないので |
断食はこの点で必要です |
それで感覚を抑制して彼の主として神を知ることを彼に続けさせましょう |
そして感覚が断食を嫌うことを彼が気付く時 |
彼はそれ(感覚)の前に地獄の状況を置きましょう |
そこでは無限の悲しみ以外喜びは全く受け取れません |
彼はそれ(感覚)の前に楽園の喜びを置きましょう |
それは非常に大きくて楽園の喜びの一粒はこの世の喜びの全てより大きなものです |
その為にそれ(感覚)は容易に抑制されるでしょう |
何故なら多く受け取る為に少しで満足することは良いことであるから |
少しの抑制で全てを奪われて苦痛の中に住むより |
あなたたちは良い断食をする為に金持ちの饗宴者を思い出すべきです |
何故なら彼は |
この地上で毎日美味しいものを食べて暮らすことを望んで |
永遠に水の一滴を奪われました |
一方ラザロは |
この地上でパンくずに満足して |
楽園の喜びに溢れる豊かさの中に永遠に住むことが出来ます |
しかし罪を悔いた人に用心させなさい |
何故ならサタンはあらゆる良い業を無効にすることを求めるから |
そして他の者たちより罪を悔いた人により以上求めるから |
何故なら罪を悔いる人は彼に反抗したから |
そして彼の忠実な僕であることから反抗する敵に変わったから |
それ故にサタンはどのようにしても彼は断食すべきではない理由を捜すでしょう |
病気の口実の下で |
そしてこれが役に立たない時彼(サタン)は彼を過激な断食に招くでしょう |
彼が病気になってその後で楽しく生きられるように |
そしてもし彼がこれに成功しなかったら |
彼の断食を簡単に体の食べ物の上に置かせることを彼(サタン)は求めるでしょう |
彼が彼自身(サタン)に似るようになる為に |
彼は決して食べることなく常に罪を犯しています |
生ける神に誓って |
体から食べ物を奪って魂を罪で満たすことは忌まわしいことです |
断食しない彼等を軽蔑して |
彼等より自分自身を優れているとして |
私に告げなさい |
病人は食事制限を誇るだろうか? |
それは医師によって彼に課されたことを |
そして食事制限をしない者たちを気違い呼ばわりするだろうか? |
確かに違います |
そうではなく彼は病気を悲しむでしょう |
彼が食事制限しなければならない故に |
それ故に私はあなたたちに言います |
罪を悔いた人は彼の断食を誇ってはいけません |
そして断食しない者たちを軽蔑してはいけません |
そうではなく彼がその為に断食した罪を悲しむべきです |
また罪を悔いて断食する人は美味しい食べ物を調達すべきではなく |
彼は粗末な食べ物で彼自身を満足させなければいけません |
さあ人は美味しい食べ物を噛む犬と蹴る馬に与えるでしょうか? |
いいえ |
確かに |
むしろの逆です |
そしてこれであなたたちは断食について十分満足したでしょう |
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108章 |
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耳を傾けなさい |
目を覚ましていることに関して私があなたたちに言わなければならないことに |
何故なら眠ることに二種類あるので |
即ち |
体の眠りと魂の眠りが |
そのようにあなたたちは目を覚ましていることに気を付けなければならないから |
体が目を覚まして間に魂が眠らないように |
何故ならこれは最も酷い誤りであるから |
私に告げなさい |
譬えの中で |
歩いている間に自分自身を岩に打ちつける男がいます |
彼の足で更に打つことを避ける為に |
彼は彼の頭で打ちます |
そのような男の状態はどうですか? |
悲惨です |
弟子たちは答えました |
何故ならそのような男は狂乱しているから |
そこでイエスは言いました |
あなたたちは適切に答えました |
何故なら私はあなたたちに言うから |
体で目を覚まして魂で眠る者は狂乱していると |
精神的な病気は肉体の病気より酷いので |
それは更に癒しがたいものです |
それ故に |
惨めな人は体で眠らないことを誇り |
体は命の足です |
魂で眠る彼の惨めさに気が付かないのか? |
魂は命の頭です |
魂の眠りとは神と彼の恐るべき裁きを忘れることです |
魂は |
それ故に |
目を覚ましている魂とはことごとくの事でことごとくの場所で神を知覚することです |
そしてことごとくの事でことごとくの事を通してことごとく事の上に彼の主権者に感謝を捧げることです |
常にことごとくの時に神から恵みと慈悲を受けていることを知って |
彼の主権者への畏れの故に常にその耳にあの天使の言葉が鳴り響きます |
創造物たちよ |
裁きの許に来なさい |
何故ならあなたたちの創造主があなたたちを裁くから |
何故ならそれ(裁き)は神の儀式の中に常にあるから |
私に告げなさい |
あなたたちはどちらを望むのか? |
星の光で見ることか或いは太陽の光で見ることか |
アンデレは答えました |
太陽の光で |
何故なら星の光で私たちは近くの山々を見れないから |
そして太陽の光で私たちは砂の極く小さな粒を見るから |
それ故に私たちは星の光で恐々歩きますが |
太陽の光で安全に進みます |
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109章 |
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イエスは答えました |
それで私はあなたたちに告げます |
あなたたちは私たちの神である太陽によって魂で目を覚ましている必要があります |
そして体の目を覚ましていることで自分自身を誇ってはいけません |
それは最も真実です |
それ故に |
体の眠りを出来る限り避けるべきであることは |
しかし不可能なことは完全に避けるべきです |
感覚と肉体は食べ物で圧迫され魂は仕事で圧迫されます |
それ故に眠りを少なくして多過ぎる仕事と多量の食べ物を避けるようにしましょう |
生ける神に誓って |
御前に私の魂は立ちます |
毎晩多少眠ることは法に適っいます |
しかし神と彼の恐るべき裁きを忘れることは法に適っていません |
そして魂の眠りはそのように忘れることです |
そこで書く者が答えました |
師よ |
どうやって私たちは常に神を記憶に留めることが出来ますか? |
確かに |
それは私たちに不可能に思えます |
イエスは言いました |
ため息をついて |
これは人が経験する最大の惨めさです |
バルナバよ |
何故なら人は地上のここで彼の創造主である神を常に記憶していることが出来ないから |
聖なる者たちを除いて |
何故なら彼等は常に神を記憶に留めているから |
何故なら彼等は彼等の中に神の恵みの光を持っているから |
その為に彼等は神を忘れることが出来ません |
しかし私に告げなさい |
あなたたちは石切り場で働く者たちを見たことがありますか? |
いかに彼等は彼等の絶え間ない経験によって打ち込み方を学んだ故に |
彼等は互いに話しながらその間中ずっと石を加工する鉄の道具を打ち込んでいます |
鉄の道具を見ないで |
それでも彼等は彼等の手を打ちません |
さてあなたたちも同様にしなさい |
聖なる者であることを望みなさい |
もしあなたたちがこの忘却の惨めさに完全に打ち勝ちたいなら |
確かにそれは水が堅い岩を切り開くことです |
長い期間の間一滴ずつそれを打って |
どうしてあなたたちはこの惨めさに打ち勝つ方法が分からないのか? |
何故ならあなたたちはそれが罪であることに気付かなかったから |
だからそれは誤りであると私はあなたたちに告げます |
君主があなたたちに贈り物を与える時 |
人よ |
あなたたちはあなたたちの目を閉じて彼に背を向けるべきです |
神を忘れる者たちはそうしています |
何故なら常に人は神から贈り物と恵みを受けているから |
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110章 |
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さあ私に告げなさい |
私たちの神は何時でもあなたたちに賜物を与えるだろうか? |
その通り |
確かに |
何故なら絶え間なく彼はあなたたちに息を供給するから |
それによってあなたたちが生きる為 |
真に |
真に |
私はあなたたちに言います |
あなたたちの体が息を受ける度毎に |
あなたたちの心はこう言うべきです |
神に感謝します |
そこでヨハネが言いました |
あなたが言うことは最も真実です |
師よ |
それ故にこの祝福された状態に到達する道を私たちに教えて下さい |
イエスは答えました |
真に私はあなたたちに言います |
人は人間の力によってそのような状態に到達することは出来ません |
私たちの主なる神の慈悲による以外 |
それは本当に真実です |
人は神がそれ(慈悲)を彼に与える為に善を望むべきであるというのは |
私に告げなさい |
あなたたちが食卓について居る時に見ることを望まない肉を食べますか? |
否 |
確かに |
それで私はあなたたちに言います |
あなたたちは望まないものを受け入れてはいけないと |
神は可能です |
もしあなたたちが聖になることを望むなら |
目を瞬くより少ない時間であなたたちを聖なる者にすることは |
しかし人が贈り物を知覚できる為に |
そして贈り主である神が望む為に |
私たちが待ち望んで求めることを |
的を射る練習をする者たちをあなたたちは見たことがありますか? |
確かに彼等は何度も無駄に射ます |
しかしながら |
彼等は決して無駄に射ることを望んでいません |
そうではなく常に的を射ることを願っています |
さああなたたちはこのことをしなさい |
私たちの神を記憶に留めて置きたいあなたたちは |
そしてあなたたちが忘れる時 |
嘆き悲しみなさい |
何故なら神はあなたたちに猶予を与えるから |
私が言った全てのことに到達する為に |
断食と精神的に目覚めていることは他のことと一つに結ばれます |
もし人が目を覚ましていることを破るなら |
直ちに断食は破られます |
何故なら罪を犯すことで人は魂の断食を破るから |
そして神を忘れるから |
魂を注視する故に目を覚ましていることと断食は常に私たちと全ての人々の為に必要です |
何故なら誰にも罪を犯すことは合法ではないから |
しかし体の断食と目を覚ましていることは |
私を信じなさい |
それらは何時でも可能ではありません |
全ての人々にとって |
何故なら病気や老いた人々が居るから |
子を持つ女たちが |
食事療法する人々が |
子供たちが |
弱い顔色の他の者たちが |
本当に各人は |
彼に適した寸法に従って服を着て |
この断食を選ぶべきです |
何故なら子供の衣服は三十歳の男に合わないように |
そのように目を覚ましていることと断食は或る人のものは他の人に合わないから |
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111章 |
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しかしサタンが彼の全力を使ってそれを引き起こそうとすることに用心しなさい |
あなたたちが夜の間中目を覚ましていて |
その後で眠り続けること |
神の命令によってあなたたちが祈って神の言葉を聞かなければならない時に |
私に告げなさい |
それはあなたたちを喜ばせるだろうか? |
もしあなたたちの友人が肉を食べあなたたちに骨を与えるなら |
ペトロは答えました |
いいえ |
師よ |
何故ならそのような人を友人と呼ぶべきではなく |
嘲る人と呼ぶべきであるから |
イエスはため息をついて答えました |
あなたは真実を適切に言いました |
ペトロよ |
何故なら真に体で目を覚ましている人が皆それ以上必要とするのは |
眠ることだから |
さもないと彼の頭は眠りで重く垂れ下がります |
彼が祈って神の言葉を聞かなければならない時に |
そのような恥知らずの人は彼の創造主である神を嘲る者であり |
そのような罪を犯す者です |
その上 |
彼は盗人です |
彼は神に与えるべき時間を盗んで |
それを消耗して |
そして事実上 |
彼を満足させている故に |
最上の葡萄酒の器で人は彼の敵に飲ませました |
葡萄酒が最上である間 |
しかし葡萄酒が滓になると彼は彼の主人に飲ませました |
どうすると |
あなたたちは考えますか? |
主人は彼の僕に |
彼が全てを知って |
僕が彼の前にいる時 |
確かに |
彼(主人)は彼(僕)を打って彼を殺すでしょう |
世の法律に従って正当な怒りによって |
そして今神は人に対してどうするでしょうか? |
彼の最上の時間を仕事に |
そして最悪の時間を祈りと法の学びに費やす者に |
邪悪な者は災いだ |
何故ならこれ故に又更に大きな罪故にその心は押し下げられるから |
従って |
私があなたたちに言った時 |
笑いが泣くことに変わるべきであると |
宴が断食に |
眠りが目を覚ましていることに |
あなたたちが聞いた全てのことを私は三つの言葉で囲い込みました |
この地上で人は常に泣くべきであると |
そして泣くことは心からでなければならないと |
何故なら私たちの創造主である神を怒らせるから |
あなたたちが感覚を支配する為に断食することは |
そして罪を犯さない為に目を覚ましていることは |
そして肉体的に泣くことと肉体的に断食して目を覚ましていることは各人の体質に従って取り入れられなければならないと |
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112章 |
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これを言ってから |
イエスは言いました |
あなたたちは畑の作物から私たちの命を支える為に必要なものを捜し求めなければなりません |
何故なら私たちがパンを食べずにいるのは今や八日です |
それ故に私は私たちの神に祈りましょう |
そしてバルナバと共にあなたたちを待ちましょう |
そこで全ての弟子たちと使徒たちは四人ずつと六人ずつ去って行きしました |
そしてイエスの言葉に従って彼等の道に進みました |
書く者はイエスと共に残りました |
その後でイエスは |
泣いて |
言いました |
バルナバよ |
私はあなたに重大な秘密を明らかにする必要があります |
それを |
私がこの世から去らなければならない後に |
あなたはそれを明らかにしなさい |
そこで書く者は答えました |
泣いて |
そして言いました |
私が泣くことを許して下さい |
師よ |
そして他の人々も又 |
何故なら私たちは罪人であり |
そしてあなたは |
聖人で神の預言者であるから |
あなたがそれほど酷く泣くことは相応しくありません |
イエスは答えました |
私を信じなさい |
バルナバ |
私は必要とするだけ泣くことは出来ません |
何故ならもし人々が私を神と呼ぶなら |
私はここで神を見たはずです |
楽園で彼を見るように |
そして裁きの日を恐れることなく安心であるはずです |
しかし私が罪のないことを神は知っています |
何故なら私は貧しい僕以上の者であるという考えを心に抱いたことは決してないから |
否 |
私はあなたに言います |
もし私が神と呼ばれなかったら私は楽園に行こくとが出来たでしょう |
私がこの世から去らなければならない時 |
ところが今や私は裁きの日までそこに行くことが出来ません |
今やあなたは分かります |
私が泣く理由をもっているかどうか |
知りなさい |
バルナバよ |
この為に私は大きな迫害を受けていることを |
そして私の弟子たちの一人によって三十枚の金の為に売られることを |
その後で私を売る者は私の名によって殺されることは確かです |
何故なら神が私を地から取り上げて |
裏切り者の外観を変えて皆が彼を私であると信じるから |
しかしながら |
彼が邪悪な死を遂げる時 |
私はこの世で長い間その不名誉の中に留まるでしょう |
しかしモハメットが来る時 |
神の聖なる使徒が |
その不名誉は取り除かれるでしょう |
そしてこれを神が実行するでしょう |
私がメシアの真実を告白した故に |
彼は私に報酬を与えるでしょう |
私は生きていると知られて不名誉の死を経験しない者になるでしょう |
そこで書く者は答えました |
師よ |
恥知らずの人を私に告げて下さい |
何故なら私は喜んで彼の息を塞いで殺すから |
黙りなさい |
イエスは答えました |
何故ならそうするのは神の意志だから |
そして彼は他にすることは出来ません |
しかしあなたは取り計らいなさい |
私の母がそのような出来事に苦しむ時 |
あなたは彼女に真実を告げることを |
彼女が安堵する為に |
そこで書く者は答えました |
これを全て私はします |
師よ |
もし神が望むなら |
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113章 |
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弟子たちが帰って来た時彼等は松ぼっくりを持って来ました |
そして神の意志によって彼等は沢山の量の棗椰子の実を見つけました |
そこで真昼の祈りの後に彼等はイエスと共に食べました |
その後で使徒たちと弟子たちは |
憂い顔をしている彼を見て |
イエスが直ぐにこの世から去っていかなければならないかと恐れました |
するとイエスは彼等を慰めて |
言います |
恐れてはいけません |
何故なら私があなたたちから去るべき私の時は未だ来ていないから |
私はあなたたちと共にまだ暫くの間留まります |
それ故に私はあなたたちに今教えなければなりません |
あなたたちが行って |
私が言ったように |
イスラエル中に悔い改めを説く為に |
神がイスラエルの罪を憐れむ為に |
それ故に各人怠惰に気を付けなさい |
そしてもっと多く懺悔する者でありなさい |
何故なら良い実を産み出さない木は皆切り倒されて火に投げ込まれるから |
葡萄園を持った市民が居ました |
それの真ん中に庭がありました |
そこには美しい無花果の木がありました |
三年して所有者が来た時彼は何の実も見出しませんでした |
そして他の木は皆実を付けているのを見て彼は彼の葡萄園の園丁に言いました |
この悪い木を切り倒しなさい |
何故ならそれは地面の邪魔になっているから |
葡萄園の園丁は答えました |
そうではありません |
我が主よ |
何故ならそれは美しい木だから |
黙りなさい |
所有者は言いました |
何故なら私は役に立たない美に関心がないから |
椰子とバルサムは無花果より貴いことをあなたは知るべきです |
しかし私は私の家の中庭に椰子とバルサムの苗を植えて |
私は高価な壁で囲みました |
しかしこれらが実を付けずに |
家の前で葉を積み上げて地面を腐らせた時 |
私はそれらを両方とも取り除かさせました |
そしてどうして私は家から遠い無花果の木を許せるでしょうか? |
それは私の庭と私の葡萄園を邪魔しています |
そこでは他の木は皆実を付けているのに |
確かに私は最早これ以上それを許しません |
そこで葡萄園の園丁が言いました |
主よ |
土が肥沃すぎます |
待って下さい |
それ故に |
もう一年 |
何故なら私は無花果の木の枝を刈リ込み |
それから肥えた土を取り去り |
石だらけの痩せた土に置きます |
そうすればそれは実を付けるでしょう |
所有者は答えました |
さあ行ってそうしなさい |
何故なら私は待つから |
そして無花果の木は実を付けるでしょう |
あなたたちはこの譬えが分かりますか? |
弟子たちは答えました |
いいえ |
主よ |
それ故にそれを私たちに説明して下さい |
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114章 |
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イエスは答えました |
真に私はあなたたちに言います |
所有者は神です |
そして葡萄園の園丁は彼の法です |
神は |
その時 |
楽園に椰子とバルサムを持っていました |
何故なら椰子はサタンであり最初の人はバルサムであるから |
彼は彼等を追い出しました |
彼等が善い業の実を産み出さず |
罪深い言葉を発した故に |
それで多くの天使たちと多くの人々は有罪と宣告されました |
今や神はこの世に人を置いています |
神に仕える彼の創造物たちの真ん中に |
彼等の全ては |
彼の戒めに従い |
そして人は |
私は言います |
実を産まなければ |
神は彼を切り倒して彼を地獄に送るでしょう |
彼があの天使と最初の人を許さなかったことを考えると |
あの天使は永遠に |
そして人は一時の間 |
それ故に神の法は言います |
人は現世に多過ぎる財を持っているので |
苦難を経験して地上の財を奪われることが必要不可欠です |
彼が善き業を為す為に |
それ故に私たちの神は人が悔い改めることを待ちます |
真に私はあなたたちに言います |
私たちの神は人がそう働くように運命づけました |
ヨブが言ったように |
神の友で預言者の |
鳥は飛ぶ為に魚は泳ぐ為に生まれるように |
そのように人は働く為に生まれます |
又私たちの父ダビデが |
神の預言者が |
言います |
私たちの手が産み出すものを食べることで私たちは祝福されるでしょう |
そして私たちはそうすることで上手くいくでしょう |
それ故に各人働きなさい |
彼の資質に従って |
さあ私に告げなさい |
もし私たちの父ダビデと彼の息子ソロモンが彼等の手で働いたのなら |
罪人は何をするべきでしょうか? |
ヨハネが言いました |
師よ |
働くことは正しいことです |
しかしこれは貧乏人が当然するべきことです |
イエスは答えました |
そうです |
彼等は他にすることは出来ません |
しかしそれが善でないことをあなたたちは知っています |
善である為に |
必要から解放されなければならないのでは? |
太陽と他の惑星は神の規則によって強く支配されているので |
彼等は他にすることは出来ません |
それ故に彼等には是非はありません |
私に告げなさい |
神が働くことを戒めに与えた時 |
彼は言ったのか? |
貧乏人は彼の顔の汗によって生きなければならないと |
そしてヨブは言ったのか? |
鳥は飛ぶ為に生まれ |
そのように貧乏人は働く為に生まれると |
そうではなく神は人に |
あなたの顔の汗によってあなたはパンを食べなさい |
そしてヨブは |
人は働く為に生まれる |
それ故に人でない者だけがこの戒めから解放されます |
確かに全てのものは金がかかるという理由だけでなく |
働いていない人々が非常に沢山いる為に |
もしこれらが労働するなら |
或る者は地面を耕し或る者は水中の魚を釣って |
この世で最も豊かになるでしょう |
そして働かないことを裁きの恐ろしい日に申し開きをしなければならないでしょう |
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115章 |
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人は私に多少なりとも言ってみなさい |
何を彼はこの世に齎したか |
彼が怠惰に生きた故に |
それは確かです |
彼が裸で生まれて |
何も出来なかったことは |
それ故に |
彼が見出した全てのものの |
彼は所有者ではなく |
管理者です |
そして彼はあの恐ろしい日にそれについて説明しなければなりません |
卑しむべき情欲は |
人を野蛮な獣のようにするものは |
大いに懸念されるべきです |
何故なら敵はそれ自身の家族の一員であるから |
その為あなたの敵が来ないような場所に行くことは不可能であるから |
ああ |
如何に多くの者が情欲によって滅びたか |
情欲によって大洪水が来ました |
その結果神の慈悲の前にこの世は滅びました |
そしてその結果ノアと八十三人の人間fだけが救われました |
情欲の為に神は三つの邪悪な町を打ちのめしました |
そこからロトと彼の二人の子供だけが逃げました |
情欲の為にベンジャミン部族はほとんど消滅しました |
そして真に私はあなたたちに言います |
もし私があなたたちに語るなら |
いかに多くの者が情欲によって滅びたか |
五日間では足りないでしょう |
ヤコブは答えました |
師よ |
何が情欲を意味しますか? |
イエスは答えました |
情欲は抑制されていない愛の欲望です |
それは |
理性によって導かれないで |
人の知性と愛情の境を裂き |
その為に人は |
己を知ることなく |
彼が憎むべきものを愛します |
私を信じなさい |
人はものを愛する時 |
神がそのようなものを彼に与えた故ではなく |
それの所有者として |
彼は姦淫者です |
その為に魂を |
それの創造主である神と結び付いていなければならないものを |
彼は創造物に結び付けました |
それで神は預言者イザヤによって嘆きました |
こう言って |
あなたは多くの愛人と姦淫を犯しました |
それにも拘わらず |
私の許に戻って来なさい |
そうすれば私はあなたを受け入れます |
生ける神に誓って |
御前に私の魂は立ちます |
もし人の心の中に内なる情欲がなかったなら |
彼は外界に落ちなかったでしょう |
何故ならもし根が取り除かれるなら木は速やかに死ぬから |
男はそれ故に彼の創造主が彼に与えた妻で満足して |
他の全ての女を忘れなさい |
アンデレが答えました |
どうして男が女たちを忘れることが出来ますか |
もし多くの彼女たちが居る町に彼が暮らすなら |
イエスは答えました |
アンデレよ |
確かに町で暮らす者を |
それは彼を害します |
町はあらゆる不正を吸う海綿であるから |
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116章 |
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男は町の中で生きる必要があります |
まさに兵士が生きるように |
彼が要塞の周りに敵を持つ時に |
あらゆる攻撃に対して彼自身を守りながら |
そして市民の一部分の裏切りを常に恐れながら |
そうであっても |
私は言います |
彼はあらゆる外なる罪の誘惑を跳ね付けなさい |
そして感覚を恐れなさい |
何故ならそれは汚れたものに対して最高の欲望を持っているから |
しかしどうして彼が自分自身を守ることが出来るのか |
もし彼が目を制御しないなら |
それはあらゆる肉体の罪の源です |
生ける神に誓って |
御前に私の魂は立ちます |
肉体の目を持たない者は罰を受けることなく安全です |
第三級(の罰)を除いて |
一方目を持つ者は第七級のそれ(罰)を受けます |
預言者エリヤの時代に |
偶々エリヤは見ました |
或る盲の男が泣いているのを |
良い暮らしの男が |
彼に尋ねて |
言いました |
何故あなたは泣いているのか |
兄弟よ |
盲の男は答えました |
私は預言者エリヤを見ることが出来ないので泣いています |
神の聖なる者を |
そこでエリヤは彼を叱りました |
こう言って |
泣くのを止めなさい |
男よ |
泣くことであなたは罪を犯しているから |
盲の男は答えました |
さあ私に言って下さい |
聖なる神の預言者を見ることは罪なのですか |
死者を蘇らせ火を天から下す者を |
エリヤは答えました |
あなたは真実を言っていません |
何故ならエリヤはあなたが言う全ての事を何もすることは出来ないから |
何故なら彼はあなたと同じ人であるから |
何故ならこの世の全ての人は蝿一つ生ませることは出来ないから |
盲の男は言いました |
あなたがこれを言うのは |
人よ |
エリヤがあなたの罪の為にあなたを叱らなければならなかった故に |
それ故にあなたは彼を憎んでいるから |
エリヤは答えました |
あなたが真実を話していることを神は喜ぶでしょう |
何故なら |
兄弟よ |
もし私がエリヤを憎むなら私は神を愛するから |
そして私がエリヤを憎めば憎むほど私は神を愛するから |
この直後に盲の男は大いに怒って |
言いました |
生ける神に誓って |
あなたは不敬な奴だ |
人は神の預言者を憎みながら神を愛することが出来るのか? |
直ぐあっちに行きなさい |
何故なら私は最早これ以上あなたの言う事を聞きたくないから |
エリヤは答えました |
兄弟よ |
今あなたはあなたの知性で見るでしょう |
肉体で見ることがいかに邪悪か |
何故ならあなたはエリヤを見る視力を望み |
あなたの魂でエリヤを憎むから |
盲の男は答えました |
さああっちに行きなさい |
何故ならあなたは悪魔であるから |
神の聖なる者に対して私に罪を犯させようとしています |
そこでエリヤはため息をついて |
涙ぐんで言いました |
あなたは真実を話しました |
兄弟よ |
何故なら私の肉は |
それをあなたは見ることを望み |
神からあなたを引き離すから |
盲の男は言いました |
私はあなたを見ることを望みません |
否 |
もし私に目があったなら |
私はあなたを見ないようにそれを閉じるでしょう |
そこでエリヤは言いました |
知りなさい |
兄弟よ |
私がエリヤであることを |
盲の男は答えました |
あなたは真実を話していません |
そこでエリヤの弟子たちが言いました |
兄弟よ |
彼は真に神の預言者エリヤです |
彼は私に告げなさい |
盲の男が言いました |
もし彼が預言者であるなら |
私が誰の子孫であるか |
どうして私が盲になったか |
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117章 |
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エリヤは答えました |
あなたはレビ族の者です |
そしてあなたは |
神の神殿に入って |
淫らな思いで女を見た故に |
あなたは至聖所の近くに居ながら |
私たちの神はあなたの視力を奪いました |
そこで盲の男は泣きながら言いました |
私を許して下さい |
神の聖なる預言者よ |
何故なら私はあなたと話すことによって罪を犯したから |
もし私があなたを見たなら私は罪を犯さなかったでしょう |
エリヤは答えました |
私たちの神はあなたを許すでしょう |
兄弟よ |
何故なら私を尊敬して |
あなたが私に真実を話したことを私は知っているから |
私が私自身を憎めば憎むほど私は神を愛することを知った上で |
そしてもしあなたは私を見たならあなたの願いを止めたでしょう |
その願いは神を喜ばせないものです |
何故ならあなたの創造主はエリヤではなく |
神であるから |
それ故に |
あなたに関する限り |
私は悪魔です |
エリヤは泣いて言いました |
私があなたをあなたの創造主から逸らした故に |
だから泣きなさい |
兄弟よ |
あなたがその光を持たない故に |
それはあなたを偽りから離して真実を見させます |
もしあなたが私の教えを軽んじないことを続けるなら |
それ故に私はあなたに言います |
多くの者が私を見ることを望み私を見る為に遠くから来ます |
彼等は私の言葉を軽んじます |
それ故にその方が良かった |
彼等の為に |
彼等の救いの為に |
彼等に目がなかった方が |
創造物に喜びを見出すことごとくの者は |
このような者です |
神に喜びを見出すことを求めないで |
彼の心の中に偶像を造り |
そして神を捨てる者 |
そこでイエスは言いました |
ため息をついて |
あなたたちはエリヤが言った全てを理解しましたか? |
弟子たちは答えました |
本当に |
私たちは理解しました |
そして私たちはそれを知って茫然自失となりました |
この地上で偶像崇拝者でない者は非常に少ないことを |
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118章 |
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そこでイエスは言いました |
あなたたちは真実を話しています |
何故なら今やイスラエルは彼等の心の中に抱く偶像崇拝を根付かせることを望んだから |
私を神と見做すことによって |
今や私の教えを軽んじた者たちの多くが |
私が全ユダヤの支配者に私自身をすることが出来ると言って |
もし私が自らを告白したなら |
神であることを |
そして私が望みに熱中していることを |
人気のない場所の中で困窮して暮らて |
優雅な暮らしによって君主たちの中に常住しないという望みに |
哀れな男よ |
蝿と蟻に共通する光を重んじて |
天使たちと預言者たちと神の聖なる友たちに共通する光を軽んじる故に |
もし |
それで |
目が守られないなら |
アンデレよ |
私はあなたに告げます |
強欲に真っ逆さまに落ち込まないことは不可能であることを |
それ故に預言者エレミヤは |
激しく泣いて |
真に言いました |
私の目は私の魂を奪う盗人です |
それ故に私たちの父ダビデは私たちの主なる神に切望して祈りました |
彼が空しいものを見ない為に彼の目を逸らすことを |
何故なら真に終わりを持つものは皆空しいから |
私に告げなさい |
それでは |
もし人がパンを買う為に二ペンス持ったなら |
彼は煙を買う為にそれを使うだろうか? |
確かにそうしません |
煙は目に痛みを与えて体に食べ物を与えない故に |
まさにそのように人はしなさい |
彼の目の外側の視力と彼の心の内側の視力で |
彼は彼の創造主である神と彼(神)の意志の喜びを知ることを求めて |
創造物に彼の終わりを齎せないようにすべきであるから |
彼に創造主を失わせるものを |
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119章 |
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何故なら真に人が物を見て人の為にそれを造った神を忘れる度毎に |
彼は罪を犯しているから |
何故ならもしあなたの友が彼の記念になる或る物をあなたに与えて |
あなたがそれを売ってあなたの友を忘れたなら |
あなたはあなたの友を怒らせます |
そのように人はしています |
何故なら彼は創造物を見る時創造主を思い出さないから |
彼は人への愛の為にそれを創りました |
彼(人)は感謝しないことによって彼の創造主である神に罪を犯しています |
それ故に女たちを見る者は神を忘れます |
神は男の幸福の為に女を創りました |
彼は彼女を愛して彼女を欲します |
そして彼のこの欲望はそれ程まで迸るでしょう |
彼があらゆる物を大切な物のように愛する程まで |
ここから思い出すことを恥じるという罪が来ます |
もし |
それで |
人が彼の目の上に馬勒を付けるなら |
彼は感覚を支配できるでしょう |
感覚はそれに見せられないものを望むことは出来ません |
何故なら肉は霊に従属するから |
何故なら舟は風なしに動けないように |
そのように肉は感覚なしに罪を犯せないから |
その後で悔い改めた人の為に物語を語ることを祈りに変えることが必要になります |
それ自身が分別を示します |
それも又神の教えの一つでないなら |
何故ならことごとくの空しい言葉によって人は罪を犯すから |
そして私たちの神は祈りの為に私たちの罪を拭い去ります |
何故なら祈りは魂の代弁者であり |
祈りは魂の薬であり |
祈りは心の防御であり |
祈りは信仰の武器であり |
祈りは感覚の馬勒であり |
祈りは罪によって腐らないようにさせる肉の塩であるから |
私はあなたたちに言います |
祈りは私たちの命の手であると |
それによって祈る人は裁きの日に彼自身を守ることが出来ます |
何故なら彼はこの地上で罪から彼の魂を守りことが出来るから |
そして彼の心を邪悪な望みに触れないように守ることが出来るから |
サタンを怒らせて |
何故なら彼は彼の感覚を神の法の内に保つことが出来るから |
そして彼の肉は義によって歩むことが出来るから |
彼が求めるものを全て神から受け取って |
生ける神に誓って |
御前に私たちは居ます |
祈らない人は最早善い業の人になることは出来ません |
唖が彼の主張を盲に弁ずることが出来る以上に |
瘻が軟膏なしで癒される以上に |
人が動かないで彼自身を守ったり |
武器なしで他人を攻撃する以上に |
舵なしで帆走したり |
塩なしに死んだ肉を保護する以上に |
何故なら手のない人は受け取ることが出来ないから |
もし人が糞を金に粘土を砂糖に変えることが出来るなら |
彼はどうするだろうか? |
そこでイエスは黙って |
弟子たちは答えました |
誰も金と砂糖を作るより他の道に彼自身を働かせないでしょう |
そこでイエスは言いました |
さあ何故人は愚かな物語を語ることを祈りに変えないのか? |
時は |
あるいは |
神によって与えられているのか? |
彼が神を怒らせる為に |
どんな君主が町を彼の臣下に与えるだろうか? |
後者が彼と戦う為に |
生ける神に誓って |
もし人が何であれ知ったなら |
空しい話しによって魂が変形したと |
話すより早く彼は彼の舌を彼の歯で噛み切った方がよい |
惨めな世よ |
何故なら今日人々は祈りの為に一緒に集まらないで |
神殿の玄関の中と神殿そのものの中に |
サタンはそこに生贄を持つから |
空しい話しの |
そしてもっと悪いものの |
私が恥じることなく話せないものの |
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120章 |
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空しい話しの実はこれです |
それは知性を弱めます |
真理を受け入れないようにする方法で |
一オンスの綿くずだけ運ぶように慣らされた馬が百ポンドの石を運べないのと同じように |
しかしさらに悪いのは彼の時を戯れに過ごしている人です |
彼が祈ろうとする時 |
サタンは彼の記憶の中にその同じ戯れを入れます |
その結果彼が彼の罪について泣いて神の憐れみを引き起こし彼の罪に対して許しを得るべき時に |
笑うことによって神の怒りを引き起こします |
神は彼を厳罰に処して |
彼を追い出すでしょう |
災いだ |
それ故に |
戯れて空しい話しをする者たちは |
しかしもし私たちの神が戯れて空しい話しをする者たちを嫌悪するなら |
自分の隣人の不平と悪口を言う者たちに彼(神)はどんなに悪い感情を抱くか |
そして彼等は何と悪い状態の中にいるか |
罪を犯すことを最高に必要な仕事のように扱う者たちは |
汚れた世界よ |
あなたたちが神によってどんな酷く罰っせられるか私は想像できません |
彼は |
その時 |
懺悔する者は |
彼は |
私は言います |
金の値で彼の言葉を発しなければなりません |
彼の弟子たちは答えました |
誰が金の値で人の言葉を買えるでしょうか |
確かに誰もいません |
そしてどうして彼は懺悔することができますか |
彼が強欲になることは確かです |
イエスは答えました |
あなたたちの心は重いので私はそれを持ち上げることは出来ません |
これ故にことごとくの言葉の中で私はあなたたちにその意味を語ることが必要です |
しかし神に感謝を捧げなさい |
彼はあなたたちに神の秘密を知る恵みを与えました |
罪を悔いた人が彼の話しを売るべきであると私は言いません |
そうではなく彼が話す時彼は金を捨てていると考えるべきだと私は言っています |
何故なら真に |
そうすることで |
金は必要なことに費やされるように |
そのように彼は話すことが必要な時だけ話すでしょう |
彼の体を傷つけるようなことに金を費やす者はいないように |
彼の魂を傷つけるようなことに彼に話しをさせないようにしなさい |
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121章 |
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総督が尋問する囚人を捕えた時 |
公証人が事件を記録する間 |
私に告げなさい |
そのような人はどうするか? |
弟子たちは答えました |
彼は恐れて的を射て話します |
彼自身に疑いがかからないように |
そして彼は総督を不快にさせるようなことを何も言わないように気を付けて |
何事も彼が解放されるように話すことに努めます |
そこでイエスは答えました |
これは悔い改めた人がすべき事です |
そうすることで |
彼の魂を失わない為に |
何故なら神は各人に公証人として二人の天使を与えているから |
一人は善い事を書き記し |
もう一人は悪い事を書き記します |
人が為す事の |
そこでもし人が慈悲を受けるなら |
彼の話しを量ってもらいなさい |
金が量られる以上に(正確に) |
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122章 |
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貪欲について |
それは施しに変えられなければなりません |
真に私はあなたたちに言います |
錘がその端に中心を持つように |
そのように貪欲な者は彼の最後に地獄を持ちます |
何故なら貪欲な者にとって不可能であるから |
楽園で何か善いものを所有することは |
あなたたちはその理由が分かりますか? |
私はあなたたちに告げます |
生ける神に誓って |
御前に私の魂が立ちます |
貪欲な者は |
彼は彼の舌で沈黙しても |
彼の業によって語ります |
私より他に神はいないと |
彼は持つもの全てを彼自身の快楽に費やそうとします |
彼の初めも終わりも考えずに |
彼が裸で生まれて |
全てを残して死ぬことを |
さあ私に告げなさい |
もしヘロデがあなたたちに管理する庭を与えて |
あなたたちは所有者として振る舞って |
何の実もヘロデに送らず |
ヘロデが実を求めて使いを送った時 |
あなたたちは彼の使いを追い払いました |
私に告げなさい |
あなたたちは自分たちをその庭の王にしたのか? |
確かにそうです |
今私はあなたたちに告げます |
そのように貪欲な人は彼自身を彼の富の神にします |
富は神が彼に与えたものです |
貪欲は感覚の渇きです |
罪を通して神を失い |
それは快楽によって生きる故に |
神によってそれ自身を喜ばせることが出来ません |
神はそれから隠れています |
この世の物でそれ自身を囲み |
それの善いものとしてこの世の物を保持し |
それは強くなればなるほど自分自身を神に恵まれないと見なします |
そしてその罪人の転向は神から来ます |
神は悔い改めの慈悲を与えます |
私たちの父ダビデが言ったように |
この改心は神の右手から来ます |
私はあなたたちに告げる必要があります |
どんな種類の人か |
もしあなたたちが知りたいなら |
どのように悔い改めが為されるのか |
そして今日私たちは神に感謝を捧げましょう |
神は私の言葉によって彼の意志を示す恵みを私たちに与えました |
その後で彼は彼の手を上げて祈りました |
こう言って |
全能で恵み深い主なる神 |
恵みによって私たちを創り |
私たちに人々の位を与え |
あなたの僕たちを創りました |
あなたの真実の使徒の信仰と共に |
私たちはあなたの恩恵全てに感謝して |
私たちの生涯全ての日々あなただけを崇めます |
私たちの罪を嘆き悲しみ |
祈って施しを与え |
断食してあなたの言葉を学び |
あなたの意志を無知な者たちを教え |
あなたの愛の為にこの世から耐え忍び |
あなたに奉仕する為に私たちの命を死に手放します |
あなたは |
主よ |
私たちを救って下さい |
サタンから |
肉とこの世から |
あなたがあなたの選民をあなた自身の愛の為とあなたの使徒の愛の為に救うように |
使徒をあなたは私たちに創りました |
そしてあなたの聖なる者たちと預言者たち全ての為に |
弟子たちは答えました |
そうあれかし |
そうあれかし |
主よ |
そうあれかし |
私たちの恵み深い神よ |
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123章 |
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その日 |
金曜日の朝 |
早い時に |
イエスは |
祈りの後 |
彼の弟子たちを集めて彼等に言いました |
私たちは座りましょう |
何故ならこの日に神は人を地の土から創ったから |
それで私はあなたたちに人は何ものか告げましょう |
もし神が欲するなら |
全ての者が座ると |
イエスは再び言いました |
私たちの神は |
彼の創造物に彼の善と恵みと彼の全能を示す為に |
彼の寛大と正義と共に |
互いに相いれない四つのものから成る構成物を造り |
それらを一つの最終的な物体に結び付けました |
それは人です |
そしてこれは土 |
空気 |
水 |
そして火です |
互いにその相手を抑制する為に |
そして彼はこれらの四つのものから一つの器を造りました |
それは人の体です |
肉 |
骨 |
血 |
髄 |
そして皮から成ります |
神経と血管と共に |
そして全て彼の内臓と共に |
そこに神は魂と感覚を置きました |
この命の二つの手として |
体のことごとくの部分を感覚に宿舎として与えて |
何故ならそれは油のようにそこに拡散するから |
そして魂に彼は心を宿舎として与えました |
そこで |
感覚と結び付いて |
それは命全てを支配します |
神は |
このように人を創って |
理性と呼ばれる光を彼に入れました |
それは結び合わせる為でした |
肉を |
感覚を |
そして魂を |
唯一の目的に |
神の奉仕の為に働くように |
その後で |
彼はこの働きを楽園に置きました |
理性はサタンの働きかけによって感覚から誘い出されて |
肉はそれの安静を失い |
感覚はそれが生きる喜びを失い |
魂はそれの美を失いました |
人はそのように悪い状態になって |
感覚は |
労働に落ち着きを見出さず |
歓楽を求めます |
理性によって抑制されず |
目がそれを示す光を追って |
そこから |
目は空しいもの以外何も見ることが出来なくなり |
それはそれ自身を欺きます |
それ故に |
現世のものを選んで |
罪を犯します |
だから神の慈悲によって人の理性が改めて教化されることが必要です |
悪から善を知り真の喜びを見分ける為に |
罪人は悔い改めに変えられることを知って |
それ故に私は真にあなたたちに言います |
もし神が人の心を教化しないなら |
人々の考えることは全く役に立ちません |
ヨハネは答えました |
それでは人々の話しは何の為に役立つのですか? |
イエスは答えました |
人を悔い改めに変える為に人としての人は役に立ちません |
しかし神が使う一つの手段としての人は人を変えます |
人の救いの為に神が秘密のやり方で人に働くことを知る為に |
各人はことごとくの人に聞くべきです |
全ての中で神が私たちに語る者によって彼が受け入れられる為に |
ヤコブは答えました |
師よ |
もし偽預言者と偽教師が来て私たちに教える振りをするなら |
私たちは何をするべきですか? |
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124章 |
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イエスは譬えで答えました |
一人の男が網で魚を捕りに行って |
彼は多くの魚を捕えます |
しかし悪い魚を彼は投げ捨てます |
一人の男が種を蒔きに行きました |
しかし良い地面に落ちた穀物だけが種を生じます |
そのようにあなたたちもするべきです |
全てを聞いて真理だけを受け入れなさい |
真理だけが永遠の命への実を生じるから |
そこでアンデレが答えました |
では真理をどのように知ることが出来ますか? |
イエスは答えました |
モーセの書に準ずる全てのことを |
それをあなたたちは真理として受け入れなさい |
神は一つであり |
真理は一つであるから |
そこから生じるのは |
教えは一つであり |
教えの意味は一つであること |
そしてそれ故に信仰は一つです |
真に私はあなたたちに告げます |
もしその真理がモーセの書から消去されなかったら |
神は私たちの父ダビデに第二の書を与えなかったでしょう |
そしてもしダビデの書が汚されなかったら |
神は福音を私に委ねなかったでしょう |
私たちの神である主は不変であるから |
そして全ての人々に一つの教訓だけ語ったから |
それ故に |
その神の教訓が臨む時 |
彼は洗い清める為に来るでしょう |
不信仰者が私の書を汚したこと全てを |
そこで書く者が答えました |
師よ |
人は何をするべきですか? |
法が汚されていると見なされ偽預言者が語る時 |
イエスは答えました |
あなたの質問は素晴らしい |
バルナバよ |
それ故に私はあなたに告げます |
そのような時に救われる者は僅かです |
人々は彼等の最後を考えないから |
それは神であることを |
私の魂が御前に立つ神に誓って |
人を彼の最後から逸らす教えは皆 |
最後は神であるのに |
最も悪い教えです |
それ故に三つのことがあります |
あなたたちが教えの中で考慮すべきことが |
つまり |
神を愛すること |
隣人を憐れむこと |
そしてあなた自身を憎むこと |
神を怒らせた者として |
毎日彼を怒らせている者として |
これらの三つの項目に反する教えを皆あなたたちは避けなさい |
何故ならそれは最も悪い故に |
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125章 |
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さて私は強欲に戻りましょう |
そして私はあなたたちに告げます |
感覚が一つのものを得る時 |
あるいはそれを執拗に保持する時 |
理性は言わなければなりません |
そのようなものには終わりがあると |
それに終わりがあるならそれを愛することは狂気の沙汰であることは確かです |
それ故に人は終わりがないものを愛して保持することが必要です |
そこで強欲を施しに変えなさい |
人が不正に獲得したものを正しく分配する為に |
そして彼にそれを理解させなさい |
右手が与えたものを左手が知らないようにすることを |
何故なら偽善者たちは彼等が施す時 |
世間に見られて誉められることを望むから |
しかし真に彼等は空しいものです |
彼の業を為す人は彼の報酬を受け取るから |
もし |
それで |
人が神から何か受け取るなら |
神に仕えることが彼に必要です |
そして考えなさい |
あなたたちが施す時 |
あなたたちは神の愛の為に全てのものを神に与えることを |
それ故に与えることを遅くしてはいけません |
そしてあなたが持つ最上のものを与えなさい |
神の愛の為に |
私に告げなさい |
あなたたちは神から何か悪いものを受け取ることを望みますか? |
確かに違います |
塵と灰よ |
それでどんな信仰があなたたちの中にあるのか |
もしあなたたちが神の愛の為に何か悪いものを与えるなら |
悪いものを与えるより何も与えないほうが良かった |
何故なら与えないことであなたたちはこの世に従って何か言い訳が出来ます |
しかし価値のないものを与えて |
あなたたち自身の為に最上のものを保持して |
どんな言い訳が出来るでしょうか? |
そしてこれは悔い改めについてあなたたちに言わなければならない全てのことです |
バルナバは答えました |
どの位悔い改めを続けなければいけませんか? |
イエスは答えました |
人が罪の状態の中に居る限り |
彼は常に悔い改めてその為に懺悔しなければいけません |
人間の生活は常に罪を犯す故に |
常に懺悔しなければなりません |
あなたたちがあなたたちの魂よりあなたたちの靴を重視する限り |
あなたたちの靴が裂ける毎にあなたたちはそれを修理する故に |
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126章 |
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イエスは彼の弟子たちを召集して |
彼等を二人ずつイスラエルの地域中に遣わしました |
こう言って |
行ってあなたたちが聞いた通りに伝道しなさい |
そこで彼等は身を屈めました |
そして彼は彼の手を彼等の頭の上に置いて |
言いました |
神の名によって |
病人に健康を与えなさい |
悪霊を追い出しなさい |
そして私に関してイスラエルに誤りを教えてやりなさい |
私が大祭司の前で言ったことを彼等に告げて |
その結果彼等は去って行きました |
彼等の全ては |
書く者を除いて |
ヤコブとヨハネと共に |
そして彼等は全ユダヤ中に行きました |
イエスが彼等に告げた通りに悔い改めを説教しながら |
あらゆる種類の病気を癒やしながら |
イスラエルにおいてイエスの言葉が確信されるまで |
神は一つでありイエスは神の預言者であること |
病気を癒やすことでイエスがしたことをそんなに大勢がすることを彼等が見た時 |
しかし悪魔の息子たちはイエスを迫害する他の方法を見出しました |
そしてこれらは祭司たちと律法学者たちでした |
すると彼等は言い始めました |
イエスはイスラエルの君主を熱望していると |
しかし彼等は庶民を恐れました |
それ故に彼等は密かにイエスに対して陰謀を企みました |
ユダヤ中を通って弟子たちはイエスの許に戻りました |
イエスは自分の息子を迎える父のように彼等を迎えました |
こう言って |
私に告げなさい |
私たちの神なる主が如何なる業を為したか? |
確かに私は見ました |
サタンがあなたたちの足の下に落ちてあなたたちが彼を踏み躙るのを |
葡萄園の園丁が葡萄を踏み躙るように |
弟子たちは答えました |
師よ |
私たちは無数の病人を癒やしました |
そして人々を苦しめていた多くの悪霊を追い出しました |
イエスは言いました |
神があなたたちを許しますように |
兄弟たちよ |
何故ならあなたたちはこう言って罪を犯したから |
私たちが癒したと |
全てを為したのは神であるのに |
そこで彼等は言いました |
私たちは愚かに話しました |
それ故に |
話し方を私たちに教えて下さい |
イエスは答えました |
あらゆる善い業において言いなさい |
神が為したと |
そしてあらゆる悪い業において言いなさい |
私が罪を犯したと |
そのように私たちはしましょう |
弟子たちが彼に言いました |
そこでイエスは言いました |
さてイスラエルは何と言うか? |
こんなに多くの人々の手によって神がすることを見て |
私の手によって神がしたことを |
弟子たちは答えました |
彼等は言います |
神は一人だけであなたは神の預言者であると |
イエスは喜びに満ちた表情で答えました |
神の聖なる名は讃えられよ |
彼は彼の僕である私の望みを軽んじませんでした |
そして彼がこれを言うと彼等は休む為に床に就きました |
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127章 |
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イエスは砂漠から去ってエルサレムに入りました |
すると全ての人々が彼を見に神殿に走って行きました |
詩編を読んだ後にイエスは小尖塔の上に登りました |
そこは律法学者が常に登る所です |
そして |
彼の手で沈黙の合図をして |
彼は言いました |
神の聖なる名を讃えよ |
兄弟たちよ |
彼は地の土から私たちを創りました |
燃える魂からではありません |
何故なら私たちが罪を犯す時私たちは神の前に憐れみを見出すから |
それをサタンは決して見出しません |
何故なら彼の高慢故に彼は矯正出来ないから |
彼は常に高貴であると言って |
何故なら彼は燃える魂であるから |
あなたたちは聞きました |
兄弟たちよ |
私たちの父ダビデが私たちの神について言うことを |
彼は忘れずにいると |
私たちが塵であることを |
そして私たちの魂が行って再び戻って来ないことを |
それ故に彼は私たちを憐れむのか? |
これらの言葉を知る者たちは幸いです |
何故なら彼等は彼の主に対して永遠に罪を犯さないから |
罪の後で彼等は悔い改めるから |
それ故に彼等の罪は留まりません |
彼等自身を持ち上げる者は災いです |
何故なら彼等は低くされ地獄の燃える石炭になるから |
私に告げなさい |
兄弟たちよ |
自惚れの理由は何ですか? |
ありますか? |
あるいは |
この地上に何か善いものが |
いいえ |
確かに |
神の預言者ソロモンが言うように |
太陽の下にある者は皆空しいものです |
しかしもしこの世のものが私たちの心の中で私たち自身を賞賛する理由を私たちに与えないなら |
まして私たちの命が私たちに理由を与えることはありません |
何故ならそれは多くの苦難を負わされているから |
人より劣る全ての創造物が私たちと戦う故に |
おお |
如何に多くのものが夏の燃える熱さによって殺されたか |
如何に多くのものが冬の霜と寒さによって殺されたか |
如何に多くのものが稲妻と雹によって殺されたか |
如何に多くのものが激しい風にによって海で溺れ死んだか |
如何に多くのものが死んだか |
悪疫で |
飢饉で |
或いは彼等は野獣に貪り喰われた故に |
蛇に噛まれて |
食べ物に息を詰まらせて |
無力な人よ |
彼自身を持ち上げる者はそれだけ彼を押し下げます |
あらゆる場所で全ての創造物によって待ち伏せされます |
しかし私は肉と感覚について何を言うべきか |
それは不正だけを望みます |
この世の |
それは邪悪の罪以外何も提供しません |
サタンに仕える者は |
誰であれ神の法に従って生きる者を迫害します |
それは確かです |
兄弟たちよ |
もし人が |
私たちの父ダビデが言うように |
彼の目で永遠を考察するなら |
彼は罪を犯さないでしょう |
人の心の中で自分自身を賞賛することは神の憐れみと慈悲に鍵を掛けることです |
それを彼は許しません |
何故なら私たちの父ダビデはこう言うから |
私たちの神は覚えていると |
私たちは塵にすぎないことを |
そして私たちの魂は行って再び戻らないことを |
誰でも彼自身を賞賛する者は |
だから |
彼が塵であることを否定します |
そしてそれ故に |
彼の必要を知りません |
彼は助けを求めません |
そしてそうすることが彼の救助者である神を怒らせます |
私の魂が御前に立つ神に誓って |
神はサタンを許しません |
もしサタンが彼自身の惨めさを知らず |
彼の創造主の憐れみを求めないなら |
永遠に讃美される創造主の |
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128章 |
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従って |
兄弟たちよ |
私は |
人は |
塵と土は |
地の上を歩く者は |
あなたたちに言います |
悔い改めてあなたたちの罪を知りなさい |
私は言います |
兄弟たちよ |
サタンは |
ローマ軍によって |
あなたたちを騙しました |
私が神であるとあなたたちが言った時 |
それ故に |
あなたたちは彼等を信じないように用心しなさい |
彼等は神の呪いの下に落ちているから |
偽りと嘘の神々に仕えて |
私たちの父ダビデが彼等の上に呪いを願ったように |
こう言って |
諸国の神々は銀と金です |
彼等の手の業です |
目はあっても見えず |
耳はあっても聞こえず |
鼻はあっても嗅げず |
口はあっても食べれず |
舌はあっても話せず |
手はあっても触れず |
足はあっても歩けない |
それ故に私たちの父ダビデは言いました |
私たちの生ける神に祈って |
それらを造る者たちはそれらに似た者になり彼等はそれらを信じます |
前代未聞の自惚れよ |
この人間の自惚れは |
神によって土から創られた者が彼の状況を忘れて |
神を彼自身の慰みにします |
それによって彼は神を黙って嘲ります |
まるで彼がこう言いかのように |
神に仕えるのは無駄です |
何故なら彼等の業はそう示すから |
サタンはこれをすることであなたたちの攻略を望みます |
兄弟たちよ |
あなたたちに私を神である信じさせることによって |
何故なら |
私は蝿一つ創ることは出来ないし |
人と同じであり死ぬべき運命であるから |
私はあなたたちに役立つものを何も与えることは出来ません |
私自身があらゆるものを必要としているから |
どうして |
それで |
私が全てのことであなたたちを助けることが出来るのか? |
そうすることが神に相応しいように |
私たちは |
それで |
私たちの神として彼の言葉で宇宙を創った偉大な神を持つ者は |
異邦人と彼等の神々を嘲ることが出来るだろうか? |
この神殿に祈る為にやって来た二人の男がいました |
一人はファリサイ派の人でもう一人は収税吏でした |
ファリサイ派の人は聖所に近づいて |
その高揚した顔で祈って言いました |
私はあなたに感謝します |
私の神なる主よ |
何故なら私は他の人々のように罪人でないから |
彼等はあらゆる悪をします |
そして特にこの収税吏のように |
何故なら私は週に二回断食し |
私が所有する全ての十分の一を与えるから |
収税吏は遠く離れて留まり |
地に平伏して |
彼の胸を打って |
頭を下に向けて彼は言いました |
主よ |
私は天もあなたの聖所も見上げる価値はありません |
何故なら私は罪を沢山犯したから |
私を憐れんで下さい |
真に私はあなたたちに言います |
収税吏はファリサイ派の人より善い状態で神殿から下って行きました |
何故なら私たちの神は彼を義認して |
彼に対して彼の罪を全て許したから |
しかしファリサイ派の人は収税吏より悪い状態で下って行きました |
何故なら私たちの神は彼を拒絶したから |
彼の業を忌み嫌って |
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129章 |
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斧は出来るだろうか |
ひょっとして |
人が造った庭の樹木を切り倒して自分自身を誇ることが |
いいえ出来ません |
確かに |
何故なら人が全てをしたから |
それだけではなく斧をも造ったから |
彼の手で |
そしてあなたたちは |
人よ |
あなたは良いものを造ったからといってあなた自身を誇ろことが出来るのか? |
私たちの神が土からあなたたちを創って全ての形作られた良いものをあなたたちに齎すのに |
そして何故にあなたたちはあなたたちの隣人を軽蔑するのか? |
もし神があなたたちをサタンから保護しなかったならあなたたちはサタンより悪くなったことを知らないのか? |
たった一つの罪が最も美しい天使を最も不快な悪魔に変えたことをあなたたちは知らないのか? |
そしてこの世に生まれた最も完全な人が |
それはアダムでした |
それが惨めな存在に変わりました |
私たちが苦しむことを彼に従属させて |
彼の子孫全てと共に |
どんな定めを |
それでは |
あなたたちは持つのか |
あなたたちが何の恐れもなくあなたたち自身の快楽に生きることによって |
あなたたちは災いだ |
土よ |
何故ならあなたたちはあなたたちを創った神の上にあなたたち自身を高めた故に |
あなたたちはあなたたちを待ち伏せするサタンの足の下に落とされたから |
そしてこれを言って |
イエスは祈りました |
彼の手を主に差し上げて |
そして人々は言いました |
そうあれかし |
そうあれかし |
彼は彼の祈りを終えると小尖塔から下って行きました |
すると彼の許に多くの病人が連れて来られ彼は彼等を癒しました |
そして彼はその神殿から去って行きました |
そこで直ちにシモンは |
イエスが清めた癩病人は |
食事に彼を招きました |
祭司たちと律法学者たちは |
イエスを憎んだ者たちは |
ローマの兵士たちに報告しました |
イエスが彼等の神々の悪口を言ったと |
何故なら真に彼等は彼を殺す方法を捜し求めていたから |
しかしそれを見つけることは出来ませんでした |
何故なら彼等は人々を恐れたから |
イエスは |
シモンの家に入って |
食卓に座りました |
そして彼が食べていると |
見なさい |
マリアという名の一人の女が |
公然の罪人が |
その家に入って |
イエスの足の後ろの地面に身を投げ出して |
彼女の涙で足を洗いました |
高価な香油を足に塗って |
そして彼女の頭の髪で足を拭いました |
シモンは憤慨しました |
食事で座っていた全ての者と共に |
そして彼等は彼等の心の中で言いました |
もしこの人が預言者ならこの女がどの種の者か分かるでしょう |
そして彼に触れることを彼女に許さないでしょう |
そこでイエスは言いました |
シモンよ |
私はあなたに言う事があります |
シモンは答えました |
話して下さい |
師よ |
何故なら私はあなたの言葉を望むから |
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130章 |
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イエスは言いました |
或る人に二人の借り手がいました |
一人は彼の貸し主に五十ペンスの借金がありました |
もう一人は百ペンスでした |
すると |
彼等のどちらも払う金がないと |
貸し主は |
哀れみに心動かされて |
どちらにも借金を免除しました |
彼等のどちらが貸し主を一番愛しただろうか? |
シモンが答えました |
より大きな借金を免除された者です |
イエスは言いました |
あなたが言ったことは宜しい |
私はあなたに言います |
それ故に |
この女とあなた自身を見なさい |
何故ならあなたたちは神の借り手であったから |
一人は体の癩病人として |
もう一人は心の癩病人として |
それは罪です |
神である私たちの主は |
私の祈りを通して憐れみに心動かされて |
あなたの体と彼女の心を癒やすことを望みました |
あなたは |
その結果 |
私を少し愛しました |
何故ならあなたは贈り物として少し受け取ったから |
それで |
私があなたの家に入った時 |
あなたは私に口づけもしなかったし私の頭に油も塗りませんでした |
しかしこの女は |
見なさい |
あなたの家に入ると直ぐ彼女は私の足元に身を置いて |
私の足を彼女の涙で洗って高価な香油で塗りました |
それ故に真に私はあなたに言います |
彼女は多くの罪を許されました |
何故なら彼女は多く愛したから |
そして女に振り向いて彼は言いました |
安心してあなたの道を行きなさい |
何故なら主なるあなたの神はあなたの罪を許したから |
しかしあなたはこれ以上罪を犯さないように注意しなさい |
あなたの信仰があなたを救いました |
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131章 |
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夜の祈りの後イエスに彼の弟子たちは近づいて |
言いました |
師よ |
どうしても私たちは自尊心を回避しなければなりませんか? |
イエスは答えました |
君主の家に食事に招かれた一人の貧乏人をあなたたちは見ましたか? |
ヨハネは答えました |
私はヘロデの家で食事をしました |
何故なら私はあなたを知る前に魚を捕りに行って |
その魚をヘロデの家族によく売ったから |
すると |
ある日彼が宴会を催した時 |
私はそこに素晴らしい魚を持って行くと |
彼は私を留めてそこで食事させました |
そこでイエスは言いました |
どうしてあなたは異教徒たちと共に食事したのか? |
神があなたを許しますように |
ヨハネよ |
しかし私に告げなさい |
どのようにあなたがその食卓で振る舞ったか? |
あなたは最も栄誉ある場所に座ろうと捜したか? |
あなたは最も美味しい食べ物を尋ねたか? |
あなたは食卓で質問されないのに話したか? |
あなたは食卓に座る他の者たちより自分を価値ある者と説明したか? |
ヨハネは答えました |
生ける神に誓って |
私は私の目を上げられませんでした |
私自身を見て |
貧しい漁師が |
貧弱な衣服で |
王の直臣たちの間に座っているのを |
すると |
王が私に魚の小さな一切れを与えた時 |
世界が私の頭の上に落ちたように私は思いました |
王が私に施した恩恵の大きさの故に |
そして真に私をそれを言います |
もし王が私の法であったら |
私の生涯の全ての日々私は彼に仕えるべきであると |
イエスは叫びました |
黙りなさい |
ヨハネ |
何故なら神が私たちを地獄に投げ込まないか私は恐れるから |
アビラムのように |
私たちの自尊心の為に |
弟子たちはイエスの言葉に恐怖で震えました |
彼が再び言った時 |
神を恐れましょう |
私たちの自尊心の為に彼が私たちを地獄に投げ込まないように |
兄弟たちよ |
あなたたちはヨハネが君主の家で為された事を聞きました |
この世に生まれる者は災いだ |
何故なら彼等は誇りの中で生きる故に侮蔑の中で死んで混迷の中に行くから |
何故ならこの世は神が人々をもてなす家であるから |
そこで全ての聖なる者たちと神の預言者たちは食べました |
そして真に私はあなたたちに言います |
人は受け取るものを皆 |
彼はそれを神から受け取ります |
それ故に人は最高に深い謙虚さで身を処するべきです |
彼自身の下劣さと神の偉大さを知って |
神が私たちに与える大いなる賜物と共に |
それ故に人がこう言うことは正当ではありません |
ああ |
何故この世でこれが為されこれが言われるのか? |
そうではなくむしろ彼自身を見做しなさい |
真に彼は |
この世で神の卓に立つのに相応しくないものとして |
生ける神に誓って |
御前に私の魂は立ちます |
神の手からこの世で受け取るものは小さなものではありません |
その代わりに人は神の愛の為に彼の人生を費やすべきです |
生ける神に誓って |
あなたは罪を犯していません |
ヨハネよ |
ヘロデと食事したことで |
何故ならあなたがそうしたのは神の意向であったから |
あなたが私たちの教師と神を畏れる全ての者の教師になる為に |
そうしなさい |
イエスは弟子たちに言いました |
あなたたちはヘロデの家で生きたヨハネのようにこの世で生きなさい |
ヨハネがヘロデと共に食事した時の |
何故ならそうすることであなたたちは真に自尊心から自由になるから |
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132章 |
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イエスはガリラヤの海に沿って歩きながら回りを非常に多くの人々に取り巻かれていました |
それ故に彼は小さな舟に乗り込みました |
舟だけ岸から少し離れていました |
陸の近くに繋がっていたのでイエスの声は聞こえました |
すると彼等は皆海に近づきました |
そして彼の言葉を待ち構えて座りました |
そこで彼は彼の口を開いて言いました |
見なさい |
種蒔く者が種を蒔きに出て行きました |
彼が種を蒔くと或る種は道の上に落ちました |
するとこれは人々の足の下で踏み付けられ鳥たちに食べられました |
或るものは石の上に落ちました |
するとそれは弾けて |
湿気がなかった故に |
それは太陽によって焼かれました |
或るものは垣根の中に落ちました |
するとそれが育つと茨がその種を止めました |
そして或るものは良い地面の上に落ちました |
するとそれは実を結びました |
三十にも |
六十にも |
そして百にさえ |
再びイエスは言いました |
見なさい |
一家の父が彼の畑に良い種を蒔きました |
すると |
善人の僕たちが眠ると |
彼等の主人の敵が来て良い種の上に毒麦の種を蒔きました |
すると |
小麦が芽を出すと |
小麦の間に芽を出した大量の毒麦が見出されました |
僕たちは主人の許に来て言いました |
旦那様 |
あなたはあなたの畑に良い種を蒔きませんでしたか? |
それで何故大量の毒麦がその中に芽を出しているのですか? |
主人は答えました |
良い種を私は蒔きました |
しかし人々が眠っている間に敵が来て小麦の上に毒麦を蒔きました |
僕たちは言いました |
私たちが行って小麦の間から毒麦を引く抜くことをあなたは望みますか? |
主人は答えました |
そうしてはいけません |
何故ならあなたたちはそれと共に小麦を引き抜くから |
そうせずに収穫の時が来るまで待ちなさい |
その時あなたたちは行って小麦の間から毒麦を引き抜きなさい |
そして毒麦を火に投げ込んで焼きなさい |
しかし小麦は穀物倉に入れなさい |
再びイエスは言いました |
無花果を売りに多くの人々が行きました |
しかし彼等が市場に到着した時 |
見なさい |
人々が見たのは良い無花果ではなく綺麗な葉でした |
それ故に人々は彼等の無花果を売ることが出来ませんでした |
そしてこれを見て |
邪悪な市民が言いました |
確かに私は金持ちになれるでしょう |
すると彼は彼の二人の息子を呼んで言いました |
あなたたちは行って悪い無花果と共に大量の葉を集めなさい |
そしてこれらを彼等は金で量って売りました |
何故なら人々は葉を大いに喜んだから |
すると人々は |
無花果を食べて |
酷い病気を患いました |
再びイエスは言いました |
見なさい |
一人の市民が泉を持っていました |
それから全ての隣人の市民が彼等の汚れを洗い落とす為に水に使用します |
しかしその市民は彼自身の衣を汚れたままにします |
再びイエスは言いました |
林檎を売りに二人の男が行きました |
一人は林檎の皮を金で量って売ることを選びます |
林檎の本体を無視して |
もう一人は林檎を与えることを望みました |
彼の旅の為に僅かなパンだけを受け取って |
しかし人々は金で量った林檎の皮を買いました |
彼等に喜んで与える人を無視して |
否それどころか彼を軽蔑して |
そしてそのようにその日イエスは譬えで群衆に語りました |
それから彼等を去らせて |
彼は彼の弟子たちと共にナインに行きました |
そこで彼は寡婦の息子の命を蘇らせました |
彼は |
彼の母と共に |
彼を彼の家に受け入れて彼に奉仕しました |
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133章 |
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弟子たちはイエスに近づいて彼に頼みました |
こう言って |
師よ |
あなたが民に語った譬えの意味を私たちに話して下さい |
イエスは答えました |
祈りの時間が近づいています |
それ故に夕方の祈りが終わったら私はあなたたちに譬えの意味を話しましょう |
祈りが終わると |
弟子たちはイエスに近づいて彼は彼等に言いました |
種を蒔いた男は |
道の上に |
石の上に |
茨の上に |
良い地の上に |
神の言葉を教える人です |
それは沢山の人々の上に落ちます |
それが道の上に落ちるとは |
それが船乗りと商人の耳に達する時です |
彼等の長旅の故に |
そして彼等が取引する国の多種多様の故に |
神の言葉がサタンによって彼等の記憶から取り除かれました |
それが石の上に落ちるとは |
それが宮廷に仕える人の耳に達する時です |
君主という人に仕えなければならないという大きな心配の故に |
神の言葉が彼等の中に沁み込んで行きません |
それ故に |
彼等はそれから或ることを記憶しても |
彼等に何か試練があると直ぐ神の言葉は彼等の記憶から去って行きます |
何故なら |
彼等は神に仕えないから |
神からの助けを彼等は期待出来ません |
それが茨の間に落ちるとは |
それが自分自身の命を愛する者たちの耳に達する時です |
すると |
神の言葉は彼等の上に成長するけれども |
肉欲が増大するとそれらは神の言葉の良い種を塞ぎます |
何故なら肉の快楽は人々に神の言葉を捨てさせるから |
良い地の上に落ちるとは |
神の言葉が神を畏れる者の耳に達する時です |
するとそれはとこしえの命の実を齎します |
真に私はあなたたちに言います |
あらゆる状態で人が神を畏れる時神の言葉は彼の中で実を結びます |
一家の父は |
私は真にあなたたちに言います |
彼は私たちの主です |
全てのものの父です |
何故なら彼は全てのものを創ったから |
しかし彼は自然界の流儀に從った父ではありません |
何故なら彼は出すことが出来ないから |
産み出すことが不可能である他 |
それは |
だから |
私たちの神です |
この世は彼のものです |
そして彼が種を蒔いた畑は人類です |
そして種は神の言葉です |
教師たちが神の言葉を伝道することを怠る時 |
この世の仕事に忙しくて |
サタンは人々の心に種を蒔きます |
そこから邪悪な教義の無数の分派が出て来ます |
聖人たちと預言者たちは叫びます |
主よ |
あなたは与えていませんか? |
その時 |
善い教義を人々に |
何故に |
その時 |
そんなに多くの誤りがあるのですか? |
神は答えます |
私は善い教義を人々に与えました |
しかし人々が空しいものに引き渡されていた間に |
サタンが私の法を無価値にする為に誤りを蒔きました |
聖人たちは言います |
主よ |
私たちは人々を滅ぼすことによってこれらの誤りを消散しましょうか? |
神は答えます |
そうしてはいけません |
何故なら忠実な信仰者が親類関係で不信仰な者たちにぴったり繋がっているから |
忠実な信仰者が不信心な者と共に失われでしょう |
そうせずに裁きの時まで待ちなさい |
何故ならその時不信仰な者は私の天使によって集められ |
サタンと共に地獄に追放されるから |
一方善い忠実な信仰者たちは私の王国に入ることが出来ます |
確かに |
多くの不信仰の父たちは信心深い息子たちを生むことが出来ます |
その者たちの為に神はこの世が悔い改めることを待っています |
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134章 |
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良い無花果を産む者たちは良い教えを説く真の教師たちです |
しかしこの世は |
偽りに喜びを感じて |
教師たちから巧言とお世辞の葉を求めます |
それを見て |
サタンは彼自身を肉と感覚に結び付けます |
そして葉を沢山供給します |
即ち |
現世のものを多量に |
それの中に彼は罪を包み隠します |
それを受け取って |
人は病気になり永遠の死に準備ができます |
水を持っていても彼の水を他人の汚れを洗い落とす為に他人に与え |
彼自身の衣服を汚れたままに放っておく民は |
他人に悔い改めを説くが彼自身は依然として罪の中に留まる教師です |
惨めな者よ |
何故なら天使たちは彼の所有する舌だけを彼に相応しい罰として書くから |
もし人が象の舌を持っていて |
彼の体の残りが蟻にように小さいなら |
このものは怪物のようではないだろうか |
然り |
確かに |
今私はあなたたちに言います |
真に |
彼はもっと怪物のようです |
他人に悔い改めを説きながら |
彼自身彼の罪を悔い改めない者は |
林檎を売る二人の男たちはこの人です |
神の愛の為に説教する人 |
それ故に彼は全く阿らず |
真理において説教します |
貧者の暮らしだけ求めて |
生ける神に誓って |
御前に私の魂は立ちます |
そのようの人はこの世に受け入れられず |
むしろ軽蔑されます |
しかし金の重さで皮を売って |
林檎を只で与える人は |
人々を喜ばせる為に説教する人です |
そして |
この世に阿り |
彼の阿りに従う人を破滅させます |
ああ何と多くの者がこの為に滅びたか |
そこで書く者は答えて言いました |
人はどのように神の言葉を聞くべきでしょうか |
そして神の愛の為に説教する人をどうのように知ったらよいのでしょうか |
イエスは答えました |
説教する人はあたかも神が語るかのように聞かれてしかるべきです |
彼が良い教えを説教する時 |
何故なら神は彼の口を通して語るから |
しかし罪を叱責しない者は |
人々を顧慮して |
特定の人々に阿って |
恐ろしい蛇のように避けられてしかるべきです |
何故なら彼は真に人の心を毒するから |
あなたたちは分かりましたか |
真に私はあなたたちに言います |
負傷者が彼の傷を巻く美しい包帯を必要としないで |
むしろ良い軟膏を必要とするように |
又罪人は美しい言葉を必要としないで |
むしろ良い叱責を必要とします |
彼は罪を犯すことを止める為 |
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135章 |
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そこでペトロは言いました |
師よ |
私たちに話して下さい |
道を踏み外した者が如何に苦しむか |
そしてどの位彼等が地獄に居なければならないか |
人が罪から逃れる為に |
イエスは答えました |
ペトロよ |
あなたが尋ねたことは重大なことです |
しかしながら |
神が望むなら |
私はあなたに答えましょう |
あなたは知りなさい |
それ故に |
地獄は一つです |
しかし七つの中心地を持っています |
これ故に |
罪が七種類あるように |
地獄の七つの門をサタンがそれ(地獄)に齎したように |
そこに七つの罰があります |
高慢者は |
心の最も高慢である者は |
最も低い中心地に突っ込まれます |
その上の全ての中心地を通って |
そしてそれらの中でそこにある全ての苦痛を経験して |
この世で彼は神より高くなることを求めます |
彼特有の流儀に従うことを望んで |
神が命じることに反して |
彼より上の誰も認めないで |
それでサタンと彼の悪魔たちの足下に置かれるでしょう |
彼等は彼を踏み躙るでしょう |
葡萄酒が造られる時葡萄が踏み躙られるように |
そして彼はとこしえに悪魔たちから嘲笑われ軽蔑されるでしょう |
嫉妬深い者は |
この世で彼の隣人の幸運に苛立ち彼の不幸を喜ぶ者は |
六番目の中心地に落ちて行くでしょう |
そして地獄の沢山の蛇の毒牙によって痛みつけられるでしょう |
そして彼に見えるでしょう |
地獄の全てのものが彼の激痛を喜んでおり |
彼が七番目の中心地に落ちて行かないのを嘆き悲しんでいると |
地獄に落とされた者はどんな喜びも不可能であるにも拘わらず |
神の正義が惨めな嫉妬深い者にそのように見させるのでしょう |
人が夢の中で誰かに踏みつけられていると思いそれ故に激痛を感じる時のように |
そのようにその事は惨めな嫉妬深い者の前に置かれるでしょう |
何故なら全く喜びの無い所で |
彼に見えるから |
全員が彼の不幸を喜んでいると |
そして彼がもっと悪くならないことを嘆き悲しんでいると |
強欲な者は五番目の中心地に下って行くでしょう |
そこで彼は極度の欠乏に苦しむでしょう |
金持ちの饗宴者が苦しんだように |
そして悪魔たちが |
より大きな苦痛の為に |
彼が望む物を彼に提供するでしょう |
そして彼がそれを彼の手に持つと |
他の悪魔たちが彼の手からそれを乱暴にひったくるでしょう |
これらの言葉と共に |
神の愛の為にあなたが与えなかったことを思い出しなさい |
それで神はあなたが受け取ることを望みません |
不幸な男よ |
今や彼はその状態で彼自身を見出すでしょう |
彼が過去の裕福を思い出して現在の窮乏を見る時 |
そして彼はそこで持てないその財産があれば永遠の喜びを得られただろうと思う時 |
好色な者は四番目の中心地に行くでしょう |
神によって彼等に与えられた道を変えた彼等は |
悪魔の燃える糞の中で料理される小麦のようになるでしょう |
そしてそこで彼等は恐ろしい地獄の蛇たちに抱かれるでしょう |
そして淫婦と罪を犯した彼等は |
これらの不純行為全ては一変して彼等を地獄の激怒に結び付けるでしょう |
それは女に似ている悪魔たちです |
その髪の毛は蛇です |
その目は燃える硫黄です |
その口には毒があります |
その舌は騙します |
その体は全て棘のある鉤で巻かれています |
それによって愚かな魚を捕えるように |
その鉤爪は怪獣グリュプスのものです |
その爪は剃刀です |
その生殖器の性質は火です |
今やこれらと共に全て好色な者は彼等の寝床にある地獄の残り火を楽しむでしょう |
三番目の中心地に今まで働かない怠惰な者が下って行くでしょう |
ここには町々と巨大な宮殿が建てられます |
それらは完成するや否や直ちに取り壊されなければなりません |
たった一つの石が正しく置かれてない故に |
そしてこれらの膨大な石は怠惰な者の肩の上に置かれます |
彼にはあいた手がありません |
彼が歩く時彼の体を冷やす為に |
そして重荷を楽にする為に |
怠惰が彼の腕の力を取り去ったので |
そして彼の足が地獄の蛇の足枷を付けられているので |
そして |
もっと悪い事に |
彼の後ろに悪魔たちがいて |
彼を押して |
重荷の下で何度も彼を地に倒します |
それを持ち上げる為に誰も彼を助けません |
それどころか |
持ち上げられないように |
二倍の量が彼の上に置かれます |
二番目の中心地に大食家が下って行くでしょう |
今やここには食物が払底しています |
生きている蠍と生きている蛇以外食べるものが何もない程です |
それらは激痛を与えるのでそのような食物を食べるより生まれなかった方が良かったと思います |
悪魔たちによって彼等に本当に提供されます |
見た目に |
美味しそうな肉が |
しかし彼等は手を差し出すことは出来ません |
その肉が彼等に現れる時 |
しかしもっと悪い事に |
彼が食べるその蠍たちは彼の腹を貪り食います |
素早く出て来ることが出来ず |
大食家の隠し所を引き裂きます |
そしてそれらがむかむかするような不潔で汚らわしい様で出て来ると |
それらはもう一度食べられます |
怒りっぽい人は一番目の中心地に下って行きます |
そこで彼は侮辱されます |
全ての悪魔と彼より低い所に下って行く地獄の多くの者たちによって |
彼等は彼を踏みつけて彼を打ちます |
彼等が通る道に彼を横たわらせて |
彼等の足を彼の喉の上に置きます |
しかし彼は身を守ることが出来ません |
彼の手と足が縛られている故に |
そしてもっと悪いことに |
彼は他の者たちを侮辱することによって彼の激怒を発散させることが出来ません |
彼の舌が鉤によって掛けられているので |
肉を売る者がいつも使う鉤のように |
この呪われた場所の中に一般的な懲罰があります |
全ての中心地に共通した |
パン一塊を作る為に様々な穀粒を混ぜるように |
火 |
氷 |
激しい雷雨 |
稲妻 |
硫黄 |
熱 |
寒冷 |
風 |
狂暴 |
恐怖 |
全てが神の義によって合体されるでしょう |
そしてその中で寒さは熱さを和らげず火は氷を和らげず |
ことごとくが惨めな罪人に激痛を与えるでしょう |
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136章 |
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この呪われた場所に不信仰者たちは永遠に住むでしょう |
この世が雑穀で満たされているとして |
この世を空にする為にたった一羽の鳥が百年に一回たった一つの穀粒を持ち去って |
それが空になる時になるなら不信仰者たちは楽園に行けるという間 |
彼等はひと時の休みを喜ぶでしょう |
しかしここに希望はありません |
何故なら彼等の激痛は果てしないから |
彼等は神の愛の為に彼等の罪を終わらせようとしなかったので |
しかし忠実な信者は安らぎを得るでしょう |
何故なら彼等の激痛には終わりがあるから |
弟子たちは恐れました |
これを聞いて |
そして言いました |
それでは忠実な信者は地獄に行かなければならないのですか |
イエスは答えました |
誰でも |
今いる者は |
地獄に行かなければなりません |
それは真です |
しかしながら |
聖人たちと神の預言者たちは見る為にそこに行くでしょう |
何の罰も受けずに |
そして義人は |
恐怖を経験するだけ |
そして私は何というべきだろうか |
私はあなたたちに告げます |
神の使徒がそこに来ることを |
神の義を見る為に |
すると地獄は彼の存在に震えるでしょう |
そして彼が人間の肉を持つ故に |
人間の肉を持って罰の下に居る全ての者たちは |
神の使徒が地獄を見る為に留まる間 |
彼等は罰なしで留まることが出来るでしょう |
しかし彼がそこに留まるのは目を閉じて開ける間だけでしょう |
そして神がこれをするのは創造物全員に知らしめる為です |
全員が神の使徒から利益を得たことを |
彼がそこに行くと |
全ての悪魔が金切り声を上げて |
燃えさしの下に身を隠す場所を捜し求めるでしょう |
互いにこう言って |
逃げろ |
逃げろ |
私たちの敵マホメットがここに来るから |
それを聞いて |
サタンが彼の両手で自分の顔を叩いて |
金切り声を上げて言います |
あなたは私より高貴です |
私の悪意にも拘わらず |
そしてこれは不当な仕打ちです |
忠実な信者に関しては |
彼等には七十二の等級があります |
最後の二つの等級の者たちは |
彼等は善い働きなしに信仰を持ちます |
一方は善い働きを悲しみます |
もう一方は悪を喜びます |
彼等は七万年地獄に留まるでしょう |
この年月の後天使ガブリエルが地獄に来て |
彼等がこう言うのを聞くでしょう |
マホメットよ |
私たちにしたあなたの約束はどこですか |
あなたの信仰が永遠に地獄に留まらせないと言う約束は |
そこで神の天使は楽園に戻って |
崇拝しながら神の使徒に近づいて彼が聞いたことを彼(使徒)に話すでしょう |
そこで彼の使徒は神に告げて言うでしょう |
主よ |
私の神 |
あなたの僕である私にした約束を思い出して下さい |
私の信仰を受け入れた彼等について |
彼等を永遠に地獄に留めることは出来ません |
神は答えるでしょう |
あなたが望むことを求めなさい |
私の友よ |
私はあなたが求めるものを全てあなたに与えるから |
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137章 |
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そこで神の使徒は言うでしょう |
主よ |
地獄に七万年居た信者たちがいます |
どこに |
主よ |
あなたの慈悲はありますか |
御願いします |
主よ |
この厳しい罰から彼等を解放して下さい |
そこで神は四人のお気に入りの天使に命じるでしょう |
彼等が地獄に行って神の使徒を信仰する者をことごとく連れ出して |
彼を楽園に導くように |
そしてこれを彼等は実行します |
神の使徒を信仰する利益はそのようであり |
彼を信じた人々は |
彼等は何も善い業を為さなくても |
彼等はこの信仰の内に死んだので |
私が語った罰の後に楽園に行けるでしょう |
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138章 |
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朝が来ると |
早く |
町の全ての男たちが |
女たちと子供たちと共に |
イエスが彼の弟子たちと共に居る家に来ました |
そして彼に懇願して言いました |
先生 |
私たちを憐れんで下さい |
何故なら今年虫が穀物を食べて |
私たちの土地の中で今年何の食物も私たちは受け取れなかったから |
イエスは答えました |
ああ何というあなたたちの恐怖だろうか |
あなたたちは知らないのか |
神の僕であるエリヤが |
アハブの迫害が三年続いた間 |
パンを見ることなく |
草と野生の果物だけで彼自身を養ったことを |
私たちの父ダビデは |
神の預言者であるが |
二年間野生の果物と草を食べました |
サウロに迫害されて |
彼がパンを食べたのは二回だけという程まで |
男たちは答えました |
先生 |
彼等は神の預言者たちでした |
霊的な喜びで養われます |
それ故に彼等は良く耐えました |
しかしこれらの小さな者たちはどうしてやっていけますか? |
そして彼等は彼に彼等の多くの子供たちを見せました |
そこでイエスは彼等の窮乏を憐れんで |
言いました |
収穫までどれ位ですか? |
彼等は答えました |
二十日です |
そこでイエスは言いました |
この二十日間私たちは断食と祈りに身を捧げるので |
神はあなたたちを憐れむでしょう |
真に私はあなたたちに言います |
神がこの食糧不足を齎したのは |
人々の狂気とイスラエルの罪がここに始まったから |
私が神であるとか神の息子であると彼等が言った時 |
彼等が十九日間断食すると |
二十日目の朝に |
彼等は見ました |
畑と丘が熟した小麦で覆われているのを |
そこで直ちに彼等はイエスの許に走って行き |
全てのことを彼に述べました |
そしてそれを聞くとイエスは感謝を捧げ |
そして言いました |
行きなさい |
兄弟たちよ |
神があなたたちに与えた食べ物を集めなさい |
男たちは小麦を沢山集めたのでそれをどこに蓄えたらよいか分からなくなりました |
そしてこの事はイスラエルの中で繁栄の理由になりました |
そして市民たちはイエスを彼等の王として据える相談をしました |
それを知って彼は彼等から逃げました |
それ故に弟子たちは十五日彼を見つける努力をしました |
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139章 |
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イエスは見つけられました |
筆者によって |
そしてヤコブとヨハネによって |
そして彼等は |
泣いて |
言いました |
師よ |
何故にあなたは私たちから逃げたのですか? |
私たちは嘆き悲しんであなたを捜しました |
本当に |
全ての弟子たちが泣きながらあなたを捜しています |
イエスは答えました |
多くの悪魔たちが私の為に準備していることを知っているので私は逃げました |
それを間もなくあなたたちが見ることになります |
民の長老たちと共に祭司長たちが私に敵対して立ち上がるでしょう |
そしてローマの総督から私を殺す権限を無理に取るでしょう |
何故なら彼等は恐れるから |
私がイスラエルの王位を奪いたいと望むことを |
その上 |
私は私の弟子の一人によって売られて裏切られるでしょう |
ヨセフがエジプトに売られたように |
しかし正しい神が彼を倒すでしょう |
預言者ダビデが言うように |
彼の隣人に対して罠を広げた者を彼(神)は穴に落とすでしょう |
何故なら神は彼等の手から私を救い |
この世から私を連れ出すから |
三人の弟子たちは恐れました |
しかしイエスは彼等を慰めて言いました |
恐れてはいけません |
あなたたちの中から誰も私を裏切らないから |
そこで彼等はやや慰めを得ました |
次の日になるとそこに来ました |
二人ずつ |
イエスの弟子たち三十六人が |
そして彼は他の者たちを待ってダマスカスに留まりました |
そして彼等は皆嘆き悲しみました |
何故なら彼等は知ったから |
イエスがこの世から去らなければならないことを |
それ故に彼は彼の口を開いて言いました |
彼がどこに行くか知らないで歩む者は確かに不幸です |
しかしもっと不幸なのは知る能力があってどのように良い宿屋に到達するか知っているのに |
望んで泥道の上に留まりたいと思う者です |
雨の中を |
強盗たちの危険の中を |
私に告げなさい |
兄弟たちよ |
この世は私たちの生まれ故郷か? |
確かに違います |
最初の人が追放されてこの世に放り出された故に |
そしてそこで彼は彼の過ちの罰を受けます |
彼自身の豊かな国に戻ることを熱望しない追放者を見出し得るのか? |
彼が困窮している自分自身を見出す時 |
確かに理性はそれを否定します |
しかし経験はそれを証明します |
何故ならこの世を愛する者たちは死のことを考えないから |
いや |
人が彼等にそれを語ると |
彼等は彼の話しを聞こうとしません |
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140章 |
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あなたたちは信じなさい |
人々よ |
人が持たなかった特権を持って私がこの世に来たことを |
神の使徒でさえそれを持たないでしょう |
私たちの神が人を創ったのは彼をこの世に置く為ではなく |
むしろ彼を楽園に置く為だから |
確かにローマ人たちの何かを受け入れることを望まない彼は |
彼等は彼に無関係な法を持っている故に |
彼が持っている全てのものと共に彼自身の国を去ることを喜ばず |
戻らずに |
行ってローマに住むことを喜びません |
まして彼は彼自身がシーザーを怒らせたことを見出した時そうしません |
たとえそうでも私は真にあなたたちに言います |
そして神の預言者ソロモンは |
私と共に叫びます |
死よ |
あなたを思い出すことは如何に辛いことか |
富の中で休む者たちにとって |
私は今死なねばならない故にこれを言うのではありません |
私はこの世の終わり近くまで生きると確信しているので |
しかし私はあなたたちにこれを話しましょう |
あなたたちが死ぬことを学ぶ為に |
生ける神に誓って |
誤って為される事は皆 |
一度でも |
事を上手く運ぶ為にその中で自分自身を鍛えることが必要です |
あなたたちは兵隊を見たことがありますか |
平和な時に如何に彼等がお互いに自分自身を鍛えているか |
まるで彼等は戦争中であるかのように |
しかし如何に人は良い死で終わることができるのか |
良い死で終わることを学ばなかった者が |
主の目で見て聖人の死は貴重です |
預言者ダビデは言いました |
何故かあなたたちは分かりますか? |
私があなたたちに告げましょう |
何故ならそれは |
全て稀な事は貴重であるように |
良い死で終わる者たちの死も |
稀であり |
私たちの創造主である神の目に貴重であるから |
確かに |
人が何かを始める時はいつでも |
彼はまさにそのことを喜んで終えるだけではなく |
彼の意図が良い結果になるように骨を折ります |
惨めな人よ |
彼自身より彼のズボンを貴重とする者よ |
何故なら彼は布を切る時それを切る前にそれを注意深く測るから |
そしてそれが切られると彼はそれを注意して縫うから |
しかし彼の命は |
それは死ぬ為に生まれます |
生まれない者だけが死なないのだから |
何故に人々は彼等の命を死によって測らないのか? |
あなたたちは建てる者たちを見たことがありますか |
如何に彼等が土台とする石を皆考慮して置くか |
それが真っすぐかどうか測って |
壁が落ちない為に |
惨めな人よ |
彼の命の建物が大きく破壊して落ちる故に |
何故なら彼は死の土台を見ないから |
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141章 |
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私に告げなさい |
人が生まれる時 |
どのように生まれるか? |
確かに |
彼は裸で生まれます |
そして彼が死んで地面の下に横たわる時 |
彼にどんな利益があるのか? |
粗末な亜麻布 |
その中に彼は包まれます |
そしてこの世が彼に与える報酬はこれです |
もしあらゆる業において最初と最後に釣り合いを取ることが必要なら |
その業が良い終わりを齎される為に |
現世の富を望む人はどんな終わりを持つべきだろうか? |
彼は死ななければなりません |
神の預言者ダビデが言うように |
罪人は最も悪い死で終わるでしょう |
布を縫う人が針に糸の代わりに梁を通したら |
その仕事は終わりに到達するだろうか? |
確かに彼は無駄に働くでしょう |
そして彼の隣人たちから軽蔑されるでしょう |
でも人は絶え間なくこのことをしているのにそのことが分かりません |
彼が現世の財産を集める時 |
何故なら死は針であるから |
その中に現世の財産という梁を通すことは出来ません |
それにも拘らず彼はその仕事を成功させる為に絶え間なく彼の狂気の沙汰に努めます |
しかし無駄です |
そして私の言葉でこれを信じない者は誰でも |
墓の上を見なさい |
そこに彼は真実を見出すから |
他の誰より賢くなりたい者は |
墓の書を学びなさい |
そこに彼の救いの為に真の教えがあるから |
警戒することを彼は知るから |
この世に |
肉に |
そして感覚に |
人の肉が虫の食べ物として備えられていることを知る時 |
私に告げなさい |
人が真ん中を歩けば安全に行ける状況の道であるのに |
端を歩いて彼の頭を傷つけたら |
何とあなたたちは言うだろうか? |
もしあなたたちが男たちを見たなら |
互いに対立して |
張り合って端に行って殺し合っている男たちを |
あなたたちの驚きはいかばかりか |
確かにあなたたちは言うでしょう |
彼等は狂って逆上しています |
もし彼等が逆上していないなら自暴自棄になっています |
まさにその通りです |
弟子たちは答えました |
そこでイエスは泣いて言いました |
まさにそうです |
真に |
この世を愛する者たちは |
彼等が理性に従って生きるなら |
人間として中央の場所を保って |
彼等は神の法に従うでしょう |
そしてとこしえの死から救われるでしょう |
しかし彼等は肉とこの世に従う故に彼等は逆上して |
彼等自身の残酷な敵と |
お互いにもっと傲慢にもっと煽情的に生きる為に張り合うでしょう |
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142章 |
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ユダは |
裏切り者は |
彼はイエスが逃げたことを見た時 |
この世で権力者になる望みを失いました |
何故なら彼はイエスの財布を携えていたから |
その中に神の愛の為に彼に渡された全てが保管されていました |
彼は望みました |
イエスがイスラエルの王になることを |
そこで彼自身が有力者になることを |
それ故に |
彼の望みを失って |
彼は自分自身に言いました |
この人が預言者だったら |
私が彼の金を盗むことを知るでしょう |
そこで彼は耐えかねて私を彼の務めから追放するでしょう |
私が彼を信じていないことを知って |
そしてもし彼が賢い人であったなら神が彼に与えようとする栄誉から逃げないでしょう |
それ故にそれは良いことでしょう |
私が祭司長たちと律法学者たちとファリサイ派の人々と取り決めをすることは |
そしてどのように彼を彼等の手に渡すか確かめることは |
そうすれば私は何か良い物を得ることが出来るでしょう |
するとすぐ |
この決心をして |
彼は律法学者たちとファリサイ派の人々に知らせました |
どのようにその事がナインで起こったか? |
そして彼等は大祭司と相談しました |
こう言って |
もしこの人が王になるなら私たちは何をすることが出来るか |
確かに私たちはまずくなるでしょう |
何故なら彼は神の礼拝を昔の習慣に従って改めようとするから |
彼は私たちの言い伝えを廃止できないから |
そのような人の統治の下で私たちはどのようにやっていけるだろうか? |
確かに私たちは私たちの子供たちと共に全て滅びるでしょう |
私たちの職から追い出されて私たちは私たちのパンを乞わなければならなくなるでしょう |
今私たちには |
ありがたいことに |
私たちの法を知らない王と総督が居ます |
彼等は私たちの法に関心がありません |
私たちも彼等に関心がないように |
それで私たちは欲することを何でもすることが出来ます |
何故なら |
たとえ私たちが罪を犯しても |
私たちの神は慈悲深いので彼は生贄と断食で宥められます |
しかしもしこの人が王になるなら彼は宥められないでしょう |
モーセが書いたやり方に從った神の礼拝を彼が見ない限り |
そしてもっと悪いことに |
メシアはダビデの種(子孫)から出て来ないと彼は言います |
彼の主要な弟子たちの一人が私たちに言ったように |
そうではなく彼は言います |
彼(メシア)はイシュマエルの種(子孫)から出て来ると |
そして約束はイシュマエルに為されたのでイサクにではないと |
この人が生きることを許されたらその結果はどうなるでしょう |
確かにイシュマエル人がローマ人に評判になり |
彼等(ローマ人)は彼等(イシュマエル人)に私たちの国の所有権を与えるでしょう |
それでイスラエルは再び前のように奴隷として支配されるでしょう |
それ故に |
その提案を聞いて |
大祭司は答えました |
彼は総督と共にヘロデと交渉しなければならないと |
何故なら民は彼の方に心が傾いているので |
軍隊なしに私たちは何もすることが出来なくなるから |
そして軍隊で私たちがこの仕事を成し遂げることは神を喜ばすでしょう |
それ故に |
彼等自身の間で相談して |
彼等は彼を夜に捕らえることを企みました |
総統とヘロデがそれに同意した時 |
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143章 |
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それから全ての弟子たちがダマスカスに来ました |
神の意志によって |
そしてその途中で裏切り者ユダは |
他の者以上に |
イエスのいないことを悲しみ苦しんだように見せました |
それ故にイエスは言いました |
理由なしに愛の印をあなたに与えることに努める者に皆気を付けなさい |
そして神は私たちの判断力を取り去ったので |
何の理由で彼がこれを言ったか私たちは分からなくなります |
全ての弟子たちが来た後 |
イエスは言いました |
私たちはガリラヤに戻りましょう |
何故なら神の天使が私にこのように言ったから |
私はそこに行かなければならないと |
その後 |
或る安息日に |
イエスはナザレに来ました |
市民たちがイエスを認めると |
皆が彼を見ることを望みました |
すると一人の収税吏が |
ザアカイと言う名で |
彼は身長の小さな者でした |
大群衆の故にイエスを見ることが出来ないので |
すずかけの木の頂に登って |
そこでイエスがその場所を通るのを待ちました |
彼が会堂に行った時 |
イエスはその時 |
その場所を通って |
彼の目を上げて言いました |
下りて来なさい |
ザアカイよ |
何故なら私は今日あなたの家に留まるから |
その男は下りて来て喜んで彼を受け入れました |
素晴らしい宴を催して |
ファリサイ派の人々は不平を呟きました |
イエスの弟子たちにこう言って |
何故にあなたたちの師は収税吏たちや罪人たちと一緒の食事に参加するのか? |
イエスは答えました |
何故に医者は家に入るのか? |
私に告げなさい |
そこで私はあなたたちに告げましょう |
何故に私がそこに入ったのか |
彼等は答えました |
病気を癒す為 |
あなたたちが言うのは真です |
イエスは言いました |
医療を必要とするのは健康な者ではなく |
病人だけだから |
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144章 |
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生ける神に誓って |
御前に私の魂は立ちます |
神は彼の預言者たちと僕たちをこの世に遣わします |
罪人たちが悔い改める為に |
しかし義人たちの為に彼は遣わしません |
何故なら彼等らは悔い改める必要がないから |
ちょうど清潔な者が水浴びを必要としないように |
しかし真に私はあなたたちに言います |
もしあなたたちが真のファリサイ派の人々であったならあなたたちは喜ぶでしょう |
私が罪人たちの許に行ったことを |
彼等の救いの為に |
私に告げなさい |
あなたたちはあなたたちの起源を知っているのか |
そして何故にこの世はファリサイ派の人々を受け入れ始めたのか |
確かに私はあなたたちに告げましょう |
あなたたちがそれを知らないので |
それ故に私の言葉に耳を傾けなさい |
神の友エノクは |
彼は本当に神と共に歩みました |
この世に煩わされることなく |
楽園に移されました |
そしてそこに彼は裁きの日まで住みます |
何故ならこの世の終わりが近づく時 |
彼はエリヤと他の一人と共にこの世に戻るから |
そこで人々は |
これを知って |
楽園を望む故に |
彼等の創造主である神を探し求め始めました |
何故ならファリサイ派の厳密な意味は神を探し求めることであるから |
カナンの言語で |
何故なら善良な人々を嘲笑う為にこの名はそこで始まったから |
カナン人たちは偶像崇拝に渡されたので |
それは人間の手で造ったものを崇拝することです |
それ故にカナン人たちは神に仕える為にこの世から切り離された私たちの民を見て |
彼等はそういう人を見た時嘲って |
ファリサイ派と言いました |
即ち |
彼は神を探し求めている |
こう言うのと丁度同じです |
狂った人よ |
あなたは偶像を持たないし風を崇めません |
それ故にあなたの不運な宿命を見て私たちの神々許に来て仕えなさい |
真に私はあなたたちに言います |
イエスは言いました |
全ての神の聖なる人々と預言者たちは名前においてファリサイ派の人々ではありませんでした |
あなたたちと同じように |
そうではなくまさに行為において |
何故なら彼等は行為の全てにおいて彼等の創造主である神を探し求めたから |
そして神の愛の為に彼等は町々を彼等自身の財産を捨てたから |
これらを売って神の愛の為に貧しい者に与えたから |
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145章 |
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生ける神に誓って |
神の友であり預言者のエリヤの時代に |
一万七千人のファリサイ派の人々が住む十二の山々がありました |
そしてそんなに大勢の中に一人の堕落者も見出されませんでした |
全ては神に選ばれた者でした |
しかし今 |
イスラエルに十万人以上のファリサイ派の人々がいるのに |
各千人のうち一人の神の選民がいれば神は喜ぶでしょう |
ファリサイ派の人々は怒って答えました |
それでは私たちは全員堕落者か |
そしてあなたは私たちの教えを非難しています |
イエスは答えました |
私は非難したのではなく真のファリサイ派の教えを賞讃しました |
そして私は死に向かっています |
しかし戻って来ます |
あなたたちがファリサイ派の人々なら私たちを見なさい |
神の友エリヤは |
彼の弟子エリシャの嘆願で |
小さな書を書きました |
その中に彼は私たちの主なる神の法と共に人間の知恵を全て含めました |
ファリサイ派の人々はエリヤの書の名を聞いた時困惑しました |
何故なら彼等は知っていたから |
彼等の伝承を通して誰もそのような教えを述べていないことを |
それ故に彼等はしなければならない仕事の口実で去ろうとしました |
そこでイエスは言いました |
あなたたちがファリサイ派の人々ならこれに仕える為に他の仕事を全て捨てなさい |
何故ならファリサイ派は神だけを求めるから |
それ故に困惑して彼等は留まってイエスの言葉を聞きました |
彼は再び言いました |
エリヤは |
神の僕(何故ならそのように小さな書は始めているから) |
彼等の創造主である神と共に歩むことを望む者全員に対して |
これを書いています |
誰でも多く学ぶことを望む者は |
彼等は神を恐れることが少なくなります |
何故なら神を恐れる者は神が喜ぶことだけを知って満足するから |
美しい言葉を求める人々は神を求めません |
彼は私たちの罪を非難する以外何もしません |
神を求めることを望む人々は |
彼等の家の戸と窓をしっかり閉めなさい |
彼の家の外で彼自身が見出されることを主は許さないから |
彼が愛されない場所で |
それ故にあなたの感覚とあなたの心を守りなさい |
何故なら神は私たち以外には見出されないから |
彼が憎まれているこの世で |
善い業をしたい人々は |
彼等自身の為に専心しなさい |
何故なら全世界を得て彼自身の魂を失うことは利益にならないから |
他人に教えたい人々は |
他人より善い生活を送りなさい |
何故なら私たち自身より知識の少ない者から何も学ぶことは出来ないから |
どうして |
それで |
罪人は彼の生活を改めることが出来るのか |
自分が教えるより劣る者の言うことを聞いて |
神を求める人々よ |
人々の会話から逃げなさい |
何故ならモーセはシナイ山の上に一人で居るのを見出されて神と話したから |
友と話す友にするように |
神を求める人々よ |
三十日間だけ彼等はこの世の人々の居る所に出なさい |
何故なら一日で二年間の仕事が為されるから |
神を求める者の仕事に関して |
彼が歩む時 |
彼自身の足以外見ないようにしなさい |
彼が話す時 |
必要なこと以外話さないようにしなさい |
彼等が食べる時 |
空腹のまま食卓を立ち上がりなさい |
毎日次の日に達しないと考えなさい |
彼の息を吸うように時を過ごしなさい |
獣の皮の衣で |
満足しなさい |
土の塊は剥き出しの土の上で眠りなさい |
毎晩二時間の眠りで満足しなさい |
彼自身以外誰も憎まないようにしなさい |
彼自身以外誰も非難しないようにしなさい |
祈りにおいて |
非常に恐れて立ちなさい |
まるで来るべき裁きに向かう者たちのように |
さあ神の奉仕にこれをしなさい |
神がモーセを通してあなたたちに与えた法と共に |
何故ならそのようにすればあなたたちは神を見出すことが出来るから |
あらゆる時と場所であなたたちは感じることが出来るから |
あなたたちが神の中に居て神があなたたちの中に居ると |
これがエリヤの小さな書です |
ファリサイ派の人々よ |
それ故に再び私はあなたたちに言います |
あなたたちがファリサイ派の人々であったならあなたたちは喜んだでしょう |
私がここに入ることを |
何故なら神が罪人たちを憐れんだから |
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146章 |
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そこでザーカイは言いました |
主よ |
見て下さい私は寄贈します |
神の愛の為に |
私が高利によって受け取った全ての四倍を |
そこでイエスは言いました |
今日この家に救いが来ました |
真に |
真に |
多くの収税吏たちは |
遊女たちは |
そして罪人たちは神の王国に入るでしょう |
そして己を義と見做す者たちは永遠の炎の中に入るでしょう |
これを聞いて |
ファリサイ派の人々は激怒して去って行きました |
そこでイエスは言いました |
悔い改めに転向した者たちに |
そして彼の弟子たちに |
二人の息子を持った父がいました |
そして年下の息子が言いました |
父よ |
私の財産の分け前を私に与えて下さい |
そして彼の父はそれを彼に与えました |
そして彼は |
彼の分け前を受け取って |
去って遠い国に行きました |
その後で彼は彼の財産全てを遊女に浪費しました |
贅沢に暮らして |
この後その国に大変な飢饉が起きました |
その惨めな男が或る市民に仕えるほどに |
彼(市民)はその男に彼の所有する豚を飼育させました |
そして豚を飼育している間に彼は豚と一緒に彼の飢えを満たしました |
団栗を食べて |
しかし彼は我に返って言いました |
ああ |
私の父の家にはなんと豊かな御馳走があるのに |
私はここで飢えて死んでしまう |
私は立ち上がろう |
それ故に |
そして私の父の家に行こう |
そして彼に言おう |
父よ |
私はあなたに対して天に罪を犯しました |
あなたの召使の一人にするように私を扱って下さい |
貧しい男は行きました |
その後で彼の父は遠くからやって来る彼を見ることになりました |
そして彼への憐れみで心を動かされました |
そこで彼は彼(息子)に会いに出て行きました |
そして彼に近づき彼を抱いて彼に口づけしました |
息子は平伏して |
言いました |
父よ |
私はあなたに対して天に罪を犯しました |
あなたの僕の一人のように私を扱って下さい |
何故なら私はあなたの息子と呼ばれるのに相応しくないから |
父は答えました |
息子よ |
そう言ってはいけません |
何故ならあなたは私の息子であるから |
そして私はあなたを私の奴隷の状態にさせたくないから |
そして彼は彼の僕たちを呼んで言いました |
この私の息子に新しい外衣と衣服をここに持って来なさい |
そして彼の新しい半ズボンを与えなさい |
彼の指に指輪を与えなさい |
そして直ぐ肥えた子牛を屠りなさい |
そして私たちは陽気に騒ぎましょう |
何故なら私の息子が死んで今再び生き返ったから |
彼は失われて今見出されたから |
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147章 |
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彼等が家の中で浮かれ騒いでいると |
見なさい |
年上の息子が家に帰って来ました |
そして彼は |
彼らが中で浮かれ騒いでいるのを聞いて |
驚いて |
僕たちの一人を呼んで |
彼は彼(僕)に尋ねました |
何故に彼等はそのように浮かれ騒いでいるのか |
僕は彼に答えました |
あなたの兄弟が帰って来てあなたの父が肥えた子牛を屠りました |
そして彼等は宴会をしています |
年上の息子はこれを聞いて非常に怒りました |
そして家の中に入ろうとしませんでした |
それ故に彼の父が彼の所に出て来て彼に言いました |
息子よ |
あなたの兄弟が帰って来ました |
だからあなたは入って彼と喜びを共にしなさい |
息子は激怒して答えました |
私は忠実な奉仕で常にあなたに仕えて来ました |
それなのにあなたは私の友人たちと共に私に子羊一匹与えませんでした |
しかしあなたから去ったこの見下げ果てたな奴が |
彼の分け前を遊女たちに浪費して |
今彼は帰って来たことで |
あなたは肥えた子牛を屠りました |
父は答えました |
息子よ |
あなたは常に私と共に居て全てのものはあなたのものです |
しかしこの者は死んで再び生きました |
失って今見出されました |
それ故に私たちは喜ばなければなりません |
年上の息子は更に怒りました |
そして言いました |
あなたは行って勝ち誇りなさい |
何故なら私は姦淫する男たちの食卓で食べないから |
そして彼は金を一つも受け取らずに彼の父から去って行きました |
生ける神に誓って |
イエスは言いました |
悔い改めた一人の罪人に対して神の天使たちの間でそのような喜びがあります |
そして彼等が食べ終わると彼は去って行きました |
何故なら彼はユダヤに行くつもりであったから |
すると彼の弟子たちが言いました |
師よ |
ユダヤに行かないでください |
何故なら私たちは知っているから |
ファリサイ派の人々が大祭司と共にあなたを陥れる相談をしていることを |
イエスは答えました |
彼等がそれをする前から私はそれを知っています |
しかし私は恐れません |
何故なら彼等は神の意志に反して何事も出来ないから |
だから彼等が望む全ての事を彼等にさせなさい |
何故なら私は彼等を恐れず |
神を恐れるから |
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148章 |
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さあ私に告げなさい |
今日のファリサイ派はファリサイ派ですか |
神の僕たちですか |
確かに違います |
否そろどころか |
私は真にあなたたちに言います |
地上にこれ以上悪い者はいません |
その人は彼の悪を覆う為に信仰の職業と装いで彼自身を覆います |
私は昔のファリサイ派のたった一つの例をあなたたちに話しましょう |
あなたたちが現在の人々を知る為に |
エリヤが去った後 |
偶像崇拝者の大迫害の故に |
ファリサイ派の聖なる集会が解散しました |
何故ならエリヤの同時代に一年で真のファリサイ派の預言者が一万人以上殺されたから |
二人のファリサイ派の人々が山々に行ってそこに住みました |
そして一人は十五年間彼の隣人のことを何も知らずに住みました |
彼等は一時間の行程しか離れていなかったのに |
見なさい |
その時 |
もし彼等が知りたがりであったなら |
時が経ちその山々に干ばつが起きました |
そこで両者は水を探し求めことに努めました |
そこで彼等は互いに見出しました |
すると年上の者が言いました |
最年長者が他の全ての者の前に話すことが彼等の習わしであり |
年長者の前に話すことは若者にとって大きな罪と彼等は考えていたから |
年長者は |
それ故に |
言いました |
あなたはどこに住んでいますか |
兄弟よ |
彼は答えました |
彼の指で住んでいる所を指しながら |
ここに住んでいます |
何故なら彼等は年下の者の住まいの近くにいたから |
年上の者は言いました |
どの位ですか |
兄弟よ |
あなたがここに住んだのは |
年下の者は答えました |
十五年 |
年上の者は言いました |
恐らくあなたはアハブが神の僕たちを虐殺した時来たのですか? |
その通りです |
年下の者は答えました |
年上の者は言いました |
兄弟よ |
今イスラエルの王は誰かあなたは知っていますか? |
年下の者は答えました |
イスラエルの王は神です |
何故なら偶像崇拝者たちは王ではなくイシラエルの迫害者であるから |
それは真です |
年上の者は言いました |
しかし私はこう言うつもりでした |
今イスラエルを迫害しているのは誰ですか |
年下の者は答えました |
イスラエルの罪がイスラエルを迫害しています |
何故なら |
彼等が罪を犯さなかったら |
神はイスラエルに対して偶像崇拝の君主たちを起こさなかったでしょう |
そこで年上の者は言いました |
イスラエルの懲罰の為に神が送ったあの不信心の君主は誰ですか? |
年下の者は答えました |
今どうして私が知ることが出来るでしょうか |
この十五年私はあなた以外の人を見なかったのだから |
そして私は文字を読めません |
それ故に手紙が私に送られて来ないから |
年上の者は言いました |
では |
あなたの羊皮はなんと新しい |
誰がそれをあなたに与えたのか? |
もしあなたが誰にも会わなかったのなら |
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149章 |
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年下の者は答えました |
荒野で四十年間イスラエルの民の衣を良く維持した方が私の皮を維持しました |
あなたが見るように |
そこで年上の者は年下の者が彼より完全であったことを認めました |
何故なら彼は毎年人々と交際していたから |
その後 |
彼は彼の会話を有利にする為に |
彼は言いました |
兄弟よ |
あなたは読み方をしりません |
そして私は読み方を知っています |
そして私は私の家にダビデの詩編を持っています |
来なさい |
それでは |
私が毎日あなたに読み聞かせてダビデの言うことをあなたに教える為に |
年下の者は答えました |
さあ行きましょう |
年上の者は言いました |
兄弟よ |
私は水を飲んでから二日たっています |
それ故に僅かな水を捜しましょう |
年下の者は応じました |
兄弟よ |
私は水を飲んでから二か月たちます |
行きましょう |
それ故に |
そして神が彼の預言者ダビデによって言うことを知りましょう |
主は私たちに水を与えることが出来ます |
その後で彼等は年上の住まいに戻りました |
その戸口で彼等は清浄な水の泉を見出しました |
年上の者が言いました |
兄弟よ |
あなたは神の聖なる方です |
あなたの為に神はこの泉を与えました |
年下の者は答えました |
兄弟よ |
遜ってあなたはこれを言います |
しかし確かなことは |
神が私の為にこれをしたなら彼は泉を私の住まいの近くに造ったでしょう |
それを求めて離れないですむように |
何故なら私はあなたに罪を犯したことをあなたに告白するから |
あなたが水を飲まずに二日間水を捜したと言って |
私が飲まずに二か月居た時 |
その結果私は私の中で得意になりました |
まるで私があなたに勝ったように |
そこで年上の者は言いました |
兄弟よ |
あなたは真実を言いました |
それ故にあなたは罪を犯しませんでした |
年下の者は言いました |
兄弟よ |
あなたは忘れています |
私たちの父エリヤが言ったことを |
神を求める者は彼自身だけを咎めるべきだと |
確かに彼はそれを書きました |
私たちはそれを知るのではなく |
むしろ私たちはそれを守るべきであると |
年上の者が更に言いました |
彼の話し相手の真と正しさと認めて |
それは真です |
そして私たちの神はあなたを許しました |
そしてこれを言って彼は詩編を取って |
私たちの父ダビデの言うことを読みました |
私は私の口の上に監視を置きましょう |
私の舌が不正の言葉に傾かない為に |
私の罪を弁解で言い訳することで |
そしてここで年上の者はその舌で論じました |
そして年下の者は去って行きました |
その後彼等は更に十五年経って彼等は互いに見出しました |
何故なら年下の者が彼の住まいを変えたから |
従って |
彼が彼を見出した時 |
年上の者が言いました |
兄弟よ |
何故にあなたは私の住まいに戻らないのか? |
年下の者が言いました |
何故ならあなたが私に言ったことを私は未だ学んでいないから |
そこで年上の者が言いました |
こんなことがあり得るのか |
十五年経っているのに |
年下の者が答えました |
その言葉に関する限り |
私はそれらをたった一時間で学んでそれらを決して忘れていません |
しかし私は未だそれらを守っていません |
それは何を意図するのか? |
それで |
学ぶことが多すぎて |
それを守れません |
私たちの神が求めるのは |
善であるべきなのは私たちの知性ではなく |
むしろ私たちの心です |
そうだから |
裁きの日に |
彼が私たちに尋ねようとするのは私たちが学んだことではなく |
私たちが実行したことです |
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150章 |
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年上の者は答えました |
兄弟よ |
そう言ってはいけません |
何故ならあなたは知識を軽蔑しているから |
私たちの神はそれを努力して手に入れるように望んでいます |
年下の者は答えました |
今 |
罪に陥らないように私はどう話したらよいのでしょうか |
何故ならあなたの言葉は真であるから |
そして私の言葉も又 |
私は言います |
それで |
律法に書かれた神の言葉を知る者たちはまずそれら(命令)を守るべきです |
もし彼等が後でもっと学ぶなら |
そして人は学ぶ全てを |
それを守るようにしましょう |
単にそれを知るだけではなく |
年上の者は言いました |
兄弟よ |
私に告げなさい |
誰とあなたは話したのか? |
私が言ったことの全てを学ばなかったとあなたは分かっているから |
年下の者は答えました |
兄弟よ |
私は私自身と話します |
毎日私は私自身を神の裁きの前に置きます |
私自身のことを説明する為に |
そして私は私の過ちを弁解する者を私自身の中に感じます |
年上の者は言いました |
兄弟よ |
何の過ちがあなたにあって |
誰が完全であるでしょうか |
年下の者は答えました |
兄弟よ |
そう言ってはいけません |
何故なら私は二つの大きな過ちの間に立っているから |
一つは私が私自身最大の罪人であることを分からないこと |
もう一つは私が他の者たちよりそれを悔い改めることを望まないこと |
年上の者は答えました |
まさか |
どうしてあなたがあなた自身最大の罪人であると分からなければならないのですか |
あなたが最も完全な人であるなら |
年下の者は答えました |
私がファリサイ派の習慣を身に着けた時私の先生が私に言った最初の言葉はこれでした |
私は他人の善と私自身の不正をよく考えるべきである |
私がそうするなら私は私自身を最大の罪人であると認めるべきである |
年上の者は言いました |
兄弟よ |
この山々の上で誰の善或いは誰の過ちをあなたは考えるのか? |
ここには誰も人がいないのに |
年下の者は答えました |
私は太陽と天体の服従を考えなければなりません |
何故ならそれらは私より優ってそれらの創造主に仕えているから |
しかしそれらを私は非難します |
それらは私が望むより光を与えない故に |
或いはそれらの熱さが大き過ぎる故に |
或い地面の上の雨が多過ぎる或いは少な過ぎる故に |
すると |
これを聞いて |
年上の者は言いました |
兄弟よ |
どこであなたはこの教えを学んだのですか |
何故なら私は九十歳であり |
そのうち七十五年ファリサイ派でしたから |
年下の者は答えました |
兄弟よ |
あなたはこれを謙遜して言います |
何故ならあなたは」神の聖人であるから |
それでも私はあなたに答えます |
私たちの創造主である神は歳月を見ないで |
心を見ると |
それ故にダビデは |
十五歳にして |
彼の他の兄弟より若くして |
イスラエルの王に選ばれました |
そして私たちの主の預言者になりました |
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151章 |
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この人は真のファリサイ派の人でした |
イエスは彼の弟子たちに言いました |
そしてもし神が許し賜わば |
私たちが裁きの日に彼を私たちの友として持つことが出来ますように |
イエスはそれから舟に乗り込みました |
そして弟子たちはパンを持って来ることを忘れて後悔しました |
イエスは彼等を戒めました |
こう言って |
私たちの時代のファリサイ派の人々のパン種に気を付けなさい |
何故なら少しのパン種が大量の粗挽き粉を台無しにするから |
そこで弟子たちは互いに言いました |
今どんなパン種を私たちは持っているのか |
私たちがパンを何も持っていないなら |
そこでイエスは言いました |
信仰の少ない人々よ |
神がナインでどんな働きをしたかあなたたちは忘れたのか? |
そこで穀物の印はなかったのか? |
そして五つのパンと二つの魚で如何に多くの者が食べて満足したか? |
ファリサイ派の人々のパン種は神の信仰に欠けています |
そして自分のことを考えています |
それは今日のファリサイ派の人々を堕落させるだけではなく |
イスラエルを堕落させました |
何故なら単純な人々は |
読み方を知らないので |
ファリサイ派の人々がすることを彼等は見てそうするから |
何故なら彼等(人々)は彼等(ファリサイ派の人々)を聖人と思っているから |
真のファリサイ派の人は何かあなたたちは知っていますか? |
彼は人間性の油です |
何故なら油のように全ての溶液の頂に留まるから? |
真のファリサイ派の人の善は全ての人間の善の頂に留まります |
彼は生きる書です |
それを神がこの世に与えています |
何故なら彼が言うこととすることは神の法に従っているから |
それ故に |
誰でも彼がするようにする者は神の法を守ります |
真のファリサイ派の人は人間の肉を罪によって腐らせない塩です |
何故なら彼を見る人は皆悔い改めに導かれるから |
彼は巡礼者の道を照らす光です |
何故なら彼の悔い改めと共に彼の無一物を考慮する者は皆認めるから |
この世で私たちは私たちの心を閉ざしてはいけないと |
しかし油を腐らせる者は |
書を改悪します |
塩を腐らせます |
光を消します |
この人は偽りのファリサイ派の人です |
もし |
それ故に |
あなたたちが滅びたくないなら |
今日のファリサイ派の人がするようにあなたたちはしないように気を付けなさい |
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152章 |
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イエスはエルサレムに来て |
或る安息日に神殿に入ると |
兵士たちが彼を試みる為に近づいて来て彼を捕えました |
そして彼等は言いました |
先生 |
戦いをすることは法に適っていますか? |
イエスは答えました |
私たちの信仰は私たちに告げます |
私たちの人生は地上での絶え間ない戦いであると |
兵士たちは言いました |
あなたは望んでいます |
私たちをあなたの信仰に改宗させたいと |
そして私たちが多数の神々を捨てることを |
何故ならローマだけで二万八千の神が見出されるから |
そして唯一であるあなたの神に従うことを |
彼(神)は目に見ることが出来ず |
何処に居るのか分からず |
恐らくはただ空虚であるのに |
イエスは答えました |
もし私があなたたちを創ったなら |
私たちの神があなたたちを創ったように |
私はあなたたちに改宗を求めるでしょう |
彼等は答えました |
どうようにあなたの神が私たちを創ったのか |
彼が何処に居るのか分からないのに |
あなたの神を私たちに見せて下さい |
そうすれば私たちのユダヤ教徒になりましょう |
そこでイエスは言いました |
もしあなたたちが彼を見る目を持つなら私は彼をあなたたちに見せることが出来ます |
しかしあなたたちは盲であるから |
私はあなたたちに彼を見せることは出来ません |
兵士たちは答えました |
確かに |
この民があなたに表す敬意があなたの判断力を取り去ったに違いありません |
何故なら私たちの誰もが頭に二つ目を持っているから |
それなのに私たちは盲であるとあなたは言います |
イエスは答えました |
肉体の目は大まかで見ることが出来るのは上辺のものだけです |
それ故にあなたたちは木や銀や金の神々を見ることが出来ます |
何もすることが出来ない神々を |
しかしユダヤの私たちは霊的な目を持っています |
それは私たちの神への恐れと信仰です |
それ故に私たちは私たちの神をどの場所でも見ることが出来ます |
兵士たちは答えました |
あなたは話し方に気を付けなさい |
あなたが私たちの神々を侮辱するなら私たちはあなたをヘロデの手に渡すから |
彼は私たちの神々の為に復讐するでしょう |
彼等(神々)は全能です |
イエスは答えました |
あなたたちが言うように彼等が全能なら |
私を許して下さい |
私は彼等を拝むから |
経士たちはこれを聞いて喜びました |
そして彼等の偶像神たちを褒め称え始めました |
そこでイエスは言いました |
ここに必要なのは言葉ではなく行為だけです |
それ故にあなたたちの神々に一匹の蝿を創らせなさい |
そうすれば私は彼等を拝みましょう |
兵士たちはこれを聞いて狼狽しました |
そして何も言えなくなりました |
それ故にイエスは言いました |
確かに |
彼等が蝿一匹新たに造れないので |
私は彼等の為に神を捨てません |
一言であらゆるものを創った神を |
その名だけが万軍に恐れを引き起こします |
経士たちは答えました |
さあこうしよう |
私たちはあなたを捕えよう |
そして彼等は彼等の腕をイエスに伸ばそうとしました |
そこでイエスは言いました |
万軍の主よ |
すると直ぐに兵士たちは神殿から転がり出ました |
人が木の樽を転がすように |
葡萄酒をそれら(樽)に詰め替える為にそれら(樽)を転がす時 |
彼等の頭と彼等の足が地面にぶつかり |
誰も彼等に触れられない程激しく |
そして彼等はひどく恐れて懸命に逃げたので |
彼等は二度とユダヤに現れませんでした |
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153章 |
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祭司たちとファリサイ派の人々は彼等の間で呟いて言いました |
彼はバールとアスタロトの知恵を持っています |
その上彼はサタンの力でこれをしました |
イエスは彼の口を開いて言いました |
私たちの神は命じました |
私たちの私たちの隣人のものを盗んではいけないと |
しかしこのたった一つの戒めが酷く破られ粗末に扱われたので |
それは世界を罪で満たしました |
そしてその罪は決して免除されません |
他の罪が免除されるように |
何故なら他の罪は皆 |
もし人がそれを強く後悔して二度とそれを犯さず |
祈りと施しと共に断食するなら |
強力で慈悲深い私たちの神は |
許すから |
しかしこの罪は決して免除されない種類のものです |
誤って取られたものが返される以外 |
そこで一人の律法学者が言いました |
先生 |
どのように盗みが世界を罪で満たしたのですか |
確かに今 |
神の慈悲によって |
僅かな盗人しかいません |
そして彼等は彼等自身の姿を見せることは出来ません |
彼等が直ぐに兵士によって縛り首にされる以外 |
イエスは答えました |
誰でも(盗む)物をを知らない者は |
彼等は盗人たちを知ることが出来ません |
否 |
私は真にあなたたちに言います |
多くの者は何をしているのか知らずに盗んでいると |
そしてそれ故に彼等の罪は他の者たちより大きいと |
何故なら知られていない病気は癒されないから |
その時ファリサイ派の人々がイエスに近づいて言いました |
先生 |
イスラエルであなただけ真理を知っているから |
私たちに教えて下さい |
イエスは答えました |
イスラエルで私だけが真理を知っていると私は言いません |
何故ならこの〜だけという言葉は神にだけに属して他のものには属さないから |
何故なら彼は真理であるから |
彼だけ真理を知っています |
それ故に |
もし私がそう言ったら私は重大な盗人になるでしょう |
何故なら私は神の名誉を盗んでいるから |
そして私だけ神を知ったと言う時 |
私は全ての者より大きな無知に陥っいることになるでしょう |
あなたたちは |
それ故に |
酷い罪を犯しました |
私だけ真理を知ると言う時 |
そして私はあなたたちに告げます |
もしあなたたちが私を試みる為にこれを言ったなら |
あなたたちの罪はもっと大きいと |
それからイエスは |
全員が黙ったのを見て |
再び言いました |
イスラエルで真理を知るのは私だけではないけれども |
私だけ話しましょう |
それ故にあなたたちは私に聞きなさい |
あなたたちが私に尋ねたから |
創られた全てのものは創造主に属します |
だから何一つどんな権利も主張することはできません |
魂は |
感覚は |
肉は |
時は |
物は |
そして名誉は |
全ては神の所有物です |
だからもし人が神の意志としてそれらを受け取らないなら |
彼は盗人になります |
そして同様に |
もし彼が神の意志に反してそれらを使うなら |
彼は同様に盗人です |
私は言います |
それ故に |
あなたたちに |
私の魂が御前に立つ神に誓って |
あなたたちが時を置く時 |
こう言って |
明日私はそのようにしましょう |
私はそのようなことを言いましょう |
私はそのような場所に行きましょう |
そしてこう言いません |
もし神が望むなら |
あなたたちは盗人です |
そしてあなたたちは重大な盗人です |
あなたたちがあなたたちのより良い時間をあなたたち自身を喜ばす為に使って神を喜ばす為に使わない時 |
そしてより悪い時間を神の奉仕に使う時 |
その時あなたたちは本当に盗人です |
誰でも罪を犯す者は |
自分が望むやり方でする者は |
盗人です |
何故なら彼は時と魂と彼自身の人生を盗むから |
それは神に奉仕すべきものです |
それなのにそれを神の敵サタンに与えるから |
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154章 |
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人間は |
それ故に |
名誉と命と財産を持つ者は |
彼の所有物が盗まれる時 |
盗人は絞首刑に処せられます |
彼の命が取られる時 |
殺人者は打ち首に処せられます |
そしてこれは正しいことです |
何故なら神がそう命じているから |
しかし隣人の名誉が取り去られた時 |
何故盗人は十字架に掛けられないのか? |
物は |
本当に |
名誉に優るのか? |
神は |
本当に |
命じたのか |
物を取る者は罰するように |
そして物と共に命を取る者は罰するように |
しかし名誉を取り去る者は自由の身となるように |
全く違います |
何故なら私たちの父祖たちは彼等の呟きの故に約束の地に入れず |
彼等の子供たちだけが(入った)から |
そしてこの罪の為に蛇が私たちの民の約七万を殺したから |
私の魂が御前に立つ神に誓って |
名誉を盗む者はより大きな罰に値します |
人から財産と命を奪う者より |
不平を呟く人に耳を傾ける者は同様に有罪です |
何故なら一方は彼の舌の上にサタンを受け入れ他方は彼の耳に(受け入れる)から |
ファリサイ派の人々はこれを聞いて怒りに燃え尽きました |
何故なら彼等は彼の話しを非難できなかったから |
そこで一人の教師がイエスに近づいて |
彼に言いました |
善い先生 |
私に告げて下さい |
何故に神は穀物と果物を私たちの父祖たちに与えなかったのか? |
彼等が必ず倒れると知りながら |
確かに彼は彼等に穀物を与えるべきであったのか |
或いは人々にそれを見ることを許すべきではなかったのか |
イエスは答えました |
人よ |
あなたは私を善いと呼びました |
しかしあなたは間違っています |
何故なら神だけが善いから |
そしてあなたはもっと酷い間違いをしています |
あなたの頭脳に従って何故神がしなかったかを尋ねて |
それでも私はあなたに全て答えましょう |
私はあなたに告げます |
それで |
私たちの創造主である神は彼の業によって彼自身を私たちに確信させることはしまません |
それ故に創造物にとってそれは法に適っていません |
彼自身の道と便利なものを求めることは |
そうではなく彼の創造主である神の名誉を(求めるべきです) |
創造物が創造主に依存して創造主が創造物に依存していない故に |
私の魂が御前に立つ神に誓って |
もし神が全てのものを人に与えたなら |
人は彼自身が神の僕であることを知ろうとしないでしょう |
そして彼は彼自身を楽園の主人であるならと思うでしょう |
それ故に創造主は |
永遠に讃えられる者は |
彼に食べ物を禁じました |
人が彼に服従して留まる為に |
そして真に私はあなたたちに言います |
誰でも彼の目の光りが明るい者は全てのものをはっきり見えます |
そして暗闇からさえ光を引き寄せます |
しかし盲はそうしません |
それ故に私は言います |
もし人が罪を犯さなかったら |
神の慈悲と彼の義を私はあなたたちに決して知らせなかったでしょう |
そしてもし神が罪を犯せない人を造ったなら |
その場合には彼は神に等しくなったでしょう |
それ故に聖なる神は善であり義なる人を創りました |
しかし彼が好むことをするのは自由です |
彼自身の命と救いか破滅かについて |
教師はこれを聞いて度肝を抜かれました |
そして困惑して去って行きました |
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155章 |
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それから大祭司は二人の老祭司を呼んで彼等をイエスの許に遣わしました |
彼(イエス)は神殿から出て行きました |
そしてソロモンの玄関に座っていました |
正午の礼拝を祈る為に待ちながら |
そして彼の近くに民の大群衆と共に彼の弟子が居ました |
祭司たちはイエスに近づいて言いました |
先生 |
何故に人は穀物と果実を食べたのか? |
人がそれを食べるように神が望んだのか |
それとも違うのか |
彼を試す為に彼等はこれを言いました |
何故ならもし彼がこう言ったなら |
神がそれを望みました |
彼等は答えるでしょう |
何故彼はそれを禁じたのか? |
そしてもし彼がこう言ったなら |
神はそれを望みませんでした |
彼等は言うでしょう |
それでは人は神より力があります |
神の意志に反して働くから |
イエスは答えました |
あなたたちの質問は山の上の道のようです |
それの右側と左側は絶壁です |
しかし私は真ん中を歩きます |
祭司たちはこれを聞いて困惑しました |
彼が彼等の心を知ったことに気づいて |
そこでイエスは言いました |
人は皆 |
必要とする為に |
彼自身の消費の為に全て働きます |
しかし神は |
何も必要としない者は |
彼の善い意志に従って働きました |
それ故に人を創る時彼(神)は彼(人)を自由に創りました |
神が彼(人)を必要としていなかったことを彼が知る為に |
例えば |
或る王がするように |
彼の富を示す為 |
そして彼の奴隷たちが彼をもっと愛する為に |
彼の奴隷たちに自由を与えます |
神は |
それで |
人を自由に創りました |
彼(人)が彼の創造主を沢山愛する為に |
そして彼の寛大さを知る為に |
何故なら神は全能であり |
人を必要としないにも拘わらず |
彼の全能によって人を創り |
彼の寛大さによって彼(人)を自由のままにしたから |
彼(人)が悪に抵抗して善を為すことが出来るように |
何故なら神は罪を妨げる力を持っているにも拘わらず |
彼は彼自身の寛大さを否定しないから |
その為に神に矛盾はないから |
彼の全能と寛大さは人に働いて |
彼は人に罪を否認しようとしません |
本当に |
神の慈悲と彼の義が人に働く為に |
そして私が真実を話しているという印に |
私はあなたたちに告げます |
大祭司が私を試みる為にあなたたちを遣わしたことを |
そしてこれが彼の聖職の実です |
老人たちは去って行き全てを大祭司に詳しく述べました |
彼は言いました |
此奴の後ろに悪魔がいる |
それが彼に全てを話している |
何故なら彼はイスラエルの王位を熱望しているから |
しかし神がそれに気づくでしょう |
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156章 |
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彼は正午の祈りを終えて |
イエスは |
彼は神殿から出て行くと |
一人の盲を見出しました |
彼の母の胎内の時から(の盲を) |
彼の弟子たちは彼にこう言って尋ねました |
師よ |
この男に誰が罪を犯したのですか? |
彼の父か彼等の母か |
彼が盲で生まれたのは |
イエスは答えました |
彼の父も彼の母も彼に罪を犯していません |
神が彼をそう創りました |
福音の証しの為に |
そして盲の男を彼の許に呼んで |
彼(イエス)は地面の上に唾を吐き泥を作ってそれを盲の男の目の上に置いて |
彼に言いました |
シロアムの池に行って洗いなさい |
盲の男は行って |
洗うと光を受けました |
その後 |
彼は家に戻ると |
彼に会った多くの者が言いました |
この男が盲だったら私は確かに言えます |
神殿の麗しの門に常に座っていたのは彼だったと |
他の者たちは言いました |
それは彼です |
しかしどうやって彼は光を受けたのか? |
そして彼等は彼に近づいて言います |
あなたは神殿の麗しの門に常に座っていたあの盲の男ですか? |
彼は答えました |
私が彼です |
何故ですか? |
彼等は言いました |
今やどのようにあなたはあなたの視力を受けたのか? |
彼は答えました |
或る人が泥を作りました |
地面の上に唾を吐いて |
そしてこの泥を彼は私の目の上に置いて私に言いました |
行ってシロアムの池で洗いなさい |
私は行って洗いました |
そして今私は見えます |
イスラエルの神は讃えられますように |
盲で生まれた男が再び神殿の麗しの門に来た時 |
全エルサレムはその事で満たされました |
それ故に彼は大祭司の許に連れて来られました |
彼(大祭司)はイエスに敵対する祭司たちとファリサイ派の人々と相談しました |
大祭司は彼に尋ねました |
こう言って |
男よ |
あなたは盲で生まれたのか? |
はい |
彼は答えました |
さあ神に栄光を帰しなさい |
大祭司は言いました |
私たちに告げなさい |
どの預言者が夢の中であなたに現れてあなたに光を与えたのか |
それは私たちの父アブラハムでしたか |
或いは神の僕モーセか |
或いは他の預言者か? |
何故なら他の者たちはそんな事をすることは出来ないから |
盲で生まれた男は答えました |
アブラハムもモーセも |
他の預言者も私は夢の中で見なかったし彼によって癒されていません |
そうではなく私が神殿の門に座っていた時 |
一人の人が私を彼の許に近寄らせて |
彼の唾で土の泥を作って |
その泥を私の目の上に置いて |
洗う為にシロアムの池に私を行かせました |
すぐ私は行きました |
そして洗いました |
そして私の目の光と共に戻りました |
大祭司はその人の名前を彼に尋ねました |
盲で生まれた男は答えました |
彼は私に彼の名前を告げませんでした |
しかし彼を見た或る人が私を呼んで言いました |
あの人が言った通りに行って洗いなさい |
何故なら彼はナザレのイエスだから |
イスラエルの神の預言者で聖なる人だから |
そこで大祭司は言いました |
ことによると今日彼はあなたを癒したのか? |
つまり |
安息日に |
盲の男は答えました |
今日彼は私を癒しました |
大祭司は言いました |
さあ見なさい |
如何に此奴が罪人であるか |
彼は安息日を守らないから |
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157章 |
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盲の男は答えました |
彼が罪人であるかどうか私は知りません |
しかしこれを私は知っています |
私が盲であったのに |
彼が私に光を与えたことを |
ファリサイ派の人々はこれを信じませんでした |
そこで彼等は大祭司に言いました |
彼の父と母に人を遣わして下さい |
何故なら彼等は真実を言うでしょうから |
彼等は人を遣わしました |
それ故に |
盲の男の父と母に |
そして彼等が来ると大祭司は彼等にこう言うことを尋ねました |
この男はあなたたちの息子ですか? |
彼等は答えました |
彼は本当に私たちの息子です |
そこで大祭司は言いました |
彼は言います |
彼は盲で生まれて |
今彼は見えると |
どうしてこのことが起こったのか? |
盲で生まれた男の父と母は答えました |
本当に彼は盲で生まれました |
しかしどうして彼が光を受けたのか |
私たちは知りません |
彼は成年です |
彼に尋ねて下さい |
そうすれば彼はあなたに真実を話すでしょう |
そこで直ちに彼等は立ち去りました |
そして大祭司は再び盲で生まれた男に言いました |
神に栄光を帰しなさい |
そして真実を語りなさい |
盲の男の父と母は話すことを恐れました |
何故ならローマの元老院から一つの法令が出たから |
誰もユダヤの預言者イエスを競って求めないように |
死刑の下で |
総督がこの法令を手に入れました |
それ故に彼等は言いました |
彼は成年です |
彼に尋ねて下さい |
大祭司は |
それで盲で生まれた男に言いました |
神に栄光を帰して真実を語りなさい |
何故なら私たちはこの男を知っているから |
あなたを癒したとあなたが言う者を |
彼が罪人であることを |
盲で生まれた男は答えました |
彼が罪人であるかどうか |
私は知りません |
しかしこのことを私は知っています |
私が見えなかったことと彼が私に光を与えたことを |
確かに |
世界の始まりからこの時まで |
いまだかって盲で生まれた者に光を与えたことはありません |
そして神は罪人に耳を貸しません |
ファリサイ派の人々は言いました |
彼があなたに光を与えたその時彼は何をしましたか |
それで盲で生まれた男は彼等が信じないことに驚いて |
言いました |
私はあなたたちに話しました |
それなのに何故にあなたたちは再び私に尋ねるのか? |
あなたたちも又彼の弟子になるつもりですか? |
大祭司はそこで彼を罵って言いました |
あなたも完全に罪の中で生まれました |
あなたは私たちに教えるつもりか? |
あっちに行きなさい |
そしてあなたはあの男の弟子になりなさい |
私たちはモーセの弟子だから |
そして私たちは神がモーセに告げたことを知っているから |
しかしこの男については |
私たちは彼がどこから来たのか知りません |
そして彼等は彼を会堂と神殿から追い出しました |
イスラエルの中で清い者と共に祈ることを彼に禁じて |
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158章 |
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盲で生まれた男はイエスを見つけに行きました |
イエスはこう言って彼を慰めました |
あなたは今ほど祝福された時はありません |
何故ならあなたは私たちの神から祝福されているから |
神は私たちの父であり彼の預言者であるダビデを通して語りました |
この世の友たちに敵対して |
こう言って |
彼等は呪って私は祝福します |
そして預言者ミカによって彼(神)は言いました |
私はあなたの祝福を呪います |
何故なら土は空気に反していないから |
水は火に |
光は暗闇に |
冷たさは熱さに |
あるいは愛は憎しみに |
神の意志がこの世の意志に反するほど |
弟子たちは一致して彼に尋ねました |
こう言って |
主よ |
あなたの言葉は重大です |
私たちに告げて下さい |
それ故に |
その意味を |
何故ならまだ私たちは分からないから |
イエスは答えました |
あなたたちがこの世を知る時 |
あなたたちは私が真実を語ったことを知るでしょう |
そしてあなたたちは各預言者による真実を知るでしょう |
悟りなさい |
だから |
たった一つの名前の中に三種類の言葉が含まれていることを |
一つは天と地を表します |
水と共に |
空気と火と共に |
そして人より劣る全ての物と共に |
全ての物の中でこの世は神の意志に従います |
何故なら |
神の預言者ダビデが言うように |
神は彼等が破らない法を彼等に与えたから |
二つ目は全ての人々を表します |
一つの家が表すように |
壁ではなく |
家族を |
さてこの世は |
再び |
神を愛します |
何故なら生来彼等は神を憧憬しているから |
それで天性に従って皆神を憧憬します |
彼等が神を誤り求めるにしても |
そして何故あなたたち全てが神を憧憬していると分かるのか |
何故なら彼等は皆何の悪のない無限の善を憧憬するから |
そしてこれは神だけだから |
それ故に慈悲深い神はこの世を救う為に彼の預言者たちをこの世に送りました |
三つ目は罪の状態に落ちた人です |
罪はそれ自身をこの世の創造主である神に反する法に変えました |
これは人を神の敵である悪魔のようにさせます |
そしてこの世を私たちの神は怒ったので |
もし預言者たちがこの世を愛したら |
あなたたちはどう思うか? |
確かに神は彼等から彼等の預言能力を取るでしょう |
そして私は何を言うべきか? |
生ける神に誓って |
御前に私の魂は立ちます |
神の使徒がこの世に来る時 |
彼がこの邪悪な世に向けて愛を抱くなら |
確かに |
神は彼から全てを取り去るでしょう |
彼が彼を創った時に彼に与えた全てを |
そして彼を拒否させるでしょう |
それほど大きく神はこの世に反しています |
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159章 |
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弟子たちは答えました |
師よ |
あなたの言葉な非常に重要です |
それ故に私たちを憐れんで下さい |
何故なら私たちはそれが分らないから |
イエスは言いました |
あなたたちは考えてみなさい |
神が彼の使徒を競争相手として創ったと |
その者が彼自身を神に等しくさせようと思うだろうか? |
確かに違います |
そうではなく彼の善き僕として |
彼は主が喜ばないことを喜びません |
あなたたちはこれを理解できません |
何故ならあなたたちは知らないから |
ある一つの事が罪であることを |
それ故に私の言葉を聞きなさい |
真に |
真に |
私はあなたたちに言います |
神を否定すること以外罪は人の中で生じません |
神が望まない罪は一つだけであるので |
神が望む全てのことは罪から最もかけ離れているので |
従って |
私たちの祭司長たちや祭司たちが |
ファリサイ派の人々と共に |
私を迫害しました |
イスラエルの人々が私を神と呼んだ故に |
彼等は神を喜ばせることをしようとしました |
そして神は彼等に報いるでしょう |
しかし彼等は反対の理由で私を迫害する故に |
私が真実を言うことを彼等は望まないから |
彼等が如何に汚したか |
モーセの書を |
そしてダビデのそれ(書)を |
神の預言者たちであり友たちの(書を) |
彼等の習慣によって |
そしてそれ故に私を憎んで私の死を望みます |
それ故に神は彼等を嫌悪します |
私に告げなさい |
モーセは人々を殺しアハブは人々を殺しました |
これはどちらの場合も殺人ですか? |
確かに違います |
何故ならモーセは偶像崇拝を滅ぼし真の神の信仰を守る為に人々を殺しました |
しかしアハブは真の神の信仰を滅ぼして偶像崇拝を守る為に人々を殺しました |
それ故にモーセにとって人々の殺戮は生贄に転換されました |
一方アハブにとってそれは神の冒涜に転換されました |
一つの同じ業がこの二つの反対の結果を生むことになりました |
生ける神に誓って |
御前に私の魂は立ちます |
もしサタンが天使たちに語ったのなら |
如何に彼等が神を愛したか知る為に |
彼は神から拒絶されなかったでしょう |
しかし彼は彼等を神から背かせようとした故に |
それ故に彼は堕落者です |
そこで書く者が答えました |
どうして |
それでは |
預言者ミカによって言われたことが理解できますか? |
偽預言者の口によって告げられるように神が定めた偽りについて |
イスラエルの王たちの書に記されているように |
イエスは答えました |
バルナバよ |
起きたこと全てを簡潔に暗唱しなさい |
私たちが真実を明らかに知るように |
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160章 |
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そこで書く者が言いました |
預言者ダニエルが |
イスラエルの王たちの歴史と彼等の専制君主たちを述べて |
このように書き記しています |
イスラエルの王はユダの王と結びました |
ベリアル(つまり堕落者たち)の息子たちと戦う為に |
彼等はアンモン人でした |
ユダの王ヨシャファトは |
そしてイスラエルの王アハブは |
サマリアで一つの王座に両者は座り |
彼等の前に四百人の偽預言者が立ちました |
彼等はイスラエルの王に言いました |
アンモン人に向かって上って行きなさい |
何故なら神は彼等をあなたの手に渡すから |
そしてあなたはアンモンを追い散らすでしょう |
そこでヨシャファトは言いました |
ここに私たちの父祖の神の預言者は他にいませんか |
アハブは答えました |
一人だけいます |
しかし彼は災いです |
何故なら彼は私に関して常に災いを予言するから |
そして私は彼を牢に捕らえました |
そして彼はこれを言いました |
即ち |
一人だけいます |
多くの者がアハブの法令によって殺されたので |
預言者たちは |
丁度あなたが師よと言った時に |
人々が住まない山の頂上に逃げました |
そこでヨシャファトは言いました |
彼をここに寄こして下さい |
そして彼が何を言うか確かめましょう |
それ故にアハブは命じました |
ミカヤをそこに寄こすように |
彼は足に足枷を付けて来ました |
そして彼の顔は生死の間を彷徨っている人のようにきょとんとしていました |
アハブは彼に尋ねました |
こう言って |
話しなさい |
ミカヤよ |
神の名によって |
私たちはアンモン人に対して上って行くべきか? |
神は彼等の町々を私たちの手に渡すか? |
ミカヤは答えました |
上って行きなさい |
上って行きなさい |
何故なら成功裏にあなたは上って行けるから |
そしてもっと成功裏に下って来るから |
そこで偽預言者たちは神の真の預言者としてミカヤを讃えました |
そして彼の足から足枷を断ち切りました |
ヨシャファトは |
私たちの神を畏れて |
決して偶像たちの前に跪かなった彼は |
ミカヤに尋ねました |
こう言って |
私たちの父祖の神の愛にかけて |
真実を言いなさい |
あなたがこの戦いの結果を見た通りに |
ミカヤは答えました |
ヨシャファトよ |
私はあなたの顔を畏れます |
それ故に私はあなたに告げます |
羊飼いのいない羊の群れのようなイスラエルの人々を私が見たことを |
そこでアハブが |
微笑みながら |
ヨシャファトに言いました |
私はあなたに言いました |
此奴は災いだけ予言すると |
しかしあなたはそれを信じなかった |
そこで彼等両方が言いました |
さてどのようにあなたはこれを理解するのか? |
ミカヤよ |
ミカヤは答えました |
神の面前で天使たちが集会に集まったように思われます |
そして私は神がこう言うのを聞きました |
誰がアハブを騙すのか |
彼がアンモンに向かって上って行って殺される為に |
すると一人が一つのことを言い他の者が他のことを言いました |
それから一人の天使が出て来て言いました |
主よ |
私がアハブと戦いましょう |
そして彼の偽預言者たちの許に行き彼等の口に偽りを置きましょう |
そうすれば彼は上って行って殺されるでしょう |
そしてこれを聞いて |
神は言いました |
さあ行ってそうしなさい |
何故ならあなたは成功するから |
そこで偽預言者たちは激怒しました |
そして彼等の長がミカヤの頬を打ちました |
こう言って |
神から外れた者よ |
何時真実の天使が私たちから離れてあなたの許に行ったのか? |
私たちに告げなさい |
何時偽りを齎す為に天使が私たちの許に来たのか? |
ミカヤは答えました |
あなたたちは知るでしょう |
あなたたちが殺されることを恐れて家から家に逃げる時 |
王を騙したので |
そこでアハブは激怒しました |
そして言いました |
ミカヤを捕らえなさい |
彼の足に掛けた枷を彼の首に掛けなさい |
そして私が戻って来るまで彼を大麦パンと水で留めて置きなさい |
何故なら今どんな死を彼に課したらよいか分からないから |
彼等は上って行きました |
それから |
そしてミカヤの言葉通りに事は起こりました |
何故ならアンモン人の王は彼の僕たちに言ったから |
あなたたちはユダの王と戦わずに |
又イスラエルの君主たちと戦わずに |
イスラエルの王を殺しなさい |
アハブを |
私の敵を |
そこでイエスは言いました |
そこで止めなさい |
バルナバよ |
何故ならそれで私たちの目的は十分だから |
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161章 |
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あなたたちは全て聞きましたか? |
イエスは言いました |
弟子たちは答えました |
はい |
主よ |
するとイエスは言いました |
嘘をつくことは本当に罪です |
しかし殺人はもっと大きな(罪)です |
何故なら嘘は語る者に属する罪ですが |
殺人は |
それを犯す者に属する一方 |
神がこの地の上に持つ最も愛しいものも破壊するから |
つまり |
人を |
そして嘘をつくことは矯正することが出来ます |
発言されたことの逆を言うことによって |
一方殺人は矯正なしです |
死人に再び命を与えることは出来ないので |
私に告げなさい |
そこで |
神の僕モーセは彼が殺した者全てを殺すことによって罪を犯しているのか? |
弟子たちは答えました |
とんでもないことです |
モーセが罪を犯したなんてとんでもないことです |
彼に命じた神に従うことによって |
そこでイエスは言いました |
そこで私は言います |
あの天使が罪を犯したなんてとんでもない |
アハブの偽預言者たちを嘘で騙した(天使が) |
何故なら神が人々の殺戮を生贄として受け入れるように |
彼は讃美の為の嘘を受け入れたから |
真に |
真に |
私はあなたたちに言います |
子供がその靴を大男の寸法によって造らせることが間違っているように |
神を法に従属させる者は間違っています |
人間彼自身が法に従属するように |
それ故にあなたたちが信じる時 |
神が望まないことだけが罪であると |
あなたたちは真実を見出せるでしょう |
私があなたたちに語ったように |
それ故に |
何故なら神は複合体でもなく変更可能でもないから |
又彼は単一のものを欲したり欲しなかったすることも出来ないから |
何故なら彼は彼自身の中に矛盾を持たないから |
そして結果として苦痛を与えます |
そして永遠に讃美されないでしょう |
フィリポが答えました |
しかし預言者アモスの言葉はどのように理解されるべきですか? |
神が(業を)為さなかった町に悪はない(という言葉は) |
イエスは答えました |
さあこれを考えなさい |
フィリポよ |
文字による慰めの危険が如何に大きいか |
ファリサイ派の人々がするように |
彼等は彼等自身の為にでっち上げました |
神の選民による神の運命予定説を |
そのような方法で彼等は実際にこう言うようになります |
神は不正であり詐欺師で嘘つきで裁きを嫌っていると |
(裁きは彼等の上に下るでしょう) |
それ故に私は言います |
ここに神の預言者アモスが悪について告げたことを |
この世が悪と呼ぶ悪について |
何故ならもし彼が正しい人の言葉を使ったなら |
彼はこの世に理解されなかったから |
何故なら全ての苦難は善であるから |
それらは私たちが犯した悪を清めるので |
或いはそれらは悪を犯すことから私たちを止めるので善です |
或いはそれらはこの世の状態を人に知らせるので善です |
私たちがとこしえの命を愛し熱望する為に |
従って |
預言者アモスは言います |
神がその町に働きかけたこと以外その町に価値はありません |
彼は苦しんでいる人々に絶望を引き起こしました |
彼等は苦難の中の彼等自身と繁栄の中に生きる罪人たちと見たので |
そして |
もっと悪いことに |
多くの者は |
サタンが人を統治していると信じて |
サタンを恐れて彼に奉仕しました |
苦難を被らないように |
アモスはそれ故にローマ人通訳がするようにしました |
彼は彼の言葉を考えていません |
大祭司の面前で語る人のように |
そうではなくヘブライ語を話すことを知らないユダヤ人の意向と務めを彼は考えています |
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162章 |
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もしアモスがこう言ったなら |
神が町に為したこと以外町に善はない |
神に誓って |
その面前に私の魂は立ちます |
彼は酷い過ちを犯したでしょう |
何故ならこの世は善を保持しないから |
空しい方法で為される不正と罪を除いて |
それ故に人々は更に不正を働くでしょう |
「神が為さなかったことに」何の罪も不正もないと信じて |
それを聞いて地が震えます |
そしてイエスがこれを言った時 |
直ちに大きな地震が起きました |
皆が死んだように倒れるほど |
イエスは彼等を立ち上がらせて |
言います |
さあ悟りなさい |
私があなたたちに真実を語ったかどうか |
このことが |
それで |
あなたたちに分かったか |
アモスは |
神が町に悪を為したと彼が言った時 |
世間の人々と話して |
苦難について語りました |
それは罪人たちだけが悪と呼ぶことです |
さあ運命予定説に進みましょう |
それについてあなたたちは知りたいと望んでいます |
そしてそれについて私はあなたたちに話しましょう |
向こう岸のヨルダン川の近くで |
明日 |
神が望むなら |
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163章 |
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イエスは彼の弟子たちと共にヨルダン川を越えて荒野に行きました |
そして正午の祈りを終えて彼は椰子の木の近くに座りました |
そして椰子の木の陰の下に彼の弟子たちは座りました |
そこでイエスは言いました |
運命予定説は非常に秘密なことなので |
兄弟たちよ |
私はあなたたちに言います |
真に |
一人だけにそれは明らかに知らされます |
それは諸々の民が待ち望む彼です |
彼に神の秘密が明らかにされるので |
彼がこの世に来る時 |
彼の言葉に耳を傾ける者たちは祝福されます |
何故なら神は彼の慈悲で彼等に影を投げかけるから |
椰子の木が私たちに影を投げかけるように |
実に |
この木が太陽の焼けるような熱から私たちを守るように |
そのように神の慈悲はサタンからその人を信じる者たちを守ります |
弟子たちは答えました |
師よ |
あなたが語るの人は誰ですか? |
誰がこの世に来るのですか? |
イエスは喜びの心で答えました |
彼はマホメットです |
神の使いです |
そして彼がこの世に来る時 |
雨が地に実を結ばせるように |
長い間雨が降らなかった時 |
そのように人々の間に善い業を引き起こすでしょう |
彼が齎す豊富な慈悲を通して |
何故なら彼は神の慈悲に満ちた白い雲であるから |
神の慈悲は雨のように忠実な信者の上に降りかかります |
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164章 |
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従って私はあなたたちに今告げましょう |
この運命予定説に関して知ることを神は私に許したことはほとんどないと |
ファリサイ派の人々は言います |
全ての事は運命づけられているので |
神の選民は堕落者になることは出来ないと |
そして堕落者はどうしても神の選民になることは出来ないと |
そして神は善行を運命づけたと |
選民が救いに向かって歩めるような道と同じように |
そのように彼は罪を運命づけたと |
堕落者が破滅に向かって歩む道と同じように |
これを言った舌は呪われよ |
それを書いた手と共に |
何故ならこれはサタンの信仰であるから |
それ故に今日のファリサイ派がどんな風か人は知った方がよい |
何故なら彼等はサタンの忠実な僕たちであるから |
運命予定説は絶対不変の意志以外何を意味することが出来るか? |
人が手に手段を持つ或る事に終わりを与える為に |
何故なら手段なしに人は終わりを運命づけることは出来ないから |
どうして |
それでは |
彼は家族を運命づけることが出来るのか |
彼は使う貯えとお金がないだけではなく |
足を置くだけの土地もないのに |
確かに誰もそうすることは出来ません |
又 |
それで |
私はあなたたちに告げます |
運命予定説は |
自由意思を取り去ります |
それは神が彼の純粋な賜物として人に与えたものです |
神の法です |
確かにそれは運命予定説ではなく嫌悪です |
私たちが制定しているのは |
モーセの書を示すあの人は自由です |
私たちの神がシナイでモーセに法を与えた時 |
彼はこのように語りました |
私の命令は天にはありません |
だからあなたはあなた自身に言い訳出来ません |
こう言って |
さて |
誰が神の命令を私たちに齎す為に行くことが出来るのか |
或いは誰がそれを守る為に私たちに力を与えることが出来るのか |
それは海を越えることもありません |
あなたがあなた自身に言い訳しなければならない為に |
しかし私の命令はあなたの心に近いので |
あなたがそれを守ろうと思う時 |
私に告げなさい |
もしヘロデ王が命じたなら |
年寄りに若くなるように |
そして病人に健康になるように |
そして彼等がそれをしなければ彼等を殺すと |
これは正しいことですか? |
弟子たちは答えました |
もしヘロデがこれを命じたなら |
彼は最も不正で不敬虔です |
そこでイエスは |
ため息をついて |
言いました |
これらは人間の風習の実です |
兄弟たちよ |
何故ならこう言って |
神は堕落者を運命づけたので彼は選民になることは出来ないと |
彼等は不敬虔と不正に神を冒涜するから |
何故なら彼(神)は罪人に命令するから |
罪を犯さないように |
そして彼が罪を犯す時悔い改めるように |
一方運命予定説は罪人から罪を犯さない力を取り去ります |
そして彼から悔い改めを完全に奪います |
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165章 |
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しかし神が預言者ヨエルによって言うことを聞きなさい |
確かに |
あなたの神は言います |
私は罪人の死を望まずに |
彼が悔い改めに転向することを私は求めます |
それで神は彼が望まないことを運命づけるだろうか? |
あなたたちはよく考えなさい |
神が言うことを |
そして現時点のファリサイ派の人々が言うことを |
更に |
神は預言者イザヤによって言います |
私は呼び掛けました |
しかしあなたたちは私に耳を貸そうとしませんでした |
そしてどれだけ神は呼び掛けたか |
彼が同じ預言者によってどう言うか聞きなさい |
一日中私は私の手を伸ばしました |
私を信じないで私に逆らう民に |
そして私たちのファリサイ派の人々が |
堕落者は選民になることは出来ないと彼等が言う時 |
彼等が言うことを |
その時 |
神が人々を嘲ります |
彼に何か白いものを見せる盲の男をを彼が嘲るように |
そして彼の耳に語る聾の男を彼が嘲るように |
そして選民が見捨てられることがあり得るように |
私たちの神が預言者エゼキエルによって言うことをよく考えなさい |
確かに |
神は言います |
もし義者が彼の義を捨てて嫌悪すべきことをするなら |
彼は滅びるでしょう |
そして私は彼の義をもはや何も思い出さないでしょう |
何故ならそれに頼ってもそれは私の前で彼を見捨てるでしょう |
そしてそれは彼を救わないでしょう |
そして堕落者に呼び掛けることについて |
神はこれ以外預言者ホセアによって言うことは |
私は選ばれない民に呼び掛けます |
私は彼等を選民と呼びます |
神は真です |
そして嘘を言うことが出来ません |
何故なら真である神は真を語るから |
しかし現時点のファリサイ派の人々は |
彼等の教義で神を全く否定します |
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166章 |
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アンデレは答えました |
神がモーセに言ったことはどのように理解されますか? |
彼は憐れみをかけようと思う者に憐れみをかけます |
そして無情にしようと思う者に無情にします |
イエスは答えました |
神がこれを言ったのは |
人は彼自身の善行によって救われることを信じない為にです |
しかし人は受け入れます |
命と神の憐れみは神の贈り物として神によって与えられたことを |
そして彼がそれを言うのは |
人々が彼より他の神々がいるという意見を避ける為です |
もし |
それ故に |
彼がファラオを無情にしたなら |
彼はそれをしました |
何故なら彼は私たちの民を苦しめて |
イスラエルの男の子供たちを全て滅ぼすことによってそれをゼロにするように試みたから |
それによってモーセは彼の命をあわや失うところでした |
従って |
私はあなたたちに真に言います |
運命予定説はその拠り所を神の法と人間の自由意思に持っています |
確かに |
そしてたとえ神が誰も滅びないように全世界を救うことが出来たとしても |
彼はそうしないでしょう |
そうすることで彼が人から自由を奪わないように |
自由はサタンを無視する為に神が人を保護するものです |
この土の塊が霊を嘲笑った為に |
例えそれが罪を犯しても |
霊が犯したように |
悔い改める力を持つように |
そしてその場所に住みに行けるように |
そこから霊は放り出されました |
私たちの神は望みます |
私は言います |
彼の憐れみと共に人の自由意思を追及することを |
そして彼の全能と共に創造物を捨てることを望みません |
そしてそうだから裁きの日に |
誰も彼等の罪について何も言い訳出来ないでしょう |
それがその時彼等に明らかになるので |
神が彼等の改心の為に如何に多くのことをしたか |
そして如何に度々彼が彼等に悔い改めを呼び掛けたか |
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167章 |
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従って |
もしあなたたちの心がこれに十分な安らぎを得ないなら |
そしてあなたたちが再び言いたいなら |
何故そうなのか? |
私はあなたたちに明らかにしましょう |
何故を |
それはこれです |
私に告げなさい |
何故一つの石は水の上に静止することが出来ないのか |
全地は水の上に静止しているのに |
私に告げなさい |
それは何故か |
水は火を消し |
土は空気から自由です |
その為に誰も結び合わすことは出来ません |
土を |
空気を |
水を |
そして火を |
調和して |
それにも拘わらずそれらは人に結び合わされるのか |
そして調和して維持されるのか |
もし |
それで |
あなたたちがこの否定を知らないなら |
全ての人々は |
人々のように |
それを知ることは出来ません |
どうして彼等は理解できるだろうか |
神が一言で無から宇宙を創ったことを |
どうして彼等は神の永遠を理解出来るだろうか |
確かに彼等は決してこれを理解出来ません |
何故なら |
人は有限で肉体で複合されているから |
肉体は |
預言者ソロモンが言うように |
堕落しやすく |
魂を押さえつけます |
そして神の業は神に比例しているので |
どうして彼等(人々)はそれを理解出来るだろうか |
イザヤは |
神の預言者は |
それが真実であることを見て |
叫びました |
こう言って |
真にあなたは隠れた神です |
そして神の使いについて |
どうして神は彼を創ったか |
彼は言います |
彼の世代は |
誰が語れるだろうか |
そして神の業について彼は言います |
誰が彼の助言者であったか |
それ故に神は人間性に言います |
天が地の上に高く上げられるように |
私の道があなたの道の上に高められ |
私の考えがあなたの考えの上に高められますように |
それ故に私はあなたたちに言います |
運命予定説の方法は人々に明白ではありません |
たとえ事実は真実であっても |
私があなたたちに語ったように |
そこで人は |
彼がその方法を見出せない故に |
事実を否定すべきか |
確かに |
私は見たことがありません |
健康を拒む人を |
その方法は理解出来ないにも拘わらず |
何故なら私は今でも知らないから |
如何に私が触れることで神が病人を癒すのか |
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168章 |
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そこで弟子たちは言いました |
真に神はあなたに語ります |
何故ならあなたが語るように人は語ったことはないから |
イエスは答えました |
私を信じななさい |
神が私を選ぶ時 |
私をイスラエルの家に送る為に |
彼は一つの書を私に与えました |
明鏡になるように |
それは私の心に下って来ました |
全て私が語ることはその書から出ています |
そしてその書が私の口から出終わる時 |
私はこの世から取り上げられるでしょう |
ペトロが答えました |
師よ |
あなたが今語ることはその書の中に記されていますか? |
イエスは答えました |
全て私が言うことは |
神の知識と神の奉仕の為に |
人の知識と人間の救いの為に |
全てこれはその書から出ています |
それは私の福音です |
ペトロが言いました |
天国の栄光はそこに記されていますか? |
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169章 |
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イエスは言いました |
聞きなさい |
私はあなたたちに話しましょう |
楽園がどういうものか |
そして聖なる人と忠実な信者がどんな状態で未来永劫そこに住むのか |
何故ならこれが楽園の最大の祝福の一つであるから |
あるゆるものは |
どんなに大いなるものであっても |
もしそれに終わりがあるなら |
小さくなって |
全く無になります |
楽園は神が彼の喜びを蓄える家です |
それは非常に大きく |
聖なる人々と祝福された人々の足によって踏まれた地面は非常に貴重で |
それの一ドラクマは一千世界より貴重です |
これらの喜びは私たちの父であり預言者のダビデに見せられました |
何故なら神はそれらを彼に示したから |
彼(神)は楽園の栄光を彼(ダビデ)に見させたので |
その結果 |
彼が我に返る時 |
彼は彼の両手で目を閉じました |
そして泣きながら言いました |
この世で最早何も見るな |
我が目よ |
何故なら全てが空しいから |
そして善いものは何もないから |
この喜びについて預言者イザヤは言いました |
人の目は見たことがありません |
彼の耳は聞いたことがありません |
人間の心は抱いたことがありません |
神が彼を愛するように彼等の為に用意したものを |
あなたたちは分かりますか? |
何故彼等は見たことがないのか |
聞いたことがないのか |
心に抱いたことがないのか |
そのような喜びを |
その理由は |
彼等がこの世に生きている間 |
彼等はそのような事を見るのに相応しくないから |
それ故に |
たとえ私たちの父ダビデが本当にそれらを見たとしても |
私はあなたたちに言います |
彼は人間の目でそれらを見たのではないと |
何故なら神が彼(ダビデ)の霊魂を彼自身に取って |
そしてそれから |
神に結び付けたから |
彼はそれらを聖なる光で見ました |
神に誓って |
御前に私の魂は立ちます |
楽園の喜びは無限で人は有限であるので |
人はそれら(喜び)を内に含むことが出来ません |
小さな土製の瓶が海を内に含めないように |
見なさい |
夏季にこの世が如何に美しいか |
あらゆるものが実を結びます |
正に農夫が |
喜びに酔って |
来る収穫の理由で |
谷々と山々を彼の歌で鳴り響かせます |
彼は彼の労働を最高に愛する故に |
さあ高めなさいそのように |
あなたの心を楽園に |
そこではすべてのものが実り豊かです |
それを耕した者に比例して |
神に誓って |
これは楽園を知る為に十分です |
神は彼自身の喜びの家の為に楽園を創りました |
さああなたたちは考えなさい |
無限の善は無限に善なる諸々のものを所有しないのか? |
或いは無限の美は無限に美なる諸々のものを所有しないのか? |
気を付けなさい |
あなたたちは大いに誤っているから |
彼がそれらを所有しないとあなたたちが考えるなら |
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170章 |
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神は彼に忠実に仕える人にこのように言います |
私はあなたの働きを知っています |
あなたが私の為に働いていることを |
私は永遠に生きるので |
あなたの愛は私の賜物を超えることは出来ません |
何故ならあなたはあなたの創造主である神として私に仕えるから |
あなた自身私の業であると知って |
そして私に何も求めません |
私に忠実に仕える為の恵みと慈悲を除いて |
何故ならあなたは私への奉仕に終わりを設けないから |
あなたが永遠に私に仕えることを望むので |
そのように私はしましょう |
何故ならまるであなたが神であるように私はあなたに報いるから |
私の同輩であるように |
私は楽園の豊かさをあなたの手に置くだけではなく |
私は私自身を贈り物としてあなたに与えます |
それは |
あなたが永遠に私の奉仕者であることを喜んでいるので |
私が永遠にあなたに報いる為 |
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171章 |
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あなたたちはどう思いますか? |
イエスは彼の弟子たちに言いました |
楽園について |
そのような豊かさと喜びを理解できる心がありますか? |
人は必ず神と同じような大いなる知識を持たなければなりません |
神が彼の僕たちに何を与えたいのか人が知りたいのなら |
あなたたちは見ましたか? |
ヘロデが彼のお気に入りの直臣の一人に贈り物をする時 |
どんなもので彼はそれを贈るのか |
ヨハネは答えました |
私はそれを二回見ました |
そして確かに彼が与えるものの十分の一で貧乏人は十分足りるでしょう |
イエスは言いました |
しかしもし貧乏人がヘロデに贈り物を贈られるなら彼(ヘロデ)は彼(貧乏人)に何を与えるでしょうか? |
ヨハネは答えました |
一つか二つの小銭 |
さあこれを楽園の知識を学ぶあなたたちの書にしなさい |
イエスは言いました |
何故ならこの現世において神が人に彼の体の為に与えた全ては |
まるでヘロデが貧乏人に小銭一つを与えたようなものであるから |
しかし神が楽園において体と心に与えるものは |
まるでヘロデが彼の持つものを全て与えるようなものであるから |
それだけではなく彼自身の命も |
彼の僕たちの一人に |
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172章 |
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神は彼にこのように言います |
彼を愛して |
彼に忠実に仕える者に |
行って海の砂をよく考えなさい |
私の僕よ |
それらはいかに多いか |
それ故に |
もし海があなたにたった一つの砂粒を与えるなら |
それはあなたに少なく思えるでしょう |
確かに |
そうです |
私のように |
あなたの創造主は |
生きています |
私がこの世で地の全ての君と王に与えた全てのものは |
海があなたに与える一つの砂粒より少ないものです |
私が私の楽園であなたに与えるものと比較して |
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173章 |
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よく考えてみなさい |
そこで |
イエスは言いました |
楽園の豊かさを |
何故ならもし神がこの世で人に一オンスの幸せを与えるなら |
楽園で彼(神)は彼(人)に百万という大量を与えることになるから |
この世にある果実の量を考えてみなさい |
食物の量を |
花の量を |
人に役立つのものの量を |
神に誓って |
御前に私の魂は立ちます |
海が砂をその上に持つように |
人がそこから一粒を受け取る時 |
楽園の無花果の質と量はそのようになるでしょう |
私たちがここで食べる無花果の種類に勝って |
楽園において他のことも全て同様です |
しかし加えて |
私はあなたたちに真に言います |
金と真珠の山が蟻の影より貴重であるように |
楽園の喜びはこの世の君主たちの喜び全てより貴重です |
彼等がこれまで持った喜びとこの世が終わる時の神の裁きまでに持つ喜びより |
ペトロは答えました |
それでは |
私たちが今持っている体は楽園に入ることが出来ますか? |
イエスは答えました |
気を付けなさい |
ペトロよ |
あなたがサドカイ派にならないように |
何故ならサドカイ派の人々は言うから |
肉体は再び甦らないと |
そして天使たちはいないと |
それ故に彼等の体と霊魂は楽園の入口で奪われます |
そして彼等はこの世において天使たちの奉仕を全て奪われます |
あなたたちはことによるとヨブを忘れましたか? |
預言者で神の友である彼を |
どう彼が言っているのか |
私は知っています |
私の神が生きていることを |
そして最後の日に私が私の肉体で再び甦ることを |
そして私の目で私の救い主である神を私が見ることが出来ることを |
しかし私を信じなさい |
私たちのこの肉体は非常に浄められるので |
それが今持つものの中からたった一つのものも持つことが出来ません |
それが全ての悪い欲望から浄化されるので |
そして神はそれを変えるでしょう |
アダムが罪を犯す以前と同じ様な状態に |
一つの同じ仕事で二人が一人の主人に仕えます |
一人だけがその仕事を見て |
二番目の者に命じます |
そして二番目の者は一番目の者が命じることを実行します |
それはあなたたちに正しいと思えますか? |
本当に |
主人は見て命じる者だけに報酬を与えるべきであると |
そして仕事に疲れた者を彼の家から追い出すべきであると |
まさか |
それではどうして神の正義はこれを負うことが出来るでしょうか? |
人の霊魂と体は感覚と共に神に仕えます |
霊魂だけが見て奉仕を命じます |
霊魂故に |
パンを食べず |
断食せず |
歩まず |
寒熱を感じず |
病気にならず |
殺されません |
霊魂は不滅である故に |
それはこれらの肉体の痛みを何も受けません |
痛みは体が構成分子の故に受けるものです |
それは |
それでは |
正しいか? |
本当に |
霊魂だけ楽園に行くべきであって |
体は行くべきではないということは |
神に仕えて非常に疲れていてしまっている体は |
ペトロは答えました |
師よ |
体は |
霊魂に罪を犯させるので |
楽園に置かれるべきではありません |
イエスは答えました |
ではどうして体は霊魂なしに罪を犯すことが出来るのか? |
確かにそれは不可能です |
それ故に |
体から神の恵みを取り去ることによって |
あなたたちは霊魂に地獄行きを宣告します |
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174章 |
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生きる神に誓って |
御前に私の魂は立ちます |
私たちの神は彼の慈悲を罪人に約束します |
こう言って |
罪人が彼の罪を悔やむその時に |
私自身に誓って |
私は永遠に彼の不正を思い出しません |
さて何が楽園の食べ物を食べるのか? |
もし体がそこに行かないなら |
魂は? |
確かに違います |
それは霊であるので |
ペトロが答えました |
それでは |
聖人が楽園で食べられるでしょう |
しかしどのように食べ物を汚れなく排泄するのでしょうか? |
イエスは答えました |
さてどんな聖人が体を持つことが出来ますか |
もしそれが食べたり飲んだりしないなら |
確かに讃えられることに応じて栄光を捧げることは正しい |
しかしあなたは間違っています |
ペトロよ |
そのように食べ物が不潔に排泄されると考えることで |
何故なら現時点のこの体は腐敗する食べ物を食べるから |
そしてその結果腐敗物が出て来ます |
しかし楽園で体は |
腐敗しません |
無感覚です |
そして不滅です |
そしてあらゆる苦痛から自由です |
そして食べ物は |
何の欠陥もなく |
何の腐敗も起こしません |
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175章 |
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神は預言者イザヤによってこのように言います |
堕落者の上に軽蔑を注ぎながら |
私の僕たちは私の家で私の卓に座って宴を楽しむでしょう |
喜びと竪琴と風琴の音と共に |
そして私は彼等に何でも必要なものを持つことを我慢をさせることはありません |
しかし私の敵であるあなたたちは私から投げ捨てられて |
あなたたちは惨めに死ぬでしょう |
私の僕が皆あなたたちを軽蔑している間に |
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176章 |
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こう言うことが何の役に立つのか? |
「彼等は宴を楽しみなさい」 |
イエスは弟子たちに言いました |
確かに神ははっきり語ります |
しかし何の目的で楽園に貴重な蒸留酒の四つの川があるのか |
多くの果実と共に |
確かに |
神は食べません |
天使たちは食べません |
霊魂は食べません |
感覚は食べません |
しかしながら肉は |
私たちの体は(食べます) |
それ故に楽園の栄光は肉(である)体の為です |
そして霊魂と感覚の為に神と天使たちの会話と祝福された心があります |
その栄光は神の使徒によってもっと優れた啓示が為されるでしょう |
彼は神が彼の愛の為に全てのものを創った故に全てのものが他の生き物より優れていることを知っています |
バルトロマイが言いました |
師よ |
楽園の栄光は全ての人に等しいものですか? |
もしそれが等しいなら |
それは正しくないでしょう |
そしてもしそれが等しくないならより少ない者はより多い者を嫉妬するでしょう |
イエスは答えました |
それは等しくありません |
何故なら神は正しいから |
そして全ての人は満足するでしょう |
何故ならそこには嫉妬はないから |
私に告げなさい |
バルトロマイよ |
多くの僕を持つ一人の主人がいます |
そして彼は彼の僕たちの全てに同じ衣を着せます |
そこで少年たちは |
少年たちの衣を着ている者たちは |
大人の服を持っていない故に歎き悲しむだろうか? |
確かに |
とんでもない |
もし年長者たちが彼等の大きな衣を彼等に着せることを望むなら彼等は激怒するでしょう |
何故なら |
その衣は彼等の大きさのものでないから |
彼等は自分たちが嘲られたと思うでしょう |
さて |
バルトロマイよ |
あなたの心を楽園に居る神に向けて上げなさい |
そうすればあなたはその全て一つなる栄光を見ることが出来るでしょう |
それがあるものより多くても他のものより少なくても |
嫉妬を産む余地はないでしょう |
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177章 |
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そこで著者が言いました |
師よ |
この世と同じように楽園は太陽から光を得ていますか? |
イエスは答えました |
そのように神は私に言いました |
バルナバよ |
あなたたち罪有る人々が住むこの世はそれに光を添える太陽と月と星々を持っています |
あなたたちの利益とあなたたちの喜びの為に |
この為に私は創りました |
あなたは考えますか? |
そこで |
私の信者が住む家はもっと善くはないのか |
確かに |
あなたは間違っています |
そう考えるのは |
何故なら私は |
あなたの神は |
楽園の太陽であるから |
そして私の使徒は私から全てを受け取る月であるから |
そして星々はあなたたちに私の意志を宣べ伝えた私の預言者たちであるから |
それ故に私の信者たちは |
彼等がここにいる私の預言者たちから私の言葉を受け取ったように |
私の喜びの楽園で彼等を通して楽しみと喜びを同じように得るでしょう |
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178章 |
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これであなたに十分としましょう? |
イエスは言いました |
楽園の知識として |
するとバルトロマイが再び言いました |
師よ |
私が一言あなたに尋ねても容赦して下さい |
イエスは答えました |
あなたが望むことを言いなさい |
バルトロマイは言いました |
楽園は確かに大きなものです |
何故なら |
その中にとても大きなものが在るので |
それは大きくなければなりませんから |
イエスは答えました |
楽園は大きいので人はそれを測ることが出来ません |
真に私はあなたたちに言います |
天は九つです |
その中に惑星が置かれています |
一つのものは他のものから人が五百年旅する距離離れています |
そして地球は同じように最初の天から五百年旅する距離離れています |
しかしあなたは最初の天を測るのを止めなさい |
それは地球全体よりはるかに大きいものです |
地球全体が一粒の砂より大きいように |
そのように又二番目の天は最初の天より大きく |
三番目は二番目より大きく |
そのように最後の天に至るまで |
それぞれのものが同じように隣のものより大きいのです |
そして真に私はあなたたちに言います |
楽園は地球全てと天の全てより大きいことを |
地球全てが一粒の砂より大きいように |
そこでペトロが言いました |
師よ |
楽園は神より大きくなければなりません |
何故なら神はその中に現れるから |
イエスは答えました |
黙りなさいペトロ |
何故ならあなたは意識しないで最も不敬なことを言っているから |
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179章 |
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その時天使ガブリエルがイエスの許にやって来て太陽のように輝く鏡を彼に見せました |
その中に彼はこれらの言葉が書かれているのを見ました |
私が永遠に生きるように |
楽園は全ての天と地より大きい |
そして全地が一粒の砂より大きいように |
そのように私は楽園より大きい |
そして何倍も |
海にある砂粒より |
海の上にある水の雫より |
地面の上にある草より |
木々の上にある葉より |
動物の上にある皮より |
天と楽園ともっと多くのものを満たすことになる砂粒より何倍も |
そこでイエスは言いました |
私たちの神を拝みましょう |
永遠に讃えられる方を |
そこで彼等は百回頭を下げて祈って地に平伏しました |
祈りが終わると |
イエスはペトロを呼んで彼と全ての弟子に彼が見たことを話しました |
そしてペトロに彼は言いました |
あなたの魂は |
それは全地より大きい |
人は目を通して太陽を見る故に |
全地より千倍も大きい太陽を |
そこでイエスは言いました |
そのように |
楽園の目を通して |
あなたは私たちの創造主である神を見なさい |
そしてこれを言って |
イエスは私たちの主である神に感謝を捧げました |
イスラエルの家と聖都の為に祈って |
そして全ての者は答えました |
そうあれかし |
主よ |
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180章 |
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或る日 |
イエスはソロモンの柱廊に居ました |
そこで一人の律法学者が彼に近づきました |
民に説教する者たちの一人です |
そして彼に言いました |
師よ |
私は何度も民に説教しました |
そして私の心の中に聖書の一節があります |
それを私は理解出来ません |
イエスは答えました |
それでそれは何ですか? |
律法学者は言いました |
それは神が私たちの父アブラハムに言ったことです |
私はあなたの大いなる報酬になりましょう |
さてどうして人がそのような報酬に値するのか? |
そこでイエスは心の中で喜んで |
言いました |
確かにあなたは神の王国から遠くない |
私の言葉を聞きなさい |
何故なら私はあなたにその教えの意味を語るから |
神は無限であり |
人は有限です |
人は神に相応しくありません |
そしてこれがあなたの疑問ですね |
兄弟よ |
律法学者は答えました |
泣きながら |
主よ |
あなたは私の心を知っています |
語って下さい |
それ故に |
何故なら私の心はあなたの声を聞きたいから |
そこでイエスは言いました |
生ける神に誓って |
人は一瞬一瞬受け入れる僅かな息にも値しません |
律法学者は我を忘れました |
これを聞いて |
そして弟子たちは同様に驚きました |
何故なら彼等はイエスが言ったことを覚えていたから |
神の愛の為に彼等が与えることは何であれ |
百倍受け取ることが出来ると |
そこで彼は言いました |
もし人があなたに金百枚を貸したなら |
そしてあなたがこの金を使ったなら |
あなたはその人に言えますか |
私はあなたに腐った葡萄の葉を与えます |
それ故にあなたの家を私に与えて下さい |
何故なら私はそれに相応しいから |
律法学者は答えました |
いいえ |
主よ |
何故なら彼は借金を最初に払う必要があるから |
それからもし彼が何かを望むなら |
彼は彼に良いものを与えるべきです |
しかし腐った葉は何に役立つのか? |
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181章 |
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イエスは答えました |
貴方は適切に言いました |
兄弟よ |
それ故に私に告げなさい |
誰が無から人を創ったのか? |
確かにそれは神でした |
神は彼(人)に彼の利益の為に全世界を与えました |
しかし人は罪を犯すことによってそれを全て使い果たしました |
何故なら罪故に全世界は人に敵対したから |
そして人は彼の惨めさの中で神に渡す物を何も持っていません |
罪によって腐敗した業以外 |
何故なら |
毎日罪を犯すことで彼自身の業を腐敗させているから |
それ故に預言者イザヤは言いました |
私たちの義者は月経の布のようです |
どのように |
それでは |
人は価値を持てるのか |
彼は満足を与えることが出来ないのに |
それは |
恐らく |
人が罪を犯さないことか? |
確かにそれは預言者ダビデによって神が言っていることです |
正しい者は一日に七回過ちをすると |
それでは不正な者はどの位過ちを犯すのか |
そしてもし私たちの義者が腐敗しているなら |
私たちの不正の者たちはどれ位忌まわしいのか |
神に誓って |
人はこう言うことを避けるべきではありません |
私は価値があります |
人に知らせましょう |
兄弟よ |
彼の手の業を |
それで彼は直ちに彼の価値が分かるでしょう |
人から生じる良いものは皆 |
真に人がそれをするのではなく |
神が彼にそれを働きかけるのです |
何故なら彼のものは彼を創った神のものであるから |
人がすることは彼の創造主である神を否定することと罪を犯すこと |
従って彼が値するのは |
報酬ではなく激痛です |
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182章 |
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神は人を創っただけではなく |
私が言うように |
彼(神)は彼(人)を完全なものに創りました |
彼(神)は彼(人)に全世界を与えました |
楽園から去った後に彼(神)は彼(人)に彼(人)を守る二人の天使を与えました |
彼(神)は彼(人)に預言者たちを遣わしました |
彼(神)は彼(人)に律法を授けました |
彼(神)は彼(人)に信仰を授けました |
あらゆr時に彼(神)は彼(人)をサタンから救い出します |
彼(神)は彼(人)に喜んで楽園を与えます |
否更に |
神は喜んで彼自身を人に与えます |
よく考えてみなさい |
だから |
その借りを |
もしそれが大きいなら |
借りを棒引きする為に |
あなたたちは無からあなたたち自身で人を創らなければなりません |
神が遣わした預言者たちと同じ数の預言者たちを創らなければなりません |
一つの世界と一つの楽園も一緒に |
否 |
更に |
私たちの神と同じような偉大で善なる神も一緒に |
そしてそれを全て神に与えなければなりません |
それで借りは棒引きにされるでしょう |
そして神に感謝を捧げる義務だけがあなたたちに残るでしょう |
しかしあなたたちは蝿一つ創ることが出来ない故に |
そして全てのもの主である神は一つだけである故に |
どうしてあなたたちの借りを棒引きにすることが出来るでしょうか? |
確かに |
もし人があなたに金貨百枚を貸すなら |
あなたは金貨百枚を返済する義務を負わされるでしょう |
確かに |
この意味は |
兄弟よ |
神が |
楽園とあらゆるものの主であり |
彼は好きなことを言うことが出来 |
彼は好きなものを何でも与えることが出来るということです |
それ故に |
彼がアブラハムに(こう)言った時 |
「私はあなたの大いなる報酬になろう」 |
アブラハムは(こう)言うことが出来ませんでした |
「神は私の報酬です」 |
ではなく「神は私の賜物であり私の借りです」 |
そこであなたが人々に説教する時 |
兄弟よ |
あなたはこの節をそのように説明しなければなりません |
神は人にそのような人にそのようなものを与えると |
もし人が善い働きをするなら |
神があなたに(こう)語る時 |
人よ |
そして(こう)言う時 |
「私の僕よ |
あなたは私の愛の為に善い働きをしました |
あなたは私からどんな報酬を求めますか |
あなたの神から」 |
あなたは(こう)答えなさい |
「主よ |
私はあなたの手の業であるので |
私の中に罪があるのは相応しくありません |
それはサタンが愛するものです |
それ故に |
主よ |
あなた自身の栄光の為に |
あなたの手の業の上に憐れみかけて下さい」 |
そしてもし神が(こう)言うなら |
「私はあなたを許しました |
そして今私は喜んであなたに報いましょう」 |
あなたは(こう)答えなさい |
「主よ |
私は犯したことに対して罰に価します |
そしてあなたは為したことに対して讃えられるのに価します |
罰して下さい |
主よ |
私がしたことで私を |
そしてあなたの業を救って下さい」 |
そしてもし神が(こう)言うなら |
「あなたの罪にどんな罰が相応しいとあなたは思うのか?」 |
あなたは(こう)答えなさい |
「主よ |
神に見捨てられた者全てが受けるのと同じものを」 |
そしてもし神が(こう)言うなら |
「何故にそんなに大きな罰を求めるのか |
我が忠実の僕よ} |
あなたは(こう)答えなさい |
「何故なら彼等のことごとくは |
もし私が受けたものと同じものをあなたから受けたなら |
私が実行したよりもっと忠実にあなたに仕えるだろうから」 |
そしてもし神が(こう)言うなら |
「いつあなたはこの罰を受け |
いつまで続けるのか?」 |
あなたは(こう)答えなさい |
「今 |
そして終わりなく」 |
神に誓って |
その面前に私の魂は立ちます |
そのような人は神の聖なる天使全てより神に喜ばれるでしょう |
何故なら神は真の謙遜を愛するから |
そして自惚れを嫌うから |
そこで律法学者はイエスに感謝を捧げて |
彼に言いました |
主よ |
あなたの僕の家に行きましょう |
何故ならあなたの僕はあなたとあなたの弟子たちに食事を提供したいから |
イエスは答えました |
私はそこに行きましょう |
あなたが私を主ではなく兄弟と呼ぶことを約束するなら |
そしてあなたが私の僕ではなく私の兄弟であると言うなら |
その人は約束しました |
そしてイエスは彼の家に行きました |
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183章 |
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彼等が食事で座っている間に |
律法学者は言いました |
師よ |
あなたは言いました |
神は真の謙遜を愛すると |
それ故に私たちに話して下さい |
謙遜とは何か |
そしてそれがどのように真であり偽りであるのか? |
イエスは答えました |
真に私はあなたに言います |
幼児のようにならない者は天の王国に入ることは出来ないと |
全員がこれを聞いて驚きました |
そして彼等は互いに言いました |
今三十か四十歳の者がどうして幼児になれるのだろうか? |
確かに |
これは酷い言葉だ |
イエスは答えました |
神に誓って |
その面前に私の魂が立ちます |
私の言葉は真です |
私はあなたたちに言いました |
人は幼児のようにならなければならないと |
何故ならこれは真の謙遜であるから |
何故ならもしあなたたちが幼児に(こう)尋ねるなら |
誰があなたの服を作りましたか? |
彼は(こう)答えるでしょう |
「私の父」 |
もしあなたたちが幼児に(こう)尋ねるなら |
彼が住んでいる家は誰のものか? |
彼は(こう)答えるでしょう |
「私の父のもの」 |
もしあなたたちが(こう)言うなら |
「誰があなたに食べ物を与えているのか?」 |
彼は(こう)答えるでしょう |
「私の父」 |
もしあなたたちが(こう)言うなら |
誰があなたに歩くことと話すことを教えたのか? |
彼は(こう)答えるでしょう |
「私の父」 |
しかしもしあなたたちが(こう)言うなら |
「誰があなたの額を割ったのか?」 |
何故ならあなたの額は包帯がまかれているから |
彼は(こう)答えるでしょう |
「私は転びました |
それで私は額を傷つけました」 |
しかしもしあなたたちが(こう)言うなら |
「では何故あなたは転んだのか?」 |
彼は(こう)答えるでしょう |
あなたは見えませんか |
私が小さいことを |
その為私は大人のように歩いたり走ったりする力がないことを |
それで私の父は手で私を掴まねばなりません |
もし私が確り歩こうとするなら |
しかし私がうまく歩くことを学ぶ為に |
私の父は或る小さな場所に私を置きました |
そして私は |
走りたいと思って |
転びました |
もしあなたたちが(こう)言うなら |
「そしてあなたの父は何を言いましたか?」 |
彼は(こう)答えるでしょう |
「今何故あなたはゆっくり歩かなかったのか? |
将来あなたが私の側を去ることを知りなさい |
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184章 |
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私に告げなさい |
これが真であるか? |
イエスは言いました |
弟子たちとその律法学者は答えました |
それは最高に真です |
そこでイエスは言いました |
心の真によって認める者は |
全てのものの作者として神を |
そして罪の作者として彼自身を |
真に謙虚になるべきです |
しかし子供が話すように舌で話して |
行動でそれを否定する者は誰でも |
確かに偽りの謙遜と真の高慢を持っています |
何故なら高慢はそれが卑下することを利用する時その高さにあるから |
それが人々から叱られて跳ね付けられない為に |
真の謙遜は魂の低さです |
それによって人は真に彼自身を知ります |
しかし偽りの謙遜は地獄からの霧です |
それは魂の理解力を暗くするので |
人が彼自身に帰すべきことを |
彼は神に帰し |
神に帰すべきことを |
彼は彼自身に帰します |
このように |
偽りの謙遜の人は言うでしょう |
彼は酷い罪人であると |
しかし或る人が彼に言う時 |
彼は罪人であると |
彼は彼(その人)に激怒するでしょう |
そして彼を迫害するでしょう |
偽りの謙遜の人は言うでしょう |
彼が持つもの全てを神が彼に与えたと |
しかし彼としては休まず |
善い業を為したと |
しかしこの現在のこのファリサイ派に人々が |
兄弟よ |
彼等が如何に歩んでいるか私に告げなさい |
その律法学者は答えました |
泣きながら |
師よ |
現在のファリサイ派の人々はファリサイ派の衣と名を持っています |
しかし彼等の心と業の中はカナン人です |
そして神に対して彼等がそのような名を横領しなかったらよかったのに |
何故ならそれで彼等はお人よしを騙しているから |
古よ |
如何にあなたは私たちに酷い扱いをしたか |
私たちから真のファリサイ派を取り去り偽りのものを私たちに残したことで |
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185章 |
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イエスは言いました |
兄弟よ |
この扱いをしたのは時ではなく |
むしろ悪い世です |
何故なら真をもって神に仕えることは何時でも可能であるから |
しかし世と付き合うことによって |
何時でも邪悪な風習で |
人々は悪くなります |
さてあなたはあのゲハジのことを知りませんか |
預言者エリシャの僕のことを |
嘘をついて |
彼の主人に恥を掻かせて |
シリア人ナアマンから金と衣服を取りました |
それでもエリシャには多くのファリサイ派の人々がいて |
彼等に対して神は彼に預言させました |
真に私はあなたに言います |
人々の心が邪悪な業にそのように傾いているので |
そして世が彼等をそこに大いに奮い立たせるので |
そしてサタンが彼等を悪に誘惑するので |
今日のファリサイ派の人々はあらゆる善い業とあらゆる聖なる例を避けます |
そしてゲハジの例は神に退けられるものとして彼等に十分です |
その律法学者は答えました |
それは最高に真です |
その後でイエスは言いました |
私は望みます |
あなたが私に神の預言者であるハガイとホセア両人の例を語ることを |
私たちが真のファリサイ派を見る為に |
その律法学者は答えました |
師よ |
私は何を言ったらよいでしょうか? |
確かに多くの者がそれを信じません |
それが預言者ダニエルによって書かれているにも拘わらず |
しかしあなたに従って私は真実を語りましょう |
ハガイは十五歳だった時 |
彼の世襲財産を売ってそれを貧乏人に与え |
彼は預言者アバデヤに仕える為にアナソスから出て行きました |
さて老いたオバデヤは |
ハガイの謙虚さを知って |
彼の弟子たちを教える為の一つの規範として彼を使いました |
それ故に彼(オバデヤ)は屡々彼(ハガイ)に衣服と美味しい食べ物を贈りました |
しかしハガイはいつも使いの者に送り返しました |
こう言って |
行きなさい |
家に戻りなさい |
何故ならあなたは過ちを犯しているから |
オバデヤはそんなものを私に送るだろうか |
確かに違います |
何故なら彼は知っているから |
私の善は無であることを |
そして私が罪だけを犯していることを |
そしてオバデヤは |
彼が次に悪い物をハガイに与えようとした時 |
彼がそれを見えるように |
その結果ハガイは |
彼はそれを見た時 |
彼自身に言いました |
今や |
見なさい |
オバデヤは確かにあなたをないがしろにしました |
何故ならこのものは私だけに相応しいから |
何故なら私は全ての者より悪いから |
そしてそれ以上酷いものは何もありまあせん |
オバデヤからそれを受け取り |
その人の手によって神が私に授けるので |
それは宝物です |
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186章 |
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オバデヤが誰かに祈り方を教えたいと望んだ時 |
彼はハガイを呼んで言いました |
ここであなたの祈りを暗唱しなさい |
皆があなたの言葉を聞こえるように |
そこでハガイは言いました |
イスラエルの主なる神 |
憐れみをもってあなたの僕をご覧下さい |
あなたを求める僕を |
何故ならあなたは彼を創ったから |
正義の主なる神 |
あなたの正義を心に留めてあなたの僕の罪を罰して下さい |
私があなたの業を汚なさいように |
主なる我が神 |
私はあなたに喜びを要求出来ません |
それはあなたがあなたの忠実な僕たちに授けるもの |
何故なら私は罪以外何もしないから |
それ故に |
主よ |
あなたがあなたの僕たちの一人に一つの病を与えようとする時 |
あなたの僕である私を思い起こして下さい |
あなた自身の栄光の為に |
そしてハガイがそうした時 |
その律法学者は言いました |
神は彼を非常に愛したので |
彼の時代忠実であった全ての者の為に |
神は彼に預言の賜物を与えました |
そしてハガイが祈りで求めて神が与えなかったことは何もありませんでした |
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187章 |
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善き律法学者はこれを言いながら泣きました |
船乗りが彼の船が崩壊するのを見て泣くように |
そして彼は言いました |
ホセアは |
神に仕える為に行った時 |
ナフタリ部族の王子でした |
そして年は十四歳でした |
それで |
彼の世襲財産を売って貧乏人に与えました |
彼はハガイの弟子になる為に行きました |
ホセアは慈善行為に燃え上がって |
彼に求められた全てにtuiて彼は言いました |
これはあなたの為に神が私に与えました |
兄弟よ |
それを受け取って下さい |
そno |
その結果 |
therefore!" |
彼には二つの衣服だけが残ったので |
つまり |
一つの粗布の上着と一つの肌着が |
彼は言いました |
これは |
彼の世襲財産 |
そしてそれを貧乏人に与えました |
さもなければ誰もファリサイ派と呼ばれることを許されない故に |
ホセアはモーセの書を所有しました |
それを彼は非常に熱心に読みました |
さてある日ハガイは彼に言いました |
ホセアよ |
誰があなたからあなたの持っていた全てのものを取り去りましたか? |
彼は答えました |
モーセの書です |
偶々近くの預言者の弟子がエルサレムに行きたいと思いました |
しかし外套を持っていませんでした |
それ故に |
ホセアの慈善行為を聞いて |
彼は彼(ホセア)を捜しに行って彼に言いました |
兄弟よ |
私は私たちの神に生贄を捧げる為にエルサレムに行きたいと思っています |
しかし私は外套を持っていません |
それ故に私はどうしたらよいか分かりません |
彼はこれを聞くと |
ホセアは言いました |
許して下さい |
兄弟よ |
何故なら私はあなたに対して大きな罪を犯したから |
何故なら神が私に外套を与えたから |
私があなたに与える為に |
そして私は忘れていました |
今それ故にそれを受け取って下さい |
そして私の為に神に祈って下さい |
その男は |
これを信じて |
ホセアの外套を受け取って去って行きました |
そしてホセアがハガイの家に行った時 |
ハガイは言いました |
誰があなたの外套を取り去ったのか? |
ホセアは答えました |
モーセの書です |
ハガイはこれを聞いて大いに喜びました |
何故なら彼はホセアの善性を理解したから |
偶々ある貧乏人が盗賊たちに身ぐるみ剥がされて裸のまま置き去りにされました |
その後でホセアが |
彼を見て |
彼自身の上着を脱いで裸であった彼にそれを与えました |
彼自身に陰部を覆う山羊の小さな皮を残して |
それ故に |
ハガイに会いに来れなかったので |
善意のハガイはホセアは病気になったと考えました |
そこで彼は彼(ホセア)を見に二人の弟子を遣わしました |
そして彼等は椰子の葉に覆われている彼を発見しました |
そこでハガイは言いました |
さあ私に言いなさい |
何故にあなたは私を訪れなかったのか? |
ホセアは答えました |
モーセの書が私の上着を取り去りました |
そして上着無しにここに来ることを私は恐れました |
その後でハガイは彼に別の上着を与えました |
偶々ある若者が |
ホセアがモーセの書を読んでいるのを見て |
泣いて |
言いました |
私も又書を持っていたなら読んで学びたい |
それを聞いて |
ホセアはその書を彼に与えました |
こう言って |
兄弟よ |
この書はあなたのものです |
何故なら神がそれを私に与えたのは |
私がそれを人に与える為だから |
泣いて |
書を望む人に |
その人は彼を信じて |
その書を受け取りました |
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188章 |
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ホセアの近くにハガイの一人の弟子がいました |
そして彼は |
彼自身の書が上手に書かれたかどうか知りたいと思って |
ホセアを訪れて彼に言いました |
兄弟よ |
あなたの書を手に持って来て下さい |
そしてそれが私のものと等しいかどうか見てみましょう |
ホセアは答えました |
それは私から取り去られました |
誰があなたからそれを取ったのか? |
その弟子は言いました |
ホセアは答えました |
モーセの書です |
それを聞いて |
もう一方の者はハガイの許に行って彼に言いました |
ホセアは気が狂いました |
何故なら彼はこう言ったから |
モーセの書が彼からモーセの書を取り去ったと |
ハガイは答えました |
願わくは |
兄弟よ |
私も同様に気が狂ったものであったなら |
そして全ての気が狂った人々がホセアのようであったなら |
さてシリアの強盗たちが |
ユダヤの地を急襲して |
貧しい寡婦の息子を捕らえました |
彼女はカルメル山のすぐ近くに住んでいました |
そこには預言者たちとファリサイ派に人々が住んでいました |
偶々 |
それ故に |
ホセアは木を切りに行ってその女性に会いました |
彼女は泣いていました |
そこで直ちに彼は泣き始めました |
何故なら彼は誰かが笑うのを見ると笑い |
誰かが泣くのを見ると泣いたから |
それからホセアは彼女が泣いている理由についてその女に尋ねました |
そして彼女は彼に全てを語りました |
するとホセアは言いました |
来なさい |
姉妹よ |
何故なら神があなたにあなたの息子を与えたいから |
そして彼等は二人ともヘブロンに行きました |
そこでホセアは彼自身を売って |
その金を寡婦に与えました |
彼女は |
彼がどのようにその金を得たのか知らずに |
それを受け取りました |
そして彼女の息子を買い戻しました |
ホセアを買った者は彼をエルサレムに連れて行きました |
そこに彼は住んでいました |
ホセアを知らずに |
ハガイは |
ホセアの姿が見えなくなったことを知って |
それ故に苦しみの中に居ました |
すると神の天使が彼に告げました |
彼が奴隷としてエルサレムに連れて行かれたことを |
善良なハガイは |
これを聞いて |
ホセアが居なくなったことで泣きました |
母が息子が居なくなったことで泣くように |
そして二人の弟子を呼んで彼はエルサレムに行きました |
そして神の意志によって |
その町の入口で彼はホセアに会いました |
彼はパンを背負っていました |
彼の主人の葡萄園の労働者たちに運ぶ為に |
彼を認めて |
ハガイは言いました |
息子よ |
どうなっているのか? |
あなたがあなたの老いた父を忘れるとは |
嘆き悲しんであなたを捜す者を |
ホセアは答えました |
父よ |
私は売られました |
そこでハガイは怒って言いました |
あなたを売った悪い奴は誰ですか? |
ホセアは答えました |
神があなたを許すように |
我が父よ |
何故なら私を売った者は非常に善なる者で |
もし彼がこの世に居なかったら誰も聖なる者になれないから |
誰ですか |
それで |
彼は |
ハガイは言いました |
ホセアは答えました |
我が父よ |
それはモーセの書です |
そこで善なるハガイは我を忘れたようになって |
言いました |
願わくは |
我が息子よ |
モーセの書が全ての私の子供たちと共に又私も売ってほしい |
それがあなたを売ったように |
そしてハガイはホセアと共に彼の主人の家に行きました |
彼はハガイを見ると言いました |
私たちの神は讃えられよ |
彼の預言者を私の家に遣わした方を |
そして彼は走って行って彼の手に口づけしました |
そこでハガイは言いました |
兄弟よ |
あなたが買ったあなたの奴隷の手に口づけして下さい |
何故なら彼は私より優れているから |
そして彼は起きた事全てを彼に語りました |
すると主人はホセアに自由を与えました |
そしてそれがあなたが望む全てです |
師よ |
律法学者は言いました |
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189章 |
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そこでイエスは言いました |
これは真です |
何故なら私は神によってそれを確信しているから |
それ故に |
全ての者はこれが真であると知りなさい |
神の名によって |
太陽を静止して |
十二時間動かなくして下さい |
それ故に |
エルサレムとユダヤの全てに大恐怖が臨むように |
そしてイエスは律法学者に言いました |
兄弟よ |
あなたは私から何を学ぼうとするのか? |
あなたにはそのように知識があるのに |
神に誓って |
これは人の救済の為に十分なものです |
ハガイの謙虚と同じ程度 |
ホセアの慈善と共に |
全ての律法と全ての預言者を満たしています |
私に告げなさい |
兄弟よ |
あなたが神殿の中で私に質問しに来た時 |
あなたは考えなかったか |
恐らく |
律法と預言者たちを滅ぼす為に神が私を遣わしたと |
神がこれをすることを望まないのは確かです |
彼は不変であるから |
そしてそれ故に神は人の救済の道を定めました |
彼が全預言者に言わせたのはこれです |
神に誓って |
その面前に私の魂は立ちます |
私たちの父ダビデの書と共にモーセの書が改悪されなかったなら |
偽りのファリサイ派の人々や律法学者たちの人間の習慣によって |
神は彼の言葉を私に授けなかったでしょう |
そして何故私がモーセの書とダビデの書について語るのか? |
あらゆる預言を彼等は改悪しました |
神がそれを命じた故に何事も探求されないまでに |
しかし人々は見ます |
律法学者たちがそれを言うかどうか |
そしてファリサイ派の人々がそれを認めるかどうか |
まるで神が間違っていて |
そして人々は間違わないみたいに |
禍あれ |
それ故に |
この信仰なき世代に |
何故なら彼等の上にあらゆる預言者と正しい人の血が臨むから |
ベレクヤの息子ゼカリヤの血と共に |
彼を彼等は神殿と祭壇の間で殺しました |
どんな預言者を彼等は迫害しなかったか? |
どんな正しい人を彼等は自然死で死ぬまで我慢したか? |
一人もいません |
そして彼等は今や私を殺すことを求めています |
彼等は彼等自身をアブラハムの子等であると誇っています |
そして美しい神殿を持っています |
神に誓って |
彼等はサタンの子等です |
そしてそれ故に彼等は彼の意志を実行します |
それ故にその神殿は |
聖なる都と共に |
滅びるでしょう |
その神殿は一つの石も他の石の上に残らないまでに |
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190章 |
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私に告げなさい |
兄弟よ |
律法を学んだ博士であるあなた |
私たちの父アブラハムに為されたメシアの約束は誰にですか? |
イサクにかイシュマエルにか? |
律法学者は答えました |
師よ |
これをあなたに告げるのを私は恐れます |
死の刑罰の故に |
そこでイエスは言いました |
兄弟よ |
私はあなたの家にパンを食べに来たことを悲しみます |
あなたの創造主である神より現世をあなたが愛するから |
そしてこれ故にあなたの命を失うことをあなたが怖れるから |
しかし信仰と永遠の命を失うことを恐れないから |
心が神の律法について知ることに反して舌が語る時それ(命)は失われます |
そこで善き律法学者は泣いて |
言いました |
師よ |
どのように効果を生ずるか私が知っていたなら |
人々の間で扇動が起きないように私が言わないでいた多くのことを私は宣べ伝えたでしょう |
イエスは答えました |
あなたは尊重してはいけません |
人々を |
全てこの世を |
全ての聖なる人々を |
全ての天使たちを |
それが神に対して罪の原因となる時 |
それ故にあなたの創造主である神に罪を犯すより全世界を滅ぼしなさい |
そしてそれを罪と共存しないようにしなさい |
何故なら罪は滅ぼし守らないから |
そして神は創造する力ある方であるから |
海にある砂ほど多くの世界を |
そしてそれ以上のものを |
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191章 |
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律法学者はそこで言いました |
私を許して下さい |
師よ |
何故なら私は罪を犯したから |
イエスは言いました |
神はあなたを許します |
何故なら彼に対してあなたは罪を犯したから |
すると律法学者言いました |
私はモーセとヨシュアの手によって書かれた古書を見ました |
(彼(ユシュア)はあなたがしたように太陽を停止させました) |
(彼等は)神の僕たちであり預言者たち(です) |
その書はモーセの真の書です |
その中にイシュマエルがメシアの父であると書かれています |
そしてイサクはメシアの使徒の父であると |
そしてこのようにその書は言います |
モーセが言いました |
イスラエルの主(である)神は |
力強く慈悲深い(方は) |
栄光の誉れをあなたの僕に明らかに示します |
その後で神はイシュマエルの腕の中に彼の使徒を彼に示します |
そしてアブラハムの腕の中にイシュマエルを |
イシュマエルの近くにイサクが立ちました |
その者の腕の中に一人の子供が居ました |
その者は指で神の使徒を指さして |
こう言います |
彼の為に神が全てのものを創ったというのはこの人です |
するとモーセが喜んで叫びました |
イシュマエルよ |
あなたの腕の中にあります |
全世界が |
そして楽園が |
私を心に留めて下さい |
神の僕に |
あなたの息子の故に神の目の中に慈悲を私は見出せるから |
何故なら彼の為に神は全てを造ったから |
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192章 |
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その書の中に見つからないことは |
神が牛或いは羊を食べること |
その書の中に見つからないことは |
神がイスラエルだけに彼の慈悲を留めたこと |
むしろ神は全ての人に慈悲を垂れます |
己の創造主である神を真に求める人を |
この書の全てを私は読むことが出来ませんでした |
何故なら大祭司が |
彼の書庫の中に私は居ました |
私に禁じたから |
イシュマエルがそれを書いたと言いながら |
そこでイエスは言いました |
あなたが再びその真実を隠しておかないようにしなさい |
メシアへの信仰によって神が人々に救いを与える故に |
そしてそれ無しに救いは与えられない故に |
そしてそれでイエスは彼の説教を終えました |
その後で |
彼等が食事しながら座っていると |
見なさいマリアが |
イエスの足に涙を流した者が |
ニコデモの家の中に入って |
(それが律法学者の名前でした) |
そしてイエスの足許に身を置いて泣きながら |
(こう)言います |
主よ |
あなたの僕は |
あなたを通して神の慈悲を見出した者は |
姉妹を持っています |
そして兄弟を |
その者は今死の危険にさらされている病で寝ています |
イエスは答えました |
あなたの家はどこですか |
私に告げなさい |
何故なら私は彼の健康を神に祈る為に行くから |
マリアは答えました |
ベタニアが私の兄弟と私の姉妹の家です |
何故なら私自身の家はマグダラだから |
私の兄弟は |
それ故に |
ベタニアに居ます |
イエスはその女に言いました |
あなたは直ちにあなたの兄弟の家に行きなさい |
そしてそこで私を待ちなさい |
何故なら私は彼を癒やしに行くから |
そしてあなたは恐れてはいけません |
何故なら彼は死なないから |
その女は去って行きました |
そしてベタニアに行って彼女の兄弟がその日死んだことを知りました |
それ故に彼等は彼等の父祖たちの墓の中に彼を置きました |
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193章 |
☞ヨハネ福音書11:1-44 |
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イエスはニコデモの家に二日間留まりました |
そして三日目に彼はベタニアに向かって去って行きました |
そして彼はその町に近づくと |
彼は彼の二人の弟子を彼の前に遣わしました |
彼の来たことをマリアに告げる為に |
彼女はその町から走り出て来ました |
そして彼女はイエスを見出すと |
言いました |
泣きながら |
主よ |
あなたは言いました |
私の兄弟は死なないと |
しかし現在彼は埋葬されて四日経ちます |
願わくは私があなたを呼ぶ前にあなたが来ていたら |
何故ならその時は彼は死んでいなかったから |
イエスは答えました |
あなたの兄弟は死んでいません |
そうではなく眠っています |
それ故に私は彼を起こしに来ています |
マリアは答えました |
泣きながら |
主よ |
そのような眠りから彼は裁きの日に起こされるでしょう |
神の天使が彼のトランペットの音を鳴り響かせることによって |
イエスは答えました |
マリアよ |
私を信じなさい |
彼はその日の前に起きるでしょう |
何故なら彼の眠りに勝る力を神が私に与えたから |
そして真に私はあなたに言います |
彼は死んでいません |
何故なら神と共に慈悲を見出さずに死ぬ者だけが死者であるから |
マリアは急いで戻って彼女の姉妹マルタにイエスの来訪を告げました |
さてエルサレムから沢山のユダヤ人がラザロの死に集まりました |
そして多くの律法学者とファリサイ派の人々も |
マルタは |
彼女の姉妹マリアからイエスの来訪を聞くと |
急いで立ち上がって外に走り出ました |
すると大勢のユダヤ人たちが |
律法学者たちが |
そしてファリサイ派の人々が彼女を慰めに彼女の後を追いました |
何故なら彼女は彼女の兄弟のことで泣く為に墓に行こうとしていると彼等は思ったから |
それ故にイエスがマリアと話していた場所に彼女は着くと |
マルタは泣きながら言いました |
主よ |
願わくはあなたがここに居たら |
そうすれば私の兄弟は死ななかったから |
マリアはその時泣きながら来ました |
するとイエスは涙を流して |
ため息をつきながら言いました |
あなたたちは何処に彼を横たえたのか? |
彼等は答えました |
来て見て下さい |
ファリサイ派の人々は彼等の中で言いました |
さてこの人は |
ナインの寡婦の息子を蘇らせた者は |
何故彼はこの男を死なせたままにしているのか? |
彼は死んでいないと言って |
イエスは墓にやって来ると |
そこでは皆が泣いていました |
言いました |
泣くことはありません |
何故ならラザロは眠っているから |
そして私は彼を起こしに来ています |
ファリサイ派の人々は彼等自身の中で言いました |
願わくはあなたがそのように眠ったらよいのに |
そこでイエスは言いました |
私の時はまだ来ていません |
しかしそれ(時)が来れば私はこのように眠るでしょう |
そして速やかに目覚めるでしょう |
それからイエスは再び言いました |
墓から石を取り去りなさい |
マルタは言いました |
主よ |
彼は悪臭を放ちます |
何故なら彼が死んで四日経つから |
イエスは言いました |
それでは何故に私がここに来たのか? |
マルタよ |
あなたは私を信じないのですか? |
私が彼を起こすと |
マルタは答えました |
あなたが神の聖なる方であることを私は知っています |
神はあなたをこの世に遣わしました |
そこでイエスは彼の手を天に差し上げて |
言いました |
アブラハムの主なる神よ |
イシュマエルとイサクの神よ |
私たちの父祖たちの神よ |
この女たちの苦悩を憐れんで下さい |
そしてあなたの聖なる名に栄光を与えて下さい |
そして皆がアーメンと答えた時 |
イエスは大声で言いました |
ラザロよ |
出て来なさい |
すると死んだ彼は立ち上がりました |
そしてイエスは彼の弟子たちに言いました |
彼を解きなさい |
何故なら彼は墓の衣を巻き付けられていていたから |
彼の顔の上のナプキンと共に |
私たちの父祖たちが彼等の死者を埋葬する習慣通りに |
ユダヤ人の大勢とファリサイ派の何人かがイエスを信じました |
何故ならその奇跡が偉大であったから |
彼等の不信の中に留まった者たちは去ってエルサレムに行き |
大祭司にラザロの甦りを告げました |
そして如何に多くの者がナザレ人になったかを |
何故なら彼等は悔い改めに導かれた者たちをそう呼んだから |
イエスが伝道した神の言葉を通して |
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194章 |
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律法学者たちとファリサイ派の人々は大祭司と相談しました |
☞ヨハネ福音書12:9-11 |
ラザロを殺そうと |
何故なら多くの者が彼等の習わしを放棄してイエスの言葉を信じたから |
何故ならラザロの奇跡が偉大なものであったから |
ラザロが人々と会話したのを見て |
そして食べて飲むのを見て |
しかし彼が有力者であったので |
エルサレムに一人の従者を持ち |
彼の姉妹と共にマグダラとベタニアに(資産を)所有して |
彼等は何をすべきか分かりませんでした |
イエスがベタニアに行き |
ラザロの家に入ると |
マルタが |
☞ルカ福音書10:38-42 |
マリアと共に |
彼に奉仕しました |
マリアは |
イエスの足元に一日座って |
彼の言葉を聞いていました |
するとマルタはイエスに言いました |
主よ |
あなたは見えませんか |
私の姉妹があなたの世話をしないのを |
そしてあなたとあなたの弟子たちの食べるものを提供しないのを |
イエスは答えました |
マルタよ |
マルタよ |
あなたは何をすべきか心配してはいけません |
何故ならマリアは永遠に彼女から取り去られないものを分けて選んだから |
イエスは |
彼を信じる大群衆と共に食卓に座って |
話しました |
こう言って |
兄弟よ |
私にはあなたたちと共に居る時間は少ししかありません |
何故なら私がこの世から去らなければならない時は間近であるから |
それ故に預言者エゼキエルに神が語った言葉を私はあなたたちに齎します |
こう言うことを |
私は |
あなたの神は |
永遠に生きます |
罪を犯す魂は |
それは死にます |
しかし罪人が悔い改めるなら |
彼は死なずに生きます |
それ故に現在の死は死ではなく |
むしろ長い死の終わりです |
気絶して感覚から切り離される時の肉体のように |
それはその中に魂を持つけれども |
これ以外完全な死体に勝る優位な点は他にありません |
埋められた肉体は神がそれを再び起こすのを待ちます |
しかし無意識は感覚が戻るのを待ちます |
見なさい |
だから |
現在の生命は死であることを |
神を感知しない故に |
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195章 |
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私を信じる者たちは永遠に死にません |
何故なら私の言葉を通して彼等は彼等の内に神を認識するから |
そしてそれ故に彼等の救いを見つけるから |
死は神の命令によって自然が行う一つの行為以外の何ものだろうか? |
いわば人が鳥を紐で結んで |
その紐を彼の手に持って |
頭がその鳥を飛び去らせたい時 |
それをどうするか? |
確かにそれ(頭)は当然手に開くことを命じます |
そしてそれで直ぐに鳥は飛び去ります |
私たちの魂は |
預言者ダビデが言ったように |
鳥捕りの罠から逃げた雀のようです |
人が神の保護の下に留まる時 |
そして私たちの命は一つの紐に似ています |
それによって自然は魂を人の肉体と感覚に結び付けます |
それ故に神が望んで |
自然に開放することを命じる時 |
命は断たれて魂は天使たちの手に逃れます |
彼等を神が魂を受けるように定めました |
だから |
友たちは泣かないようにしなさい |
彼等の友が死ぬ時 |
何故なら私たちの神はそれを望まないから |
そうではなく彼は止めどなく泣きなさい |
彼が罪を犯す時 |
何故ならそれで魂が死ぬから |
それがそれ自身を神から切り離すので |
真の命を |
魂と結び付いていない肉体が恐ろしいものなら |
神と結び付いていない魂はもっとずっと恐ろしいものです |
神はその思いやりと慈悲でそれ(魂)を美化して活気づかせます |
そしてこれを言ってイエスは神に感謝を捧げました |
するとラザロが言いました |
主よ |
この家は私の創造主である神に属します |
彼が私の管理下に与えた全てのものと共に |
貧しい者に提供する為に |
それ故に |
あなたが貧しくて |
大勢の弟子たちを持っている故に |
来てここに住んで下さい |
あなたが好きな時に |
好きなだけ |
何故なら神の僕はあなたに奉仕したいから |
必要なだけ |
神への愛の為に |
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196章 |
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これを聞いた時イエスは喜びました |
そして言いました |
死ぬことが如何に良い事か気づきなさい |
ラザロは一度だけ死にました |
そしてこの世の中の最高の賢人たちにも知られていないような教えを学びました |
彼等は本の間で歳を取りました |
願わくは人が皆一度だけ死んでこの世に戻れますように |
ラザロのように |
人々が生きることを学べるように |
ヨハネは答えました |
師よ |
一言話すことを私に許していただけますか? |
大いに話しなさい |
イエスは答えました |
何故なら人は彼の財産を神の奉仕に必ず分配するように |
そのように又彼は教えを必ず分配するから |
そしてそうすればするほど彼は必ずそうします |
その言葉が魂に悔い改めを起こさせる力を持つ故に |
一方財産は死者に命を戻すことが出来ません |
それ故に彼は殺人者です |
貧乏人を助ける力を持ちながら貧乏人が飢えて死ぬのを助けない時 |
しかしもっと酷い殺人者は |
神の言葉によって罪人を悔い改めに転向させることが出来るのに |
彼を転向させないで |
そのままにする者です |
神が言うように |
「吠えない犬のような」 |
それに対して神は言います |
「滅びなければならない罪人の魂 |
あなたが私の言葉を隠した故に |
私はそれをあなたの手に求めます |
不忠実な僕よ」 |
どんな状況の中に |
それでは |
律法学者たちとファリサイ派の人々はいるのか? |
彼等は鍵を持っていて入ろうとしません |
それどころか入りたい者たちを妨げます |
永遠の命に |
あなたは私に求めます |
ヨハネよ |
一言話す許可を |
私の百万の言葉を聞いて |
真に私はあなたに言います |
私は必ず十回あなたに耳を傾けます |
あなたが私に耳を傾けた一回毎に |
そして他人に耳を傾けない者は |
彼が話す度毎に彼は罪を犯すでしょう |
私たちは私たち自身の為に望むことを他人にすべきであり |
受けることを望まないことを他人にすべきではないから |
そこでヨハネは言いました |
師よ |
何故神はこれを人々に授けないのですか? |
ラザロがしたように彼等が一回死んで戻ることを |
彼等が彼等自身と彼等の創造主を知ることを学ぶ為に |
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197章 |
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イエスは答えました |
私に告げなさい |
ヨハネよ |
或る家主が居ました |
彼は一つの欠けもない斧を彼の僕の一人に与えました |
しかしその労働者はその斧を忘れました |
そして言いました |
主人が古い斧を私に与えていたら |
私は簡単にその木を切り倒せたのに |
私に告げなさい |
ヨハネよ |
その主人は何んと言ったか? |
確かに彼は激怒しました |
そして古い斧を手に取って彼の首を叩き落としました |
こう言って |
馬鹿でごろつき奴 |
私がお前に斧を与えたのは |
それによってお前が苦労しないで木を切り倒せる為だ |
それなのにお前はこの斧を求めます |
それによって人は非常に苦労しなければならないのに |
そして切られたものは全て無駄になって良い事は何もないのに |
私はあなたに望むのは |
あなたの仕事が上手くいくように木を切り倒すことだ |
これは真理ですか? |
ヨハネは答えました |
それは最も真理です |
そこでイエスが言いました |
私は永遠に生きるので |
神は言います |
私はあらゆる人に一つの良い斧を与えました |
それは一人の死者の埋葬の光景です |
誰でもこの斧を上手く振るって |
痛みなしに彼等の心から罪の木を取り除きます |
それ故に彼等は私の惠みと憐れみを受け取れます |
彼等の善い業の為に永遠の命の功績を彼等に与えることで |
しかし彼が死ぬべきものであることを忘れる者は |
再三再四他の者たちの死を見ながら |
こう言います |
私が他の人生を見ることが出来るなら |
私は善い業を実行するでしょう |
私の激怒は彼の上を襲い |
私は彼を死で撃ち |
彼は最早何も良いものを受け取れないでしょう |
ヨハネよ |
イエスは言いました |
如何に彼はとても有利であるか |
他人の転倒から彼の足で立つことを学ぶ者は |
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198章 |
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そこでラザロが言いました |
師よ |
真に私はあなたに言います |
私は想像出来ません |
墓に運ばれた死体を再三再四見て私たちの創造主である神を恐れない者に相応しい罰を |
そのような人はこの世の事の為に |
それを彼は完全に捨てるべきであるのに |
彼に全てを与えた彼の創造主を怒らせます |
そこでイエスは彼の弟子たちに言いました |
あなたたちは私を師と呼びます |
そしてあなたたちがそうするのは善い |
神が私の口によってあなたたちに教えているので |
しかしあなたたちはラザロをどう呼んだらよいのか? |
真に彼はここで全ての師たちの師です |
師はこの世で教義を教えます |
私は本当にあなたたちに教えました |
どのようにあなたたちが善く生きるべきか |
しかしラザロはあなたたちに教えるでしょう |
どのように善く死ぬか |
神に誓って |
彼は預言の賜物を受けました |
それ故に彼の言葉に耳を傾けなさい |
それは真です |
そしてあなたたちが彼に耳を傾ければ傾けるほど |
善く生きることは空しいことです |
人が悪く死ぬなら |
ラザロが言いました |
師よ |
私はあなたに感謝します |
あなたがその真実を尊ぶことを |
それ故に神はあなたに大きな功績を与えるでしょう |
そこでこの著者が言いました |
師よ |
どうしてラザロは真実を話しているのか? |
あなたにこう言うことで |
「あなたには大きな功績があるでしょう」 |
一方あなたはニコデモに言いました |
人は罰以外何にも値しないと |
従ってあなたは神に罰せられるのか? |
イエスは答えました |
それを神は喜ぶでしょう |
私がこの世で神の罰を受けることを |
何故なら私はそれほど忠実に彼に仕えていないから |
私がしなければならないほどには |
しかし神は私を愛したので |
彼の慈悲によって |
全ての罰は私から取り下げられました |
他の人間によって私が激痛を負うことのみに |
何故なら罰は私に相応しかったから |
何故なら人々が私を神と呼んだから |
しかし私が告白した故に |
私は神ではないと |
真実として |
又私はメシアでもないと告白した故に |
それ故に神は私から罰を取り去りました |
そして邪悪な人に私の名でそれを受けさせるでしょう |
その為にその恥だけが私のものになるでしょう |
それ故に私はあなたに言います |
我がバルナバよ |
人が話す時 |
神が彼の隣人に与えるべきことを |
彼は言いなさい |
彼の隣人がそれに相応しいと |
しかし彼はそれに注意しなさい |
神が彼自身に与えるべきことを話す時 |
彼は言います |
神は私に与えるでしょう |
そして彼はそれに注意しなさい |
彼が言わないことに |
私は賞讃に価する価値があると |
何故なら神は喜んで彼の慈悲を彼の僕に授けるから |
彼等が告白する時 |
彼等が彼等の罪の為に地獄に相応しいと |
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199章 |
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神は慈悲において非常に恵み豊かであり |
千の海の水といえども |
如何に多く見出されても |
地獄の炎の光一つを消せないが |
神に罪を犯して嘆き悲しむ人の一滴の涙が |
地獄全てを消します |
神が彼を救う大いなる慈悲によって |
神は |
それ故に |
サタンを混乱させ彼自身の賜物を示す為 |
彼の慈悲の面前で称賛に価する価値と呼ぶことを望みます |
彼の忠実な僕のあらゆる善き業を |
そして彼がそのように彼の隣人について言うことを望みます |
しかし彼自身について |
人はこう言うことに気を付けなければなりません |
私は称賛に価する価値がある |
何故なら彼は有罪と宣告されるから |
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200章 |
☞マルコ福音書11:1-11 |
☞マタイ福音書21:1-11 |
☞ルカ福音書19:28-40 |
☞ヨハネ福音書12:12-19 |
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イエスはそこでラザロに振り向いて |
そして言いました |
兄弟よ |
私は少しの間この世に留まらなければなりません |
それ故に私はあなたの家の近くに居なければならない時 |
どこか他所に行かないようにしましょう |
何故ならあなたは私に奉仕するから |
私への愛の為ではなく |
神への愛の為に |
ユダヤ人の過越しの祝いに近づきました |
それ故にイエスは彼の弟子たちに言いました |
私たちはエルサレムに行って過越し祭の子羊を食べましょう |
そして彼はペトロとヨハネを遣わしました |
こう言って |
あなたたちは町の門の近くで子馬と共にいる驢馬を見出すでしょう |
それを解き放してそれをここに連れて来なさい |
私がその上に乗ってエルサレムに行かなければならないから |
そしてもし誰かがあなたたちに尋ねてこう言うなら |
何故にあなたたちはそれを解き放つのか? |
彼等に言いなさい |
師がそれを必要としています |
すると彼等はそれを連れて行くのをあなたたちに許すでしょう |
弟子たちは行って |
イエスが彼等に話したこと全てを見出して |
それ故に彼等は驢馬と子馬を連れて来ました |
弟子たちはそこで彼等の外套を子馬の上に置きました |
そしてイエスはその上に乗りました |
エルサレムの人々は聞いた時 |
ナザレのイエスがやって来たことを |
人々は彼等の子供たちと共に出て来ました |
イエスを見ることを切に欲して |
彼等の手に椰子とオリーブの枝を抱えて |
こう歌いながら |
「神の名によって私たちの許に来る方に祝福あれ |
ホサナ |
ダビデの息子よ」 |
イエスが町に入ると |
人々は彼等の衣服を驢馬の足の下に広げました |
こう歌いながら |
「神の名によって私たちの許に来る方に祝福あれ |
ホサナ |
ダビデの息子よ」 |
ファリサイ派の人々はイエスを非難しました |
こう言って |
この者たちが何を言っているのかあなたは分からないのか? |
彼等を黙らせなさい |
そこでイエスは言いました |
我が魂が御前に立つ神に誓って |
人々が黙るなら |
石が叫び出すでしょう |
悪党の罪人たちの不信仰に対して |
そしてイエスがこれを言うと |
エルサレムの全ての石が大声で叫びました |
「主なる神の名によって私たちの許に来る方に祝福あれ」 |
それにも拘わらずファリサイ派の人々は未だ彼等の不信仰の中に留まっていました |
そして |
彼等自身一緒に集まって |
彼の話すことによって彼を捕らえようと相談しました |
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201章 |
☞ヨハネ福音書8:1-11 |
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イエスが神殿の中に入ると |
律法学者たちとファリサイ派の人々は彼の許に連れt来ました |
姦淫で捕えた一人の女を |
彼等は自分たちの中で言いました |
もし彼が彼女を救うなら |
それはモーセの律法に反します |
それで私たちは彼を有罪に出来ます |
しかしもし彼が彼女を非難するなら |
それは彼自身の教えに反します |
何故なら彼は慈悲を伝道しているから |
それ故に彼等はイエスの許に来て言いました |
師よ |
私たちは姦淫中のこの女を見つけました |
モーセは石打ちにせよと命じました |
それであなたは何と言いますか? |
そこでイエスは身を屈めて |
彼自身の指で地面の上に鏡を作りました |
その中に全ての者が彼自身の諸々の不正行為を見ました |
彼等が未だ答えを迫るので |
イエスは身を伸ばして |
彼の指で鏡を指さしながら |
言いました |
あなたたちの中で罪の無い者が |
最初に彼女を石で打ちなさい |
そして再び身を屈めました |
鏡を形作る為に |
人々は |
これを見て |
一人ずつ去って行きました |
初めに最年長者から |
何故なら彼等は彼等の嫌悪すべきことを見て恥じたから |
イエスは身を起こして |
女以外誰もいないを見て |
言いました |
女よ |
あなたを非難した者たちは何処ですか |
その女は答えました |
泣きながら |
主よ |
彼等は立ち去りました |
そしてあなたが私を許すなら |
神に誓って |
私は二度と罪を犯しません |
そこでイエスは言いました |
神を讃えなさい |
安心してあなたの道を行きなさい |
そして二度と罪を犯してはいけません |
何故なら神が私を遣わしたのはあなたを有罪とする為ではないから |
それから |
☞マタイ福音書18:10-14 |
☞ルカ福音書15:1-7 |
律法学者たちとファリサイ派の人々が集まっているので |
イエスは彼等に言いました |
私に告げなさい |
もしあなたたちの一人が百匹の羊を持っていて |
その一匹がいなくなったら |
それを見つけにいかないだろうか |
九十九匹を残して |
そしてあなたがそれを見つけたら |
あなたの肩の上にそれを載せて |
あなたの隣人たちを呼び集めて |
彼等に言わないだろうか |
私と共に喜んでください |
何故なら私は失った羊を見つけたから |
確かにあなたたちはそうするでしょう |
さあ私に言いなさい |
私たちの神は人を愛さないだろうか |
人の為に彼(神)はこの世を造ったのに |
神に誓って |
悔い改める一人の罪人に対して神の天使たちの前にそのような喜びがあります |
何故なら罪人たちは神の慈悲を知らせるから |
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202章 |
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私に告げなさい |
医者は誰によってより多く愛されるか |
何も病気を持ったことが者たちによってか |
医者が酷い病気を癒やした者たちによってか |
ファリサイ派の人々は彼に言いました |
本当に健康な者が医者を愛するだろうか |
確かに彼は病気にならない為だけに彼(医者)を愛するでしょう |
そして病気のことを知らないので彼は医者を少しだけ愛するでしょう |
そこで霊の激しさをもってイエスは語りました |
こう言って |
神に誓って |
あなたたち自身の舌があなたたちの誇りを非難します |
私たちの神は悔い改める罪人によってより多く愛される故に |
神の大いなる慈悲が彼の上にあることを知って |
正しい者より |
何故なら正しい者は神の慈悲を知らないから |
それ故に神の天使たちの前により多くの喜びがあります |
悔い改める一人の罪人に対して |
九十九人の正しい人々に対するより |
私たちの時代に正しい者は何処にいますか? |
我が魂が御前に立つ神に誓って |
不正な正しい者の数は多い |
彼等の状態はサタンのそれに似ている故に |
律法学者たちとファリサイ派の人々は答えました |
私たちは罪人です |
それ故に神は私たちを憐れむでしょう |
そしてこれを彼等は言って彼を試みました |
何故なら律法学者たちとファリサイ派の人々は最大の侮辱と見做すから |
罪人を呼ばれることを |
そこでイエスは言いました |
恐らくあなたたちは不正な正しい者でしょう |
何故ならあなたたちは罪を犯してあなたたちの罪を否定するなら |
あなたたち自身を正しい者と呼んで |
あなたたちは不正な者です |
そしてあなたたちの心の中であなたたち自身を正しいと思って |
そしてあなたたちの舌であなたたちは罪人である言うなら |
その時はあなたたちは二重に不正な正しい者です |
律法学者たちとファリサイ派の人々はこれを聞くと狼狽して去って行きました |
平穏のうちにイエスを彼の弟子たちと共に残して |
そして彼等は癩病のシモンの家に行きました |
その者の癩病を彼は清めました |
町の人々はシモンの家に病人を寄せ集めました |
そして病人を癒やすようにイエスに懇願しました |
そこでイエスは |
彼の時が近いことを知って |
言いました |
病人を呼び集めなさい |
居るだけ |
何故なら神には彼等を癒やす力と慈悲があるから |
彼等は答えました |
私たちは知りません |
エルサレムの中のこの人々に他にどんな病人がいるのか |
イエスは泣きながら答えました |
エルサレムよ |
エルサレムよ |
私はあなたのことで泣きます |
何故ならあなたはあなたの災いを知らないから |
あなたの創造主である神の愛の許に私はあなたを喜んで集める故に |
雌鳥が彼女の子供たちを彼女の翼の下に集めるように |
しかしあなたは望まなかった |
それ故に神はこのようにあなたに言います |
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203章 |
☞ルカ福音書19:41-44 |
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都よ |
頑なな心と捻じれた心の |
私はあなたに私の僕を遣わしました |
最後まで |
彼があなたの心を変えて |
あなたが悔い改めるように |
しかしあなたは |
混乱の都よ |
全てを忘れました |
私がエジプトとファラオの上にしたことを |
あなたを愛する故に |
イスラエルよ |
何度もあなたは泣きます |
私の僕があなたの病んだ体を癒やすことを求めて |
しかしあなたは私の僕を殺そうと努めます |
何故なら彼があなたの罪の心を癒やそうと努めるから |
あなたは |
それで |
私に罰せられないままで居られるのか? |
あなたは |
それで |
永遠に生きられるのか? |
そしてあなたの誇りが私の手からあなたを救出できるのか? |
確かに違います |
何故なら私はあなたに対して軍隊と共に君主たちを齎すから |
そして彼等は強力にあなたを囲むでしょう |
そしてそのように私はあなたを彼等の手に渡します |
あなたの誇りが地獄に落ちるように |
私は老人たちも寡婦たちも許しません |
私は子供たちを許しません |
そうせずに私はあなたたち全てを渡します |
飢饉に |
剣に |
そして嘲笑に |
そして神殿を |
私が慈悲で見ていたものを |
私は都と共に荒廃させるでしょう |
あなたが(こう)なるまで |
寓話に |
嘲りに |
そして諺に |
国々の間で |
あなたの上に留まる私の激怒はそれほどです |
そして私の憤激は静まりません |
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204章 |
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これを言って |
イエスは再び言いました |
あなたたちは知らないのか? |
他に病んだ人々がいることを |
神に誓って |
彼等はエルサレムの中で少数です |
体が病んでいる者たちより心が健全である者たちは |
そしてあなたたちがその真実を知る為に |
私はあなたに言います |
病んだ人々よ |
神の名によって |
あなたの病をあなたから出て行かせなさい |
そして彼がこれを言うと |
直ちに彼等は癒されました |
その人々は泣きました |
エルサレムに対する神の激怒を彼等が聞いた時 |
そして慈悲を求めて祈りました |
イエスが言った時 |
エルサレムが彼女の罪の為に泣いて懺悔するなら |
私の道を歩んで |
神は言います |
私は彼女の不正をこれ以上思い出しません |
そして私は彼女に何の災いも下しません |
私が言った災いを |
しかしエルサレムは彼女の破滅の為に泣いて |
彼女が私を汚した為に泣きません |
それによって彼女は国々の間で私の名を冒瀆しました |
それ故に私の激怒はもっと燃え上がります |
永遠に生きる私に誓って |
もしヨブが |
アブラハムが |
サムエルが |
ダビデが |
そしてダニエルが |
私の僕たちが |
モーセと共に |
この民の為に祈るなら |
エルサレムに対する私の激怒は和らげられるでしょう |
そしてこれを言って |
イエスはその家の中に退きました |
一方後に残った者は皆恐れ慄いていました |
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205章 |
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一方イエスは彼の弟子たちと共に夕食を食べていました |
☞マルコ福音書14:3-9 |
☞マタイ福音書26:6-13 |
☞ヨハネ福音書12:1-8 |
癩病人シモンの家の中で |
見なさい |
ラザロの姉妹マリアがその家に入って来ました |
そして |
容器を壊すと |
イエスの頭と衣服に油を注ぎました |
これを見て |
裏切り者のユダはマリアがそのようにすることを妨げようにしました |
☞マルコ福音書14:10-11 |
☞マタイ福音書26:14-16 |
☞ルカ福音書22:3-6 |
こう言って |
行ってその油を売ってその金を持って来なさい |
私が貧乏人に与えられるように |
イエスは言いました |
何故あなたは彼女を妨げるのか |
彼女をほって置きなさい |
何故なら貧乏人は常にあなたたちと共に居るが |
私は常に居られないから |
ユダは答えました |
師よ |
この油は貨幣三百枚で売れます |
ご覧ください |
なんと多くの貧しい人々が救われることか |
イエスは答えました |
ユダよ |
私はあなたの心を知っています |
忍耐しなさい |
それ故に |
そして私はあなたに全てを与えましょう |
皆恐れながら食事しました |
そして弟子たちは悲しみました |
何故なら彼等は知っていたから |
イエスが間もなく彼等から去ることを |
しかしユダは憤慨しました |
何故なら彼は知ったから |
彼が貨幣三十枚を失ったことを |
その油を売らなかった為に |
彼は全ての十分の一を盗んでいたので |
イエスに渡された全ての |
彼は大祭司を捜しに行きました |
大祭司は会議に集まっていました |
祭司たちの |
律法学者たちの |
そしてファリサイ派の人々の |
彼等にユダは話してこう言いました |
あなたたちは私に何を与えますか |
それで私はあなたたちの手にイエスを売りましょう |
彼自身をイスラエルの王にしようとした者を |
彼等は答えました |
さてどのようにあなたは彼を私たちの手に渡そうとするのか |
ユダは言いました |
私が知る時 |
彼が祈る為に都の外に行くことを |
私はあなたたちに告げましょう |
そしてその場所にあなたたちを導きましょう |
彼が見出される場所に |
何故なら都の中で彼を捕まえるのは騒乱なしに不可能であるから |
大祭司は答えました |
もしあなたが彼を私たちの手に渡すなら |
私たちは金三十枚をあなたに与えましょう |
そしてあなたは知るでしょう |
如何に私があなたを良くもてなすか |
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206章 |
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日が昇ると |
イエスは大勢の人々と共に神殿に行きました |
すると大祭司が近づいて |
言います |
私に告げなさい |
イエスよ |
あなたは全て忘れたのか? |
あなたが告白したことを |
あなたは神ではないと |
神の息子でもないと |
メシアですらないと |
イエスは答えました |
否 |
確かに |
私は忘れていません |
何故ならこれは私の告白であるから |
その告白で裁きの日に神の裁きの席の前で私は耐えることが出来ます |
何故ならモーセの書の中に書かれていることは全て最も真であるから |
私たちの創造主である神は唯一の神であり |
私は神の僕であり |
神の使いに仕えることを望んでいます |
その方をあなたたちはメシアと呼びます |
大祭司が言いました |
それでは何でそれを蹴とばすのか? |
大勢の人々と共に神殿に来て |
あなたは求めているのか? |
或いは |
あなた自身をイスラエルの王にすることを |
何らかの危険があなたに降りかからないように気を付けなさい |
イエスは答えました |
もし私が私自身の栄光を求めて |
この世で私の分け前を望んだなら |
私は逃げなかった |
ナインの人々が私を王にしようとした時 |
私を信じなさい |
真に |
私がこの世で何も求めないことを |
そこで大祭司は言いました |
メシアに関して一つのことを私たちは知りたい |
そしてその時 |
祭司たちは |
律法学者たちは |
そしてファリサイ派の人々はイエスを取り囲みました |
イエスは答えました |
それはどんなことですか? |
メシアについてあなたが知りたいことは |
多分それは偽りですか? |
確かに私はあなたに偽りを言いません |
何故なら私が偽りを言ったら私は敬愛されたから |
あなたによって |
そして律法学者とファリサイ派の人々によって |
全てのイスラエル人と共に |
しかし私があなたに真実を言う故に |
あなたは私を憎み私を殺すことを求めます |
大祭司が言いました |
今や私たちは知りました |
あなたの背に悪魔がいることを |
何故ならあなたはサマリア人であるから |
そして神の祭司を尊敬しないから |
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207章 |
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イエスは答えました |
神に誓って |
私は私の背に悪魔を負っていません |
そうではなく私は悪魔を追い出すように努めています |
それ故に |
この為に悪派が私に敵対してこの世を扇動しています |
私がこの世のものでない故に |
しかし私は求めます |
神が讃えられることを |
彼が私をこの世に遣わしました |
それ故に私に耳を傾けなさい |
それで私はあなたに告げましょう |
その背に悪魔を負う者に |
御前に私の魂が立つ神に誓って |
悪魔の意志に従って働く者が |
彼がその背に悪魔を負っています |
彼(悪魔)の意志の馬勒を彼の上に置く者が |
そして彼(悪魔)の喜びで彼を支配する者が |
彼をあらゆる不正に走らせる為に |
丁度衣服のようにその名を変えます |
それがその所有者を変える時 |
それが全く同じ布であるにも拘わらず |
そのように又人々は |
彼等は完全に一つの材料から成っているのに |
人に働きかける者の働きの故に違います |
もし私が(私の知る)罪を犯したなら |
何故あなたは兄弟のように私を叱らないのか? |
敵のように私を憎む代わりに |
真に一つの体の組織は互いに助けます |
それらが頭で結ばれる時 |
しかしそれらが頭から切り離さるとそれに助けを与えません |
何故なら一つの体の手は他の体の足の痛みを感じないから |
結ばれている体のそれ以外 |
御前に私の魂が立つ神に誓って |
彼の創造主である神を畏れ愛する者は憐れみを感じます |
彼の頭である神が憐れむ者たちに対して |
そして知ります |
神が罪人の死を望まずに |
各人が悔いるのを待つことを |
もしあなたがその体の一部なら |
私が結び付いている体の一部なら |
神に誓って |
あなたは私を助けるでしょう |
私自身の頭に従って働く為に |
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208章 |
☞コーラン2.125-140 |
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もし私が不正を働くなら |
私を非難しなさい |
そうすれば神はあなたたちを愛するでしょう |
何故ならあなたたちが彼の意志を果たす故に |
しかしもし誰も罪の故に私を非難出来ないなら |
それは印です |
あなたたちがアブラハムの息子たちではないことの |
あなたたちがあなたたち自身を呼ぶような |
又あなたたちはその頭と結び付いていません |
アブラハムが結び付いていた頭に |
神に誓って |
アブラハムは神を非常に愛したので |
彼は偽の偶像神たちを粉々にして |
彼の父と母を捨てただけではなく |
彼自身の息子を自発的に殺そうとしました |
神に従って |
大祭司は答えました |
これを私はあなたに尋ねます |
そして私はあなたを殺すことを求めていません |
それ故に私に告げなさい |
アブラハムのこの息子は誰であったか? |
イエスは答えました |
あなたの栄光への熱意が |
神よ |
私を燃やして |
私は黙っていることが出来ません |
真に私は言います |
アブラハムのこの息子はイシュマエルでした |
彼からアブラハムに約束したメシアが下されることになっています |
彼によってこの地の全部族は祝福されるでしょう |
そこで大祭司は激怒しました |
これを聞いて |
そして叫びました |
この不敬虔な奴に石を投げろ |
何故なら彼はイシュマエルの子孫であるから |
そして冒瀆を語ったから |
モーゼと神の律法に敵対して |
すると全ての律法学者とファリサイ派の人々は |
民の長老たちと共に |
イエスを石打ちにする為に石を取りました |
彼は彼等の目から消えて |
神殿から出て行きました |
そしてその時 |
彼等はイエスを殺したいという大きな欲望によって |
激怒と憎悪で目が見えなくなって |
彼等は互いに撃ち合いました |
その結果千人が死にました |
そして彼等は聖なる神殿を汚しました |
弟子たちと信者たちは |
イエスが神殿から出て来るのを見て |
何故なら彼等から彼は隠されなかったから |
シモンの家に彼について行きました |
そこで直ちにニコデモがそこにやって来て |
イエスに勧めました |
エルサレムを出てセドロンの小川の向こうに行くように |
こう言って |
主よ |
私はセドロンの小川の向こうに家と共に庭を持っています |
どうかお願いします |
だから |
あなたの弟子の何人かとそこに行って下さい |
私たちの祭司たちの憎しみが過ぎ去るまでそこに留まる為に |
何故なら何でも必要なものを私があなたの世話をしますから |
そして弟子の多数はあなたを離れてここに残ります |
シモンの家と私の家に |
何故なら神が全てを養うから |
そしてイエスはこれを実行しました |
最初に使徒と呼ばれた十二人が彼と共に居るのを望んで |
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209章 |
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この時 |
処女マリアは |
イエスの母は |
立って祈っていた時 |
天使ガブリエルが彼女を訪れて |
彼女の息子への迫害を彼女に語りました |
こう言って |
恐れてはいけません |
マリアよ |
何故なら神が彼をこの世から守るから |
それ故にマリアは |
泣きながら |
ナザレから去って |
エルサレムに来ました |
マリア・サロメの家に |
彼女の姉妹の |
彼女の息子を捜し求めて |
しかし彼は密かにセドロンの小川の向こうに退いていたので |
彼女は最早この世で彼に会うことが出来ませんでした |
恥辱の行為の後を除いて |
何故なら天使ガブリエルが |
天使ミカエルと共に |
ラファエル |
そしてウリエルと共に |
神の命令によって |
彼を彼女の許に連れて行ったから |
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210章 |
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イエスが立ち去ることで神殿の中の混乱が止むと |
大祭司は高い所に上って |
彼の手で静かにするように合図して |
彼は言いました |
兄弟たちよ |
私たちはどうするか? |
あなたたちは分からないのか? |
彼が全世界を騙していることを |
彼の酷い術によって |
さて |
どのように彼は消えたか |
彼が魔術師でないなら |
確かに |
彼が聖なる人で預言者であったなら |
彼は冒瀆しなかったでしょう |
神をも彼の僕モーセをも |
そしてメシアをも |
メシアはイスラエルの希望です |
そして私は何と言ったらよいのか? |
彼は私たちの聖職者全てを冒瀆しました |
それ故に真に私はあなたたちに言います |
彼がこの世から取り除かれないなら |
イスラエルは汚されるでしょう |
そして私たちの神は私たちを諸国民に渡すでしょう |
見なさい今 |
彼故にこの神殿は如何に汚されたか |
そしてそのように大祭司が語ったので |
多くの者がイエスを見捨てました |
それ故に隠れた迫害が公開のものに変わりました |
大祭司が本人自ら行く程までに |
ヘロデの許に |
☞ルカ福音書23:6-12 |
そしてローマの総督の許に |
イエスを告発する為に |
彼が彼自身をイスラエルの王にすることを望んだと |
そしてこれについて彼等は偽りの証人を立てました |
そこで直ちにイエスに対する総会が開かれました |
ローマの布告が彼等を恐れさせた故に |
何故ならそれが二回目だったから |
ローマの元老院がイエスに関して布告を発したのは |
一つの布告でそれは禁じられました |
違反したら死刑に処するとして |
誰もが呼ばなければならないと |
ナザレのイエスを |
ユダヤ人の預言者を |
神或いは神の息子のどちらかで |
一方でそれは禁じました |
主文の下で |
誰もが主張しなければならないと |
ナザレのイエスについて |
ユダヤ人の預言者と |
それ故に |
この理由で |
彼等の間が大きく分かれました |
或る者たちは望みました |
イエスに反対して彼等は再びローマに書くべきであると |
他の者たちは言いました |
彼等はイエスを放って置くべきであると |
彼が言うことに頓着しないで |
愚か者として |
他の者たちは彼が齎した大いなる奇跡を例に挙げました |
大祭司はそれ故に語りました |
呪いの苦痛の下に誰もイエスを防御する言葉を語ってはいけないと |
そして彼は告げました |
ヘロデに |
そして総督に |
こう言って |
どんな場合も私たちは私たちの手の中に悪い危険を齎すものを持っています |
何故ならもし私たちがこの罪人を殺すなら |
私たちはカエサルの布告に反して行動したから |
しかし |
もし私たちが彼を放任して生かして |
彼が彼自身を王にするなら |
事態はどうなるでしょうか? |
そこでヘロデは立ち上がって総督を脅しました |
こう言って |
あなたのあの男に対する行為故にこの国が反抗しないように気を付けなさい |
何故なら私はあなたをカエサルの前に反逆者として告発するから |
そこで総督は元老院を恐れてヘロデと仲直りしました |
何故ならこれ以前彼等は互いに死ぬほど嫌っていたから |
そして彼等はイエスの死の為に一致団結しました |
そして大祭司に言いました |
どこに犯罪者が居るかあなたが知る時はいつでも |
私たちに使いを送りなさい |
何故なら私たちはあなたに兵隊たちを与えるから |
これでダビデの預言が成就されました |
彼はイエスのことを予言しました |
イスラエルの預言者を |
こう言って |
地の君たちと王たちがイスラエルの聖なる人に敵対して団結する |
何故なら彼はこの世の救済を告げるから |
そこで直ちに |
その日に |
エルサレム中全体にイエスの捜索がありました |
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211章 |
☞マルコ福音書16:15-18 |
☞マタイ福音書28:16-20 |
☞ルカ福音書24:44-49 |
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イエスは |
セドロンの小川の向こうにあるニコデモの家に居て |
彼の弟子たちを慰めました |
こう言って |
私がこの世を去らなければならない時は近づいています |
諦めても悲しんでもいけません |
私が行く所では私は何の苦しみを感じないので |
さて |
あなたたちは私の友でありうるのか? |
もしあなたたちが私の幸福を悲しむなら |
否 |
確かに |
むしろ敵たちです |
この世が喜ぶ時 |
あなたたちは悲しみなさい |
何故ならこの世の喜びは泣き悲しみに変わるから |
しかしあなたたちの悲しみは喜びに変わり |
そしてあなたたちの喜びを誰もあなたたちから取れないから |
何故なら心がその創造主である神に感じる喜びを |
全世界は取り去ることが出来ないから |
あなたたちはその言葉を忘れないようにしなさい |
神が私の口によってあなたたちに語った言葉を |
あなたたちは証言を改悪する全ての人に対して私の証人でありなさい |
私が私の福音で証ししたことを |
この世に対して |
そしてこの世を愛する者たちに対して |
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212章 |
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それから主に彼の手を伸ばして |
彼は祈りました |
こう言って |
私たちの神なる主よ |
アブラハムの神よ |
イシュマエルとイサクの神よ |
私たちの父祖たちの神よ |
彼等を憐れんで下さい |
あなたが私に授けた者たちを |
そして彼等をこの世から救って下さい |
私は言いません |
彼等をこの世から取って下さいと |
何故なら彼等は証人となることが必要であるから |
私の福音を改悪する者たちに対して |
しかし私はあなたに祈ります |
彼等を悪から守ることを |
あなたの裁きの日に彼等が証人になる為に私と共に来れるように |
この世に対して |
又イスラエルの家に対して |
あなたの聖書を改悪したことを |
神なる主よ |
強力で妬む(主よ) |
偶像崇拝者の父たちの息子たちに対して四代に渡って復讐する(主よ) |
あなたは全ての者を永遠に呪って下さい |
あなたが私に授けた私の福音を改悪する者を |
彼等が書く時 |
私があなたの息子であると |
何故なら私は |
泥と塵であり |
あなたの僕たちの僕であるから |
そして私は私自身をあなたの善い僕であると考えたことは全くないから |
何故なら私はあなたに何も与えることが出来ないから |
あなたが私に与えたものの代わりに |
何故なら全てのものはあなたのものであるから |
神なる主よ |
慈悲深い(主よ) |
あなたを畏れる者たちの上に千代慈悲を示す方 |
あなたが私に授けた言葉を信じる者たちを憐れんで下さい |
何故ならあなたが真の神であるように |
私が語ったあなたの言葉は真であるから |
何故ならそれはあなたのものであるから |
どんな時も読む人のように私は語ったのであるから |
読む書の中に書かれていること以外読むことが出来ない人にょうに |
どんな時でもあなたが私に与えたことを私は語りました |
救い主である神なる主よ |
あなたが私に授けた者たちを救って下さい |
サタンが彼等に対して何も出来ないように |
そして彼等だけではなく |
彼等を信じる全ての者を |
主よ |
慈悲を惜しみなく豊かに与える方よ |
裁きの日にあなたの使徒の集いの中にあなたの僕を入れて下さい |
そして私だけではなく |
あなたが私に授けた全ての者を |
彼等の伝道を通して私を信じる全ての者たちと共に |
そしてこれをして下さい |
主よ |
あなた自身の為に |
サタンがあなたに対して彼自身を誇らないように |
主よ |
神なる主よ |
あなたの神意によって全て必要なものをあなたの民イスラエルに提供する方よ |
この地の全ての部族に心を留めて下さい |
あなたがこの世界に創ったものを |
この世界を憐れんで下さい |
そして早くあなたの使徒を遣わして下さい |
あなたの敵サタンが彼の帝国を失いますように |
そしてこれを言って |
イエスは三回言いました |
そうあれかし |
主よ |
偉大で慈悲深い方よ |
そして彼等は答えました |
泣きながら |
そうあれかし |
ユダ以外全ては |
何故なら彼は何も信じなかったから |
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213章 |
☞ヨハネ福音書13:1-11 |
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子羊を食べるその日が来て |
ニコデモは子羊を密かにその庭園に送りました |
イエスと彼の弟子たちの為に |
総督と大祭司と共にヘロデによって布告されたこと全てを知らせて |
するとイエスは心の中で喜んで |
こう言います |
あなたの聖なる御名を讃美せよ |
主よ |
何故ならあなたはあなたの僕たちの仲間から私を切り離さなかったから |
この世によって迫害され殺された者たちから |
私はあなたに感謝します |
我が神よ |
何故なら私はあなたの業を果たしたから |
そしてユダに顔を向けて |
彼(イエス)は彼に言いました |
友よ |
何故にあなたはぐずぐずしているのか? |
私の時は近づいています |
それ故に行ってあなたがしなければならないことをしなさい |
弟子たちは考えました |
イエスは過越しの日の為に何かを買う為にユダを遣わしたと |
しかしイエスは知っていました |
ユダが彼を裏切ったことを |
それ故に |
この世から去ることを望んで |
彼はそう告げました |
ユダは答えました |
主よ |
私に食べさせて下さい |
それから私は行きます |
私たちは食べましょう |
イエスは言いました |
何故なら私はこの子羊をとても食べたいから |
私があなたたちから別れる前に |
そして立ち上がって |
彼は手拭いを取って彼の腰に巻き |
盥の中に水を入れ |
彼は彼の弟子たちの足を洗うことに努めました |
ユダから始めて |
イエスはペトロの所に来ました |
ペトロは言いました |
主よ |
あなたが私の足を洗うのですか? |
イエスは答えました |
私がすることは今あなたには分かりません |
しかし将来あなたは分かるでしょう |
ペトロは答えました |
あなたが私の足を洗ってはいけません |
するとイエスは立ち上がって |
言いました |
あなたは裁きの日に私の仲間に入ることは決して出来ません |
ペトロは答えました |
洗って下さい |
私の足だけではなく |
主よ |
私の手と首も |
弟子たちが洗われて食事の席に着くと |
イエスは言いました |
私はあなたたちを洗いました |
しかしあなたたち全員が清いのではありません |
海の全ての水でも私を信じない者を洗えないから |
これをイエスが言ったのは |
彼が彼を裏切った者を知っていたから |
弟子たちはこれらの言葉に悲しみました |
イエスが再び言った時 |
真に私はあなたたちに言います |
あなたたちの一人が私を裏切るでしょう |
羊のように私は売られるから |
しかし彼に災いあれ |
何故なら彼は全て実現するから |
私たちの父ダビデがそのような者について言ったことを |
彼は他の者たちに用意した穴に落ちると |
すると弟子たちは互いに見合って |
悲しんで言いました |
その裏切り者は誰ですか? |
そこでユダは言いました |
それは私でしょうか? |
師よ |
イエスは答えました |
あなたが私に言いました |
私を裏切るのは誰であるか |
しかし十一人の使徒たちはそれを聞きませんでした |
子羊を食べると |
悪魔がユダの背の上に来て |
彼はその家から出て行きました |
イエスが再び彼にこう言うと |
あなたがしなければならないことを直ぐしなさい |
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214章 |
☞マルコ福音書14:10-11 |
☞マタイ福音書26:14-16 |
☞ルカ福音書22:3-6 |
☞ヨハネ福音書12:1-8 |
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家から出て |
イエスは祈る為に庭園に戻りました |
彼の祈りの習慣に従って |
百回膝まづいて礼拝し |
そして平伏しました |
ユダは |
従って |
イエスが彼の弟子たちと共に居る場所を承知して |
大祭司の許に行き |
そして言いました |
もしあなたが私に約束したものを与えるなら |
今晩私はあなたの手にあなたたちが求めるイエスを渡しましょう |
何故なら彼は十一人の仲間だけと共に居るから |
大祭司は答えました |
あなたは幾ら求めるのか? |
ユダは言いました |
金貨三十枚 |
そこで直ぐ大祭司はその金を彼に数えて渡しました |
そして一人のファリサイ派の人を遣わしました |
兵隊を召集する為に総督の許に |
そしてヘロデの許に |
そして彼等は彼等の軍隊を提供しました |
何故なら彼等は民を怖れたから |
それ故に彼等は彼等の武器を手に取って |
棒の上に松明や灯火を灯して |
エルサレムから出て行きました |
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215章 |
☞コーラン4.157 |
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ユダと共に兵隊たちがイエスの居場所に近づいた時 |
イエスは多くの人々が近づくのを聞きました |
それ故に恐れて彼は家の中に退きました |
そして十一人は眠っていました |
その時神は |
彼の僕の危機を見て |
命じました |
ガブリエルに |
ミカエルに |
ラファエルに |
そしてエリエルに |
彼の使いたちに |
この世からイエスを連れ出すように |
聖なる天使たちは来てイエスを連れ出しました |
南の方に面している窓から |
彼等は彼を連れて行って |
第三の天に彼を置きました |
天使たちの仲間の中で神を永遠に讃える為に |
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216章 |
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皆の前でユダはまっしぐらに部屋に入りました |
イエスが取り上げられた所に |
そして弟子たちは寝ていました |
すると驚嘆すべき神は驚くべきことをしました |
ユダが話しぶりと顔つきでイエスに似た者に変えられました |
私たちが彼をイエスであると信じるまでになりました |
そして彼は |
私たちを起こして |
師は何処か尋ねました |
そこで私たちは驚いて |
答えました |
あなたが |
主よ |
私たちの師です |
あなたはなんと私たちを忘れましたか |
すると彼は |
微笑みながら |
言いました |
なんとあなたたちは愚かです |
私がユダ・イスカリオテであると分からないとは |
そして彼がこう言っていると軍隊が入って |
彼等の手をユダの上に置きました |
彼があらゆる点でイエスに似ていた故に |
私たちはユダの言うことを聞いて |
兵隊の群れを見て |
我を忘れて逃げました |
そしてヨハネは |
☞マルコ福音書14:51-52 |
亜麻布の衣を纏っていた者は |
目を覚まして逃げました |
そして一人の兵隊が彼の亜麻布の衣を捕らえると |
彼は亜麻布の衣を残して裸で逃げました |
何故なら神がイエスの祈りを聞いて |
災いから十一人を救ったから |
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217章 |
☞コーラン4.157 |
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兵隊たちはユダを捕らえて彼を縛りました |
常に嘲りながら |
何故なら彼は本当に否定したから |
彼がイエスであることを |
そして兵隊たちは |
彼を嘲りながら |
言いました |
先生 |
怖れてはいけません |
何故なら私たちはあなたをイスラエルの王にする為に来たから |
そして私たちがあなたを縛ったのは |
あなたが王国を拒否することを私たちは知っているから |
ユダは答えました |
今やあなたたちは正気を失っています |
あなたたちはナザレのイエスを捕らえに来ました |
泥棒に対するように武器と角灯と共に |
それなのにあなたたちを案内した私を縛りました |
私を王にする為に |
そこで兵隊たちは我慢しきれなくなって |
殴って蹴りながら彼等はユダを馬鹿にし始めました |
そして彼等は怒りながら彼をエルサレムに連れて行きました |
ヨハネとペトロは離れて兵隊たちの後を追いました |
そして彼等は作者に断言しました |
ユダに為された尋問を彼等は全て見たと |
大祭司によって |
そしてファリサイ派の評議会によって |
彼等はイエスを死刑にする為に集められました |
するとユダは狂気の言葉を沢山語りました |
誰もが笑いで満たされるほど |
彼が本当のイエスであると信じて |
そして死の恐れから彼が気違いの振りをしていると |
そこで律法学者が彼の目に包帯を巻いて |
彼を嘲って言いました |
イエスよ |
ナザレの預言者 |
何故ならイエスを信じる者たちを彼等はそう呼んだから |
私たちに告げなさい |
あなたを打ったのは誰か? |
そして彼等は彼を打ち彼の顔に唾をかけました |
朝になると律法学者たちと民の長老たちの大評議会が招集されました |
そして大祭司はファリサイ派の人々と共にユダに対する偽証を求めました |
彼をイエスと信じて |
しかし彼等は求めるものを見つけ出せませんでした |
そして何故私は言うのか? |
祭司長たちがユダをイエスであると信じたと |
否 |
全ての弟子たちが |
筆者と共に |
それを信じました |
そして更に |
イエスの貧しい処女の母が |
彼の親戚と友たちと共に |
それを信じました |
全ての人の悲しみが信じられないほど大きくなる程まで |
神に誓って |
作者はイエスが言ったことを全て忘れました |
どのように彼がこの世から取り上げられるか |
そして彼が第三者によって苦しみを受けること |
そして彼はこの世の終わり近くまで死なないこと |
それ故に彼(作者)はイエスの母とヨハネと共に十字架の所に行きました |
大祭司はユダを縛って彼の前に連れて来させました |
そして彼に彼の弟子たちと彼の教えについて尋ねました |
するとユダは |
呆然として |
その点に何も答えませんでした |
そこで大祭司はイスラエルの生ける神によって彼に厳命しました |
彼が彼に真実を言うように |
ユダは答えました |
私はあなたに言いました |
私はユダ・イスカリオテであると |
あなたの手にナザレのイエスを渡すと約束した者です |
そしてあなたたちは |
私が分からないことで |
どうかしています |
何故ならあなたたちはあらゆる手段で私がイエスであるとしているから |
大祭司は答えました |
強情な誘惑者よ |
あなたは全イスラエルを騙した |
ガリラヤから始めてここエルサレムに至るまで |
あなたの教えと偽りの奇跡と共に |
そして今あなたは考えています |
あなたに相応しい当然の罰を逃げることを |
気が狂っている振りをすることによって |
神に誓って |
あなたはそれを逃れることは出来ません |
そしてこれを言って彼は彼の僕たちに命じました |
彼を殴打と足蹴りで撃つように |
彼の判断力が彼の頭に戻るように |
その時彼が大祭司の僕たちの手で受けた嘲りは信じられないものです |
何故なら彼等は評議会を喜ばせる新たな発明を熱心に工夫したから |
そこで彼等は彼を手品師のように装わせました |
そしてそのように彼を手と足で扱ったので |
本当にカナン人たちは心動かして同情したでしょう |
もし彼等がその光景を見たら |
しかし祭司長たちとファリサイ派の人々と民の長老たちは |
彼等の心をイエスに対して酷く怒らせたので |
ユダをイエスと本当に信じて |
そのように扱われている彼を見て大喜びしました |
その後で彼等は彼を縛って総督の所に連れて行きました |
彼は密かにイエスを愛しました |
すると彼は |
ユダがイエスであると思って |
彼を彼の部屋の中に入れました |
そして彼に話しました |
何故に祭司長たちと民は彼を彼の手に渡したのか彼に尋ねながら |
ユダは答えました |
私があなたに真実を語っても |
あなたは私を信じないでしょう |
何故なら恐らくあなたは騙されているから |
祭司長たちやファリサイ派の人々が騙されているように |
総督は答えました |
律法に関して彼が話したいことを考えながら |
私がユダヤ人でないことをあなたは分かっていますか? |
しかし祭司長たちや民の長老たちはあなたを私の手に渡しました |
それ故に真実を私に告げなさい |
正しい事を私が出来るように |
何故なら私はあなたを自由にしたり死刑にする力を持っているから |
ユダは答えました |
閣下 |
私を信じて下さい |
もしあなたが私を死刑にするなら |
あなたは大きな間違いをすることになります |
何故ならあなたは無実の人間を殺すことになるから |
私はユダ・イスカリオテであり |
イエスではないので |
彼は魔術師であり |
彼の技によって私を変えました |
これを聞くと総督は非常に驚き |
彼を放免しようと努めました |
総督はそれ故に出て行って |
微笑んで言いました |
一つの件で |
少なくとも |
この人は死刑に価せず |
むしろ同情に価する |
この人は言います |
総督は言いました |
彼はイエスではなく |
確かにユダであると |
彼はイエスを捕らえる為に軍隊を案内しました |
そして彼は言います |
ガリラヤのイエスが彼の魔術で彼を変身させたと |
それ故に |
これが真実なら |
彼を殺すのは大きな誤りです |
彼は無実であるので |
しかし彼がイエスであって彼がイエスであることを否定するなら |
確かに彼は理性を失っています |
そして狂人を殺すことは悪いことです |
すると祭司長たちと民の長老たちは |
律法学者たちとファリサイ派の人々と共に |
大声で叫びました |
こう言って |
彼はナザレのイエスです |
何故なら私たちは彼を知っているから |
何故なら彼が悪人でなかったなら |
私たちは彼をあなたの手に渡さなかったから |
彼は気違いではなく |
むしろ悪意に満ちています |
何故ならこの策略で彼は私たちの手から逃げ出そうとしているから |
そして彼が掻き立てようとしている扇動は |
彼が逃げたら前よりもっと悪くなるでしょう |
ピラトは |
(総督の名はそのようでした) |
そのような事件から免れる為に |
言いました |
彼はガリラヤ人で |
ヘロデがガリラヤの王です |
それ故にそのような事件を裁くのは私に属しません |
だからあなたたちは彼をヘロデの所に連れて行きなさい |
よって彼等はユダをヘロデの所に連れて行きました |
彼は長い間望んでいました |
イエスが彼の家に来ることを |
しかしイエスは決して彼の家に行こうとしませんでした |
何故ならヘロデはガリラヤ人で |
贋で偽りの神々を崇めて |
汚れたガリラヤ人の習慣に従って生活していたから |
さてユダがそこに連れて行かれると |
ヘロデは多くの事を尋ねました |
その事にユダは適切に答えませんでした |
彼がイエスであることを否定して |
そこでヘロデは彼を嘲りました |
彼の廷臣たちと共に |
そして彼に白い衣を着せました |
道化師が着るような |
そして彼をピラトの許に送り返しました |
彼にこう言って |
イスラエルの民に公正を欠いてはいけません |
そしてこれをヘロデは書きました |
何故なら祭司長たちと律法学者たちとファリサイ派の人々が彼に十分な量の金を与えたから |
総督はヘロデの僕からそう聞いて |
彼も又幾らから金を得たい為に |
彼はユダを解放することを望んでいる振りをしました |
その後で彼は彼の奴隷たちに彼(ユダ)を鞭打ちにさせました |
彼等の金は鞭打ちで彼を殺す為に律法学者たちによって支払われました |
しかし神は |
その結末を定めた方は |
十字架の為にユダを取って置きました |
彼があの恐ろしい死を経験する為に |
彼が他の人(イエス)を売ったことで |
彼(神)は鞭打ちで死ぬことをユダに許しませんでした |
兵隊たちが彼をひどく鞭打って彼の体に血が雨のように滴ったにも拘らず |
それ故に |
嘲りながら彼等は彼に古びた紫の衣を着せました |
こう言って |
私たちの新しい王に相応しいことです |
彼に衣を着せて彼に王冠を与えることは |
そこで彼等は茨を摘み集めて王冠を作りました |
王たちが彼等の頭につける金と高価な宝石の王冠のように |
そしてこの茨の王冠を彼等はユダの頭の上に載せました |
彼の手に笏の代わりに葦を置いて |
そして彼等は彼を高い所に座らせました |
そして兵隊たちは彼の前に来ました |
馬鹿にしながら伏して |
ユダヤ人の王として彼に敬意を表して |
そして彼等は贈り物を受け取る為に彼等の手を差し出しました |
新しい王たちがいつも与えるように |
しかし何も受け取るものがないので彼等はユダを打ちました |
こう言って |
さあ |
どうしてあなたは王冠を授けられているのか |
馬鹿な王よ |
あなたがあなたの兵隊たちや召使たちに報酬を支払わないとしたら |
祭司長たちは律法学者たちとファリサイ派の人々と共に |
ユダが鞭打ちで死なないのを見て |
ピラトが彼を釈放することを恐れて |
総督に金を贈りました |
それを受け取った彼はユダを律法学者たちとファリサイ派の人々に渡しました |
死罪の者として |
すると彼等は彼と共に二人の盗人を十字架で死刑と判決しました |
そこで彼等は彼をカルバリ山に連れて行きました |
そこは彼等が犯罪者を吊るしていた所です |
そしてそこで彼等は彼を裸にして十字架に掛けました |
非常に不名誉の為に |
ユダは全く叫ぶ以外何もしませんでした |
神よ |
何故あなたは私を見捨てたのか? |
犯罪者が逃れて私が不当に死ぬのに |
真に私は言います |
ユダの声が |
顏が |
そして体が |
イエスに似ていたので |
彼の弟子たちも信者たちも完全に信じました |
彼がイエスであったと |
それ故に或る者たちはイエスの教えから離れました |
信じて |
イエスは偽預言者であったと |
そして魔術によって彼は奇跡を行ったと |
何故ならイエスは言ったから |
彼はこの世の終わり近くまで死なないと |
何故ならその時に彼はこの世から取り去られるから |
しかしイエスの教えに確り立った者たちは悲しみに包まれました |
イエスに完全に似た彼が死んだのを見て |
彼等はイエスが言ったことを思い出しませんでした |
そしてイエスの母と一緒に彼等はカルバリ山に行きました |
ユダの死に立ち会っただけではなく |
泣き続け |
ニコデモとアリマタヤのヨセフによって |
彼等は総督からユダの体を得ました |
それを埋葬する為に |
そこで |
彼等は彼を十字架から降ろしました |
誰もが確信して泣きながら |
そして彼をヨセフの新しい墓に埋葬しました |
百ポンドの高価な軟膏によって彼を包んで |
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218章 |
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それから各人はその家に戻りました |
作者は |
ヨハネと彼の兄弟ヤコブと共に |
イエスの母と共にナザレに行きました |
神を恐れなかったこれらの弟子たちは夜に紛れて行って |
ユダの体を盗んでそれを隠しました |
イエスが蘇ったという噂を広めて |
そこから大混乱が起きました |
大祭司はそこで命じました |
破門の罰の下に |
誰もナザレのイエスについて語ってはいけないと |
それで激しい迫害が起きました |
そして多くの者が石打ちにされ |
そして多くの者が(鞭で)打たれ |
そして多くの者が国から追放されました |
何故なら彼等がそのような問題で黙っていることが出来なかったから |
その知らせがナザレに届きました |
如何にあのイエスが |
彼等と同じ市民が |
十字架の上で死んで甦ったか |
そこで |
作者はイエスの母に願い求めました |
彼女が喜んで泣き止めるように |
何故なら彼女の息子が蘇ったから |
これを聞いて |
処女マリアは |
泣いて |
言いました |
私の息子を見つける為に私たちはエルサレムに行きましょう |
私は彼に会えたら死んでも良い |
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219章 |
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処女はエルサレムに戻りました |
作者と共に |
そしてヤコブとヨハネと共に |
その日に大祭司が布告を出しました |
すると |
処女は |
神を畏れ |
彼女は大祭司の布告が不正であると知っていても |
彼女と共に住む者たちに彼女の息子を忘れるように命じました |
そこで如何に各人が影響をうけたか |
人々の心を見分ける神は知っています |
私たちが私たちの師イエスであると信じたユダの死に対する悲しみと |
彼の甦りを見たいという望みの間で |
私たちが |
イエスの母と共に |
心を奪われたことを |
それでマリアの保護者であった天使たちが第三の天に上って行き |
そこにイエスが天使たちと共に居ました |
そして彼に全てを語りました |
それ故にイエスは神に願いました |
彼の母と彼の弟子たちに会う力を彼に与えるように |
そこで慈悲深い神は彼のお気に入りの四天使に命じました |
彼等はガブリエル |
ミカエル |
ラファエル |
そしてウリエルです |
イエスを彼の母の家に運ぶように |
そしてそこで三日間絶えず彼を見守るように |
彼の教えを信じている者たちによって見られることだけを彼に許して |
イエスはやって来ました |
栄光に包まれて |
処女マリアが留まっていた部屋に |
彼女の二人の姉妹と共に |
そしてマルタとマグダラのマリアとラザロと共に |
そして作者と共に |
そしてヨハネとヤコブとペトロと共に |
すると |
恐怖によって彼等は死人のように倒れました |
そこでイエスは彼の母と他の者たちを地面から引き上げて |
言います |
怖れてはいけません |
私はイエスですから |
そして泣いてはいけません |
私は生きていて死んでいないから |
彼等はそれぞれ長い間呆然としていました |
イエスの前で |
何故なら彼等は全員イエスは死んだと信じていたから |
そこで処女は |
泣きながら |
言いました |
私に告げなさい |
我が息子よ |
何故に神は |
死者から甦る力をあなたに与えたのか |
あなたを死なせて |
あなたの親戚や友達に恥を齎して |
そしてあなたの教えに恥を齎して |
何故ならあなたを愛する者は皆死者のようであったから |
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220章 |
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イエスは答えました |
彼の母を抱きながら |
私を信じて下さい |
母よ |
何故なら私はあなたに言うから |
私は決して死ななかったと |
何故なら神がこの世の終わり近くまで私を留めて置くから |
そしてこれを言って |
彼は四天使に願いました |
彼等が姿を現して |
証言することを |
どのようにその事が進んだか |
そこで天使たちは証言しました |
四つの輝く太陽のように |
怖れて全員が死者のように倒れるほどに |
そこでイエスは四つの亜麻布の衣を天使たちに与えました |
彼等が身を覆うように |
彼等が姿を見られて話しを聞くことができるように |
母と彼女の仲間にによって |
そして皆を起こして |
彼は彼等を安堵させました |
こう言って |
この者たちは神に仕える者たちです |
ガブリエル |
彼は神の神秘を知らせます |
ミカエル |
彼は神の敵と戦います |
ラファエル |
彼は死者の魂を受け取ります |
そしてウリエル |
彼は最後の日に神の裁きに全員を召集します |
そこで四天使たちは処女に語りました |
どのように神がイエスの為に遣わしたか |
そしてユダを変身させたか |
彼が他人を売った罰を受ける為に |
そこで作者は言いました |
師よ |
今あなたに質問してもよろしいですか |
あなたが私たちと共に住んでいた時私に対して認めたように |
イエスは答えました |
あなたは好きなことを尋ねなさい |
バルナバよ |
そして私はあなたに答えましょう |
そこで作者は言いました |
師よ |
神は慈悲深いのに |
何故彼は私たちを苦しめ |
あなたが死んだと私たちに信じさせたのか |
そしてあなたの母はあなたの為に泣いて死ぬばかりになりました |
そしてあなたは |
神の聖なる人であるのに |
あなたを罪人呼ばわりすることを神は許しました |
あなたがカリバリ山で他の盗人たちの間で殺されに行ったことで |
イエスは答えました |
私を信じなさい |
バルナバよ |
全ての罪を |
それが小さいものでも |
神は大きな罰で罰します |
神は罪に怒るので |
それ故に |
私の母と私と共に居た私の忠実な弟子たちは現世の愛で私を少し愛した故に |
正しい神はこの愛を現在の悲しみで罰しようとしました |
それが地獄の焰の中で罰せられない為に |
そして私がこの世で無罪であったが |
人々が私を呼んだ故に |
神と |
そして神の息子と |
神は |
私が裁きの日に悪魔たちから嘲られない為に |
ユダの死によってこの世で私が嘲られることを望みました |
私が十字架の上で死んだと全ての人々に信じさせて |
そしてこの嘲りはムハンマドの出現まで続くでしょう |
神の使徒 |
彼は |
やって来ると |
この誤魔化しを明らかにするでしょう |
神の法を信じる者たちに |
このように語って |
イエスは言いました |
あなたは正しい |
私たちの神である主よ |
何故なら終わりなき名誉と栄光はあなただけに属するから |
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221章 |
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そしてイエスは作者の方を振り向きました |
そして言いました |
見なさい |
バルナバよ |
是非あなたは私の福音を書きなさい |
私がこの世に住んでいた間に起こった全てついて |
そしてユダに降り掛かったことも同様に |
信仰者が目覚める為に |
そして皆が真実を信じる為に |
そこで作者は答えました |
全てのことを私はします |
神が望むむなら |
師よ |
しかしどのようにユダに起こったのか |
私には分かりません |
何故なら私は全てを見なかったから |
イエスは答えました |
ここに全てを見たヨハネとペトロが居ます |
そして彼等が起こったこと全てをあなたに話すでしょう |
そしてそれからイエスは私たちに命じました |
彼に会いたい彼の忠実な弟子たちを呼ぶように |
そこでヤコブとヨハネは七人の弟子たちを一緒に呼びました |
ニコデモとヨセフと共に |
そして七十ニ人の多くの弟子たちを |
そして彼等はイエスと共に食べました |
三日目にイエスは言いました |
私の母と共にオリーブ山に行きなさい |
何故ならそこで私は再び天に上がるから |
そしてあなたたちは私を運び上げる者たちを見るでしょう |
そこでそこに全ての者が行きました |
七十二人の弟子のうち二十五人を除いて |
彼等は恐れてダマスカブに逃げました |
そして彼等全てが祈って立っていると |
真昼にイエスが来ました |
神を讃える非常に多数の天使たちと共に |
そして彼の顔の輝きが彼等を酷く恐れさせました |
そして彼等は地に平伏しました |
しかしイエスは彼等を起こして |
彼等を安堵させて |
言います |
怖れることはありません |
私はあなたたちの師です |
そして彼は多くの者に注意しました |
彼が死んで再び甦ったと信じた者たちに |
こう言って |
あなたたちは私と神を嘘つきとするのか? |
何故なら神は私にこの世の終わり近くまで生きることを認めたから |
私があなたたちに言ったように |
本当に私はあなたたちに言います |
私は死ななかった |
そうではなく裏切り者のユダが(死にました) |
用心しなさい |
サタンが全力であなたたちを騙そうとするから |
しかしあなたたちはで私の証人になりなさい |
全てのイスラエルの中で |
そして世界中で |
あなたたちが聞いて見たこと全てによって |
そしてこれを語って |
彼は神に願い求めました |
信者の救済を |
そして罪人たちの回心を |
そして |
彼の祈りを終えると |
彼は彼の母を抱きました |
こう言って |
あなたに平和がありますように |
我が母よ |
あなたと私を創った神によってあなたが安らぐように |
そしてこれを言って |
彼は彼の弟子たちの方を振り向いて |
こう言います |
神の恵みと慈悲があなたたちと共にあるように |
そこで彼等の目の前で四天使は彼を天に運び上げました |
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222章 |
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イエスが去った後 |
弟子たちはイスラエルと世界の異なる場所に散って行きました |
そして真実は |
サタンに嫌われて |
迫害されました |
常にそうであるように |
偽りによって |
何故なら或る邪悪な人々は |
弟子たちであると偽って伝道しました |
イエスは死んで蘇らなかったと |
他の者たちは伝道しました |
彼は本当に死んだが蘇ったと |
他の者たちは伝道しました |
まだ伝道しています |
イエスは神の息子であると |
彼等の中でパウロは騙されています |
しかし私たちは |
私が書いたことと同じくらい多くの |
神を畏れる者たちに伝道し |
神の裁きの最後の日に彼等が救われますように |
アーメン |
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Office Murakami |