バルナバの福音書
バルナバの福音書は222章から成っています 1-9章は処女マリアからイエスが誕生し神殿で教師と論争する子供に育つまで
バルナバの福音書の内容は序に記されているようにイスラムの視点から書かれた福音書です
各章の☞をクリックするとバルナバの福音書の作者が参照したと考えられる聖書(福音書)及びコーランの原典逐語訳に飛びます
内容
キリストと呼ばれた新しい預言者イエスの真実の福音書を使徒バルナバが記しました
1章 天使ガブリエルが処女マリアにイエス誕生を告げます ☞ルカ福音書1:26-56
2章 処女マリアの妊娠を知り離縁を考えるヨセフに天使ガブリエルが警告を与えます ☞マタイ福音書1:18-25
3章 イエスが誕生し大勢の天使が讃えます ☞ルカ福音書2:1-7
4章 天使たちはイエスの誕生を羊飼いたちに告げます ☞ルカ福音書2:8-20
5章 八日後に律法通りイエスに割礼を施します ☞ルカ福音書2:21
6章 東から三人の博士が星に導かれてユダヤにやって来て新しい王を捜します ☞マタイ福音書2:1-8
7章 三博士はイエスを母と共に見つけ贈り物をしてヘロデ王に告げずに帰国します ☞マタイ福音書2:9-12
8章 イエスはエジプトに連れて行かれ ヘロデは子供たちを虐殺します ☞マタイ福音書2:13-18
9章 イエスは戻って来てエルサレムの神殿の中で教師たちと論争します ☞マタイ福音書2:19-23 ☞ルカ福音書2:41-52
10章 イエスは三十歳の時にオリーブ山でガブリエルから福音を受けました ☞コーラン96.1-5
11章 イエスは癩病患者を癒やします ☞マルコ福音書1:40-45 ☞マタイ福音書8:1-4 ☞ルカ福音書5:12-16
12章 イエスは素晴らしい最初の説教で人々に神の教えを伝えます
13章 イエスが恐れて祈りガブリエルが慰めます ☞コーラン74.1-7
14章 イエスは四十日の断食後十二人の使徒を選びます ☞マルコ福音書1:12-20 ☞マタイ福音書4:1-20 ☞ルカ福音書5:1-11 ☞ヨハネ福音書1:35-51
15章 結婚式で水を葡萄酒に変えるイエスの奇跡 ☞ヨハネ福音書2:1-11
16章 イエスは弟子たちに神の愛の為に全てを捨てて永遠の命を得ることを教えました
17章 イエスはフィリポに神は人間の似姿なしに永遠に留まるが見ることは出来ないことと子を持たないことを告げます ☞コーラン112.1-4
18章 あなたたちはこの世から憎まれるようになれば本当に私の弟子になるでしょうとイエスは言います
19章 イエスは弟子の一人の裏切りを予告して山から下りて十人の癩病患者の為に神に祈って彼等を癒します
20章 海の上で嵐を静めたイエスは故郷のナザレで徴を与えず預言者は故郷で受け入れられないことを示します
21章 乱暴者から悪霊を追い出し悪霊に豚に入ることを許したイエスはカナン女の信仰の故に悪霊付きの娘を癒します
22章 無割礼者は犬に劣るということをイエスは弟子たちに説明します
23章 割礼の初めは霊に抗った肉を切り離したことアブラハムが神と契約したこと全預言者が肉を敵視して快く死んだこと
24章 毎日宴を催した金持ちと彼の門に立っていた貧乏人ラザロが死んだ後で逆転するというイエスの譬え話
25章 馬のように生きなさい この世で多くを蓄積する者はあの世で何も受けられないとイエスは証言します
26章 イエスは神の愛の為に父母を嫌えと言いアブラハムの思慮深さと偶像造りの父の愚かさを教えます
27章 他人を嘲笑ってはいけないと弟子たちを戒めたイエスはアブラハムが斧を隠し持って神殿に行った話しをします
28章 アブラハムはバアル神以外の全ての偶像の足を切って火あぶりの刑になったが天使によって死を免れました
29章 アブラハムは天使ガブリエルに導かれ神に会い父の家から出て神が与える地に行くように言われました
30章 イエスは学者に私の隣人とは誰かを問われ強盗に傷つけられた旅人を助けた善きサマリア人の譬えを話しました
31章 皇帝のものは皇帝に神のものは神にとイエスは祭司に答え 百人隊長の信仰の故にイエスは彼の息子を癒します
32章 イエスは律法学者の偽善を非難します 口から出るものが汚す 父を援助せず献金する 神の戒めより習慣に従う
33章 偶像崇拝は最大の罪であるとイエスは言って父祖たちが子牛を造って殺された神の裁きの恐ろしさを示します
34章 男の萎えた手を癒したイエスは自ら高くする者は低くされ自ら低くする者は高くされると教え祭司たちに憎まれます
35章 天使の長であったサタンは地を敬えという神に反抗し従者と共に恐ろしい顔にされ神から去って行きました
36章 イエスは言います 祈らない者はサタンより悪い 真の祈りはごく僅かです 偽善者は沢山祈るが心は邪悪です
37章 弟子たちはイエスに祈りの言葉を求めイエスは弟子たちに祈りの言葉を教えました
38章 イエスは言います 私が来たのは律法を廃する為ではなく遵守する為 不正を愛する者を洗い清めることは出来ない
39章 サタンが唾を吐いた地の部分に神は魂を与えてアダムを創り彼の肋骨からエバを造り両者一対で楽園に置きました
40章 サタンは門番の蛇を説得して楽園に入り込みエバを言いくるめて林檎を食べさせ夫アダムにも妻から食べさせました
41章 裸を恥じたアダムから聞いた神は蛇の足を切りアダムの故に地を呪いエバに陣痛を与え二人を楽園から追放しました
42章 私はメシアでも預言者でもないと言ったイエスはタボル山に上って白く輝きモーセとエリヤと共に話しました
43章 神の使徒の血統を問うと弟子たちはダビデと言いイエスはイシュマエルと答えました
44章 神はアブラハムに初子イシュマエルを生贄に捧げる為に山の上って来るように命じました
45章 イエスはエルサレムの神殿に入って祭司たちに偽善者の害悪について話しました
46章 葡萄園の主人が遣わした僕たちを殺す悪い農夫たちの譬えを話したイエスは安息日に病人を癒やしました
47章 イエスは寡婦の一人息子を生き返らせました
48章 カペルナウムに行ったイエスは彼の許に連れて来られた全ての病人の上に手を置き神の名によって皆癒しました
49章 悪を善と言い善を悪と呼ぶ者は神に裁かれ 憐れみ無しに裁く者は憐れみ無しに裁かれるとイエスは警告します
50章 人は皆嘘つきで罪人であり他人の欠点を裁く者は自身も裁かれるとイエスは言い 裁くな そうすれば裁かれない
51章 イエスは神にサタンを憐れむように願いサタンに罪を悔いて神に憐れみを請うように言いますがサタンは拒みました
52章 神の裁きは非常に恐ろしく堕落者だけでなくアブラハムもヨブも神の使徒も私イエスも恐れています
53章 その日が来る前に大破壊がこの世を襲い十五日間続く恐ろしい徴によって全てのものが滅び神だけが生きます
54章 暗闇が四十日覆った後で神は神の使徒に命を与え天使と預言者と選民を起こし全創造物と堕落者を復活させます
55章 神の使徒の愛の為に神が万物を創ったことをモーセとダビデとイエスが神から与えられた書によって証言します
56章 神の使徒は神から与えられた書を読んで天使と預言者と選民を呼び神の隣に座り天使がサタンを裁きに呼びます
57章 サタンとその従者はミカエルに撃たれ地獄の底に下り堕落者と不信仰者も裁きを受けて地獄の炎に送られます
58章 イエスは今憐れみで泣いていますがその日には彼の福音を汚した者たちに対して憐れみなしの裁きを求めます
59章 地獄に落ちた者は罪に従って罰を受けると話し続けるイエスにペトロは休みを勧めるがイエスは「私は休みを嫌う」
60章 地獄の苦痛は悪魔の手から与えられる故にこの世の苦痛と比べものにならなくい程酷く激しいとイエスは言います
61章 神が与えた命を上手く使って二倍にした者は神に誉められサタンの為に使って減らした者は厳しく罰せられます
62章 人は全てを神から受け取った故に心を洗い心で叫び心で神を知り神を愛して神の愛の為に全てを費やすべきです
63章 敵の上に災いを下すことを神に祈らず敵が転向して悔い改めることを神に祈るようにイエスは弟子たちに教えました
64章 私たちを受け入れない故あなたたちはこの町を怒っているが与えもせず助けもしないで怒るとは何事ですか
65章 イエスが安息日に三十八年寝たきりの病人を立ち上がらせ寝床を担がせて家に返すと人々は病人を咎めました
66章 称賛される者は称賛する者に滅ぼされるとイエスは弟子たちに教え称賛する者の騙しに気を付けるように言いました
67章 あなたたちは生贄の起源を話さず鍵を持っているの開けず歩もうとする者の道を塞ぐとイエスは祭司に言います
68章 神から愛されて相続人にされたイスラエルを神から離した祭司には神の報償ではなく罰があるとイエスは言います
69章 悪霊の王ベルベゼルの力によって悪霊を追い出すと言われたイエスは仲間割れすれば国も滅びると反論します
70章 ペトロがイエスを神の息子キリストであると言うとイエスは神に拒絶されるからその言葉を二度と言うなと怒りました
71章 郷里に行ったイエスの許に多くの病人が運ばれて戸から入れない中風患者も屋根から降ろされて彼に癒されました
72章 イエスは弟子の一人に裏切られこの世を去るがその後に神は使徒を送って偶像を破壊すると弟子たちに告げました
73章 人は肉を好めば罪を愛するが神を畏れるなら全てに勝利し神が天使を送って彼を躓かせないとイエスは言います
74章 神が与えた心にサタンは罪の考えを植え付けますが贋金を審査する銀行員のように考えを審査する者はいません
75章 悪魔から不敬虔な考えを齎されない為に怠惰とお喋りを止め自分自身を鍛えるようにイエスは弟子たちに言いました
76章 三人の葡萄園の農夫の譬え 栽培の知識の無い者 知識は十分だが働かない者 教えを受けて働き実を結ぶ者
77章 神が法を授けたのは知る為か実行する為か?知性で天と神を知り手で地を選び愛着で世を望む者は狂ってないか?
78章 神の預言者たちは道を教える明るい光を持っているから人が彼等の教えを受けることは必要だとイエスは言いました
79章 神は人が神の愛の為に善を為すように彼の法を与え何処であれ義を為す者を地獄の炎から守ります
80章 土と糞である体を喜ばせることだけを学んで全てのものを造った神に仕えことを忘れて学ばないこの世は災いです
81章 イエスは井戸に水を汲みに来たサマリアの女に水を求め「私が与える水を飲む者は再び渇かない」と言います
82章 女「多分あなたがメシアです」イエス「私は救済の預言者としてイスラエルに遣わされ私の後にメシアが来るでしょう」
83章 人に命を与えるのはパンではなく神の言葉であるとイエスは弟子たちに教え女の町に入って人々を癒し教えました
84章 神の奉仕とこの世の奉仕を混ぜ祈っている間に世俗的な事を話すのは香油を糞に混ぜる狂人と同じです
85章 罪以外を憎んではいけない あなたたちが愛する者(神)を愛さない者を友にしてはいけない と弟子たちに言います
86章 あなたが真の友を一人選ぶ時彼が如何に神を畏れるか如何に彼自身の肉体を憎むか見なさい
87章 あなたの目や手足があなたに罪を齎すならそれを切り取りなさい あなたの兄弟があなたに罪を犯すなら正しなさい
88章 憐れみをもって人を正すなら神の憐れみを受け厳しく罰するなら神の厳しい罰を受けます 七の七十回許しなさい
89章 憐れみ深い神は罪人が生きている限り悔い改める時を待ち罪人が己の罪を嘆き悲しむ時彼の罪を忘れます
90章 信仰は神が彼の選民に捺す印です神は一つであるように信仰は一つです信仰によって神の選民全ては救われます
91章 イエスの故にユダヤ中に大きな騒動が起きました イエスは神である 否 神の息子である 否 神の預言者である
92章 エルサレムの人々はヨルダン川近くの荒野でイエスを見つけ「私たちの神よ」と叫んで伏し拝み始めました
93章 イエスは人々に「私は人の女から産まれた同じ人間です」と証し伏し拝む大祭司に神に罪を犯すなと言います
94章 モーセもヨシュアもエリヤも他の預言者たちも神の力によって神を知らない者には理解できない事を実行しました
95章 イエスは聖書の言葉によって神とは何かを人々に説き明かしそれを祭司に認めさせ自分は人であると証言します
96章 神はイエスの後に使徒を遣わし使徒は力と共に南から来て偶像崇拝者と共に偶像を破壊し信仰者を救うでしょう
97章 彼の信仰は世界に定着します メシアの名はアドミラブル(称賛に値する) マホメットは彼の祝福された名です
98章 イエスは飢え疲れた群衆を憐れみ神に祈り五つのパンと二つの魚を裂いて与え五千人の腹を満たし余らせました
99章 イスラエルが神を忘れて何かを愛した時神はそれをぶち壊すとイエスは彼の弟子たちに教えます 
100章 イエスは弟子たちにサマリアとユダヤとイスラエルの全域に伝道に行き誤りを悟らせ悔い改めを説くように命じました
101章 悔い改めは神への純粋な愛の為に為されるべきであり神への愛がなければ悔い改めは無駄になります
102章 本当に罪を悔いる罪人は楽園を懇願したり地獄からの解放を祈らず彼自身を罰することを望まなければなりません
103章 人に臨む苦痛は人の救いの為に神から臨みます 罪は人の破滅の為に悪魔から来るが人は罪を悲しみません
104章 神は人に似たものではありません 天が地から遠いように神の道は人の道から遠く神の考えは人の考えから遠い
105章 神の前に宇宙は砂粒ほど小さく人は地の上の小さな土の欠片です 神は人間の五感から隠されています
106章 魂と感覚は違います 神は感覚を喜びの為に創り感覚は罪の為に楽園の喜びを奪われた故に魂に反抗しています
107章 感覚を抑制し神を知る為に良い断食が必要です 罪を悔いた人は断食を誇らず美味を求めず粗食で満足すべきです
108章 体が目を覚まして間に魂が眠らないように気を付けなさい 魂の眠りとは神と神の恐るべき裁きを忘れることです
109章 感覚と肉体は食べ物で圧迫され魂は仕事で圧迫される故に眠りを少なくして多過ぎる仕事と食べ物を避けましょう
110章 魂を注視する故に目を覚ましていることと断食は全ての人々に必要ですが誰でも何時でも可能ということはありません
111章 この地上で人は常に心から泣くべきです 泣くことと断食して目を覚ましていることは各人の体質に従うべきです
112章 イエスは泣いて もし私が神と呼ばれなかったら楽園に行こくとが出来たのに今や裁きの日まで行くことが出来ません
113章 イエスは弟子たちに怠惰を避け懺悔を勧めます 良い実を産み出さない木は皆切り倒されて火に投げ込まれるから
114章 神はサタンと人を善い業の実を産まずに罪深い言葉を発した故に追い出し人をこの世に置き汗して働くようにしました
115章 如何に多くの者が情欲によって滅びたか情欲は抑制されない愛の欲望であり人はものを愛する時姦淫者になります
116章 目は汚れたものに対して最高の欲望を持っているから肉体の罪の源です目を制御しない人は自分自身を守れません
117章 イエスはエリヤと盲の会話を引用して神に喜びを求めず心の中に偶像を造り神を捨てる者の多いことを教えます
118章 目が守られないなら強欲に落ち込まないことは不可能です 預言者エレミヤは「私の目は私の魂を奪う盗人です」
119章 祈りは魂の薬 心の防御 信仰の武器 感覚の馬勒 肉の塩であるから神は祈りによって私たちの罪を拭い去ります
120章 神は戯れて空しい話しをする者と隣人の不平と悪口を言う者と罪を犯すことを必要な仕事とする者を嫌悪し罰します
121章 神は各人に公証人として二人の天使を与えて一人に人の為す善い事を一人に悪い事を書き記させます
122章 貪欲者の最後は地獄です 貪欲は感覚の渇きです 貪欲者は罪を通して神を失い快楽によって生きます
123章 神は土と空気と水と火から人の体を造り魂と感覚を置き神の奉仕の為に働くように理性と呼ばれる光を入れました
124章 神は一つ真理は一つ教えは一つ信仰は一つです 大切な教えは神を愛し隣人を憐れみあなた自身を憎むことです
125章 人は終わりがないもの(神)を愛して保持し強欲を施しに変えなさい 右手が与えたものを左手が知らないように
126章 イエスは弟子たちをイスラエル中に遣わし病人を癒しながら神は一つイエスは神の預言者であると伝道させました
127章 人が心の中で自分自身を賞賛することは己が塵であることを否定し神の助けを求めず救助者である神を怒らせます
128章 神は断食と十分の一税を誇るファリサイ派の人の祈りを拒絶し罪を悔い憐れみを請う収税吏の祈りを義認しました
129章 土よ あなたたちは災いだ 何故ならあなたたちはあなたたちを創った神の上にあなたたち自身を高めたから
130章 イエスは彼の足を涙で洗い高価な香油を塗ったマリアに「神はあなたの罪を許した あなたの信仰があなたを救った」
131章 昔ヨハネがヘロデの宴席で与えられた恩恵に感激した話からイエスは神の賜物の大きさと人の下劣さを説明しました
132章 イエスの譬え 道の上と石の上と良い地面の上に落ちた種 小麦の間の毒麦 無花果の葉を売る 林檎の皮を売る
133章 種は神の言葉 種を蒔いた男は神の言葉を教える人 小麦は忠実な信仰者 毒麦はサタンが蒔いた不信仰者です
134章 神の愛の為に説教する人はこの世に阿らず罪を叱責します 人々を喜ばせる為に説教する人は従う人を破滅させます
135章 高慢者 嫉妬深い者 強欲な者 好色な者 怠惰な者 大食家 怒りっぽい人は地獄の七つの中心地に下ります
136章 誰でも地獄に行って不信仰者は永遠に信仰者は限られた間留まります 神の使徒は神の義を見る為に行きます
137章 神の使徒が神に願うと神の天使たちが地獄に行って信仰者を全員連れ出して楽園に導き入れます
138章 虫に穀物を喰われて困窮した町の民がイエスに懇願し断食と祈りの結果畑と丘が熟した小麦で覆われました
139章 イエスが弟子の一人に裏切られてこの世から去らなければならないことを知って弟子たちは嘆き悲しみました
140章 人は死ぬ為に生まれます 何故に人々は彼等の命を死によって測らないのか 主の目で見て聖人の死は貴重です
141章 人は裸で生まれます この世を愛して現世の富を望む人も死ななければなりません 罪人は最も悪い死で終わります
142章 ユダはイエスが王にならず自身が出世する望みを失い裏切りの決心をして祭司長たちと取り決めをしました
143章 ファリサイ派の人々は「何故に収税吏や罪人と一緒に食事するのか」イエスは「医者を必要とするのは病人です」
144章 私が救いの為に罪人の許に行ったことを真の<神を探し求めている>ファリサイ派の人々であったなら喜ぶでしょう
145章 イエスはファリサイ派の人々にエリヤが神と共に歩む者の為に書いた書を紹介しそれを実行しなさいと言いました
146章 二人の息子の譬えを話しました 年下の息子は父から分与された財産を浪費し尽くし飢饉で飢え父の許に帰りました
147章 父が帰って来た息子の為に子牛を屠って宴を開いて喜んだことを年上の息子が知り激怒して父の家を去りました
148章 エリヤの時代にファリサイ派の預言者一万人が殺され山に逃れた二人が別々に住み十五年振りに出会って話します
149章 年下の者は年上の者からダビデの詩編の言葉を学んで去り更に十五年後に再開した時も学び続けていました
150章 年下の者は「私は私自身と話し毎日私自身を神の裁きの前に置き私の過ちを弁解する者を私自身の中に感じます」
151章 イエスは言う「真のファリサイ派の人は全ての人の善の頂に留まり今日の偽のファリサイ派は人々を堕落させます」
152章 ローマの兵士たちがイエスに宗教論争をしかけ捕らえようとして彼の一言でエルサレムの神殿から転がり出ました
153章 イエスは言う「真理を知るのは神だけ 全ての物は神に属する 神の意志ではなく自分の喜びに使う者は全て盗人」
154章 善いのは神だけ 人は神の名誉を求めなさい 神の名誉を盗む者は人の財産と命を奪う者より大きな罰に値します
155章 神の意志に反して人は食べたのかという問いに人が神を愛するように神は人を自由に創ったとイエスは答えました
156章 安息日にイエスは地面の上に唾を吐き泥を作り盲の男の目の上に置いてシロアムの池で洗わせて盲を癒しました
157章 大祭司とファリサイ派の人々は信ぜず盲で生まれた男の父と母に尋ねると「彼は成年だから彼に聞いて下さい」
158章 神の意志はこの世の意志に反しています 神の使徒がこの世に愛を抱くなら神は彼から全てを取り去るでしょう
159章 祭司とファリサイ派の人々は彼等の習慣によってモーセとダビデの書を汚したと私が真実を言う故に私を迫害します
160章 ユダ王ヨシャファトとイスラエル王アハズが戦いの前に四百人の偽預言者と一人の真の預言者ミカヤに尋ねました
161章 殺人は嘘をつくより大きな罪です モーセが神に従って多くの人を殺したのは罪ですか?とんでもない
162章 アモスが「神が町に悪を為した」と言ったのは苦難について語っておりそれを罪人は悪と呼びます
163章 神の使いマホメットがこの世に来る時神の慈悲が雨のように忠実な信者の上に降りかかります
164章 神は罪人に罪を犯したら悔い改めるように命じますが運命予定説は罪人から悔い改めを完全に奪います
165章 神は罪人の死を望まずに悔い改めを望みます 神は選ばれない民に呼び掛け彼等を選民と呼びます
166章 神が人の改心の為に多くのことをして度々悔い改めを呼び掛けているので人は裁きの日に罪の言い訳が出来ません
167章 有限で肉体の複合物である人間は神が一言で無から宇宙を創ったことも神が永遠であること理解出来ません
168章 イエス「神が私を選んでイスラエルの家に送る時一つの書を私に与えました私が語る全てはその書から出ています」
169章 楽園は神が彼の喜びを蓄える家です そのような喜びを人は見たことも聞いたこともなく心に抱いたこともありません
170章 神は忠実に仕える人に言います「私は楽園の豊かさをあなたの手に置くだけではなく私自身を贈り物として与えます」
171章 神が楽園で体と心に与えるものはヘロデが彼の持つものを全てと彼自身の命も与えるようなものです
172章 私がこの世で地の全ての君と王に与えた全てのものは海(私の楽園で私)があなたに与える一つの砂粒より少ない
173章 肉体は再び甦らないと言うサドカイ派になってはいけません ヨブは「最後の日に私の肉体で再び甦る」と言いました
174章 楽園で食べる物は現世の物と違って不滅で腐敗しないので食べた聖人は汚れた物を排泄しません
175章 私の僕たちは私の家で私の卓に座って宴を楽しみ私の敵たちは私から投げ捨てられて惨めに死ぬでしょう
176章 あなたの心を楽園に居る神に向けて上げなさい そうすれば全て一つなる栄光を見ることが出来るでしょう
177章 この世で太陽と月と星々から利益を得るように楽園では太陽の神と月の使徒と星々の預言者たちから喜びを得ます
178章 イエス「楽園は地球全てと天の全てより大きい」ペトロ「楽園は神より大きい」イエス{黙りなさい不敬な言葉を」
179章 私(神)が永遠に生きるように楽園は全ての天と地より大きい 全地が一粒の砂より大きいように私は楽園より大きい
180章 神は無限であり人は有限です 人は神に相応しくありません 人は一瞬一瞬受け入れる僅かな息にも値しません
181章 人がすることは人の創造主である神を否定することと罪を犯すこと 人がよいことをするのは神が人に働きかけるから
182章 人は神に返済不能の借りを負っています 人が善い働きをしても神に報酬を求めず罰を求めなさい 謙遜を愛する神に
183章 真の謙遜とは何か 幼児のようにならない者は天の王国に入ることは出来ないとイエスは言いました
184章 子供が話すように舌で話して行動でそれを否定する者は偽りの謙遜と真の高慢を持っています
185章 真に謙虚な預言者ハガイは師オバデヤからの良い贈り物を受け取らず悪い贈り物を宝物として受け取りました
186章 ハガイの祈り「あなたの僕の罪を罰して下さい 私はあなたに喜びを要求出来ません 私は罪以外何もしないから」
187章 ハガイの弟子ホセアは自分の所有物全てを謙虚な態度で貧乏人に与えました 衣服からモーセの書に至るまで
188章 ホセアは彼自身を売って得た金を貧しい寡婦に与え彼女の息子を買い戻させました 彼はハガイに「私を売ったのはモーセの書」
189章 イエスは言います「この信仰なき世代に禍あれ 彼等は私を殺すことを求めています 彼等の神殿と聖なる都は滅びるでしょう」
190章 心が神の律法について知ることに反して舌が語る時命は失われます 創造主である神に罪を犯すより全世界を滅ぼしなさい
191章 律法学者は「モーセの真の書の中にイシュマエルはメシアの父でありイサクはメシアの使徒の父であると書かれています」
192章 その書の中に見つからないことは「神が牛或いは羊を食べること 神がイスラエルだけに彼の慈悲を留めたこと」
193章 イエスはマリアに「あなたの兄弟は死なないで眠っている」と言い「ラザロよ出て来なさい」と叫ぶと死んだ彼は立ち上がりました ☞ヨハネ福音書11:1-44
194章 イエスは足許に一日座って彼の言葉を聞くマリアを姉妹マルタが食事の世話もしないと咎めると「マリアは永遠のものを選んだ」 ☞ルカ福音書10:38-42 ☞ヨハネ福音書12:9-11
195章 私を信じる者たちは永遠に死にません 私の言葉を通して彼等の内に神を認識し彼等の救いを見つけるから
196章 律法学者たちとファリサイ派の人々は鍵を持っていて入ろうとしないどころか永遠の命に入りたい者たちを妨げます
197章 神曰く「私はあらゆる人に一つの良い斧を与えました 誰でもこの斧を上手く振るって痛みなしに心から罪の木を取り除きます」
198章 人が悪く死ぬなら善く生きることは空しいことです 私(イエス)は善く生きるべきか教えました ラザロは善く死ぬか教えるでしょう
199章 隣人の善き業を称賛に価する価値と呼ぶことを神は望むが「私は称賛に価する価値がある」と言えば有罪と宣告されます
200章 イエスが驢馬に乗ってエルサレムに入ると人々は「神の名によって私たちの許に来る方に祝福あれ ホサナ ダビデの息子よ」 ☞マルコ福音書11:1-11 ☞マタイ福音書21:1-11 ☞ルカ福音書19:28-40 ☞ヨハネ福音書12:12-19
201章 「罪の無い者が姦淫の女を石で打ちなさい」「一匹の羊を失ったら九十九匹を残して見つけに行き見つけたら大喜びします」 ☞マタイ福音書18:10-14 ☞ルカ福音書15:1-7 ☞ヨハネ福音書8:1-11
202章 「神の慈悲は悔い改める罪人の上にあります」「律法学者とファリサイ派の人々は自らを義とする不正な正しい者です」
203章 イスラエルよ あなたは病んだ体を癒やすことを求めて何度も泣きますが私の僕を殺そうと努めます ☞ルカ福音書19:41-44
204章 神は言います「エルサレムが彼女の罪の為に泣いて懺悔するなら私は彼女に何の災いも下しません」
205章 マリアは高価な油をイエスに注ぎました 裏切り者のユダは大祭司にイエスを金三十枚で売りました ☞マルコ福音書14:10-11 ☞マタイ福音書26:14-16 ☞ルカ福音書22:3-6 ☞ヨハネ福音書12:1-8
206章 イエスは大祭司に「私たちの創造主である神は唯一の神であり私は神の僕でありこの世で何も求めず真実を言います」
207章 「頭(神)で結ばれた一つの体の組織(人間)は互いに助けます あなた(大祭司)がその体の一部なら私を助けるでしょう」
208章 アブラハムは神を非常に愛したので彼自身の息子を自発的に殺そうとしました アブラハムのこの息子はイシュマエルでした ☞コーラン2.125-140
209章 イエスの母マリアはイエスの迫害を天使ガブリエルから知らされてナザレからエルサレムの姉妹マリア・サロメの家に来ました
210章 ダビデの預言「地の君たちと王たちがイスラエルの聖なる人に敵対して団結する」が成就しました ☞ルカ福音書23:6-12
211章 イエスは弟子たちに「神が私の口によってあなたたちに語った言葉の 私が私の福音で証ししたことの 私の証人でありなさい」 ☞マルコ福音書16:15-18 ☞マタイ福音書28:16-20 ☞ルカ福音書24:44-49
212章 [あなたが私に授けた者たちを憐れんでこの世から救って下さい あなたが私に授けた言葉を信じる者たちを憐れんで下さい」
213章 過越しの日にイエスは弟子たちの足を洗い子羊の食事の席に着き言いました「あなたたちの一人が私を裏切るでしょう」 ☞ヨハネ福音書13:1-11
214章 ユダは大祭司に「今晩私はあなたの手にあなたたちが求めるイエスを渡しましょう」大祭司はユダに金貨三十枚を渡しました ☞マルコ福音書14:10-11 ☞マタイ福音書26:14-16 ☞ルカ福音書22:3-6 ☞ヨハネ福音書12:1-8
215章 イエスに危機が迫ると神は聖なる天使たちに命じてイエスをこの世から連れ出して第三の天に置きました ☞コーラン4.157
216章 神がユダを話しぶりと顔つきでイエスに似た者に変えました ヨハネは亜麻布の衣を残して裸で逃げました ☞マルコ福音書14:51-52
217章 ユダはイエスに変わって嘲られ鞭打たれ全ての者にイエスと信じられて十字架に付けられ殺されました ☞コーラン4.157
218章 イエスの弟子たちは夜に紛れてユダの体を盗んで隠しイエスが蘇ったという噂を広めました
219章 イエスの死を信じて悲しみ彼の甦りを望む母マリアと彼の弟子たち イエスは彼等の許に四天使によって運ばれました
220章 イエスは母と弟子たちに神の意志を説明します「ユダの死によってこの世で私が嘲られることを望みました」
221章 イエスはバルナバに「私の福音を書きなさい」母に「平和がありますように」そしてオリーブ山から天に上って行きました
222章 私たちは多くの神を畏れる者たちに伝道し神の裁きの最後の日に彼等が救われますように アーメン
Office Murakami
キリストと呼ばれたイエスの真実の福音書
神によって世に遣わされた新しい預言者
彼の使徒バルナバの記述による
バルナバはキリストと呼ばれたナザレ人イエスの使徒
地の上に住むすべての者に平和と慰めを願っています
心から最愛の偉大で素晴らしい神がこの在りし日に私たちを訪れました
彼の預言者イエス・キリストによる教えと奇跡の大いなる慈悲によって
それについて多くの理由によって
サタンに騙されている者が
見せかけの敬虔の下に
最も不信心な教えを伝道しています
イエスを神の息子と呼んでいます
永遠に神の定めた割礼を否定しています
そしてことごとくの汚れた肉を許しています
その者たちの中でまたパウロも騙されました
それについて悲しみなしで私は語れません
その理由の為に私が見たり聞いたりした真実を私は書いています
私がイエスと持った交わりの中で
あなたたちが救われる為に
そしてサタンに騙されない為に
そして神の裁きによって滅びない為に
だから私が書くことに反する新しい教えをあなたたちに説教する者の全てに用心しなさい
あなたたちが永遠に救われる為に
偉大なる神があなたたちと共にいてサタンと全ての災いからあなたたちを守って下さいますように
アーメン
1章 ☞ルカ福音書1:26-56
この最初の章にイエス誕生に関して処女マリアに対する天使ガブリエルのお告げが含まれます
この数年マリアと呼ばれた処女が
ダビデの血統のユダ族の処女が
神からの天使ガブリエルによる訪問を受けました
この処女は何一つ罪のない完全に聖なる生活を送っていました
非の打ちどころがなくそして断食と共に祈りに明け暮れていました
ある日一人でいる時
彼女の部屋に天使ガブリエルが入って来ました
そして彼は彼女に挨拶しました
こう言って
神があなたと共にいますように
マリアよ
処女は天使の出現に恐れを抱きました
しかし天使は彼女を安心させて言いました
恐れることはありません
マリア
なぜならあなたは神の恵みに与かったから
神はあなたを選んで預言者の母にします
預言者を彼はイスラエルの民に遣わすでしょう
それは彼等が真心をもって彼の法の中を歩むため
処女は答えました
どうして私が子を儲けることができるでしょうか
私は男を知らないのに
天使は答えました
マリアよ
男無しに男を造った神はあなたに男無しに男を齎すことができます
なぜなら彼に不可能なことは何一つないから
マリアは答えました
神が全能であることを私は知っています
だから彼の意思は実行されますように
天使は答えました
今あなたの中に預言者が宿りました
その者をあなたはイエスと名付けなければいけません
そしてあなたは葡萄酒と強い酒と汚れた肉から彼を守らなければいけません
なぜならその子は神の聖なる者ですから
マリアは答えて謙虚に身を屈めました
こう言って
神の婢をご覧下さい
それはあなたの言葉通りに実行されますように
天使は離れて行きました
そして処女は神を讃えました
こう言って
知りなさい
我が魂よ
神の偉大さを
そして喜びなさい
我が魂よ
我が救い主の神ゆえに
何故なら彼は卑しき彼の婢に目を留めたから
その結果私は全国民から祝福された者と呼ばれるでしょう
何故なら力ある彼は私を偉大にさせたから
そして彼の聖なる名前は祝福されますように
何故なら彼の慈悲は彼を恐れる彼等の世代から世代へ広がるから
彼は彼の手を強くしました
そして彼は彼の心の思いのままに高ぶる者を散らしました
彼は権力者を彼等の座から降ろしました
そして卑しい者を高めました
飢えた者を彼は良い物で満たしました
そして金持ちを彼は空にして追い払いました
何故ならアブラハムと彼の息子に約束したことを永久に彼は記憶に留めているから
2章 ☞マタイ福音書1:18-25
処女マリアの妊娠に関して天使ガブリエルがヨセフに与えた警告
神の意思を知ったマリアは
人々を恐れて
子供で腹が大きくなった彼女に彼等が腹を立てるのではないかと
そして淫行を犯したとして石打ちにするのではないかと
彼女自身の伴侶を決めました
ヨセフという名の男を
非のうちどころのない人生の男を
何故なら彼は正しい人として神を恐れ断食と祈りで神に仕えていたから
彼の手の仕事で生活しながら
何故なら彼は大工であったから
そのような男を処女は知って
彼女の伴侶に彼を選んで神の思いを彼に明らかにしました
ヨセフは正しい人なので
マリアが子供で腹が大きくなったことを知ると
神を恐れて彼女を離縁しようと思いました
見なさい
彼が寝ていると
神の天使にこう言って彼は叱られました
ヨセフよ
何故あなたはあなたの妻マリアを離縁しようと思うのか
彼女の中で為されている全てのことは神の意思によって為されていることを知りなさい
処女は息子を生むでしょう
その者をあなたはイエスの名によって呼びなさい
その者を葡萄酒と強い酒と全ての汚れた肉からあなたは守りなさい
何故なら彼の母の胎の時から彼は聖なる者であるから
彼はイスラエルの人々に遣わされた神の預言者です
彼がユダヤを彼の心に改心させる為に
そしてイスラエルが主の律法の中で歩む為に
それはモーセの律法に書かれているように
彼は偉大な力と共に来るでしょう
それは神が彼に与えるもの
そして大いなる奇跡の業を為すでしょう
それによって多くに人が救われるでしょう
ヨセフは
眠りから起きて
神に感謝を捧げました
そして彼の全生涯をマリアと共に住みました
全く偽りなく神に仕えながら
3章 ☞ルカ福音書2:1-7
イエスの驚くべき誕生と神を讃える天使たちの出現
その当時ユダヤをヘロデが統治していました
アウガストゥス皇帝の命令によって
そしてアンナスとカイアファスが大祭司の時にピラトが総督でした
それ故にアウガストゥスの命令によって
全世界は登録させられました
それ故に各人は彼自身の故郷に行きました
そして彼等は彼等自身の部族によって登録される為に出頭しました
従ってヨセフはガリラヤの町ナザレから出発しました
子供で腹の大きくなった彼の妻マリアと共に
ベツレヘムに行く為に
なぜならそれは彼の町でした
彼はダビデの血統でした
皇帝の命令に従って彼は登録される為
ヨセフがベツレヘムに到着した時
その町が小さかったので
そしてそこによそ者が大勢いたので
彼は場所を見つけられませんでした
それ故に町の外に羊飼いの宿泊の為に作られた番小屋に宿泊しました
ヨセフが数日留まっている間にマリアの出産の時が満ちました
処女はとても明るい光に囲まれました
陣痛もなく彼女の息子を産みました
彼を彼女は腕の中に抱えました
そして細長い布で彼を包んで
飼い葉桶の中に彼を置きました
何故なら宿の中に場所がなかったから
大勢の天使が喜びながら宿にやって来ました
神を讃えながらそして神を恐れる者に平安を告げながら
マリアとヨセフはイエスの誕生について主を讃えました
そして最高の喜びをもって彼を養育しました
4章 ☞ルカ福音書2:8-20
天使たちはイエスの誕生を羊飼いたちに告げます
そして彼等は彼を見出した後に彼のことを告げます
その時羊飼いたちは彼等の群れを見張っていました
彼等の習慣として
そして見なさい
彼等はとても明るい光に囲まれました
そこから一人の天使が彼等に現れました
その者は神を讃美しました
突然の光と天使の出現によって羊飼いたちは恐れで一杯でした
見なさい
私はあなたたちに大きな喜びを告げます
何故ならダビデの町に主の預言者になる子供が生まれたから
その者はイスラエルの家に大いなる救いを齎します
その子供は飼い葉桶の中で見出されでしょう
彼の母と共に
その者は神を讃美します
そして彼がこのことを言うと神を讃美する大勢の天使がやって来ました
善意ある彼等に平安を告げながら
天使たちが去ると
羊飼いたちは彼等の中で話しました
こう言って
さあベツレヘムに行きましょう
そして天使によって神が私たちに告げた言葉を見ましょう
新しく生まれた赤ん坊を見る為に多くの羊飼いたちがベツレヘムにやって来ました
そして彼等は町の外で生まれた子供を見つけました
天使の言葉に従って
飼い葉桶に横たわっている
彼等はそこで彼にお辞儀をしました
そして彼等が持っていたものを母に贈りました
彼等が聞いたり見たりしたことを彼女に告げながら
マリアはそれでこれら全てのことを彼女の心に留めました
そしてヨセフも同様に
神に感謝を捧げながら
羊飼いたちは彼等の群れに戻りました
彼等が見た偉大な出来事を皆に告げながら
そしてそれでユダヤの全丘陵地帯は恐れで満ちました
そして全ての人はこの言葉を彼の心の中に置きました
こう言うことを
この子供は何になると思いますか?
5章 ☞ルカ福音書2:21
イエスの割礼
主の律法に従って八日が終えた時
それはモーセの書に記されている通りに
彼等はその子を抱いて彼に割礼を施す為に神殿に連れて行きました
そしてそのように彼等はその子に割礼を施しました
そして彼にイエスという名を与えました
彼が胎に宿される前に主の天使が言った通りに
マリアとヨセフは理解しました
その子が多くの救いと滅びの為に必要とされることを
それ故に彼等は神を恐れました
そして神の恐れと共にその子を守りました
6章 ☞マタイ福音書2:1-8
三人の博士が東の星によってユダヤに導かれて来ました
ユダヤの王ヘロデの治世に
イエスが生まれた時
東の各所で三人の博士が天の星を観測していました
すると大きく輝く一つの星が彼等に現れました
彼等の間を結んだ結果
彼等はユダヤにやって来ました
星に導かれて
それは彼等の前を行きました
そしてエルサレムに着くと彼等は尋ねました
ユダヤ人の王はどこに生まれたのか
そしてヘロデはこれを聞いて恐れました
そしてその町全てが騒然としました
ヘロデはそこで祭司たちと律法学者たちを一緒に呼びました
こう言って
キリストはどこで生まれることになっているのか?
彼等は答えました
ベツレヘムで生まれることになっています
何故ならそれは預言者によって記されているから
「そしてあなたは
ベツレヘムよ
ユダの首長たちの中で小さい者ではありません
何故ならあなたから指導者が出て来るから
その者は私の民イスラエルを導くでしょう」
従ってヘロデは博士を一緒に呼んで彼等が来たことについて彼等に尋ねました
その者たちは東で星を見たと答えました
それが彼等をここに導いたと
だから彼の星によって明らかになったこの新王に贈り物と共に彼等は礼拝したいと
そこでヘロデは言いました
ベツレヘムに行って精一杯その子を探し出しなさい
そしてあなたたちが彼を見つけたら
戻って来てそれを私に告げなさい
何故なら私も喜んで行って彼を礼拝したいから
そしてこれを彼は欺いて言いました
7章 ☞マタイ福音書2:9-12
三博士はイエスを見つけて彼にお辞儀をして贈り物をして彼等自身の国へ帰りました(夢の中で彼等に与えられた警告によって)
三博士はそこでエルサレムから出発しました
そして見なさい
東方で彼等に現れた星が彼等の前に行きました
星を見ながら三博士は喜びで一杯でした
そしてベツレヘムに来たとき
町の外にイエスが生まれた宿の上に星がじっと止まっているのを彼等は見ました
三博士はそこでそっちに行きました
そして住居に入ってその子を彼の母と共に見つけました
そして腰を屈めて彼等は彼にお辞儀をしました
そして三博士は彼に香料を贈りました
銀や金と共に
彼等が見た全てのことを処女に物語りながら
その後で眠りの中で
ヘロデの許に行かないようにその子に警告されました
そこで別の道によって出発して彼等は自分たちの故国に帰りました
彼等がユダヤで見た全てのことを告げ知らせながら
8章 ☞マタイ福音書2:13-18
イエスは急いでエジプトに連れて行かれ ヘロデは罪のない子供たちを虐殺しました
ヘロデは三博士が戻って来ないのを見て
己が彼等の嘲け者にされたと信じました
そこで彼は生まれたその子を死刑にしようと決めました
しかし見なさい
ヨセフが眠っている間に主の天使が彼に現れました
こう言って
直ぐ起きなさい
そしてその子を母と共にエジプトに連れて行きなさい
何故ならヘロデが彼を殺したがっているから
ヨセフは非常な恐怖と共に起きました
そして子供と共にマリアを連れて行きました
そして彼等はエジプトに行きました
そしてヘロデの死までそこに彼等は留まりました
ヘロデは三博士から己が嘲笑されたと信じて
ベツレヘムの新生児を殺す為に彼の兵士たちを送りました
そこで兵士たちはやって来てそこに居た新生児を全て殺しました
ヘロデが彼等に命じた通りに
それによって預言者の言葉は成就されました
こう言うことが
嘆きと大いなる泣き叫びがラマにありました
ラケルは彼女の息子たちの為に嘆きました
しかし彼等はいないので彼女に慰めは与えられません
9章 ☞マタイ福音書2:19-23 ☞ルカ福音書2:41-52
イエスはユダヤに戻って来ると教師たちと驚くべき論争をします
十二歳になった時
ヘロデが死ぬと
見なさい、主の天使がヨセフの夢の中に現れました
こう言って
ユダヤに戻りなさい
その子の死を望んだ彼等は死んだから
ヨセフはそこでマリアと共に子供を連れて行きました
(彼は七歳になっていました)
そしてユダヤに来ました
そこでヘロデの息子アルケラウスがユダヤを統治していると聞いて
彼はガリラヤに行きました
ユダヤに留まることを恐れて
そして彼等はナザレに行って住みました
その子は神と人の前に恵みと知恵の中で育ちました
イエスは十二歳になると
マリアとヨセフと共にエルサレムに礼拝しに行きました
モーセの書の中に記されている主の律法に従って
彼等の礼拝が終えると彼等は出発しました
イエスを見失って
何故なら彼は彼等の親戚と共に家に戻ったと彼等は考えたので
マリアはそこでヨセフと共にエルサレムに戻りました
親戚と隣人の間でイエスを捜す為
三日目に彼等はその子を神殿の中で見つけました
教師たちの真ん中にいて
律法について彼等と論争していました
そして皆が彼の質疑について驚いていました
こう言って
どうしてそのような教えが彼の中にあり得るのか
彼はこんなに小さくて読むことを学んでいないのに
マリアは彼を叱りました
こう言って
息子よ
何ということを私たちにしたのか
見なさい私とあなとの父は三日間心配しながらあなたを捜しました
イエスは答えました
神への奉仕は父と母の前に来るべきことをあなたは知らないのですか?
イエスはそれから彼の母とヨセフと共にナザレに下って行きました
そして謙虚と崇敬をもって彼等に服従しました
10章 ☞コーラン96.1-5
イエスは三十歳の時にオリーブ山でガブリエルから福音を奇跡的に受けました
イエスは三十歳になると
彼自身が私に言ったように
オリーブを集めに彼の母と共にオリーブ山に上って行きました
そこで正午に彼が祈りながら
これらの言葉に至った時
主よ
憐れみをもって・・・
とても輝く光と限りなく多数の天使に彼は囲まれました
その者たちは言いました
讃えられよ神は
天使ガブリエルはまるで光り輝く鏡であるかのように一つの書を彼に見せました
それはイエスの心の中に下りました
それの中で神がしたことと言ったことと望むことについて彼は知識を得ました
あらゆることが彼に剥き出しになり開けっ放しになるまで
彼が私に(こう)言ったように
信じなさい
バルナバよ
あらゆる預言と共にあらゆる預言者を私が知っていることを
私が言うことは何でも全てその書から来ていることを
イエスは
この幻を受けて
そして彼はイスラエルに遣わされた一預言者であることを知って
彼の母マリアに全てを明らかにしました
神の栄光の為に彼は大変な迫害を被らなければならないと彼女に告げて
そして彼女に仕える為に彼女と一緒に住むことはもはやできないと
その後でこれを聞いて
マリアは答えました
息子よ
あなたが産まれる前に全てのことは私に告げられました
だから神の聖なる名を讃えなさい
それ故にイエスは彼の預言の任務に専心する為にその日彼の母から去って行きました
11章 ☞マルコ福音書1:40-45 ☞マタイ福音書8:1-4 ☞ルカ福音書5:12-16
イエスは驚くべきことに癩病患者を癒しエルサレムに行きます
イエスはエルサレムに入るため山から下って来た時
癩病患者に出会いました
その者は神の霊感によってイエスが預言者であることを知りました
そこで涙を流して彼は彼に願い求めました
こう言って
イエスよ
ダビデの息子のあなたよ
私を憐れんで下さい
イエスは答えました
何をあなたは望みますか
兄弟よ
私があなたにすべきことを
癩病患者は答えました
主よ
私に健康を与えて下さい
イエスは彼を叱りました
こう言って
あなたは愚かです
あなたを創った神に祈りなさい
そうすれば彼はあなたに健康を授けるでしょう
なぜなら私は人間です
あなたと同じように
癩病患者は答えました
主よあなたが人間であることを私は知っています
しかし主の聖なる者です
だからあなたが神に祈れば彼は私に健康を授けるでしょう
そこでイエスは
ため息をついて言いました
全能の主なる神
あなたの聖なる預言者たちの愛の為にこの病人に健康を授けて下さい
それからこう言った後
彼は言いました
神の名において彼の手で病人に触れながら
兄弟よ
あなたの健康を受け取りなさい
そして彼がこれを言った時に癩病患者は清められました
癩病患者の肉体は子供の肉体のようになるまでに
彼が癒されたことを見て
癩病患者は大声で叫びました
ここへ来なさい
イスラエルよ
神があなたに遣わした預言者を受け入れる為に
イエスは彼に懇願しました
こう言って
兄弟よ
あなたは沈黙を守って下さいそして何も言わないで下さい
しかし彼が彼に懇願すればするほど彼は叫びました
こう言って
見なさい預言者を!見なさい神の聖なる方を
その言葉によってエルサレムから出て行こうとしていた多くの者が駆け戻りました
そしてイエスと共にエルサレムに入りました
イエスを通して神が癩病患者に行ったことを詳しく述べながら
12章
イエスが人々に伝えた神の名に関する教えの素晴らしい最初の説教
エルサレムの全市はこれらの言葉によって動かされました
だから彼等は皆イエスを見る為に神殿に一緒に走って行きました
彼は祈る為にそこに入りました
その為に彼等は辛うじてそこに入ることができました
従って祭司たちはイエスに懇願しました
こう言って
この人々はあなたを見聞きすることを望んでいます
だから小尖塔に上って下さい
そしてもし神があなたに言葉を授けたなら主の名によってそれを話して下さい
それで律法学者たちがいつも話している場所にイエスは上って行きました
そして静かにするように手で合図しながら
彼は口を開きました
こう言って
神の聖なる名は讃えられますように
彼の善と恵みによって彼を讃える生き物を創造しようとする方
神の聖なる名は讃えられますように
この世の救済に遣わす為に全てのものの前に全ての聖人と預言者の輝きを創造する方
彼の僕ダビデによって彼は語ったように
こう言って
明けの明星の前に聖人の輝きの中で私はあなたを創りました
神の聖なる名は讃えられますように
彼に仕えるように天使たちを創った方
神は讃えられますように
サタンと彼の従者を罰して咎めた方
彼は神を崇拝しないし神は彼に崇拝されたいとも思いません
神の聖なる名は讃えられますように
地の粘土から人間を創った方
そして彼の仕事を彼にさせた方
神の聖なる名は讃えられますように
彼の聖なる命令に違反した為に人間を天国から追放した方
神の聖なる名は讃えられますように
人類の最初の親アダムとイヴの涙を憐れんで見た方
神の聖なる名は讃えられますように
兄弟殺しカインを正しく罰した方
地の上に大洪水を送った方
三つの邪悪な町を焼き尽くした方
エジプトを厳しく罰した方
ファラオを紅海に沈めた方
彼の民の敵を散らした方
不信仰者を厳罰に処した方
そして悔い改めない者を罰した方
神の聖なる名は讃えられますように
彼の創造物を憐れみをもって見る方
そしてそれ故に彼の聖なる預言者たちを遣わした方
彼の前に真と義によって彼等が歩む為に
あらゆる悪から彼の僕たちを救う方
そして彼等のこの地を与えた方
私たちの父アブラハムと彼の息子にとこしえに約束した方
それから彼の僕モーセによって彼は彼の聖なる律法を与えました
サタンが私たちを騙さないように
そして彼は私たちを他の人々の上に高めました
しかし
兄弟たちよ
何を私たちはすればよいのか
今日
私たちが私たちの罪の為に罰せられない為に
そしてその後でイエスは最も激しく人々を叱りました
彼等が神の言葉を忘れた故に
そして虚しいことにのみ身を委ねた故に
彼は祭司たちを叱りました
神の奉仕に彼等が無頓着な故にそして彼等の世俗的貪欲の故に
彼は律法学者たちを叱りました
彼等が虚しい教義を説く故に
そして神の律法を捨てる故に
彼は教師たちを叱りました
彼等が彼等の習わしに従って何の効果もない神の律法を作る故に
そしてそのような賢さでイエスは人々に語りました
その為全ての者は涙を流しました
最も小さな者から最も大きな者まで
大声で慈悲を求めて
そしてイエスに懇願したので彼は彼等の為に祈りました
彼等の祭司と首長たちだけを除いて
彼等はその日イエスに対して憎しみを心に抱きました
祭司と律法学者と教師たちに対してそのように言ったので
そして彼等は彼の死を目論見ました
しかし人々を恐れたので
彼等は彼を神の預言者として受け入れました
彼等は一言も語りませんでした
イエスは彼の手を主なる神に上げて祈りました
そして人々は泣きながら言いました
そうありますように
主よ
そうありますように
祈りが終わってイエスは神殿から降りて来ました
そしてその日彼はエルサレムから去って行きました
彼に従う大勢と共に
そして祭司たちは彼等の間でイエスの悪口を言いました
13章 ☞コーラン74.1-7
イエスの異常な恐れと祈りと天使ガブリエルの素晴らしい慰め
何日か過ぎて
イエスは祭司たちの望みを心に受け入れて
祈る為にオリーブ山に上りました
そして祈りでまる一晩過ごして
朝にイエスは祈って言いました
主よ
私は知っています
律法学者たちが私を憎んでいることを
そしてあなたの僕である私を祭司たちが殺そうと心に思っていることを
それ故
全能で慈悲深い主なる神よ
憐れみをもってあなたの僕の祈りを聞いて下さい
そして彼等の罠から私を救って下さい
何故ならあなたは私の救い主ですから
あなたは知っています
主よ
あなたの僕である私があなただけを求めることを
主よ
そしてあなたの言葉を語ることを
何故ならあなたの言葉は真理であるから
それは永遠に持続するもの
イエスがこれらの言葉を語ると
見なさい天使ガブリエルが彼の許にやって来ました
こう言って
恐れてはいけません
イエスよ
何故なら天の上に住む百万の者があなたの衣を守っているから
そしてあらゆることが成就するまであなたは死ぬことはないでしょう
そしてこの世は終わりに近づくでしょう
イエスは顔を地面に伏せました
こう言って
偉大なる主なる神よ
私の上にあなたの恵みはなんと大いなるものでしょう
そして私は何をあなたに差し上げたらよいでしょうか
主よ
あなたが私に授けた全てのものに対して
天使ガブリエルは答えました
立ちなさい
イエスよ
そしてアブラハムを思い起こしなさい
彼は彼の一人息子イシュマエルを神に対して生贄に喜んでしました
神の言葉を成就する為に
そして短刀は彼の息子を切ることはできませんでした
生贄に羊を提供した私の言葉によって
だからあなたもそうしなさい
神の僕イエスよ
イエスは答えました
喜んで
しかし私は子羊をどこに見出しますか
私はお金がないのに
それを盗むのは合法ではありません
そこで直ちに天使ガブリエルは羊を彼に見せました
それをイエスは生贄に提供しました
神を褒め讃えながら
とこしえに栄光ある方を
14章 ☞マルコ福音書1:12-20 ☞マタイ福音書4:1-20 ☞ルカ福音書5:1-11 ☞ヨハネ福音書1:35-51
四十日の断食の後イエスは十二人の使徒を選びました
イエスは山から下りました
そしてヨルダン川の向こう側に夜一人で渡りました
そして四十日四十夜断食しました
日夜何も食わずに
絶え間なく主に懇願しながら
神が彼を遣わした人々の救いの為に
そして四十日が経つと彼はお腹が空きました
その時サタンが彼に現れました
そして多くの言葉で彼を試みました
しかしイエスは神の言葉の力によって彼を追い払いました
サタンが去ると天使たちが来て彼が必要とするものをもって彼に仕えました
イエスはエルサレムの地域に戻って
大いなる喜びをもって人々に再び見出されました
そして彼が彼等と一緒に住むように彼等は彼に懇願しました
何故なら彼の言葉は律法学者のそれのようではなかったから
そうではなく力強くて
心に触れたから
イエスは
彼等の大勢が神の律法の中を歩む為に彼等の心に戻ったのを見て
山に上って行きました
そして一晩中祈りっていました
そして日があけると彼は山から下りました
そして十二人を選びました
その者たちを彼は使徒と呼びました
その者たちの中にユダがいます
その者は十字架の上で殺されました
彼等の名前は
アンデレと彼の兄弟で漁師のペテロ
バルナバ
彼はこれを書いた者
収税吏マタイと共に
彼は税の受け取りに座っていた者
ゼベダイの息子たちのヨハネとヤコブ
タダイとヨダ
バルトロマイとフィリポ
ヤコブ
そして裏切り者イスカリオのユダ
これらの者に彼は常に神の秘密を明らかにしました
しかしイスカロオのユダを施しで与えられたものの分配者にしました
しかし彼はあらゆろものの十分の一を盗みました
15章 ☞ヨハネ福音書2:1-11
結婚式において水を葡萄酒に変えることでイエスによって為された奇跡
仮庵の祭りが近づいた時
或る金持ちが結婚式にイエスと彼の弟子たちと彼の母を一緒に招きました
イエスはそこで行きました
そして彼等が食事をしていると葡萄酒が足りなくなりました
彼の母はイエスに話しかけました
こう言って
彼等に葡萄酒がありません
イエスが答えました
それは私と何の関係がありますか
我が母よ
彼の母は僕たちに命じました
イエスが彼等に命じたことに何でも彼等は従うように
そこに水の容器が六つありました
イスラエルの習慣に従って祈りの際に身を清める為に
イエスは言いました
これらの容器を水で満たしなさい
僕たちはそうしました
イエスは彼等に言いました
神の名によって
食事している彼等に飲ませなさい
僕たちは直ちに式の主人の許に運びました
彼は接客係りを叱って言いました
役立たずの僕たちよ
なぜ良い葡萄酒を今まで取っておいたのか?
なぜならイエスがしたことを彼は何も知らなかったから
僕たちは答えました
ご主人様
ここに神の聖なる者がいます
なぜなら彼は水から葡萄酒を作りました
式の主人は僕たちが酔っ払っていると思いました
しかしイエスの近くに座っていた彼等は
全てのことを見て
食卓から立ち上がって彼に敬意を払いました
こう言って
真にあなたは神の聖なる方です
神から私たちに遣わされた真の預言者です
それで彼の弟子たちは彼を信じました
そして多くの者が彼等の心に立ち帰りました
こう言って
神は讃えられよ
イスラエルを憐れんだ方
愛をもってユダの家を訪れた方
そして彼の聖なる名は讃えられよ
16章
邪悪な生活からの転向に関してイエスによって彼の使徒たちに与えられた素晴らしい教え
ある日イエスは彼の弟子たちを一緒に呼んで山に上って行きました
そして彼がそこに座ると彼の弟子たちが彼に近づいて来ました
そして彼は口を開いて彼等に教えました
こう言って
神が私たちの上に授けた利益は大きなものです
だから私たちは真心で彼に仕えることが必要です
そして新しい葡萄酒は新しい容器に入れられるのと同様に
あなたたちは新しい人間になる必要があります
もしあなたたちが私の口から出る新しい教えを入れることができるなら
真に私はあなたたちに言います
人が彼の目で天と地を一つの同じ時に見ることができないように
神とこの世を愛することは不可能です
人は互いに不和である二人の主人にどのようにしても仕えることはできません
何故なら一人があなたたちを愛するなら
他の一人はあなたたちを憎むでしょうから
そうだから私はあなたたちに真に言います
あなたたちは神とこの世に仕えることはできないと
なぜならこの世は偽りと強欲と悪意の中に在るから
あなたたちはだからこの世の中に安らぎを見出すことはできないで
迫害と損失を見出します
だから神に仕えてこの世を軽んじなさい
何故なら私からあなたたちはあなたたちの魂の安らぎを見出すから
私の言葉を聞きなさい
何故なら私は真理をあなたたちに話しているから
真に
この俗世を悲しむ彼等は幸いです
何故なら彼等は慰められるから
この世の喜びを真に憎む貧乏人は幸いです
何故なら彼等は神の王国の喜びに満たされるから
真に
神の食卓で食べる彼等は幸いです
何故なら天使たちが彼等に奉仕するから
あなたちは巡礼者として旅しています
巡礼者は道の上で宮殿や畑やその他の現世の事柄を彼自身に負わせるでしょうか
確かに違います
そうせずに彼は道の上で軽い物や有用性と利便性の為に価値ある物を運びます
これは今やあなたたちに対する譬えになるでしょう
そしてもしあなたたちが別の譬えを望むなら私はそれをあなたたちに与えましょう
私があなたたちに言うことを全てあなたたちがする為に
現世の欲望であなたたちの心を押し下げないようにしなさい
こう言って
誰が私たちに着せるのか?
あるいは誰が私たちに食べ物を与えるのか?
しかし花や木を見なさい
鳥と共に
それらを主なる神が着せて養います
ソロモンの全ての栄華より大いなる栄華をもって
そして彼はあなたたちを養うことができます
神はあなたたちを創ってあなたたちを彼の奉仕に招いた方
荒野で彼の民イスラエルの為に四十年間マナを天から降らせた方
そして彼等の衣服を古びることも擦り切れることもさせなかった方
彼等は六十四万人いたのに
女と子供を除いて
真に私はあなたたちに言います
天と地はなくなるにしても
それでも彼を恐れる者に対する彼の恵みはなくならないでしょう
しかし繁栄しているこの世の金持ちは飢えて滅びます
所得が増えた一人の金持ちがいました
そして彼は言いました
私はどうしたらよいか?
我が魂よ
私の納屋が小さいから取り壊しましょう
そして私はもっと大きなものを建てましょう
だからあなたは勝ち誇りなさい、我が魂よ
なんと惨めな男よ
何故ならその夜彼は死にました
彼は貧者に気を配るべきでした
そしてこの世の不正な金持ちの施しに彼自身共鳴すべきでした
何故ならそれらは天の王国に宝を齎すから
どうか私に言いなさい
もしあなたたちが銀行に行って支配人にあなたたちの金を預けたとして
そして彼があなたたちに十倍二十倍を与えるなら
あなたたちはそのような人にあなたたちが持つ全てを与えないだろうか?
しかし私はあなたたちに言います
真に
神の愛の為にあなたたちが全てを許して捨てるなら
あなたたちはそれの百倍の戻しを受けます
そしてとこしえの命を
だから神に仕えることの満足がいかに大きいか理解しなさい
17章 ☞コーラン112.1-4
この章ではキリスト教徒の不信仰が明らかに認められます そしてムーミン(忠実なイスラム教徒)の真の信仰が
イエスがこう言った時
フィリポが答えました
私たちは喜んで神に仕えます
しかし私たちは望みます
それでも神を知ることを
何故なら預言者イザヤが言いました
真にあなたは隠れた神です
そして神は彼の僕モーセに言いました
私は「私は在る」ものです
イエスは答えました
フィリポよ
神は善以外ない善です
神はそれ以外存在しない存在です
神はそれなしで生きられない命です
彼は全てを満たしどこにも存在する大いなる者です
彼は比類なく等しい者を持ちません
彼には初めがありません
彼には終わりもありません
しかし全てのものに彼は初めを与えました
そして全てのものに彼は終わりを与えます
彼は父も母も持ちません
彼は息子たちを持ちません
兄弟たちも
仲間たちも
そして神は身体を持たない故に
彼は食べません
眠りません
死にません
歩きません
動きません
しかし人間の似姿なしに永遠に留まります
なぜなら彼は形体がない
合成でない
物質でない
最も単純なものであるから
彼はそれほど善であるので善のみを愛します
彼はそれほど義であるので彼が罰したり許したりする時それは反駁できません
つまり私はあなたに言います
フィリポよ
この地上であなたは彼を見たり完全に知ることはできません
しかし彼の王国であなたは彼をとこしえに見るでしょう
そこに私たちの全ての幸せと栄華があります
フィリポが言いました
主よ
何をあなたは言うのですか
イザヤの中に神は私たちの父であると確かに記されています
どうしてそれでは
彼は息子たちを持たないのですか?
イエスは答えました
預言者たちの書の中に多くの譬えが書かれています
だからあなたは文章に心を向けてはいけません
そうではなく良識に
なぜなら全ての預言者は
十四万四千人います
神がこの世に遣わした者は
曖昧に告げています
しかし私の後に全ての預言者と聖なる者の輝きとなる者が来るでしょう
そして預言者たちが言ったことの全ての曖昧なことに光を投じるでしょう
なぜなら彼は神の使徒だから
そしてこう言って
イエスはため息をついて言いました
イスラエルの上に恵みあれ
主なる神よ
そしてアブラハムと彼の子孫の上を憐れみで見て下さい
彼等があなたに真心をもって仕える為に
彼の弟子たちは答えました
そうあれかし
主なる我らが神よ
イエスは言いました
真に私はあなたたちに言います
律法学者たちと教師たちは彼等の偽りの預言で神の律法を空しくしました
神の真の預言の預言者たちに反して
だから神はイスラエルの家とこの不信仰な世代に激怒しています
彼の弟子たちはこれらの言葉に泣きました
そして言いました
憐れんで下さい
神よ
神殿と聖なる都の上に憐れみを垂れて下さい
そしてそれをあなたの聖なる契約を軽んじない国々の侮蔑に渡さないで下さい
イエスは答えました
そうあれかし
私たちの父祖たちの主なる神よ
18章
ここで示されるのはこの世による神の奉仕者への迫害と彼等を救う神の保護です
これを言って
イエスは言いました
あなたたちは私を選びました
しかし私があなたたちを選びました
あなたたちが私の弟子になるように
もしこの世があなたたちを憎むようになれば
あなたたちは本当に私の弟子になるでしょう
何故ならこの世はずっと神の僕たちの敵であるから
この世によって殺された聖なる預言者たちを思い起こしなさい
エリヤの時代においてすらイゼベルによって一万の預言者が殺されました
貧しいエリヤがやっと逃げた程
そして預言者の七千の息子たちがアハブの軍の隊長によって隠されました
ああ
不正な世よ
神を知らないから
だからあなたたちは恐れてはいけません
何故ならあなたたちの髪の毛は数えられているので滅びることはないから
雀と他の鳥を見なさい
神の意志以外で羽一つそれから落ちることはありません
神は人間以上に鳥に気を配るでしょうか
その者の為に彼はあらゆるものを創りました
あるいは彼自身の息子より彼の靴に気を配る人はいるでしょうか・
確かにいません
況や神があなたたちを捨てるとあなたたちは考えてはいけません
鳥に気を配っている間に
そして何故私は鳥のことを話すのか?
神の意志以外で木の葉一つも落ちません
私を信じなさい
何故なら私は真理を告げているから
この世はあなたたちを大いに恐れるでしょう
もしあなたたちが私の言葉を守るなら
何故ならもしそれの悪が明らかにされることを恐れないなら
それはあなたたちを憎まないでしょう
しかしそれが明らかにされることを恐れるなら
それ故にそれはあなたたちを憎んで迫害するでしょう
もしあなたたちの言葉がこの世に軽蔑されたとあなたたちが見るなら
それを心に留めなさい
しかし神があなたたちよりいかに偉大であるかよく考えなさい
彼の知恵が狂気と見做されるほどこの世によって軽蔑された知恵の持ち主
もし神が忍耐してこの世に耐えるなら
何故にあなたたちはそれを心に留めるのでしょうか?
地の塵と粘土である者よ
あなたたちの忍耐の中にあなたたちは自分の魂を持つようにしなさい
だからもし或る人があなたの顔の一方を叩くなら
他方を彼が叩くように彼に差し出しなさい
悪に対して悪で報いてはいけません
なぜなら最も下等な動物の全てがそうするから
そうせずに悪に対して善で報いなさい
そしてあなたを憎む彼等の為に神に祈りなさい
火は火によって消せません
そうではなく水によって
そうだから私はあなたたちに言います
あなたたちは悪によって悪に打ち勝つことはできないと
そうではなく善によって
神を見なさい
その方は太陽を善人と悪人の上に齎します
そして同様に雨も
だからあなたたちは全てに善を為しなさい
何故ならそれは律法に記されているから
あなたたちは聖でありなさい
何故ならあなたたちの神である私は聖であるから
あなたたちは清くありなさい
何故なら私は清いから
そしてあなたたちは完全でありなさい
何故なら私は完全であるから
真に私はあなたたちに言います
僕は彼の主人を喜ばすことを学ぶものであると
そして彼が衣服を着ないことは彼の主人を不快にします
あなたたちの衣服はあなたたちの気持ちであり愛です
用心しなさい
だから
私たちの主である神を不快にすることを望んだり愛したりしないように
神はこの世の虚飾や貪欲を憎んでいることをあなたたちは確信しなさい
そしてそれ故にあなたたちはこの世を憎みなさい
19章
イエスは彼の裏切りを予告して山から下りて十人の癩病患者を癒します
イエスがこれを言うと
ペテロが答えました
師よ
見て下さい私たちはあなたに従う為に全てを捨てました
私たちの得るものは何でしょうか
イエスは答えました
真にあなたたちは裁きの日に私の側に座るでしょう
イスラエルの十二部族に対して証言する為に
そしてこれを言った後イエスはため息をつきました
こう言って
主よ
これは何ということですか
私は十二人を選びました
しかし彼等の一人は悪魔です
弟子たちはこの言葉にいたく悲しみました
その後で著者が涙ながらに密かにイエスに尋ねました
こう言って
主よ
サタンは私を騙すでしょうか
そしてその時私は拒めるでしょうか
イエスは答えました
いたく悲しむことはありません
バルナバよ
何故なら神がこの世の創造の前に選んだ者たちを滅ぼすことはないから
喜びなさい
あなたの名は命の書の中に記されているから
イエスは彼の弟子たちを慰めました
こう言って
恐れてはいけません
何故なら私を憎む者は私の言葉に悲しむから
彼の中に聖なる感覚はない故に
この言葉で選ばれた者たちは慰められました
イエスは彼の祈りを捧げました
そして彼の弟子たちは言いました
アーメン
そうあれかし
全能で慈愛溢れる主なる神よ
彼の祈祷が終わると
イエスは弟子たちと共に山から下りて来ました
そして十人の癩病患者に出会いました
その者たちは遠くから叫びました
イエスよ
ダビデの息子
私たちを憐れんで下さい
イエスは彼等を彼の近くに呼びました
そして彼等に言いました
あなたたちは私に何をして欲しいのですか?
兄弟たちよ
彼等は全員叫びました
私たちに健康を与えて下さい
イエスは答えました
ああ
あなたたちは可哀想です
あなたたちにはそれを言う理由がありません
私たちに健康を与えて下さいと
私をあなたたちと同じ人間であるとあなたたちは考えないのですか
あなたたちを創った私たちの神に呼びかけなさい
それで全能で慈悲深い彼はあなたたちを癒すでしょう
涙を浮かべて癩病患者たちは答えました
あなたが私たちと同じ人間であることを私たちは知っています
しかしそれでも神の聖なる方で主の預言者です
だからあなたが神に祈って下さい
それで彼は私たちを癒すでしょう
そこで弟子たちはイエスに懇願しました
こう言って
主よ
彼等を憐れんで下さい
そこでイエスはうめき声をあげて神に祈りました
こう言って
全能で憐れみ深い主なる神よ
あなたの僕の言葉に憐れみをもって耳を傾けて下さい
そして私たちの父であるアブラハムへの愛とあなたの聖なる契約の為に
これらの者たちの要求に憐れみを垂れて下さい
そして彼等に健康を与えて下さい
その後でイエスは
これを言ってから
癩病患者たちに振り向いて言いました
行って祭司にあなたたちを見せなさい
神の律法に従って
癩病患者たちは去って行きました
そして途上で清められました
その後で彼等の一人が
彼が癒されたのを見て
イエスを見つけに戻って来ました
そして彼はイシュマエル人でした
そしてイエスを見つけると彼は身を屈めました
彼に敬意を表しながら
そしてこう言いながら
真にあなたは神の聖なる方です
そして感謝して彼は彼に懇願しました
彼が彼を僕として受け入れように
イエスは答えました
十人が清められました
九人はどこですか?
そして彼は清められた者に言いました
私は仕えられる為に来たものではありません
そうではなく使える為に
だからあなたの家に行きなさい
そして神がどんなにあなたにしてくれたか詳しく述べなさい
神の王国とアウラハムと彼の息子に為された約束が近づいていることを彼等が知る為に
清められた癩病患者は去って行きました
そして彼自身の近所に到着すると
イエスを通して神がいかに大いなることを彼にしたか詳しく述べました
20章
イエスによって為された海の上での奇跡とどこで預言者は受け入れられるかイエスの宣言
イエスはガリラヤの海に行きました
そして彼の町ナザレに向う船に乗り込むと
その後で海に大嵐が起きました
船が今にも沈みそうになる程
そしてイエスは船の船首で眠っていました
そこで彼の弟子たちが彼に近寄りました
そして彼を起こしました
こう言って
主よ
身の安全を図って下さい
何故なら私たちは滅びるから
彼等は大きな恐怖に取り囲まれていました
激しい逆風と海の轟の故に
イエスは起きました
そして彼の目を天に上げて
言いました
万軍の神よ
あなたの僕たちの上に憐れみを垂れて下さい
するとイエスがこう言うと
急に風が止みました
そして海は穏やかになりました
それ故船乗りたちは恐れました
こう言って
それでこの人は誰ですか
海と風が彼に従うとは
ナザレの町に着くと船乗りたちは町中に広めました
イエスがしたこと全てを
その結果イエスが居た家は町に住む多くの者によって取り囲まれました
そして律法学者と教師たちは彼に姿を見せて
言いました
私たちは聞きました
あなたが海とユダヤでいかに多くのことを行ったか
だからあなた自身の故郷のここで徴を私たちに与えて下さい
イエスは答えました
この信仰なき世代は徴を求めます
しかしそれは彼等に与えられないでしょう
預言者は彼自身の故郷で受け入れられないから
エリヤの時代にユダヤに多くの寡婦がいました
しかし彼は養われる為にシドンの寡婦以外に遣わせませんでした
エリシャの時代にユダヤに癩病患者は多くいました
それにも拘らずシリアのナアマンだけが清められました
そこで住民たちは切歯扼腕して彼を捉えて崖の頂上に彼を連れて行きました
彼を投げ落とす為に
しかしイエスは歩いて彼等の間を通り抜けて
彼等から去って行きました
21章
イエスは悪霊憑きを癒し豚が海に投げ込まれます
彼がカナン人の娘を癒した後に
イエスはカペルナウムに上がって行きました
そして彼が町に近づくと
見なさい悪霊に憑かれた者が墓から出て来ました
そして鎖で彼を捉えることはできませんでした
そして彼は人に大きな危害を加えました
悪霊は彼の口を通して叫びました
こう言って
神の聖なる方よ
何故あなたはその時の前にやって来たのですか
私たちを苦しめる為に
そして彼等は彼に懇願しました
彼等を追い出さないように
イエスは彼等に尋ねました
彼等がどの位いるのか
彼等は答えました
六千六百六十六
弟子たちはこれを聞いて驚きました
そしてイエスに懇願しました
彼が立ち去るように
そこでイエスは言いました
あなたたちの信仰はどこにありますか?
悪霊が立ち去ることが必要であって
私ではありません
悪霊たちはそこで叫びました
私たちは出て行きましょう
しかしあの豚に入ることを許して下さい
海近くのそこに飼われていました
カナン人に属する約一万の豚が
そこで直ちにイエスは言いました
立ち去りなさい
そして豚に入りなさい
怒鳴り声と共に悪霊たちは豚に入りました
そして彼等を真っ逆さまに海に投げ入れました
それで豚を飼っていた者たちが町に逃げ込みました
そしてイエスによって齎された全てのことを詳しく述べました
それ故に町の人々は来てイエスと癒された男を見出しました
人々は恐れに満たされてイエスに懇願しました
彼等の境界から立ち去ることを
イエスはそれ故に彼等から立ち去ってティルスとシドン地方に上って行きました
すると見なさいカナンの女が彼女の二人の息子と共にいました
彼女はイエスを見つける為に彼女自身の故郷から出て来ました
そこで彼の弟子と共にやって来る彼を見て
彼女は叫びました
イエスよ
ダビデの息子
私の娘の上に憐れみを垂れて下さい
この者は悪霊に苦しめられています
イエスは一言も答えませんでした
何故なら彼等は無割礼の民でしたから
弟子たちは憐れみに動かされました
そして言いました
主よ
彼等の上に憐れみを垂れて下さい
見て下さい彼等はどんなに叫んで泣いていることか
イエスは答えました
私はイスラエルの民以外に遣わされていません
そこで女は彼女の息子たちと共にイエスの前に行きました
泣きながらこう言って
ダビデの息子よ
私の上に憐れみを垂れて下さい
イエスは答えました
子供たちからパンを取ってそれを犬に与えるのは良いことではありません
そして彼等の不浄の故にイエスはこれを言いました
何故なら彼等は無割礼の民であったから
女は答えました
主よ
犬はその主の食卓から落ちたパンくずを食べます
そこでイエスは女の言葉に感嘆させられました
そして言いました
女よ
あなたの信仰は素晴らしい
そして彼の手を天に上げて彼は神に祈りました
そしてその後で彼は言いました
女よ
あなたの娘は自由の身です
安心してあなたの道を行きなさい
女は去って行きました
そして彼女の家に戻ると
神を讃美している彼女の娘を見出しました
それ故に女は言いました
真にイスラエルの神より他の神は誰もいません
それ故に彼女の親戚全てが神の律法に仲間入りしました
モーセの書に記されている律法に従って
22章
彼等より犬の方が優るという無割礼者の惨めな状態
弟子たちはその日イエスに質問しました
こう言って
主よ
何故あなたは女にそのように答えたのですか
彼等は犬であると言って
イエスは答えました
真に私はあなたたちに言います
犬は無割礼の男に優ると
それで弟子たちは悲しくなりました
こう言って
これらの言葉は酷いです
そして誰がそれらを受け入れることができるでしょうか
イエスは答えました
もしあなたたちがよく考えたら
愚かな者たちよ
犬がすることを
理由なくそれの主人の奉仕の為に
あなたたちは私の言うことが真実であることが分るでしょう
私に言いなさい
犬はそれの主人の家を守るでしょうか?
そして盗人に対してそれの命を晒すでしょうか?
そうです
確かに
しかしそれは何を受け取るでしょうか
僅かなパンによって多くの強打と負傷を
そしてそれは常に主人に喜びに満ちた表情を見せます
これは真ではありませんか?
それは真です
主よ
弟子たちは答えました
そこでイエスは言いました
さて神が人にいかに多くのものを与えたかよく考えなさい
そして彼がいかに不義であるかあなたたちは知りなさい
神が彼の僕アブラハムと契った契約を守らないことによって
ダビデがイスラエルの王サウルに言ったことを想い起こしなさい
ペリシテ人ゴリアテに敵対して
我が主よ
ダビデは言いました
あなたの僕があなたの僕の群れを守っている間に
狼と熊と獅子がやって来ました
そしてあなたの僕の羊を捉えました
その後であなたの僕は出て行ってそれらを殺しました
羊を救う為に
そしてこの無割礼の者はそれらに似たもの以外の何ものでしょうか?
それ故にあなたの僕はイスラエルの主なる神の名によって出て行くでしょう
そして神の聖なる民を冒涜するこの汚れた者を殺すでしょう
そこで弟子たちは言いました
私たちに告げて下さい
主よ
何の為に男は割礼を施されなければならないのですか
イエスは答えました
神がアブラハムに命じたことをあなたたちに満たさせるため
こう言って
アブラハム
あなたの包皮とあなたの家の全ての包皮に割礼を施しなさい
何故ならこれは私とあなたの間のとこしえの契約であるから
23章
割礼の起源及び神とアブラハムの契約そして無割礼者の破滅
そしてこれを言うと
イエスは彼等が見上げる山の近くに座りました
そして弟子たちが彼の言葉を聞く為に彼の側にやって来ました
そこでイエスは言いました
最初の人アダムは食べました
サタンの騙しによって
天国で神が禁じた食べ物を
彼の肉は霊に反乱を起こしました
その結果彼は誓いました
こう言って
神かけて
私はあなたを切り離すことにします
そして岩の欠片を砕いて
石の鋭い角で切る為に彼の肉を掴みました
その結果彼は天使ガブリエルに叱られました
そして彼は答えました
私はそれを切ると神かけて誓いました
私は決して嘘つきになりません
そこで天使は彼に彼の肉の余りを見せました
そして彼が切り離したものを
そしてそれから
まさに人は皆アダムの肉の為に肉を取るように
そのように彼の息子たちに遵守する義務があります
そして世代から世代へ割礼の義務は降りて行きました
しかしアブラハムの時代に割礼は地の上に僅かな者以外されていませんでした
何故なら偶像崇拝が地の上で増大していたから
そこで神はアブラハムに割礼に関する事実を告げました
そしてこの契約を結びました
こう言って
彼の肉に割礼を施さない人は
私は彼を私の民の中からとこしえに散らします
弟子たちはイエスのこれらの言葉で震えました
何故なら霊の激しさで彼が語ったから
それからイエスは言いました
彼の包皮を割礼しなかった者に恐れを抱かせなさい
何故なら彼は天国から拒まれたから
そしてこれを言って
イエスは再び語りました
こう言って
霊はいろいろと神の奉仕に備えています
しかし肉は弱いものです
だから神を恐れる者は肉は如何なるものかよく考えるべきです
そしてそれの源はどこにあるか
そしてそれは何に成り果てるか
地の粘土から神は肉を創りました
そして彼はそれに命の息を吹き込みました
その中に吸い込む息と共に
そしてそれ故に肉が神の奉仕を遅らせると
それは当然粘土のように踏みつけられ踏みにじられます
それでこの世で彼の魂を憎む者はとこしえの命の中にそれを保つことになるように
肉が今現在何を望んでいるかはっきりさせること
それはあるゆる善の厳しく不快な敵であること
何故ならそれは罪だけを望むから
それで人は彼の創造主である神を喜ばせることを止めて彼の敵たちの一人を満足させる為に尽くすべきか?
あなたたちをこのことをよく考えなさい
全ての聖なる者と預言者は神の奉仕の為に彼等の肉の敵でした
それ故に快く喜んで彼等は死に赴きました
彼の僕モーセによって与えられた神の律法を犯さないように
そして偽りと嘘の神々に行って仕えることがないように
エリヤを思い起こしなさい
彼は山々の不毛の地を通って逃げました
草だけを食べながら
山羊の皮で身を覆って
ああ
如何に多くの日々彼は夕食を食べなかったか
ああ
如何に酷い寒さに彼は耐えたか
ああ
七年の間に如何に多くのにわか雨が彼を水浸しにしたか
その中で汚れたイゼベルの激しい迫害を耐えました
エリシャを思い起こしなさい
彼は大麦パンを食べました
そして粗末な衣を着ました
真に私はあなたたちに言います
拒むことを恐れなかった彼等は
王や首長たちに非常な恐怖で恐れられました
このことは肉を拒むことを満足させるでしょう
人々よ
しかしもしあなたたちが墓をよく見るなら
肉が何であるかあなたたちは分るでしょう
24章
人は如何に宴会や祝宴から逃げるべきか注目すべき例
これを言って
イエスは泣きました
こう言って
禍だ自分の肉に仕える者たちは
何故なら彼等は確かにあの世で何の幸も得られないから
彼等の罪の為に激痛だけを除いて
私はあなたたちに一人の金持ちの大食漢がいたことを話します
その者は大食以外の何にも注意を払いませんでした
そして毎日素晴らしい宴を催しました
彼の門にラザロという名の貧しい者が立ちました
その者は満身創痍でした
そして大食漢の食卓から落ちるパン屑を喜んでもらいました
しかし誰もそれを彼に与えませんでした
いや
全ての者が彼を嘲りました
犬たちだけが彼を憐れみました
何故ならそれらは彼の傷を舐めたから
時が経ちその貧しい者は死にました
そして天使が彼を私たちの父アブラハムの腕に連れて行きました
金持ちもまた死にました
そして悪魔が彼をサタンの腕に連れて行きました
その結果
最も激しい苦しみを受けて
彼は目を上げて遠くにラザロがアブラハムの腕の中にいるのを見ました
そこで金持ちは叫びました
父なるアブラハムよ
私の上に憐れみを垂れて下さい
そしてラザロを遣わして下さい
その者が指の上に一滴の水を私に持って来るようにして下さい
私の舌を冷やす為に
それはこの炎の中で苦しんでいます
アブラハムは答えました
息子よ
違う世であなたは幸福を受けてラザロは不幸を受けていることを想い起こしなさい
だから今あなたは激痛の中にいるべきです
そしてラザロは慰めの中に
金持ちは再び叫びました
こう言って
父なるアブラハムよ
私に家に私の三人の兄弟がいます
それではラザロを遣わして私が如何に苦しんでいるか彼等に告げて下さい
彼等が悔い改めてここに来ないように
アブラハムは答えました
彼等にはモーセと預言者がいます
彼等に彼等の言うことを聞かせなさい
金持ちは答えました
いいえ
父なるアブラハムよ
もし人が死んで生き返るなら彼等は信じるでしょう
アブラハムは答えました
モーセと預言者を信じない者は死人が生き返ったとしても信じないでしょう
それで貧乏人が祝福を受けたかどうか見なさい
イエスが言いました
その者は忍耐して
必要であるものだけを望みます
肉を憎んで
惨めな者たちよ彼等は
それは他人を埋葬に運ぶ者
彼等の肉を虫の食べ物として与える為に
そして真理を学ばない者
その為それ(真理)から遠く離れ彼等はここで不死の者のように生きます
何故なら彼等は大きな家を建て大きな収入を得て誇って生きるから
25章
如何に人は肉を軽んじるべきか如何に人はこの世に生きるべきか
そこで書き記した者(バルナバ)が言いました
主よ
あなたの言葉が真理である故に私たちはあなたに従う為に全てを捨てました
そこで私たちに言って下さい
如何に私たちは私たちの肉を嫌うべきか
何故なら自殺することは法に適っていないから
そして私たちは生きる為に必要な品を暮らしに与えなければならないから
イエスは答えました
あなたたちの肉を馬のように保ちなさい
それであなたたちは安全に生きられるでしょう
何故なら馬に対して食糧は量ってあたえられるから
そしてそれがあなたたちの意志で歩くように馬勒は置かれます
それが誰も困らせないようにそれは繋がれます
それは粗末な場所で飼育されます
そしてそれが従順でない時打たれます
あなたたちはそうしなさい
だからバルナバよ
そしてあなたはいつも神と共に生きなさい
そして私の言葉に腹を立ててはいけません
なぜなら預言者ダビデは同じことをしたから
彼が告白するように
こう言って
私はあなたの前に馬のようです
そして常にあなたの側にいます
さあ私に言いなさい
どちらが貧しいか
少ない物で満足する者か
あるいは多くを望む者か
真に私はあなたたちに言います
もしこの世が健全な心だけを持つなら
誰も彼自身の為に蓄積しないで
全ては共有になるでしょう
しかしこのことの中にそれの狂気が分かります
それは蓄積するばするほどそれは益々望むということ
そしてそれは蓄積する同じ量だけ
他の肉体の休息の為にそれは同じものを蓄積します
だから一つだけの礼服であなたたちは満足しなさい
あなたたちの財布を投げ捨てなさい
頭陀袋を持って行くのを止めなさい
あなたたちの足に履物はいりません
そして考えてはいけません
こう言って
私たちに何が起こるのか?
そうではなく神の意志を実行することを考えなさい
そうすれば彼はあなたたちの為に必要なものを供給するでしょう
あなたたちに欠けたものが何もなくなるまで
真に私はあなたたちに言います
この世で多くを蓄積する者はあの世で何も受けられないと証言します
何故なら彼の祖国としてエルサレムを持つものはサマリアに家を建てないから
何故ならこれらの町々の間に敵意があるから
あなたたちは分かりましたか?
はい
弟子たちは答えました
26章
如何に人は神を愛すべきか この章の中にアブラハムと彼の父との驚くべき争いが含まれます
それからイエスは言いました
一人の旅人がいました
その者は歩いていると
硬貨五枚で売られていた畑の中に宝を発見しました
直ちに男は
これを知ると
彼のその畑を買う為に外套を売りました
それは信じられますか?
弟子たちは答えました
これを信じない者は気が狂っています
そこで直ちにイエスは言いました
あなたたちの魂を買う為にあなたたちの精神を神に与えないなら
あなたたちは気がl狂っているでしょう
そこに愛の宝が在ります
何故なら愛は無比の宝であるから
何故なら神を愛する者は彼自身の為に神を持つから
そして神を持つ者は誰でも全てを持つから
ペテロが答えました
主よ
如何に人は真実の愛で神を愛すべきか?
私たちに告げて下さい
イエスは答えました
真に私はあなたたちに言います
彼の父と母そして彼自身の命そして子供と妻を嫌わない者は
神の愛の為に
そのような者は神に愛される価値はありません
ペテロは答えました
主よ
それはモーセの書に神の律法に書かれています
あなたの父を尊びなさい
それはあなたが地の上で長生きする為
そして彼は更に言います
彼の父と母に従わない息子は呪われます
それ故に神は命じました
不従順な息子は民の激怒によって町の門の前で石打にされるべきであると
それなのに今どうしてあなたは私たちに父と母を嫌うことを命じるのですか?
イエスは答えました
私の言葉の全ては真理です
何故ならそれは私自身のものでなく神のものであるから
その方は私をイスラエルの家に遣わしました
だから私はあなたたちに言います
あなたたちが所有する全てのものは神がそれを授けたことを
そうだから
どちらが価値がありますか
贈り物か贈った者か
あなたの父と母が他の全てのものと共に
神の奉仕においてあなたにとって障害物になる時
敵として彼等を捨てなさい
神はアブラハムに言わなかったか?
あなたの父と故郷の家から出て行きなさい
そして私があなたとあなたの子孫に与える地に行って住みなさい
そして神がこれを言った故に
アブラハムの父が偶像製作者であった故に
彼は偽の神々を作って礼拝していました
それから彼等の間に敵意が生じて父は彼の息子を燃やしたいと望むほどになりました
ペテロは答えました
あなたの言葉は真実です
だからアブラハムが彼の父をどのように嘲ったか私たちに話して下さい
イエスは答えました
アブラハムが神を求め始めた時は七歳でした
そこである日彼は彼の父に言いました
父よ
何が人を造りましたか?
愚かな父は答えました
人です
何故なら私があなたを造ったから
そして私の父が私を造りました
アブラハムは答えました
父よ
それはそうではありません
何故なら老人が泣いて言うのを私は聞きましたから
我が神よ
何故にあなたは私に子供を授けなかったのか?
彼の父は答えました
それは本当です
我が息子よ
神は人造りで人を助けます
しかし彼はそこに彼の手を置きません
人は彼の神に祈って彼に子羊と羊を捧げる為に来ることだけを必要としています
それで彼の神は彼を助けるでしょう
アブラハムは答えました
どのくらい神々は居ますか?
父よ
老人は答えました
数限りなく居ます
我が息子よ
そこでアブラハムは言いました
父よ
私はどうしたらよいのでしょうか?
もし私が一つの神に仕えて他の神が私に災いを望むなら
私が彼に仕えない故に
いずれにしても彼等の間に仲違いが生じるでしょう
そしてそれで神々の間で戦争が起きるでしょう
しかし恐らく私に災いを望む神は私自身の神を殺すでしょう
私はどうすればよいでしょうか?
確かに彼は私も殺すでしょう
老人は笑いながら答えました
息子よ
恐れることはありません
何故なら神は他の神と戦わないから
いや
大神殿の中に偉大な神バアルと共に千の神々がいます
そして私は今や七十歳近くです
それでも一つの神が他の神を撃ち殺すのを私は見たことがありません
そして確かに全ての人が一つの神に仕えることはありません
そうではなく一人の人が一つの神に仕えます
そして他の人は他の神に仕えます
アブラハムは答えました
そうであるなら
彼等は彼等の間に平安を保てますか?
彼の父は言いました
彼等は保てます
そこでアブラハムは言いました
父よ
神々は何のようですか?
老人は答えました
愚か者
毎日私は神を造っています
それはパンを買う為に他人に売るものです
それで神々が何のようであるか分からないとは
そしてその瞬間でも彼は偶像を造っていました
これは
彼は言いました
椰子の木造りです
それはオリーブ材造りです
その小さなものは象牙造りです
いかにそれが見事であるか見なさい
それはまるで生きているもののように見えないだろうか?
確かに
それは息していないだけです
アブラハムは答えました
そしてそうなら
父よ
神々は息していないのですか?
それでどうして彼等は息を与えるのですか?
そして命がないなら
どうして彼等は命を与えるのですか?
それは確かです
父よ
これらは神でないことは
老人はこれらの言葉に激怒しました
こう言って
もしお前が分別できる年であったら
私はお前の頭を斧で割ったろう
しかしお前は黙っていなさい
何故ならお前は理解できないから
アブラハムは答えました
父よ
もし神々が人を造る助けをするなら
人が神々を造ることがどうして出来るのでしょうか?
そしてもし神々が木で造られなら
木を燃やすことは大きな罪です
しかし私に言って下さい
父よ
どうしてなのか
あなたがそんなに多くの神々を造る時
あなたがそんなに多くの他の子供たちを造ることを神々は助けなかったのか
その結果あなたはこの世で最も力ある人になれたのに
父は我を忘れました
彼の息子がそう言うのを聞いて
息子が続けました
父よ
この世はある時人がいなかったのですか?
そうだ
老人は答えました
それで何故?
何故なら
アブラハムは答えました
誰が最初の神を造ったか知りたかったのです
さあ我が家を出て行きなさい
老人は言いました
私にこの神を早く造らせなさい
そして私に言葉をかけるな
何故なら
お前が腹が減った時お前が望むのはパンで言葉でないから
アブラハムは言いました
見事な神です
本当に
あなたが望むままに彼を彫ります
しかし彼は彼自身を弁護しません
そこで老人は怒りました
そして言いました
世の全てはそれは神であると言います
しかしお前は
気違いめ
それは違うと言う
私の神々に誓って
お前が私の殺せる男であったなら
そしてこれを言うと
彼はアブラハムを殴って蹴りました
そして彼を家から追い払いました
27章
この章においてはっきり見られます人々の中の笑いがいかに不適切であるか又アブラハムの思慮深さが
弟子たちは老人の狂気の沙汰を笑いました
そしてアブラハムの思慮深さに驚いていました
しかしイエスは彼等を戒めました
こう言って
あなたたちは預言者の言葉を忘れています
その者は言います
今の笑いはやって来る泣き悲しみの先駆けである
そして更に
あなたたちは笑いのある所に行かないようにしなさい
そうではなく彼等が泣いている所に座りなさい
何故ならこの世は苦痛の中で過ぎるから
それからイエスは言いました
モーセの時代に
あなたたちは知らないのか
他の人を笑ったりあざ笑ったりした為に神が多くのエジプト人を忌まわしい動物に変えたことを
とにかくあなたたちは誰かを笑わないように気をつけなさい
何故ならあなたたちはその為に必ず泣くことになるから
弟子たちは答えました
私たちは老人の狂気の沙汰を笑いました
そこでイエスは言いました
真に私はあなたたちに言います
全て似たものはそれに似たものを愛します
そしてその中に喜びを見出します
だからもしあなたたちが狂気でないならあなたたちは狂気を笑わないようにしなさい
彼等は答えました
神が私たちの上に憐れみを賜りますように
イエスは言いました
そうあれかし
そこでフィリポは言いました
主よ
それはどうなったのですか
アブラハムの父が彼の息子を焼きたいと望んだことは
イエスは答えました
ある日
アブラハムが十二歳になった時
彼の父が彼に言いました
明日は全ての神々の祭りです
だから私たちは大神殿に行きましょう
そして私の神バアルに贈り物を持って行きましょう
そしてお前はお前の為に神を選びなさい
何故ならお前は神を持つ年齢であるから
アブラハムは偽って答えました
喜んで
我が父よ
そして朝早く彼等は他の誰より前に神殿に行きました
しかしアブラハムは彼の長い上着の下に斧を隠し持って行きました
それから神殿に入ると
群衆が増えた時アブラハムは神殿の暗い部分の偶像の後ろに身を隠しました
彼の父は
彼が去った時
アブラハムは彼の前に家に帰ったと信じました
だから彼は留まって彼を捜しませんでした
28章
全ての者が神殿から去ると
祭司は神殿を閉めて去って行きました
そこでアブラハムは斧を取って全ての偶像の足を切りました
偉大な神バアルを除いて
それの足のところに彼は斧を置きました
彫像たちが為された破壊の真ん中に
何故なら彼等は
古くて部分部分で成っていた為に
ばらばらに倒れました
そこで直ちに
アブラハムは
神殿から出て行き
或る男たちに見られました
彼等は彼のことを神殿から何かを盗みに行ったと疑いました
そこで彼等は彼を捕らえました
そして神殿に到着して
彼等は彼等の神々がばらばらに壊されているのを見た時
彼等は悲嘆の声で叫びました
早く来なさい
人々よ
そして私たちの神々を殺した彼を殺しましょう
約一万の男たちがそこに走って集まって来ました
祭司たちと共に
そしてアブラハムに質問しました
何故彼が彼等の神々を破壊したのか
アブラハムは答えました
あなたたちは愚かです
一体人が神を殺せるのか
彼等を殺したのは偉大な神です
あなたたちはあの斧が見えないのか
彼の足の近くにあるものが
彼が仲間を望んでいないのは確かです
その時アブラハムの父が到着しました
彼は彼等の神々に反対するアブラハムの多くの話しを心に留めていました
そしてアブラハムが斧によって偶像たちをばらばらに壊したことを認めて
大声で叫びました
それは私の息子の反逆者だ
私たちの神々を殺した者は
何故ならこの斧は私のものだから
そして彼は彼等に詳しく述べました
彼と彼の息子の間に交わされた全てのことを
それ故にその男は大量の薪を集めました
そしてアブラハムの手足を縛って彼を薪の上に置きました
そして下に火を付けました
神よ
彼の天使を通して
その火に命じて下さい
それが彼の僕アブラハムを焼かないように
その火は非常に激しく燃え上がりました
そしてアブラハムに死刑を命じた者たちのうち約二千人を燃やしました
アブラハムはまさに自分自身自由な身であることを見出しました
神の天使によって彼の父の家の近くに運ばれました
彼を運ぶ者を見ることなく
そしてそのようにアブラハムは死を逃れました
29章
その時フィリポが言いました
誰でも神を愛する者に対する神の恵みは大いなるものです
私たちに話して下さい
師よ
アブラハムはどのように神を知ることになったのか
イエスは答えました
彼の父の家の近くに至った時
アブラハムは家に入ることを恐れました
そこで彼は家から或る距離を置いて椰子の下に座りました
そこにこのように一人だけ留まって彼は言いました
人を上回る命と力を持つ神は必ず居ます
彼が人を造り
そして人は神なしに人を造れなかった故に
その上に
星々を見上げて
月を
そして太陽を
それらが神であると彼は考えました
しかしそれらの動きが可変であることを考慮した後で
彼は言いました
神は動かないものでなければなりません
そして雲がそれを隠さないものでなければなりません
さもなければ人々は無になります
その後で
そのように不安の中に留まっていると
彼は彼自身の名が呼ばれるのを聞きました
アブラハム
そこで振り向いてどこにも誰も見えず
彼は言いました
私は確かに私自身の名が呼ばれるのを聞きました
アブラハム
その上
同じように更に二回
彼は彼自身の名が呼ばれるのを聞きました
アブラハム
彼は答えました
私を呼ぶのは誰ですか
その時彼はこう言うのを聞きました
私は神の天使ガブリエルです
それ故アブラハムは恐怖に満たされました
しかし天使は彼を安心させました
こう言って
恐れることはありません
アブラハム
何故ならあなたは神の友であるから
それ故
あなたが人々の神々をばらばらに壊した時
あなたは天使たちと預言者たちの神によって選ばれました
あなたが命の書に記される程までに
そこでアブラハムは言いました
何を私はすべきですか
天使たちと聖なる預言者たちの神に仕える為に
天使は答えました
あの洗礼盤に行ってあなたを洗いなさい
何故なら神があなたと話すことを望んでいるから
アブラハムは答えました
どのように私は私を洗うべきでしょうか
そこで天使は美しい若者として彼自身を彼に見せました
そして彼自身を洗礼盤で洗いました
こう言って
今度はあなたが同じようにあなた自身にしなさい
アブラハムよ
アブラハムが彼自身を洗った時
天使は言いました
あの山に上って行きなさい
何故なら神がそこであなたと話すことを望んでいるから
天使がアブラハムに言ったように彼は山に登りました
そして跪いて座ると彼は彼自身に言いました
いつ天使たちの神が私に話すのか?
彼は穏やかな声が彼自身を呼ぶのを聞きました
アブラハム
アブラハムは彼に答えました
私を呼ぶのは誰ですか
その声は答えました
私はあなたの神です
アブラハムよ
アブラハムは
恐怖に満たされ
彼の顔を地に向けました
こう言って
どうしてあなたの僕があなたに耳を傾けることが出来るでしょうか
塵と灰である者が
そこで神が言いました
恐れずに
立ち上がりなさい
何故なら私はあなたを私の僕に選んだから
そして私はあなたを祝福しあなたを増し加えて大いなる民にさせるから
それ故にあなたはあなたの父とあなたの親族の家から出て行きなさい
そして私があなたとあなたの子孫に与える土地に来て住みなさい
アブラハムは答えました
全て私は実行します
主よ
しかし他の神が私を傷つけないように私を守って下さい
そこで神は話しました
こう言って
私だけが神です
私以外に他の神は誰もいません
私は打ち倒します
そして全てを造ります
私は殺します
そして命を与えます
私は地獄に下します
そして私はそこから出します
そして誰も私の手から自分自身を救い出すことが出来る者はいません
それから神は彼に割礼の契約を与えました
そしてそのように私たちの父アブラハムは神を知りました
そしてこれを言って
イエスは彼の手を上げて
言いました
誉れと栄光はあなたに属します
神よ
そうあれかし
30章
イエスはエルサレムに行きました
セノフェギア(幕屋)に近くなって
私たちの国の祝祭
律法学者たちとファリサイ派の人々はこれを知って
彼の話しによって彼を捕えようと相談しました
それ故に一人の学者が彼の許に来て
こう言いました
先生
永遠の命を持つ為に私は何をしなければなりませんか?
イエスは答えました
律法に中にそれはどう記されていますか?
試す人は答えました
こう言って
主なるあなたの神を愛しなさい
そしてあなたの隣人を
あなたは全てのことよりあなたの神を愛すべきです
あなたの全心全霊で
そしてあなたの隣人をあなた自身のように
イエスは答えました
あなたは申し分なく答えました
それ故あなたは行ってそのようにしなさい
私は言います
そしてあなたは永遠の命を持てるでしょう
彼は彼に言いました
そして誰が私の隣人ですか?
イエスは答えました
彼の目を上げて
或る男がエルサレムからエリコに下って行きました
呪いの下に再建された町に
この男は途上で強盗たちに捕まり
傷つけられて剥がされました
その後で彼等は去って行きました
彼を半殺しにしたまま
たまたま一人の祭司がその場所を通りました
そして彼は傷ついた男を見て
彼に声を掛けずに通り過ぎました
同じように一人のレビ人が通りました
一言も言わずに
たまたま一人のサマリア人が通りました
彼は傷ついた男を見て
哀れみに心動かされて
彼の馬から降り
そして傷ついた男を抱いて彼の傷を葡萄酒で洗い
そしてそれに軟膏を塗り
そして彼の為に彼の傷に包帯をして
そして彼を元気付け
彼は彼自身の馬の上に彼を載せました
その後で夕方宿屋に到着して
彼はその主人に彼を預けました
そして翌日彼は起きた時
彼は言いました
この男の世話をして下さい
そして私はあなたに全て払います
そしてその主人の為に金貨四枚を病人に提供して
彼は言いました
元気を出しなさい
何故なら私は急いで戻って来てあなたを私自身の家に案内するから
私に言いなさい
イエスは言いました
これらのどちらが隣人ですか?
学者は答えました
哀れみを示した彼です
そこでイエスは言いました
あなたは正しく答えました
それ故にあなたは行って同じようにしなさい
学者は困惑して去って行きました
31章
それから祭司たちがイエスに近づきました
そして言いました
先生
ローマ皇帝に貢ぎを与えることは法に適っていますか?
イエスはユダを振り向いて
そして言いました
あなたは何か金を持っていますか?
そして彼の手に硬貨を取ると
イエスは祭司たちに身を向けて
そして彼等に言いました
この硬貨には肖像があります
私に告げなさい
それは誰の肖像か?
彼等は答えました
ローマ皇帝の
それ故に与えなさい
イエスは言いました
ローマ皇帝のものはローマ皇帝に
そして神のものはそれを神に与えなさい
そこで彼等は困惑して去って行きました
そして見なさい一人の百人隊長が近づきました
こう言って
主よ
私の息子が病気です
老年の私に憐れみを垂れて下さい
イエスは答えました
イスラエルの主なる神はあなたに憐れみを垂れます
その男は去ろうとしました
そしてイエスは言いました
私を待ちなさい
何故なら私はあなたの家に行くから
あなたの息子について祈る為
百人隊長は答えました
主よ
私は相応しくありません
神の預言者のあなたが
私の家に来るには
私にはその言葉で十分です
あなたが私の息子を癒すと言ったことで
何故ならあなたの神はあなたを全ての病を支配する主にしたから
まさに彼の天使が私の夢の中で私に言ったように
そこでイエスは大いに驚き
そして群衆に向いて
彼は言いました
見なさいこの異邦人を
何故なら彼はもっと多くの信仰を持っているから
私がイスラエルで見た全ての者より
そして百人隊長に向いて
彼は言いました
安心して行きなさい
何故なら神が
彼があなたに与えた大いなる信仰の故に
あなたの息子に健康を授けたから
百人隊長は彼の道を行きました
そして途上で彼の従者たちに会いました
彼等はいかに彼の息子が治ったか彼に告げました
その男は答えました
何時に熱病が彼を去ったか?
彼等は言いました
昨日
六時に
熱が彼から去りました
その男は知りました
イエスがこう言った時
イスラエルの主なる神があなたに憐れみを垂れました
彼の息子が彼の健康を受けたことを
その後でその男は私たちの神を信じました
そして彼の家に入ると
彼自身の神々全てを粉々に壊しました
こう言って
イスラエルの神だけです
真で生きている神は
その故に彼は言いました
誰も私のパンを食べてはいけません
イスラエルの神を礼拝しない者は
32章
律法に堪能している或る者がイエスを夕食に招きました
彼を試す為
イエスは彼の弟子たちと共にそちらに行きました
そして多くの律法学者たちが
彼を試す為に
その家で彼を待ちました
すると弟子たちは彼等の手を洗わずに食卓に座りました
律法学者たちはイエスに呼び掛けました
こう言って
何故あなたの弟子たちは私たちの先人の習慣を遵守しないのか?
彼等がパンを食べる前に彼等の手を洗わずに
イエスは答えました
そして私はあなたたちに尋ねます
何故にあなたたちは神の戒めを無効にしたのか?
あなたたちの習慣を遵守する為に
あなたたちは貧しい父の息子たちに言います
神殿に献げて誓いを立てなさい
そして彼等はその誓いを立てます
彼等の父を援助すべきものはほとんでないと
彼等の父が金を受け取ることを望むと
息子たちは叫びます
この金は神に献げます
それによって父は損害を被ります
偽りの律法学者たちよ
偽善者たち
神はこの金を使うのか?
確かに違う
何故なら神は食べないから
彼の僕である預言者ダビデによって彼が言ったように
それで私が牛の肉を食べ羊の血を飲むだろうか?
私に讃美の生贄を捧げなさい
そして私にあなたの誓いを立てなさい
何故ならもし私は飢えてもあなたに何も求めないから
全てのものは私の手の中にあるのだから
楽園の豊かさは私と共にあるから
偽善者たちよ
あなたたちはこれをあなたたちの財布に満たしています
そしてそれ故にあなたたちは十分の一を悔いて金を造っています
惨めな者たちよ
何故なら他の者たちにあなたたちは最も清い道を示します
その道によってあなたたちは行きません
あなたたち律法学者と教師たちは他の者たちの肩に負うことが出来ない重量の重荷を置きます
しかしあなたたち自身はその間あなたたちの指一つを使ってそれを動かそうとする気はありません
真に私はあなたたちに言います
先人という口実の下に全ての悪がこの世に入ったことを
私に告げなさい
誰が偶像崇拝をこの世に入れたか
もし先人の習慣でないなら
何故なら彼の父を非常に愛した王がいました
彼の名はバアルでした
その後父が死んだ時
彼の息子は彼自身の慰めの為
彼に父に似た像を造らせました
そしてそれを町の市場の中に置きました
そして彼は一つの法令を作りました
その像の十五キュビト以内の場所に近づいた者は皆安全が保障されると
そしてどんな理由でも彼を傷つけてはいけないと
それ故に犯罪者は
彼等はそこから受けた利益の故に
その像に薔薇と花を献げました
そして間もなく献げものは金と食べ物に変わりました
彼等がそれを神と呼ぶほどまでに
それを敬う為に
そのことは習慣から法に変えられました
バアルの偶像が全世界に広がるまでに
そして神はいかにこのことを嘆いたか
預言者イザヤによって
こう言います
真にこの民は空しく私を拝みます
何故なら私の僕モーセによって彼等に与えた私の律法を彼等は無効にしたから
そして彼等の先人の習慣に従うから
真に私はあなたたちに言います
よごれた手でパンを食べることは人を汚しません
何故なら人の中に入ったものは人を汚さないから
そうではなく人から出るものが人を汚します
そこで律法学者の一人が言いました
もし私が食べるなら
豚肉を又は他の汚れた食べ物を
それらは私の良心を汚さないのか?
イエスは答えました
不従順は人の中に入りません
そうではなく人から出て来ます
彼の心から
そしてそれ故に汚されることにまります
彼が禁じられた食べ物を食べる時
そこで教師の一人が言いました
先生
あなたは偶像崇拝に反対して多くのことを話しました
まるでイスラエルの民が偶像を持ったように
そしてそのようにあなたは私たちを誤解しました
イエスは答えました
私はよく知っています
イスラエルに今日木の像はないことを
しかし肉の像はあります
そこで律法学者たちは怒って答えました
そしてそのように私たちは偶像礼拝者か?
イエスは答えました
真に私はあなたたちに言います
戒めは言いません
あなたたちは拝みなさいと
そうではなく
あなたたちは神を愛しなさい
あなたたちの全ての魂で
そしてあなたたちの全ての心で
そしてあなたたちの全ての精神で
これは真ですか?
イエスは言いました
それは真です
皆が答えました
33章
それからイエスは言いました
真に人が愛する全ては
その為にそれ以外他のことごとくを彼が捨てるものは
彼の神です
そしてそれで不倫する男は娼婦を彼の偶像にします
大食漢と飲んだくれは彼自身の肉を偶像にします
そして欲張りは銀と金を彼の偶像にします
そして他の罪人は皆それと同じようにします
そこで彼を招待した者が言いました
先生
どれが一番大きな罪ですか
イエスは答えました
どれが家の最大の破滅か?
皆は黙りました
イエスは彼の指で土台を指すと
そして言いました
もし土台が崩れるなら
直ちに家は壊れて倒れます
そのような場合それは再び建てることが必要です
しかしもし他の全ての部分が崩れるならそれは修理出来ます
そうであるから私はあなたたちに言います
偶像崇拝は最大の罪であると
何故ならそれは人を奪うから
完全に信仰から
そして結果として神から
その為彼は精神的な愛を持つことが出来ません
しかし他の罪は全て憐れみを受ける望みを人に残します
そしてそれ故に私は言います
偶像崇拝は最大の罪であると
全員立ってイエスの話しに驚きました
何故ならそれはどのようにしても攻撃できないことを彼等は知ったから
それからイエスは続けました
神が話してモーセとヨシュアが律法に書き記したことを想い起こしなさい
そしてあなたたちはこの罪がいかに重大か分かるでしょう
神は言いました
イスラエルに告げて
あなたたちはあなたたち自身に何の像も造ってはいけません
天の中に在るものからも天の下に在るものからも
又地の上に在るものからそれを造ってはいけません
又水の上に在るものからも
水の下に在るものからも
何故なら私があなたの神であるから
強くて嫉妬深く
この罪を復讐します
父祖たちと彼等の子供たちに四代までも
思い起こしなさい
私たちの民が子牛を造った時
そしてそれを彼等が拝んだ時
神の命令によってヨシュアとレビ族が剣を取り
そして神の慈悲を懇願しなかった十二万人の者たちを殺しました
おお
偶像崇拝者に対する神の裁きは恐ろしい
34章
戸の前に一人の者が立っていました
彼は彼の右手が縮んでそれが使えないようになっていました
するとイエスは
彼の心を神に捧げて
祈り
そしてそれから言いました
私の言葉が真実であることをあなたは知っている故に
私は言います
神の名において
男よ
あなたの弱った手を伸ばしなさい
彼は完全にそれを伸ばしました
まるでそれに病いが何もなかったように
それから神への畏れと共に彼等は食べ始めました
そして多少食べると
イエスは再び言いました
真に私はあなたたちに言います
悪い習慣を残すより町を燃やした方が良かったと
何故ならそれ故に神は地の君主と王たちに激怒するから
彼等に神は不正を滅ぼす剣を与えました
その後でイエスは言いました
あなたたちが招待される時
あなたたち自身を最高の場所に置かないように心に留めなさい
もしもっと偉い友が来るなら主人があなたにこう言わない為に
立ってもっと低い下に座って下さい
それはあなたにとって恥でした
そうではなく行って最も低い場所に座りなさい
あなたを招待した彼が来てこう言う為に
立って下さい
友よ
そして来てここに座って下さい
上に
何故ならその時あなたは大きな誉れを得ることになるから
何故なら自分自身を高める者は低くされ
そして自分自身を低める者は高くされるから
真に私はあなたたちに言います
サタンは彼の高慢より他の罪の為に堕落しなかったことを
まさに預言者イザヤが言ったように
これらの言葉で彼を非難して
どうしてあなたは天から落ちたのか
魔王よ
天使たちの優れたものであったのに
夜明けのように輝いていたのに
本当にあなたの誇りは地に落ちました
真に私はあなたたちに言います
もし人が彼の惨めさを知ったなら
彼は常にこの地の上で泣き彼自身を最も卑しいと見做しています
他のもの全てより
何故なら他の理由なく最初の男は彼の妻と共に百年止むことなく泣いたから
神の憐れみを懇願して
何故なら彼等は彼等の高慢を通してどこに落ちたか本当に知ったから
そしてこれを言って
イエスは感謝を捧げました
そしてその日それはエルサレム中に広がりました
いかに偉大なことをイエスが言ったか
彼が為した奇跡と共に
人々が神に感謝を捧げ彼の聖なる名を讃美するまで
しかし律法学者たちと祭司たちは
彼が先人の習慣に反対して話したことを悟って
非常な憎しみに燃え上がりました
そしてファラオのように彼等の心を頑なにしました
それ故に彼等は彼を殺す機会を捜し求めました
しかしそれは見つかりませんでした
35章
イエスはエルサレムから去って
そしてヨルダンの砂漠に行きました
そして彼の弟子たちは彼の周りに座ってイエスに言いました
師よ
いかにサタンは高慢によって落ちたか私たちに話して下さい
何故なら彼は不従順によって落ちたと私たちは理解していたから
そして何故彼は常に悪行をするように人を誘惑するのか
イエスは答えました
神が地の塊を創って
そして二万四千年他に何もすることなくそれを放置していた時
サタンは
彼は指導者で天使たちの長でした
大いなる知力によってそれを彼は手に入れました
彼は知りました
神がその地の塊に予言の印で十四万四千印したことを
そしてその神の使いは
使いの魂をどれも他の六万年前に彼は創りました
それ故に
激怒して
彼は天使たちを扇動しました
こう言って
見なさい
いつか神は私たちによってこの地が敬われることを望むでしょう
それ故私たちが霊であることを考えなさい
そしてそれ故にそうすることが相応しくないことを
それ故に多くの者が神を捨てました
すると神が言いました
全ての天使が集まったある日
私を彼の主と考える者は皆直ちにこの地に敬意を表しなさい
神を愛した彼等は平伏しました
しかしサタンは
彼の意思を持った彼等と共に
言いました
主よ
私たちは霊です
そしてそれ故にこの土に敬意を表すことは正しくありません
こう言って
サタンは忌まわしい恐ろしい顔つきになりました
そして彼の従者たちは見るも恐ろしくなりました
何故なら彼等の反抗に対して神は彼等から美しさを取り去ったから
彼が彼等を創った時に彼等に着けたものを
そこで聖なる天使たちが
彼等の頭を上げて彼等は見た時
サタンが
いかに恐ろしい怪物になったか
そして彼の従者たちが
彼等は恐怖で彼等の顔を地に向けました
その時サタンが言いました
主よ
あなたは不当に私を見るも恐ろしくしました
しかし私はそれに満足しています
何故なら私はあなたがすることを全て無効にしたいから
そして他の悪魔たちが言いました
彼を主と呼んではいけません
魔王よ
何故ならあなたが主であるから
そこで神はサタンの従者たちに言いました
悔い改めなさい
そして私を認めなさい
あなたたちの創造者である神として
彼等は答えました
私たちはあなたに何らかの敬意を示したことを悔いています
何故ならあなたは公正でないから
しかしサタンは公正で潔白です
そして彼は私たちの主です
そこで神は言いました
私から離れなさい
呪われた者たちよ
何故なら私はあなたたちに憐れみを垂れないから
そして彼が離れる時サタンはその地の塊の上に唾を吐きました
そしてその唾を天使ガブリエルはいくつかの地と共に持ち上げました
それ故に今人は彼の腹に臍を持っています
36章
弟子たちは天使たちの反乱に非常に驚いて立ち上がりました
それからイエスは言いました
真に私はあなたたちに言います
祈らない者はサタンより悪です
そしてもっと激しい苦しみを受けるでしょう
何故ならサタンは持たなかったから
彼の転落の前に
恐怖の見本を
又神は彼にどの預言者さえも送らなかったから
彼を悔い改めに招く為に
しかし人に今や全ての預言者が来ました
私の後から来る神の使いを除いて
何故ならそのように神が望むから
そして私は彼の道を整えます
そして人は
私は言います
彼が神の正義の見本を無限に持つとしても
何の恐れもなく不注意に生きます
まるで神がいなかったかのように
ちょうど預言者ダビデがそう語ったように
愚か者は彼の心に言いました
神はいない
それ故に彼等は腐って忌まわしいものになります
彼等の一人も善を為すことなく
絶え間なく祈りなさい
私の弟子たちよ
あなたたちが受け取る為に
何故なら捜す者は見出し
そして彼の戸を叩く者にそれは開かれ
そして求める者は受け取るから
そしてあなたの祈りで多く語らないように注意しなさい
何故なら神は心を見ているから
ソロモンを通して彼が言ったように
私の僕よ
あなたの心を私に与えなさい
真に私はあなたたちに言います
生ける神に誓って
偽善者は町の何処でも沢山祈ります
大衆に見られて聖人と思われる為に
しかし彼等の心は邪悪で満ちています
そしてそれ故に彼等は求めることを低くしません
あなたの祈りを低くすることが必要です
もし神がそれを受け入れることを望むなら
今私に話しなさい
誰がローマの属州総督なりヘロデの許に告げに行くだろうか
彼が最初に彼の心に決めないで
彼は誰の許に行くか
そして彼は何をしようとするのか
確かに誰もいません
そしてもし人が人と話す為にそうするなら
人は何をするべきか
神と話す為に
そして彼の罪に対して彼に憐れみを求める為に
一方彼が彼に与えた全てを彼に感謝して
真に私はあなたたちに言います
真の祈りはごく僅かであることを
そしてそれ故サタンは彼等の上に力を持っています
何故なら神は彼等の唇で彼を敬う者たちを喜ばないから
彼等は神殿の中で彼等の唇で憐れみを求めます
そして彼等の心は正義を求めて叫びます
まさに彼は預言者イザヤに言ったように
こう言って
私に飽きたこの民を取り除きなさい
何故なら彼等の唇で私を敬います
しかし彼等の心は私から離れているから
真に私はあなたたちに言います
ろくに考えもしないで祈りに行く者は神を馬鹿にすることです
さて誰がヘロデに話に行くだろうか
彼の背を彼に向けて
そして彼の前で総督ピラトのことを良く言うだろうか
彼を彼は死ぬほど嫌っていました
確かに誰もいません
それでも祈りに行く人は同様にして用意しません
彼は神に背を向けてサタンに顔を向けます
そして彼のことを良く言います
何故なら彼の心は不正を愛しているから
何も彼は悔いたことはありません
もし或る人が
あなたを傷つけ
彼の唇であなたに言うなら
私を許して下さい
そして彼の手であなたを殴打するなら
あなたは彼を許すだろうか?
まさにそのように神は憐れむでしょう
彼等の唇でこう言う者たちを
主よ
私たちを憐れんで下さい
そして彼等の心は不正を愛し肉の罪を考えています
37章
弟子たちはイエスの言葉に泣いて彼に懇願しました
こう言って
主よ
祈ることを私たちに教えて下さい
イエスは答えました
あなたたちは何をするか考えなさい
もしローマの属州総督があなたたちを捕らえて死刑にするなら
そしてそれと同じ事をしなさい
あなたたちが祈ろうとする時
そしてあなたたちの言葉はこうしなさい
私たちの神なる主よ
あなたの聖なる名が崇められますように
あなたの王国が私たちに来ますように
あなたの意志が常に為されますように
そしてそれが天において為されるように地において為されますように
日毎に私たちにパンを与えて下さい
そして私たちの罪を私たちに許して下さい
私たちに対して罪を犯した者を私たちが許すように
そして私たちを誘惑に陥らさないで下さい
そうでなく私たちを悪から救って下さい
何故ならあなただけが私たちの神であるから
栄光と誉れは永遠にあなたに属します
38章
その時ヨハネが答えました
先生
私たちに私たち自身を洗い浄めさせて下さい
神がモーセによって命じたように
イエスは言いました
あなたたちは考えますか
私が律法と預言者たちを廃する為に来たと
真に私はあなたたちに言います
生ける神に誓って
私はそれを廃する為に来たのではありません
そうではなくそれを遵守する為
何故なら預言者は皆遵守したから
神の律法と神が他の預言者たちによって告げたことを
神に誓って
彼の面前に私の魂は立ちます
最も小さな法を破る者は神を喜ばせることが出来ず
神の王国で最も小さな者になるでしょう
何故なら彼はそこに割り前を持っていないから
更に私はあなたたちに言います
神の法の一言も破棄されることは出来ないことを
最も重大な罪なしに
しかし私はあなたたちに知らせます
預言者イザヤによって神が言ったことを遵守することが必要であると
これらの言葉で
あなたを洗って清くなりなさい
あなたの考えを私の目から取り除きなさい
真に私はあなたたちに言います
海の水全てでも彼を洗い清めることは出来ません
彼の心で不正を愛する者を
そしてなお私はあなたたちに言います
誰も祈って神を喜ばせないことを
もし彼が洗い清められないなら
そうではなく彼の魂に重荷を負わせるでしょう
偶像崇拝に似た罪によって
私を信じなさい
本当に
もし人が神に祈るなら
適切であるように
彼は求めること全てを得るでしょう
思い起こしなさい
神の僕モーセを
彼の祈りでエジプトを鞭打ちました
紅海を開きました
そしてそこにファラオと彼の軍を溺れさせました
ヨシュアを思い起こしなさい
彼は太陽を静止させました
サムエルを
彼はペリシテ人の無数の軍を恐怖で打ちました
エリアを
彼は天から火の雨を降らしました
エリシャは死人を甦らせました
そしてそのように多くの他の聖なる預言者たちを
彼等は祈りによって彼等が求めた全てを得ました
しかしこれらの人たちは本当に彼等自身を求めませんでした
彼等の問題で
そうではなく神と彼の栄光だけを求まました
39章
その時ヨハネは言いました
あなたははっきりと話しました
師よ
しかし私たちは知りません
いかに人が高慢を通して罪を犯したか
イエスは答えました
神がサタンを排除した時
そして天使ガブリエルが清めた時
サタンガ唾を吐いた地の塊を
神は生きるもの全てを創りました
飛ぶ動物も歩いたり泳いだりする動物も両方
そして彼は世界をそれが持つ全てのものと共に飾りました
或る日サタンは楽園に近づきました
そして草を食べる馬たちを見て
彼は彼等に告げました
もし地の塊が魂を受け取るなら
彼等にとって重労働が生じること
そしてそれ故にその地の部分を踏みつけることは彼等の利益になること
何かもっと良い方法はないこと
馬たちは自分たちを駆り立てて血気にはやって百合と薔薇の間に在る地の部分に向かって走って行きました
すると神はサタンの唾を置いたその地の汚れた部分に魂を与えました
唾をガブリエルが塊から取り上げました
そして犬を立たせました
それは吠えて
馬たちを恐怖で満たしました
そして彼等は逃げました
それから神は人に魂を与えました
一方全ての聖なる天使は歌いました
あなたの聖なる名は讃えられるように
私たちの主なる神よ
アダムは
彼の足の上を跳んで
太陽のように輝く書かれたものを空中に見ました
それは言いました
唯一の神が居ます
そしてマホメットは神の使者です
するとアダムは彼の口を開いて言いました
私はあなたに感謝します
私の神なる主よ
あなたがもったいなくも私を創ったことを
しかし私に話して下さい
私はあなたにお願いします
これらの言葉の伝言は何を意味するのか
マホメットは神の使徒である
私の前に他の人たちはいたのか?
それで神は言いました
ようこそ
私の僕アダムよ
私はあなたに告げます
私が創った最初の人はあなたであることを
そしてあなたが見て言及した彼はあなたの息子です
彼は多くの年の後にこの世に来ます
そして私の使者になります
彼の為に私は全てのものを創りました
彼は来る時この世に光を与えます
彼の魂は天の輝きの中に置かれました
私が何かを造る六万年前に
アダムは神に懇願しました
こう言って
主よ
この書いたものを私に与えて下さい
私の手の指の爪の上に
そこで神は最初の人に彼の親指の上にその書いたものを与えました
右手の親指の爪の上でそれは言いました
唯一の神が居ます
左の親指の爪の上でそれは言いました
マホメットは神の使者です
そこで父のような愛情で最初の人はこれらの言葉に口づけしました
そして彼の目を擦りました
そして言いました
あなたがこの世に来るその日は幸いです
人だけが見て
神は言いました
彼が一人だけでいるのは良くない
それ故彼は彼を眠らせました
そして彼の心臓の近くから肋骨を取りました
肉でその場所を詰めて
その肋骨から彼はエバを造りました
アダムに彼の妻として与えました
彼は楽園の主人として彼等一対を置きました
彼等にこう言って
見なさい私はあなたたちに食べる果物を皆与えます
林檎と穀物以外
それについて彼は言いました
決してあなたたちはこれらの果物を食べないように気を付けなさい
何故ならあなたたちが汚れない為
私があなたたちをここに留めることを許せなくなって
あなたたちを追い出し
そしてあなたたちが酷い惨めさを経験する程まで
40章
サタンはこれを知ると激怒で狂気になりました
そこで彼は楽園の門に近づきました
そこに恐ろしい蛇が見張って立っていました
彼は駱駝のような足を持っていました
そして彼の足の爪は剃刀のように四方を切ります
彼にその敵は言いました
私を楽園に入れさせて下さい
蛇は答えました
一体どうして私があなたを入れさせることが出来るのか
あなたを追い出すように神が私に命じたのに
サタンは答えました
どの位神があなたを愛しているかあなたは知っています
彼があなたを楽園の外に置いた故に
土の塊つまり人を守る為に
それ故にもしあなたが私を楽園に入れさせたら
皆があなたを避けて逃げるほど私はあなたを恐ろしくしましょう
それであなたは心のままに行って留まることが出来ます
そこで蛇は言いました
そしてどのように私はあなたを中に置くことができるのか?
サタンは言いました
あなたは大きい
だからあなたの口を開けて下さい
そして私はあなたの腹の中に入りましょう
そこであなたは楽園に入って二つの土の塊の近くに私を置いて下さい
それらは最近地の上を歩いています
そこで蛇はそうしました
そしてサタンをエバの近くに置きました
何故なら彼女の夫アダムは眠っていたから
サタンは美しい天使のように女の前に現れました
そして彼女に言いました
何故あなたは林檎と穀物を食べないのか?
エバは答えました
私たちの神が私たちに言いました
そこから食べると私たちは汚れる
そしてそれ故に彼は私たちを楽園から追い出すと
サタンは答えました
彼は真実を言っていません
あなたたちは知らなければなりません
神が邪悪で嫉妬深いことを
そしてそれ故に彼は等しいことを許さず
ことごとくのものを奴隷に留めて置きます
そこで彼はそのようにあなたたちに話しました
あなたたちが彼と等しくならない為に
しかしもしあなたとあなたの連れが私の助言に従って行動するなら
あなたたちは他のものと同じようにその果物を食べることが出来ます
そしてあなたたちは他のものに従属したままでいられなくなり
神のようにあなたたちは善悪を知ることが出来ます
そしてあなたたちは好きなことをすることが出来ます
何故ならあなたたちは神に等しくなれるから
そこでエバはその果物を取って食べました
そして彼女の夫が目覚めると彼女はサタンが言ったことを全て話しました
そして彼の妻が提供し彼はそれを取って食べました
すると食べ物が下って行こうとした時
彼は神の言葉を思い出しました
それ故に食べ物を止めたいと思って
彼の手を彼の喉に置きました
そこに男は皆その印を持っています
41章
その時彼等は両方とも知りました
彼等が裸だったことを
それ故に恥じて
彼等は木の葉を取って彼等の秘所の為に衣を作りました
真昼が過ぎた時
見なさい神が彼等に現れました
そしてアダムを呼びました
こう言って
アダム
あなたはどこに居ますか?
彼は答えました
主よ
私はあなたの面前から身を隠しました
何故なら私と私の妻は裸であり
それで私たちはあなたの前に罷り出ることが恥ずかしいから
それで神は言いました
一体誰があなたたちの純真をあなたたちから奪ったのか
あなたたちがその果物を食べない限り
その為にあなたたちは汚れており
そして最早楽園に留まることは出来ません
アダムは答えました
主よ
あなたが私に与えた妻が私に食べることを請いました
それで私はそこから食べました
そこで神は女に言いました
何故にあなたはあなたの夫にそのような食べ物を与えたのか?
エバが答えました
サタンが私を騙しました
それで私は食べました
一体どのようにあの堕落者がそこに入ったのか
神は言いました
エバは答えました
北の門に立っている蛇が彼を私に近づけました
そこで神はアダムに言いました
あなたがあなたの妻の声を聞いてその果物を食べた故に
あなたの働きによって地は呪われます
それはあなたに荊と棘を齎します
そしてあなたの顔の汗によってあなたはパンを食べます
そしてあなたが土であることを思い出し
そして土にあなたは戻ります
そして彼はエバに言いました
こう言って
そしてあなたは
サタンの言うことを聞いてあなたの夫に食べ物を与えた者は
男の支配の下に留まります
奴隷のようにあなたを保ちます
そしてあなたは陣痛によって子を産みます
そして蛇を呼んで
神は天使ミカエルを呼びました
神の剣を持つ彼を
そして言いました
最初にこの邪悪な蛇を楽園から追い出しなさい
そして外に出したら彼の足を切りなさい
何故ならもし彼が歩くことを望むなら
彼は地の上に彼の体を引きずらなければならないから
その後で神はサタンを呼びました
彼は笑いながら来ました
そして彼は彼に言いました
あなたは
堕落者よ
これらの者を騙して彼等を汚れさせた故に
彼等と彼等の子供たちの汚れの全てを
それについて彼等が真に罪を悔いて私に仕えるなら
彼等の体から出してあなたの口を通して入れます
それであなたは汚れに満たされます
サタンはそこで恐ろしい怒鳴り声を出して
そして言いました
あなたが私を極悪化することを望む故に
私も出来るだけことを私にさせます
そこで神は言いました
離れなさい
呪われた者よ
私の面前から
そこでサタンは離れて行きました
すると神はアダムとエバに言いました
彼等は両方とも泣いていました
あなたたちは楽園から出て行きなさい
そして懺悔をしなさい
そしてあなたたちの望みをなくさないようにしなさい
何故なら私はあなたたちの息子に送るから
あなたたちの子孫が人類からサタンの支配をはずせるような方法を
何故なら来るべき彼
私の使者
彼に私は全てのことを与えるから
神は身を隠しました
そして天使ミカエルが彼等を楽園から追い出しました
するとアダムは
振り向いて
門の上に書かれたものを見ました
唯一の神が居ます
そしてマホメットは神の使者です
すると泣きながら
彼は言いました
それが神を喜ばせますように
私の息子よ
あなたが早く来て惨めさから私たちを引き抜くことが
そしてそのように
イエスは言いました
サタンとアダムは高慢を通して罪を犯しました
一人は人を軽蔑することによって
他の者は彼自身を神と等しくさせることを望むことによって
42章
それから弟子たちはこの話しの後で泣きました
そしてイエスは泣きました
彼を見つけに来た多くの者たちを彼等が見た時
何故なら祭司長たちが相談したから
彼の話しによって彼を捕まえることを
それ故に彼等はレビ人たちと何人かの律法学者を遣わしました
彼に質問する為
こう言って
あなたは誰ですか?
イエスは打ち明けました
そして真実を言いました
私はメシア(救世主)ではありません
彼等は言いました
あなたはエリヤかエレミヤですか
あるいは昔の預言者の誰かですか
イエスは答えました
いいえ
そこで彼等は言いました
あなたは誰ですか?
言って下さい
私たちを遣わした者たちに私たちが証言出来る為に
そこでイエスは言いました
私はユダヤ中に叫ぶ声です
そしてこう叫びます
あなたは主の使者の為に道を整えなさい
まさにそれはイザヤ書に書かれているように
彼等は言いました
もしあなたがメシア(救世主)でもエリヤでもどの預言者でもないなら
何故に新しい教えを伝道し
そしてメシア(救世主)よりあなた自身を重視しているのか?
イエスは答えました
神が私の手によって齎す奇跡が神の望むことを私が話していることを示します
又あなたたちが話す彼と同等に重視されるように私自身をさせたことは全くありません
何故なら私は靴の紐を解く値打ちもないから
あなたたちがメシア(救世主)と呼ぶ神の使徒の
彼は私の前に造られ
そして私の後に来ます
そして真実の言葉を齎します
彼の信仰は終わりがない為
レビ人たちと律法学者たちは当惑して離れて行きました
そして祭司長たちに詳しく話しました
彼等はこう言って
彼の背には悪魔が居て彼に全てを詳しく話します
それからイエスは彼の弟子たちに言いました
真に私はあなたたちに言います
私たちの民の首長たちや長老たちは私に不利な機会を捜し求めています
そこでペトロは言いました
それ故にあなたは今後エルサレムに行かないで下さい
それ故にイエスは彼に言いました
あなたは愚かです
そしてあなたは何を言っているか分かっていません
何故なら私が多くの迫害に苦しむことは必要であるから
何故なら神の預言者とちと聖なる者たちは全てそのように苦しんだから
しかし恐れることはありません
私たちに味方する者がいても私たちに敵対する者がいても
そしてこれを言って
イエスは離れてタボル山に行きました
そして彼と共に上って行きました
ペトロとヤコブと彼の兄弟ヨハネが
これを書く者と共に
すると彼の上に大きな光が輝きました
そして彼の衣は雪のように白くなり
そして彼の顔は太陽のようにきらきら光りました
そして見なさいモーセとエリヤがやって来てイエスと話しました
私たちの民族と聖なる町の上に臨まなければならない事について
ペトロは言いました
こう言って
主よ
ここに居ることは良い事です
それ故に
もしあなたが望むなら
私たちはここに三つの幕屋を造りましょう
一つはあなたにそして一つはモーセにそして一つはエリヤに
そして彼は話している間に彼等は白い雲に覆われました
そして彼等はこう言う声を聞きました
見なさい私の僕
私が喜ぶ者に
あなたたちは彼に聞きなさい
弟子たちは恐れに満たされました
そして死人のように地の上に彼等の顔を伏せました
イエスは下って来て彼の弟子たちを起こしました
こう言って
恐れてはいけません
何故なら神があなたたちを愛して
そしてあなたたちが私の言葉を信じる為にこのことをしたから
43章
イエスは八人の弟子たちの許に下って行きました
彼等は下で彼を待っていました
そして四人は八人に彼等が見た全てを語りました
それ故にその日彼等の心からイエスに対する全ての疑いが去りました
イスカリオテのユダを除いて
彼は何も信じませんでした
イエスは山の麓に座りました
そして彼等は野生の果物を食べました
何故なら彼等にパンがなかったから
その時アンデレが言いました
あなたはメシア(救世主)について多くのことを私たちに話しました
あなたの思いやりの故に全てを明らかに私たちに話して下さい
そして同じように他の弟子たちも彼に懇願しました
従ってイエスは言いました
働く者は皆最後の為に働きます
最後に彼は満足を見出します
それ故に私はあなたたちに言います
神は真に完全である故に
満足の必要がありません
彼は彼自身に満足しているから
それ故に喜んで働き
彼は全てのものの前に彼の使者の魂を創りました
その使者の為に彼は全体を創ることを決心しました
創造物が神によって喜びと至福を見出せる為に
そこから彼の使者が彼の全ての創造物によって喜びを得られるように
その創造物が彼の僕になることを彼は指定しました
そしてこれはそうである故に
何故彼がこのように喜んだか保持しなさい
真に私はあなたたちに言います
預言者は皆彼が来た時一つの国に神の恵みの印だけを生みました
それ故に彼等の言葉は彼等が遣わされたその民に救いを広げられませんでした
しかし神の使者は
彼が来る時
神は彼の手の印章をそのまま彼に与えます
彼が救いと恵みを彼の教義を受け入れるあらゆる世界の国々に伝えられるまで
彼は不信仰者に向かって力と共に来ます
そして偶像崇拝を滅ぼします
彼がサタンを混乱させるまで
何故なら神はアブラハムにそのように約束したから
こう言って
見なさい
あなたの子孫によって私は地の全部族を祝福します
そしてあなたが偶像を粉々に壊したように
アブラハムよ
まさにそのようにあなたの子孫もしなさい
ヤコブは答えました
師よ
この約束は誰に為されたか私たちに話して下さい
何故ならユダヤ人は言います
イサクに
そしてイシュマエル人は言います
イシュマエルに
イエスは答えました
ダビデは
彼は誰の息子か
そしてどの血統か
ヤコブは答えました
イサクの
何故ならイサクはヤコブの父でした
そしてヤコブはユダの父でした
ダビデはその血統です
そこでイエスは言いました
そして神の使者は彼が来る時
どの血統になるのか
弟子たちは答えました
ダビデの
するとイエスは言いました
あなたたちは誤解しています
何故ならダビデは心の中で彼を主と呼ぶから
このように言って
神は私の主に言いました
あなたは私の右側に座りなさい
私があなたの敵をあなたの足載せ台にするまで
神はあなたの杖を送ります
あなたの敵の真ん中に支配権を持つように
もしあなたたちがメシア(救世主)と呼ぶ神の使者がダビデの息子であるなら
どうしてダビデは彼を主と呼ぶのか
私を信じなさい
何故なら真に私はあなたたちに言います
約束はイシュマエルに為されました
イサクにではなく
44章
そこで弟子たちは言いました
師よ
モーセの書にこのように書かれています
イサクに約束は為された
イエスは答えました
呻き声と共に
それはそう書かれています
しかしそれを書いたのはモーセではありあせん
ヨシュアでもありません
それどころかラビたちです
それは神を畏れない者たちです
真に私はあなたたちに言います
もしあなたたちが天使ガブリエルの言葉を考えるなら
私たちの律法学者や教師たちの悪意をあなたたちは発見できるでしょう
何故なら天使は言いました
アブラハム
いかに神があなたを愛するか全世界は知るでしょう
しかしあなたが神に抱く愛をいかに全世界は知ることができるでしょうか?
確かに神の愛の為にあなたは何かをする必要があります
アブラハムは答えました
見て下さい神の僕は
神が望むことを全て実行する用意が出来ています
そこで神が告げました
アブラハムにこう言って
あなたの息子を連れて来なさい
あなたの初子イシュマエルを
彼を生贄に捧げる為に山に上って来なさい
どうしてイサクが初子か?
イサクが生まれた時イシュマエルは七歳なら
そこで弟子たちは言いました
私たちの教師たちの誤魔化しは明らかです
それ故にあなたは真実を私たちに話して下さい
何故ならあなたが神から遣わされたことを私たちは知っているから
そこでイエスは答えました
真に私はあなたたちに言います
サタンは神の律法を無効にすることを常に捜し求めています
そしてそれ故に彼は彼の従者と共に
偽善者と悪者は
前者は偽りの教義と共に
後者は淫らな生活と共に
今日ほとんど全てのものを汚しました
その為ほとんど真実は見出しません
偽善者に災いあれ
何故ならこの世の誉れは彼等の為に侮辱と地獄の中の激痛に変わるから
それ故に私はあなたたちに言います
神の使者は神が造ったほとんど全てのものに喜びを与える輝きです
何故なら彼は飾られるから
合意と協議の心で
知恵と威力の心で
畏れと愛の心で
思慮深さと慎みの心で
彼は飾られます
慈善と慈悲の心で
正義と敬虔の心で
寛容と忍耐の心で
それは彼が神から受けたもの
彼が彼の創造物全てに与えたものより三倍多く
幸いです 彼がこの世に来る時は
私が彼を見て彼を崇拝したことで私を信じなさい
まさに預言者が皆彼を見たように
彼の心を見て神は彼等に預言能力を授けます
そして私が彼を見た時私の心は慰めで満たされました
こう言って
マホメットよ
神はあなたと共にあります
そして彼が私にあなたの靴紐を結ぶ値打ちを与えますように
何故ならこれを得て私は偉大な預言者になり神の聖者になることが出来るから
そしてこれを言って
イエスは神に感謝を捧げました
45章
その時天使ガブリエルはイエスの許に来ました
そして彼に語りました
私たちも又彼の声を聞ける方法で
こう言って
立ち上がりなさい
そしてエルサレムに行きなさい
それに応じてイエスは去ってエルサレムに上って行きました
そして安息日に神殿に入りました
そして人々に教え始めました
すると人々が神殿に一緒に走って来ました
大祭司や祭司たちと共に
彼等はイエスに近づきました
こう言って
先生
あなたが私たちの害悪を言うと私たちに言われました
それ故に災いがあなたに降りかからないように気を付けなさい
イエスは答えました
真に私はあなたたちに言います
私は偽善者たちの害悪を話しています
それ故にもしあなたたちが偽善者なら私はあなたたちについて話します
彼等は答えました
誰が偽善者ですか?
はっきりと私たちに話して下さい
イエスは言いました
真に私はあなたたちに言います
人々が彼を見る為に善い事をする人
まさに彼は偽善者です
彼の業は人々が見れない心を通すものでないから
そこでその中にことごとくの汚れた考えとことごとくの汚らわしい欲望が残っています
誰が偽善者であるかあなたたちは分かりますか?
彼の舌で神に仕える人
しかし彼の心で人々に仕えます
惨めな人よ
何故なら死ぬと彼の報酬を全て失うから
何故ならこの事で預言者ダビデは言います
あなたの信頼を置くな
王たちに
人々の子らに
救いのない者に
何故なら死で彼等の考えは滅びるから
死の前に彼等は報酬を奪われたことを見出します
何故なら人は
神の預言者ヨブが言ったように
変わりやすいから
その為彼は一つの所に留まり続くことはないから
その為もし今日彼はあなたを讃えても
明日彼はあなたを罵るでしょう
そしてもし今日彼は喜んであなたに報酬を与えても
明日彼は喜んであなたを略奪するでしょう
災いあれ
だから
偽善者たちに
何故なら彼等の報酬は空しいから
生ける神に誓って
彼の面前に私は立ちます
偽善者は盗人であり神聖冒涜を犯しています
彼は善く見せる為に律法を利用するから
神の誉れを盗んでいます
彼だけに称えと誉れは永遠に属します
加えて私はあなたたちに言います
偽善者は信仰を持っていません
もし彼が信じたなら
神が全てを見て恐ろしい裁きで悪を罰することを
彼は彼の心を清めるから
彼は信仰を持っていない故に
彼は不正で満ちています
真に私はあなたたちに言います
偽善者は墓のようです
その外は白いです
しかし内は腐敗と蛆で満ちています
それでもしあなたたちが
祭司たちよ
神に仕えなさい
何故なら神はあなたたちを創ってあなたたちにそれを求めるから
私はあなたたちに敵対して話していません
何故ならあなたたちは神の僕であるから
しかしもしあなたたちが利益の為に全てをするなら
それで市場のように神殿の中で売買するなら
神の神殿は祈りの家で商売の家ではないと見做さず
それをあなたたちは盗人の洞穴に変えました
もしあなたたちが人々を喜ばす為に全てをするなら
そしてあなたたちの心から神を出すなら
その時は私はあなたたちに敵対して神に叫びます
あなたたちは悪魔の息子たちであると
そしてアブラハムの息子たちではないと
彼は神の愛の為に父の家を去りました
そして彼自身の息子を殺すことを厭いませんでした
あなたたちに災いあれ
祭司と教師たち
もしあなたたちがそのようであるなら神はあなたたちから聖職を取り去るでしょう
46章
再びイエスは話しました
こう言って
私はあなたたちの前に譬えを示します
葡萄園を植えた家主がいました
そしてそれの為に垣根を作りました
それが獣たちに踏みにじられない為に
そしてそれの真ん中に葡萄搾りを建てました
そして直ちにそれを農夫たちに貸し出しました
すると
葡萄を集める時が来ると彼は彼の僕たちを遣わしました
農夫たちは彼等を見ると
彼等は或る者を石打ちにし或る者を火あぶりにしました
そして他の者たちを彼等は短刀で切り裂きました
そしてこのことを彼等は何度もしました
私に言いなさい
葡萄園の主人は農夫たちをどうするでしょうか?
皆が答えました
酷い方法で彼は彼等を滅ぼすでしょう
そして彼の葡萄園を彼は他の農夫たちに与えるでしょう
それ故にイエスは言いました
あなたたちは分からないのか?
その葡萄園はイスラエルの家であることが
そしてその農夫たちはユダとエルサレムの民であることが
あなたたちは災いだ
何故なら神があなたたちに激怒しているから
神の多くの預言者を切り裂き
その為にアハブの時代に神の聖者を埋葬する者が一人も見出されませんでした
そして彼がこれを言うと祭司長たちは彼を捕えることを望みました
しかし彼等は一般の人々を恐れました
彼等は彼を崇めました
それからイエスは
一人の女を見て
彼女は生まれた時から彼女の頭を地面の方に向けてままでした
言いました
あなたの頭を上げなさい
女よ
神の名によって
これらが真実を語っていることを知る為に
そして私がそれを告げることを彼が望んでいることを
その時その女は身を完全に上げました
神を崇めながら
大祭司は叫びました
こう言って
この男は神から遣わされていません
安息日を守らないことで分かります
何故なら今日彼は病の人を癒やしたから
イエスは答えました
今私に言いなさい
それは法に適っていないか?
安息日に話すことは
そして他の者たちの救いの為に祈ることは
そしてあなたたちの中に誰かいるか?
もし安息日に彼の驢馬か彼の牛が溝に落ちたら
安息日にそれを引き上げない者が
確かに誰もいません
それでは私は安息日を破ったことになるのか?
イスラエルの娘に健康を与えたことによって
確かに
ここにあなたたちの偽善が知られます
ああ
今日なんと多いことか
藁が他人の目を打つことを恐れることが
梁が彼等自身の頭を切り離そうとしているのに
ああ
なんと多いことか
蟻を恐れることが
象を気にしないで
そしてこれを言って
彼は神殿から出て行きました
しかし祭司たちは彼等の間で激怒によって苛立ちを募らせました
何故なら彼等は彼を捕えて彼等の意志を彼に働かせることが出来なかったから
まさに彼等の父たちが神の聖者たちに敵対して実行したように
47章
イエスは下って行きました
彼の預言者としての職務の二年目に
エルサレムから
そしてナインに行きました
すると
彼が町の門に近づくと
住民たちが一人息子を墓に運んでいました
彼の母は寡婦でした
彼のことで皆が泣いていました
すると
イエスが到着すると
人々は分かりました
何故ガリラヤの預言者イエスが来たのか
それで彼等は死者の為に彼に懇願することに努めました
預言者である彼が彼を甦らせるように
又彼の弟子たちのそうしました
その時イエスは非常に恐れました
そして神に向かって
言いました
この世から私を取って下さい
主よ
何故ならこの世は狂っているから
そして彼等はほとんど私を神呼ばわりします
そしてこのことを言って
彼は泣きました
その時天使ガブリエルが来ました
そして言いました
イエスよ
恐れるな
何故なら神はあらゆる病に勝る力をあなたに与えたから
神の名によってあなたが与える全てのことは完全に成し遂げられるまでに
直ちにイエスはため息をつきました
こう言って
あなたの意志が為されますように
全能で慈悲深い主なる神よ
そしてこう言って
彼は死者の母に近づきました
そして憐れみをもって彼女に言いました
女よ
泣いてはいけません
そして死者の手を取って
彼は言いました
私はあなたに言います
若者よ
神の名によって癒されて立ち上がりなさい
すると少年は生き返りました
すると全ての者は恐れに満たされました
こう言って
神は私たちの中に偉大な預言者を起こしました
そして彼は彼の民を訪れました
48章
その当時ローマ人の軍隊がユダヤにいました
私たちの国は私たちの父祖たちの罪の為に彼等に従属していました
その時それはローマ人たちの習慣でした
一般の人々に役立つ何か新しい事をする為に神を呼び彼を拝むことは
そこでナインでこれらの兵隊の或る者たちは気づいて
その時彼等は互いに非難しました
こう言って
あなたの神々の一人があなたを訪れました
そしてあなたはそれを無視しました
確かにもし私たちの神々が私たちを訪れたら
私たちは持っているもの全てを彼等に与えます
そして私たちがどれ位私たちの神々を畏れているかあなたは知っています
彼等の像に私たちは持っている最上のものを与える故に
サタンはこのような話しを引き起こしました
ナインの人々の間に彼が小さな騒乱も起こさない為に
しかしイエスはナインに全く留まることなく
カペルナウムに行く為戻りました
ナインの内輪もめはこのようでした
或る者は言いました
私たちを訪れたのは私たちの神です
他の者は言いました
神は訪れていません
誰も彼を見ていないから
彼の僕モーセでさえ見ていません
だからそれは神ではなく
むしろ彼の息子です
他の者は言いました
彼は神ではありません
神の息子でもありません
何故なら神は生む体を持っていないから
そうではなく彼は神の偉大な預言者です
それでサタンがそれを引き起こしました
イエスの預言者の職務の三年目に
私たちの民に大きな破滅が多分そこから起きました
イエスはカペルナウムに行きました
すると住民は
彼等は彼だと分かると
病の家族を持つ全ての者が一緒に集まりました
そして彼等を家の玄関の前に置きました
そこにイエスは彼の弟子たちと共に泊まっていました
そしてイエスを呼んで
彼等は彼等の健康を彼に懇願しました
そこでイエスは彼等のことごとくの上に彼の手を置きました
こう言って
イスラエルの神
あなたの聖なる名によって
この病人に健康を与えて下さい
すると皆癒されました
安息日にイエスは会堂に入りました
そしてそこに全ての民が彼の話しを聞く為に一緒に走りました
49章
律法学者はその日ダビデの詩編を読みました
そこでダビデは言います
私は時を見出す時
私は正しく裁きます
それから
預言者たちの書を読んだ後に
イエスは立ち上がりました
そして彼の手で沈黙の合図をして
そして彼の口を開いて彼はこのように言いました
兄弟たちよ
あなたたちは聞きました
私たちの父である預言者ダビデによって語られた言葉を
彼は時を見出す時彼は正しく裁くということを
私はあなたたちに真に告げます
多くの者は彼等が下す判断によって裁くことを
彼等は裁くという理由だけの為に
彼等の為に合致しないことを
そして彼等の為に合致することを
その時の前に彼等は裁きます
それ故に私たちの父祖の神は私たちに叫びます
彼の預言者ダビデによって
こう言って
正しく裁きなさい
人の息子たちよ
それ故に惨めです
街角に座って
そして通る者全てを裁くことだけをする者たちは
こう言って
あの者は美しい
この者は醜い
あの者は善い
この者は悪い
彼等は災いだ
何故なら彼等は神の心から離れて彼の裁きの笏を上げているから
彼は言います
私が証人であり裁判官です
そして私の誉れを誰にも私は与えません
真に私はあなたたちに告げます
彼等が見なかったことや全く聞かなかったことをこれらは証言していることを
そして任命されていない裁判官が裁くことを
それ故に彼等は神の前に地上で忌み嫌われます
神は最後の日に彼等の上に凄まじい裁きを下します
あなたたちは災いだ
悪を善と言うあなたたちは災いだ
そして善を悪と呼ぶあなたたちは
何故ならあなたたちは神を悪人として非難するから
神は善の創造者です
そしてサタンを善として正当化するから
サタンはあらゆる悪の源です
あなたたちはどんな罰を受けるか考えなさい
そして神の裁きに下ることが恐ろしいか
金の為に悪を正当化する者たちの上にその時裁きは下ります
孤児や寡婦の故に裁きません
真に私はあなたたちに言います
悪魔たちはその裁きの時に震えます
恐ろしいほど
審判として置かれたあなたたち人は
他の事を顧慮しません
親戚も友人も
名誉も利得も
神を恐れて唯真実だけを見ます
真実をあなたたちは最大の努力で捜し求めます
何故なら神の裁きにおいてそれがあなたたちを守るから
しかし私はあなたたちに警告します
憐れみ無しに裁く者は憐れみ無しに裁かれることを
50章
私に話しなさい
人よ
他人を裁くあなたは
全ての人は同じ土に彼等の起源を持っていることを知らないのか?
神一人を除いて善なる者はいないことを知らないのか?
それ故に人は皆嘘つきで罪人です
私を信じなさい
人よ
もしあなたが他人の欠点を裁くならあなた自身の心もそれについて裁かれることを
ああ
裁くことはなんと危険か
ああ
如何に多くの人が彼等の間違った裁きで滅んだか
サタンは彼自身より下劣になるように人を裁きます
それ故に彼は彼の創造主である神に反乱を起こしました
それについて彼は後悔していません
彼と話したことによって私が知ったように
私たちの両親はサタンの話しを善いことであると判断しました
それ故に彼等は楽園から放り出されました
そして彼等の子孫全てが非難されました
真に私はあなたたちに言います
私が御前に立つ生ける神に誓って
間違った裁きは全ての罪の父です
意図することなしに誰も罪を犯さないのであるから
そして誰も知らないことを意図しないのであるから
災いだ
それ故に
裁こうとして価値ある罪と価値のない善を裁く罪人は
その為に善を拒絶し罪を選ぶ者は
確かに彼は罰を耐えられないでしょう
神がこの世を裁きに来る時
ああ
いかに多くの者が偽りの裁きを通して滅びたか
そしていかに多くの者が滅びに近づいたか
ファラオはモーセとイスラエルの民を不敬虔であると裁きました
サウルはダビデを死に値すると裁きました
アハブはエリヤを裁きました
ネブカドネザルは彼等の偽りの神々を拝まない三人の子供を
二人の長老はスザンナを裁きました
そして全ての偶像崇拝の君主たちは預言者たちを
ああ
物凄い神の裁きが
裁く者は滅び
裁かれた者は救われます
そしてこの故に
人よ
理由なく無分別に彼等は罪の無い人を偽って裁いたか?
いかに善人が偽りの裁きによって滅びに近づいたか
ヨセフの兄弟によって示されています
彼等は彼をエジプト人たちに売りました
アロンとモーセの姉妹ミリアムによって
彼等は彼等の兄弟を裁きました
ヨブの三人の友は神の罪無しの友人ヨブを裁きました
ダビデはメフィボシェトとウリアを裁きました
キュロスはダニエルを裁き獅子の餌食にしました
そして他の多くの者が
この為に彼等の破滅に近づきました
それ故に私はあなたたちに言います
裁くな
そうすればあなたたちも裁かれないでしょう
そうして
イエスが彼の話しを終えると
多くの者が直ちに悔い改めに改心しました
彼等の罪を嘆き悲しみながら
そして彼等は喜んで全てを捨てました
彼と共に行く為に
しかしイエスは言いました
あなたたちの家に留まりなさい
そして罪を捨て畏れをもって神に仕えなさい
そしてそれであなたたちは救われるでしょう
何故なら私は奉仕を受ける為に来たのではないから
そうではなく仕える為です
そしてそのように言って
彼は会堂と町から出て行きました
そして祈る為に砂漠に退きました
何故なら彼は孤独を非常に愛したから
51章
彼が主に祈っていると
彼の弟子たちは彼の許に来て言いました
師よ
二つのことを私たちは知りたい
一つは
あなたはどのようにサタンと話すのか
彼はそれにも拘わらず悔い改めないとあなたは言います
他の一つは
裁きの日に神はどうのように来るのか
イエスは答えました
真に私はあなたたちに言います
私はサタンを憐れみました
彼の堕落を知りながら
そして私は人間を憐れみました
彼が罪に誘惑する者を
それ故に私は私たちの神に祈り断食しました
彼は彼の天使ガブリエルによって私に語りました
何をあなたは求めるのか?
イエスよ
そして何があなたの願いか?
私は答えました
主よ
邪悪なサタンが原因であることをあなたは知っています
そして彼の誘惑を通して多くが滅びることを
彼はあなたの創造物です
主よ
彼をあなたが創りました
それ故に
主よ
彼を憐れんで下さい
神は答えました
イエスよ
見なさい
私は彼を許します
ただ彼にこう言わせなさい
主よ
私の神
私は罪を犯しました
私を憐れんで下さい
それで私は彼を許し
そして彼の最初の状態に彼を戻します
私は大いに喜びました
イエスは言いました
私がこれを聞いた時
私はこの和平を結んだと信じて
それ故に私はサタンを呼びました
彼は来て
こう言います
あなたの為に私は何をしなければならないのか
イエスよ
私は答えました
あなたはそれをあなた自身の為にしなければなりません
サタンよ
何故なら私はあなたの奉仕を愛さないから
しかしあなたの幸せの為に私はあなたを呼びました
サタンは答えました
もしあなたが私の奉仕を望まないなら
私もあなたの奉仕を望みません
何故なら私はあなたより高貴であるから
それ故にあなたは私に奉仕する価値はありません
土であるあなたは
一方私は霊です
私たちはこれを離れましょう
私は言いました
そして私に言いなさい
もしあなたがあなたの最初の美とあなたの最初の状態に戻ることが良くないなら
あなたは知らなければなりません
天使ミカエルが裁きの日に神の剣で十万回あなたを撃たなければならないことを
そしてどの打撃もあなたに何度も何度も大変な痛みを与えることを
サタンは答えました
私たちはその日に見ることが出来るでしょう
誰が最も多く為し得るか
確かに私の方には多くの天使たちと最も強力な偶像崇拝者たちがいます
彼等は神を悩まします
そして彼は知るでしょう
いかに大きな誤りをしたか
下劣な土くれの為に私を追放することで
そこで私は言いました
サタンよ
あなたは心の弱い者です
そして何をあなたは言っているのか分かっていません
するとサタンは
嘲笑的な態度で
彼の頭を振りました
こう言って
さあ来なさい
私と神の間でこの和平を私たちは結びましょう
そして何をしなければならないと
あなたは言うのか
イエスよ
あなたは心の確りした者であるから
私は答えました
二つの言葉だけ言わなければなりません
サタンは答えました
どんな言葉か?
私は答えました
これらです
私は罪を犯しました
私を憐れんで下さい
そこでサタンは言いました
今喜んで私はこの和平を結びましょう
もし神がこれらの言葉を私に言うなら
今私から離れなさい
私は言いました
呪われた者よ
何故ならあなたはあらゆる不正と罪の邪悪な立案者であるから
しかし神は正しく何の罪もありません
サタンは甲高い笑い声を上げて離れて行きました
そして言いました
それはそうではなく
イエスよ
あなたは神を喜ばす為に嘘を言っています
さあ考えなさい
イエスは彼の弟子たちに言いました
彼はどんな憐れみを見出すか
彼等は答えました
いいえ何も
主よ
何故なら彼は悔い改めないから
神の裁きについて今私たちに話して下さい
52章
神の裁きは非常に恐ろしいので
真に私はあなたたちに言います
堕落者たちは直ちに十の地獄を選びます
神が彼等に対して激怒して話すのを聞きに行くより
彼等に対してあらゆる創造物が証言するでしょう
真に私はあなたたちに言います
堕落者だけが恐れているのではありません
そうではなく聖人たちも神の選民も
アブラハムも
彼の正しさを確信することは出来ません
そしてヨブは彼の無罪に自信を持つことは出来ません
そして何を私は言っているのか?
神の使徒ですらそれを恐れるでしょう
何故なら神は
彼の威厳を知らせる為に
彼の使徒から記憶を奪うから
その為に彼は記憶がなくなります
いかに神が彼に全てのことを与えたか
真に私はあなたたちに言います
心のまま率直に語って
私は震えています
何故ならこの世によって私は神と呼ばれるから
そしてこの為に私は申し開きをすることが出来ないから
生ける神に誓って
彼の前に私の魂は立ちます
私は他の人々と同じように死ぬべき運命の人です
何故なら神が私をイスラエルの家の上に預言者として置いたとしても
弱った者を健康にして罪人たちを矯正する為に
私は神の僕であるから
そしてこれについてあなたたちは証人です
いかに私が悪人たちに対して話したか
彼等はこの世から私が去った後に私の福音の真実を無効にします
サタンの操作によって
しかし私は最後に戻って来ます
そして私と共にエノクとエリヤが来ます
そして私たちは悪人に対して証言します
彼の最後は呪われます
そしてこれらを話して
イエスは涙を流しました
すると彼の弟子たちは大声で泣きました
そして彼等の声を張り上げました
こう言って
許して下さい
主なる神よ
そしてあなたの罪なき僕を憐れんで下さい
イエスは答えました
アーメン
アーメン
53章
その日が来る前に
イエスは言いました
大いなる破壊がこの世の上を襲います
何故なら残酷で無情な戦争があり
父は息子を殺し
そして息子は父を殺すでしょう
人々の派閥抗争の故に
それ故に町々は全滅するでしょう
そして国は無人になるでしょう
死者を埋葬する為の人を誰も見出せないような悪疫が襲うでしょう
その為彼等は獣の食物として捨てられるでしょう
地の上に生き残る者たちに神は飢饉を送るので
パンは金より価値を持つでしょう
そして彼等はあらゆる種類の汚れた物を食べるでしょう
惨めな世代よ
その世代においてこう言うことを聞く者は稀でしょう
私は罪を犯しました
私を憐れんで下さい
神よ
そうではなく恐ろしい声で彼等は彼を冒涜するでしょう
永遠に栄光があり讃美される者を
この後
その日が近づくに従って
十五日間
毎日恐ろしい徴が地の住民の上に襲うでしょう
一日目に光無しに布の染料のように黒い太陽が天のその進路を走行するでしょう
そしてそれは死に近い息子の為に呻く父のように呻くでしょう
二日目に月は血に変わるでしょう
そして血は地の上に露のように襲うでしょう
三日目に星々は敵軍のように彼等自身の間で争うのが見られるでしょう
四日目に石と岩は残酷な敵のように互いにぶつかるでしょう
五日目に植物と草は皆血の涙を流すでしょう
六日目に海はその場所から百五十キュビト上昇するでしょう
そして終日壁のように立つでしょう
七日目にそれは逆に低く沈んでほとんど見れなくなるでしょう
八日目に鳥と地と水の動物は一緒に密集するでしょう
そして吠えて叫ぶでしょう
九日目に恐ろしい雹の大降りで生き物の十分の一しか逃げられないような方法でそれは殺すでしょう
十日目に恐ろしい稲光と雷鳴が下って来て山々の三分の一が裂けて焼け焦げるでしょう
十一日目に全ての川は後方に流れるでしょう
そして血が流れ水が流れないでしょう
十二日目にあらゆる創造物は呻き叫ぶでしょう
十三日目に天は巻物のように巻き上がるでしょう
そして火が雨のように降るでしょう
その為にあらゆる生き物は死ぬでしょう
十四日目に恐ろしい地震があって山々の頂は鳥のように空中を飛ぶでしょう
そして全ての地は平らになるでしょう
十五日目に聖なる天使たちが死ぬでしょう
そして神だけが生き残るでしょう
誉れと栄光は彼のものです
そしてこれを言って
イエスは彼の両手で彼の顔を打って
それから彼の頭で地面を打ちました
そして彼の頭を上げて
彼は言いました
私の発言に私は神の息子であると挿入する者は呪われよ
これらの言葉で弟子たちは死人のように倒れました
するとイエスは彼等を起こして
こう言います
私たちは今神を恐れよう
もし私たちがその日を恐れないなら
54章
これらの徴が過ぎ去ると
暗闇が四十日この世を覆うでしょう
神だけが生きています
誉れと栄光は永遠に彼に属します
四十日が過ぎると
神は彼の使徒に命を与えるでしょう
彼は再び太陽のように立ち上がるでしょう
千の太陽のようにきらきら輝きます
彼は座って
話さないでしょう
何故なら彼はまるで我を忘れている者のようであるから
神は再び神のお気に入りの四人の天使を起こすでしょう
彼等は神の使徒を捜すでしょう
そして彼を見つけて
四方の場所に身を置くでしょう
彼の番をする為に
次に神はあらゆる天使に命を与えるでしょう
彼等は神の使徒の周りを回る蜜蜂のように来るでしょう
次に神は彼の預言者全てに命を与えるでしょう
彼等は
アダムに続いて
全員神の使徒の手に口づけしに行くでしょう
彼の庇護に身を託しながら
次に神は全ての神の選民に命を与えるでしょう
彼等は叫ぶでしょう
マホメットよ
私たちに心を留めて下さい
彼等の叫びで神の使徒の中に憐れみが起きるでしょう
そして彼はすべきことを考えるでしょう
彼等の救いの為に恐れながら
次に神はあらゆる生き物に命を与えるでしょう
そして彼等は彼等の以前の存在に戻るでしょう
しかし全ての者は話す力を持たないでしょう
次に神は堕落者全てに命を与えるでしょう
彼等の復活で
彼等の恐ろしい醜さ故に
神の創造物全ては恐れて
叫ぶでしょう
あなたの憐れみをもって私たちを見捨てないで下さい
主なる私たちの神よ
この後神はサタンを立たせます
彼の容貌で創造物は皆死んだようになるでしょう
彼等の外見の恐ろしい姿を恐れて
それを神が許しますように
イエスは言いました
私がその日にその怪物を見ないことを
神の使徒だけがそのような姿形に恐れないでしょう
何故なら彼は神だけを恐れているから
それからその天使は
彼の喇叭の音であらゆるものが甦るでしょう
再び彼の喇叭を吹くでしょう
こう言って
裁かれにやって来なさい
創造物よ
何故ならあなたたちの創造主があなたたちを裁いて下さるから
それから天の真ん中に現れるでしょう
ヨシャファトの谷の上に
きらきら輝く玉座が
その上に白い雲がやって来るでしょう
するとその天使は叫ぶでしょう
私たちの神は讃えられよ
彼は私たちを創りました
そしてサタンの堕落から私たちを救いました
それから神の使徒は恐れるでしょう
何故なら彼は知るから
誰も愛すべき神を愛さなかったことを
何故なら交換で金貨一枚を得たい者は小銭六十マイトを持たなければなりません
それ故に
彼は一マイトしか持っていないなら彼はそれを交換出来ません
しかしもし神の使徒が恐れるなら
悪に満ちた罪深い者は何をすることが出来るのか?
55章
神の使徒は全ての預言者を集めに行くでしょう
彼等に彼は話すでしょう
忠実な信者の為に神に懇願する為に彼と共に行くことを彼等に願い求めて
そして全員恐れの為に言い訳するでしょう
神に誓って
私も又そこに行きません
私は何を知ることになるか知っているので
そこで神は
これを見て
彼の使徒に思い出させるでしょう
彼の愛の為に全てのものを如何に彼が創ったか
そしてそれで彼の恐れは彼を去るでしょう
そして彼は愛と崇敬をもって玉座に近づくでしょう
一方天使たちは歌います
あなたの聖なる名は称えられよ
神よ
私たちの神
そして彼が玉座に近づいた時
神は彼の使徒に心を開くでしょう
まるで長い間会わなかった友が友に対するように
最初に話すのは神の使徒でしょう
彼は言うでしょう
私はあなたを崇め愛します
私の神よ
そして私の全心全霊で私はあなたに感謝します
何故ならあなたは私をあなたの僕になるように創ることを許したから
そして私の愛の為に全てを造ったから
その為に私はあなたを愛します
全てのものの為に全てのものによって全てのものの上に
それ故にあなたの全ての創造物にあなたを讃えさせます
私の神よ
そこで神に創造された全てのものは言うでしょう
私たちはあなたに感謝します
主よ
そしてあなたの聖なる名を称えます
真に私はあなたたちに言います
サタンと共に居る悪霊たちと堕落者たちはその時泣くでしょう
その為彼等の一人の目からヨルダン川より多くの水が流れるでしょう
しかし彼等は神を見ないでしょう
そして神は彼の使徒に話すでしょう
こう言って
ようこそ
私の忠実な僕よ
それ故にあなたは欲することを求めなさい
何故ならあなたは全て得ることが出来るから
神の使徒は答えるでしょう
主よ
私は覚えています
あなたが私を創った時
私の愛の為にあなたは造ることを意図したと言ったことを
この世と天国を
そして天使と人間を
彼等があなたの僕の私によってあなたを称える為に
それ故に
慈悲深く正しい主なる神
私はあなたにお願いします
あなたの僕にした約束をあなたが思い出すことを
そして神はまるで友と戯れる友のように答えて
言うでしょう
あなたにこれの証人たちはいるのか
私の友マホメット
そして崇敬をもって彼は言うでしょう
はい
主よ
そこで神は言うでしょう
行きなさい
彼等を呼びなさい
ガブリエルよ
天使ガブリエルは神の使徒の許に来て
言うでしょう
主よ
あなたの証人たちは誰ですか?
神の使徒は答えるでしょう
彼等はアダム
アブラハム
イシュマエル
モーセ
ダビデ
そしてマリアの息子イエスです
そこで天使は離れて行き
そして彼は前述の証人たちを呼ぶでしょう
彼等は恐れてそちらに行くでしょう
そして彼等が出席すると神は彼等に言うでしょう
私の使徒が断言することをあなたたちは覚えているのか?
彼等は答えるでしょう
何の事ですか
主よ
神は言うでしょう
彼の愛の為に私が万物を造ったこと
その為万物が彼によって私を称えること
その時彼等の全員が答えるでしょう
私たちより良い三人の証人が私たちと共にいます
主よ
そして神は答えるでしょう
この三人の証人とは誰ですか?
そこでモーセが言うでしょう
あなたが私に与えた書がその一番目です
そしてダビデが言うでしょう
あなたが私に与えた書がその二番目です
そしてあなたたちに話している者が言うでしょう
主よ
全世界は
サタンに騙されて
私があなたの息子であなたと同等の者である言いました
しかしあなたが私に与えた書は真に言いました
私はあなたの僕であると
そしてその書はあなたの使徒が断言することを認めています
そこで神の使徒は話して
言うでしょう
あなたが私に与える書はこのように言います
主よ
そして神の使徒がこれを言った時
神は話すでしょう
こう言って
私が今した全てのことは
どのくらい私があなたを愛したか皆が知るために私はしました
そして彼はこのように言って
神は彼の使徒に一つの書を与えるでしょう
その中に神の選民の全ての名が書き記されています
それ故に創造物は皆神を崇めるでしょう
こう言って
あなただけに
神よ
栄光と誉れはあれ
何故ならあなたは私たちにあなたの使徒を与えたから
56章
神は彼の使徒の手によってその書を開くでしょう
そして彼の使徒はそれを読んで全ての天使と預言者と選民を呼ぶでしょう
そして全員の額の上に神の使徒の印が記されるでしょう
そしてその書の中に楽園の素晴らしさが記されるでしょう
それから各人は神の右手側を通るでしょう
神の隣に神の使徒が座るでしょう
そして預言者たちが彼の近くに座るでしょう
そして選民たちが
そして天使がそこで喇叭を吹くでしょう
そしてサタンを裁きに呼ぶでしょう
57章
それからその惨めな者が来るでしょう
そして最大の侮辱によってことごことくの創造物から非難されるでしょう
それ故に神は天使ミカエルを呼ぶでしょう
彼は神の剣で彼を十万回撃つでしょう
彼はサタンを撃って
ことごとくの打撃は十の地獄のようにつらいものです
そして彼は最初に奈落の底に投げ込まれるでしょう
天使は彼の従者たちを呼ぶでしょう
そして彼等は全て同様に罵られ非難されるでしょう
それ故に天使ミカエルは
神からの委任によって
撃つでしょう
或る者に百回
或る者に五十回
或る者に二十回
或る者に十回
或る者に五回
そしてそれから彼等は奈落の底に下って行くでしょう
何故なら神が彼等に言うから
地獄があなたたちの住まいです
呪われた者たちよ
その後で全ての不信仰者と堕落者が裁きに呼ばれるでしょう
彼等に対して人より劣る全創造物が立つでしょう
神の前に証言する為
如何に彼等がこれらの人々に仕えたか
そしてまさにそのことが如何に神と彼の創造物を傷つけたか
そして預言者たちが皆立つでしょう
彼等に対して証言する為
それ故に彼等は神によって有罪と判決され地獄の炎に向かうでしょう
真に私はあなたたちに言います
無意味な言葉や考えがあの凄まじい日に罰せられずに通ることはありません
真に私はあなたたちに言います
毛織の肌着は太陽のように輝くでしょう
そして神の愛の為に人が身に付けることごとくの虱は真珠に変えられるでしょう
おお
三度と四度貧乏人は祝福されます
彼は真の困窮の中で心から神に仕えるでしょう
何故ならこの世で彼等は浮世の煩わしさの困窮であるから
そしてその故に多くの罪から自由な身になるでしょう
そしてその日に彼等は申し開きをしなければならないでしょう
如何に彼等がこの世の富を使い果たしたか
しかし彼等は彼等の忍耐と困窮の為に報酬を与えられるでしょう
真に私はあなたたちに言います
もしこの世がこれを知るならそれは選ぶでしょう
紫の衣より寧ろ毛織の肌着を
金より寧ろ虱を
宴より断食を
全ての者が調べられると
神は彼の使徒に言うでしょう
見なさい
私の友よ
彼等の悪は
如何に大きなものであったか
何故なら彼等の創造主である私が全ての被創造物を彼等の奉仕に雇ったから
そして全てのことで彼等は私に恥辱を与えました
それは最も正しいことです
それ故に
私が彼等を憐れまないことは
神の使徒は答えるでしょう
それは真です
主よ
私の栄光ある神よ
あなたの友と僕の誰一人彼等を憐れむことをあなたに求めることは出来ません
あなたの僕である私は全ての前で彼等に対する裁きを求めます
そして彼がこれらの言葉を言うと
全ての天使と預言者は
全ての神の選民と共に
何故選民である私が言うのか?
真に私はあなたたちに言います
蜘蛛と蝿が
石と砂が不信仰者に対して叫ぶでそう
そして裁きを求めるでしょう
そこで神は人より劣ることごとくの生き物の魂を地に戻させるでしょう
そして彼は不信仰者を地獄に送るでしょう
彼等は
行って
その地を再び見るでしょう
犬や馬や他の下劣な動物のどれかに成り果てるでしょう
それ故に彼等は言うでしょう
主なる神よ
私たちをあの地に又戻させて下さい
しかし彼等が求めることは彼等に叶えられないでしょう
58章
イエスは弟子たちに話しながら激しく泣きました
そしてイエスは沢山涙を流しました
それから彼が泣き終わった後
ヨハネが話しかけました
師よ
二つのことを私たちは知りたいと思っています
一つは
どうしてそれが可能であるのか
神の使徒が
慈悲と憐れみに満ちた者が
その日に堕落者たちに憐れみを垂れないこと
彼等は彼自身と同じ土からの者であるのを知りながら
もう一つは
どうしてそれが分かるのか
ミカルの剣は十の地獄の如く辛いということが
それでは地獄は一つ以上あるのか
イエスは答えました
あなたたちは聞いたことがないのか
預言者ダビデが何と言ったか
正しい者は罪人たちの破滅を笑うだろう
これらの言葉で彼を嘲笑うだろう
こう言って
私は男を見ました
彼の力と富に彼の望みを置いた者を
そして神を忘れた者を
真に
それ故に
私はあなたたちに言います
アブラハムは彼の父を嘲笑うでしょう
そしてアダムは全ての堕落者たちを
そしてこれはその理由になるでしょう
神の選民が再び完全に立ち上がり神に結び付き
彼の正義に反する考えを彼等は少しも彼等の心に抱かなくなるであろうことは
それ故に彼等のことごとくは裁きを求めるでしょう
そして全ての上に神の使徒を
生ける神に誓って
彼等の面前に私は立ちます
人間への憐れみの為に今私は泣いていますが
その日に私は憐れみなしの裁きを求めるでしょう
私の言葉を蔑んだ者たちに対して
そしてとりわけ私の福音を汚した者たちに対して
59章
地獄は一つです
私の弟子たちよ
そしてその中で地獄に落とされた者は永遠に罰を受けるでしょう
しかしそれには七つの部屋あるいは地域があります
一つは他より深いものです
そして最も深い所に行く者は最も厳しい罰を受けるでしょう
しかし天使ミカエルの剣に関する私の言葉は真です
何故なら一つだけ罪を犯す者は一つの地獄に値するから
そして二つの罪を犯す者は二つの地獄に値するから
それ故に一つの地獄の中で堕落者たちは感じるでしょう
まるで十の中にいるように
あるいは百の中にあるいは千の中に
そして全能の神は
彼の力を通して彼の裁きの為に
サタンをまるで百万の地獄の中に居るように苦しめるでしょう
そして残りの各人に彼の悪に従って
そこでペトロが答えました
師よ
真に神の裁きは重大です
そして今日この話しはあなたを悲しませました
それ故に
私たちはあなたにお願いします
休んで下さい
そして明日私たちに話して下さい
地獄がどのようであるか?
イエスは答えました
ペトロよ
あなたは私に休めと言います
ペトロよ
あなたは何を言っているのか分かっていません
そうでなければあなたはそのように言わなかった
真に私はあなたたちに言います
この現世の休みは信心の毒であり全ての善い業を焼き尽くす火です
それではあなたたちは忘れたのか?
如何に神の預言者ソロモンが
全ての預言者と共に
怠惰を非難したか
彼が言うことは真です
怠け者は寒さを恐れて土を耕さない
それ故に夏に彼は物乞いする
それ故に彼は言いました
あなたの手が為し得る限り
休まずにそれをしなさい
そして神の最も罪なき友であるヨブが言うことは
鳥が飛ぶ為に生まれているように
人は働く為に生まれている
真に私はあなたたちに言います
私は何よりも休みを嫌います
60章
地獄は一つです
そして楽園と正反対です
冬が夏の正反対であるように
そして寒さが熱さの
それ故に地獄の惨めさを述べる者は神が喜ぶ楽園を必ず見なければなりません
不信仰者と堕落者の呪いの為に神の裁きによって呪われた場所よ
神の友であるヨブがそこのことを言いました
そこには秩序はありません
しかし永遠の恐怖が
そして預言者イザヤは
堕落者に対して
言います
彼等の炎も消えないし彼等の蛆虫も死にません
そして私たちの父ダビデは
泣いて
言いました
その時彼等の上に稲妻と電光と硫黄と大嵐が降り注ぐでしょう
惨めな罪人たちよ
その時なんといやなものとして彼等に見えるでしょう
風味のある肉は
高価な衣服は
柔らかい寝椅子は
そして心地よい歌の協和音は
なんと彼等をぞっとさせるでしょう
極度の飢えは
燃える炎は
灼熱の灰は
激しく涙を流す残酷な苦痛は
それからイエスは悲しみの呻き声を発して
こう言います
真にそのような残酷な苦痛を受けるより形造られなかった方が良かったのに
何故なら体の全ての部分に苦痛を受ける人を想像しなさい
誰も彼に同情を示しません
そうではなく全ての者から嘲られます
私に言いなさい
これは大きな苦痛ではありませんか?
弟子たちは答えました
最大です
そこでイエスは言いました
今やこれは地獄では楽なものです(比較して)
何故なら真に私はあなたたちに言うから
もし神が一つの天秤に全ての苦痛を置いたら
全ての人々がこの世で受けた苦痛と裁きの日まで受ける苦痛を
そしてもう一方のものに地獄の苦痛の一時間を
堕落者たちは疑いなくこの世の苦痛を選びます
何故ならこの世のものは人の手から来るから
しかしもう一方のものは悪魔たちの手から
彼等は全く同情しません
なんと残酷な炎を彼等は惨めな罪人たちに与えるだろうか
なんと厳しい寒さよ
それでも彼等の炎を和らげることは出来ません
なんと歯ぎしりとむせび泣きと泣きじゃくりが
何故ならあらゆる時に彼等の目から流れる涙よりヨルダン川の水は少ないから
そしてここで彼等の舌は全ての創造物を呪うでしょう
彼等の父と母と共に
そして永遠に称えられる者である彼等の創造主を
61章
このように言って
イエスは体を洗いました
彼の弟子たちと共に
モーセの書に書かれている神の律法に従って
それから彼等は祈りました
そして弟子たちはそのように悲しんでいる彼を見てその日彼に何も話しかけませんでした
しかし各人彼の話しに恐怖に打たれて立っていました
それからイエスは夕方の祈りの後に彼の口を開きました
こう言って
一家の父はもし泥棒が彼の家に侵入すつもりであることを知ったなら
どうして眠るだろうか?
決してそうしません
何故なら彼は泥棒を殺す準備をして見張って立つから
それではあなたたちは知らないのか
サタンが貪り喰う者を捜して歩き回る吠える獅子のようであることを
このように彼は人に罪を犯させることを求めます
真に私はあなたたちに言います
もし人がその日を恐れない商人のように振る舞うなら
何故なら彼は上手に準備しているから
一人の男がいました
彼は彼の隣人たちに金を与えました
彼等がそれで商売するように
そして利益は正当な割合で分けるように
そして或る者たちは上手に商売しました
その為彼等は金を二倍にしました
しかし或る者たちは彼等に金を与えた者の敵の為に金を使いました
彼の悪口を言って
さあ私に言いなさい
隣人が勘定する為に借りている者たちを呼ぶ時
問題はどうなるか?
確かに上手に商売した者たちに彼は報酬を与えるでしょう
しかし他の者たちに対して叱責によって彼の怒りをぶちまけるでしょう
それから彼は律法に従って彼等を罰するでしょう
生ける神に誓って
彼の前で私の魂は立ちます
隣人は神です
彼は彼の持つ全てを人に与えました
命それ自身と共に
その為
この世で上手に生きる人を
神は誉めるでしょう
そして楽園の栄光を与えるでしょう
何故なら上手に生きる者たちは彼等の譬えによって金を二倍にしているから
何故なら罪人たちは
彼等の譬えで分かるように
悔い改めて改宗して
それ故に上手に生きる人々は大いなる報酬を与えられるから
しかし邪悪な罪人たちは
彼等の罪によって神が彼等に与えたものを半減し
神の敵であるサタンの為に彼等の人生を費やし
神を冒涜して他の者たちに不快な思いをさせます
私に言いなさい
彼等の罰はどの位か?
それは計り知れないでしょう
弟子たちは言いました
62章
そこでイエスは言いました
上手に生きる者はその商人を模範にすべきです
彼は彼の店に錠を下して閉めます
そして日夜非常に勤勉にそれを守ります
そして彼が買ったものを再び売って
彼は利益を上げて喜びます
何故ならもし彼は損することに気が付くなら売らないから
彼自身の兄弟にも
だからこのようにあなたたちはすべきです
何故なら真にあなたたちの心は商人であり
体は店であるから
それ故にそれが外から受け取るものは
感覚を通して
それによって買われて売られます
そして金は愛です
だから気を付けなさい
どんな小さな考えもあなたたちの愛で売ったり買ったりしないように
あなたたちが利益を上げることができないものによって
そうではなく考えは 
話すことは
そして業は
全て神の為でありなさい
何故ならそうすればあなたたちはその日に安全を見出せるから
真に私はあなたたちに言います
多くの者が体を洗って祈りに行きます
多くの者が断食して施します
多くの者が学んで他の者たちに説教します
彼等の終わりは神の前で忌まわしいものです
何故なら彼等は体を洗って心を洗わないから
彼等は口で叫んで心で叫ばないから
彼等は肉を避けて
罪で彼等自身を満たすから
彼等は彼等の為に良くないものを他の者たちに与えます
彼等が良く保たれる為に
彼等は話すことを知る為に学びます
働く為ではありません
彼等は彼等自身にすることを再び他の者たちに説教します
そしてこのように彼等自身の舌によって有罪と判決されます
生ける神に誓って
これらの者たちは彼等の心で神を知りません
何故ならもし彼等が彼を知ったなら彼等は彼を愛するから
そして人が持つものはどんなものでも神からそれを受け取った故に
そうである故に彼は神の愛の為に全てを費やすべきです
63章
或る日々の後イエスはサマリア人たちの一つの町の近くを通りました
彼等は彼を町に入れさせませんでした
又彼の弟子たちにパンを売ろうとしませんでした
それ故にヤコブとヨハネは言いました
師よ宜しければ私たちは神に祈りましょうか
彼がこの人々の上に天から火を下すように
イエスは答えました
何の霊によってあなたたちは導かれるのかあなたたちは知りません
あなたたちがそのように言うからには
神がニネベを滅ぼしたことを想い起こしなさい
彼がその町に神を畏れる者を一人も見出さなかった故に
そのことは非常に悪かったので
神は預言者ヨナを呼んで彼をその町に送りました
彼はむしろその民を恐れてタルススに逃げました
それ故に神は彼を海に投げ入れさせました
そして魚に受け入れられてニネベの近くに投げ上げられました
そして彼はそこで説教して
民は転向して悔い改めました
その為神は彼等を憐れみました
復讐を求める彼等は災いです
何故なら彼等の上にそれは臨むから
各人が彼自身の中に神の復讐の為の原因を持っているのだから
今私に言いなさい
あなたたちがこの民と共にこの町を創ったのか?
あなたたちは狂っています
確かに違います
何故なら全創造物は結束しても無から新しい蝿一つ創ることは出来ないから
そしてこれが創ることです
もしこの町を創った神聖な神が今それを維持するなら
何故あなたたちはそれを滅ぼすことを望むのか?
何故あなたたちはこう言わなかったのか
宜しければ
師よ
私たちは主なる神に祈りましょうか?
この民が転向して悔い改めるように
確かにこれが私の弟子の正しい行動です
悪を為す者たちの為に神に祈ることが
そのようにアベルはしました
神に呪われた彼の兄弟カインが
彼を殺した時
そのようにアブラハムはファラオにしました
彼から彼の妻を取った者に
そして彼を
それ故に
神の天使は殺さずに
病気で打っただけでした
そのようにゼカリアはしました
不信仰な王の法令によって
彼が神殿で殺された時
そのようにエレミヤはしました
イザヤは
エゼキエルは
ダニエルは
そしてダビデは
全ての神の友と聖なる預言者と共に
私に言いなさい
もし兄弟が乱心状態に落ちたら
あなたたちは彼を殺すだろうか?
彼が悪口を言って彼に近ずく者を打つ故に
確かにあなたたちはそうしません
そうしないでむしろあなたたちは彼の健康を元に戻すように努めるでしょう
彼の病気に適した医術によって
64章
生ける神に誓って
彼の面前に私の魂は立ちます
罪人は弱い心を持っています
彼が人を虐げる時
私に言いなさい
誰がいるか?
彼の敵の外套を引き裂く為に彼の頭を砕こうとする者は
では彼はどうして健全な心を持つことが出来るか
彼の心の頭である神から彼自身を引き離す者は
彼の敵の体を傷つける為に
私に言いなさい
人よ
誰があなたの敵か?
確かにあなたの体です
そしてあなたを称える者全員です
それ故にもしあなたが弱い心を持っているなら
あなたはあなたを罵る者たちの手に口づけしなさい
そしてあなたを虐げてあなたを沢山打つ者たちに贈り物を与えなさい
何故なら
人よ
何故ならあなたの罪の為
この世であなたが多く罵られ虐げられるほど
裁きの日にあなたは少なくてすむから
しかし私に言いなさい
人よ
もし神の聖人たちや預言者たちがこの世によって迫害され中傷されたなら
彼等が無罪であったにも拘わらず
あなたに何が為されるべきだろうか?
罪人よ
そしてもし彼等が我慢して全てに耐えたなら
彼等の迫害者の為に祈って
あなたは何をすべきか
人よ
誰が地獄に相応しいか?
私に言いなさい
私の弟子たちよ
あなたたちは知らないのか?
シムイが神の僕である預言者ダビデを呪って
彼に石を投げたことを
ではシムイを殺そうとした者にダビデが何と言ったか?
あなたと何の関係があるのか
ヨアブよ
あなたがシムイを殺そうとするのは
彼に私を呪わせておきなさい
何故なら彼は神の意志であるから
彼はこの呪いを祝福に変えるでしょう
そしてそのようにそれはなりました
何故なら神はダビデの忍耐を見て
彼自身の息子アブサロムの迫害から彼を救い出しました
確かに神の意志なしに葉一枚動きません
それ故に
あなたたちが苦難の中に在る時考えてはいけません
どの位あなたたちは耐えられるか
又あなたたちを虐げる者のことを
そうではなく考えなさい
あなたたちの罪の為にどの位あなたたちは地獄の悪魔の手で受けるのに相応しいか
あなたたちはこの町に怒っています
それが私たちを受け入れない故に
又パンを私たちに売らない故に
私に言いなさい
これらの人々はあなたたちの奴隷ですか?
あなたたちが彼等にこの町を与えたのか?
あなたたちが彼等に穀物を与えたのか?
あるいはあなたたちがそれを刈る為に彼等を助けたのか?
確かに違います
何故ならあなたたちはこの国で異邦人であるから
そして貧しい人々であるから
それではあなたたちがこれを言うとは何事ですか?
二人の弟子たちが答えました
主よ
私たちは罪を犯しました
神が私たちを憐れみますように
そしてイエスは答えました
そうあれかし
65章
過越しの祝祭が近づきました
それ故にイエスは
彼の弟子たちと共に
エルサレムに上って行きました
そして彼はプロバティカと呼ばれる池に行きました
そしてその水浴び場は神の天使が毎日水をかき回す故にそう呼ばれていました
そしてその動いた後に最初に入って者は誰でもあらゆる種類の病気が癒されました
それ故に非常に多くの病人がその池の側に留まっていました
それには五つの回廊がありました
そしてイエスはそこで一人の立てない人を見ました
彼はそこに三十八年いました
酷い病気になって
するとイエスは
霊感でこれを知り
その病人を憐れみました
そして彼に言いました
あなたは健康になりたいのか?
立てない人は答えました
先生
天使が水をかき回した時私をそこに入れてくれる人が私にはいません
私が入る間に他の者が私の前に降りてそこに入ります
そこでイエスは彼の目を天に上げて言いました
主なる私の神よ
私たちの父なる神
この立てない男を憐れんで下さい
そしてこれを言って
イエスは言いました
神の名において
兄弟よ
あなたは健康になりなさい
立ち上がってあなたの寝床を取り上げなさい
そこで立てない人が立ち上がりました
神を称えながら
そして彼の寝床を彼の肩の上に担ぎました
そして神を称えながら彼の家に行きました
彼を見た者たちは叫びました
今日は安息日です
あなたが寝床を担ぐのは法に許されていません
彼は答えました
健康にした彼が私に言いました
あなたの寝床を上げなさい
そしてあなたの家の道を行きなさい
そこで彼等は彼に言いました
彼とは誰か?
彼は答えました
私は彼の名前を知りません
すると
彼等の間で彼等は言いました
それはナザレのイエスに違いない
他の者たちは言いました
何故なら彼は神の聖なる人だから
こんなことをしたのは悪人であるから
何故なら彼は安息日を破ったから
そしてイエスは神殿に入りました
そして彼の言葉を聞く為に大勢の群衆が彼に近づきました
そこで祭司たちは妬みに身を焦がしました
66章
彼等の一人が彼の許に来ました
こう言って
善い師よ
あなたは申し分なく真に教えています
それ故に私に言って下さい
楽園で神は私たちに何の報酬を与えるか?
イエスは答えました
あなたは私を善いと呼んで
神一人だけが善いということを知りません
神の友であるヨブが言ったように
産まれて一日の子供は清くありません
その通り
天使たちでさえ神の前で欠点なしではありません
さらに彼は言いました
肉が罪を引き付けます
そして不正を吸い上げます
まるで海綿が水を吸い上げるように
それ故に祭司は黙りました
困惑して
そしてイエスは言いました
真に私はあなたに言います
話すことより危険なことはありません
何故ならソロモンはこう言ったから
生と死は舌の力によります
そして彼は彼の弟子たちの所に戻りました
そして言いました
あなたたちを祝福する者たちに気を付けなさい
何故なら彼等はあなたたちを騙すから
私たちの最初の両親を祝福したサタンの舌で
しかし彼の言葉の結果は惨めでした
そのようにエジプトの賢人たちはファラオを祝福します
そのように預言者たちはアハブを祝福します
しかし彼等の称賛は偽りです
その為に称賛される者は称賛する者たちに滅ぼされました
それ故に預言者イサヤによって神がこう言うのは故なきにあらずです
私の民よ
あなたを祝福する者たちはあなたを騙します
あなたたちは災いです
律法学者たちとファリサイ派の者たち
あなたたちは災いです
祭司たちとレビ人たち
何故ならあなたたちは主の生贄を駄目にしたから
それで神が食べると信じて生贄を捧げに来る者たちは人に対するように肉を料理しました
67章
何故ならあなたたちは彼等に言うから
あなたたちの羊と牛と子羊をあなたたちの神の神殿に持って来なさい
そして全てを食べずに
あなたたちに与えたあなたたちの神に一部分を与えなさい
そしてあなたたちは生贄の起源を彼等に話しません
それは私たちの父アブラハムの息子に与えられた命の証しであることを
私たちの父アブラハムの信仰と服従が
神によって彼に為された約束と彼に与えられた祝福と共に
決して忘れられない為に
しかし預言者エゼキエルによって神は言います
これらのあなたたちの生贄を私から取り去りなさい
あなたたちの犠牲は私にとって忌まわしいものです
何故なら預言者ホセアによって私たちの神が告げたことの為される時が近づいたから
こう言って
私は選ばれた民を選ばれない民と呼びます
そして預言者エゼキエルによって彼が言うように
神は彼の民と新しい契約を結ぶでしょう
あなたたちの父祖に与えた契約に従うことなく
それは彼等が遵守しなかったもの
そして彼は彼等から石の心を取ります
そして彼等に新しい心を与えます
そしてこれは全てあなたたちが彼の法の中で今ではなく歩むようになる為
そしてあなたたちは鍵を持っていて開けません
むしろあなたたちは歩こうとする者たちの道を塞ぎます
祭司は大祭司に全てを報告する為に離れて行こうとしました
彼は聖所の近くに立っていました
しかしイエスは言いました
止まりなさい
何故なら私はあなたの質問の答えるから
68章
あなたは私にあなたに言うように求めました
神は楽園で私たちに何を与えるか
真に私はあなたい言います
報いを考える者たちは主人を愛していません
羊の群れを所有する羊飼いは
狼が来るのを見れば
彼等らを守る準備をします
これに反して
雇われ人は狼を見れば羊を置いて逃げます
神に誓って
彼の前に私は立ちます
もし私たちの父祖の神があなたの神なら
あなたはこう言うことを考えないでしょう
何を神は私に与えるか?
しかしあなたは言いました
彼の預言者ダビデがしたように
何を私は神に与えられるだろうか?
彼が私に与えた全てのものに対して
あなたが理解できる譬えによって私はあなたに話しましょう
一人の王がいました
彼は道端で盗賊によって身ぐるみ剥がされた男を見出しました
彼等は彼を瀕死の状態に傷付けました
そして彼は彼を憐れみました
そして彼の僕たちに命じてその男を町に運び彼を手当しました
そして彼等は全力を尽くしてこれをしました
そして王はその病人に対して大きな愛を心に抱きました
その為彼は彼の結婚相手に彼自身の娘を与えました
そして彼を彼の後継者にしました
さて確かにこの王は最も慈悲深いものでした
しかしその男は僕たちを打ちました
医術を軽蔑しました
彼の妻を罵りました
王の悪口を言いました
そして彼の召使たちを彼に反抗するようにさせました
そして王が何か奉仕を求めると
彼は常にこう言いました
王は私に報酬として何を与えるのか?
さて王がこれを聞いて
彼はそのような不敬な男に何をしたか?
彼等は全員答えました
彼は災いです
何故なら王は彼から全てを奪って
酷く彼を罰したから
そこでイエスは言いました
祭司よ
そして律法学者よ
そしてファリサイ派の人々よ
そして私の声を聞く大祭司よ
私はあなたたちに宣べ伝えます
預言者イザヤによって神があなたたちに言ったことを
私は僕たちを養育して彼等を高めました
しかし彼等は私を見くびりました
その王は私たちの神です
彼はこの世で悲惨に満ちたイスラエルを見出しました
それ故に彼に彼の僕たちを与えました
ヨセフを
モーセとアロンを
彼等は彼に貢献しました
そして私たちの神は彼にそのような愛を抱きました
それでイスラエルの民の為に彼はエジプトを撃って
ファラオを溺れさせ
そしてカナン人とミデヤン人の百二十人の王を覆しました
彼は彼に彼の法を与えました
彼を私たちの民がその中に住める全地の相続人にしました
しかしイスラエルはどのように振る舞ったか?
どんなに多くの預言者を彼は殺したか
どんなに多くの預言を彼は汚したか
どんなに彼は神の法を破ったか
その為にどんなに多くの者が神から離れて偶像たちの許に行ったか
あなたたちの違反行為を通して
祭司たちよ
そしてあなたたちの生き方でどんなにあなたたちは神の名誉を汚したか
そして今あなたたちは私に尋ねます
楽園で私たちに神は何を与えるか?
あなたたちは私にこう尋ねるべきだった
神が地獄であなたたちに与える罰は何ですか?
それから真の悔い改めの為にあなたがすべきことは何ですか
神があなたたちを憐れむ為に
何故ならこれを私はあなたたちに言うことが出来るから
そしてこの目的の為に私はあなたたちに遣わされたから
69章
神に誓って
彼の前に私は立ちます
あなたたちは私からお世辞を受け取らないで
真実を受け取るでしょう
それ故に私はあなたたちに言います
悔い改めて神に戻りなさい
私たちの父祖が罪を犯した後にしたように
そしてあなたたちの心を頑なにしてはいけません
祭司たちはこの話しに怒りの炎で心を焼き尽くしました
しかし庶民を恐れて彼等は一言も話しませんでした
そしてイエスは続けました
こう言って
先生たちよ
律法学者たちよ
ファリサイ派の人々よ
祭司たちよ
私に言いなさい
あなたたちは騎士のように馬を望みます
しかしあなたたちは戦いに行くことを望みません
あたたたちは女のように美しい衣を望みます
しかしあなたたちは紡いで子供たちを養育することを望みません
あなたたちは畑の果物を望みます
そしてあなたたちは土地を耕すことを望みません
あなたたちは海の魚を望みます
しかしあなたたちは魚を捕ることを望みません
あなたたちは市民として栄誉を望みます
しかしあなたたちは社会の重荷を望みません
そしてあなたたちは祭司として十分の一献金と最初の実を望みます
しかしあなたたちは真に神に仕えることを望みません
それで神はあなたたちに何をするでしょうか?
あなたたちがこのように何も悪しきことなく全て良きことを望むのを見て
真に私はあなたたちに言います
神はあなたたちに何も良い所のない全て悪い場所を与えるでしょう
そしてイエスがこれを言った時
一人の悪魔に取り付かれた者が彼の許に連れて来られました
話すことも見ることも出来ず聞くことも奪われた者が
するとイエスは
彼等の信仰を見て
彼の目を天に上げて言いました
私たちの父祖の主なる神よ
この病人を憐れんで彼に健康を与えて下さい
あなたが私を遣わしたことをこの人々が知る為に
そしてこれを言ってイエスは霊に離れるように命じました
こう言って
私たちの主なる神の名の力によって
離れなさい
悪霊よ
その男から
霊は離れてその唖は話しました
そして彼の目で見ました
すると皆が恐れに満たされました
しかし律法学者は言いました
悪霊の王ベルゼベルの力によって
彼は悪霊を追い出します
そこでイエスが言いました
仲を裂かれればどの王国も自滅します
そして家は家の上に倒れます
もしサタンの力によって
サタンが追い出さるなら
どうして彼の王国は立つことができるのか?
そしてもしあなたたちの息子たちが聖なる言葉でサタンを追い出すなら
預言者ソロモンが彼等に与えたもので
私が神の力でサタンを追い出すことを彼等は証言します
生ける神に誓って
聖霊に対する冒涜はこの世でも他の世でも許されません
何故なら彼自身に悪を為す者は彼自身を見捨てるから
神から見捨てられることを知って
そしてこれを言ってイエスは神殿から出て行きました
そして庶民は彼を崇めました
何故なら彼等は集め得る病気の人々を連れて来て
イエスが祈って全ての人に彼等の健康を与えたから
するとその日にエルサレムでローマ軍が
サタンの働きによって
庶民を扇動し始めました
イエスはイスラエルの神であると言って
彼は彼の民を訪れに来る神であると
70章
過越しの祝祭の後イエスはエルサレムから離れました
そしてカエサレア・ピリピの境界に入りました
すると
天使ガブリエルが彼に扇動のことを告げました
それは庶民の間で始まっていたことを
彼は彼の弟子たちに尋ねました
こう言って
人々は私のことを何と言っているのか?
彼等は答えました
あなたはエリヤであると或る者たちは言います
他の者たちはエレミヤと
そして他の者たちは昔の預言者たちの一人と
イエスは答えました
そしてあなたたちは
私は何であると言うのか?
ペトロは答えました
あなたはキリストです
神の息子です
その時イエスは怒りました
そして怒って彼を叱りました
こう言って
出て行って私から離れなさい
何故ならあなたは悪魔であるから
そして私に罪を犯させようとしているから
そして彼は十一人を脅しました
こう言って
あなたたちは災いです
もしあなたたちがこれを信じるなら
何故なら私は大いなる呪いを神から得ているから
これを信じる者たちに対して
そして彼はペトロを追い出そうとしました
すると十一人は彼の為にイエスに懇願しました
彼は彼を追い出さずに
再び彼を叱りました
こう言って
あなたはそうのようの言葉を二度と言わないように気を付けなさい
何故なら神はあなたを拒絶するから
ペトロは泣きました
そして言いました
主よ
私は愚かなことを言いました
私を許すように神に懇願して下さい
そこでイエスは言いました
もし私たちの神が彼の僕モーセに姿を現さなかったら
又彼がとても愛したエリヤに
又どの預言者にも
この信仰なき世代に神が姿を現すとあなたは思いますか?
しかしあなたたちは知りません
神が唯の一言も無しにに全てのものを創ったことを
そして全ての人々は土の一かけらに彼等の起源を持っていることを
では
どうして神が人に似たものであり得るのか?
サタンに騙されて自分自身を苦しめる者たちは災いです
そしてこれを言って
イエスはペトロの為に神に懇願しました
十一人とペトロは泣きながら
こう言って
そうです
そうです
私たちの神である主は称えられよ
その後でイエスは去ってガリラヤに行きました
庶民が彼について抱き始めたこの空しい見解を消す為に
71章
イエスが彼自身の国に到着すると
それがガリラヤの地域全体に広がりました
預言者イエスがナザレに来たことが
すると彼等は精出して病人を捜し出して彼等を彼の許に連れて来ました
彼の手で彼等に触れるように彼に懇願する為
そして群衆がそれほど多かったので
中風の病の或る金持ちは
戸口を通って彼自身を運び入れることが出来ないので
イエスが居た家の屋根に彼自身を運び上げました
そして屋根の覆いを取らせました
そして薄板で彼自身をイエスの前に降ろさせました
イエスはちょっと躊躇して立ちました
それから彼は言いました
恐れるな
兄弟よ
何故ならあなたの罪は許されたから
皆これを聞いて怒りました
そして彼等は言いました
罪を許すとはこの人は誰ですか
そこでイエスは言いました
生ける神に誓って
私は罪を許すことは出来ません
又誰も出来ません
しかし神だけが許します
しかし神の僕として私は他の者たちの罪の為に彼に懇願することは出来ます
それで私はこの病人の為に彼に懇願しました
そして神は私の祈りを聞いたと私は確信しています
それ故に
あなたたちが真実を知る為に
私はこの病人に言います
私たちの父祖の神
アブラハムと彼の息子たちの神の名によって
癒されて立ち上がりなさい
そしてイエスがこれを言った時
病人は癒されて立ち上がりました
そして神を称えました
それから一般の人々はイエスに懇願しました
外に立っている病人の為に彼が神に懇願するように
するとイエスは彼等の許に出て行って
彼の手を高く上げて
言いました
万軍の神なる主よ
生ける神
真の神
聖なる神
決して死なない者
彼等の上に憐れみを垂れて下さい
すると皆は答えました
アーメン
そしてこれを言って
イエスは彼の手を病気の人々の上に置きました
すると彼等は全て彼等の健康を受け取りました
そこで彼等は神を崇めました
こう言って
神は彼の預言者によって私たちを訪れました
そして偉大な預言者を神は私たちに遣わしました
72章
夜にイエスは密かに彼の弟子たちと話しました
こう言って
真に私はあなたたちに言います
サタンはあなたたちを小麦のように篩にかけることを望んでいることを
しかし私はあなたたちの為に神に懇願しました
そしてあなたたちは滅びないでしょう
私に罠を仕掛ける彼以外
そしてこれはユダのことを彼は言いました
何故なら天使ガブリエルが彼に言ったから
如何にユダが祭司たちと手を結んでいるか
そしてイエスが話したことを全て彼等に報告したか
これを書く者が涙と共にイエスに近づき
こう言います
師よ
私に話して下さい
あなたを裏切ろうとする彼は誰なのか?
イエスは答えました
こう言って
バルナバよ
今はあなたにとって彼を知る時ではありません
しかし間もなく悪者は自ら名乗るでしょう
何故なら私はこの世から去らなければならないから
そこで使徒たちは泣きました
こう言って
師よ
何故にあなたは私たちを見捨てるのか?
あなたに見捨てられるより私たちは死んだ方がずっとましです
イエスは答えました
あなたたちの心を悩ませてはいけません
あなたたちは恐れてもいけません
何故なら私があなたたちを創ったのではなく
あなたたちを創った私たちの創造主である主があなたたちを守るから
私はといえば
神の使徒の道を整える為に今この世に来ています
彼はこの世に救いを齎すでしょう
しかしあなたたちは騙されないように気を付けなさい
何故なら多くの偽りの預言者たちが来るから
彼等は私の言葉を利用して私の福音を汚すでしょう
そこでアンデレが言いました
師よ
印を私たちに話して下さい
私たちが彼を知る為に
イエスは答えました
彼はあなたたちの時に来ないで
あなたたちの何年も後に来るでしょう
私の福音が取り消される時
忠実な信者が三十人もいなくなるほどの時
その時に神はこの世を憐れむでしょう
それで彼は彼の使徒を送るでしょう
彼の頭の上に白い雲を置いて
それによって彼は神に選ばれた者であることが知られます
そして彼によってこの世に明らかなるでしょう
彼は不信仰者に対抗して強い力を携えて来るでしょう
そして地上の偶像崇拝を破壊するでしょう
そしてそれは私を喜ばせます
何故なら彼を通して私たちの神が知られ称えられるから
そして私は真実であることが知られるでしょう
そして彼は復讐を実行するでしょう
私が人以上の者であると言う者たちに対して
真に私はあなたたちに言います
月は彼の少年時代に彼の眠りに役に立ち
彼が成長すると彼はそれを彼の手で掴むでしょう
彼を追い出すこの世にご用心
何故なら彼は偶像崇拝者たちを殺すから
何故なら神の僕モーセによって多くの者が殺されたから
そしてヨシュアは
彼は彼等が焼いた町々を惜しみませんでした
そして子供たちを殺しました
何故なら老いた負傷者に火に注ぐから
彼は全ての預言者の真より完全な真と共に来るでしょう
そしてこの世の誤りを用いる者を叱責するでしょう
私たちの父の町の塔は喜びで互いに挨拶するでしょう
それで偶像崇拝者が地に倒れるのが見られる時
そして私のことを他の人々と同じような人と告白する時
真に私はあなたたちに言います
神の使徒はやって来るでしょう
73章
真に私はあなたたちに言います
もしサタンが試みるなら
あなたたちが神の友たちであるかどうか
何故なら誰も彼自身の町を攻撃しないから
もしサタンがあなたたちを彼の意のままにするなら
彼はあなたたちをあなたたち自身の好むままに過ごさせるでしょう
しかしあなたたちが彼の敵であることを彼は知っている故に
あなたたちを滅ぼす為に彼はあらゆる乱暴を働くでしょう
しかしあなたたちは恐れてはいけません
何故なら彼はあなたたちに対して鎖に繋がれている犬と同じであるから
何故なら神が私の祈りを聞いたから
ヨハネは答えました
師よ
私たちの為だけでなく
福音を信じる者たちの為に
どのように昔の誘惑者は人を待ち構えたか私たちに話して下さい
イエスは答えました
その悪者は四つの方法で
一番目は彼自身の考えで彼が試みる時
二番目は彼の僕による言葉と行動で彼が試みる時
三番目は偽りの教義で彼が試みる時
四番目は偽りの幻で彼が試みる時
さて人々はどうのように用心すべきか
人は肉を好めば好むほどなお一層
熱のある人が水を愛するように罪を愛します
真に私はあなたたちに言います
もし人が神を畏れるなら彼は全てに勝利するでしょう
預言者ダビデが言うように
神はあなたたち担当の彼の天使を与えるでしょう
彼はあなたたちの道を守るでしょう
悪魔があなたたちを躓かせないように
千があなたの左手に落ち
一万があなたの右手に落ちるでしょう
彼等があなたに近づいて来ない為
さらに
私たちの神は
私たちを守る為に同じダビデによって私たちに大きな愛を約束して
こう言います
私はあなたたちに思慮を与えます
それはあなたたちを教えるでしょう
そしてあなたたちが歩むあなたたちの道に
私は私の目をあなたたちの上に留めましょう
しかし何を私は言うべきか?
彼はイザヤによって言いました
母は彼女の胎の子を忘れることが出来るか?
しかし私はあなたたちに言います
彼が忘れる時
私はあなたを忘れます
私に告げなさい
それでは
誰がサタンを恐れる必要があるのか?
天使たちの守りと生ける神の保護がありながら
しかしながら
それは必要です
預言者ソロモンが言うように
あなた
私の息子よ
主を畏れて来る者
試みの為あなたの心を準備しなさい
真に私はあなたたちに言います
人は金を試みる銀行員のようにするべきであると
彼の考えを試みることによって
彼が彼の創造主である神に対して罪を犯さない為に
74章
この世には罪に対して考えを持たない人々が居たし今も居ます
彼等は大きな誤りの中に居ます
私に告げなさい
どうしてサタンは罪を犯したか?
彼は人より価値があると考えて罪を犯したことは確かです
ソロモンは神の全創造物を宴に招こうと思って罪を犯しました
すると一匹の魚が彼を正しました
彼が用意したものを全て食べることによって
それ故に
故なくしてではなく
私たちの父ダビデは言います
人の心に上ることで人は涙の谷に入ります
そしてそれ故に神は彼の預言者イザヤによって叫ばせます
こう言って
あなたたちの邪悪な考えを私の目から取り除きなさい
そして何の目的の為にソロモンは言うのか?
あなたが保つ全てのものと共に
あなたの心を保ちなさい
生ける神に誓って
彼の前に私の魂は立ちます
邪悪な考えに対して全てが言われます
それによって罪が犯されます
何故なら考えなしに罪を犯すことは不可能であるから
さあ私に告げなさい
農夫が葡萄園を植える時彼は苗を深く植えますか?
確かにそうします
サタンでさえそうします
罪を植える者は目あるいは耳で止まらず
心の中に入って行きます
そこは神の住まいです
彼が彼の僕モーセによって語ったように
こう言います
私は彼等の中に住みます
彼等が私の法によって歩む為
さあ私に告げなさい
もしヘロデ王があなたたちに住まわせて保護する為に家を与えるなら
あなたたちは彼の敵であるピラトに許すだろうか?
そこに入ることを或いは彼の神々をその中に置くことを
確かに違います
それでは尚更あなたたちはサタンに許す必要があるのか
あなたたちの心の中に入ることを
或いは彼の考えをその中に置くことを
私たちの神があなたたちにあなたたちの心を与えたのだから
彼の住まいであることを保つ為
守りなさい
それ故に
銀行員が金をじっくり見ることを
カエサルの像が正しいかどうか
銀は良いか偽りか
それは正当な重量かどうか
それ故に彼はそれを彼の手の中で何回もひっくり返します
ああ
狂った世の中よ
あなたの仕事においてあなたはなんと賢明であることか
その為最後の日にあなたは怠慢と不注意の神の僕たちを叱責して裁くでしょう
何故なら疑いなくあなたの僕たちは神の僕たちより賢明であるから
私に告げなさい
さあ
銀行員が銀貨を審査するように考えを審査する者は誰かいますか?
確かに誰もいません
75章
そこでヤコブは言いました
師よ
どうして考えの審査は硬貨のそれのようなのですか
イエスは答えました
考えの良い銀貨は敬虔です
何故ならあらゆる不敬虔な考えは悪魔から来るから
正しい典型は聖徒たちや預言者たちの例です
それに私たちは従わなければねりません
そして考えの重さは神への愛です
それによって全ては為されなければなりません
すると敵はあなたの隣人に不敬虔な考えを齎すでしょう
この世に適応した考えを
肉を堕落させる為
地上の愛の考えを
神への愛を堕落させる為
バルトロマイは答えました
師よ
何を私たちは考えなければいけませんか
私たちが誘惑に陥らない為に
イエスは答えました
二つのことがあなたたちに必要です
一番目はあなたたち自身を大いに訓練することです
そして二番目はほとんど話さないことです
何故なら怠惰はあらゆる汚れた考えを集める下水溝であるから
喋り過ぎることは不正を吸い上げる海綿であるから
それ故に必要です
あなたの働きが体を占めるだけではなく
又心が祈りで占められることも
何故なら祈りを止めてはいけないから
譬えを私はあなたたちに話します
報酬を支払わない男がいました
それ故に彼を知った者は誰も彼の畑まで行きませんでした
すると彼は
悪人のように
言いました
私は市場に行って何もしていない暇な者たちを見つけよう
そして私の葡萄畑まで来させよう
この男は彼の家から出て行きました
そして無為に立っていた多くの見知らぬ人たちを見つけました
彼等は金を持っていませんでした
彼等に彼は話しかけました
そして彼等を彼の葡萄畑に連れて行きました
しかし真に誰も彼を知らずそこに行って彼の手の為に仕事をしました
彼はサタンです
報酬を払わない者です
何故なら彼は仕事を与えて人は彼に仕えることでその為に永遠の炎を受け取るから
それ故に彼は楽園から出て行って
労働者たちを捜しに行きます
確かに彼は無為に立つ彼の労働者たちに向かいます
彼等が誰であれ
しかし全く彼を知らない者たちに
それを逃れる為に悪を知ることは誰にとってもどうしても十分とはいえません
しかしそれに打ち勝つ為に善を実行することが必要です
76章
私はあなたたちに譬えを話します
三つの葡萄園を持つ男がいました
それを彼は三人の農夫に貸し出しました
一番目の者は葡萄園を栽培する方法を知らなかったので
葡萄園は葉だけ生じました
二番目の者は三番目の者に教えました
どうのように葡萄を栽培すべきか
そして彼は実によく彼の言葉に耳を傾けました
そして彼は彼のものを栽培しました
彼が彼に言った通りに
三番目の葡萄園が多くを産むまでに
しかし二番目の者は彼の葡萄園を栽培しないままにしておきました
ただ話すことで彼の時を過ごして
葡萄園の主人に賃貸料を支払う時が来た時
一番目の者は言いました
主よ
私はあなたの葡萄園をどのように栽培すべきか知りません
それ故に私は今年実を受け取れませんでした
主人は答えました
愚か者よ
あなたはこの世に一人だけで住んで
あなたは私の二番目の葡萄園の園丁に助言を求めるなかったのか?
彼は土地の耕し方を良く知っています
確かにあなたは私に支払わなければなりません
そしてこれを言って彼は監獄の中で働くように彼に宣告しました
彼が彼の主人に支払うまで
主人は彼の単純さを憐れんで彼を釈放しました
こう言って
出て行きなさい
何故なら私は最早あなたを私の葡萄園で働かせないから
私があなたにあなたの借金を与えることであなたには十分です
二番目の者が来ました
主人は彼に言いました
ようこそ
私の葡萄園の園丁よ
あなたが私に支払う実はどこですか?
確かに
あなたは葡萄を刈り取る方法を良く知っているから
私があなたに貸し出した葡萄園は多くの実を結んだにちがいありません
二番目の者は答えました
主よ
あなたの葡萄園は遅れています
私が木を剪定しなかったし土を捏ねなかった故に
葡萄園は実を結びませんでした
その為私はあなたに支払うことは出来ません
すると主人は三番目の者を呼んで驚いて言いました
あなたは私に言います
この男が
私が二番目の葡萄園を貸し出した者が
私があなたに貸し出した葡萄園の栽培を完全に教えたと
それではどうして私が彼に貸し出した葡萄園が実を結ばないことがあり得るのか
それは一つの土であるのに
三番目の者は答えました
主よ
葡萄は話すだけでは栽培されません
彼は毎日肌着に汗を掻かなければなりません
その実を結びたい者は
そしてあなたの葡萄園の園丁のあなたの葡萄園はどうして実を結ぶことが出来るでしょうか
主よ
もし彼が何もせずお喋りに時を無駄に使っているなら
それは確かです
主よ
もし彼が彼自身の言葉を実行に移したなら
私はあなたに二年分の賃貸料を渡してこんなに多くのことを話せません
彼は葡萄園の賃貸料を五年分渡せたでしょう
主人は激怒して
葡萄園の園丁に軽蔑をこめて言いました
あなたは木を剪定せず又葡萄園を一様にせず大いなる働きをしました
それ故にあなたに大いなる褒章があります
そして彼の僕たちを呼んで彼は情け容赦なく彼を打たせました
それから彼は彼を監獄に入れました
毎日彼を打つ残酷な僕の監視の下に
そして彼の友たちの祈りによって彼を解放したいと決して思いません
77章
真に私はあなたたちに言います
裁きの日に多くの者が神に言うでしょう
主よ
私たちは律法に従って伝道して教えました
彼等に対して石が叫ぶでしょう
こう言って
あなたたちが他の者たちに伝道した時
あなたたち自身の舌であなたたち自身に有罪判決を下しました
不正を働く者たちよ
生ける神に誓って
イエスは言いました
真実を知ってその逆の業を実行する者は酷い刑罰によって罰せられる故に
サタンは恐らく彼に同情するでしょう
私に告げなさい
さあ
私たちの神が律法を私たちに与えたのは知る為か実行する為か?
真に私はあなたたちに言います
全ての知識の目的は全てのことを実行する知恵を知る為です
私に告げなさい
もし人が食卓に座って彼の目で美味しい食べ物を見るなら
しかし彼の手で汚れたものを選んでそれらを食べるなら
彼は狂っていないだろうか?
はい
確かに
弟子たちは言いました
そこでイエスは言いました
全ての狂人を超えて狂っているあなたよ
人よ
あなたの知性で天を知り
あなたの手で地を選び
あなたの知性で神を知り
あなたの愛着で世を望み
あなたの知性で楽園の喜びを知り
あなたの働きで地獄の悲惨を選ぶ者
勇敢な兵士
戦う為に剣を抜き鞘を運ぶ者
さあ
あなたたちは知らないのか?
夜に歩む者は光を望むことを
光りを見る為だけではなく
むしろ良い道を見る為に
彼が安全に宿屋に進めるように
惨めな世よ
千回軽蔑され憎悪されるもの
私たちの神が聖なる預言者たちによって喜んでそれを授けたのに
彼の国と彼の安らぎに行く道を知ることを
しかしあなたは
悪人よ
行くことを望まないだけではなく
もっと悪い事に
光りを軽蔑しました
駱駝の諺は真です
それは澄んだ水を飲むのを好みません
何故ならそれは自分自身の醜い顔を見たくないから
悪事を働く不信仰者はそうします
何故なら彼は光を嫌うから
彼の邪悪な業が知られない為に
しかし知恵を受け取る者は
良くない業を実行するばかりではなく
もっと悪い事に
それを悪の為に使います
与える人を殺す道具として贈り物に使う人に似てます
78章
真に私はあなたたちに言います
神はサタンの堕落を憐れみませんでした
しかしながらアダムの堕落を憐れみました
そしてあなたたちは十分に知りなさい
善を知って悪を為す者の不幸な状態を
そこでアンデレは言いました
師よ
学ぶことを脇に置くことは良いことです
そのような状態に陥らない為に
イエスは答えました
もしこの世が太陽なしで良いなら
人は目なしで良く
そして心は理解力なしで良く
その結果知らないことは良いことになります
真に私はあなたたちに言います
パンは現世の命の為にそれほど良くないことを
学ぶことが永遠の命の為に良いほどには
学ぶことは神の教えであることをあなたたちは知らないのか?
何故ならこのように神は言うから
長老たちに尋ねなさい
そして彼等はあなたたちに教えるでしょう
そして法について神は言います
私の教えはあなたたちの目の前にあることを知りなさい
そしてあなたたちが座る時
そしてあなたたちが歩む時
そして何時でもそれに関して深く考える時
その時学ばないことが良いかどうか
あなたたちは直ちに知るでしょう
ああ
知恵を軽蔑する者は不幸です
何故なら彼は永生を失うから
ヤコブは答えました
師よ
ヨブが学んだのは師からではないことを私たちは知っています
またアブラハムも
それにも拘わらず彼等は聖人になり預言者になりました
イエスは答えました
真に私はあなたたちに言います
花婿の家にいる者は結婚式に招待される必要はありません
何故なら彼は結婚式が催される家に住んでいるから
しかしその家から遠く離れた彼等は
今やあなたたちは知りなさい
神の預言者たちは神の恵みと憐れみの家にいないことを
そして彼等の中に明白な神の法を持たないことを
私たちの父ダビデがこの事に関して言うように
神の法は彼の心の中にあります
それ故に彼の通り道は掘り返されることはありません
真に私はあなたたちに言います
私たちの神は人を創った時
彼を正しく創っただけではなく
彼の心に光を差し入れました
神に仕えることが相応しいと彼に見せる為に
それ故に
万一この光が罪の後に暗くされても
それでもそれは消えません
何故ならあらゆる国民は神に仕える為この望みを持っているから
彼等が神を失って嘘偽りの神々に仕えるとしても
従って人が神の預言者たちの教えを受けることは必要です
何故なら彼等は道を教える明るい光を持っているから
私たちの国である楽園に行く為に
神によく奉仕することによって
病んだ目を持つ者が案内され助けられることがまさに必要であるように
79章
ヤコブは答えました
そしてどうやって預言者たちは私たちに教えることが出来るのか?
もし彼等が死んでいるなら
そして預言者たちを知らない者がどうやって教えを受けることができるのか?
イエスは答えました
彼等の教えは記録されているので
それは学ぶことが出来ます
何故なら預言者の為に書かれたものがあなたにあるから
真に
真に
私はあなたたちに言います
預言を軽蔑する者は預言者を軽蔑するだけではなく
預言者を遣わした神を軽蔑しています
しかし預言者を知らないことについて
諸国民のように
私はあなたたちに告げます
もしそれらの地域に住むなら
彼の心と同じように生きる人は誰でも彼を示すでしょう
彼は他人から受けないことを他人にすることなく
そして他人から受けることを彼の隣人に与えるので
そのような人は神の恵みから見放さられないでしょう
それ故に死に際して
遅くとも
神は恵みと共に彼の法を彼に示し与えるでしょう
おそらくあなたたちは考えます
神は法の愛の為に法を与えたと
確かにこれは真ではありません
そうではなくむしろ神は彼の法を与えました
人が神の愛の為に善を為すように
そしてもし神が人を見出すなら
神の愛の為に善を為す者を
彼が彼を軽蔑することがあり得るだろうか
確かに
むしろ彼は彼を愛するでしょう
彼が法を与えた者たちより以上に
私はあなたたちに譬えを話します
すごい財産を持つ人が居ました
彼の領地の中に彼は不毛の砂地を持っていました
そしてある日彼はそのような砂地を歩いていると
彼はそのような実を結ばない植物の中に見つけました
美味しい実のなる一つの植物を
するとこの男は言いました
今どうやってこの植物はこれらの美味しい実を結んだのか
確かに私はしましょう
それが切り倒されて残りのものと共に火にくべられないように
そして彼の僕たちを呼んで
彼は彼等にそれを掘り出させて彼の庭に植えさせました
そうであるから
私はあなたたちに告げます
私たちの神が地獄の炎から守ることを
義を為す者たちを
彼等がどこに居ようと
80章
私に告げなさい
ヨブは偶像崇拝者たちの中にウズ以外のどこに住んでいたか?
そして洪水の時を
モーセはどのように書き記しているか?
私に告げなさい
彼は言います
ノアは真に神の前に恵みを見出しました
私たちの父アブラハムは信仰の無い父を持ちました
何故なら彼は偽りの偶像たちを造って礼拝したから
ロトは地上で最悪の男たちの間に住みました
ダニエルは子供の時
ハナンヤ
アザルヤ
そしてミシャエルと共に
ネブカドネツァルによって捕囚として連れて行かれました
彼等は連れて行かれた時彼等はまだ二歳であったのに
そして彼等は偶像礼拝の多数の僕たちに中で養育されました
生ける神に誓って
火が乾いたものを燃やしてそれらを火に変えるように
オリーブと糸杉と椰子の間に差を設けず
そのように私たちの神は義を為す全員に憐れみをかけます
差を設けずに
ユダヤ人
スキティア人
ギリシャ人
或いはイシュマエル人の間に
しかしあなたの心をそこで止めないようにしなさい
ヤコブよ
何故なら神が預言者を遣わした所に
それが完全に必要であるから
あなた自身の判断を否定して預言者に従うことが
そしてこう言わないことが
何故彼はこのように言うのか?
何故彼はこのように禁じて命令するのか?
そうではなくこう言いなさい
このように神は欲します
このように神は命じます
さあ神はモーセに何を言ったか?
イスラエルがモーセを軽んじた時
彼等はあなたを軽んじたのではなく
彼等は私を軽んじました
真に私はあなたたちに言います
人は彼の人生の全ての時を過ごすべきです
どのように話したり読んだりすることを学ぶことによってではなく
どのように善をなすことを学ぶことによって
さあ私に告げなさい
誰がヘロデのあの僕か?
全力で彼に仕えて彼を喜ばせることを学ぼうとしない者は
この世は災いだ
土と糞である体を喜ばせることだけを学んで
全てのものを造った神に仕えことを忘れて学ばないこの世は
神は永遠に称えられる者です
81章
私に告げなさい
それは祭司たちの大きな罪であったか?
もし彼等が神の契約の箱を運んでいた時
彼等がそれを地面に落としたなら
弟子たちはこれを聞いて震えました
何故なら彼等は知っていたから
神の箱に誤って触れた為に神がウザを殺したことを
そして彼等は言いました
そのような罪は最も酷いものです
そこでイエスは言いました
生ける神に誓って
神の言葉を忘れることはもっと大きな罪です
それ(神の言葉)と共に彼は全てのものを造りました
それによって彼はあなたたちに永遠の命を提供します
そしてこれを言ってイエスは祈りました
そして彼の祈りの後で彼は言いました
明日私はサマリアに渡って行かなければなりません
何故なら神の聖なる天使が私にそう言ったから
或る日の朝早く
イエスは井戸の近くに到着しました
それはヤコブが造って彼の息子ヨセフに与えたものです
するとイエスは
旅に疲れたので
食べ物を買う為に彼の弟子たちを町に遣わしました
そして彼自身は井戸の側に座りました
井戸の石の上に
すると見なさい
一人のサマリアの女が水を汲みに井戸にやって来ます
イエスはその女に言います
私に飲ませて下さい
女は答えました
まあ
あなたは恥ずかしくないのですか?
あなたはヘブライ人であるのに
サマリア人の女である私から飲み物を求めることは
イエスは答えました
女よ
もしあなたがあなたに飲み物を求める者が誰であるのか知るなら
恐らくあなたは彼に飲む水を求めるでしょう
女は答えました
今どうしてあなたが私に飲ませることが出来ますか
水を汲む容器をあなたは持つことなく
縄もなく
そして井戸は深いのに
イエスは答えました
女よ
誰でもこの井戸の水を飲む者は
渇きが彼に再び来ます
しかし誰であれ私が与える水を飲む者はもう渇きません
そうではなく渇く者たちに彼等は飲ませます
彼等が永遠の命に至るまで
そこで女は言いました
主よ
このあなたの水を私に与えて下さい
イエスは答えました
あなたの夫を呼びに行きなさい
そしてあなたたち両方に私は飲ませましょう
女は言いました
私は夫を持っていません
イエスは答えました
よろしいあなたは真実を言いました
何故ならあなたは五人の夫を持っていて
あなたが今持つ彼はあなたの夫ではないから
この女はこれを聞いて困惑して
言いました
主よ
これによってあなたが預言者であると私は認めます
それ故に私に告げて下さい
お願いします
ヘブライ人はシオンの山の上
エルサレムにソロモンが築いた神殿の中で祈って
神の恵みと憐れみはそこ以外のどこにも見出せないと言います
そして私たちの民はこの山々の上で礼拝して
サマリアの山々の上だけで礼拝を為すべきだと言います
誰が真の礼拝者ですか?
82章
そこでイエスはため息をついて泣きました
こう言って
あなたは災いだ
ユダよ
何故ならあなたは讃美します
こう言って
主の神殿よ
主の神殿よ
そしてまるで神がいないように生きるから
この世の喜びと利得に完全に我を忘れて
何故なら裁きの日にこの女はあなたを非難して地獄に行かせるから
何故ならこの女は神の前で恵みと憐れみを如何に見出すか知ろうと努めるから
そして女に向かって彼は言いました
女よ
あなたたちサマリア人はあなたたちが知らないものを礼拝します
しかし私たちヘブライ人は私たちが知っているものを礼拝します
真に
私はあなたに言います
神は霊であり真であり
そしてそのように霊と真をもって礼拝されなければならないことを
何故なら神の約束はエルサレムで為されたから
ソロモンの神殿において
そして他の所ではありません
しかし私を信じなさい
時が来れば神は彼の憐れみを他の町に与えるでしょう
そしてあらゆる場所で真をもって彼を礼拝することが可能になるでしょう
そして神はあらゆる場所で真の祈りを憐れみで受け入れるでしょう
女は答えました
私たちはメシア(救済者)を求めています
彼は来て私たちを教えるでしょう
イエスは答えました
あなたは知りなさい
女よ
メシア(救済者)は来るに違いないのか?
彼女は答えました
はい
主よ
そこでイエスは喜んで
言いました
私が見る限りでは
女よ
あなたは信仰の厚いものです
それ故に知りなさい
メシア(救済者)を信じることによって神の選民は全員救われることを
それ故にあなたはメシア(救済者)の到来を知ることが必要です
女は言いました
主よ
多分あなたがメシア(救済者)です
イエスは答えました
私は本当に救済の預言者としてイスラエルの家に遣わされました
しかし私の後にメシア(救済者)が来るでしょう
全ての世に神から遣わされて
その者の為に神はこの世を造りました
それから全ての世を通して神は礼拝され
憐れみは受け入れられ
ヨベル(安息)の年は
今百年毎に来るものは
メシア(救済者)によってあらゆる場所で毎年に縮められるでしょう
そこで女は彼女の水壷を置いて町に走って行きました
彼女がイエスから聞いた全てのことを告げる為
83章
女がイエスと話している間に彼の弟子たちは戻って来て
イエスが女と話していたので驚きました
しかし誰も彼に言いませんでした
何故あなたはサマリアの女とそのように話しているのか?
すると
女が離れて行くと
彼等は言いました
師よ
来て食べて下さい
イエスは答えました
私は他の食べ物を食べなければなりません
そこで弟子たちは互いに言いました
恐らく或る旅行者がイエスと話して彼の食べ物を見つけに行ったのだろう
そして彼等はこの作者である彼に尋ねました
こう言って
ここに誰か居たのか
バルナバよ
師に食べ物を持って来る者が
そこで作者である彼は答えました
あなたたちが見た女より他に誰もここに居ませんでした
彼女はこの空の容器を水で満たす為に持って来ました
そこで弟子たちは驚いて立っていました
イエスの言葉が出て来るのを待って
するとイエスは言いました
あなたたちは知りません
真の食べ物は神の意志を為すことであることを
何故なら人を支えて彼に命を与えるのはパンではなく
むしろ神の意志による言葉であるから
そしてこれ故に聖なる天使たちは食べずに
神の意志だけで養われて生きます
そしてそのように私たちは
モーセとエリヤと他の者も
四十日と四十夜何の食べ物なしに居ました
そして彼の目を上げて
イエスは言いました
収穫の時はどの位先ですか?
弟子たちは答えました
三カ月です
イエスは言いました
さあ見なさい
山が穀物でどの位白いか
真に私はあなたたちに言います
今日刈り取られる大きな収穫があります
それから彼を見に来た群衆を彼は指差しました
何故なら女が町に入って全町民を動かしたから
こう言って
人々よ
来て見なさい
神によってイスラエルの家に遣わされた新しい預言者を
そして彼女は彼等に全ての事を詳しく述べました
イエスから聞いた事を
彼等はそこに来て
彼等はイエスに彼等の許に留まるように懇願しました
そして彼は町に入ってそこに二日留まりました
全ての病人を癒しながら
そして神の王国について教えながら
そこで町民たちは女に言いました
私たちは彼の言葉と奇跡をもっと深く信じています
私たちがあなたが言った事で信じるよりも
何故なら彼は本当に神の聖者であるから
彼を信じる者たちの救いの為に遣わされた預言者であるから
夜中の祈りの後に弟子たちはイエスに近づきました
そして彼は彼等に言いました
今夜はメシア(救済者)の時になるでしょう
神の使徒の
ヨベルの年は毎年になるでしょう
今は百年毎に来ます
それ故に私たちは眠らずに
私たちは祈りを捧げましょう
私たちの頭を百回下げて
私たちの神を崇めて
力強くて慈悲深い神を
彼は永遠に称えられます
そしてそれ故に毎回私たちは言いましょう
私たちの神あなただけに私は告白します
初めを持たなかったことを
終わりも持たないだろうことを
何故ならあなたの憐れみによってあなたは全てのものに彼等の初めを与え
あなたの正義によって全てのものに終わりを与えるから
人々の間に似たものはいません
何故ならあなたの無限の善の中で
あなたは動きやどんな出来事にも支配されないから
私たちを憐れんで下さい
何故ならあなたは私たちを創って
私たちはあなたの手の業であるから
84章
祈って
イエスは言いました
私たちは神に感謝を捧げましょう
何故なら彼は私たちに今夜大いなる恵みを与えたから
彼は今夜を過ごさなければならない時にした故に
神の使徒と連帯して私たちは祈ったことで
そして私は彼の声を聞きました
弟子たちはこれを聞いて大いに喜びました
そして言いました
師よ
今夜幾つかの教訓を私たちに教えて下さい
そこでイエスは言いました
あなたたちは香油の混じった糞をかつて見たことがありますか
彼等は答えました
いいえ
主よ
何故ならこんなことをするような狂った者は誰もいないから
今私はあなたたちに告げます
この世に大変な狂人たちがいることを
イエスは言いました
何故なら彼等は神の奉仕と共にこの世の奉仕を混ぜているから
その為罪なき命の多くがサタンに騙されました
そして祈りの間に彼等の祈りに世俗的な事を混ぜました
その結果彼等はその時に神の目に忌まわしくなりました
私に告げなさい
あなたたちが祈りの為に身を洗っている時
汚れたものがあなたたちに触れないようにあなたたちは気を付けますか?
はい
確かに
しかしあなたたちが祈っている時あなたたちはどうしますか?
あなたたちは神の慈悲によってあなたたちの魂を罪から洗います
その時あなたたちは進んでしますか?
あなたたちが祈っている間
世俗的な事を話すことを
そうしないように気を付けなさい
何故ならあらゆる世俗的な言葉は悪魔の糞になるから
話す者の魂の上に
そこで弟子たちは震えました
何故なら彼は霊の激しさについて話したから
そして彼等は言いました
師よ
私たちはどうすべきでしょうか?
もし私たちが祈っている時に友が私たちに話しに来るなら
イエスは答えました
彼を待たせて置きなさい
そして祈りを済ませなさい
バルトロマイが言いました
しかしもし彼が怒って去って行くなら
私たちが彼と話さないと彼が思って
イエスは答えました
もし彼が怒ったなら
確かに
彼はあなたの友でもないし信仰者でもなく
むしろ不信仰者でサタンの仲間です
私に告げなさい
もしあなたたちがヘロデの馬小屋の少年に話しに行って
彼がヘロデの耳に話しているのを見るなら
あなたたちは怒るだろうか?
もし彼があなたたちを待たせても
いいえ
確かに
そうではなくあなたたちは喜ぶでしょう
あなたたちの友が王に寵愛されているのを見て
これは真ですか?
イエスは言いました
弟子たちは答えました
それは最も真です
そこでイエスは言いました
真に私はあなたたちに言います
皆は彼が祈る時神と話しています
人と話す為に神と話すことをあなたたちは辞めることは正しいことなのか?
あなたたちの友がこの為に怒ることは正しいことなのか?
何故ならあなたたちは彼に対するより神に対する敬いの方が大きいから
確かに
もしあなたたちが彼を待たせた時彼が怒るなら
彼は悪魔の良き僕です
何故なら悪魔はこれを望むから
神が人に疎んぜられることを
生ける神に誓って
神を畏れる者はあらゆる善き業の中で彼自身をこの世の業から切り離すべきです
善き業を腐敗させないように
85章
一人の人が悪い業を為すか悪を受け入れる時
もしある人が彼を正しに行って
そのような業を妨げるなら
そのような人は何を実行するのか?
イエスは言いました
弟子たちは答えました
彼は善を実行します
何故なら彼は神に仕えるから
彼は常に悪を妨げようと努めます
ちょうど太陽が常に暗闇を追い払うように
イエスは言いました
そして私はあなたたちに逆の話しをします
人が善い業を為すか善いことを話す時
誰であれ何か善くない口実の下に彼を妨げようと努める者は
彼はあの悪魔に仕えます
それどころか彼は彼の仲間になります
何故なら悪魔はあらゆる善いことを妨げるより他の何事にも専心しないから
しかし今私はあなたたちに何を言うべきか?
預言者ソロモンが言ったように私はあなたたちに言いましょう
聖なる者であり
神の友のソロモンが
あなたたちが知る千人から
一人があなたたちの友になります
そこでマタイが言いました
それでは私たちは誰も愛することは出来ないでしょう
イエスは答えました
真に私はあなたたちに言います
罪だけを除いて何かを憎むことはあなたたちに許されていません
だからサタンですらあなたたちは憎むことは出来ません
神の創造物として
むしろ神の敵として
それ故にあなたたちは知っていますか?
私はあなたたちに告げましょう
何故なら彼は神の一つの創造物であり
神が創った全てのものは善であり完全であるから
従って
創造物を憎む者は誰でも又創造主を憎みます
しかし友は稀にみるものです
それは容易に見出されることなく
容易に失います
何故なら友は彼が最高に愛する者に対する否定を許さないから
気を付けなさい
あなたたちは用心深くありなさい
そしてあなたたちが愛する者を愛さない者を友に選ばないようにしなさい
友が何を意味するかあなたたちは分かりますか?
友は魂の医師以外の何ものも意味しません
そしてそうだから
ちょうど人が稀に善い医師を見出すように
病気を知ってそこに薬を用いることを理解している医師を
そのように又友も稀です
誤りを知って如何に善に導くか理解している友は
しかしここに悪が存在します
彼等の友の誤りを見ない振りする友を持つ者は多くいます
他の者たちは彼等を許します
他の者たちは現世の口実の下に彼等を擁護します
そして更に悪いことに
誘って彼等の友を誤らせる友たちがいます
彼の最後は彼等の悪行に似るようになります
あなたたちはそにような人々を友たちとして受け入れないように気を付けなさい
何故なら真に彼等は敵であり魂の殺害者であるから
86章
あなたの友はそのようでありなさい
まさに彼があなたを正すことを望むように
そのように彼は正されることを受け入れるべきです
そしてまさにあなたが神の愛の為に全ての物を捨てることを彼は望むように
まさにそのようにあなたが神に仕える為に彼を捨てることを彼は喜ぶべきです
しかし私に告げなさい
もし人が如何に神を愛するか分からないなら
如何に彼自身を愛するか彼はどうして分かるのか
そして如何に他の者たちを愛するか彼はどうして分かるのか
彼自身を如何に愛するか分からないのに
確かにこれは不可能です
それ故にあなたがあなたに友を一人選ぶ時
(何故なら真に彼は全く友を持たない極度に貧しい者であるから)
あなたが最初に考慮することを知りなさい
彼の素晴らしい血統ではありません
彼の素晴らしい家族ではありません
彼の素晴らしい家ではありません
彼の素晴らしい衣服ではありません
彼の素晴らしい容姿ではありません
彼の素晴らしい言葉でもありません
何故ならあなたは簡単に騙されるから
そうではなく彼が如何に神を畏れるか見なさい
如何に彼が現世の事を軽蔑するか
如何に彼が善き言葉を愛するか
そしてとりわけ如何に彼が彼自身の肉体を憎むか
そしてそれであなたは容易に真の友を見出します
たとえ彼が全てのものを超えて神を畏れて
この世の空しさを軽蔑するとしても
たとえ彼が常に善い業に従事して
彼自身の体を残酷な敵のように憎むとしても
それでもあなたは友を愛さないようにしなさい
あなたの愛が彼に留まるようなやり方で
何故ならあなたは偶像崇拝者になるから
そうではなく神があなたに与えた贈り物として彼を愛しなさい
何故ならそのように神は大いなる恵みをもって彼を引き立てるから
真に私はあなたたちに言います
真の友を見出した者は楽園の喜びの一つを見出したことを
それどころか
それは楽園の鍵です
タダイオスは答えました
しかしもし偶々人が友を持つなら
あなたが言ったそのようでない人を
師よ
彼はどうすべきですか?
彼は彼を捨てるべきですか?
イエスは答えました
彼は船を扱う船乗りのようにすべきです
彼はそれが利益であると認める間はそれを航行させます
しかしそれが損失であると分かるとそれを捨てます
あなたより悪いあなたの友にあなたはそのようにすべきです
彼があなたにとって罪になるこれらの事によって
もしあなたが神の慈悲から捨てられたくなかったら彼を捨てなさい
87章
罪の故にこの世は災いです
罪が臨むことは避けられません
何故ならこの世の全ては悪の中に在るから
しかしそれでも罪が臨む人は災いです
それはその人にとって良いことです
もし彼が彼の首の周りに石臼を付けて海の深みに沈められるなら
彼が彼の隣人に罪を犯すより
もしあなたの目があなたに罪を齎すなら
それを抜き出しなさい
何故ならそれは良いことであるから
あなたが一つだけの目で楽園に入ることは
二つの目で地獄に入るより
もしあなたの手かあなたの足があなたに罪を齎すなら
同じようにしなさい
何故ならそれは良いことであるから
あなたが片手か片足で天の王国に入ることは
両手と両足で地獄に入るより
シモンが言いました
ペトロと呼ばれる者が
主よ
如何に私はこれをすべきですか?
直ぐに私が手足を切らなければならないことは確かです
イエスは答えました
ペトロよ
肉の分別を止めなさい
そうすれば直ちにあなたは真理を見出すでしょう
何故ならあなたを教えるものはあなたの目であり
あなたの働きを助けるものはあなたの足であり
何でもあなたの役に立つものはあなたの手であるから
それ故にあなたに罪の機会を齎すその時にそれらを捨てなさい
何故ならそれはあなたにとって良いことであるから
楽園に入ることは
無知で
僅かな働きで
そして貧乏で
地獄に入るより
賢明で
大いなる働きで
そして金持ちで
神に仕えることからあなたを妨げる事は皆
それをあなたから投げ捨てなさい
人が彼の視界を妨げるものを皆投げ捨てるように
そしてこれを言って
イエスはペトロを彼の近くに呼びました
そして彼に言いました
もしあなたの兄弟があなたに対して罪を犯すなら
行って彼を正しなさい
もし彼が改めるなら
喜びなさい
何故ならあなたはあなたの兄弟を得たから
しかしもし彼が改めないなら
行って改めて二人の証人を呼んで彼を改めて正しなさい
そしてもし彼が改めないなら
行ってそれを教会に告げなさい
そしてもしそれでも彼が改めないなら
一人の不信仰者に彼を入れなさい
そしてその結果彼が住む同じ屋根の下にあなたは住んではいけません
彼が座る同じ食卓であなたは食べてはいけません
そしてあなたは彼と話してはいけません
もし彼が歩く時にどこに彼の足を踏み入れるかあなたが知るなら
あなたはそこに足を踏み入れてはいけません
88章
しかしあなたは自分自身の方が良いと思わないように気を付けなさい
むしろあなたはこのように言うべきです
ペトロ
ペトロ
もし神が彼の憐れみをもってあなたを助けないなら
あなたは彼より悪くなるでしょう
ペトロは答えました
どのように私は彼を正さなければなりませんか?
イエスは答えました
あなた自身が喜んで正されたいと思うやり方で
そしてあなたが喜んで支えられたいように
そのように他の者たちを支えなさい
私を信じなさい
ペトロよ
何故なら真に私はあなたに言うから
あなたが憐れみをもってあなたの兄弟を正す毎に
あなたは神の憐れみを受けるでしょう
そしてあなたの言葉は果実を産むでしょう
しかしもしあなたが厳しさをもってそれを実行するなら
あなたは神の裁きによって厳しく罰せられるでしょう
そして果実を産まないでしょう
私に告げなさい
ペトロよ
これらの土の鍋を
それで貧乏人が彼等の食べ物を料理するものを
それらを彼等は洗うだろうか
ひょっとして
石や鉄の槌で?
確かに
そうではなく湯で
容器は鉄でばらばらに壊れます
木製のものは火で燃えます
しかし人は憐れみで改めます
それ故に
あなたはあなたの兄弟を正す時あなた自身に言いなさい
もし神が私を助けないなら
彼が今日した全てのことより悪い事を私は明日するでしょう
ペトロは答えました
どの位多くの回数私は私の兄弟を許さなければなりませんか
師よ
イエスは答えました
あなたが彼によって許されたいと思う回数だけ
ペトロは言いました
一日に七回
イエスは答えました
七回だけではなく
七の七十回あなたは毎日彼を許しなさい
何故なら許す者は
許されるから
そして非難する者は非難されるから
そこでこれを書き記す者は言いました
君主たちは災いです
何故なら彼等は地獄に行かなければならないから
イエスは彼を叱りました
こう言って
あなたは愚かになりました
バルナバよ
あなたはこのように言うとは
真に私はあなたに言います
入浴は体にそれほど必要ないことを
はみは馬に
そして舵の柄は船に
君主が国に必要であるほどに
そして何故に神は与えたか?
モ−セに
ヨシュアに
サムエルに
ダビデに
そしてソロモンに
そして裁きを下す多くの他の者たちに
その者たちに不正を根絶する為の剣を神は与えました
そこでこれを書き記す者は言いました
どのように裁きは与えられるのか
有罪判決を下したり許したりする為
イエスは答えました
誰も判決を下されません
何故なら他の者たちに有罪判決を下すことは裁判官にだけ属するから
バルナバよ
そして裁判官は有罪判決を下なさけれなりません
まさに父が彼の息子から不潔な部分を切り取ることを命じるように
全部の体が不潔にならない為に
89章
ペトロは言いました
どの位私は待たなければいけませんか?
私の兄弟が悔い改める為に
イエスは答えました
あなたが待てる限り
ペトロは答えました
誰もこれを理解しないでしょう
それ故にもっとはっきり私に話して下さい
イエスは答えました
あなたの兄弟を待ちなさい
神が彼を待つ限り
彼等はこれも理解しないでしょう
ペトロは言いました
イエスは答えました
彼に悔い改める時がある限り彼を待ちなさい
そこでペトロは言いました
そして他の者たちも又
何故なら彼等はその意味を理解しなかったから
するとイエスは答えました
もしあなたたちが十分理解して
あなたたち自身が罪人であると知ったなら
あなたたちは決して考えないでしょう
罪人に対する憐れみからあなたたちの心を切り離すことを
そしてこのように私はあなたたちにはっきり告げます
罪人は彼の悔い改めを待たれるべきであると
彼が呼吸する彼の歯の下に魂を持つ限り
何故なら私たちの神はそのように彼を待つから
力強く憐れみ深い神は
神は言わなかったか
その時に
罪人が断食する時
施しをする時
祈る時
そして巡礼に行く時
私は彼を許そう
これ故に多くの者が成し遂げしました
そして永遠に地獄に落とされます
しかし彼は言いました
罪人が彼の罪を嘆き悲しむ時に
私としては彼の咎をもはや何も思い出しません
あなたたちは分かりますか
イエスは言いました
弟子たちは答えました
私たちは部分的に分かって
部分的に分かりません
イエスは言いました
あなたたちが分らない部分は何処ですか?
彼等は答えました
断食して祈りを捧げた多くの者が地獄に落とされること
そこでイエスは言いました
真に私はあなたたちに言います
偽善者たちと異教徒たちはより多く祈ります
より多く施します
そしてより多く断食します
神の友たちがするより
しかし彼等は信仰を持たない故に
神の愛の為に悔い改めることが出来ません
そしてそれで彼等は地獄に落とされます
そこでヨハネが言いました
私たちに教えて下さい
神の愛の為
信仰を
イエスは答えました
私たちが夜明けの祈りを言う時間です
そるとすぐ彼等は立ち上がりました
そして身を洗って私たちの神に祈りを捧げました
永遠に讃えられる神に
90章
祈りが終わると
彼の弟子たちは再びイエスに近づきました
そして彼は彼の口を開いて言いました
近づきなさい
ヨハネよ
何故なら今日私はあなたに話すから
あなたが尋ねたこと全てを
信仰は神が彼の選民に捺す印です
その印鑑を彼は彼の使徒に与えました
彼の手で選民である者は皆信仰を受け取ります
何故なら神は一つであるように
そのように信仰は一つであるから
それ故に神は
全てのものの前に彼の使徒を創り
何であれ他の前に彼に信仰を与えました
神と神の言動全てに似たものとして
それで信仰によって忠実な信者は全ての事が見えます
彼の目で見る者より優って
何故なら目は誤るから
否それらはほんとど常に誤ります
しかし信仰は決して誤りません
何故ならそれは神と彼の言葉を土台としているから
信仰によって神の選民全ては救われるという私を信じなさい
そして信仰なしに誰も神を喜ばせることが出来ないのは確かです
それ故にサタンは無にしないように努めます
断食と祈りを
施しと巡礼を
否むしろ彼は不信仰者をそこに扇動します
何故なら報酬を受けないで働く人を見ることに彼は喜びを感じるから
しかし彼は信仰を無にするようにあらゆる努力を払います
それ故に信仰は特に力を尽くして守らなければなりません
そして最も安全な進路は「何故」を捨てることでしょう
「何故」は楽園から人々を追い出してサタンに変え
最も美しい天使から恐ろしい悪魔に変えます
そこでヨハネは言いました
どうして私たちは「何故」を捨てなければならないのですか?
それは知識の門であるのに
イエスは答えました
むしろ「何故」は地獄の門です
そこで直ちにヨハネは黙りました
イエスは付け加えて
神がこう言ったことをあなたが知れば
あなたは誰ですか
人よ
あなたが言うとは
本当に
何故あなたはそう言ったのか?
神よ
何故あなたはそうしたのか?
土器が
それの製作者に言うとは
何故あなたは私を造ったのか
水を含んで香油を含まないように
真に私はあなたたちに言います
あらゆる試みに対してこの言葉であなたたち自身を強めることが必要です
こう言って
神はそう言いました
そのように神はしました
神はそう望みます
何故ならそうすることであなたたちは安全に生きることができるから
91章
この時イエスの為にユダヤ中に大きな騒動が起きました
何故ならローマの軍隊が
サタンの働きを通して
ヘブライ人を扇動したから
イエスは彼等を訪れた神であると言って
それ故に大きな騒乱が起きました
四十日近く全ユダヤは戦いの中に在りました
息子は父に逆らい
兄弟は兄弟に逆らう程までに
何故ならある者は言ったから
イエスはこの世を訪れた神です
他の者たちは言いました
彼は神の息子です
そして他の者たちは言いました
否何故なら神は人と違うから
それ故に息子たちを生まないから
そうではなくナザレのイエスは神の預言者です
そしてこのことはイエスが実行した偉大な奇跡の故に起こりました
そこで直ちに
人々を静める為に
大祭司が行列の中を馬に乗って行く必要がありました
彼の聖職者の服を着て
神の聖なる名
ヤㇵウェㇵを
彼の額の上に
そして同様に総督ピラトとヘロデが馬に乗りました
すると
ミツパに三つの軍隊が集まりました
いずれも抜き身の剣を持った二十万の男たちが
ヘロデが彼等に話しかけました
しかし彼等は静まりませんでした
そこで総督と大祭司が話しました
こう言って
兄弟たち
この戦いはサタンの働きで起きました
何故ならイエスは生きていて
私たちは彼を訴えて
彼が彼自身の証しをすることを彼に求めて
それで彼を信じる必要があるから
彼の言葉に従って
これで彼等は静まりました
そして彼等の腕を下して彼等は全て互いに抱擁しました
互いにこう言って
私を許して下さい
兄弟よ
その日
従って
皆彼の心にこれを置きました
イエスを信じること
彼が言う通りに
そして総督と大祭司によって報酬が提供されました
イエスが見出された所を告げに来た者に
92章
この時イエスと共に私たちは
聖なる天使の言葉によって
シナイ山に行かされました
そしてそこにイエスは彼の弟子たちと共に四十日留まりました
これが過ぎると
イエスはヨルダン川に近づきました
エルサレムに行く為
そしてイエスは神であると信じた者たちの一人によって彼は見出されました
すると
この上なく喜んで
私たちの神が来たと叫びながら町に入り
こう言って彼は町全体を動かしました
私たちの神が来た
エルサレムよ
彼を受け入れる準備をしなさい
そして彼はヨルダン川に近づいたイエスを見たと証言しました
そこで町から人が皆出て行きました
小さい者も大きい者も
イエスを見る為に
町が空になるまでに
何故なら女たちはその腕に彼女たちの子供たちを抱いて
食べ物を取ることを忘れるまでに
彼等がこれに気付くと
総督と大祭司は馬に乗って使者をヘロデに遣わしました
彼は同じように馬に乗ってイエスを見つけに行きました
人々の騒乱を静める為に
その後二日間彼等は彼を捜し求めました
ヨルダン川に近い荒野で
そして三日目に彼等は彼を見つけました
真昼の時近くに
彼が彼の弟子たちと共に祈りの為に身を清めていた時に
モーセの書に従って
イエスは大変驚きました
人々で地面を覆った群衆を見て
そして彼の弟子たちに言いました
恐らくサタンがユダヤに騒乱を起こしました
神に申し上げます
サタンから罪人たちに対して彼が持つ支配権を取り去るように
そして彼がこれを言った時
群衆は近づきました
そして彼等が彼を認めると
彼等は叫び始めました
ようこそ
私たちの神よ
そして彼等は彼を伏し拝み始めました
神に対するように
するとイエスは大きく呻いて言いました
私の前から去りなさい
狂人たちよ
何故なら地が開いてあなたたちと共に私を飲み込まないかと私は恐れるから
あなたたちの忌まわしい言葉の為に
すると人々は恐れに満たされて泣き始めました
93章
そこでイエスは
沈黙の合図に彼の手を上げて
言いました
真にあなたたちは大きな誤りを犯しました
イスラエル人たちよ
人である私をあなたたちの神と呼ぶことによって
そしてこの為に神が聖都に激しい疫病を齎すかもしれないと私は恐れます
それを異邦人に隷属状態にして手渡す為に
千回呪われよサタンよ
あなたたちの心をこれに動かした故に
そしてこれを言って
イエスは彼の手で彼の顔を強く打ちました
すると泣き声が激しく起きたので誰もイエスの言う事を聞くことが出来なくなりました
するともう一度彼は沈黙の合図で彼の手を上げました
そして人々は彼等の泣き声を静めたので
彼はもう一度話しました
私は天の前で告白します
そして私は地の上に住む全てのものを証人に呼びます
私はあなたたちが言った全てのものと異なるものであることを
私は人であるから
人の女から産まれ
神の裁きに従い
苦しみを受け
食べて眠て
寒さと熱さを感じる
他の人々のように
それ故に神が裁きに臨む時
私の言葉は剣のように全ての者に突き刺すでしょう
私を人以上のものであると信じる者に
そしてこれを言って
イエスは騎乗の大群衆を見ました
そこに彼は認めました
ヘロデと大祭司と共に総督が来たことを
そこでイエスは言いました
恐らく彼等も又気が狂いました
総督がそこに到着すると
ヘロデと祭司と共に
各人馬を下りて
彼等はイエスの周りを回りました
兵隊が人々を押し留めて置くことができないので
イエスが祭司と話すことを聞きたいと望む人々を
イエスは敬意をもって祭司に近づきました
しかし彼は身を伏してイエスを拝むことを望みました
イエスは叫んで
あなたがすることに注意しなさい
生ける神の祭司よ
私たちの神に罪を犯してはいけません
祭司は答えました
今やユダヤはあなたの印とあなたの教えに大きく動かされて
あなたは神であると彼等は叫んでいます
それ故に
人々に強制されて
私はローマ総督とヘロデ王と共にここに来ました
それ故に私たちは心からあなたに懇願します
あなたの為に起こった騒動をあなたが取り除いて下さることを
何故ならあなたは神であると或る者は言い
あなたは神の息子であると或る者は言い
あなたは預言者であると或る者は言うから
イエスは答えました
そしてあなたは
神の大祭司よ
何故あなたはこの騒動を静めないのか?
あなたも又
恐らく
発狂したのか?
預言を
神の律法と共に
忘却の中に沈めて
惨めなユダヤよ
サタンに騙されて
94章
これを言って
イエスは再び言いました
私は天の前に告白します
そして地の上に住むことごとくのものを証人に呼びます
人々が私について言った全てのものと私は異なることを
即ち
私は人以上の者であると
何故なら私は人であるから
一人の女から産まれ
神の裁きに従い
他の人々と同じようにここに生き
普通の苦しみに左右されます
生ける神に誓って
その面前に私の魂が立つ神に
あなたは大きな罪を犯しました
祭司よ
あなたが言った言葉によって
恐れながら神がこの罪の為に聖都の上に大きな復讐を齎さないように願います
そこで祭司が言いました
神が私たちを許しますように
そしてあなたが私たちの為に祈って下さい
そこで総督とヘロデが言いました
主よ
あなたがすることを人はすることが出来ません
それ故に私たちはあなたが言うことを理解出来ません
イエスは答えました
あなたたちが言う事は真です
何故なら神は人を善に動かし
同様にサタンは悪に動かすから
何故なら人は商店のようであるから
彼が同意してそこに入る者は誰でもそこで働いて売るから
しかし私に告げなさい
総督よ
そして王よ
あなたたちは私たちの法と異なる故にこれを言います
何故ならもしあなたたちが私たちの神の聖書と契約を読むなら
モーセが杖によって水を血に変えたことを知るでしょう
塵を蚤に
露を大嵐に
そして光を闇に
彼は蛙と鼠をエジプトに来させました
それは地面を覆いました
彼は長子を殺しました
そして海を開きました
そこに彼はファラオを溺れさせました
これらの事を私は何もしていません
そしてモーセについて
皆が彼は現在死んだ人であると認めます
ヨシュアは太陽を停止させました
そしてヨルダン川を開きました
それを私はまだしていません
そしてヨシュアについて皆が彼は現在死んだ人であると認めます
エリヤは明らかに火を天から下しました
そして雨を
それを私はしていません
そしてエリヤについて皆が彼は人であると認めます
そして非常に多くの他の預言者たちが
聖人たちが
神の友たちが
神の力によって事を為しました
私たちの神を知らない者たちの心で理解できない事を
全能で慈悲深い神を
とこしえに称えられる神を
95章
総督と祭司と王がイエスに懇願しました
人々を静める為に彼が高い場所に上って人々に話すことを
そこでイエスは十二の石の一つに上って行きました
それはヨシュアがヨルダンの真ん中から十二部族に取り上げさせた石です
全イスラエルが履物を濡らさずにそこを渡った時
そして彼は大声で言いました
私たちの祭司を高い場所に上らせましょう
そこの所で彼が私の言葉を確認出来るように
そこで直ちに祭司はそこへ上って行きました
彼にイエスははっきり言いました
皆が聞けるように
それは生ける神の聖書と契約の中に書き記されています
私たちの神は初めを持たないと
又終わりも決して持つことはないと
祭司は答えました
それは正にその通りにその中に書き記されています
イエスは言いました
私たちの神は彼の言葉だけによって全てのものを創ったとそこに書き記されています
それは正にその通りです
祭司は言いました
イエスは言いました
神は見えずに人の心から隠されているとそこに書き記されています
彼は形なく作られることなく
変えられることはありません
それはその通りです
真に
祭司は言いました
イエスは言いました
いかなる天の中の天も彼を内に含むことは出来ないとそこに書き記されています
私たちの神は無限大であるから
預言者ソロモンはそう言いました
祭司は言いました
イエスよ
イエスは言いました
神は何も必要としないとそこに書き記されています
彼は食べない
眠らない
そして何の不足に悩まないから
それはその通りです
祭司は言いました
イエスは言いました
私たちの神はどこにも居るとそこに書き記されています
そして彼以外他の神はいないと
彼は打ち倒して完全なものを造り
彼がしたいと思うことを全てすると
それはその通り書き記されています
祭司は答えました
そこでイエスは
彼の手を上げて
言いました
私たちの神なる主よ
これが私の信仰です
それによって私はあなたの裁きに臨みます
逆を信じる皆に反対する証しをもって
そして人々の方に向きを変えて
彼は言いました
悔い改めなさい
何故なら祭司が言った全ての事から
それは神のとこしえの契約であるモーセの書に書き記されていると
あなたたちはあなたたちの罪を受け入れなさい
何故なら私は明らかに人であり土の一片であるから
地の上を歩き
他の人々のように死ぬから
そして私は初めを持ちました
そして終わりを持つでしょう
そして私は蝿一つ創り直すことは出来ません
そこで直ちに人々は彼等の泣き声を上げました
そして言いました
私たちは罪を犯しました
私たちの神なる主よ
あなたに対して
私たちを憐れんで下さい
そして彼等はイエスに懇願しました
聖都の安全の為に彼が祈ることを
私たちの神が彼の怒りによって諸国民の足の下にそれを渡さないように
それ故にイエスは
彼の手を上げて
聖都と神の民の為に祈りました
皆は叫びました
そうあれかし
アーメン
96章
祈りが終わると
祭司は大声で言いました
留まって下さい
イエスよ
あなたが誰であるか私たちは知りたいから
私たちの民を静める為に
イエスは答えました
私はイエスです
マリアの息子
ダビデの子孫
死ぬべき運命であり神を畏れる人です
そして私は求めます
誉れと栄光を神に帰することを
祭司は答えました
モーセの書の中にそれは書き記されています
私たちの神がメシア(救世主)を私たちに必ず遣わすと
彼は神の意志を私たちに告げに来るでしょう
そして神の憐れみをこの世に齎すでしょう
それ故にあなたは私たちに真実を告げて下さい
あなたは私たちが待ち望む神のメシア(救世主)ですか?
イエスは答えました
神がそのように約束したことは真です
しかし本当に私は彼ではありません
何故なら彼は私の前に造られて
私の後に来るから
祭司は答えました
あなたの言葉と徴によって少なくとも
あなたは預言者であり神の聖なる者であると私たちは信じます
それ故に全てのユダヤとイスラエルの名において私はあなたにお願いします
あなたが神の愛の為に私たちに告げることを
どんな方法でメシア(救世主)がやって来るか
イエスは答えました
生ける神に誓って
その方の前に私の魂は立ちます
私は地の全ての部族が期待するメシア(救世主)ではありません
神が私たちの父アブラハムに約束したような
こう言って
あなたの子孫によって私は地の全部族を祝福しましょう
しかし神が私をこの世から取り去る時
サタンがこの呪われた扇動を再び起こすでしょう
不信仰者に信じさせることによって
私が神であり神の息子であると
それによって私の言葉と私の教えが汚されるように
忠実な信者がかろうじて三十人残るまでに
その後で神はこの世を憐れむでしょう
そして彼の使徒を遣わすでしょう
彼(使徒)の為に彼(神)は全てのものを造りました
彼は力と共に南から来るでしょう
そして偶像崇拝者と共に偶像を破壊するでしょう
彼はサタンから彼が人々の上に持つ支配権を取り去るでしょう
彼は彼と共に神の憐れみを齎すでしょう
彼を信じる者たちの救いの為に
そして彼の言葉を信じる者は祝福されます
97章
私は彼の靴下の紐を解く価値もないが
彼に会うという恵みと憐れみを私は神から受けました
そこで祭司は答えました
総督と王と共に
こう言って
苦しまないで下さい
イエスよ
神の聖なる者よ
何故なら私たちの時代にこの騒乱はもはや起きないから
私たちは神聖ローマ元老院に書くつもりだから
勅宣によって誰も今後あなたを神あるいは神の息子と呼ばないように
そこでイエスは言いました
あなたの言葉で私は慰められました
何故ならあなたが光を望む所に暗闇が来るから
しかし私の慰めは使徒の来訪にあります
彼は私に関する偽りの見解をことごとく打ち砕くでしょう
そして彼の信仰は広がって全世界に定着するでしょう
何故ならそのように神は私たちの父アブラハムに約束したから
そして私に慰めを与えることは
彼の信仰は終わりがなく
神によって神聖なまま保たれることです
祭司は答えました
神の使徒の来訪の後に他の預言者たちは来るでしょうか?
イエスは答えました
彼の後に神によって遣わされた真の預言者たちは来ません
しかし沢山の偽りの預言者たちは来るでしょう
それを私は悲しみます
何故ならサタンは神の正しい裁きによって彼等を起こし
彼等は私の福音の口実の下に身を隠すだろうから
ヘロデが答えました
そのような不信仰な人々が来ることがどうして神の正しい裁きなのか?
イエスは答えました
己の救いになる真理を信じない者が己の破滅になる偽りを信じることは正しい
それ故に私はあなたたちに言います
この世は真の預言者たちを軽蔑して偽りの者たちを愛しました
ミカとエレミヤの時代に見られるように
何故なら全ての人は彼に似たものを愛するから
そこで祭司は言いました
メシア(救世主)はどのように呼ばれるべきでしょうか?
そして彼の来訪を示す徴は何でしょうか?
イエスは答えました
メシア(救世主)の名はアドミラブル(称賛に値する)
何故なら神自身が彼に名を与えたから
彼が彼の魂を創って
それを天の輝きの中に置いた時
神は言いました
待ちなさいマホメット
何故ならあなたの為に私は創るから
楽園を
この世を
そして多数の創造物を
それを私はあなたに贈ります
誰でもあなたを祝福する者は祝福され
誰でもあなたを呪う者は呪われます
私があなたをこの世に遣わす時
救いの私の使徒として私はあなたを遣わします
そしてあなたの言葉は真になります
天と地が落ちても
あなたの信仰は落ちません
マホメットは彼の祝福された名です
そこで群衆は彼等の声を上げました
こう言って
神よ
私たちにあなたの使徒を遣わして下さい
マホメットよ
この世を救う為に早く来て下さい
98章
そしてこれを言って
群衆は祭司や総督やヘロデと別れました
イエスについて又彼の教えについて大論争しながら
すぐ祭司は総督に願いました
ローマの元老院に全ての事を書くように
総督が実行したした事を
それ故に元老院がイスラエルに情けを掛けて
そして違反した者に死刑を布告しました
誰もナザレのイエスを(こう)呼んではいけない
ユダヤ人の預言者
神あるいは神の息子のどちらか
その布告は神殿の中に公示されました
銅板に刻まれて
群衆の大部分が離れた時
約五千人が残りました
女と子供を除いて
彼等は旅で疲れて
二日パンなしで
イエスを見たい思いが募って彼等は何か持って来ることを忘れました
すると彼等は生の草を食べました
それ故に彼等は他の者たちのように離れることが出来ませんでした
そこでイエスは
彼はこれに気づいて
彼等を憐れんで
フィリポに言いました
どこかで私たちは彼等の為にパンを見出せないのか?
彼等が飢えて死なない為に
フィリポは答えました
主よ
金貨二百枚でもそんなに多くのパンを買うことは出来ません
皆が少し味わうだけの
そこでアンデレが言いました
ここにパン五つと魚二つを持つ子供がいます
しかしそんなに大勢の中でそれが何になるでしょう?
イエスは答えました
群衆を座らせなさい
そして彼等は五十人ずつと四十人ずつに分かれて草の上に座りました
するとイエスは言いました
神の名によって
そして彼はパンを取りました
そして神に祈って
それからパンを裂きました
それを彼は弟子たちに渡しました
そして弟子たちはそれを群衆に渡しました
そして魚についてそのように彼等はしました
皆が食べ皆が満たされました
そこでイエスは言いました
余ったものを集めなさい
そこで弟子たちは残ったものを集めました
そして十二の籠を満たしました
そこで皆が彼の手を彼の目の上に置いて
言いました
私は目が覚めているのか
それとも私は夢を見ているのか?
そして彼等は留まりました
一時間の間
大いなる奇跡の故に我を忘れたので
その後でイエスは
神に感謝を捧げて
彼等を去らせました
しかし彼を去ることを望まない七十二人の人々が居ました
それ故にイエスは
彼等の信仰を認めて
彼等を弟子に選びました
99章
イエスは
ヨルダンに近いティロの砂漠の窪地に退いて
十二人と共に七十ニ人を呼びました
そして
彼は石の上に座って
彼等を彼の近くに座らせました
そして彼はため息をついて彼の口を開いて言いました
今日私たちはユダヤとイスラエルで重大な悪を見ました
そしてその為に私の心は未だ神を畏れて私の胸の中で震えています
真に私はあなたたちに言います
神は彼の名誉を用心深く守ります
そしてイスラエルを恋人のように愛します
若者が淑女を愛し
彼女が愛するのは彼ではなく
他の者である時
彼は怒りを発して彼の競争相手を殺します
そのように
私はあなたたちに言います
神は行動します
何故なら
イスラエルが神を忘れた故に何かを愛した時
神はそのような事をぶち壊しました
今この地上で聖職者と聖なる神殿より神に大切なものは何でしょうか
しかしながら
預言者エレミヤの時代に
人々が神を忘れて
神殿だけを誇った時
何故なら全世界にそれに似たものは何もなかったから
神は彼の激怒を振り上げました
バビロンの王ネブカドネザルによって
そして軍と共に彼に聖都を占領させ聖なる神殿と共にそれを焼かせました
神の預言者たちが震えて触れた聖なるものが
邪悪に満ちた異教徒たちの足の下に踏み躙られるまでになりました
アブラハムは彼の息子イシュマエルを度を少し超して愛しました
それ故に神は命じました
アブラハムの心から邪悪な愛を断つ為に
彼が彼の息子を殺すように
彼は切る短刀を持ってそれを実行しました
ダビデはアブサロムを激しく愛しました
そしてそれ故に神はそれを引き起こしました
息子は彼の父に反乱を起こして彼の髪の毛によって吊るされヨアブによって殺されたことを
神の恐るべき裁きよ
アブサロムが全てのもの以上に彼の髪の毛を愛して
そしてこれが同時に彼をぶら下げる綱に変わった故
罪なきヨブは彼の七人の息子と三人の娘を愛しました
神が彼をサタンの手に渡した時
サタンは一日で彼の息子と彼の富を彼から奪っただけではなく
又彼を酷い病気で打ちました
七年間彼の肉から蛆が生じ続けるまでに
私たちの父ヤコブは彼の他の息子たちよりヨセフを愛しました
それ故に神は彼を売らせました
そしてこれらの同じ息子たちによってヤコブを欺かせました
獣たちが彼の息子を貪り喰ったと彼は信じて
それで十年喪に服し続けたまでに
100章
生ける神に誓って
兄弟たちよ
神が私に対して怒りを向けないか私は恐れます
それ故にあなたたちはユダヤとイスラエルを巡って行かなければなりません
イスラエルの十二部族に真実を伝道しながら
彼等が誤りを悟る為に
弟子たちは答えました
恐れて泣きながら
あなたが私たちに命じることは何でも私たちはします
そこでイエスは言いました
私たちは三日間祈って断食しましょう
そして今後毎晩最初の星が現れる時
神に祈りが捧げられる時
私たちは三回祈りましょう
彼に三倍憐れみを求めて
何故ならイスラエルの罪は他の罪より三倍酷いから
そうあれかし
弟子たちは答えました
三日目が終わった時
四日目の朝に
イエスは全ての弟子たちと使徒たちを一緒に呼んで彼等に言いました
バルナバとヨハネが私と共に留まれば十分です
他のあなたたちはサマリヤとユダヤとイスラエルの全地域に行きなさい
悔い改めを説きながら
何故なら斧が木の近くにそれを切り倒す為に置かれているから
そして病人の為に祈りなさい
何故なら神は私にあらゆる病気を支配する権限を与えたから
そこで書く者が言いました
師よ
もしあなたの弟子たちが悔い改めを示す方法を尋ねられたら
何と彼等は答えるべきですか?
イエスは答えました
人が財布を失う時
彼は彼の目だけを振り返らせるか?
それを見つける為に
あるいは彼の手を
それを取る為に
あるいは彼の舌を
尋ねる為に
確かに
そうではなく彼は彼の全身を振り返らせて
それを見つける為に彼の全霊全力を使います
これは真ですか?
そこで書く者は答えました
それは最高に真です
101章
そこでイエスは言いました
悔い改めは邪悪な生活を元に戻します
何故ならあらゆる感覚は罪を犯している間に働く感覚から逆転しなければならないから
喜び楽しみの代わりに嘆き悲しみが置かれなければなりません
笑いの代わりに活動が
情欲の代わりに純潔が
物語ることは祈りに変えなさい
強欲は施しに
そこで書く者は答えました
しかしもし彼等が尋ねられたら
どのように私たちは嘆き悲しむべきか
どのように私たちは泣くべきか
どのように私たちは断食すべきか
どのように私たちは活動を示すすべきか
どのように私たちは純潔を守るべきか
どのように私たちは祈りを捧げて施しをすべきか
どんな答えを彼等は与えるべきでしょうか?
そしてどのように彼等は正しく懺悔すべきか?
もし彼等が悔い改めの方法を知らないなら
イエスは答えました
あなたが尋ねるのはもっともです
バルナバよ
そして私は全て完全に答えたいと思います
もしそれが神を喜ばすなら
それで今日私はあなたに一般の悔い改めについて語りましょう
そして私が一人に言うことを私は全てに言います
悔い改めは何よりも神への純粋な愛の為に為されなければならないことを知りなさい
さもなければ悔い改めることは無駄になるでしょう
何故なら私はあなたに譬えによって語るから
あらゆる建物は
もしそれの基礎が取り除かれたら
倒れて廃墟になります
これは真ですか?
それは真です
弟子たちは答えました
そこでイエスは言いました
救いの基礎は神です
彼なしに救いはありません
人が罪を犯す時
彼は彼の救いの基礎を失いました
それで基礎から始める必要があります
私に告げなさい
もしあなたたちの奴隷たちがあなたを怒らせたら
そしてあなたたちが知ったなら
あなたを怒らせたことを彼等が悲しまないで
彼等の報酬を失ったことを悲しんでいることを
あなたたちは彼等を許しますか?
確かに違います
そのように私はあなたたちに告げます
神は楽園を失ったことを悔やむ者たちにそうするでしょう
サタンは
あらゆゆ善の敵は
楽園を失って地獄を得たことを大いに後悔しました
しかしそれでも彼は憐れみを見出すことは決してないでしょう
そしてあなたたちは何故か分かりますか?
何故なら彼は神への愛を持たないから
それどころか彼は彼の創造主を憎むから
102章
真に私はあなたたちに言います
動物は皆それ自身の性質に従って
もしそれが望むものを失うなら
その失われた良いものの為に嘆き悲しみます
従って
本当に罪を悔いる罪人は彼自身を罰することを大いに望まなければなりません
彼が彼の創造主に敵対した為に
彼は祈る時神の楽園を敢えて懇願しないように
あるいは地獄から彼を解放するように
そうではなく心を乱して
神の前に立ちなさい
彼は彼の祈りの中でこう言います
罪ある者を見て下さい
主よ
何の理由もなくあなたを怒らせた者を
あなたに仕えるべき正にその時に
それ故にここに彼は求めます
彼が実行したことがあなたの手によって罰せられることを
あなたの敵サタンの手によってではなく
不信仰者があなたの創造物に対する勝利を喜ばない為に
厳罰に処して下さい
好きなように罰して下さい
主よ
何故ならあなたは私に決して激痛を与えないから
この悪人が受けるに値するほど
それ故に罪人は
この悔い改めの方法を守ることで
神の憐れみをより多く見出すでしょう
彼が裁きを懇願するに従って
確かに
罪人の笑いは忌まわしい冒涜です
この世は私たちの父ダビデによって正しく呼ばれています
涙の谷(苦悩の地;憂世)と
奴隷の一人を養子にした王が居ました
その者を彼は全所有地の支配者にしました
さて偶々
ある悪人の欺きによってその惨めな者は王の不興の下に置かれました
その為彼は大いなる苦しみを受けました
彼の資産だけではなく
軽蔑されることによって
そして彼が毎日働いて稼いだ全てを奪われることによって
そのような男は何時笑うとあなたたちは思いますか?
いいえ
確かに
弟子たちは答えました
もし王がそれを知ったなら
彼は彼を殺すでしょう
彼が王の不興を笑うのを知るなら
しかし多分彼は日夜泣くでしょう
そこでイエスは泣きました
こう言って
この世は災いだ
何故ならそれは永遠の苦しみを確かに受けるから
惨めな人間よ
何故なら神はあなたを息子に選んで
あなたに楽園を与え
それ故にあなたは
惨めな者よ
サタンの働きによって神の不興の下に置かれ
楽園から追放され汚れたこの世に追いやられました
そこであなたは苦労と共に全てのことを受けます
そしてあらゆる善き業は絶え間なく罪を犯すことによってあなたから取られます
そしてこの世は簡単に笑います
そして更に悪いことに
最大の罪人である者は残りの者より笑います
それ故に
あなたたちが言ったように
神は罪人の上に永遠の死の判決を下すでしょう
彼の罪を笑ってその為に泣かない者に
103章
罪人の泣くさまは死に近い息子について泣く父のそれのようでなければなりません
人の狂気のさたよ
魂が離れた体のことを泣いて
魂のことを泣きません
それ(魂か)ら
罪の故に
神の憐れみが離れているのに
私に告げなさい
もし船乗りが
彼の船が嵐によって難破した時
泣くことによって彼が失ったものを全て取り戻すことが出来たら
彼は何をするだろうか?
確かに彼は激しく泣くでしょう
しかし私はあなたたちに真に言います
人は泣く全ての事で彼は罪を犯します
彼が彼の罪の為に泣く時だけを除いて
何故なら人に臨むあらゆる苦痛は彼の救いの為に神から彼に臨むから
その為彼はそこで喜ばなければなりません
しかし罪は人の破滅の為に悪魔から来ます
そしてそれを人は悲しみません
確かにここであなたたちは理解できます
人は損失を求めて利益を求めないことを
バルトロマイが言いました
主よ
彼の心が泣くことに不慣れである為に泣くことが出来ない者はどうすべきでしょうか?
イエスは答えました
涙を流す者全てが泣くわけではありません
バルトロマイよ
生ける神に誓って
今だかつて目から涙を落したことがない人々が見出されます
そして彼等は涙を流す千人の者より泣きました
罪人が泣くことは激しい悲しみによってこの世の感情を燃え尽くすことです
日光が一番上に置かれたものを腐敗から守るように
まさにそのようにこの燃え尽くすことは罪から魂を守ります
もし神が本当に罪を悔いている人に涙を与えるなら
海が有する水ほど多く
彼はさらに多くを望んでこの望みは彼が喜んで流す小さな雫を燃え尽くします
燃える暖炉が水滴を燃え尽くすように
しかし簡単にはじけて泣く者は
その荷が軽くなるほど速く進む馬のようです
104章
真に心の内に愛情と外側に涙の両方を持つ人々がいます
しかしこのような者は
エレミヤのような人になるでしょう
泣くことによって
神は涙より強い悲しみを評価します
そこでヨハネは言いました
師よ
どうして人は罪より他の事で泣くことで損するのですか?
イエスは答えました
もしヘロデが彼を守る為にあなたに外套を与えて
後にそれをあなたから取り去ったなら
あなたは泣く理由がありますか?
いいえ
ヨハネは言いました
そこでイエスは言いました
さて人は泣く理由がありません
彼が何かを失う時
あるいは彼が持ちたいものを持たない時
何故なら全ては神の手から来るから
従って
神は彼の好きなように彼自身のものを処分する力を持たないだろうか?
愚かな人よ
何故ならあなた自身のものは
罪だけであるから
そしてその為にあなたは泣くべきです
そして何か他の為ではありません
マタイが言いました
師よ
あなたは全てのユダヤ人の前で打ち明けました
神は人に似たものではないと
そして今あなたは言いました
人は神の手から受け取ると
従って
神は手を持つ故に彼は人に似たものを持っています
イエスは答えました
あなたは間違っています
マタイよ
そして多くの者がそのように間違いました
言葉の意味を知らないで
何故なら人は言葉の外側を考慮すべきではないから
そうではなく意味を考慮すべきです
人間の会話は私たちと神との間の通訳のようであったので
今あなたたちは分かりません
神がシナイ山で私たちの父祖たちに話して下さった時
私たちの父祖たちは叫びました
あなたが私たちに話して下さい
モーセよ
そして神が私たちに話さないで下さい
私たちが死なないように
そして預言者イザヤによって神が言ったことは
天が地から遠いように
そのように神の道は人々の道から遠い
そして神の考えは人々の考えから遠い
105章
神はあまりに測り知れないので私は彼を説明することに身震いします
しかし私はあなたたちに一つの定理を出す必要があります
それで私はあなたたちに告げます
天は九つです
そしてそれらは互いに遠く離れています
第一の天が地から遠く離れているように
それは地から五百年の行程の遠さにあります
それ故に地は最も高い天から四千五百年の行程の遠さにあります
私はあなたたちに告げます
従って
地は第一の天に比べて針の先ほどです
そして第一の天は第二の天に比べて点ほどです
そして同様に全ての天は次の天にどれも劣っています
しかし全ての地の大きさは全ての天の大きさと共に楽園に比べて点ほどです
砂粒ほどです
これは計り知れないことですか?
弟子たちは答えました
はい
確かに
そこでイエスは言いました
生ける神に誓って
御前に私に魂は立ちます
神の前に宇宙は砂粒ほど小さいものです
砂粒を取って全ての天と楽園とその他もろもろを満たすより神は何倍も大きいものです
さああなたたちは考えなさい
神が人と比べられるかどうか
人は地の上にある小さな土の欠片です
気を付けなさい
だから
あなたたちは合理的な言葉を信じて中身のない言葉を信じないようにしなさい
もしあなたたちが永遠の命を持ちたいのなら
弟子たちは答えました
神だけが彼自身を知ることが出来ます
そしてそれは真に預言者イザヤが言った通りです
彼は人間の五感から隠されています
イエスは答えました
そうですそれは真です
それ故に
私たちは楽園に居る時神を知るでしょう
ここで人が塩水の一滴から海を知るように
私の話しに戻って
人は罪の為にだけ泣くべきであると私はあなたたちに告げます
何故なら罪を犯すことによって人は彼の創造主を捨てるから
しかし楽しみと宴に出る者がどうして泣くことが出来ますか?
氷が燃える時に彼は泣くでしょう
あなたたちは楽しみを断食に変えなければなりません
もしあなたたちがあなたたちの五感を支配するつもりなら
たとえそうでも私たちの神が支配権をもっています
タダイが言いました
そうです
神は支配するものを知っています
イエスは答えました
あなたはこういう格言に戻っていませんか?
神はこれを持っています
神はそのようです
私に告げなさい
人は感覚を持っていますか?
はい
弟子たちは答えました
イエスは言いました
彼の中に命を持ちながら
彼の中で感覚は働かないと見出される人はあり得ますか?
いいえ
弟子たちは答えました
あなたたちは自分自身を騙しています
イエスは言いました
何故なら盲である者は
聾である者は
唖である者は
そして手足を切断した者は
どこに彼の感覚があるのか?
そして人が卒倒する時
そこで弟子たちは当惑しました
イエスが言った時
人を造り上げる三つのものがあります
それは
魂と感覚と肉です
それぞれ離れています
あなたたちが聞いたように私たちの神は魂と体を創りました
しかし彼がどのように感覚を創ったかあなたたちは未だ聞いていません
それゆえに明日
もし神が宜しければ
私はあなたたちに全てを告げましょう
そしてこれを言ってイエスは神に感謝を捧げました
そして私たちの民の救いの為に祈りました
私たちは皆言いました
アーメン
106章
夜明けの祈りを終えて
イエスは椰子の木の下に座りました
そしてそこへ彼の弟子たちは彼に近づきました
そこでイエスは言いました
生ける神に誓って
御前に私の魂は立ちます
多くの者は私たちの命に関することで騙されています
何故なら魂と感覚はぴったり結合されているので
人々の多くが魂と感覚は一つであり同じものであると断言します
それを働きによって分け本質によって分けません
それを感受性のある魂
成長力のある魂
知性のある魂と呼びます
しかし真に私はあなたたちに言います
魂は一つです
それは考えて生きています
愚か者よ
命なしの知性的な魂を彼等はどこに見出し得るのか?
確かに
決して見出しません
しかし感覚なしの命は簡単に見出されます
感覚が彼を去って無意識の中に見られるように
タダイが答えました
師よ
感覚が命を去る時
人は命がありません
イエスは答えました
これは真ではありません
何故なら魂が離れる時人は命を奪われるから
何故なら魂が最早体に戻らないから
奇跡による以外
しかし感覚はそれが受ける恐れの故に離れます
或いは魂が抱く大いなる悲しみの故に
何故なら感覚を神は喜びの為に創ったから
そしてそれだけによってそれは生きています
体が血によって生き魂が知識と愛によって生きるように
この感覚は今や魂に反抗しています
罪の為に楽園の喜びを奪われた怒りの為に
それ故に精神的な喜びと共にそれ(感覚)を養い育てる必要が大いにあります
肉体の喜びに生きることを望まない者の為に
あなたたちは分かりますか?
真に私はあなたたちに言います
それを創った神はそれを地獄にそして耐えられない雪と氷に追いやりました
何故ならそれは神であると言ったから
しかし彼がそれの養育を拒んだ時
それからそれの食べ物を取り去って
それは神の僕で彼の手の業であったと告白しました
そして今私に告げなさい
不信仰者にどんな感覚が働くか?
確かに
それは彼等の中で神のようです
彼等が感覚に従うのを見ると
理性と神の法を捨てて
それ故に彼等は忌まわしい者になります
そして何ら善い業をしません
107章
それ故に罪を悲しむことに伴う最初のことは断食することです
何故なら或る食べ物が彼を病気にすることを理解する者は
彼は死を恐れる為
彼はそれを食べたことを悲しんだ後に
それを捨てるから
彼自身を病気にさせないように
そのように罪人はするべきです
喜びが彼の創造主である神に対して彼に罪を犯させることを理解して
この世の良いものに感覚を従わせることによって
そうしたことを彼に悲しませなさい
何故ならそれは彼から奪うから
神を
彼の命を
そして彼に地獄の永遠の死を与えるから
しかし人は生きている間この世の良いものを取らなければならないので
断食はこの点で必要です
それで感覚を抑制して彼の主として神を知ることを彼に続けさせましょう
そして感覚が断食を嫌うことを彼が気付く時
彼はそれ(感覚)の前に地獄の状況を置きましょう
そこでは無限の悲しみ以外喜びは全く受け取れません
彼はそれ(感覚)の前に楽園の喜びを置きましょう
それは非常に大きくて楽園の喜びの一粒はこの世の喜びの全てより大きなものです
その為にそれ(感覚)は容易に抑制されるでしょう
何故なら多く受け取る為に少しで満足することは良いことであるから
少しの抑制で全てを奪われて苦痛の中に住むより
あなたたちは良い断食をする為に金持ちの饗宴者を思い出すべきです
何故なら彼は
この地上で毎日美味しいものを食べて暮らすことを望んで
永遠に水の一滴を奪われました
一方ラザロは
この地上でパンくずに満足して
楽園の喜びに溢れる豊かさの中に永遠に住むことが出来ます
しかし罪を悔いた人に用心させなさい
何故ならサタンはあらゆる良い業を無効にすることを求めるから
そして他の者たちより罪を悔いた人により以上求めるから
何故なら罪を悔いる人は彼に反抗したから
そして彼の忠実な僕であることから反抗する敵に変わったから
それ故にサタンはどのようにしても彼は断食すべきではない理由を捜すでしょう
病気の口実の下で
そしてこれが役に立たない時彼(サタン)は彼を過激な断食に招くでしょう
彼が病気になってその後で楽しく生きられるように
そしてもし彼がこれに成功しなかったら
彼の断食を簡単に体の食べ物の上に置かせることを彼(サタン)は求めるでしょう
彼が彼自身(サタン)に似るようになる為に
彼は決して食べることなく常に罪を犯しています
生ける神に誓って
体から食べ物を奪って魂を罪で満たすことは忌まわしいことです
断食しない彼等を軽蔑して
彼等より自分自身を優れているとして
私に告げなさい
病人は食事制限を誇るだろうか?
それは医師によって彼に課されたことを
そして食事制限をしない者たちを気違い呼ばわりするだろうか?
確かに違います
そうではなく彼は病気を悲しむでしょう
彼が食事制限しなければならない故に
それ故に私はあなたたちに言います
罪を悔いた人は彼の断食を誇ってはいけません
そして断食しない者たちを軽蔑してはいけません
そうではなく彼がその為に断食した罪を悲しむべきです
また罪を悔いて断食する人は美味しい食べ物を調達すべきではなく
彼は粗末な食べ物で彼自身を満足させなければいけません
さあ人は美味しい食べ物を噛む犬と蹴る馬に与えるでしょうか?
いいえ
確かに
むしろの逆です
そしてこれであなたたちは断食について十分満足したでしょう
108章
耳を傾けなさい
目を覚ましていることに関して私があなたたちに言わなければならないことに
何故なら眠ることに二種類あるので
即ち
体の眠りと魂の眠りが
そのようにあなたたちは目を覚ましていることに気を付けなければならないから
体が目を覚まして間に魂が眠らないように
何故ならこれは最も酷い誤りであるから
私に告げなさい
譬えの中で
歩いている間に自分自身を岩に打ちつける男がいます
彼の足で更に打つことを避ける為に
彼は彼の頭で打ちます
そのような男の状態はどうですか?
悲惨です
弟子たちは答えました
何故ならそのような男は狂乱しているから
そこでイエスは言いました
あなたたちは適切に答えました
何故なら私はあなたたちに言うから
体で目を覚まして魂で眠る者は狂乱していると
精神的な病気は肉体の病気より酷いので
それは更に癒しがたいものです
それ故に
惨めな人は体で眠らないことを誇り
体は命の足です
魂で眠る彼の惨めさに気が付かないのか?
魂は命の頭です
魂の眠りとは神と彼の恐るべき裁きを忘れることです
魂は
それ故に
目を覚ましている魂とはことごとくの事でことごとくの場所で神を知覚することです
そしてことごとくの事でことごとくの事を通してことごとく事の上に彼の主権者に感謝を捧げることです
常にことごとくの時に神から恵みと慈悲を受けていることを知って
彼の主権者への畏れの故に常にその耳にあの天使の言葉が鳴り響きます
創造物たちよ
裁きの許に来なさい
何故ならあなたたちの創造主があなたたちを裁くから
何故ならそれ(裁き)は神の儀式の中に常にあるから
私に告げなさい
あなたたちはどちらを望むのか?
星の光で見ることか或いは太陽の光で見ることか
アンデレは答えました
太陽の光で
何故なら星の光で私たちは近くの山々を見れないから
そして太陽の光で私たちは砂の極く小さな粒を見るから
それ故に私たちは星の光で恐々歩きますが
太陽の光で安全に進みます
109章
イエスは答えました
それで私はあなたたちに告げます
あなたたちは私たちの神である太陽によって魂で目を覚ましている必要があります
そして体の目を覚ましていることで自分自身を誇ってはいけません
それは最も真実です
それ故に
体の眠りを出来る限り避けるべきであることは
しかし不可能なことは完全に避けるべきです
感覚と肉体は食べ物で圧迫され魂は仕事で圧迫されます
それ故に眠りを少なくして多過ぎる仕事と多量の食べ物を避けるようにしましょう
生ける神に誓って
御前に私の魂は立ちます
毎晩多少眠ることは法に適っいます
しかし神と彼の恐るべき裁きを忘れることは法に適っていません
そして魂の眠りはそのように忘れることです
そこで書く者が答えました
師よ
どうやって私たちは常に神を記憶に留めることが出来ますか?
確かに
それは私たちに不可能に思えます
イエスは言いました
ため息をついて
これは人が経験する最大の惨めさです
バルナバよ
何故なら人は地上のここで彼の創造主である神を常に記憶していることが出来ないから
聖なる者たちを除いて
何故なら彼等は常に神を記憶に留めているから
何故なら彼等は彼等の中に神の恵みの光を持っているから
その為に彼等は神を忘れることが出来ません
しかし私に告げなさい
あなたたちは石切り場で働く者たちを見たことがありますか?
いかに彼等は彼等の絶え間ない経験によって打ち込み方を学んだ故に
彼等は互いに話しながらその間中ずっと石を加工する鉄の道具を打ち込んでいます
鉄の道具を見ないで
それでも彼等は彼等の手を打ちません
さてあなたたちも同様にしなさい
聖なる者であることを望みなさい
もしあなたたちがこの忘却の惨めさに完全に打ち勝ちたいなら
確かにそれは水が堅い岩を切り開くことです
長い期間の間一滴ずつそれを打って
どうしてあなたたちはこの惨めさに打ち勝つ方法が分からないのか?
何故ならあなたたちはそれが罪であることに気付かなかったから
だからそれは誤りであると私はあなたたちに告げます
君主があなたたちに贈り物を与える時
人よ
あなたたちはあなたたちの目を閉じて彼に背を向けるべきです
神を忘れる者たちはそうしています
何故なら常に人は神から贈り物と恵みを受けているから
110章
さあ私に告げなさい
私たちの神は何時でもあなたたちに賜物を与えるだろうか?
その通り
確かに
何故なら絶え間なく彼はあなたたちに息を供給するから
それによってあなたたちが生きる為
真に
真に
私はあなたたちに言います
あなたたちの体が息を受ける度毎に
あなたたちの心はこう言うべきです
神に感謝します
そこでヨハネが言いました
あなたが言うことは最も真実です
師よ
それ故にこの祝福された状態に到達する道を私たちに教えて下さい
イエスは答えました
真に私はあなたたちに言います
人は人間の力によってそのような状態に到達することは出来ません
私たちの主なる神の慈悲による以外
それは本当に真実です
人は神がそれ(慈悲)を彼に与える為に善を望むべきであるというのは
私に告げなさい
あなたたちが食卓について居る時に見ることを望まない肉を食べますか?
確かに
それで私はあなたたちに言います
あなたたちは望まないものを受け入れてはいけないと
神は可能です
もしあなたたちが聖になることを望むなら
目を瞬くより少ない時間であなたたちを聖なる者にすることは
しかし人が贈り物を知覚できる為に
そして贈り主である神が望む為に
私たちが待ち望んで求めることを
的を射る練習をする者たちをあなたたちは見たことがありますか?
確かに彼等は何度も無駄に射ます
しかしながら
彼等は決して無駄に射ることを望んでいません
そうではなく常に的を射ることを願っています
さああなたたちはこのことをしなさい
私たちの神を記憶に留めて置きたいあなたたちは
そしてあなたたちが忘れる時
嘆き悲しみなさい
何故なら神はあなたたちに猶予を与えるから
私が言った全てのことに到達する為に
断食と精神的に目覚めていることは他のことと一つに結ばれます
もし人が目を覚ましていることを破るなら
直ちに断食は破られます
何故なら罪を犯すことで人は魂の断食を破るから
そして神を忘れるから
魂を注視する故に目を覚ましていることと断食は常に私たちと全ての人々の為に必要です
何故なら誰にも罪を犯すことは合法ではないから
しかし体の断食と目を覚ましていることは
私を信じなさい
それらは何時でも可能ではありません
全ての人々にとって
何故なら病気や老いた人々が居るから
子を持つ女たちが
食事療法する人々が
子供たちが
弱い顔色の他の者たちが
本当に各人は
彼に適した寸法に従って服を着て
この断食を選ぶべきです
何故なら子供の衣服は三十歳の男に合わないように
そのように目を覚ましていることと断食は或る人のものは他の人に合わないから
111章
しかしサタンが彼の全力を使ってそれを引き起こそうとすることに用心しなさい
あなたたちが夜の間中目を覚ましていて
その後で眠り続けること
神の命令によってあなたたちが祈って神の言葉を聞かなければならない時に
私に告げなさい
それはあなたたちを喜ばせるだろうか?
もしあなたたちの友人が肉を食べあなたたちに骨を与えるなら
ペトロは答えました
いいえ
師よ
何故ならそのような人を友人と呼ぶべきではなく
嘲る人と呼ぶべきであるから
イエスはため息をついて答えました
あなたは真実を適切に言いました
ペトロよ
何故なら真に体で目を覚ましている人が皆それ以上必要とするのは
眠ることだから
さもないと彼の頭は眠りで重く垂れ下がります
彼が祈って神の言葉を聞かなければならない時に
そのような恥知らずの人は彼の創造主である神を嘲る者であり
そのような罪を犯す者です
その上
彼は盗人です
彼は神に与えるべき時間を盗んで
それを消耗して
そして事実上
彼を満足させている故に
最上の葡萄酒の器で人は彼の敵に飲ませました
葡萄酒が最上である間
しかし葡萄酒が滓になると彼は彼の主人に飲ませました
どうすると
あなたたちは考えますか?
主人は彼の僕に
彼が全てを知って
僕が彼の前にいる時
確かに
彼(主人)は彼(僕)を打って彼を殺すでしょう
世の法律に従って正当な怒りによって
そして今神は人に対してどうするでしょうか?
彼の最上の時間を仕事に
そして最悪の時間を祈りと法の学びに費やす者に
邪悪な者は災いだ
何故ならこれ故に又更に大きな罪故にその心は押し下げられるから
従って
私があなたたちに言った時
笑いが泣くことに変わるべきであると
宴が断食に
眠りが目を覚ましていることに
あなたたちが聞いた全てのことを私は三つの言葉で囲い込みました
この地上で人は常に泣くべきであると
そして泣くことは心からでなければならないと
何故なら私たちの創造主である神を怒らせるから
あなたたちが感覚を支配する為に断食することは
そして罪を犯さない為に目を覚ましていることは
そして肉体的に泣くことと肉体的に断食して目を覚ましていることは各人の体質に従って取り入れられなければならないと
112章
これを言ってから
イエスは言いました
あなたたちは畑の作物から私たちの命を支える為に必要なものを捜し求めなければなりません
何故なら私たちがパンを食べずにいるのは今や八日です
それ故に私は私たちの神に祈りましょう
そしてバルナバと共にあなたたちを待ちましょう
そこで全ての弟子たちと使徒たちは四人ずつと六人ずつ去って行きしました
そしてイエスの言葉に従って彼等の道に進みました
書く者はイエスと共に残りました
その後でイエスは
泣いて
言いました
バルナバよ
私はあなたに重大な秘密を明らかにする必要があります
それを
私がこの世から去らなければならない後に
あなたはそれを明らかにしなさい
そこで書く者は答えました
泣いて
そして言いました
私が泣くことを許して下さい
師よ
そして他の人々も又
何故なら私たちは罪人であり
そしてあなたは
聖人で神の預言者であるから
あなたがそれほど酷く泣くことは相応しくありません
イエスは答えました
私を信じなさい
バルナバ
私は必要とするだけ泣くことは出来ません
何故ならもし人々が私を神と呼ぶなら
私はここで神を見たはずです
楽園で彼を見るように
そして裁きの日を恐れることなく安心であるはずです
しかし私が罪のないことを神は知っています
何故なら私は貧しい僕以上の者であるという考えを心に抱いたことは決してないから
私はあなたに言います
もし私が神と呼ばれなかったら私は楽園に行こくとが出来たでしょう
私がこの世から去らなければならない時
ところが今や私は裁きの日までそこに行くことが出来ません
今やあなたは分かります
私が泣く理由をもっているかどうか
知りなさい
バルナバよ
この為に私は大きな迫害を受けていることを
そして私の弟子たちの一人によって三十枚の金の為に売られることを
その後で私を売る者は私の名によって殺されることは確かです
何故なら神が私を地から取り上げて
裏切り者の外観を変えて皆が彼を私であると信じるから
しかしながら
彼が邪悪な死を遂げる時
私はこの世で長い間その不名誉の中に留まるでしょう
しかしモハメットが来る時
神の聖なる使徒が
その不名誉は取り除かれるでしょう
そしてこれを神が実行するでしょう
私がメシアの真実を告白した故に
彼は私に報酬を与えるでしょう
私は生きていると知られて不名誉の死を経験しない者になるでしょう
そこで書く者は答えました
師よ
恥知らずの人を私に告げて下さい
何故なら私は喜んで彼の息を塞いで殺すから
黙りなさい
イエスは答えました
何故ならそうするのは神の意志だから
そして彼は他にすることは出来ません
しかしあなたは取り計らいなさい
私の母がそのような出来事に苦しむ時
あなたは彼女に真実を告げることを
彼女が安堵する為に
そこで書く者は答えました
これを全て私はします
師よ
もし神が望むなら
113章
弟子たちが帰って来た時彼等は松ぼっくりを持って来ました
そして神の意志によって彼等は沢山の量の棗椰子の実を見つけました
そこで真昼の祈りの後に彼等はイエスと共に食べました
その後で使徒たちと弟子たちは
憂い顔をしている彼を見て
イエスが直ぐにこの世から去っていかなければならないかと恐れました
するとイエスは彼等を慰めて
言います
恐れてはいけません
何故なら私があなたたちから去るべき私の時は未だ来ていないから
私はあなたたちと共にまだ暫くの間留まります
それ故に私はあなたたちに今教えなければなりません
あなたたちが行って
私が言ったように
イスラエル中に悔い改めを説く為に
神がイスラエルの罪を憐れむ為に
それ故に各人怠惰に気を付けなさい
そしてもっと多く懺悔する者でありなさい
何故なら良い実を産み出さない木は皆切り倒されて火に投げ込まれるから
葡萄園を持った市民が居ました
それの真ん中に庭がありました
そこには美しい無花果の木がありました
三年して所有者が来た時彼は何の実も見出しませんでした
そして他の木は皆実を付けているのを見て彼は彼の葡萄園の園丁に言いました
この悪い木を切り倒しなさい
何故ならそれは地面の邪魔になっているから
葡萄園の園丁は答えました
そうではありません
我が主よ
何故ならそれは美しい木だから
黙りなさい
所有者は言いました
何故なら私は役に立たない美に関心がないから
椰子とバルサムは無花果より貴いことをあなたは知るべきです
しかし私は私の家の中庭に椰子とバルサムの苗を植えて
私は高価な壁で囲みました
しかしこれらが実を付けずに
家の前で葉を積み上げて地面を腐らせた時
私はそれらを両方とも取り除かさせました
そしてどうして私は家から遠い無花果の木を許せるでしょうか?
それは私の庭と私の葡萄園を邪魔しています
そこでは他の木は皆実を付けているのに
確かに私は最早これ以上それを許しません
そこで葡萄園の園丁が言いました
主よ
土が肥沃すぎます
待って下さい
それ故に
もう一年
何故なら私は無花果の木の枝を刈リ込み
それから肥えた土を取り去り
石だらけの痩せた土に置きます
そうすればそれは実を付けるでしょう
所有者は答えました
さあ行ってそうしなさい
何故なら私は待つから
そして無花果の木は実を付けるでしょう
あなたたちはこの譬えが分かりますか?
弟子たちは答えました
いいえ
主よ
それ故にそれを私たちに説明して下さい
114章
イエスは答えました
真に私はあなたたちに言います
所有者は神です
そして葡萄園の園丁は彼の法です
神は
その時
楽園に椰子とバルサムを持っていました
何故なら椰子はサタンであり最初の人はバルサムであるから
彼は彼等を追い出しました
彼等が善い業の実を産み出さず
罪深い言葉を発した故に
それで多くの天使たちと多くの人々は有罪と宣告されました
今や神はこの世に人を置いています
神に仕える彼の創造物たちの真ん中に
彼等の全ては
彼の戒めに従い
そして人は
私は言います
実を産まなければ
神は彼を切り倒して彼を地獄に送るでしょう
彼があの天使と最初の人を許さなかったことを考えると
あの天使は永遠に
そして人は一時の間
それ故に神の法は言います
人は現世に多過ぎる財を持っているので
苦難を経験して地上の財を奪われることが必要不可欠です
彼が善き業を為す為に
それ故に私たちの神は人が悔い改めることを待ちます
真に私はあなたたちに言います
私たちの神は人がそう働くように運命づけました
ヨブが言ったように
神の友で預言者の
鳥は飛ぶ為に魚は泳ぐ為に生まれるように
そのように人は働く為に生まれます
又私たちの父ダビデが
神の預言者が
言います
私たちの手が産み出すものを食べることで私たちは祝福されるでしょう
そして私たちはそうすることで上手くいくでしょう
それ故に各人働きなさい
彼の資質に従って
さあ私に告げなさい
もし私たちの父ダビデと彼の息子ソロモンが彼等の手で働いたのなら
罪人は何をするべきでしょうか?
ヨハネが言いました
師よ
働くことは正しいことです
しかしこれは貧乏人が当然するべきことです
イエスは答えました
そうです
彼等は他にすることは出来ません
しかしそれが善でないことをあなたたちは知っています
善である為に
必要から解放されなければならないのでは?
太陽と他の惑星は神の規則によって強く支配されているので
彼等は他にすることは出来ません
それ故に彼等には是非はありません
私に告げなさい
神が働くことを戒めに与えた時
彼は言ったのか?
貧乏人は彼の顔の汗によって生きなければならないと
そしてヨブは言ったのか?
鳥は飛ぶ為に生まれ
そのように貧乏人は働く為に生まれると
そうではなく神は人に
あなたの顔の汗によってあなたはパンを食べなさい
そしてヨブは
人は働く為に生まれる
それ故に人でない者だけがこの戒めから解放されます
確かに全てのものは金がかかるという理由だけでなく
働いていない人々が非常に沢山いる為に
もしこれらが労働するなら
或る者は地面を耕し或る者は水中の魚を釣って
この世で最も豊かになるでしょう
そして働かないことを裁きの恐ろしい日に申し開きをしなければならないでしょう
115章
人は私に多少なりとも言ってみなさい
何を彼はこの世に齎したか
彼が怠惰に生きた故に
それは確かです
彼が裸で生まれて
何も出来なかったことは
それ故に
彼が見出した全てのものの
彼は所有者ではなく
管理者です
そして彼はあの恐ろしい日にそれについて説明しなければなりません
卑しむべき情欲は
人を野蛮な獣のようにするものは
大いに懸念されるべきです
何故なら敵はそれ自身の家族の一員であるから
その為あなたの敵が来ないような場所に行くことは不可能であるから
ああ
如何に多くの者が情欲によって滅びたか
情欲によって大洪水が来ました
その結果神の慈悲の前にこの世は滅びました
そしてその結果ノアと八十三人の人間fだけが救われました
情欲の為に神は三つの邪悪な町を打ちのめしました
そこからロトと彼の二人の子供だけが逃げました
情欲の為にベンジャミン部族はほとんど消滅しました
そして真に私はあなたたちに言います
もし私があなたたちに語るなら
いかに多くの者が情欲によって滅びたか
五日間では足りないでしょう
ヤコブは答えました
師よ
何が情欲を意味しますか?
イエスは答えました
情欲は抑制されていない愛の欲望です
それは
理性によって導かれないで
人の知性と愛情の境を裂き
その為に人は
己を知ることなく
彼が憎むべきものを愛します
私を信じなさい
人はものを愛する時
神がそのようなものを彼に与えた故ではなく
それの所有者として
彼は姦淫者です
その為に魂を
それの創造主である神と結び付いていなければならないものを
彼は創造物に結び付けました
それで神は預言者イザヤによって嘆きました
こう言って
あなたは多くの愛人と姦淫を犯しました
それにも拘わらず
私の許に戻って来なさい
そうすれば私はあなたを受け入れます
生ける神に誓って
御前に私の魂は立ちます
もし人の心の中に内なる情欲がなかったなら
彼は外界に落ちなかったでしょう
何故ならもし根が取り除かれるなら木は速やかに死ぬから
男はそれ故に彼の創造主が彼に与えた妻で満足して
他の全ての女を忘れなさい
アンデレが答えました
どうして男が女たちを忘れることが出来ますか
もし多くの彼女たちが居る町に彼が暮らすなら
イエスは答えました
アンデレよ
確かに町で暮らす者を
それは彼を害します
町はあらゆる不正を吸う海綿であるから
116章
男は町の中で生きる必要があります
まさに兵士が生きるように
彼が要塞の周りに敵を持つ時に
あらゆる攻撃に対して彼自身を守りながら
そして市民の一部分の裏切りを常に恐れながら
そうであっても
私は言います
彼はあらゆる外なる罪の誘惑を跳ね付けなさい
そして感覚を恐れなさい
何故ならそれは汚れたものに対して最高の欲望を持っているから
しかしどうして彼が自分自身を守ることが出来るのか
もし彼が目を制御しないなら
それはあらゆる肉体の罪の源です
生ける神に誓って
御前に私の魂は立ちます
肉体の目を持たない者は罰を受けることなく安全です
第三級(の罰)を除いて
一方目を持つ者は第七級のそれ(罰)を受けます
預言者エリヤの時代に
偶々エリヤは見ました
或る盲の男が泣いているのを
良い暮らしの男が
彼に尋ねて
言いました
何故あなたは泣いているのか
兄弟よ
盲の男は答えました
私は預言者エリヤを見ることが出来ないので泣いています
神の聖なる者を
そこでエリヤは彼を叱りました
こう言って
泣くのを止めなさい
男よ
泣くことであなたは罪を犯しているから
盲の男は答えました
さあ私に言って下さい
聖なる神の預言者を見ることは罪なのですか
死者を蘇らせ火を天から下す者を
エリヤは答えました
あなたは真実を言っていません
何故ならエリヤはあなたが言う全ての事を何もすることは出来ないから
何故なら彼はあなたと同じ人であるから
何故ならこの世の全ての人は蝿一つ生ませることは出来ないから
盲の男は言いました
あなたがこれを言うのは
人よ
エリヤがあなたの罪の為にあなたを叱らなければならなかった故に
それ故にあなたは彼を憎んでいるから
エリヤは答えました
あなたが真実を話していることを神は喜ぶでしょう
何故なら
兄弟よ
もし私がエリヤを憎むなら私は神を愛するから
そして私がエリヤを憎めば憎むほど私は神を愛するから
この直後に盲の男は大いに怒って
言いました
生ける神に誓って
あなたは不敬な奴だ
人は神の預言者を憎みながら神を愛することが出来るのか?
直ぐあっちに行きなさい
何故なら私は最早これ以上あなたの言う事を聞きたくないから
エリヤは答えました
兄弟よ
今あなたはあなたの知性で見るでしょう
肉体で見ることがいかに邪悪か
何故ならあなたはエリヤを見る視力を望み
あなたの魂でエリヤを憎むから
盲の男は答えました
さああっちに行きなさい
何故ならあなたは悪魔であるから
神の聖なる者に対して私に罪を犯させようとしています
そこでエリヤはため息をついて
涙ぐんで言いました
あなたは真実を話しました
兄弟よ
何故なら私の肉は
それをあなたは見ることを望み
神からあなたを引き離すから
盲の男は言いました
私はあなたを見ることを望みません
もし私に目があったなら
私はあなたを見ないようにそれを閉じるでしょう
そこでエリヤは言いました
知りなさい
兄弟よ
私がエリヤであることを
盲の男は答えました
あなたは真実を話していません
そこでエリヤの弟子たちが言いました
兄弟よ
彼は真に神の預言者エリヤです
彼は私に告げなさい
盲の男が言いました
もし彼が預言者であるなら
私が誰の子孫であるか
どうして私が盲になったか
117章
エリヤは答えました
あなたはレビ族の者です
そしてあなたは
神の神殿に入って
淫らな思いで女を見た故に
あなたは至聖所の近くに居ながら
私たちの神はあなたの視力を奪いました
そこで盲の男は泣きながら言いました
私を許して下さい
神の聖なる預言者よ
何故なら私はあなたと話すことによって罪を犯したから
もし私があなたを見たなら私は罪を犯さなかったでしょう
エリヤは答えました
私たちの神はあなたを許すでしょう
兄弟よ
何故なら私を尊敬して
あなたが私に真実を話したことを私は知っているから
私が私自身を憎めば憎むほど私は神を愛することを知った上で
そしてもしあなたは私を見たならあなたの願いを止めたでしょう
その願いは神を喜ばせないものです
何故ならあなたの創造主はエリヤではなく
神であるから
それ故に
あなたに関する限り
私は悪魔です
エリヤは泣いて言いました
私があなたをあなたの創造主から逸らした故に
だから泣きなさい
兄弟よ
あなたがその光を持たない故に
それはあなたを偽りから離して真実を見させます
もしあなたが私の教えを軽んじないことを続けるなら
それ故に私はあなたに言います
多くの者が私を見ることを望み私を見る為に遠くから来ます
彼等は私の言葉を軽んじます
それ故にその方が良かった
彼等の為に
彼等の救いの為に
彼等に目がなかった方が
創造物に喜びを見出すことごとくの者は
このような者です
神に喜びを見出すことを求めないで
彼の心の中に偶像を造り
そして神を捨てる者
そこでイエスは言いました
ため息をついて
あなたたちはエリヤが言った全てを理解しましたか?
弟子たちは答えました
本当に
私たちは理解しました
そして私たちはそれを知って茫然自失となりました
この地上で偶像崇拝者でない者は非常に少ないことを
118章
そこでイエスは言いました
あなたたちは真実を話しています
何故なら今やイスラエルは彼等の心の中に抱く偶像崇拝を根付かせることを望んだから
私を神と見做すことによって
今や私の教えを軽んじた者たちの多くが
私が全ユダヤの支配者に私自身をすることが出来ると言って
もし私が自らを告白したなら
神であることを
そして私が望みに熱中していることを
人気のない場所の中で困窮して暮らて
優雅な暮らしによって君主たちの中に常住しないという望みに
哀れな男よ
蝿と蟻に共通する光を重んじて
天使たちと預言者たちと神の聖なる友たちに共通する光を軽んじる故に
もし
それで
目が守られないなら
アンデレよ
私はあなたに告げます
強欲に真っ逆さまに落ち込まないことは不可能であることを
それ故に預言者エレミヤは
激しく泣いて
真に言いました
私の目は私の魂を奪う盗人です
それ故に私たちの父ダビデは私たちの主なる神に切望して祈りました
彼が空しいものを見ない為に彼の目を逸らすことを
何故なら真に終わりを持つものは皆空しいから
私に告げなさい
それでは
もし人がパンを買う為に二ペンス持ったなら
彼は煙を買う為にそれを使うだろうか?
確かにそうしません
煙は目に痛みを与えて体に食べ物を与えない故に
まさにそのように人はしなさい
彼の目の外側の視力と彼の心の内側の視力で
彼は彼の創造主である神と彼(神)の意志の喜びを知ることを求めて
創造物に彼の終わりを齎せないようにすべきであるから
彼に創造主を失わせるものを
119章
何故なら真に人が物を見て人の為にそれを造った神を忘れる度毎に
彼は罪を犯しているから
何故ならもしあなたの友が彼の記念になる或る物をあなたに与えて
あなたがそれを売ってあなたの友を忘れたなら
あなたはあなたの友を怒らせます
そのように人はしています
何故なら彼は創造物を見る時創造主を思い出さないから
彼は人への愛の為にそれを創りました
彼(人)は感謝しないことによって彼の創造主である神に罪を犯しています
それ故に女たちを見る者は神を忘れます
神は男の幸福の為に女を創りました
彼は彼女を愛して彼女を欲します
そして彼のこの欲望はそれ程まで迸るでしょう
彼があらゆる物を大切な物のように愛する程まで
ここから思い出すことを恥じるという罪が来ます
もし
それで
人が彼の目の上に馬勒を付けるなら
彼は感覚を支配できるでしょう
感覚はそれに見せられないものを望むことは出来ません
何故なら肉は霊に従属するから
何故なら舟は風なしに動けないように
そのように肉は感覚なしに罪を犯せないから
その後で悔い改めた人の為に物語を語ることを祈りに変えることが必要になります
それ自身が分別を示します
それも又神の教えの一つでないなら
何故ならことごとくの空しい言葉によって人は罪を犯すから
そして私たちの神は祈りの為に私たちの罪を拭い去ります
何故なら祈りは魂の代弁者であり
祈りは魂の薬であり
祈りは心の防御であり
祈りは信仰の武器であり
祈りは感覚の馬勒であり
祈りは罪によって腐らないようにさせる肉の塩であるから
私はあなたたちに言います
祈りは私たちの命の手であると
それによって祈る人は裁きの日に彼自身を守ることが出来ます
何故なら彼はこの地上で罪から彼の魂を守りことが出来るから
そして彼の心を邪悪な望みに触れないように守ることが出来るから
サタンを怒らせて
何故なら彼は彼の感覚を神の法の内に保つことが出来るから
そして彼の肉は義によって歩むことが出来るから
彼が求めるものを全て神から受け取って
生ける神に誓って
御前に私たちは居ます
祈らない人は最早善い業の人になることは出来ません
唖が彼の主張を盲に弁ずることが出来る以上に
瘻が軟膏なしで癒される以上に
人が動かないで彼自身を守ったり
武器なしで他人を攻撃する以上に
舵なしで帆走したり
塩なしに死んだ肉を保護する以上に
何故なら手のない人は受け取ることが出来ないから
もし人が糞を金に粘土を砂糖に変えることが出来るなら
彼はどうするだろうか?
そこでイエスは黙って
弟子たちは答えました
誰も金と砂糖を作るより他の道に彼自身を働かせないでしょう
そこでイエスは言いました
さあ何故人は愚かな物語を語ることを祈りに変えないのか?
時は
あるいは
神によって与えられているのか?
彼が神を怒らせる為に
どんな君主が町を彼の臣下に与えるだろうか?
後者が彼と戦う為に
生ける神に誓って
もし人が何であれ知ったなら
空しい話しによって魂が変形したと
話すより早く彼は彼の舌を彼の歯で噛み切った方がよい
惨めな世よ
何故なら今日人々は祈りの為に一緒に集まらないで
神殿の玄関の中と神殿そのものの中に
サタンはそこに生贄を持つから
空しい話しの
そしてもっと悪いものの
私が恥じることなく話せないものの
120章
空しい話しの実はこれです
それは知性を弱めます
真理を受け入れないようにする方法で
一オンスの綿くずだけ運ぶように慣らされた馬が百ポンドの石を運べないのと同じように
しかしさらに悪いのは彼の時を戯れに過ごしている人です
彼が祈ろうとする時
サタンは彼の記憶の中にその同じ戯れを入れます
その結果彼が彼の罪について泣いて神の憐れみを引き起こし彼の罪に対して許しを得るべき時に
笑うことによって神の怒りを引き起こします
神は彼を厳罰に処して
彼を追い出すでしょう
災いだ
それ故に
戯れて空しい話しをする者たちは
しかしもし私たちの神が戯れて空しい話しをする者たちを嫌悪するなら
自分の隣人の不平と悪口を言う者たちに彼(神)はどんなに悪い感情を抱くか
そして彼等は何と悪い状態の中にいるか
罪を犯すことを最高に必要な仕事のように扱う者たちは
汚れた世界よ
あなたたちが神によってどんな酷く罰っせられるか私は想像できません
彼は
その時
懺悔する者は
彼は
私は言います
金の値で彼の言葉を発しなければなりません
彼の弟子たちは答えました
誰が金の値で人の言葉を買えるでしょうか
確かに誰もいません
そしてどうして彼は懺悔することができますか
彼が強欲になることは確かです
イエスは答えました
あなたたちの心は重いので私はそれを持ち上げることは出来ません
これ故にことごとくの言葉の中で私はあなたたちにその意味を語ることが必要です
しかし神に感謝を捧げなさい
彼はあなたたちに神の秘密を知る恵みを与えました
罪を悔いた人が彼の話しを売るべきであると私は言いません
そうではなく彼が話す時彼は金を捨てていると考えるべきだと私は言っています
何故なら真に
そうすることで
金は必要なことに費やされるように
そのように彼は話すことが必要な時だけ話すでしょう
彼の体を傷つけるようなことに金を費やす者はいないように
彼の魂を傷つけるようなことに彼に話しをさせないようにしなさい
121章
総督が尋問する囚人を捕えた時
公証人が事件を記録する間
私に告げなさい
そのような人はどうするか?
弟子たちは答えました
彼は恐れて的を射て話します
彼自身に疑いがかからないように
そして彼は総督を不快にさせるようなことを何も言わないように気を付けて
何事も彼が解放されるように話すことに努めます
そこでイエスは答えました
これは悔い改めた人がすべき事です
そうすることで
彼の魂を失わない為に
何故なら神は各人に公証人として二人の天使を与えているから
一人は善い事を書き記し
もう一人は悪い事を書き記します
人が為す事の
そこでもし人が慈悲を受けるなら
彼の話しを量ってもらいなさい
金が量られる以上に(正確に)
122章
貪欲について
それは施しに変えられなければなりません
真に私はあなたたちに言います
錘がその端に中心を持つように
そのように貪欲な者は彼の最後に地獄を持ちます
何故なら貪欲な者にとって不可能であるから
楽園で何か善いものを所有することは
あなたたちはその理由が分かりますか?
私はあなたたちに告げます
生ける神に誓って
御前に私の魂が立ちます
貪欲な者は
彼は彼の舌で沈黙しても
彼の業によって語ります
私より他に神はいないと
彼は持つもの全てを彼自身の快楽に費やそうとします
彼の初めも終わりも考えずに
彼が裸で生まれて
全てを残して死ぬことを
さあ私に告げなさい
もしヘロデがあなたたちに管理する庭を与えて
あなたたちは所有者として振る舞って
何の実もヘロデに送らず
ヘロデが実を求めて使いを送った時
あなたたちは彼の使いを追い払いました
私に告げなさい
あなたたちは自分たちをその庭の王にしたのか?
確かにそうです
今私はあなたたちに告げます
そのように貪欲な人は彼自身を彼の富の神にします
富は神が彼に与えたものです
貪欲は感覚の渇きです
罪を通して神を失い
それは快楽によって生きる故に
神によってそれ自身を喜ばせることが出来ません
神はそれから隠れています
この世の物でそれ自身を囲み
それの善いものとしてこの世の物を保持し
それは強くなればなるほど自分自身を神に恵まれないと見なします
そしてその罪人の転向は神から来ます
神は悔い改めの慈悲を与えます
私たちの父ダビデが言ったように
この改心は神の右手から来ます
私はあなたたちに告げる必要があります
どんな種類の人か
もしあなたたちが知りたいなら
どのように悔い改めが為されるのか
そして今日私たちは神に感謝を捧げましょう
神は私の言葉によって彼の意志を示す恵みを私たちに与えました
その後で彼は彼の手を上げて祈りました
こう言って
全能で恵み深い主なる神
恵みによって私たちを創り
私たちに人々の位を与え
あなたの僕たちを創りました
あなたの真実の使徒の信仰と共に
私たちはあなたの恩恵全てに感謝して
私たちの生涯全ての日々あなただけを崇めます
私たちの罪を嘆き悲しみ
祈って施しを与え
断食してあなたの言葉を学び
あなたの意志を無知な者たちを教え
あなたの愛の為にこの世から耐え忍び
あなたに奉仕する為に私たちの命を死に手放します
あなたは
主よ
私たちを救って下さい
サタンから
肉とこの世から
あなたがあなたの選民をあなた自身の愛の為とあなたの使徒の愛の為に救うように
使徒をあなたは私たちに創りました
そしてあなたの聖なる者たちと預言者たち全ての為に
弟子たちは答えました
そうあれかし
そうあれかし
主よ
そうあれかし
私たちの恵み深い神よ
123章
その日
金曜日の朝
早い時に
イエスは
祈りの後
彼の弟子たちを集めて彼等に言いました
私たちは座りましょう
何故ならこの日に神は人を地の土から創ったから
それで私はあなたたちに人は何ものか告げましょう
もし神が欲するなら
全ての者が座ると
イエスは再び言いました
私たちの神は
彼の創造物に彼の善と恵みと彼の全能を示す為に
彼の寛大と正義と共に
互いに相いれない四つのものから成る構成物を造り
それらを一つの最終的な物体に結び付けました
それは人です
そしてこれは土
空気
そして火です
互いにその相手を抑制する為に
そして彼はこれらの四つのものから一つの器を造りました
それは人の体です
そして皮から成ります
神経と血管と共に
そして全て彼の内臓と共に
そこに神は魂と感覚を置きました
この命の二つの手として
体のことごとくの部分を感覚に宿舎として与えて
何故ならそれは油のようにそこに拡散するから
そして魂に彼は心を宿舎として与えました
そこで
感覚と結び付いて
それは命全てを支配します
神は
このように人を創って
理性と呼ばれる光を彼に入れました
それは結び合わせる為でした
肉を
感覚を
そして魂を
唯一の目的に
神の奉仕の為に働くように
その後で
彼はこの働きを楽園に置きました
理性はサタンの働きかけによって感覚から誘い出されて
肉はそれの安静を失い
感覚はそれが生きる喜びを失い
魂はそれの美を失いました
人はそのように悪い状態になって
感覚は
労働に落ち着きを見出さず
歓楽を求めます
理性によって抑制されず
目がそれを示す光を追って
そこから
目は空しいもの以外何も見ることが出来なくなり
それはそれ自身を欺きます
それ故に
現世のものを選んで
罪を犯します
だから神の慈悲によって人の理性が改めて教化されることが必要です
悪から善を知り真の喜びを見分ける為に
罪人は悔い改めに変えられることを知って
それ故に私は真にあなたたちに言います
もし神が人の心を教化しないなら
人々の考えることは全く役に立ちません
ヨハネは答えました
それでは人々の話しは何の為に役立つのですか?
イエスは答えました
人を悔い改めに変える為に人としての人は役に立ちません
しかし神が使う一つの手段としての人は人を変えます
人の救いの為に神が秘密のやり方で人に働くことを知る為に
各人はことごとくの人に聞くべきです
全ての中で神が私たちに語る者によって彼が受け入れられる為に
ヤコブは答えました
師よ
もし偽預言者と偽教師が来て私たちに教える振りをするなら
私たちは何をするべきですか?
124章
イエスは譬えで答えました
一人の男が網で魚を捕りに行って
彼は多くの魚を捕えます
しかし悪い魚を彼は投げ捨てます
一人の男が種を蒔きに行きました
しかし良い地面に落ちた穀物だけが種を生じます
そのようにあなたたちもするべきです
全てを聞いて真理だけを受け入れなさい
真理だけが永遠の命への実を生じるから
そこでアンデレが答えました
では真理をどのように知ることが出来ますか?
イエスは答えました
モーセの書に準ずる全てのことを
それをあなたたちは真理として受け入れなさい
神は一つであり
真理は一つであるから
そこから生じるのは
教えは一つであり
教えの意味は一つであること
そしてそれ故に信仰は一つです
真に私はあなたたちに告げます
もしその真理がモーセの書から消去されなかったら
神は私たちの父ダビデに第二の書を与えなかったでしょう
そしてもしダビデの書が汚されなかったら
神は福音を私に委ねなかったでしょう
私たちの神である主は不変であるから
そして全ての人々に一つの教訓だけ語ったから
それ故に
その神の教訓が臨む時
彼は洗い清める為に来るでしょう
不信仰者が私の書を汚したこと全てを
そこで書く者が答えました
師よ
人は何をするべきですか?
法が汚されていると見なされ偽預言者が語る時
イエスは答えました
あなたの質問は素晴らしい
バルナバよ
それ故に私はあなたに告げます
そのような時に救われる者は僅かです
人々は彼等の最後を考えないから
それは神であることを
私の魂が御前に立つ神に誓って
人を彼の最後から逸らす教えは皆
最後は神であるのに
最も悪い教えです
それ故に三つのことがあります
あなたたちが教えの中で考慮すべきことが
つまり
神を愛すること
隣人を憐れむこと
そしてあなた自身を憎むこと
神を怒らせた者として
毎日彼を怒らせている者として
これらの三つの項目に反する教えを皆あなたたちは避けなさい
何故ならそれは最も悪い故に
125章
さて私は強欲に戻りましょう
そして私はあなたたちに告げます
感覚が一つのものを得る時
あるいはそれを執拗に保持する時
理性は言わなければなりません
そのようなものには終わりがあると
それに終わりがあるならそれを愛することは狂気の沙汰であることは確かです
それ故に人は終わりがないものを愛して保持することが必要です
そこで強欲を施しに変えなさい
人が不正に獲得したものを正しく分配する為に
そして彼にそれを理解させなさい
右手が与えたものを左手が知らないようにすることを
何故なら偽善者たちは彼等が施す時
世間に見られて誉められることを望むから
しかし真に彼等は空しいものです
彼の業を為す人は彼の報酬を受け取るから
もし
それで
人が神から何か受け取るなら
神に仕えることが彼に必要です
そして考えなさい
あなたたちが施す時
あなたたちは神の愛の為に全てのものを神に与えることを
それ故に与えることを遅くしてはいけません
そしてあなたが持つ最上のものを与えなさい
神の愛の為に
私に告げなさい
あなたたちは神から何か悪いものを受け取ることを望みますか?
確かに違います
塵と灰よ
それでどんな信仰があなたたちの中にあるのか
もしあなたたちが神の愛の為に何か悪いものを与えるなら
悪いものを与えるより何も与えないほうが良かった
何故なら与えないことであなたたちはこの世に従って何か言い訳が出来ます
しかし価値のないものを与えて
あなたたち自身の為に最上のものを保持して
どんな言い訳が出来るでしょうか?
そしてこれは悔い改めについてあなたたちに言わなければならない全てのことです
バルナバは答えました
どの位悔い改めを続けなければいけませんか?
イエスは答えました
人が罪の状態の中に居る限り
彼は常に悔い改めてその為に懺悔しなければいけません
人間の生活は常に罪を犯す故に
常に懺悔しなければなりません
あなたたちがあなたたちの魂よりあなたたちの靴を重視する限り
あなたたちの靴が裂ける毎にあなたたちはそれを修理する故に
126章
イエスは彼の弟子たちを召集して
彼等を二人ずつイスラエルの地域中に遣わしました
こう言って
行ってあなたたちが聞いた通りに伝道しなさい
そこで彼等は身を屈めました
そして彼は彼の手を彼等の頭の上に置いて
言いました
神の名によって
病人に健康を与えなさい
悪霊を追い出しなさい
そして私に関してイスラエルに誤りを教えてやりなさい
私が大祭司の前で言ったことを彼等に告げて
その結果彼等は去って行きました
彼等の全ては
書く者を除いて
ヤコブとヨハネと共に
そして彼等は全ユダヤ中に行きました
イエスが彼等に告げた通りに悔い改めを説教しながら
あらゆる種類の病気を癒やしながら
イスラエルにおいてイエスの言葉が確信されるまで
神は一つでありイエスは神の預言者であること
病気を癒やすことでイエスがしたことをそんなに大勢がすることを彼等が見た時
しかし悪魔の息子たちはイエスを迫害する他の方法を見出しました
そしてこれらは祭司たちと律法学者たちでした
すると彼等は言い始めました
イエスはイスラエルの君主を熱望していると
しかし彼等は庶民を恐れました
それ故に彼等は密かにイエスに対して陰謀を企みました
ユダヤ中を通って弟子たちはイエスの許に戻りました
イエスは自分の息子を迎える父のように彼等を迎えました
こう言って
私に告げなさい
私たちの神なる主が如何なる業を為したか?
確かに私は見ました
サタンがあなたたちの足の下に落ちてあなたたちが彼を踏み躙るのを
葡萄園の園丁が葡萄を踏み躙るように
弟子たちは答えました
師よ
私たちは無数の病人を癒やしました
そして人々を苦しめていた多くの悪霊を追い出しました
イエスは言いました
神があなたたちを許しますように
兄弟たちよ
何故ならあなたたちはこう言って罪を犯したから
私たちが癒したと
全てを為したのは神であるのに
そこで彼等は言いました
私たちは愚かに話しました
それ故に
話し方を私たちに教えて下さい
イエスは答えました
あらゆる善い業において言いなさい
神が為したと
そしてあらゆる悪い業において言いなさい
私が罪を犯したと
そのように私たちはしましょう
弟子たちが彼に言いました
そこでイエスは言いました
さてイスラエルは何と言うか?
こんなに多くの人々の手によって神がすることを見て
私の手によって神がしたことを
弟子たちは答えました
彼等は言います
神は一人だけであなたは神の預言者であると
イエスは喜びに満ちた表情で答えました
神の聖なる名は讃えられよ
彼は彼の僕である私の望みを軽んじませんでした
そして彼がこれを言うと彼等は休む為に床に就きました
127章
イエスは砂漠から去ってエルサレムに入りました
すると全ての人々が彼を見に神殿に走って行きました
詩編を読んだ後にイエスは小尖塔の上に登りました
そこは律法学者が常に登る所です
そして
彼の手で沈黙の合図をして
彼は言いました
神の聖なる名を讃えよ
兄弟たちよ
彼は地の土から私たちを創りました
燃える魂からではありません
何故なら私たちが罪を犯す時私たちは神の前に憐れみを見出すから
それをサタンは決して見出しません
何故なら彼の高慢故に彼は矯正出来ないから
彼は常に高貴であると言って
何故なら彼は燃える魂であるから
あなたたちは聞きました
兄弟たちよ
私たちの父ダビデが私たちの神について言うことを
彼は忘れずにいると
私たちが塵であることを
そして私たちの魂が行って再び戻って来ないことを
それ故に彼は私たちを憐れむのか?
これらの言葉を知る者たちは幸いです
何故なら彼等は彼の主に対して永遠に罪を犯さないから
罪の後で彼等は悔い改めるから
それ故に彼等の罪は留まりません
彼等自身を持ち上げる者は災いです
何故なら彼等は低くされ地獄の燃える石炭になるから
私に告げなさい
兄弟たちよ
自惚れの理由は何ですか?
ありますか?
あるいは
この地上に何か善いものが
いいえ
確かに
神の預言者ソロモンが言うように
太陽の下にある者は皆空しいものです
しかしもしこの世のものが私たちの心の中で私たち自身を賞賛する理由を私たちに与えないなら
まして私たちの命が私たちに理由を与えることはありません
何故ならそれは多くの苦難を負わされているから
人より劣る全ての創造物が私たちと戦う故に
おお
如何に多くのものが夏の燃える熱さによって殺されたか
如何に多くのものが冬の霜と寒さによって殺されたか
如何に多くのものが稲妻と雹によって殺されたか
如何に多くのものが激しい風にによって海で溺れ死んだか
如何に多くのものが死んだか
悪疫で
飢饉で
或いは彼等は野獣に貪り喰われた故に
蛇に噛まれて
食べ物に息を詰まらせて
無力な人よ
彼自身を持ち上げる者はそれだけ彼を押し下げます
あらゆる場所で全ての創造物によって待ち伏せされます
しかし私は肉と感覚について何を言うべきか
それは不正だけを望みます
この世の
それは邪悪の罪以外何も提供しません
サタンに仕える者は
誰であれ神の法に従って生きる者を迫害します
それは確かです
兄弟たちよ
もし人が
私たちの父ダビデが言うように
彼の目で永遠を考察するなら
彼は罪を犯さないでしょう
人の心の中で自分自身を賞賛することは神の憐れみと慈悲に鍵を掛けることです
それを彼は許しません
何故なら私たちの父ダビデはこう言うから
私たちの神は覚えていると
私たちは塵にすぎないことを
そして私たちの魂は行って再び戻らないことを
誰でも彼自身を賞賛する者は
だから
彼が塵であることを否定します
そしてそれ故に
彼の必要を知りません
彼は助けを求めません
そしてそうすることが彼の救助者である神を怒らせます
私の魂が御前に立つ神に誓って
神はサタンを許しません
もしサタンが彼自身の惨めさを知らず
彼の創造主の憐れみを求めないなら
永遠に讃美される創造主の
128章
従って
兄弟たちよ
私は
人は
塵と土は
地の上を歩く者は
あなたたちに言います
悔い改めてあなたたちの罪を知りなさい
私は言います
兄弟たちよ
サタンは
ローマ軍によって
あなたたちを騙しました
私が神であるとあなたたちが言った時
それ故に
あなたたちは彼等を信じないように用心しなさい
彼等は神の呪いの下に落ちているから
偽りと嘘の神々に仕えて
私たちの父ダビデが彼等の上に呪いを願ったように
こう言って
諸国の神々は銀と金です
彼等の手の業です
目はあっても見えず
耳はあっても聞こえず
鼻はあっても嗅げず
口はあっても食べれず
舌はあっても話せず
手はあっても触れず
足はあっても歩けない
それ故に私たちの父ダビデは言いました
私たちの生ける神に祈って
それらを造る者たちはそれらに似た者になり彼等はそれらを信じます
前代未聞の自惚れよ
この人間の自惚れは
神によって土から創られた者が彼の状況を忘れて
神を彼自身の慰みにします
それによって彼は神を黙って嘲ります
まるで彼がこう言いかのように
神に仕えるのは無駄です
何故なら彼等の業はそう示すから
サタンはこれをすることであなたたちの攻略を望みます
兄弟たちよ
あなたたちに私を神である信じさせることによって
何故なら
私は蝿一つ創ることは出来ないし
人と同じであり死ぬべき運命であるから
私はあなたたちに役立つものを何も与えることは出来ません
私自身があらゆるものを必要としているから
どうして
それで
私が全てのことであなたたちを助けることが出来るのか?
そうすることが神に相応しいように
私たちは
それで
私たちの神として彼の言葉で宇宙を創った偉大な神を持つ者は
異邦人と彼等の神々を嘲ることが出来るだろうか?
この神殿に祈る為にやって来た二人の男がいました
一人はファリサイ派の人でもう一人は収税吏でした
ファリサイ派の人は聖所に近づいて
その高揚した顔で祈って言いました
私はあなたに感謝します
私の神なる主よ
何故なら私は他の人々のように罪人でないから
彼等はあらゆる悪をします
そして特にこの収税吏のように
何故なら私は週に二回断食し
私が所有する全ての十分の一を与えるから
収税吏は遠く離れて留まり
地に平伏して
彼の胸を打って
頭を下に向けて彼は言いました
主よ
私は天もあなたの聖所も見上げる価値はありません
何故なら私は罪を沢山犯したから
私を憐れんで下さい
真に私はあなたたちに言います
収税吏はファリサイ派の人より善い状態で神殿から下って行きました
何故なら私たちの神は彼を義認して
彼に対して彼の罪を全て許したから
しかしファリサイ派の人は収税吏より悪い状態で下って行きました
何故なら私たちの神は彼を拒絶したから
彼の業を忌み嫌って
129章
斧は出来るだろうか
ひょっとして
人が造った庭の樹木を切り倒して自分自身を誇ることが
いいえ出来ません
確かに
何故なら人が全てをしたから
それだけではなく斧をも造ったから
彼の手で
そしてあなたたちは
人よ
あなたは良いものを造ったからといってあなた自身を誇ろことが出来るのか?
私たちの神が土からあなたたちを創って全ての形作られた良いものをあなたたちに齎すのに
そして何故にあなたたちはあなたたちの隣人を軽蔑するのか?
もし神があなたたちをサタンから保護しなかったならあなたたちはサタンより悪くなったことを知らないのか?
たった一つの罪が最も美しい天使を最も不快な悪魔に変えたことをあなたたちは知らないのか?
そしてこの世に生まれた最も完全な人が
それはアダムでした
それが惨めな存在に変わりました
私たちが苦しむことを彼に従属させて
彼の子孫全てと共に
どんな定めを
それでは
あなたたちは持つのか
あなたたちが何の恐れもなくあなたたち自身の快楽に生きることによって
あなたたちは災いだ
土よ
何故ならあなたたちはあなたたちを創った神の上にあなたたち自身を高めた故に
あなたたちはあなたたちを待ち伏せするサタンの足の下に落とされたから
そしてこれを言って
イエスは祈りました
彼の手を主に差し上げて
そして人々は言いました
そうあれかし
そうあれかし
彼は彼の祈りを終えると小尖塔から下って行きました
すると彼の許に多くの病人が連れて来られ彼は彼等を癒しました
そして彼はその神殿から去って行きました
そこで直ちにシモンは
イエスが清めた癩病人は
食事に彼を招きました
祭司たちと律法学者たちは
イエスを憎んだ者たちは
ローマの兵士たちに報告しました
イエスが彼等の神々の悪口を言ったと
何故なら真に彼等は彼を殺す方法を捜し求めていたから
しかしそれを見つけることは出来ませんでした
何故なら彼等は人々を恐れたから
イエスは
シモンの家に入って
食卓に座りました
そして彼が食べていると
見なさい
マリアという名の一人の女が
公然の罪人が
その家に入って
イエスの足の後ろの地面に身を投げ出して
彼女の涙で足を洗いました
高価な香油を足に塗って
そして彼女の頭の髪で足を拭いました
シモンは憤慨しました
食事で座っていた全ての者と共に
そして彼等は彼等の心の中で言いました
もしこの人が預言者ならこの女がどの種の者か分かるでしょう
そして彼に触れることを彼女に許さないでしょう
そこでイエスは言いました
シモンよ
私はあなたに言う事があります
シモンは答えました
話して下さい
師よ
何故なら私はあなたの言葉を望むから
130章
イエスは言いました
或る人に二人の借り手がいました
一人は彼の貸し主に五十ペンスの借金がありました
もう一人は百ペンスでした
すると
彼等のどちらも払う金がないと
貸し主は
哀れみに心動かされて
どちらにも借金を免除しました
彼等のどちらが貸し主を一番愛しただろうか?
シモンが答えました
より大きな借金を免除された者です
イエスは言いました
あなたが言ったことは宜しい
私はあなたに言います
それ故に
この女とあなた自身を見なさい
何故ならあなたたちは神の借り手であったから
一人は体の癩病人として
もう一人は心の癩病人として
それは罪です
神である私たちの主は
私の祈りを通して憐れみに心動かされて
あなたの体と彼女の心を癒やすことを望みました
あなたは
その結果
私を少し愛しました
何故ならあなたは贈り物として少し受け取ったから
それで
私があなたの家に入った時
あなたは私に口づけもしなかったし私の頭に油も塗りませんでした
しかしこの女は
見なさい
あなたの家に入ると直ぐ彼女は私の足元に身を置いて
私の足を彼女の涙で洗って高価な香油で塗りました
それ故に真に私はあなたに言います
彼女は多くの罪を許されました
何故なら彼女は多く愛したから
そして女に振り向いて彼は言いました
安心してあなたの道を行きなさい
何故なら主なるあなたの神はあなたの罪を許したから
しかしあなたはこれ以上罪を犯さないように注意しなさい
あなたの信仰があなたを救いました
131章
夜の祈りの後イエスに彼の弟子たちは近づいて
言いました
師よ
どうしても私たちは自尊心を回避しなければなりませんか?
イエスは答えました
君主の家に食事に招かれた一人の貧乏人をあなたたちは見ましたか?
ヨハネは答えました
私はヘロデの家で食事をしました
何故なら私はあなたを知る前に魚を捕りに行って
その魚をヘロデの家族によく売ったから
すると
ある日彼が宴会を催した時
私はそこに素晴らしい魚を持って行くと
彼は私を留めてそこで食事させました
そこでイエスは言いました
どうしてあなたは異教徒たちと共に食事したのか?
神があなたを許しますように
ヨハネよ
しかし私に告げなさい
どのようにあなたがその食卓で振る舞ったか?
あなたは最も栄誉ある場所に座ろうと捜したか?
あなたは最も美味しい食べ物を尋ねたか?
あなたは食卓で質問されないのに話したか?
あなたは食卓に座る他の者たちより自分を価値ある者と説明したか?
ヨハネは答えました
生ける神に誓って
私は私の目を上げられませんでした
私自身を見て
貧しい漁師が
貧弱な衣服で
王の直臣たちの間に座っているのを
すると
王が私に魚の小さな一切れを与えた時
世界が私の頭の上に落ちたように私は思いました
王が私に施した恩恵の大きさの故に
そして真に私をそれを言います
もし王が私の法であったら
私の生涯の全ての日々私は彼に仕えるべきであると
イエスは叫びました
黙りなさい
ヨハネ
何故なら神が私たちを地獄に投げ込まないか私は恐れるから
アビラムのように
私たちの自尊心の為に
弟子たちはイエスの言葉に恐怖で震えました
彼が再び言った時
神を恐れましょう
私たちの自尊心の為に彼が私たちを地獄に投げ込まないように
兄弟たちよ
あなたたちはヨハネが君主の家で為された事を聞きました
この世に生まれる者は災いだ
何故なら彼等は誇りの中で生きる故に侮蔑の中で死んで混迷の中に行くから
何故ならこの世は神が人々をもてなす家であるから
そこで全ての聖なる者たちと神の預言者たちは食べました
そして真に私はあなたたちに言います
人は受け取るものを皆
彼はそれを神から受け取ります
それ故に人は最高に深い謙虚さで身を処するべきです
彼自身の下劣さと神の偉大さを知って
神が私たちに与える大いなる賜物と共に
それ故に人がこう言うことは正当ではありません
ああ
何故この世でこれが為されこれが言われるのか?
そうではなくむしろ彼自身を見做しなさい
真に彼は
この世で神の卓に立つのに相応しくないものとして
生ける神に誓って
御前に私の魂は立ちます
神の手からこの世で受け取るものは小さなものではありません
その代わりに人は神の愛の為に彼の人生を費やすべきです
生ける神に誓って
あなたは罪を犯していません
ヨハネよ
ヘロデと食事したことで
何故ならあなたがそうしたのは神の意向であったから
あなたが私たちの教師と神を畏れる全ての者の教師になる為に
そうしなさい
イエスは弟子たちに言いました
あなたたちはヘロデの家で生きたヨハネのようにこの世で生きなさい
ヨハネがヘロデと共に食事した時の
何故ならそうすることであなたたちは真に自尊心から自由になるから
132章
イエスはガリラヤの海に沿って歩きながら回りを非常に多くの人々に取り巻かれていました
それ故に彼は小さな舟に乗り込みました
舟だけ岸から少し離れていました
陸の近くに繋がっていたのでイエスの声は聞こえました
すると彼等は皆海に近づきました
そして彼の言葉を待ち構えて座りました
そこで彼は彼の口を開いて言いました
見なさい
種蒔く者が種を蒔きに出て行きました
彼が種を蒔くと或る種は道の上に落ちました
するとこれは人々の足の下で踏み付けられ鳥たちに食べられました
或るものは石の上に落ちました
するとそれは弾けて
湿気がなかった故に
それは太陽によって焼かれました
或るものは垣根の中に落ちました
するとそれが育つと茨がその種を止めました
そして或るものは良い地面の上に落ちました
するとそれは実を結びました
三十にも
六十にも
そして百にさえ
再びイエスは言いました
見なさい
一家の父が彼の畑に良い種を蒔きました
すると
善人の僕たちが眠ると
彼等の主人の敵が来て良い種の上に毒麦の種を蒔きました
すると
小麦が芽を出すと
小麦の間に芽を出した大量の毒麦が見出されました
僕たちは主人の許に来て言いました
旦那様
あなたはあなたの畑に良い種を蒔きませんでしたか?
それで何故大量の毒麦がその中に芽を出しているのですか?
主人は答えました
良い種を私は蒔きました
しかし人々が眠っている間に敵が来て小麦の上に毒麦を蒔きました
僕たちは言いました
私たちが行って小麦の間から毒麦を引く抜くことをあなたは望みますか?
主人は答えました
そうしてはいけません
何故ならあなたたちはそれと共に小麦を引き抜くから
そうせずに収穫の時が来るまで待ちなさい
その時あなたたちは行って小麦の間から毒麦を引き抜きなさい
そして毒麦を火に投げ込んで焼きなさい
しかし小麦は穀物倉に入れなさい
再びイエスは言いました
無花果を売りに多くの人々が行きました
しかし彼等が市場に到着した時
見なさい
人々が見たのは良い無花果ではなく綺麗な葉でした
それ故に人々は彼等の無花果を売ることが出来ませんでした
そしてこれを見て
邪悪な市民が言いました
確かに私は金持ちになれるでしょう
すると彼は彼の二人の息子を呼んで言いました
あなたたちは行って悪い無花果と共に大量の葉を集めなさい
そしてこれらを彼等は金で量って売りました
何故なら人々は葉を大いに喜んだから
すると人々は
無花果を食べて
酷い病気を患いました
再びイエスは言いました
見なさい
一人の市民が泉を持っていました
それから全ての隣人の市民が彼等の汚れを洗い落とす為に水に使用します
しかしその市民は彼自身の衣を汚れたままにします
再びイエスは言いました
林檎を売りに二人の男が行きました
一人は林檎の皮を金で量って売ることを選びます
林檎の本体を無視して
もう一人は林檎を与えることを望みました
彼の旅の為に僅かなパンだけを受け取って
しかし人々は金で量った林檎の皮を買いました
彼等に喜んで与える人を無視して
否それどころか彼を軽蔑して
そしてそのようにその日イエスは譬えで群衆に語りました
それから彼等を去らせて
彼は彼の弟子たちと共にナインに行きました
そこで彼は寡婦の息子の命を蘇らせました
彼は
彼の母と共に
彼を彼の家に受け入れて彼に奉仕しました
133章
弟子たちはイエスに近づいて彼に頼みました
こう言って
師よ
あなたが民に語った譬えの意味を私たちに話して下さい
イエスは答えました
祈りの時間が近づいています
それ故に夕方の祈りが終わったら私はあなたたちに譬えの意味を話しましょう
祈りが終わると
弟子たちはイエスに近づいて彼は彼等に言いました
種を蒔いた男は
道の上に
石の上に
茨の上に
良い地の上に
神の言葉を教える人です
それは沢山の人々の上に落ちます
それが道の上に落ちるとは
それが船乗りと商人の耳に達する時です
彼等の長旅の故に
そして彼等が取引する国の多種多様の故に
神の言葉がサタンによって彼等の記憶から取り除かれました
それが石の上に落ちるとは
それが宮廷に仕える人の耳に達する時です
君主という人に仕えなければならないという大きな心配の故に
神の言葉が彼等の中に沁み込んで行きません
それ故に
彼等はそれから或ることを記憶しても
彼等に何か試練があると直ぐ神の言葉は彼等の記憶から去って行きます
何故なら
彼等は神に仕えないから
神からの助けを彼等は期待出来ません
それが茨の間に落ちるとは
それが自分自身の命を愛する者たちの耳に達する時です
すると
神の言葉は彼等の上に成長するけれども
肉欲が増大するとそれらは神の言葉の良い種を塞ぎます
何故なら肉の快楽は人々に神の言葉を捨てさせるから
良い地の上に落ちるとは
神の言葉が神を畏れる者の耳に達する時です
するとそれはとこしえの命の実を齎します
真に私はあなたたちに言います
あらゆる状態で人が神を畏れる時神の言葉は彼の中で実を結びます
一家の父は
私は真にあなたたちに言います
彼は私たちの主です
全てのものの父です
何故なら彼は全てのものを創ったから
しかし彼は自然界の流儀に從った父ではありません
何故なら彼は出すことが出来ないから
産み出すことが不可能である他
それは
だから
私たちの神です
この世は彼のものです
そして彼が種を蒔いた畑は人類です
そして種は神の言葉です
教師たちが神の言葉を伝道することを怠る時
この世の仕事に忙しくて
サタンは人々の心に種を蒔きます
そこから邪悪な教義の無数の分派が出て来ます
聖人たちと預言者たちは叫びます
主よ
あなたは与えていませんか?
その時
善い教義を人々に
何故に
その時
そんなに多くの誤りがあるのですか?
神は答えます
私は善い教義を人々に与えました
しかし人々が空しいものに引き渡されていた間に
サタンが私の法を無価値にする為に誤りを蒔きました
聖人たちは言います
主よ
私たちは人々を滅ぼすことによってこれらの誤りを消散しましょうか?
神は答えます
そうしてはいけません
何故なら忠実な信仰者が親類関係で不信仰な者たちにぴったり繋がっているから
忠実な信仰者が不信心な者と共に失われでしょう
そうせずに裁きの時まで待ちなさい
何故ならその時不信仰な者は私の天使によって集められ
サタンと共に地獄に追放されるから
一方善い忠実な信仰者たちは私の王国に入ることが出来ます
確かに
多くの不信仰の父たちは信心深い息子たちを生むことが出来ます
その者たちの為に神はこの世が悔い改めることを待っています
134章
良い無花果を産む者たちは良い教えを説く真の教師たちです
しかしこの世は
偽りに喜びを感じて
教師たちから巧言とお世辞の葉を求めます
それを見て
サタンは彼自身を肉と感覚に結び付けます
そして葉を沢山供給します
即ち
現世のものを多量に
それの中に彼は罪を包み隠します
それを受け取って
人は病気になり永遠の死に準備ができます
水を持っていても彼の水を他人の汚れを洗い落とす為に他人に与え
彼自身の衣服を汚れたままに放っておく民は
他人に悔い改めを説くが彼自身は依然として罪の中に留まる教師です
惨めな者よ
何故なら天使たちは彼の所有する舌だけを彼に相応しい罰として書くから
もし人が象の舌を持っていて
彼の体の残りが蟻にように小さいなら
このものは怪物のようではないだろうか
然り
確かに
今私はあなたたちに言います
真に
彼はもっと怪物のようです
他人に悔い改めを説きながら
彼自身彼の罪を悔い改めない者は
林檎を売る二人の男たちはこの人です
神の愛の為に説教する人
それ故に彼は全く阿らず
真理において説教します
貧者の暮らしだけ求めて
生ける神に誓って
御前に私の魂は立ちます
そのようの人はこの世に受け入れられず
むしろ軽蔑されます
しかし金の重さで皮を売って
林檎を只で与える人は
人々を喜ばせる為に説教する人です
そして
この世に阿り
彼の阿りに従う人を破滅させます
ああ何と多くの者がこの為に滅びたか
そこで書く者は答えて言いました
人はどのように神の言葉を聞くべきでしょうか
そして神の愛の為に説教する人をどうのように知ったらよいのでしょうか
イエスは答えました
説教する人はあたかも神が語るかのように聞かれてしかるべきです
彼が良い教えを説教する時
何故なら神は彼の口を通して語るから
しかし罪を叱責しない者は
人々を顧慮して
特定の人々に阿って
恐ろしい蛇のように避けられてしかるべきです
何故なら彼は真に人の心を毒するから
あなたたちは分かりましたか
真に私はあなたたちに言います
負傷者が彼の傷を巻く美しい包帯を必要としないで
むしろ良い軟膏を必要とするように
又罪人は美しい言葉を必要としないで
むしろ良い叱責を必要とします
彼は罪を犯すことを止める為
135章
そこでペトロは言いました
師よ
私たちに話して下さい
道を踏み外した者が如何に苦しむか
そしてどの位彼等が地獄に居なければならないか
人が罪から逃れる為に
イエスは答えました
ペトロよ
あなたが尋ねたことは重大なことです
しかしながら
神が望むなら
私はあなたに答えましょう
あなたは知りなさい
それ故に
地獄は一つです
しかし七つの中心地を持っています
これ故に
罪が七種類あるように
地獄の七つの門をサタンがそれ(地獄)に齎したように
そこに七つの罰があります
高慢者は
心の最も高慢である者は
最も低い中心地に突っ込まれます
その上の全ての中心地を通って
そしてそれらの中でそこにある全ての苦痛を経験して
この世で彼は神より高くなることを求めます
彼特有の流儀に従うことを望んで
神が命じることに反して
彼より上の誰も認めないで
それでサタンと彼の悪魔たちの足下に置かれるでしょう
彼等は彼を踏み躙るでしょう
葡萄酒が造られる時葡萄が踏み躙られるように
そして彼はとこしえに悪魔たちから嘲笑われ軽蔑されるでしょう
嫉妬深い者は
この世で彼の隣人の幸運に苛立ち彼の不幸を喜ぶ者は
六番目の中心地に落ちて行くでしょう
そして地獄の沢山の蛇の毒牙によって痛みつけられるでしょう
そして彼に見えるでしょう
地獄の全てのものが彼の激痛を喜んでおり
彼が七番目の中心地に落ちて行かないのを嘆き悲しんでいると
地獄に落とされた者はどんな喜びも不可能であるにも拘わらず
神の正義が惨めな嫉妬深い者にそのように見させるのでしょう
人が夢の中で誰かに踏みつけられていると思いそれ故に激痛を感じる時のように
そのようにその事は惨めな嫉妬深い者の前に置かれるでしょう
何故なら全く喜びの無い所で
彼に見えるから
全員が彼の不幸を喜んでいると
そして彼がもっと悪くならないことを嘆き悲しんでいると
強欲な者は五番目の中心地に下って行くでしょう
そこで彼は極度の欠乏に苦しむでしょう
金持ちの饗宴者が苦しんだように
そして悪魔たちが
より大きな苦痛の為に
彼が望む物を彼に提供するでしょう
そして彼がそれを彼の手に持つと
他の悪魔たちが彼の手からそれを乱暴にひったくるでしょう
これらの言葉と共に
神の愛の為にあなたが与えなかったことを思い出しなさい
それで神はあなたが受け取ることを望みません
不幸な男よ
今や彼はその状態で彼自身を見出すでしょう
彼が過去の裕福を思い出して現在の窮乏を見る時
そして彼はそこで持てないその財産があれば永遠の喜びを得られただろうと思う時
好色な者は四番目の中心地に行くでしょう
神によって彼等に与えられた道を変えた彼等は
悪魔の燃える糞の中で料理される小麦のようになるでしょう
そしてそこで彼等は恐ろしい地獄の蛇たちに抱かれるでしょう
そして淫婦と罪を犯した彼等は
これらの不純行為全ては一変して彼等を地獄の激怒に結び付けるでしょう
それは女に似ている悪魔たちです
その髪の毛は蛇です
その目は燃える硫黄です
その口には毒があります
その舌は騙します
その体は全て棘のある鉤で巻かれています
それによって愚かな魚を捕えるように
その鉤爪は怪獣グリュプスのものです
その爪は剃刀です
その生殖器の性質は火です
今やこれらと共に全て好色な者は彼等の寝床にある地獄の残り火を楽しむでしょう
三番目の中心地に今まで働かない怠惰な者が下って行くでしょう
ここには町々と巨大な宮殿が建てられます
それらは完成するや否や直ちに取り壊されなければなりません
たった一つの石が正しく置かれてない故に
そしてこれらの膨大な石は怠惰な者の肩の上に置かれます
彼にはあいた手がありません
彼が歩く時彼の体を冷やす為に
そして重荷を楽にする為に
怠惰が彼の腕の力を取り去ったので
そして彼の足が地獄の蛇の足枷を付けられているので
そして
もっと悪い事に
彼の後ろに悪魔たちがいて
彼を押して
重荷の下で何度も彼を地に倒します
それを持ち上げる為に誰も彼を助けません
それどころか
持ち上げられないように
二倍の量が彼の上に置かれます
二番目の中心地に大食家が下って行くでしょう
今やここには食物が払底しています
生きている蠍と生きている蛇以外食べるものが何もない程です
それらは激痛を与えるのでそのような食物を食べるより生まれなかった方が良かったと思います
悪魔たちによって彼等に本当に提供されます
見た目に
美味しそうな肉が
しかし彼等は手を差し出すことは出来ません
その肉が彼等に現れる時
しかしもっと悪い事に
彼が食べるその蠍たちは彼の腹を貪り食います
素早く出て来ることが出来ず
大食家の隠し所を引き裂きます
そしてそれらがむかむかするような不潔で汚らわしい様で出て来ると
それらはもう一度食べられます
怒りっぽい人は一番目の中心地に下って行きます
そこで彼は侮辱されます
全ての悪魔と彼より低い所に下って行く地獄の多くの者たちによって
彼等は彼を踏みつけて彼を打ちます
彼等が通る道に彼を横たわらせて
彼等の足を彼の喉の上に置きます
しかし彼は身を守ることが出来ません
彼の手と足が縛られている故に
そしてもっと悪いことに
彼は他の者たちを侮辱することによって彼の激怒を発散させることが出来ません
彼の舌が鉤によって掛けられているので
肉を売る者がいつも使う鉤のように
この呪われた場所の中に一般的な懲罰があります
全ての中心地に共通した
パン一塊を作る為に様々な穀粒を混ぜるように
激しい雷雨
稲妻
硫黄
寒冷
狂暴
恐怖
全てが神の義によって合体されるでしょう
そしてその中で寒さは熱さを和らげず火は氷を和らげず
ことごとくが惨めな罪人に激痛を与えるでしょう
136章
この呪われた場所に不信仰者たちは永遠に住むでしょう
この世が雑穀で満たされているとして
この世を空にする為にたった一羽の鳥が百年に一回たった一つの穀粒を持ち去って
それが空になる時になるなら不信仰者たちは楽園に行けるという間
彼等はひと時の休みを喜ぶでしょう
しかしここに希望はありません
何故なら彼等の激痛は果てしないから
彼等は神の愛の為に彼等の罪を終わらせようとしなかったので
しかし忠実な信者は安らぎを得るでしょう
何故なら彼等の激痛には終わりがあるから
弟子たちは恐れました
これを聞いて
そして言いました
それでは忠実な信者は地獄に行かなければならないのですか
イエスは答えました
誰でも
今いる者は
地獄に行かなければなりません
それは真です
しかしながら
聖人たちと神の預言者たちは見る為にそこに行くでしょう
何の罰も受けずに
そして義人は
恐怖を経験するだけ
そして私は何というべきだろうか
私はあなたたちに告げます
神の使徒がそこに来ることを
神の義を見る為に
すると地獄は彼の存在に震えるでしょう
そして彼が人間の肉を持つ故に
人間の肉を持って罰の下に居る全ての者たちは
神の使徒が地獄を見る為に留まる間
彼等は罰なしで留まることが出来るでしょう
しかし彼がそこに留まるのは目を閉じて開ける間だけでしょう
そして神がこれをするのは創造物全員に知らしめる為です
全員が神の使徒から利益を得たことを
彼がそこに行くと
全ての悪魔が金切り声を上げて
燃えさしの下に身を隠す場所を捜し求めるでしょう
互いにこう言って
逃げろ
逃げろ
私たちの敵マホメットがここに来るから
それを聞いて
サタンが彼の両手で自分の顔を叩いて
金切り声を上げて言います
あなたは私より高貴です
私の悪意にも拘わらず
そしてこれは不当な仕打ちです
忠実な信者に関しては
彼等には七十二の等級があります
最後の二つの等級の者たちは
彼等は善い働きなしに信仰を持ちます
一方は善い働きを悲しみます
もう一方は悪を喜びます
彼等は七万年地獄に留まるでしょう
この年月の後天使ガブリエルが地獄に来て
彼等がこう言うのを聞くでしょう
マホメットよ
私たちにしたあなたの約束はどこですか
あなたの信仰が永遠に地獄に留まらせないと言う約束は
そこで神の天使は楽園に戻って
崇拝しながら神の使徒に近づいて彼が聞いたことを彼(使徒)に話すでしょう
そこで彼の使徒は神に告げて言うでしょう
主よ
私の神
あなたの僕である私にした約束を思い出して下さい
私の信仰を受け入れた彼等について
彼等を永遠に地獄に留めることは出来ません
神は答えるでしょう
あなたが望むことを求めなさい
私の友よ
私はあなたが求めるものを全てあなたに与えるから
137章
そこで神の使徒は言うでしょう
主よ
地獄に七万年居た信者たちがいます
どこに
主よ
あなたの慈悲はありますか
御願いします
主よ
この厳しい罰から彼等を解放して下さい
そこで神は四人のお気に入りの天使に命じるでしょう
彼等が地獄に行って神の使徒を信仰する者をことごとく連れ出して
彼を楽園に導くように
そしてこれを彼等は実行します
神の使徒を信仰する利益はそのようであり
彼を信じた人々は
彼等は何も善い業を為さなくても
彼等はこの信仰の内に死んだので
私が語った罰の後に楽園に行けるでしょう
138章
朝が来ると
早く
町の全ての男たちが
女たちと子供たちと共に
イエスが彼の弟子たちと共に居る家に来ました
そして彼に懇願して言いました
先生
私たちを憐れんで下さい
何故なら今年虫が穀物を食べて
私たちの土地の中で今年何の食物も私たちは受け取れなかったから
イエスは答えました
ああ何というあなたたちの恐怖だろうか
あなたたちは知らないのか
神の僕であるエリヤが
アハブの迫害が三年続いた間
パンを見ることなく
草と野生の果物だけで彼自身を養ったことを
私たちの父ダビデは
神の預言者であるが
二年間野生の果物と草を食べました
サウロに迫害されて
彼がパンを食べたのは二回だけという程まで
男たちは答えました
先生
彼等は神の預言者たちでした
霊的な喜びで養われます
それ故に彼等は良く耐えました
しかしこれらの小さな者たちはどうしてやっていけますか?
そして彼等は彼に彼等の多くの子供たちを見せました
そこでイエスは彼等の窮乏を憐れんで
言いました
収穫までどれ位ですか?
彼等は答えました
二十日です
そこでイエスは言いました
この二十日間私たちは断食と祈りに身を捧げるので
神はあなたたちを憐れむでしょう
真に私はあなたたちに言います
神がこの食糧不足を齎したのは
人々の狂気とイスラエルの罪がここに始まったから
私が神であるとか神の息子であると彼等が言った時
彼等が十九日間断食すると
二十日目の朝に
彼等は見ました
畑と丘が熟した小麦で覆われているのを
そこで直ちに彼等はイエスの許に走って行き
全てのことを彼に述べました
そしてそれを聞くとイエスは感謝を捧げ
そして言いました
行きなさい
兄弟たちよ
神があなたたちに与えた食べ物を集めなさい
男たちは小麦を沢山集めたのでそれをどこに蓄えたらよいか分からなくなりました
そしてこの事はイスラエルの中で繁栄の理由になりました
そして市民たちはイエスを彼等の王として据える相談をしました
それを知って彼は彼等から逃げました
それ故に弟子たちは十五日彼を見つける努力をしました
139章
イエスは見つけられました
筆者によって
そしてヤコブとヨハネによって
そして彼等は
泣いて
言いました
師よ
何故にあなたは私たちから逃げたのですか?
私たちは嘆き悲しんであなたを捜しました
本当に
全ての弟子たちが泣きながらあなたを捜しています
イエスは答えました
多くの悪魔たちが私の為に準備していることを知っているので私は逃げました
それを間もなくあなたたちが見ることになります
民の長老たちと共に祭司長たちが私に敵対して立ち上がるでしょう
そしてローマの総督から私を殺す権限を無理に取るでしょう
何故なら彼等は恐れるから
私がイスラエルの王位を奪いたいと望むことを
その上
私は私の弟子の一人によって売られて裏切られるでしょう
ヨセフがエジプトに売られたように
しかし正しい神が彼を倒すでしょう
預言者ダビデが言うように
彼の隣人に対して罠を広げた者を彼(神)は穴に落とすでしょう
何故なら神は彼等の手から私を救い
この世から私を連れ出すから
三人の弟子たちは恐れました
しかしイエスは彼等を慰めて言いました
恐れてはいけません
あなたたちの中から誰も私を裏切らないから
そこで彼等はやや慰めを得ました
次の日になるとそこに来ました
二人ずつ
イエスの弟子たち三十六人が
そして彼は他の者たちを待ってダマスカスに留まりました
そして彼等は皆嘆き悲しみました
何故なら彼等は知ったから
イエスがこの世から去らなければならないことを
それ故に彼は彼の口を開いて言いました
彼がどこに行くか知らないで歩む者は確かに不幸です
しかしもっと不幸なのは知る能力があってどのように良い宿屋に到達するか知っているのに
望んで泥道の上に留まりたいと思う者です
雨の中を
強盗たちの危険の中を
私に告げなさい
兄弟たちよ
この世は私たちの生まれ故郷か?
確かに違います
最初の人が追放されてこの世に放り出された故に
そしてそこで彼は彼の過ちの罰を受けます
彼自身の豊かな国に戻ることを熱望しない追放者を見出し得るのか?
彼が困窮している自分自身を見出す時
確かに理性はそれを否定します
しかし経験はそれを証明します
何故ならこの世を愛する者たちは死のことを考えないから
いや
人が彼等にそれを語ると
彼等は彼の話しを聞こうとしません
140章
あなたたちは信じなさい
人々よ
人が持たなかった特権を持って私がこの世に来たことを
神の使徒でさえそれを持たないでしょう
私たちの神が人を創ったのは彼をこの世に置く為ではなく
むしろ彼を楽園に置く為だから
確かにローマ人たちの何かを受け入れることを望まない彼は
彼等は彼に無関係な法を持っている故に
彼が持っている全てのものと共に彼自身の国を去ることを喜ばず
戻らずに
行ってローマに住むことを喜びません
まして彼は彼自身がシーザーを怒らせたことを見出した時そうしません
たとえそうでも私は真にあなたたちに言います
そして神の預言者ソロモンは
私と共に叫びます
死よ
あなたを思い出すことは如何に辛いことか
富の中で休む者たちにとって
私は今死なねばならない故にこれを言うのではありません
私はこの世の終わり近くまで生きると確信しているので
しかし私はあなたたちにこれを話しましょう
あなたたちが死ぬことを学ぶ為に
生ける神に誓って
誤って為される事は皆
一度でも
事を上手く運ぶ為にその中で自分自身を鍛えることが必要です
あなたたちは兵隊を見たことがありますか
平和な時に如何に彼等がお互いに自分自身を鍛えているか
まるで彼等は戦争中であるかのように
しかし如何に人は良い死で終わることができるのか
良い死で終わることを学ばなかった者が
主の目で見て聖人の死は貴重です
預言者ダビデは言いました
何故かあなたたちは分かりますか?
私があなたたちに告げましょう
何故ならそれは
全て稀な事は貴重であるように
良い死で終わる者たちの死も
稀であり
私たちの創造主である神の目に貴重であるから
確かに
人が何かを始める時はいつでも
彼はまさにそのことを喜んで終えるだけではなく
彼の意図が良い結果になるように骨を折ります
惨めな人よ
彼自身より彼のズボンを貴重とする者よ
何故なら彼は布を切る時それを切る前にそれを注意深く測るから
そしてそれが切られると彼はそれを注意して縫うから
しかし彼の命は
それは死ぬ為に生まれます
生まれない者だけが死なないのだから
何故に人々は彼等の命を死によって測らないのか?
あなたたちは建てる者たちを見たことがありますか
如何に彼等が土台とする石を皆考慮して置くか
それが真っすぐかどうか測って
壁が落ちない為に
惨めな人よ
彼の命の建物が大きく破壊して落ちる故に
何故なら彼は死の土台を見ないから
141章
私に告げなさい
人が生まれる時
どのように生まれるか?
確かに
彼は裸で生まれます
そして彼が死んで地面の下に横たわる時
彼にどんな利益があるのか?
粗末な亜麻布
その中に彼は包まれます
そしてこの世が彼に与える報酬はこれです
もしあらゆる業において最初と最後に釣り合いを取ることが必要なら
その業が良い終わりを齎される為に
現世の富を望む人はどんな終わりを持つべきだろうか?
彼は死ななければなりません
神の預言者ダビデが言うように
罪人は最も悪い死で終わるでしょう
布を縫う人が針に糸の代わりに梁を通したら
その仕事は終わりに到達するだろうか?
確かに彼は無駄に働くでしょう
そして彼の隣人たちから軽蔑されるでしょう
でも人は絶え間なくこのことをしているのにそのことが分かりません
彼が現世の財産を集める時
何故なら死は針であるから
その中に現世の財産という梁を通すことは出来ません
それにも拘らず彼はその仕事を成功させる為に絶え間なく彼の狂気の沙汰に努めます
しかし無駄です
そして私の言葉でこれを信じない者は誰でも
墓の上を見なさい
そこに彼は真実を見出すから
他の誰より賢くなりたい者は
墓の書を学びなさい
そこに彼の救いの為に真の教えがあるから
警戒することを彼は知るから
この世に
肉に
そして感覚に
人の肉が虫の食べ物として備えられていることを知る時
私に告げなさい
人が真ん中を歩けば安全に行ける状況の道であるのに
端を歩いて彼の頭を傷つけたら
何とあなたたちは言うだろうか?
もしあなたたちが男たちを見たなら
互いに対立して
張り合って端に行って殺し合っている男たちを
あなたたちの驚きはいかばかりか
確かにあなたたちは言うでしょう
彼等は狂って逆上しています
もし彼等が逆上していないなら自暴自棄になっています
まさにその通りです
弟子たちは答えました
そこでイエスは泣いて言いました
まさにそうです
真に
この世を愛する者たちは
彼等が理性に従って生きるなら
人間として中央の場所を保って
彼等は神の法に従うでしょう
そしてとこしえの死から救われるでしょう
しかし彼等は肉とこの世に従う故に彼等は逆上して
彼等自身の残酷な敵と
お互いにもっと傲慢にもっと煽情的に生きる為に張り合うでしょう
142章
ユダは
裏切り者は
彼はイエスが逃げたことを見た時
この世で権力者になる望みを失いました
何故なら彼はイエスの財布を携えていたから
その中に神の愛の為に彼に渡された全てが保管されていました
彼は望みました
イエスがイスラエルの王になることを
そこで彼自身が有力者になることを
それ故に
彼の望みを失って
彼は自分自身に言いました
この人が預言者だったら
私が彼の金を盗むことを知るでしょう
そこで彼は耐えかねて私を彼の務めから追放するでしょう
私が彼を信じていないことを知って
そしてもし彼が賢い人であったなら神が彼に与えようとする栄誉から逃げないでしょう
それ故にそれは良いことでしょう
私が祭司長たちと律法学者たちとファリサイ派の人々と取り決めをすることは
そしてどのように彼を彼等の手に渡すか確かめることは
そうすれば私は何か良い物を得ることが出来るでしょう
するとすぐ
この決心をして
彼は律法学者たちとファリサイ派の人々に知らせました
どのようにその事がナインで起こったか?
そして彼等は大祭司と相談しました
こう言って
もしこの人が王になるなら私たちは何をすることが出来るか
確かに私たちはまずくなるでしょう
何故なら彼は神の礼拝を昔の習慣に従って改めようとするから
彼は私たちの言い伝えを廃止できないから
そのような人の統治の下で私たちはどのようにやっていけるだろうか?
確かに私たちは私たちの子供たちと共に全て滅びるでしょう
私たちの職から追い出されて私たちは私たちのパンを乞わなければならなくなるでしょう
今私たちには
ありがたいことに
私たちの法を知らない王と総督が居ます
彼等は私たちの法に関心がありません
私たちも彼等に関心がないように
それで私たちは欲することを何でもすることが出来ます
何故なら
たとえ私たちが罪を犯しても
私たちの神は慈悲深いので彼は生贄と断食で宥められます
しかしもしこの人が王になるなら彼は宥められないでしょう
モーセが書いたやり方に從った神の礼拝を彼が見ない限り
そしてもっと悪いことに
メシアはダビデの種(子孫)から出て来ないと彼は言います
彼の主要な弟子たちの一人が私たちに言ったように
そうではなく彼は言います
彼(メシア)はイシュマエルの種(子孫)から出て来ると
そして約束はイシュマエルに為されたのでイサクにではないと
この人が生きることを許されたらその結果はどうなるでしょう
確かにイシュマエル人がローマ人に評判になり
彼等(ローマ人)は彼等(イシュマエル人)に私たちの国の所有権を与えるでしょう
それでイスラエルは再び前のように奴隷として支配されるでしょう
それ故に
その提案を聞いて
大祭司は答えました
彼は総督と共にヘロデと交渉しなければならないと
何故なら民は彼の方に心が傾いているので
軍隊なしに私たちは何もすることが出来なくなるから
そして軍隊で私たちがこの仕事を成し遂げることは神を喜ばすでしょう
それ故に
彼等自身の間で相談して
彼等は彼を夜に捕らえることを企みました
総統とヘロデがそれに同意した時
143章
それから全ての弟子たちがダマスカスに来ました
神の意志によって
そしてその途中で裏切り者ユダは
他の者以上に
イエスのいないことを悲しみ苦しんだように見せました
それ故にイエスは言いました
理由なしに愛の印をあなたに与えることに努める者に皆気を付けなさい
そして神は私たちの判断力を取り去ったので
何の理由で彼がこれを言ったか私たちは分からなくなります
全ての弟子たちが来た後
イエスは言いました
私たちはガリラヤに戻りましょう
何故なら神の天使が私にこのように言ったから
私はそこに行かなければならないと
その後
或る安息日に
イエスはナザレに来ました
市民たちがイエスを認めると
皆が彼を見ることを望みました
すると一人の収税吏が
ザアカイと言う名で
彼は身長の小さな者でした
大群衆の故にイエスを見ることが出来ないので
すずかけの木の頂に登って
そこでイエスがその場所を通るのを待ちました
彼が会堂に行った時
イエスはその時
その場所を通って
彼の目を上げて言いました
下りて来なさい
ザアカイよ
何故なら私は今日あなたの家に留まるから
その男は下りて来て喜んで彼を受け入れました
素晴らしい宴を催して
ファリサイ派の人々は不平を呟きました
イエスの弟子たちにこう言って
何故にあなたたちの師は収税吏たちや罪人たちと一緒の食事に参加するのか?
イエスは答えました
何故に医者は家に入るのか?
私に告げなさい
そこで私はあなたたちに告げましょう
何故に私がそこに入ったのか
彼等は答えました
病気を癒す為
あなたたちが言うのは真です
イエスは言いました
医療を必要とするのは健康な者ではなく
病人だけだから
144章
生ける神に誓って
御前に私の魂は立ちます
神は彼の預言者たちと僕たちをこの世に遣わします
罪人たちが悔い改める為に
しかし義人たちの為に彼は遣わしません
何故なら彼等らは悔い改める必要がないから
ちょうど清潔な者が水浴びを必要としないように
しかし真に私はあなたたちに言います
もしあなたたちが真のファリサイ派の人々であったならあなたたちは喜ぶでしょう
私が罪人たちの許に行ったことを
彼等の救いの為に
私に告げなさい
あなたたちはあなたたちの起源を知っているのか
そして何故にこの世はファリサイ派の人々を受け入れ始めたのか
確かに私はあなたたちに告げましょう
あなたたちがそれを知らないので
それ故に私の言葉に耳を傾けなさい
神の友エノクは
彼は本当に神と共に歩みました
この世に煩わされることなく
楽園に移されました
そしてそこに彼は裁きの日まで住みます
何故ならこの世の終わりが近づく時
彼はエリヤと他の一人と共にこの世に戻るから
そこで人々は
これを知って
楽園を望む故に
彼等の創造主である神を探し求め始めました
何故ならファリサイ派の厳密な意味は神を探し求めることであるから
カナンの言語で
何故なら善良な人々を嘲笑う為にこの名はそこで始まったから
カナン人たちは偶像崇拝に渡されたので
それは人間の手で造ったものを崇拝することです
それ故にカナン人たちは神に仕える為にこの世から切り離された私たちの民を見て
彼等はそういう人を見た時嘲って
ファリサイ派と言いました
即ち
彼は神を探し求めている
こう言うのと丁度同じです
狂った人よ
あなたは偶像を持たないし風を崇めません
それ故にあなたの不運な宿命を見て私たちの神々許に来て仕えなさい
真に私はあなたたちに言います
イエスは言いました
全ての神の聖なる人々と預言者たちは名前においてファリサイ派の人々ではありませんでした
あなたたちと同じように
そうではなくまさに行為において
何故なら彼等は行為の全てにおいて彼等の創造主である神を探し求めたから
そして神の愛の為に彼等は町々を彼等自身の財産を捨てたから
これらを売って神の愛の為に貧しい者に与えたから
145章
生ける神に誓って
神の友であり預言者のエリヤの時代に
一万七千人のファリサイ派の人々が住む十二の山々がありました
そしてそんなに大勢の中に一人の堕落者も見出されませんでした
全ては神に選ばれた者でした
しかし今
イスラエルに十万人以上のファリサイ派の人々がいるのに
各千人のうち一人の神の選民がいれば神は喜ぶでしょう
ファリサイ派の人々は怒って答えました
それでは私たちは全員堕落者か
そしてあなたは私たちの教えを非難しています
イエスは答えました
私は非難したのではなく真のファリサイ派の教えを賞讃しました
そして私は死に向かっています
しかし戻って来ます
あなたたちがファリサイ派の人々なら私たちを見なさい
神の友エリヤは
彼の弟子エリシャの嘆願で
小さな書を書きました
その中に彼は私たちの主なる神の法と共に人間の知恵を全て含めました
ファリサイ派の人々はエリヤの書の名を聞いた時困惑しました
何故なら彼等は知っていたから
彼等の伝承を通して誰もそのような教えを述べていないことを
それ故に彼等はしなければならない仕事の口実で去ろうとしました
そこでイエスは言いました
あなたたちがファリサイ派の人々ならこれに仕える為に他の仕事を全て捨てなさい
何故ならファリサイ派は神だけを求めるから
それ故に困惑して彼等は留まってイエスの言葉を聞きました
彼は再び言いました
エリヤは
神の僕(何故ならそのように小さな書は始めているから)
彼等の創造主である神と共に歩むことを望む者全員に対して
これを書いています
誰でも多く学ぶことを望む者は
彼等は神を恐れることが少なくなります
何故なら神を恐れる者は神が喜ぶことだけを知って満足するから
美しい言葉を求める人々は神を求めません
彼は私たちの罪を非難する以外何もしません
神を求めることを望む人々は
彼等の家の戸と窓をしっかり閉めなさい
彼の家の外で彼自身が見出されることを主は許さないから
彼が愛されない場所で
それ故にあなたの感覚とあなたの心を守りなさい
何故なら神は私たち以外には見出されないから
彼が憎まれているこの世で
善い業をしたい人々は
彼等自身の為に専心しなさい
何故なら全世界を得て彼自身の魂を失うことは利益にならないから
他人に教えたい人々は
他人より善い生活を送りなさい
何故なら私たち自身より知識の少ない者から何も学ぶことは出来ないから
どうして
それで
罪人は彼の生活を改めることが出来るのか
自分が教えるより劣る者の言うことを聞いて
神を求める人々よ
人々の会話から逃げなさい
何故ならモーセはシナイ山の上に一人で居るのを見出されて神と話したから
友と話す友にするように
神を求める人々よ
三十日間だけ彼等はこの世の人々の居る所に出なさい
何故なら一日で二年間の仕事が為されるから
神を求める者の仕事に関して
彼が歩む時
彼自身の足以外見ないようにしなさい
彼が話す時
必要なこと以外話さないようにしなさい
彼等が食べる時
空腹のまま食卓を立ち上がりなさい
毎日次の日に達しないと考えなさい
彼の息を吸うように時を過ごしなさい
獣の皮の衣で
満足しなさい
土の塊は剥き出しの土の上で眠りなさい
毎晩二時間の眠りで満足しなさい
彼自身以外誰も憎まないようにしなさい
彼自身以外誰も非難しないようにしなさい
祈りにおいて
非常に恐れて立ちなさい
まるで来るべき裁きに向かう者たちのように
さあ神の奉仕にこれをしなさい
神がモーセを通してあなたたちに与えた法と共に
何故ならそのようにすればあなたたちは神を見出すことが出来るから
あらゆる時と場所であなたたちは感じることが出来るから
あなたたちが神の中に居て神があなたたちの中に居ると
これがエリヤの小さな書です
ファリサイ派の人々よ
それ故に再び私はあなたたちに言います
あなたたちがファリサイ派の人々であったならあなたたちは喜んだでしょう
私がここに入ることを
何故なら神が罪人たちを憐れんだから
146章
そこでザーカイは言いました
主よ
見て下さい私は寄贈します
神の愛の為に
私が高利によって受け取った全ての四倍を
そこでイエスは言いました
今日この家に救いが来ました
真に
真に
多くの収税吏たちは
遊女たちは
そして罪人たちは神の王国に入るでしょう
そして己を義と見做す者たちは永遠の炎の中に入るでしょう
これを聞いて
ファリサイ派の人々は激怒して去って行きました
そこでイエスは言いました
悔い改めに転向した者たちに
そして彼の弟子たちに
二人の息子を持った父がいました
そして年下の息子が言いました
父よ
私の財産の分け前を私に与えて下さい
そして彼の父はそれを彼に与えました
そして彼は
彼の分け前を受け取って
去って遠い国に行きました
その後で彼は彼の財産全てを遊女に浪費しました
贅沢に暮らして
この後その国に大変な飢饉が起きました
その惨めな男が或る市民に仕えるほどに
彼(市民)はその男に彼の所有する豚を飼育させました
そして豚を飼育している間に彼は豚と一緒に彼の飢えを満たしました
団栗を食べて
しかし彼は我に返って言いました
ああ
私の父の家にはなんと豊かな御馳走があるのに
私はここで飢えて死んでしまう
私は立ち上がろう
それ故に
そして私の父の家に行こう
そして彼に言おう
父よ
私はあなたに対して天に罪を犯しました
あなたの召使の一人にするように私を扱って下さい
貧しい男は行きました
その後で彼の父は遠くからやって来る彼を見ることになりました
そして彼への憐れみで心を動かされました
そこで彼は彼(息子)に会いに出て行きました
そして彼に近づき彼を抱いて彼に口づけしました
息子は平伏して
言いました
父よ
私はあなたに対して天に罪を犯しました
あなたの僕の一人のように私を扱って下さい
何故なら私はあなたの息子と呼ばれるのに相応しくないから
父は答えました
息子よ
そう言ってはいけません
何故ならあなたは私の息子であるから
そして私はあなたを私の奴隷の状態にさせたくないから
そして彼は彼の僕たちを呼んで言いました
この私の息子に新しい外衣と衣服をここに持って来なさい
そして彼の新しい半ズボンを与えなさい
彼の指に指輪を与えなさい
そして直ぐ肥えた子牛を屠りなさい
そして私たちは陽気に騒ぎましょう
何故なら私の息子が死んで今再び生き返ったから
彼は失われて今見出されたから
147章
彼等が家の中で浮かれ騒いでいると
見なさい
年上の息子が家に帰って来ました
そして彼は
彼らが中で浮かれ騒いでいるのを聞いて
驚いて
僕たちの一人を呼んで
彼は彼(僕)に尋ねました
何故に彼等はそのように浮かれ騒いでいるのか
僕は彼に答えました
あなたの兄弟が帰って来てあなたの父が肥えた子牛を屠りました
そして彼等は宴会をしています
年上の息子はこれを聞いて非常に怒りました
そして家の中に入ろうとしませんでした
それ故に彼の父が彼の所に出て来て彼に言いました
息子よ
あなたの兄弟が帰って来ました
だからあなたは入って彼と喜びを共にしなさい
息子は激怒して答えました
私は忠実な奉仕で常にあなたに仕えて来ました
それなのにあなたは私の友人たちと共に私に子羊一匹与えませんでした
しかしあなたから去ったこの見下げ果てたな奴が
彼の分け前を遊女たちに浪費して
今彼は帰って来たことで
あなたは肥えた子牛を屠りました
父は答えました
息子よ
あなたは常に私と共に居て全てのものはあなたのものです
しかしこの者は死んで再び生きました
失って今見出されました
それ故に私たちは喜ばなければなりません
年上の息子は更に怒りました
そして言いました
あなたは行って勝ち誇りなさい
何故なら私は姦淫する男たちの食卓で食べないから
そして彼は金を一つも受け取らずに彼の父から去って行きました
生ける神に誓って
イエスは言いました
悔い改めた一人の罪人に対して神の天使たちの間でそのような喜びがあります
そして彼等が食べ終わると彼は去って行きました
何故なら彼はユダヤに行くつもりであったから
すると彼の弟子たちが言いました
師よ
ユダヤに行かないでください
何故なら私たちは知っているから
ファリサイ派の人々が大祭司と共にあなたを陥れる相談をしていることを
イエスは答えました
彼等がそれをする前から私はそれを知っています
しかし私は恐れません
何故なら彼等は神の意志に反して何事も出来ないから
だから彼等が望む全ての事を彼等にさせなさい
何故なら私は彼等を恐れず
神を恐れるから
148章
さあ私に告げなさい
今日のファリサイ派はファリサイ派ですか
神の僕たちですか
確かに違います
否そろどころか
私は真にあなたたちに言います
地上にこれ以上悪い者はいません
その人は彼の悪を覆う為に信仰の職業と装いで彼自身を覆います
私は昔のファリサイ派のたった一つの例をあなたたちに話しましょう
あなたたちが現在の人々を知る為に
エリヤが去った後
偶像崇拝者の大迫害の故に
ファリサイ派の聖なる集会が解散しました
何故ならエリヤの同時代に一年で真のファリサイ派の預言者が一万人以上殺されたから
二人のファリサイ派の人々が山々に行ってそこに住みました
そして一人は十五年間彼の隣人のことを何も知らずに住みました
彼等は一時間の行程しか離れていなかったのに
見なさい
その時
もし彼等が知りたがりであったなら
時が経ちその山々に干ばつが起きました
そこで両者は水を探し求めことに努めました
そこで彼等は互いに見出しました
すると年上の者が言いました
最年長者が他の全ての者の前に話すことが彼等の習わしであり
年長者の前に話すことは若者にとって大きな罪と彼等は考えていたから
年長者は
それ故に
言いました
あなたはどこに住んでいますか
兄弟よ
彼は答えました
彼の指で住んでいる所を指しながら
ここに住んでいます
何故なら彼等は年下の者の住まいの近くにいたから
年上の者は言いました
どの位ですか
兄弟よ
あなたがここに住んだのは
年下の者は答えました
十五年
年上の者は言いました
恐らくあなたはアハブが神の僕たちを虐殺した時来たのですか?
その通りです
年下の者は答えました
年上の者は言いました
兄弟よ
今イスラエルの王は誰かあなたは知っていますか?
年下の者は答えました
イスラエルの王は神です
何故なら偶像崇拝者たちは王ではなくイシラエルの迫害者であるから
それは真です
年上の者は言いました
しかし私はこう言うつもりでした
今イスラエルを迫害しているのは誰ですか
年下の者は答えました
イスラエルの罪がイスラエルを迫害しています
何故なら
彼等が罪を犯さなかったら
神はイスラエルに対して偶像崇拝の君主たちを起こさなかったでしょう
そこで年上の者は言いました
イスラエルの懲罰の為に神が送ったあの不信心の君主は誰ですか?
年下の者は答えました
今どうして私が知ることが出来るでしょうか
この十五年私はあなた以外の人を見なかったのだから
そして私は文字を読めません
それ故に手紙が私に送られて来ないから
年上の者は言いました
では
あなたの羊皮はなんと新しい
誰がそれをあなたに与えたのか?
もしあなたが誰にも会わなかったのなら
149章
年下の者は答えました
荒野で四十年間イスラエルの民の衣を良く維持した方が私の皮を維持しました
あなたが見るように
そこで年上の者は年下の者が彼より完全であったことを認めました
何故なら彼は毎年人々と交際していたから
その後
彼は彼の会話を有利にする為に
彼は言いました
兄弟よ
あなたは読み方をしりません
そして私は読み方を知っています
そして私は私の家にダビデの詩編を持っています
来なさい
それでは
私が毎日あなたに読み聞かせてダビデの言うことをあなたに教える為に
年下の者は答えました
さあ行きましょう
年上の者は言いました
兄弟よ
私は水を飲んでから二日たっています
それ故に僅かな水を捜しましょう
年下の者は応じました
兄弟よ
私は水を飲んでから二か月たちます
行きましょう
それ故に
そして神が彼の預言者ダビデによって言うことを知りましょう
主は私たちに水を与えることが出来ます
その後で彼等は年上の住まいに戻りました
その戸口で彼等は清浄な水の泉を見出しました
年上の者が言いました
兄弟よ
あなたは神の聖なる方です
あなたの為に神はこの泉を与えました
年下の者は答えました
兄弟よ
遜ってあなたはこれを言います
しかし確かなことは
神が私の為にこれをしたなら彼は泉を私の住まいの近くに造ったでしょう
それを求めて離れないですむように
何故なら私はあなたに罪を犯したことをあなたに告白するから
あなたが水を飲まずに二日間水を捜したと言って
私が飲まずに二か月居た時
その結果私は私の中で得意になりました
まるで私があなたに勝ったように
そこで年上の者は言いました
兄弟よ
あなたは真実を言いました
それ故にあなたは罪を犯しませんでした
年下の者は言いました
兄弟よ
あなたは忘れています
私たちの父エリヤが言ったことを
神を求める者は彼自身だけを咎めるべきだと
確かに彼はそれを書きました
私たちはそれを知るのではなく
むしろ私たちはそれを守るべきであると
年上の者が更に言いました
彼の話し相手の真と正しさと認めて
それは真です
そして私たちの神はあなたを許しました
そしてこれを言って彼は詩編を取って
私たちの父ダビデの言うことを読みました
私は私の口の上に監視を置きましょう
私の舌が不正の言葉に傾かない為に
私の罪を弁解で言い訳することで
そしてここで年上の者はその舌で論じました
そして年下の者は去って行きました
その後彼等は更に十五年経って彼等は互いに見出しました
何故なら年下の者が彼の住まいを変えたから
従って
彼が彼を見出した時
年上の者が言いました
兄弟よ
何故にあなたは私の住まいに戻らないのか?
年下の者が言いました
何故ならあなたが私に言ったことを私は未だ学んでいないから
そこで年上の者が言いました
こんなことがあり得るのか
十五年経っているのに
年下の者が答えました
その言葉に関する限り
私はそれらをたった一時間で学んでそれらを決して忘れていません
しかし私は未だそれらを守っていません
それは何を意図するのか?
それで
学ぶことが多すぎて
それを守れません
私たちの神が求めるのは
善であるべきなのは私たちの知性ではなく
むしろ私たちの心です
そうだから
裁きの日に
彼が私たちに尋ねようとするのは私たちが学んだことではなく
私たちが実行したことです
150章
年上の者は答えました
兄弟よ
そう言ってはいけません
何故ならあなたは知識を軽蔑しているから
私たちの神はそれを努力して手に入れるように望んでいます
年下の者は答えました
罪に陥らないように私はどう話したらよいのでしょうか
何故ならあなたの言葉は真であるから
そして私の言葉も又
私は言います
それで
律法に書かれた神の言葉を知る者たちはまずそれら(命令)を守るべきです
もし彼等が後でもっと学ぶなら
そして人は学ぶ全てを
それを守るようにしましょう
単にそれを知るだけではなく
年上の者は言いました
兄弟よ
私に告げなさい
誰とあなたは話したのか?
私が言ったことの全てを学ばなかったとあなたは分かっているから
年下の者は答えました
兄弟よ
私は私自身と話します
毎日私は私自身を神の裁きの前に置きます
私自身のことを説明する為に
そして私は私の過ちを弁解する者を私自身の中に感じます
年上の者は言いました
兄弟よ
何の過ちがあなたにあって
誰が完全であるでしょうか
年下の者は答えました
兄弟よ
そう言ってはいけません
何故なら私は二つの大きな過ちの間に立っているから
一つは私が私自身最大の罪人であることを分からないこと
もう一つは私が他の者たちよりそれを悔い改めることを望まないこと
年上の者は答えました
まさか
どうしてあなたがあなた自身最大の罪人であると分からなければならないのですか
あなたが最も完全な人であるなら
年下の者は答えました
私がファリサイ派の習慣を身に着けた時私の先生が私に言った最初の言葉はこれでした
私は他人の善と私自身の不正をよく考えるべきである
私がそうするなら私は私自身を最大の罪人であると認めるべきである
年上の者は言いました
兄弟よ
この山々の上で誰の善或いは誰の過ちをあなたは考えるのか?
ここには誰も人がいないのに
年下の者は答えました
私は太陽と天体の服従を考えなければなりません
何故ならそれらは私より優ってそれらの創造主に仕えているから
しかしそれらを私は非難します
それらは私が望むより光を与えない故に
或いはそれらの熱さが大き過ぎる故に
或い地面の上の雨が多過ぎる或いは少な過ぎる故に
すると
これを聞いて
年上の者は言いました
兄弟よ
どこであなたはこの教えを学んだのですか
何故なら私は九十歳であり
そのうち七十五年ファリサイ派でしたから
年下の者は答えました
兄弟よ
あなたはこれを謙遜して言います
何故ならあなたは」神の聖人であるから
それでも私はあなたに答えます
私たちの創造主である神は歳月を見ないで
心を見ると
それ故にダビデは
十五歳にして
彼の他の兄弟より若くして
イスラエルの王に選ばれました
そして私たちの主の預言者になりました
151章
この人は真のファリサイ派の人でした
イエスは彼の弟子たちに言いました
そしてもし神が許し賜わば
私たちが裁きの日に彼を私たちの友として持つことが出来ますように
イエスはそれから舟に乗り込みました
そして弟子たちはパンを持って来ることを忘れて後悔しました
イエスは彼等を戒めました
こう言って
私たちの時代のファリサイ派の人々のパン種に気を付けなさい
何故なら少しのパン種が大量の粗挽き粉を台無しにするから
そこで弟子たちは互いに言いました
今どんなパン種を私たちは持っているのか
私たちがパンを何も持っていないなら
そこでイエスは言いました
信仰の少ない人々よ
神がナインでどんな働きをしたかあなたたちは忘れたのか?
そこで穀物の印はなかったのか?
そして五つのパンと二つの魚で如何に多くの者が食べて満足したか?
ファリサイ派の人々のパン種は神の信仰に欠けています
そして自分のことを考えています
それは今日のファリサイ派の人々を堕落させるだけではなく
イスラエルを堕落させました
何故なら単純な人々は
読み方を知らないので
ファリサイ派の人々がすることを彼等は見てそうするから
何故なら彼等(人々)は彼等(ファリサイ派の人々)を聖人と思っているから
真のファリサイ派の人は何かあなたたちは知っていますか?
彼は人間性の油です
何故なら油のように全ての溶液の頂に留まるから?
真のファリサイ派の人の善は全ての人間の善の頂に留まります
彼は生きる書です
それを神がこの世に与えています
何故なら彼が言うこととすることは神の法に従っているから
それ故に
誰でも彼がするようにする者は神の法を守ります
真のファリサイ派の人は人間の肉を罪によって腐らせない塩です
何故なら彼を見る人は皆悔い改めに導かれるから
彼は巡礼者の道を照らす光です
何故なら彼の悔い改めと共に彼の無一物を考慮する者は皆認めるから
この世で私たちは私たちの心を閉ざしてはいけないと
しかし油を腐らせる者は
書を改悪します
塩を腐らせます
光を消します
この人は偽りのファリサイ派の人です
もし
それ故に
あなたたちが滅びたくないなら
今日のファリサイ派の人がするようにあなたたちはしないように気を付けなさい
152章
イエスはエルサレムに来て
或る安息日に神殿に入ると
兵士たちが彼を試みる為に近づいて来て彼を捕えました
そして彼等は言いました
先生
戦いをすることは法に適っていますか?
イエスは答えました
私たちの信仰は私たちに告げます
私たちの人生は地上での絶え間ない戦いであると
兵士たちは言いました
あなたは望んでいます
私たちをあなたの信仰に改宗させたいと
そして私たちが多数の神々を捨てることを
何故ならローマだけで二万八千の神が見出されるから
そして唯一であるあなたの神に従うことを
彼(神)は目に見ることが出来ず
何処に居るのか分からず
恐らくはただ空虚であるのに
イエスは答えました
もし私があなたたちを創ったなら
私たちの神があなたたちを創ったように
私はあなたたちに改宗を求めるでしょう
彼等は答えました
どうようにあなたの神が私たちを創ったのか
彼が何処に居るのか分からないのに
あなたの神を私たちに見せて下さい
そうすれば私たちのユダヤ教徒になりましょう
そこでイエスは言いました
もしあなたたちが彼を見る目を持つなら私は彼をあなたたちに見せることが出来ます
しかしあなたたちは盲であるから
私はあなたたちに彼を見せることは出来ません
兵士たちは答えました
確かに
この民があなたに表す敬意があなたの判断力を取り去ったに違いありません
何故なら私たちの誰もが頭に二つ目を持っているから
それなのに私たちは盲であるとあなたは言います
イエスは答えました
肉体の目は大まかで見ることが出来るのは上辺のものだけです
それ故にあなたたちは木や銀や金の神々を見ることが出来ます
何もすることが出来ない神々を
しかしユダヤの私たちは霊的な目を持っています
それは私たちの神への恐れと信仰です
それ故に私たちは私たちの神をどの場所でも見ることが出来ます
兵士たちは答えました
あなたは話し方に気を付けなさい
あなたが私たちの神々を侮辱するなら私たちはあなたをヘロデの手に渡すから
彼は私たちの神々の為に復讐するでしょう
彼等(神々)は全能です
イエスは答えました
あなたたちが言うように彼等が全能なら
私を許して下さい
私は彼等を拝むから
経士たちはこれを聞いて喜びました
そして彼等の偶像神たちを褒め称え始めました
そこでイエスは言いました
ここに必要なのは言葉ではなく行為だけです
それ故にあなたたちの神々に一匹の蝿を創らせなさい
そうすれば私は彼等を拝みましょう
兵士たちはこれを聞いて狼狽しました
そして何も言えなくなりました
それ故にイエスは言いました
確かに
彼等が蝿一匹新たに造れないので
私は彼等の為に神を捨てません
一言であらゆるものを創った神を
その名だけが万軍に恐れを引き起こします
経士たちは答えました
さあこうしよう
私たちはあなたを捕えよう
そして彼等は彼等の腕をイエスに伸ばそうとしました
そこでイエスは言いました
万軍の主よ
すると直ぐに兵士たちは神殿から転がり出ました
人が木の樽を転がすように
葡萄酒をそれら(樽)に詰め替える為にそれら(樽)を転がす時
彼等の頭と彼等の足が地面にぶつかり
誰も彼等に触れられない程激しく
そして彼等はひどく恐れて懸命に逃げたので
彼等は二度とユダヤに現れませんでした
153章
祭司たちとファリサイ派の人々は彼等の間で呟いて言いました
彼はバールとアスタロトの知恵を持っています
その上彼はサタンの力でこれをしました
イエスは彼の口を開いて言いました
私たちの神は命じました
私たちの私たちの隣人のものを盗んではいけないと
しかしこのたった一つの戒めが酷く破られ粗末に扱われたので
それは世界を罪で満たしました
そしてその罪は決して免除されません
他の罪が免除されるように
何故なら他の罪は皆
もし人がそれを強く後悔して二度とそれを犯さず
祈りと施しと共に断食するなら
強力で慈悲深い私たちの神は
許すから
しかしこの罪は決して免除されない種類のものです
誤って取られたものが返される以外
そこで一人の律法学者が言いました
先生
どのように盗みが世界を罪で満たしたのですか
確かに今
神の慈悲によって
僅かな盗人しかいません
そして彼等は彼等自身の姿を見せることは出来ません
彼等が直ぐに兵士によって縛り首にされる以外
イエスは答えました
誰でも(盗む)物をを知らない者は
彼等は盗人たちを知ることが出来ません
私は真にあなたたちに言います
多くの者は何をしているのか知らずに盗んでいると
そしてそれ故に彼等の罪は他の者たちより大きいと
何故なら知られていない病気は癒されないから
その時ファリサイ派の人々がイエスに近づいて言いました
先生
イスラエルであなただけ真理を知っているから
私たちに教えて下さい
イエスは答えました
イスラエルで私だけが真理を知っていると私は言いません
何故ならこの〜だけという言葉は神にだけに属して他のものには属さないから
何故なら彼は真理であるから
彼だけ真理を知っています
それ故に
もし私がそう言ったら私は重大な盗人になるでしょう
何故なら私は神の名誉を盗んでいるから
そして私だけ神を知ったと言う時
私は全ての者より大きな無知に陥っいることになるでしょう
あなたたちは
それ故に
酷い罪を犯しました
私だけ真理を知ると言う時
そして私はあなたたちに告げます
もしあなたたちが私を試みる為にこれを言ったなら
あなたたちの罪はもっと大きいと
それからイエスは
全員が黙ったのを見て
再び言いました
イスラエルで真理を知るのは私だけではないけれども
私だけ話しましょう
それ故にあなたたちは私に聞きなさい
あなたたちが私に尋ねたから
創られた全てのものは創造主に属します
だから何一つどんな権利も主張することはできません
魂は
感覚は
肉は
時は
物は
そして名誉は
全ては神の所有物です
だからもし人が神の意志としてそれらを受け取らないなら
彼は盗人になります
そして同様に
もし彼が神の意志に反してそれらを使うなら
彼は同様に盗人です
私は言います
それ故に
あなたたちに
私の魂が御前に立つ神に誓って
あなたたちが時を置く時
こう言って
明日私はそのようにしましょう
私はそのようなことを言いましょう
私はそのような場所に行きましょう
そしてこう言いません
もし神が望むなら
あなたたちは盗人です
そしてあなたたちは重大な盗人です
あなたたちがあなたたちのより良い時間をあなたたち自身を喜ばす為に使って神を喜ばす為に使わない時
そしてより悪い時間を神の奉仕に使う時
その時あなたたちは本当に盗人です
誰でも罪を犯す者は
自分が望むやり方でする者は
盗人です
何故なら彼は時と魂と彼自身の人生を盗むから
それは神に奉仕すべきものです
それなのにそれを神の敵サタンに与えるから
154章
人間は
それ故に
名誉と命と財産を持つ者は
彼の所有物が盗まれる時
盗人は絞首刑に処せられます
彼の命が取られる時
殺人者は打ち首に処せられます
そしてこれは正しいことです
何故なら神がそう命じているから
しかし隣人の名誉が取り去られた時
何故盗人は十字架に掛けられないのか?
物は
本当に
名誉に優るのか?
神は
本当に
命じたのか
物を取る者は罰するように
そして物と共に命を取る者は罰するように
しかし名誉を取り去る者は自由の身となるように
全く違います
何故なら私たちの父祖たちは彼等の呟きの故に約束の地に入れず
彼等の子供たちだけが(入った)から
そしてこの罪の為に蛇が私たちの民の約七万を殺したから
私の魂が御前に立つ神に誓って
名誉を盗む者はより大きな罰に値します
人から財産と命を奪う者より
不平を呟く人に耳を傾ける者は同様に有罪です
何故なら一方は彼の舌の上にサタンを受け入れ他方は彼の耳に(受け入れる)から
ファリサイ派の人々はこれを聞いて怒りに燃え尽きました
何故なら彼等は彼の話しを非難できなかったから
そこで一人の教師がイエスに近づいて
彼に言いました
善い先生
私に告げて下さい
何故に神は穀物と果物を私たちの父祖たちに与えなかったのか?
彼等が必ず倒れると知りながら
確かに彼は彼等に穀物を与えるべきであったのか
或いは人々にそれを見ることを許すべきではなかったのか
イエスは答えました
人よ
あなたは私を善いと呼びました
しかしあなたは間違っています
何故なら神だけが善いから
そしてあなたはもっと酷い間違いをしています
あなたの頭脳に従って何故神がしなかったかを尋ねて
それでも私はあなたに全て答えましょう
私はあなたに告げます
それで
私たちの創造主である神は彼の業によって彼自身を私たちに確信させることはしまません
それ故に創造物にとってそれは法に適っていません
彼自身の道と便利なものを求めることは
そうではなく彼の創造主である神の名誉を(求めるべきです)
創造物が創造主に依存して創造主が創造物に依存していない故に
私の魂が御前に立つ神に誓って
もし神が全てのものを人に与えたなら
人は彼自身が神の僕であることを知ろうとしないでしょう
そして彼は彼自身を楽園の主人であるならと思うでしょう
それ故に創造主は
永遠に讃えられる者は
彼に食べ物を禁じました
人が彼に服従して留まる為に
そして真に私はあなたたちに言います
誰でも彼の目の光りが明るい者は全てのものをはっきり見えます
そして暗闇からさえ光を引き寄せます
しかし盲はそうしません
それ故に私は言います
もし人が罪を犯さなかったら
神の慈悲と彼の義を私はあなたたちに決して知らせなかったでしょう
そしてもし神が罪を犯せない人を造ったなら
その場合には彼は神に等しくなったでしょう
それ故に聖なる神は善であり義なる人を創りました
しかし彼が好むことをするのは自由です
彼自身の命と救いか破滅かについて
教師はこれを聞いて度肝を抜かれました
そして困惑して去って行きました
155章
それから大祭司は二人の老祭司を呼んで彼等をイエスの許に遣わしました
彼(イエス)は神殿から出て行きました
そしてソロモンの玄関に座っていました
正午の礼拝を祈る為に待ちながら
そして彼の近くに民の大群衆と共に彼の弟子が居ました
祭司たちはイエスに近づいて言いました
先生
何故に人は穀物と果実を食べたのか?
人がそれを食べるように神が望んだのか
それとも違うのか
彼を試す為に彼等はこれを言いました
何故ならもし彼がこう言ったなら
神がそれを望みました
彼等は答えるでしょう
何故彼はそれを禁じたのか?
そしてもし彼がこう言ったなら
神はそれを望みませんでした
彼等は言うでしょう
それでは人は神より力があります
神の意志に反して働くから
イエスは答えました
あなたたちの質問は山の上の道のようです
それの右側と左側は絶壁です
しかし私は真ん中を歩きます
祭司たちはこれを聞いて困惑しました
彼が彼等の心を知ったことに気づいて
そこでイエスは言いました
人は皆
必要とする為に
彼自身の消費の為に全て働きます
しかし神は
何も必要としない者は
彼の善い意志に従って働きました
それ故に人を創る時彼(神)は彼(人)を自由に創りました
神が彼(人)を必要としていなかったことを彼が知る為に
例えば
或る王がするように
彼の富を示す為
そして彼の奴隷たちが彼をもっと愛する為に
彼の奴隷たちに自由を与えます
神は
それで
人を自由に創りました
彼(人)が彼の創造主を沢山愛する為に
そして彼の寛大さを知る為に
何故なら神は全能であり
人を必要としないにも拘わらず
彼の全能によって人を創り
彼の寛大さによって彼(人)を自由のままにしたから
彼(人)が悪に抵抗して善を為すことが出来るように
何故なら神は罪を妨げる力を持っているにも拘わらず
彼は彼自身の寛大さを否定しないから
その為に神に矛盾はないから
彼の全能と寛大さは人に働いて
彼は人に罪を否認しようとしません
本当に
神の慈悲と彼の義が人に働く為に
そして私が真実を話しているという印に
私はあなたたちに告げます
大祭司が私を試みる為にあなたたちを遣わしたことを
そしてこれが彼の聖職の実です
老人たちは去って行き全てを大祭司に詳しく述べました
彼は言いました
此奴の後ろに悪魔がいる
それが彼に全てを話している
何故なら彼はイスラエルの王位を熱望しているから
しかし神がそれに気づくでしょう
156章
彼は正午の祈りを終えて
イエスは
彼は神殿から出て行くと
一人の盲を見出しました
彼の母の胎内の時から(の盲を)
彼の弟子たちは彼にこう言って尋ねました
師よ
この男に誰が罪を犯したのですか?
彼の父か彼等の母か
彼が盲で生まれたのは
イエスは答えました
彼の父も彼の母も彼に罪を犯していません
神が彼をそう創りました
福音の証しの為に
そして盲の男を彼の許に呼んで
彼(イエス)は地面の上に唾を吐き泥を作ってそれを盲の男の目の上に置いて
彼に言いました
シロアムの池に行って洗いなさい
盲の男は行って
洗うと光を受けました
その後
彼は家に戻ると
彼に会った多くの者が言いました
この男が盲だったら私は確かに言えます
神殿の麗しの門に常に座っていたのは彼だったと
他の者たちは言いました
それは彼です
しかしどうやって彼は光を受けたのか?
そして彼等は彼に近づいて言います
あなたは神殿の麗しの門に常に座っていたあの盲の男ですか?
彼は答えました
私が彼です
何故ですか?
彼等は言いました
今やどのようにあなたはあなたの視力を受けたのか?
彼は答えました
或る人が泥を作りました
地面の上に唾を吐いて
そしてこの泥を彼は私の目の上に置いて私に言いました
行ってシロアムの池で洗いなさい
私は行って洗いました
そして今私は見えます
イスラエルの神は讃えられますように
盲で生まれた男が再び神殿の麗しの門に来た時
全エルサレムはその事で満たされました
それ故に彼は大祭司の許に連れて来られました
彼(大祭司)はイエスに敵対する祭司たちとファリサイ派の人々と相談しました
大祭司は彼に尋ねました
こう言って
男よ
あなたは盲で生まれたのか?
はい
彼は答えました
さあ神に栄光を帰しなさい
大祭司は言いました
私たちに告げなさい
どの預言者が夢の中であなたに現れてあなたに光を与えたのか
それは私たちの父アブラハムでしたか
或いは神の僕モーセか
或いは他の預言者か?
何故なら他の者たちはそんな事をすることは出来ないから
盲で生まれた男は答えました
アブラハムもモーセも
他の預言者も私は夢の中で見なかったし彼によって癒されていません
そうではなく私が神殿の門に座っていた時
一人の人が私を彼の許に近寄らせて
彼の唾で土の泥を作って
その泥を私の目の上に置いて
洗う為にシロアムの池に私を行かせました
すぐ私は行きました
そして洗いました
そして私の目の光と共に戻りました
大祭司はその人の名前を彼に尋ねました
盲で生まれた男は答えました
彼は私に彼の名前を告げませんでした
しかし彼を見た或る人が私を呼んで言いました
あの人が言った通りに行って洗いなさい
何故なら彼はナザレのイエスだから
イスラエルの神の預言者で聖なる人だから
そこで大祭司は言いました
ことによると今日彼はあなたを癒したのか?
つまり
安息日に
盲の男は答えました
今日彼は私を癒しました
大祭司は言いました
さあ見なさい
如何に此奴が罪人であるか
彼は安息日を守らないから
157章
盲の男は答えました
彼が罪人であるかどうか私は知りません
しかしこれを私は知っています
私が盲であったのに
彼が私に光を与えたことを
ファリサイ派の人々はこれを信じませんでした
そこで彼等は大祭司に言いました
彼の父と母に人を遣わして下さい
何故なら彼等は真実を言うでしょうから
彼等は人を遣わしました
それ故に
盲の男の父と母に
そして彼等が来ると大祭司は彼等にこう言うことを尋ねました
この男はあなたたちの息子ですか?
彼等は答えました
彼は本当に私たちの息子です
そこで大祭司は言いました
彼は言います
彼は盲で生まれて
今彼は見えると
どうしてこのことが起こったのか?
盲で生まれた男の父と母は答えました
本当に彼は盲で生まれました
しかしどうして彼が光を受けたのか
私たちは知りません
彼は成年です
彼に尋ねて下さい
そうすれば彼はあなたに真実を話すでしょう
そこで直ちに彼等は立ち去りました
そして大祭司は再び盲で生まれた男に言いました
神に栄光を帰しなさい
そして真実を語りなさい
盲の男の父と母は話すことを恐れました
何故ならローマの元老院から一つの法令が出たから
誰もユダヤの預言者イエスを競って求めないように
死刑の下で
総督がこの法令を手に入れました
それ故に彼等は言いました
彼は成年です
彼に尋ねて下さい
大祭司は
それで盲で生まれた男に言いました
神に栄光を帰して真実を語りなさい
何故なら私たちはこの男を知っているから
あなたを癒したとあなたが言う者を
彼が罪人であることを
盲で生まれた男は答えました
彼が罪人であるかどうか
私は知りません
しかしこのことを私は知っています
私が見えなかったことと彼が私に光を与えたことを
確かに
世界の始まりからこの時まで
いまだかって盲で生まれた者に光を与えたことはありません
そして神は罪人に耳を貸しません
ファリサイ派の人々は言いました
彼があなたに光を与えたその時彼は何をしましたか
それで盲で生まれた男は彼等が信じないことに驚いて
言いました
私はあなたたちに話しました
それなのに何故にあなたたちは再び私に尋ねるのか?
あなたたちも又彼の弟子になるつもりですか?
大祭司はそこで彼を罵って言いました
あなたも完全に罪の中で生まれました
あなたは私たちに教えるつもりか?
あっちに行きなさい
そしてあなたはあの男の弟子になりなさい
私たちはモーセの弟子だから
そして私たちは神がモーセに告げたことを知っているから
しかしこの男については
私たちは彼がどこから来たのか知りません
そして彼等は彼を会堂と神殿から追い出しました
イスラエルの中で清い者と共に祈ることを彼に禁じて
158章
盲で生まれた男はイエスを見つけに行きました
イエスはこう言って彼を慰めました
あなたは今ほど祝福された時はありません
何故ならあなたは私たちの神から祝福されているから
神は私たちの父であり彼の預言者であるダビデを通して語りました
この世の友たちに敵対して
こう言って
彼等は呪って私は祝福します
そして預言者ミカによって彼(神)は言いました
私はあなたの祝福を呪います
何故なら土は空気に反していないから
水は火に
光は暗闇に
冷たさは熱さに
あるいは愛は憎しみに
神の意志がこの世の意志に反するほど
弟子たちは一致して彼に尋ねました
こう言って
主よ
あなたの言葉は重大です
私たちに告げて下さい
それ故に
その意味を
何故ならまだ私たちは分からないから
イエスは答えました
あなたたちがこの世を知る時
あなたたちは私が真実を語ったことを知るでしょう
そしてあなたたちは各預言者による真実を知るでしょう
悟りなさい
だから
たった一つの名前の中に三種類の言葉が含まれていることを
一つは天と地を表します
水と共に
空気と火と共に
そして人より劣る全ての物と共に
全ての物の中でこの世は神の意志に従います
何故なら
神の預言者ダビデが言うように
神は彼等が破らない法を彼等に与えたから
二つ目は全ての人々を表します
一つの家が表すように
壁ではなく
家族を
さてこの世は
再び
神を愛します
何故なら生来彼等は神を憧憬しているから
それで天性に従って皆神を憧憬します
彼等が神を誤り求めるにしても
そして何故あなたたち全てが神を憧憬していると分かるのか
何故なら彼等は皆何の悪のない無限の善を憧憬するから
そしてこれは神だけだから
それ故に慈悲深い神はこの世を救う為に彼の預言者たちをこの世に送りました
三つ目は罪の状態に落ちた人です
罪はそれ自身をこの世の創造主である神に反する法に変えました
これは人を神の敵である悪魔のようにさせます
そしてこの世を私たちの神は怒ったので
もし預言者たちがこの世を愛したら
あなたたちはどう思うか?
確かに神は彼等から彼等の預言能力を取るでしょう
そして私は何を言うべきか?
生ける神に誓って
御前に私の魂は立ちます
神の使徒がこの世に来る時
彼がこの邪悪な世に向けて愛を抱くなら
確かに
神は彼から全てを取り去るでしょう
彼が彼を創った時に彼に与えた全てを
そして彼を拒否させるでしょう
それほど大きく神はこの世に反しています
159章
弟子たちは答えました
師よ
あなたの言葉な非常に重要です
それ故に私たちを憐れんで下さい
何故なら私たちはそれが分らないから
イエスは言いました
あなたたちは考えてみなさい
神が彼の使徒を競争相手として創ったと
その者が彼自身を神に等しくさせようと思うだろうか?
確かに違います
そうではなく彼の善き僕として
彼は主が喜ばないことを喜びません
あなたたちはこれを理解できません
何故ならあなたたちは知らないから
ある一つの事が罪であることを
それ故に私の言葉を聞きなさい
真に
真に
私はあなたたちに言います
神を否定すること以外罪は人の中で生じません
神が望まない罪は一つだけであるので
神が望む全てのことは罪から最もかけ離れているので
従って
私たちの祭司長たちや祭司たちが
ファリサイ派の人々と共に
私を迫害しました
イスラエルの人々が私を神と呼んだ故に
彼等は神を喜ばせることをしようとしました
そして神は彼等に報いるでしょう
しかし彼等は反対の理由で私を迫害する故に
私が真実を言うことを彼等は望まないから
彼等が如何に汚したか
モーセの書を
そしてダビデのそれ(書)を
神の預言者たちであり友たちの(書を)
彼等の習慣によって
そしてそれ故に私を憎んで私の死を望みます
それ故に神は彼等を嫌悪します
私に告げなさい
モーセは人々を殺しアハブは人々を殺しました
これはどちらの場合も殺人ですか?
確かに違います
何故ならモーセは偶像崇拝を滅ぼし真の神の信仰を守る為に人々を殺しました
しかしアハブは真の神の信仰を滅ぼして偶像崇拝を守る為に人々を殺しました
それ故にモーセにとって人々の殺戮は生贄に転換されました
一方アハブにとってそれは神の冒涜に転換されました
一つの同じ業がこの二つの反対の結果を生むことになりました
生ける神に誓って
御前に私の魂は立ちます
もしサタンが天使たちに語ったのなら
如何に彼等が神を愛したか知る為に
彼は神から拒絶されなかったでしょう
しかし彼は彼等を神から背かせようとした故に
それ故に彼は堕落者です
そこで書く者が答えました
どうして
それでは
預言者ミカによって言われたことが理解できますか?
偽預言者の口によって告げられるように神が定めた偽りについて
イスラエルの王たちの書に記されているように
イエスは答えました
バルナバよ
起きたこと全てを簡潔に暗唱しなさい
私たちが真実を明らかに知るように
160章
そこで書く者が言いました
預言者ダニエルが
イスラエルの王たちの歴史と彼等の専制君主たちを述べて
このように書き記しています
イスラエルの王はユダの王と結びました
ベリアル(つまり堕落者たち)の息子たちと戦う為に
彼等はアンモン人でした
ユダの王ヨシャファトは
そしてイスラエルの王アハブは
サマリアで一つの王座に両者は座り
彼等の前に四百人の偽預言者が立ちました
彼等はイスラエルの王に言いました
アンモン人に向かって上って行きなさい
何故なら神は彼等をあなたの手に渡すから
そしてあなたはアンモンを追い散らすでしょう
そこでヨシャファトは言いました
ここに私たちの父祖の神の預言者は他にいませんか
アハブは答えました
一人だけいます
しかし彼は災いです
何故なら彼は私に関して常に災いを予言するから
そして私は彼を牢に捕らえました
そして彼はこれを言いました
即ち
一人だけいます
多くの者がアハブの法令によって殺されたので
預言者たちは
丁度あなたが師よと言った時に
人々が住まない山の頂上に逃げました
そこでヨシャファトは言いました
彼をここに寄こして下さい
そして彼が何を言うか確かめましょう
それ故にアハブは命じました
ミカヤをそこに寄こすように
彼は足に足枷を付けて来ました
そして彼の顔は生死の間を彷徨っている人のようにきょとんとしていました
アハブは彼に尋ねました
こう言って
話しなさい
ミカヤよ
神の名によって
私たちはアンモン人に対して上って行くべきか?
神は彼等の町々を私たちの手に渡すか?
ミカヤは答えました
上って行きなさい
上って行きなさい
何故なら成功裏にあなたは上って行けるから
そしてもっと成功裏に下って来るから
そこで偽預言者たちは神の真の預言者としてミカヤを讃えました
そして彼の足から足枷を断ち切りました
ヨシャファトは
私たちの神を畏れて
決して偶像たちの前に跪かなった彼は
ミカヤに尋ねました
こう言って
私たちの父祖の神の愛にかけて
真実を言いなさい
あなたがこの戦いの結果を見た通りに
ミカヤは答えました
ヨシャファトよ
私はあなたの顔を畏れます
それ故に私はあなたに告げます
羊飼いのいない羊の群れのようなイスラエルの人々を私が見たことを
そこでアハブが
微笑みながら
ヨシャファトに言いました
私はあなたに言いました
此奴は災いだけ予言すると
しかしあなたはそれを信じなかった
そこで彼等両方が言いました
さてどのようにあなたはこれを理解するのか?
ミカヤよ
ミカヤは答えました
神の面前で天使たちが集会に集まったように思われます
そして私は神がこう言うのを聞きました
誰がアハブを騙すのか
彼がアンモンに向かって上って行って殺される為に
すると一人が一つのことを言い他の者が他のことを言いました
それから一人の天使が出て来て言いました
主よ
私がアハブと戦いましょう
そして彼の偽預言者たちの許に行き彼等の口に偽りを置きましょう
そうすれば彼は上って行って殺されるでしょう
そしてこれを聞いて
神は言いました
さあ行ってそうしなさい
何故ならあなたは成功するから
そこで偽預言者たちは激怒しました
そして彼等の長がミカヤの頬を打ちました
こう言って
神から外れた者よ
何時真実の天使が私たちから離れてあなたの許に行ったのか?
私たちに告げなさい
何時偽りを齎す為に天使が私たちの許に来たのか?
ミカヤは答えました
あなたたちは知るでしょう
あなたたちが殺されることを恐れて家から家に逃げる時
王を騙したので
そこでアハブは激怒しました
そして言いました
ミカヤを捕らえなさい
彼の足に掛けた枷を彼の首に掛けなさい
そして私が戻って来るまで彼を大麦パンと水で留めて置きなさい
何故なら今どんな死を彼に課したらよいか分からないから
彼等は上って行きました
それから
そしてミカヤの言葉通りに事は起こりました
何故ならアンモン人の王は彼の僕たちに言ったから
あなたたちはユダの王と戦わずに
又イスラエルの君主たちと戦わずに
イスラエルの王を殺しなさい
アハブを
私の敵を
そこでイエスは言いました
そこで止めなさい
バルナバよ
何故ならそれで私たちの目的は十分だから
161章
あなたたちは全て聞きましたか?
イエスは言いました
弟子たちは答えました
はい
主よ
するとイエスは言いました
嘘をつくことは本当に罪です
しかし殺人はもっと大きな(罪)です
何故なら嘘は語る者に属する罪ですが
殺人は
それを犯す者に属する一方
神がこの地の上に持つ最も愛しいものも破壊するから
つまり
人を
そして嘘をつくことは矯正することが出来ます
発言されたことの逆を言うことによって
一方殺人は矯正なしです
死人に再び命を与えることは出来ないので
私に告げなさい
そこで
神の僕モーセは彼が殺した者全てを殺すことによって罪を犯しているのか?
弟子たちは答えました
とんでもないことです
モーセが罪を犯したなんてとんでもないことです
彼に命じた神に従うことによって
そこでイエスは言いました
そこで私は言います
あの天使が罪を犯したなんてとんでもない
アハブの偽預言者たちを嘘で騙した(天使が)
何故なら神が人々の殺戮を生贄として受け入れるように
彼は讃美の為の嘘を受け入れたから
真に
真に
私はあなたたちに言います
子供がその靴を大男の寸法によって造らせることが間違っているように
神を法に従属させる者は間違っています
人間彼自身が法に従属するように
それ故にあなたたちが信じる時
神が望まないことだけが罪であると
あなたたちは真実を見出せるでしょう
私があなたたちに語ったように
それ故に
何故なら神は複合体でもなく変更可能でもないから
又彼は単一のものを欲したり欲しなかったすることも出来ないから
何故なら彼は彼自身の中に矛盾を持たないから
そして結果として苦痛を与えます
そして永遠に讃美されないでしょう
フィリポが答えました
しかし預言者アモスの言葉はどのように理解されるべきですか?
神が(業を)為さなかった町に悪はない(という言葉は)
イエスは答えました
さあこれを考えなさい
フィリポよ
文字による慰めの危険が如何に大きいか
ファリサイ派の人々がするように
彼等は彼等自身の為にでっち上げました
神の選民による神の運命予定説を
そのような方法で彼等は実際にこう言うようになります
神は不正であり詐欺師で嘘つきで裁きを嫌っていると
(裁きは彼等の上に下るでしょう)
それ故に私は言います
ここに神の預言者アモスが悪について告げたことを
この世が悪と呼ぶ悪について
何故ならもし彼が正しい人の言葉を使ったなら
彼はこの世に理解されなかったから
何故なら全ての苦難は善であるから
それらは私たちが犯した悪を清めるので
或いはそれらは悪を犯すことから私たちを止めるので善です
或いはそれらはこの世の状態を人に知らせるので善です
私たちがとこしえの命を愛し熱望する為に
従って
預言者アモスは言います
神がその町に働きかけたこと以外その町に価値はありません
彼は苦しんでいる人々に絶望を引き起こしました
彼等は苦難の中の彼等自身と繁栄の中に生きる罪人たちと見たので
そして
もっと悪いことに
多くの者は
サタンが人を統治していると信じて
サタンを恐れて彼に奉仕しました
苦難を被らないように
アモスはそれ故にローマ人通訳がするようにしました
彼は彼の言葉を考えていません
大祭司の面前で語る人のように
そうではなくヘブライ語を話すことを知らないユダヤ人の意向と務めを彼は考えています
162章
もしアモスがこう言ったなら
神が町に為したこと以外町に善はない
神に誓って
その面前に私の魂は立ちます
彼は酷い過ちを犯したでしょう
何故ならこの世は善を保持しないから
空しい方法で為される不正と罪を除いて
それ故に人々は更に不正を働くでしょう
「神が為さなかったことに」何の罪も不正もないと信じて
それを聞いて地が震えます
そしてイエスがこれを言った時
直ちに大きな地震が起きました
皆が死んだように倒れるほど
イエスは彼等を立ち上がらせて
言います
さあ悟りなさい
私があなたたちに真実を語ったかどうか
このことが
それで
あなたたちに分かったか
アモスは
神が町に悪を為したと彼が言った時
世間の人々と話して
苦難について語りました
それは罪人たちだけが悪と呼ぶことです
さあ運命予定説に進みましょう
それについてあなたたちは知りたいと望んでいます
そしてそれについて私はあなたたちに話しましょう
向こう岸のヨルダン川の近くで
明日
神が望むなら
163章
イエスは彼の弟子たちと共にヨルダン川を越えて荒野に行きました
そして正午の祈りを終えて彼は椰子の木の近くに座りました
そして椰子の木の陰の下に彼の弟子たちは座りました
そこでイエスは言いました
運命予定説は非常に秘密なことなので
兄弟たちよ
私はあなたたちに言います
真に
一人だけにそれは明らかに知らされます
それは諸々の民が待ち望む彼です
彼に神の秘密が明らかにされるので
彼がこの世に来る時
彼の言葉に耳を傾ける者たちは祝福されます
何故なら神は彼の慈悲で彼等に影を投げかけるから
椰子の木が私たちに影を投げかけるように
実に
この木が太陽の焼けるような熱から私たちを守るように
そのように神の慈悲はサタンからその人を信じる者たちを守ります
弟子たちは答えました
師よ
あなたが語るの人は誰ですか?
誰がこの世に来るのですか?
イエスは喜びの心で答えました
彼はマホメットです
神の使いです
そして彼がこの世に来る時
雨が地に実を結ばせるように
長い間雨が降らなかった時
そのように人々の間に善い業を引き起こすでしょう
彼が齎す豊富な慈悲を通して
何故なら彼は神の慈悲に満ちた白い雲であるから
神の慈悲は雨のように忠実な信者の上に降りかかります
164章
従って私はあなたたちに今告げましょう
この運命予定説に関して知ることを神は私に許したことはほとんどないと
ファリサイ派の人々は言います
全ての事は運命づけられているので
神の選民は堕落者になることは出来ないと
そして堕落者はどうしても神の選民になることは出来ないと
そして神は善行を運命づけたと
選民が救いに向かって歩めるような道と同じように
そのように彼は罪を運命づけたと
堕落者が破滅に向かって歩む道と同じように
これを言った舌は呪われよ
それを書いた手と共に
何故ならこれはサタンの信仰であるから
それ故に今日のファリサイ派がどんな風か人は知った方がよい
何故なら彼等はサタンの忠実な僕たちであるから
運命予定説は絶対不変の意志以外何を意味することが出来るか?
人が手に手段を持つ或る事に終わりを与える為に
何故なら手段なしに人は終わりを運命づけることは出来ないから
どうして
それでは
彼は家族を運命づけることが出来るのか
彼は使う貯えとお金がないだけではなく
足を置くだけの土地もないのに
確かに誰もそうすることは出来ません
それで
私はあなたたちに告げます
運命予定説は
自由意思を取り去ります
それは神が彼の純粋な賜物として人に与えたものです
神の法です
確かにそれは運命予定説ではなく嫌悪です
私たちが制定しているのは
モーセの書を示すあの人は自由です
私たちの神がシナイでモーセに法を与えた時
彼はこのように語りました
私の命令は天にはありません
だからあなたはあなた自身に言い訳出来ません
こう言って
さて
誰が神の命令を私たちに齎す為に行くことが出来るのか
或いは誰がそれを守る為に私たちに力を与えることが出来るのか
それは海を越えることもありません
あなたがあなた自身に言い訳しなければならない為に
しかし私の命令はあなたの心に近いので
あなたがそれを守ろうと思う時
私に告げなさい
もしヘロデ王が命じたなら
年寄りに若くなるように
そして病人に健康になるように
そして彼等がそれをしなければ彼等を殺すと
これは正しいことですか?
弟子たちは答えました
もしヘロデがこれを命じたなら
彼は最も不正で不敬虔です
そこでイエスは
ため息をついて
言いました
これらは人間の風習の実です
兄弟たちよ
何故ならこう言って
神は堕落者を運命づけたので彼は選民になることは出来ないと
彼等は不敬虔と不正に神を冒涜するから
何故なら彼(神)は罪人に命令するから
罪を犯さないように
そして彼が罪を犯す時悔い改めるように
一方運命予定説は罪人から罪を犯さない力を取り去ります
そして彼から悔い改めを完全に奪います
165章
しかし神が預言者ヨエルによって言うことを聞きなさい
確かに
あなたの神は言います
私は罪人の死を望まずに
彼が悔い改めに転向することを私は求めます
それで神は彼が望まないことを運命づけるだろうか?
あなたたちはよく考えなさい
神が言うことを
そして現時点のファリサイ派の人々が言うことを
更に
神は預言者イザヤによって言います
私は呼び掛けました
しかしあなたたちは私に耳を貸そうとしませんでした
そしてどれだけ神は呼び掛けたか
彼が同じ預言者によってどう言うか聞きなさい
一日中私は私の手を伸ばしました
私を信じないで私に逆らう民に
そして私たちのファリサイ派の人々が
堕落者は選民になることは出来ないと彼等が言う時
彼等が言うことを
その時
神が人々を嘲ります
彼に何か白いものを見せる盲の男をを彼が嘲るように
そして彼の耳に語る聾の男を彼が嘲るように
そして選民が見捨てられることがあり得るように
私たちの神が預言者エゼキエルによって言うことをよく考えなさい
確かに
神は言います
もし義者が彼の義を捨てて嫌悪すべきことをするなら
彼は滅びるでしょう
そして私は彼の義をもはや何も思い出さないでしょう
何故ならそれに頼ってもそれは私の前で彼を見捨てるでしょう
そしてそれは彼を救わないでしょう
そして堕落者に呼び掛けることについて
神はこれ以外預言者ホセアによって言うことは
私は選ばれない民に呼び掛けます
私は彼等を選民と呼びます
神は真です
そして嘘を言うことが出来ません
何故なら真である神は真を語るから
しかし現時点のファリサイ派の人々は
彼等の教義で神を全く否定します
166章
アンデレは答えました
神がモーセに言ったことはどのように理解されますか?
彼は憐れみをかけようと思う者に憐れみをかけます
そして無情にしようと思う者に無情にします
イエスは答えました
神がこれを言ったのは
人は彼自身の善行によって救われることを信じない為にです
しかし人は受け入れます
命と神の憐れみは神の贈り物として神によって与えられたことを
そして彼がそれを言うのは
人々が彼より他の神々がいるという意見を避ける為です
もし
それ故に
彼がファラオを無情にしたなら
彼はそれをしました
何故なら彼は私たちの民を苦しめて
イスラエルの男の子供たちを全て滅ぼすことによってそれをゼロにするように試みたから
それによってモーセは彼の命をあわや失うところでした
従って
私はあなたたちに真に言います
運命予定説はその拠り所を神の法と人間の自由意思に持っています
確かに
そしてたとえ神が誰も滅びないように全世界を救うことが出来たとしても
彼はそうしないでしょう
そうすることで彼が人から自由を奪わないように
自由はサタンを無視する為に神が人を保護するものです
この土の塊が霊を嘲笑った為に
例えそれが罪を犯しても
霊が犯したように
悔い改める力を持つように
そしてその場所に住みに行けるように
そこから霊は放り出されました
私たちの神は望みます
私は言います
彼の憐れみと共に人の自由意思を追及することを
そして彼の全能と共に創造物を捨てることを望みません
そしてそうだから裁きの日に
誰も彼等の罪について何も言い訳出来ないでしょう
それがその時彼等に明らかになるので
神が彼等の改心の為に如何に多くのことをしたか
そして如何に度々彼が彼等に悔い改めを呼び掛けたか
167章
従って
もしあなたたちの心がこれに十分な安らぎを得ないなら
そしてあなたたちが再び言いたいなら
何故そうなのか?
私はあなたたちに明らかにしましょう
何故を
それはこれです
私に告げなさい
何故一つの石は水の上に静止することが出来ないのか
全地は水の上に静止しているのに
私に告げなさい
それは何故か
水は火を消し
土は空気から自由です
その為に誰も結び合わすことは出来ません
土を
空気を
水を
そして火を
調和して
それにも拘わらずそれらは人に結び合わされるのか
そして調和して維持されるのか
もし
それで
あなたたちがこの否定を知らないなら
全ての人々は
人々のように
それを知ることは出来ません
どうして彼等は理解できるだろうか
神が一言で無から宇宙を創ったことを
どうして彼等は神の永遠を理解出来るだろうか
確かに彼等は決してこれを理解出来ません
何故なら
人は有限で肉体で複合されているから
肉体は
預言者ソロモンが言うように
堕落しやすく
魂を押さえつけます
そして神の業は神に比例しているので
どうして彼等(人々)はそれを理解出来るだろうか
イザヤは
神の預言者は
それが真実であることを見て
叫びました
こう言って
真にあなたは隠れた神です
そして神の使いについて
どうして神は彼を創ったか
彼は言います
彼の世代は
誰が語れるだろうか
そして神の業について彼は言います
誰が彼の助言者であったか
それ故に神は人間性に言います
天が地の上に高く上げられるように
私の道があなたの道の上に高められ
私の考えがあなたの考えの上に高められますように
それ故に私はあなたたちに言います
運命予定説の方法は人々に明白ではありません
たとえ事実は真実であっても
私があなたたちに語ったように
そこで人は
彼がその方法を見出せない故に
事実を否定すべきか
確かに
私は見たことがありません
健康を拒む人を
その方法は理解出来ないにも拘わらず
何故なら私は今でも知らないから
如何に私が触れることで神が病人を癒すのか
168章
そこで弟子たちは言いました
真に神はあなたに語ります
何故ならあなたが語るように人は語ったことはないから
イエスは答えました
私を信じななさい
神が私を選ぶ時
私をイスラエルの家に送る為に
彼は一つの書を私に与えました
明鏡になるように
それは私の心に下って来ました
全て私が語ることはその書から出ています
そしてその書が私の口から出終わる時
私はこの世から取り上げられるでしょう
ペトロが答えました
師よ
あなたが今語ることはその書の中に記されていますか?
イエスは答えました
全て私が言うことは
神の知識と神の奉仕の為に
人の知識と人間の救いの為に
全てこれはその書から出ています
それは私の福音です
ペトロが言いました
天国の栄光はそこに記されていますか?
169章
イエスは言いました
聞きなさい
私はあなたたちに話しましょう
楽園がどういうものか
そして聖なる人と忠実な信者がどんな状態で未来永劫そこに住むのか
何故ならこれが楽園の最大の祝福の一つであるから
あるゆるものは
どんなに大いなるものであっても
もしそれに終わりがあるなら
小さくなって
全く無になります
楽園は神が彼の喜びを蓄える家です
それは非常に大きく
聖なる人々と祝福された人々の足によって踏まれた地面は非常に貴重で
それの一ドラクマは一千世界より貴重です
これらの喜びは私たちの父であり預言者のダビデに見せられました
何故なら神はそれらを彼に示したから
彼(神)は楽園の栄光を彼(ダビデ)に見させたので
その結果
彼が我に返る時
彼は彼の両手で目を閉じました
そして泣きながら言いました
この世で最早何も見るな
我が目よ
何故なら全てが空しいから
そして善いものは何もないから
この喜びについて預言者イザヤは言いました
人の目は見たことがありません
彼の耳は聞いたことがありません
人間の心は抱いたことがありません
神が彼を愛するように彼等の為に用意したものを
あなたたちは分かりますか?
何故彼等は見たことがないのか
聞いたことがないのか
心に抱いたことがないのか
そのような喜びを
その理由は
彼等がこの世に生きている間
彼等はそのような事を見るのに相応しくないから
それ故に
たとえ私たちの父ダビデが本当にそれらを見たとしても
私はあなたたちに言います
彼は人間の目でそれらを見たのではないと
何故なら神が彼(ダビデ)の霊魂を彼自身に取って
そしてそれから
神に結び付けたから
彼はそれらを聖なる光で見ました
神に誓って
御前に私の魂は立ちます
楽園の喜びは無限で人は有限であるので
人はそれら(喜び)を内に含むことが出来ません
小さな土製の瓶が海を内に含めないように
見なさい
夏季にこの世が如何に美しいか
あらゆるものが実を結びます
正に農夫が
喜びに酔って
来る収穫の理由で
谷々と山々を彼の歌で鳴り響かせます
彼は彼の労働を最高に愛する故に
さあ高めなさいそのように
あなたの心を楽園に
そこではすべてのものが実り豊かです
それを耕した者に比例して
神に誓って
これは楽園を知る為に十分です
神は彼自身の喜びの家の為に楽園を創りました
さああなたたちは考えなさい
無限の善は無限に善なる諸々のものを所有しないのか?
或いは無限の美は無限に美なる諸々のものを所有しないのか?
気を付けなさい
あなたたちは大いに誤っているから
彼がそれらを所有しないとあなたたちが考えるなら
170章
神は彼に忠実に仕える人にこのように言います
私はあなたの働きを知っています
あなたが私の為に働いていることを
私は永遠に生きるので
あなたの愛は私の賜物を超えることは出来ません
何故ならあなたはあなたの創造主である神として私に仕えるから
あなた自身私の業であると知って
そして私に何も求めません
私に忠実に仕える為の恵みと慈悲を除いて
何故ならあなたは私への奉仕に終わりを設けないから
あなたが永遠に私に仕えることを望むので
そのように私はしましょう
何故ならまるであなたが神であるように私はあなたに報いるから
私の同輩であるように
私は楽園の豊かさをあなたの手に置くだけではなく
私は私自身を贈り物としてあなたに与えます
それは
あなたが永遠に私の奉仕者であることを喜んでいるので
私が永遠にあなたに報いる為
171章
あなたたちはどう思いますか?
イエスは彼の弟子たちに言いました
楽園について
そのような豊かさと喜びを理解できる心がありますか?
人は必ず神と同じような大いなる知識を持たなければなりません
神が彼の僕たちに何を与えたいのか人が知りたいのなら
あなたたちは見ましたか?
ヘロデが彼のお気に入りの直臣の一人に贈り物をする時
どんなもので彼はそれを贈るのか
ヨハネは答えました
私はそれを二回見ました
そして確かに彼が与えるものの十分の一で貧乏人は十分足りるでしょう
イエスは言いました
しかしもし貧乏人がヘロデに贈り物を贈られるなら彼(ヘロデ)は彼(貧乏人)に何を与えるでしょうか?
ヨハネは答えました
一つか二つの小銭
さあこれを楽園の知識を学ぶあなたたちの書にしなさい
イエスは言いました
何故ならこの現世において神が人に彼の体の為に与えた全ては
まるでヘロデが貧乏人に小銭一つを与えたようなものであるから
しかし神が楽園において体と心に与えるものは
まるでヘロデが彼の持つものを全て与えるようなものであるから
それだけではなく彼自身の命も
彼の僕たちの一人に
172章
神は彼にこのように言います
彼を愛して
彼に忠実に仕える者に
行って海の砂をよく考えなさい
私の僕よ
それらはいかに多いか
それ故に
もし海があなたにたった一つの砂粒を与えるなら
それはあなたに少なく思えるでしょう
確かに
そうです
私のように
あなたの創造主は
生きています
私がこの世で地の全ての君と王に与えた全てのものは
海があなたに与える一つの砂粒より少ないものです
私が私の楽園であなたに与えるものと比較して
173章
よく考えてみなさい
そこで
イエスは言いました
楽園の豊かさを
何故ならもし神がこの世で人に一オンスの幸せを与えるなら
楽園で彼(神)は彼(人)に百万という大量を与えることになるから
この世にある果実の量を考えてみなさい
食物の量を
花の量を
人に役立つのものの量を
神に誓って
御前に私の魂は立ちます
海が砂をその上に持つように
人がそこから一粒を受け取る時
楽園の無花果の質と量はそのようになるでしょう
私たちがここで食べる無花果の種類に勝って
楽園において他のことも全て同様です
しかし加えて
私はあなたたちに真に言います
金と真珠の山が蟻の影より貴重であるように
楽園の喜びはこの世の君主たちの喜び全てより貴重です
彼等がこれまで持った喜びとこの世が終わる時の神の裁きまでに持つ喜びより
ペトロは答えました
それでは
私たちが今持っている体は楽園に入ることが出来ますか?
イエスは答えました
気を付けなさい
ペトロよ
あなたがサドカイ派にならないように
何故ならサドカイ派の人々は言うから
肉体は再び甦らないと
そして天使たちはいないと
それ故に彼等の体と霊魂は楽園の入口で奪われます
そして彼等はこの世において天使たちの奉仕を全て奪われます
あなたたちはことによるとヨブを忘れましたか?
預言者で神の友である彼を
どう彼が言っているのか
私は知っています
私の神が生きていることを
そして最後の日に私が私の肉体で再び甦ることを
そして私の目で私の救い主である神を私が見ることが出来ることを
しかし私を信じなさい
私たちのこの肉体は非常に浄められるので
それが今持つものの中からたった一つのものも持つことが出来ません
それが全ての悪い欲望から浄化されるので
そして神はそれを変えるでしょう
アダムが罪を犯す以前と同じ様な状態に
一つの同じ仕事で二人が一人の主人に仕えます
一人だけがその仕事を見て
二番目の者に命じます
そして二番目の者は一番目の者が命じることを実行します
それはあなたたちに正しいと思えますか?
本当に
主人は見て命じる者だけに報酬を与えるべきであると
そして仕事に疲れた者を彼の家から追い出すべきであると
まさか
それではどうして神の正義はこれを負うことが出来るでしょうか?
人の霊魂と体は感覚と共に神に仕えます
霊魂だけが見て奉仕を命じます
霊魂故に
パンを食べず
断食せず
歩まず
寒熱を感じず
病気にならず
殺されません
霊魂は不滅である故に
それはこれらの肉体の痛みを何も受けません
痛みは体が構成分子の故に受けるものです
それは
それでは
正しいか?
本当に
霊魂だけ楽園に行くべきであって
体は行くべきではないということは
神に仕えて非常に疲れていてしまっている体は
ペトロは答えました
師よ
体は
霊魂に罪を犯させるので
楽園に置かれるべきではありません
イエスは答えました
ではどうして体は霊魂なしに罪を犯すことが出来るのか?
確かにそれは不可能です
それ故に
体から神の恵みを取り去ることによって
あなたたちは霊魂に地獄行きを宣告します
174章
生きる神に誓って
御前に私の魂は立ちます
私たちの神は彼の慈悲を罪人に約束します
こう言って
罪人が彼の罪を悔やむその時に
私自身に誓って
私は永遠に彼の不正を思い出しません
さて何が楽園の食べ物を食べるのか?
もし体がそこに行かないなら
魂は?
確かに違います
それは霊であるので
ペトロが答えました
それでは
聖人が楽園で食べられるでしょう
しかしどのように食べ物を汚れなく排泄するのでしょうか?
イエスは答えました
さてどんな聖人が体を持つことが出来ますか
もしそれが食べたり飲んだりしないなら
確かに讃えられることに応じて栄光を捧げることは正しい
しかしあなたは間違っています
ペトロよ
そのように食べ物が不潔に排泄されると考えることで
何故なら現時点のこの体は腐敗する食べ物を食べるから
そしてその結果腐敗物が出て来ます
しかし楽園で体は
腐敗しません
無感覚です
そして不滅です
そしてあらゆる苦痛から自由です
そして食べ物は
何の欠陥もなく
何の腐敗も起こしません
175章
神は預言者イザヤによってこのように言います
堕落者の上に軽蔑を注ぎながら
私の僕たちは私の家で私の卓に座って宴を楽しむでしょう
喜びと竪琴と風琴の音と共に
そして私は彼等に何でも必要なものを持つことを我慢をさせることはありません
しかし私の敵であるあなたたちは私から投げ捨てられて
あなたたちは惨めに死ぬでしょう
私の僕が皆あなたたちを軽蔑している間に
176章
こう言うことが何の役に立つのか?
「彼等は宴を楽しみなさい」
イエスは弟子たちに言いました
確かに神ははっきり語ります
しかし何の目的で楽園に貴重な蒸留酒の四つの川があるのか
多くの果実と共に
確かに
神は食べません
天使たちは食べません
霊魂は食べません
感覚は食べません
しかしながら肉は
私たちの体は(食べます)
それ故に楽園の栄光は肉(である)体の為です
そして霊魂と感覚の為に神と天使たちの会話と祝福された心があります
その栄光は神の使徒によってもっと優れた啓示が為されるでしょう
彼は神が彼の愛の為に全てのものを創った故に全てのものが他の生き物より優れていることを知っています
バルトロマイが言いました
師よ
楽園の栄光は全ての人に等しいものですか?
もしそれが等しいなら
それは正しくないでしょう
そしてもしそれが等しくないならより少ない者はより多い者を嫉妬するでしょう
イエスは答えました
それは等しくありません
何故なら神は正しいから
そして全ての人は満足するでしょう
何故ならそこには嫉妬はないから
私に告げなさい
バルトロマイよ
多くの僕を持つ一人の主人がいます
そして彼は彼の僕たちの全てに同じ衣を着せます
そこで少年たちは
少年たちの衣を着ている者たちは
大人の服を持っていない故に歎き悲しむだろうか?
確かに
とんでもない
もし年長者たちが彼等の大きな衣を彼等に着せることを望むなら彼等は激怒するでしょう
何故なら
その衣は彼等の大きさのものでないから
彼等は自分たちが嘲られたと思うでしょう
さて
バルトロマイよ
あなたの心を楽園に居る神に向けて上げなさい
そうすればあなたはその全て一つなる栄光を見ることが出来るでしょう
それがあるものより多くても他のものより少なくても
嫉妬を産む余地はないでしょう
177章
そこで著者が言いました
師よ
この世と同じように楽園は太陽から光を得ていますか?
イエスは答えました
そのように神は私に言いました
バルナバよ
あなたたち罪有る人々が住むこの世はそれに光を添える太陽と月と星々を持っています
あなたたちの利益とあなたたちの喜びの為に
この為に私は創りました
あなたは考えますか?
そこで
私の信者が住む家はもっと善くはないのか
確かに
あなたは間違っています
そう考えるのは
何故なら私は
あなたの神は
楽園の太陽であるから
そして私の使徒は私から全てを受け取る月であるから
そして星々はあなたたちに私の意志を宣べ伝えた私の預言者たちであるから
それ故に私の信者たちは
彼等がここにいる私の預言者たちから私の言葉を受け取ったように
私の喜びの楽園で彼等を通して楽しみと喜びを同じように得るでしょう
178章
これであなたに十分としましょう?
イエスは言いました
楽園の知識として
するとバルトロマイが再び言いました
師よ
私が一言あなたに尋ねても容赦して下さい
イエスは答えました
あなたが望むことを言いなさい
バルトロマイは言いました
楽園は確かに大きなものです
何故なら
その中にとても大きなものが在るので
それは大きくなければなりませんから
イエスは答えました
楽園は大きいので人はそれを測ることが出来ません
真に私はあなたたちに言います
天は九つです
その中に惑星が置かれています
一つのものは他のものから人が五百年旅する距離離れています
そして地球は同じように最初の天から五百年旅する距離離れています
しかしあなたは最初の天を測るのを止めなさい
それは地球全体よりはるかに大きいものです
地球全体が一粒の砂より大きいように
そのように又二番目の天は最初の天より大きく
三番目は二番目より大きく
そのように最後の天に至るまで
それぞれのものが同じように隣のものより大きいのです
そして真に私はあなたたちに言います
楽園は地球全てと天の全てより大きいことを
地球全てが一粒の砂より大きいように
そこでペトロが言いました
師よ
楽園は神より大きくなければなりません
何故なら神はその中に現れるから
イエスは答えました
黙りなさいペトロ
何故ならあなたは意識しないで最も不敬なことを言っているから
179章
その時天使ガブリエルがイエスの許にやって来て太陽のように輝く鏡を彼に見せました
その中に彼はこれらの言葉が書かれているのを見ました
私が永遠に生きるように
楽園は全ての天と地より大きい
そして全地が一粒の砂より大きいように
そのように私は楽園より大きい
そして何倍も
海にある砂粒より
海の上にある水の雫より
地面の上にある草より
木々の上にある葉より
動物の上にある皮より
天と楽園ともっと多くのものを満たすことになる砂粒より何倍も
そこでイエスは言いました
私たちの神を拝みましょう
永遠に讃えられる方を
そこで彼等は百回頭を下げて祈って地に平伏しました
祈りが終わると
イエスはペトロを呼んで彼と全ての弟子に彼が見たことを話しました
そしてペトロに彼は言いました
あなたの魂は
それは全地より大きい
人は目を通して太陽を見る故に
全地より千倍も大きい太陽を
そこでイエスは言いました
そのように
楽園の目を通して
あなたは私たちの創造主である神を見なさい
そしてこれを言って
イエスは私たちの主である神に感謝を捧げました
イスラエルの家と聖都の為に祈って
そして全ての者は答えました
そうあれかし
主よ
180章
或る日
イエスはソロモンの柱廊に居ました
そこで一人の律法学者が彼に近づきました
民に説教する者たちの一人です
そして彼に言いました
師よ
私は何度も民に説教しました
そして私の心の中に聖書の一節があります
それを私は理解出来ません
イエスは答えました
それでそれは何ですか?
律法学者は言いました
それは神が私たちの父アブラハムに言ったことです
私はあなたの大いなる報酬になりましょう
さてどうして人がそのような報酬に値するのか?
そこでイエスは心の中で喜んで
言いました
確かにあなたは神の王国から遠くない
私の言葉を聞きなさい
何故なら私はあなたにその教えの意味を語るから
神は無限であり
人は有限です
人は神に相応しくありません
そしてこれがあなたの疑問ですね
兄弟よ
律法学者は答えました
泣きながら
主よ
あなたは私の心を知っています
語って下さい
それ故に
何故なら私の心はあなたの声を聞きたいから
そこでイエスは言いました
生ける神に誓って
人は一瞬一瞬受け入れる僅かな息にも値しません
律法学者は我を忘れました
これを聞いて
そして弟子たちは同様に驚きました
何故なら彼等はイエスが言ったことを覚えていたから
神の愛の為に彼等が与えることは何であれ
百倍受け取ることが出来ると
そこで彼は言いました
もし人があなたに金百枚を貸したなら
そしてあなたがこの金を使ったなら
あなたはその人に言えますか
私はあなたに腐った葡萄の葉を与えます
それ故にあなたの家を私に与えて下さい
何故なら私はそれに相応しいから
律法学者は答えました
いいえ
主よ
何故なら彼は借金を最初に払う必要があるから
それからもし彼が何かを望むなら
彼は彼に良いものを与えるべきです
しかし腐った葉は何に役立つのか?
181章
イエスは答えました
貴方は適切に言いました
兄弟よ
それ故に私に告げなさい
誰が無から人を創ったのか?
確かにそれは神でした
神は彼(人)に彼の利益の為に全世界を与えました
しかし人は罪を犯すことによってそれを全て使い果たしました
何故なら罪故に全世界は人に敵対したから
そして人は彼の惨めさの中で神に渡す物を何も持っていません
罪によって腐敗した業以外
何故なら
毎日罪を犯すことで彼自身の業を腐敗させているから
それ故に預言者イザヤは言いました
私たちの義者は月経の布のようです
どのように
それでは
人は価値を持てるのか
彼は満足を与えることが出来ないのに
それは
恐らく
人が罪を犯さないことか?
確かにそれは預言者ダビデによって神が言っていることです
正しい者は一日に七回過ちをすると
それでは不正な者はどの位過ちを犯すのか
そしてもし私たちの義者が腐敗しているなら
私たちの不正の者たちはどれ位忌まわしいのか
神に誓って
人はこう言うことを避けるべきではありません
私は価値があります
人に知らせましょう
兄弟よ
彼の手の業を
それで彼は直ちに彼の価値が分かるでしょう
人から生じる良いものは皆
真に人がそれをするのではなく
神が彼にそれを働きかけるのです
何故なら彼のものは彼を創った神のものであるから
人がすることは彼の創造主である神を否定することと罪を犯すこと
従って彼が値するのは
報酬ではなく激痛です
182章
神は人を創っただけではなく
私が言うように
彼(神)は彼(人)を完全なものに創りました
彼(神)は彼(人)に全世界を与えました
楽園から去った後に彼(神)は彼(人)に彼(人)を守る二人の天使を与えました
彼(神)は彼(人)に預言者たちを遣わしました
彼(神)は彼(人)に律法を授けました
彼(神)は彼(人)に信仰を授けました
あらゆr時に彼(神)は彼(人)をサタンから救い出します
彼(神)は彼(人)に喜んで楽園を与えます
否更に
神は喜んで彼自身を人に与えます
よく考えてみなさい
だから
その借りを
もしそれが大きいなら
借りを棒引きする為に
あなたたちは無からあなたたち自身で人を創らなければなりません
神が遣わした預言者たちと同じ数の預言者たちを創らなければなりません
一つの世界と一つの楽園も一緒に
更に
私たちの神と同じような偉大で善なる神も一緒に
そしてそれを全て神に与えなければなりません
それで借りは棒引きにされるでしょう
そして神に感謝を捧げる義務だけがあなたたちに残るでしょう
しかしあなたたちは蝿一つ創ることが出来ない故に
そして全てのもの主である神は一つだけである故に
どうしてあなたたちの借りを棒引きにすることが出来るでしょうか?
確かに
もし人があなたに金貨百枚を貸すなら
あなたは金貨百枚を返済する義務を負わされるでしょう
確かに
この意味は
兄弟よ
神が
楽園とあらゆるものの主であり
彼は好きなことを言うことが出来
彼は好きなものを何でも与えることが出来るということです
それ故に
彼がアブラハムに(こう)言った時
「私はあなたの大いなる報酬になろう」
アブラハムは(こう)言うことが出来ませんでした
「神は私の報酬です」
ではなく「神は私の賜物であり私の借りです」
そこであなたが人々に説教する時
兄弟よ
あなたはこの節をそのように説明しなければなりません
神は人にそのような人にそのようなものを与えると
もし人が善い働きをするなら
神があなたに(こう)語る時
人よ
そして(こう)言う時
「私の僕よ
あなたは私の愛の為に善い働きをしました
あなたは私からどんな報酬を求めますか
あなたの神から」
あなたは(こう)答えなさい
「主よ
私はあなたの手の業であるので
私の中に罪があるのは相応しくありません
それはサタンが愛するものです
それ故に
主よ
あなた自身の栄光の為に
あなたの手の業の上に憐れみかけて下さい」
そしてもし神が(こう)言うなら
「私はあなたを許しました
そして今私は喜んであなたに報いましょう」
あなたは(こう)答えなさい
「主よ
私は犯したことに対して罰に価します
そしてあなたは為したことに対して讃えられるのに価します
罰して下さい
主よ
私がしたことで私を
そしてあなたの業を救って下さい」
そしてもし神が(こう)言うなら
「あなたの罪にどんな罰が相応しいとあなたは思うのか?」
あなたは(こう)答えなさい
「主よ
神に見捨てられた者全てが受けるのと同じものを」
そしてもし神が(こう)言うなら
「何故にそんなに大きな罰を求めるのか
我が忠実の僕よ}
あなたは(こう)答えなさい
「何故なら彼等のことごとくは
もし私が受けたものと同じものをあなたから受けたなら
私が実行したよりもっと忠実にあなたに仕えるだろうから」
そしてもし神が(こう)言うなら
「いつあなたはこの罰を受け
いつまで続けるのか?」
あなたは(こう)答えなさい
「今
そして終わりなく」
神に誓って
その面前に私の魂は立ちます
そのような人は神の聖なる天使全てより神に喜ばれるでしょう
何故なら神は真の謙遜を愛するから
そして自惚れを嫌うから
そこで律法学者はイエスに感謝を捧げて
彼に言いました
主よ
あなたの僕の家に行きましょう
何故ならあなたの僕はあなたとあなたの弟子たちに食事を提供したいから
イエスは答えました
私はそこに行きましょう
あなたが私を主ではなく兄弟と呼ぶことを約束するなら
そしてあなたが私の僕ではなく私の兄弟であると言うなら
その人は約束しました
そしてイエスは彼の家に行きました
183章
彼等が食事で座っている間に
律法学者は言いました
師よ
あなたは言いました
神は真の謙遜を愛すると
それ故に私たちに話して下さい
謙遜とは何か
そしてそれがどのように真であり偽りであるのか?
イエスは答えました
真に私はあなたに言います
幼児のようにならない者は天の王国に入ることは出来ないと
全員がこれを聞いて驚きました
そして彼等は互いに言いました
今三十か四十歳の者がどうして幼児になれるのだろうか?
確かに
これは酷い言葉だ
イエスは答えました
神に誓って
その面前に私の魂が立ちます
私の言葉は真です
私はあなたたちに言いました
人は幼児のようにならなければならないと
何故ならこれは真の謙遜であるから
何故ならもしあなたたちが幼児に(こう)尋ねるなら
誰があなたの服を作りましたか?
彼は(こう)答えるでしょう
「私の父」
もしあなたたちが幼児に(こう)尋ねるなら
彼が住んでいる家は誰のものか?
彼は(こう)答えるでしょう
「私の父のもの」
もしあなたたちが(こう)言うなら
「誰があなたに食べ物を与えているのか?」
彼は(こう)答えるでしょう
「私の父」
もしあなたたちが(こう)言うなら
誰があなたに歩くことと話すことを教えたのか?
彼は(こう)答えるでしょう
「私の父」
しかしもしあなたたちが(こう)言うなら
「誰があなたの額を割ったのか?」
何故ならあなたの額は包帯がまかれているから
彼は(こう)答えるでしょう
「私は転びました
それで私は額を傷つけました」
しかしもしあなたたちが(こう)言うなら
「では何故あなたは転んだのか?」
彼は(こう)答えるでしょう
あなたは見えませんか
私が小さいことを
その為私は大人のように歩いたり走ったりする力がないことを
それで私の父は手で私を掴まねばなりません
もし私が確り歩こうとするなら
しかし私がうまく歩くことを学ぶ為に
私の父は或る小さな場所に私を置きました
そして私は
走りたいと思って
転びました
もしあなたたちが(こう)言うなら
「そしてあなたの父は何を言いましたか?」
彼は(こう)答えるでしょう
「今何故あなたはゆっくり歩かなかったのか?
将来あなたが私の側を去ることを知りなさい
184章
私に告げなさい
これが真であるか?
イエスは言いました
弟子たちとその律法学者は答えました
それは最高に真です
そこでイエスは言いました
心の真によって認める者は
全てのものの作者として神を
そして罪の作者として彼自身を
真に謙虚になるべきです
しかし子供が話すように舌で話して
行動でそれを否定する者は誰でも
確かに偽りの謙遜と真の高慢を持っています
何故なら高慢はそれが卑下することを利用する時その高さにあるから
それが人々から叱られて跳ね付けられない為に
真の謙遜は魂の低さです
それによって人は真に彼自身を知ります
しかし偽りの謙遜は地獄からの霧です
それは魂の理解力を暗くするので
人が彼自身に帰すべきことを
彼は神に帰し
神に帰すべきことを
彼は彼自身に帰します
このように
偽りの謙遜の人は言うでしょう
彼は酷い罪人であると
しかし或る人が彼に言う時
彼は罪人であると
彼は彼(その人)に激怒するでしょう
そして彼を迫害するでしょう
偽りの謙遜の人は言うでしょう
彼が持つもの全てを神が彼に与えたと
しかし彼としては休まず
善い業を為したと
しかしこの現在のこのファリサイ派に人々が
兄弟よ
彼等が如何に歩んでいるか私に告げなさい
その律法学者は答えました
泣きながら
師よ
現在のファリサイ派の人々はファリサイ派の衣と名を持っています
しかし彼等の心と業の中はカナン人です
そして神に対して彼等がそのような名を横領しなかったらよかったのに
何故ならそれで彼等はお人よしを騙しているから
古よ
如何にあなたは私たちに酷い扱いをしたか
私たちから真のファリサイ派を取り去り偽りのものを私たちに残したことで
185章
イエスは言いました
兄弟よ
この扱いをしたのは時ではなく
むしろ悪い世です
何故なら真をもって神に仕えることは何時でも可能であるから
しかし世と付き合うことによって
何時でも邪悪な風習で
人々は悪くなります
さてあなたはあのゲハジのことを知りませんか
預言者エリシャの僕のことを
嘘をついて
彼の主人に恥を掻かせて
シリア人ナアマンから金と衣服を取りました
それでもエリシャには多くのファリサイ派の人々がいて
彼等に対して神は彼に預言させました
真に私はあなたに言います
人々の心が邪悪な業にそのように傾いているので
そして世が彼等をそこに大いに奮い立たせるので
そしてサタンが彼等を悪に誘惑するので
今日のファリサイ派の人々はあらゆる善い業とあらゆる聖なる例を避けます
そしてゲハジの例は神に退けられるものとして彼等に十分です
その律法学者は答えました
それは最高に真です
その後でイエスは言いました
私は望みます
あなたが私に神の預言者であるハガイとホセア両人の例を語ることを
私たちが真のファリサイ派を見る為に
その律法学者は答えました
師よ
私は何を言ったらよいでしょうか?
確かに多くの者がそれを信じません
それが預言者ダニエルによって書かれているにも拘わらず
しかしあなたに従って私は真実を語りましょう
ハガイは十五歳だった時
彼の世襲財産を売ってそれを貧乏人に与え
彼は預言者アバデヤに仕える為にアナソスから出て行きました
さて老いたオバデヤは
ハガイの謙虚さを知って
彼の弟子たちを教える為の一つの規範として彼を使いました
それ故に彼(オバデヤ)は屡々彼(ハガイ)に衣服と美味しい食べ物を贈りました
しかしハガイはいつも使いの者に送り返しました
こう言って
行きなさい
家に戻りなさい
何故ならあなたは過ちを犯しているから
オバデヤはそんなものを私に送るだろうか
確かに違います
何故なら彼は知っているから
私の善は無であることを
そして私が罪だけを犯していることを
そしてオバデヤは
彼が次に悪い物をハガイに与えようとした時
彼がそれを見えるように
その結果ハガイは
彼はそれを見た時
彼自身に言いました
今や
見なさい
オバデヤは確かにあなたをないがしろにしました
何故ならこのものは私だけに相応しいから
何故なら私は全ての者より悪いから
そしてそれ以上酷いものは何もありまあせん
オバデヤからそれを受け取り
その人の手によって神が私に授けるので
それは宝物です
186章
オバデヤが誰かに祈り方を教えたいと望んだ時
彼はハガイを呼んで言いました
ここであなたの祈りを暗唱しなさい
皆があなたの言葉を聞こえるように
そこでハガイは言いました
イスラエルの主なる神
憐れみをもってあなたの僕をご覧下さい
あなたを求める僕を
何故ならあなたは彼を創ったから
正義の主なる神
あなたの正義を心に留めてあなたの僕の罪を罰して下さい
私があなたの業を汚なさいように
主なる我が神
私はあなたに喜びを要求出来ません
それはあなたがあなたの忠実な僕たちに授けるもの
何故なら私は罪以外何もしないから
それ故に
主よ
あなたがあなたの僕たちの一人に一つの病を与えようとする時
あなたの僕である私を思い起こして下さい
あなた自身の栄光の為に
そしてハガイがそうした時
その律法学者は言いました
神は彼を非常に愛したので
彼の時代忠実であった全ての者の為に
神は彼に預言の賜物を与えました
そしてハガイが祈りで求めて神が与えなかったことは何もありませんでした
187章
善き律法学者はこれを言いながら泣きました
船乗りが彼の船が崩壊するのを見て泣くように
そして彼は言いました
ホセアは
神に仕える為に行った時
ナフタリ部族の王子でした
そして年は十四歳でした
それで
彼の世襲財産を売って貧乏人に与えました
彼はハガイの弟子になる為に行きました
ホセアは慈善行為に燃え上がって
彼に求められた全てにtuiて彼は言いました
これはあなたの為に神が私に与えました
兄弟よ
それを受け取って下さい
そno
その結果 therefore!"
彼には二つの衣服だけが残ったので
つまり
一つの粗布の上着と一つの肌着が
彼は言いました
これは
彼の世襲財産
そしてそれを貧乏人に与えました
さもなければ誰もファリサイ派と呼ばれることを許されない故に
ホセアはモーセの書を所有しました
それを彼は非常に熱心に読みました
さてある日ハガイは彼に言いました
ホセアよ
誰があなたからあなたの持っていた全てのものを取り去りましたか?
彼は答えました
モーセの書です
偶々近くの預言者の弟子がエルサレムに行きたいと思いました
しかし外套を持っていませんでした
それ故に
ホセアの慈善行為を聞いて
彼は彼(ホセア)を捜しに行って彼に言いました
兄弟よ
私は私たちの神に生贄を捧げる為にエルサレムに行きたいと思っています
しかし私は外套を持っていません
それ故に私はどうしたらよいか分かりません
彼はこれを聞くと
ホセアは言いました
許して下さい
兄弟よ
何故なら私はあなたに対して大きな罪を犯したから
何故なら神が私に外套を与えたから
私があなたに与える為に
そして私は忘れていました
今それ故にそれを受け取って下さい
そして私の為に神に祈って下さい
その男は
これを信じて
ホセアの外套を受け取って去って行きました
そしてホセアがハガイの家に行った時
ハガイは言いました
誰があなたの外套を取り去ったのか?
ホセアは答えました
モーセの書です
ハガイはこれを聞いて大いに喜びました
何故なら彼はホセアの善性を理解したから
偶々ある貧乏人が盗賊たちに身ぐるみ剥がされて裸のまま置き去りにされました
その後でホセアが
彼を見て
彼自身の上着を脱いで裸であった彼にそれを与えました
彼自身に陰部を覆う山羊の小さな皮を残して
それ故に
ハガイに会いに来れなかったので
善意のハガイはホセアは病気になったと考えました
そこで彼は彼(ホセア)を見に二人の弟子を遣わしました
そして彼等は椰子の葉に覆われている彼を発見しました
そこでハガイは言いました
さあ私に言いなさい
何故にあなたは私を訪れなかったのか?
ホセアは答えました
モーセの書が私の上着を取り去りました
そして上着無しにここに来ることを私は恐れました
その後でハガイは彼に別の上着を与えました
偶々ある若者が
ホセアがモーセの書を読んでいるのを見て
泣いて
言いました
私も又書を持っていたなら読んで学びたい
それを聞いて
ホセアはその書を彼に与えました
こう言って
兄弟よ
この書はあなたのものです
何故なら神がそれを私に与えたのは
私がそれを人に与える為だから
泣いて
書を望む人に
その人は彼を信じて
その書を受け取りました
188章
ホセアの近くにハガイの一人の弟子がいました
そして彼は
彼自身の書が上手に書かれたかどうか知りたいと思って
ホセアを訪れて彼に言いました
兄弟よ
あなたの書を手に持って来て下さい
そしてそれが私のものと等しいかどうか見てみましょう
ホセアは答えました
それは私から取り去られました
誰があなたからそれを取ったのか?
その弟子は言いました
ホセアは答えました
モーセの書です
それを聞いて
もう一方の者はハガイの許に行って彼に言いました
ホセアは気が狂いました
何故なら彼はこう言ったから
モーセの書が彼からモーセの書を取り去ったと
ハガイは答えました
願わくは
兄弟よ
私も同様に気が狂ったものであったなら
そして全ての気が狂った人々がホセアのようであったなら
さてシリアの強盗たちが
ユダヤの地を急襲して
貧しい寡婦の息子を捕らえました
彼女はカルメル山のすぐ近くに住んでいました
そこには預言者たちとファリサイ派に人々が住んでいました
偶々
それ故に
ホセアは木を切りに行ってその女性に会いました
彼女は泣いていました
そこで直ちに彼は泣き始めました
何故なら彼は誰かが笑うのを見ると笑い
誰かが泣くのを見ると泣いたから
それからホセアは彼女が泣いている理由についてその女に尋ねました
そして彼女は彼に全てを語りました
するとホセアは言いました
来なさい
姉妹よ
何故なら神があなたにあなたの息子を与えたいから
そして彼等は二人ともヘブロンに行きました
そこでホセアは彼自身を売って
その金を寡婦に与えました
彼女は
彼がどのようにその金を得たのか知らずに
それを受け取りました
そして彼女の息子を買い戻しました
ホセアを買った者は彼をエルサレムに連れて行きました
そこに彼は住んでいました
ホセアを知らずに
ハガイは
ホセアの姿が見えなくなったことを知って
それ故に苦しみの中に居ました
すると神の天使が彼に告げました
彼が奴隷としてエルサレムに連れて行かれたことを
善良なハガイは
これを聞いて
ホセアが居なくなったことで泣きました
母が息子が居なくなったことで泣くように
そして二人の弟子を呼んで彼はエルサレムに行きました
そして神の意志によって
その町の入口で彼はホセアに会いました
彼はパンを背負っていました
彼の主人の葡萄園の労働者たちに運ぶ為に
彼を認めて
ハガイは言いました
息子よ
どうなっているのか?
あなたがあなたの老いた父を忘れるとは
嘆き悲しんであなたを捜す者を
ホセアは答えました
父よ
私は売られました
そこでハガイは怒って言いました
あなたを売った悪い奴は誰ですか?
ホセアは答えました
神があなたを許すように
我が父よ
何故なら私を売った者は非常に善なる者で
もし彼がこの世に居なかったら誰も聖なる者になれないから
誰ですか
それで
彼は
ハガイは言いました
ホセアは答えました
我が父よ
それはモーセの書です
そこで善なるハガイは我を忘れたようになって
言いました
願わくは
我が息子よ
モーセの書が全ての私の子供たちと共に又私も売ってほしい
それがあなたを売ったように
そしてハガイはホセアと共に彼の主人の家に行きました
彼はハガイを見ると言いました
私たちの神は讃えられよ
彼の預言者を私の家に遣わした方を
そして彼は走って行って彼の手に口づけしました
そこでハガイは言いました
兄弟よ
あなたが買ったあなたの奴隷の手に口づけして下さい
何故なら彼は私より優れているから
そして彼は起きた事全てを彼に語りました
すると主人はホセアに自由を与えました
そしてそれがあなたが望む全てです
師よ
律法学者は言いました
189章
そこでイエスは言いました
これは真です
何故なら私は神によってそれを確信しているから
それ故に
全ての者はこれが真であると知りなさい
神の名によって
太陽を静止して
十二時間動かなくして下さい
それ故に
エルサレムとユダヤの全てに大恐怖が臨むように
そしてイエスは律法学者に言いました
兄弟よ
あなたは私から何を学ぼうとするのか?
あなたにはそのように知識があるのに
神に誓って
これは人の救済の為に十分なものです
ハガイの謙虚と同じ程度
ホセアの慈善と共に
全ての律法と全ての預言者を満たしています
私に告げなさい
兄弟よ
あなたが神殿の中で私に質問しに来た時
あなたは考えなかったか
恐らく
律法と預言者たちを滅ぼす為に神が私を遣わしたと
神がこれをすることを望まないのは確かです
彼は不変であるから
そしてそれ故に神は人の救済の道を定めました
彼が全預言者に言わせたのはこれです
神に誓って
その面前に私の魂は立ちます
私たちの父ダビデの書と共にモーセの書が改悪されなかったなら
偽りのファリサイ派の人々や律法学者たちの人間の習慣によって
神は彼の言葉を私に授けなかったでしょう
そして何故私がモーセの書とダビデの書について語るのか?
あらゆる預言を彼等は改悪しました
神がそれを命じた故に何事も探求されないまでに
しかし人々は見ます
律法学者たちがそれを言うかどうか
そしてファリサイ派の人々がそれを認めるかどうか
まるで神が間違っていて
そして人々は間違わないみたいに
禍あれ
それ故に
この信仰なき世代に
何故なら彼等の上にあらゆる預言者と正しい人の血が臨むから
ベレクヤの息子ゼカリヤの血と共に
彼を彼等は神殿と祭壇の間で殺しました
どんな預言者を彼等は迫害しなかったか?
どんな正しい人を彼等は自然死で死ぬまで我慢したか?
一人もいません
そして彼等は今や私を殺すことを求めています
彼等は彼等自身をアブラハムの子等であると誇っています
そして美しい神殿を持っています
神に誓って
彼等はサタンの子等です
そしてそれ故に彼等は彼の意志を実行します
それ故にその神殿は
聖なる都と共に
滅びるでしょう
その神殿は一つの石も他の石の上に残らないまでに
190章
私に告げなさい
兄弟よ
律法を学んだ博士であるあなた
私たちの父アブラハムに為されたメシアの約束は誰にですか?
イサクにかイシュマエルにか?
律法学者は答えました
師よ
これをあなたに告げるのを私は恐れます
死の刑罰の故に
そこでイエスは言いました
兄弟よ
私はあなたの家にパンを食べに来たことを悲しみます
あなたの創造主である神より現世をあなたが愛するから
そしてこれ故にあなたの命を失うことをあなたが怖れるから
しかし信仰と永遠の命を失うことを恐れないから
心が神の律法について知ることに反して舌が語る時それ(命)は失われます
そこで善き律法学者は泣いて
言いました
師よ
どのように効果を生ずるか私が知っていたなら
人々の間で扇動が起きないように私が言わないでいた多くのことを私は宣べ伝えたでしょう
イエスは答えました
あなたは尊重してはいけません
人々を
全てこの世を
全ての聖なる人々を
全ての天使たちを
それが神に対して罪の原因となる時
それ故にあなたの創造主である神に罪を犯すより全世界を滅ぼしなさい
そしてそれを罪と共存しないようにしなさい
何故なら罪は滅ぼし守らないから
そして神は創造する力ある方であるから
海にある砂ほど多くの世界を
そしてそれ以上のものを
191章
律法学者はそこで言いました
私を許して下さい
師よ
何故なら私は罪を犯したから
イエスは言いました
神はあなたを許します
何故なら彼に対してあなたは罪を犯したから
すると律法学者言いました
私はモーセとヨシュアの手によって書かれた古書を見ました
(彼(ユシュア)はあなたがしたように太陽を停止させました)
(彼等は)神の僕たちであり預言者たち(です)
その書はモーセの真の書です
その中にイシュマエルがメシアの父であると書かれています
そしてイサクはメシアの使徒の父であると
そしてこのようにその書は言います
モーセが言いました
イスラエルの主(である)神は
力強く慈悲深い(方は)
栄光の誉れをあなたの僕に明らかに示します
その後で神はイシュマエルの腕の中に彼の使徒を彼に示します
そしてアブラハムの腕の中にイシュマエルを
イシュマエルの近くにイサクが立ちました
その者の腕の中に一人の子供が居ました
その者は指で神の使徒を指さして
こう言います
彼の為に神が全てのものを創ったというのはこの人です
するとモーセが喜んで叫びました
イシュマエルよ
あなたの腕の中にあります
全世界が
そして楽園が
私を心に留めて下さい
神の僕に
あなたの息子の故に神の目の中に慈悲を私は見出せるから
何故なら彼の為に神は全てを造ったから
192章
その書の中に見つからないことは
神が牛或いは羊を食べること
その書の中に見つからないことは
神がイスラエルだけに彼の慈悲を留めたこと
むしろ神は全ての人に慈悲を垂れます
己の創造主である神を真に求める人を
この書の全てを私は読むことが出来ませんでした
何故なら大祭司が
彼の書庫の中に私は居ました
私に禁じたから
イシュマエルがそれを書いたと言いながら
そこでイエスは言いました
あなたが再びその真実を隠しておかないようにしなさい
メシアへの信仰によって神が人々に救いを与える故に
そしてそれ無しに救いは与えられない故に
そしてそれでイエスは彼の説教を終えました
その後で
彼等が食事しながら座っていると
見なさいマリアが
イエスの足に涙を流した者が
ニコデモの家の中に入って
(それが律法学者の名前でした)
そしてイエスの足許に身を置いて泣きながら
(こう)言います
主よ
あなたの僕は
あなたを通して神の慈悲を見出した者は
姉妹を持っています
そして兄弟を
その者は今死の危険にさらされている病で寝ています
イエスは答えました
あなたの家はどこですか
私に告げなさい
何故なら私は彼の健康を神に祈る為に行くから
マリアは答えました
ベタニアが私の兄弟と私の姉妹の家です
何故なら私自身の家はマグダラだから
私の兄弟は
それ故に
ベタニアに居ます
イエスはその女に言いました
あなたは直ちにあなたの兄弟の家に行きなさい
そしてそこで私を待ちなさい
何故なら私は彼を癒やしに行くから
そしてあなたは恐れてはいけません
何故なら彼は死なないから
その女は去って行きました
そしてベタニアに行って彼女の兄弟がその日死んだことを知りました
それ故に彼等は彼等の父祖たちの墓の中に彼を置きました
193章 ☞ヨハネ福音書11:1-44
イエスはニコデモの家に二日間留まりました
そして三日目に彼はベタニアに向かって去って行きました
そして彼はその町に近づくと
彼は彼の二人の弟子を彼の前に遣わしました
彼の来たことをマリアに告げる為に
彼女はその町から走り出て来ました
そして彼女はイエスを見出すと
言いました
泣きながら
主よ
あなたは言いました
私の兄弟は死なないと
しかし現在彼は埋葬されて四日経ちます
願わくは私があなたを呼ぶ前にあなたが来ていたら
何故ならその時は彼は死んでいなかったから
イエスは答えました
あなたの兄弟は死んでいません
そうではなく眠っています
それ故に私は彼を起こしに来ています
マリアは答えました
泣きながら
主よ
そのような眠りから彼は裁きの日に起こされるでしょう
神の天使が彼のトランペットの音を鳴り響かせることによって
イエスは答えました
マリアよ
私を信じなさい
彼はその日の前に起きるでしょう
何故なら彼の眠りに勝る力を神が私に与えたから
そして真に私はあなたに言います
彼は死んでいません
何故なら神と共に慈悲を見出さずに死ぬ者だけが死者であるから
マリアは急いで戻って彼女の姉妹マルタにイエスの来訪を告げました
さてエルサレムから沢山のユダヤ人がラザロの死に集まりました
そして多くの律法学者とファリサイ派の人々も
マルタは
彼女の姉妹マリアからイエスの来訪を聞くと
急いで立ち上がって外に走り出ました
すると大勢のユダヤ人たちが
律法学者たちが
そしてファリサイ派の人々が彼女を慰めに彼女の後を追いました
何故なら彼女は彼女の兄弟のことで泣く為に墓に行こうとしていると彼等は思ったから
それ故にイエスがマリアと話していた場所に彼女は着くと
マルタは泣きながら言いました
主よ
願わくはあなたがここに居たら
そうすれば私の兄弟は死ななかったから
マリアはその時泣きながら来ました
するとイエスは涙を流して
ため息をつきながら言いました
あなたたちは何処に彼を横たえたのか?
彼等は答えました
来て見て下さい
ファリサイ派の人々は彼等の中で言いました
さてこの人は
ナインの寡婦の息子を蘇らせた者は
何故彼はこの男を死なせたままにしているのか?
彼は死んでいないと言って
イエスは墓にやって来ると
そこでは皆が泣いていました
言いました
泣くことはありません
何故ならラザロは眠っているから
そして私は彼を起こしに来ています
ファリサイ派の人々は彼等自身の中で言いました
願わくはあなたがそのように眠ったらよいのに
そこでイエスは言いました
私の時はまだ来ていません
しかしそれ(時)が来れば私はこのように眠るでしょう
そして速やかに目覚めるでしょう
それからイエスは再び言いました
墓から石を取り去りなさい
マルタは言いました
主よ
彼は悪臭を放ちます
何故なら彼が死んで四日経つから
イエスは言いました
それでは何故に私がここに来たのか?
マルタよ
あなたは私を信じないのですか?
私が彼を起こすと
マルタは答えました
あなたが神の聖なる方であることを私は知っています
神はあなたをこの世に遣わしました
そこでイエスは彼の手を天に差し上げて
言いました
アブラハムの主なる神よ
イシュマエルとイサクの神よ
私たちの父祖たちの神よ
この女たちの苦悩を憐れんで下さい
そしてあなたの聖なる名に栄光を与えて下さい
そして皆がアーメンと答えた時
イエスは大声で言いました
ラザロよ
出て来なさい
すると死んだ彼は立ち上がりました
そしてイエスは彼の弟子たちに言いました
彼を解きなさい
何故なら彼は墓の衣を巻き付けられていていたから
彼の顔の上のナプキンと共に
私たちの父祖たちが彼等の死者を埋葬する習慣通りに
ユダヤ人の大勢とファリサイ派の何人かがイエスを信じました
何故ならその奇跡が偉大であったから
彼等の不信の中に留まった者たちは去ってエルサレムに行き
大祭司にラザロの甦りを告げました
そして如何に多くの者がナザレ人になったかを
何故なら彼等は悔い改めに導かれた者たちをそう呼んだから
イエスが伝道した神の言葉を通して
194章
律法学者たちとファリサイ派の人々は大祭司と相談しました ☞ヨハネ福音書12:9-11
ラザロを殺そうと
何故なら多くの者が彼等の習わしを放棄してイエスの言葉を信じたから
何故ならラザロの奇跡が偉大なものであったから
ラザロが人々と会話したのを見て
そして食べて飲むのを見て
しかし彼が有力者であったので
エルサレムに一人の従者を持ち
彼の姉妹と共にマグダラとベタニアに(資産を)所有して
彼等は何をすべきか分かりませんでした
イエスがベタニアに行き
ラザロの家に入ると
マルタが ☞ルカ福音書10:38-42
マリアと共に
彼に奉仕しました
マリアは
イエスの足元に一日座って
彼の言葉を聞いていました
するとマルタはイエスに言いました
主よ
あなたは見えませんか
私の姉妹があなたの世話をしないのを
そしてあなたとあなたの弟子たちの食べるものを提供しないのを
イエスは答えました
マルタよ
マルタよ
あなたは何をすべきか心配してはいけません
何故ならマリアは永遠に彼女から取り去られないものを分けて選んだから
イエスは
彼を信じる大群衆と共に食卓に座って
話しました
こう言って
兄弟よ
私にはあなたたちと共に居る時間は少ししかありません
何故なら私がこの世から去らなければならない時は間近であるから
それ故に預言者エゼキエルに神が語った言葉を私はあなたたちに齎します
こう言うことを
私は
あなたの神は
永遠に生きます
罪を犯す魂は
それは死にます
しかし罪人が悔い改めるなら
彼は死なずに生きます
それ故に現在の死は死ではなく
むしろ長い死の終わりです
気絶して感覚から切り離される時の肉体のように
それはその中に魂を持つけれども
これ以外完全な死体に勝る優位な点は他にありません
埋められた肉体は神がそれを再び起こすのを待ちます
しかし無意識は感覚が戻るのを待ちます
見なさい
だから
現在の生命は死であることを
神を感知しない故に
195章
私を信じる者たちは永遠に死にません
何故なら私の言葉を通して彼等は彼等の内に神を認識するから
そしてそれ故に彼等の救いを見つけるから
死は神の命令によって自然が行う一つの行為以外の何ものだろうか?
いわば人が鳥を紐で結んで
その紐を彼の手に持って
頭がその鳥を飛び去らせたい時
それをどうするか?
確かにそれ(頭)は当然手に開くことを命じます
そしてそれで直ぐに鳥は飛び去ります
私たちの魂は
預言者ダビデが言ったように
鳥捕りの罠から逃げた雀のようです
人が神の保護の下に留まる時
そして私たちの命は一つの紐に似ています
それによって自然は魂を人の肉体と感覚に結び付けます
それ故に神が望んで
自然に開放することを命じる時
命は断たれて魂は天使たちの手に逃れます
彼等を神が魂を受けるように定めました
だから
友たちは泣かないようにしなさい
彼等の友が死ぬ時
何故なら私たちの神はそれを望まないから
そうではなく彼は止めどなく泣きなさい
彼が罪を犯す時
何故ならそれで魂が死ぬから
それがそれ自身を神から切り離すので
真の命を
魂と結び付いていない肉体が恐ろしいものなら
神と結び付いていない魂はもっとずっと恐ろしいものです
神はその思いやりと慈悲でそれ(魂)を美化して活気づかせます
そしてこれを言ってイエスは神に感謝を捧げました
するとラザロが言いました
主よ
この家は私の創造主である神に属します
彼が私の管理下に与えた全てのものと共に
貧しい者に提供する為に
それ故に
あなたが貧しくて
大勢の弟子たちを持っている故に
来てここに住んで下さい
あなたが好きな時に
好きなだけ
何故なら神の僕はあなたに奉仕したいから
必要なだけ
神への愛の為に
196章
これを聞いた時イエスは喜びました
そして言いました
死ぬことが如何に良い事か気づきなさい
ラザロは一度だけ死にました
そしてこの世の中の最高の賢人たちにも知られていないような教えを学びました
彼等は本の間で歳を取りました
願わくは人が皆一度だけ死んでこの世に戻れますように
ラザロのように
人々が生きることを学べるように
ヨハネは答えました
師よ
一言話すことを私に許していただけますか?
大いに話しなさい
イエスは答えました
何故なら人は彼の財産を神の奉仕に必ず分配するように
そのように又彼は教えを必ず分配するから
そしてそうすればするほど彼は必ずそうします
その言葉が魂に悔い改めを起こさせる力を持つ故に
一方財産は死者に命を戻すことが出来ません
それ故に彼は殺人者です
貧乏人を助ける力を持ちながら貧乏人が飢えて死ぬのを助けない時
しかしもっと酷い殺人者は
神の言葉によって罪人を悔い改めに転向させることが出来るのに
彼を転向させないで
そのままにする者です
神が言うように
「吠えない犬のような」
それに対して神は言います
「滅びなければならない罪人の魂
あなたが私の言葉を隠した故に
私はそれをあなたの手に求めます
不忠実な僕よ」
どんな状況の中に
それでは
律法学者たちとファリサイ派の人々はいるのか?
彼等は鍵を持っていて入ろうとしません
それどころか入りたい者たちを妨げます
永遠の命に
あなたは私に求めます
ヨハネよ
一言話す許可を
私の百万の言葉を聞いて
真に私はあなたに言います
私は必ず十回あなたに耳を傾けます
あなたが私に耳を傾けた一回毎に
そして他人に耳を傾けない者は
彼が話す度毎に彼は罪を犯すでしょう
私たちは私たち自身の為に望むことを他人にすべきであり
受けることを望まないことを他人にすべきではないから
そこでヨハネは言いました
師よ
何故神はこれを人々に授けないのですか?
ラザロがしたように彼等が一回死んで戻ることを
彼等が彼等自身と彼等の創造主を知ることを学ぶ為に
197章
イエスは答えました
私に告げなさい
ヨハネよ
或る家主が居ました
彼は一つの欠けもない斧を彼の僕の一人に与えました
しかしその労働者はその斧を忘れました
そして言いました
主人が古い斧を私に与えていたら
私は簡単にその木を切り倒せたのに
私に告げなさい
ヨハネよ
その主人は何んと言ったか?
確かに彼は激怒しました
そして古い斧を手に取って彼の首を叩き落としました
こう言って
馬鹿でごろつき奴
私がお前に斧を与えたのは
それによってお前が苦労しないで木を切り倒せる為だ
それなのにお前はこの斧を求めます
それによって人は非常に苦労しなければならないのに
そして切られたものは全て無駄になって良い事は何もないのに
私はあなたに望むのは
あなたの仕事が上手くいくように木を切り倒すことだ
これは真理ですか?
ヨハネは答えました
それは最も真理です
そこでイエスが言いました
私は永遠に生きるので
神は言います
私はあらゆる人に一つの良い斧を与えました
それは一人の死者の埋葬の光景です
誰でもこの斧を上手く振るって
痛みなしに彼等の心から罪の木を取り除きます
それ故に彼等は私の惠みと憐れみを受け取れます
彼等の善い業の為に永遠の命の功績を彼等に与えることで
しかし彼が死ぬべきものであることを忘れる者は
再三再四他の者たちの死を見ながら
こう言います
私が他の人生を見ることが出来るなら
私は善い業を実行するでしょう
私の激怒は彼の上を襲い
私は彼を死で撃ち
彼は最早何も良いものを受け取れないでしょう
ヨハネよ
イエスは言いました
如何に彼はとても有利であるか
他人の転倒から彼の足で立つことを学ぶ者は
198章
そこでラザロが言いました
師よ
真に私はあなたに言います
私は想像出来ません
墓に運ばれた死体を再三再四見て私たちの創造主である神を恐れない者に相応しい罰を
そのような人はこの世の事の為に
それを彼は完全に捨てるべきであるのに
彼に全てを与えた彼の創造主を怒らせます
そこでイエスは彼の弟子たちに言いました
あなたたちは私を師と呼びます
そしてあなたたちがそうするのは善い
神が私の口によってあなたたちに教えているので
しかしあなたたちはラザロをどう呼んだらよいのか?
真に彼はここで全ての師たちの師です
師はこの世で教義を教えます
私は本当にあなたたちに教えました
どのようにあなたたちが善く生きるべきか
しかしラザロはあなたたちに教えるでしょう
どのように善く死ぬか
神に誓って
彼は預言の賜物を受けました
それ故に彼の言葉に耳を傾けなさい
それは真です
そしてあなたたちが彼に耳を傾ければ傾けるほど
善く生きることは空しいことです
人が悪く死ぬなら
ラザロが言いました
師よ
私はあなたに感謝します
あなたがその真実を尊ぶことを
それ故に神はあなたに大きな功績を与えるでしょう
そこでこの著者が言いました
師よ
どうしてラザロは真実を話しているのか?
あなたにこう言うことで
「あなたには大きな功績があるでしょう」
一方あなたはニコデモに言いました
人は罰以外何にも値しないと
従ってあなたは神に罰せられるのか?
イエスは答えました
それを神は喜ぶでしょう
私がこの世で神の罰を受けることを
何故なら私はそれほど忠実に彼に仕えていないから
私がしなければならないほどには
しかし神は私を愛したので
彼の慈悲によって
全ての罰は私から取り下げられました
他の人間によって私が激痛を負うことのみに
何故なら罰は私に相応しかったから
何故なら人々が私を神と呼んだから
しかし私が告白した故に
私は神ではないと
真実として
又私はメシアでもないと告白した故に
それ故に神は私から罰を取り去りました
そして邪悪な人に私の名でそれを受けさせるでしょう
その為にその恥だけが私のものになるでしょう
それ故に私はあなたに言います
我がバルナバよ
人が話す時
神が彼の隣人に与えるべきことを
彼は言いなさい
彼の隣人がそれに相応しいと
しかし彼はそれに注意しなさい
神が彼自身に与えるべきことを話す時
彼は言います
神は私に与えるでしょう
そして彼はそれに注意しなさい
彼が言わないことに
私は賞讃に価する価値があると
何故なら神は喜んで彼の慈悲を彼の僕に授けるから
彼等が告白する時
彼等が彼等の罪の為に地獄に相応しいと
199章
神は慈悲において非常に恵み豊かであり
千の海の水といえども
如何に多く見出されても
地獄の炎の光一つを消せないが
神に罪を犯して嘆き悲しむ人の一滴の涙が
地獄全てを消します
神が彼を救う大いなる慈悲によって
神は
それ故に
サタンを混乱させ彼自身の賜物を示す為
彼の慈悲の面前で称賛に価する価値と呼ぶことを望みます
彼の忠実な僕のあらゆる善き業を
そして彼がそのように彼の隣人について言うことを望みます
しかし彼自身について
人はこう言うことに気を付けなければなりません
私は称賛に価する価値がある
何故なら彼は有罪と宣告されるから
200章 ☞マルコ福音書11:1-11 ☞マタイ福音書21:1-11 ☞ルカ福音書19:28-40 ☞ヨハネ福音書12:12-19
イエスはそこでラザロに振り向いて
そして言いました
兄弟よ
私は少しの間この世に留まらなければなりません
それ故に私はあなたの家の近くに居なければならない時
どこか他所に行かないようにしましょう
何故ならあなたは私に奉仕するから
私への愛の為ではなく
神への愛の為に
ユダヤ人の過越しの祝いに近づきました
それ故にイエスは彼の弟子たちに言いました
私たちはエルサレムに行って過越し祭の子羊を食べましょう
そして彼はペトロとヨハネを遣わしました
こう言って
あなたたちは町の門の近くで子馬と共にいる驢馬を見出すでしょう
それを解き放してそれをここに連れて来なさい
私がその上に乗ってエルサレムに行かなければならないから
そしてもし誰かがあなたたちに尋ねてこう言うなら
何故にあなたたちはそれを解き放つのか?
彼等に言いなさい
師がそれを必要としています
すると彼等はそれを連れて行くのをあなたたちに許すでしょう
弟子たちは行って
イエスが彼等に話したこと全てを見出して
それ故に彼等は驢馬と子馬を連れて来ました
弟子たちはそこで彼等の外套を子馬の上に置きました
そしてイエスはその上に乗りました
エルサレムの人々は聞いた時
ナザレのイエスがやって来たことを
人々は彼等の子供たちと共に出て来ました
イエスを見ることを切に欲して
彼等の手に椰子とオリーブの枝を抱えて
こう歌いながら
「神の名によって私たちの許に来る方に祝福あれ
ホサナ
ダビデの息子よ」
イエスが町に入ると
人々は彼等の衣服を驢馬の足の下に広げました
こう歌いながら
「神の名によって私たちの許に来る方に祝福あれ
ホサナ
ダビデの息子よ」
ファリサイ派の人々はイエスを非難しました
こう言って
この者たちが何を言っているのかあなたは分からないのか?
彼等を黙らせなさい
そこでイエスは言いました
我が魂が御前に立つ神に誓って
人々が黙るなら
石が叫び出すでしょう
悪党の罪人たちの不信仰に対して
そしてイエスがこれを言うと
エルサレムの全ての石が大声で叫びました
「主なる神の名によって私たちの許に来る方に祝福あれ」
それにも拘わらずファリサイ派の人々は未だ彼等の不信仰の中に留まっていました
そして
彼等自身一緒に集まって
彼の話すことによって彼を捕らえようと相談しました
201章 ☞ヨハネ福音書8:1-11
イエスが神殿の中に入ると
律法学者たちとファリサイ派の人々は彼の許に連れt来ました
姦淫で捕えた一人の女を
彼等は自分たちの中で言いました
もし彼が彼女を救うなら
それはモーセの律法に反します
それで私たちは彼を有罪に出来ます
しかしもし彼が彼女を非難するなら
それは彼自身の教えに反します
何故なら彼は慈悲を伝道しているから
それ故に彼等はイエスの許に来て言いました
師よ
私たちは姦淫中のこの女を見つけました
モーセは石打ちにせよと命じました
それであなたは何と言いますか?
そこでイエスは身を屈めて
彼自身の指で地面の上に鏡を作りました
その中に全ての者が彼自身の諸々の不正行為を見ました
彼等が未だ答えを迫るので
イエスは身を伸ばして
彼の指で鏡を指さしながら
言いました
あなたたちの中で罪の無い者が
最初に彼女を石で打ちなさい
そして再び身を屈めました
鏡を形作る為に
人々は
これを見て
一人ずつ去って行きました
初めに最年長者から
何故なら彼等は彼等の嫌悪すべきことを見て恥じたから
イエスは身を起こして
女以外誰もいないを見て
言いました
女よ
あなたを非難した者たちは何処ですか
その女は答えました
泣きながら
主よ
彼等は立ち去りました
そしてあなたが私を許すなら
神に誓って
私は二度と罪を犯しません
そこでイエスは言いました
神を讃えなさい
安心してあなたの道を行きなさい
そして二度と罪を犯してはいけません
何故なら神が私を遣わしたのはあなたを有罪とする為ではないから
それから ☞マタイ福音書18:10-14 ☞ルカ福音書15:1-7
律法学者たちとファリサイ派の人々が集まっているので
イエスは彼等に言いました
私に告げなさい
もしあなたたちの一人が百匹の羊を持っていて
その一匹がいなくなったら
それを見つけにいかないだろうか
九十九匹を残して
そしてあなたがそれを見つけたら
あなたの肩の上にそれを載せて
あなたの隣人たちを呼び集めて
彼等に言わないだろうか
私と共に喜んでください
何故なら私は失った羊を見つけたから
確かにあなたたちはそうするでしょう
さあ私に言いなさい
私たちの神は人を愛さないだろうか
人の為に彼(神)はこの世を造ったのに
神に誓って
悔い改める一人の罪人に対して神の天使たちの前にそのような喜びがあります
何故なら罪人たちは神の慈悲を知らせるから
202章
私に告げなさい
医者は誰によってより多く愛されるか
何も病気を持ったことが者たちによってか
医者が酷い病気を癒やした者たちによってか
ファリサイ派の人々は彼に言いました
本当に健康な者が医者を愛するだろうか
確かに彼は病気にならない為だけに彼(医者)を愛するでしょう
そして病気のことを知らないので彼は医者を少しだけ愛するでしょう
そこで霊の激しさをもってイエスは語りました
こう言って
神に誓って
あなたたち自身の舌があなたたちの誇りを非難します
私たちの神は悔い改める罪人によってより多く愛される故に
神の大いなる慈悲が彼の上にあることを知って
正しい者より
何故なら正しい者は神の慈悲を知らないから
それ故に神の天使たちの前により多くの喜びがあります
悔い改める一人の罪人に対して
九十九人の正しい人々に対するより
私たちの時代に正しい者は何処にいますか?
我が魂が御前に立つ神に誓って
不正な正しい者の数は多い
彼等の状態はサタンのそれに似ている故に
律法学者たちとファリサイ派の人々は答えました
私たちは罪人です
それ故に神は私たちを憐れむでしょう
そしてこれを彼等は言って彼を試みました
何故なら律法学者たちとファリサイ派の人々は最大の侮辱と見做すから
罪人を呼ばれることを
そこでイエスは言いました
恐らくあなたたちは不正な正しい者でしょう
何故ならあなたたちは罪を犯してあなたたちの罪を否定するなら
あなたたち自身を正しい者と呼んで
あなたたちは不正な者です
そしてあなたたちの心の中であなたたち自身を正しいと思って
そしてあなたたちの舌であなたたちは罪人である言うなら
その時はあなたたちは二重に不正な正しい者です
律法学者たちとファリサイ派の人々はこれを聞くと狼狽して去って行きました
平穏のうちにイエスを彼の弟子たちと共に残して
そして彼等は癩病のシモンの家に行きました
その者の癩病を彼は清めました
町の人々はシモンの家に病人を寄せ集めました
そして病人を癒やすようにイエスに懇願しました
そこでイエスは
彼の時が近いことを知って
言いました
病人を呼び集めなさい
居るだけ
何故なら神には彼等を癒やす力と慈悲があるから
彼等は答えました
私たちは知りません
エルサレムの中のこの人々に他にどんな病人がいるのか
イエスは泣きながら答えました
エルサレムよ
エルサレムよ
私はあなたのことで泣きます
何故ならあなたはあなたの災いを知らないから
あなたの創造主である神の愛の許に私はあなたを喜んで集める故に
雌鳥が彼女の子供たちを彼女の翼の下に集めるように
しかしあなたは望まなかった
それ故に神はこのようにあなたに言います
203章 ☞ルカ福音書19:41-44
都よ
頑なな心と捻じれた心の
私はあなたに私の僕を遣わしました
最後まで
彼があなたの心を変えて
あなたが悔い改めるように
しかしあなたは
混乱の都よ
全てを忘れました
私がエジプトとファラオの上にしたことを
あなたを愛する故に
イスラエルよ
何度もあなたは泣きます
私の僕があなたの病んだ体を癒やすことを求めて
しかしあなたは私の僕を殺そうと努めます
何故なら彼があなたの罪の心を癒やそうと努めるから
あなたは
それで
私に罰せられないままで居られるのか?
あなたは
それで
永遠に生きられるのか?
そしてあなたの誇りが私の手からあなたを救出できるのか?
確かに違います
何故なら私はあなたに対して軍隊と共に君主たちを齎すから
そして彼等は強力にあなたを囲むでしょう
そしてそのように私はあなたを彼等の手に渡します
あなたの誇りが地獄に落ちるように
私は老人たちも寡婦たちも許しません
私は子供たちを許しません
そうせずに私はあなたたち全てを渡します
飢饉に
剣に
そして嘲笑に
そして神殿を
私が慈悲で見ていたものを
私は都と共に荒廃させるでしょう
あなたが(こう)なるまで
寓話に
嘲りに
そして諺に
国々の間で
あなたの上に留まる私の激怒はそれほどです
そして私の憤激は静まりません
204章
これを言って
イエスは再び言いました
あなたたちは知らないのか?
他に病んだ人々がいることを
神に誓って
彼等はエルサレムの中で少数です
体が病んでいる者たちより心が健全である者たちは
そしてあなたたちがその真実を知る為に
私はあなたに言います
病んだ人々よ
神の名によって
あなたの病をあなたから出て行かせなさい
そして彼がこれを言うと
直ちに彼等は癒されました
その人々は泣きました
エルサレムに対する神の激怒を彼等が聞いた時
そして慈悲を求めて祈りました
イエスが言った時
エルサレムが彼女の罪の為に泣いて懺悔するなら
私の道を歩んで
神は言います
私は彼女の不正をこれ以上思い出しません
そして私は彼女に何の災いも下しません
私が言った災いを
しかしエルサレムは彼女の破滅の為に泣いて
彼女が私を汚した為に泣きません
それによって彼女は国々の間で私の名を冒瀆しました
それ故に私の激怒はもっと燃え上がります
永遠に生きる私に誓って
もしヨブが
アブラハムが
サムエルが
ダビデが
そしてダニエルが
私の僕たちが
モーセと共に
この民の為に祈るなら
エルサレムに対する私の激怒は和らげられるでしょう
そしてこれを言って
イエスはその家の中に退きました
一方後に残った者は皆恐れ慄いていました
205章
一方イエスは彼の弟子たちと共に夕食を食べていました ☞マルコ福音書14:3-9 ☞マタイ福音書26:6-13 ☞ヨハネ福音書12:1-8
癩病人シモンの家の中で
見なさい
ラザロの姉妹マリアがその家に入って来ました
そして
容器を壊すと
イエスの頭と衣服に油を注ぎました
これを見て
裏切り者のユダはマリアがそのようにすることを妨げようにしました ☞マルコ福音書14:10-11 ☞マタイ福音書26:14-16 ☞ルカ福音書22:3-6
こう言って
行ってその油を売ってその金を持って来なさい
私が貧乏人に与えられるように
イエスは言いました
何故あなたは彼女を妨げるのか
彼女をほって置きなさい
何故なら貧乏人は常にあなたたちと共に居るが
私は常に居られないから
ユダは答えました
師よ
この油は貨幣三百枚で売れます
ご覧ください
なんと多くの貧しい人々が救われることか
イエスは答えました
ユダよ
私はあなたの心を知っています
忍耐しなさい
それ故に
そして私はあなたに全てを与えましょう
皆恐れながら食事しました
そして弟子たちは悲しみました
何故なら彼等は知っていたから
イエスが間もなく彼等から去ることを
しかしユダは憤慨しました
何故なら彼は知ったから
彼が貨幣三十枚を失ったことを
その油を売らなかった為に
彼は全ての十分の一を盗んでいたので
イエスに渡された全ての
彼は大祭司を捜しに行きました
大祭司は会議に集まっていました
祭司たちの
律法学者たちの
そしてファリサイ派の人々の
彼等にユダは話してこう言いました
あなたたちは私に何を与えますか
それで私はあなたたちの手にイエスを売りましょう
彼自身をイスラエルの王にしようとした者を
彼等は答えました
さてどのようにあなたは彼を私たちの手に渡そうとするのか
ユダは言いました
私が知る時
彼が祈る為に都の外に行くことを
私はあなたたちに告げましょう
そしてその場所にあなたたちを導きましょう
彼が見出される場所に
何故なら都の中で彼を捕まえるのは騒乱なしに不可能であるから
大祭司は答えました
もしあなたが彼を私たちの手に渡すなら
私たちは金三十枚をあなたに与えましょう
そしてあなたは知るでしょう
如何に私があなたを良くもてなすか
206章
日が昇ると
イエスは大勢の人々と共に神殿に行きました
すると大祭司が近づいて
言います
私に告げなさい
イエスよ
あなたは全て忘れたのか?
あなたが告白したことを
あなたは神ではないと
神の息子でもないと
メシアですらないと
イエスは答えました
確かに
私は忘れていません
何故ならこれは私の告白であるから
その告白で裁きの日に神の裁きの席の前で私は耐えることが出来ます
何故ならモーセの書の中に書かれていることは全て最も真であるから
私たちの創造主である神は唯一の神であり
私は神の僕であり
神の使いに仕えることを望んでいます
その方をあなたたちはメシアと呼びます
大祭司が言いました
それでは何でそれを蹴とばすのか?
大勢の人々と共に神殿に来て
あなたは求めているのか?
或いは
あなた自身をイスラエルの王にすることを
何らかの危険があなたに降りかからないように気を付けなさい
イエスは答えました
もし私が私自身の栄光を求めて
この世で私の分け前を望んだなら
私は逃げなかった
ナインの人々が私を王にしようとした時
私を信じなさい
真に
私がこの世で何も求めないことを
そこで大祭司は言いました
メシアに関して一つのことを私たちは知りたい
そしてその時
祭司たちは
律法学者たちは
そしてファリサイ派の人々はイエスを取り囲みました
イエスは答えました
それはどんなことですか?
メシアについてあなたが知りたいことは
多分それは偽りですか?
確かに私はあなたに偽りを言いません
何故なら私が偽りを言ったら私は敬愛されたから
あなたによって
そして律法学者とファリサイ派の人々によって
全てのイスラエル人と共に
しかし私があなたに真実を言う故に
あなたは私を憎み私を殺すことを求めます
大祭司が言いました
今や私たちは知りました
あなたの背に悪魔がいることを
何故ならあなたはサマリア人であるから
そして神の祭司を尊敬しないから
207章
イエスは答えました
神に誓って
私は私の背に悪魔を負っていません
そうではなく私は悪魔を追い出すように努めています
それ故に
この為に悪派が私に敵対してこの世を扇動しています
私がこの世のものでない故に
しかし私は求めます
神が讃えられることを
彼が私をこの世に遣わしました
それ故に私に耳を傾けなさい
それで私はあなたに告げましょう
その背に悪魔を負う者に
御前に私の魂が立つ神に誓って
悪魔の意志に従って働く者が
彼がその背に悪魔を負っています
彼(悪魔)の意志の馬勒を彼の上に置く者が
そして彼(悪魔)の喜びで彼を支配する者が
彼をあらゆる不正に走らせる為に
丁度衣服のようにその名を変えます
それがその所有者を変える時
それが全く同じ布であるにも拘わらず
そのように又人々は
彼等は完全に一つの材料から成っているのに
人に働きかける者の働きの故に違います
もし私が(私の知る)罪を犯したなら
何故あなたは兄弟のように私を叱らないのか?
敵のように私を憎む代わりに
真に一つの体の組織は互いに助けます
それらが頭で結ばれる時
しかしそれらが頭から切り離さるとそれに助けを与えません
何故なら一つの体の手は他の体の足の痛みを感じないから
結ばれている体のそれ以外
御前に私の魂が立つ神に誓って
彼の創造主である神を畏れ愛する者は憐れみを感じます
彼の頭である神が憐れむ者たちに対して
そして知ります
神が罪人の死を望まずに
各人が悔いるのを待つことを
もしあなたがその体の一部なら
私が結び付いている体の一部なら
神に誓って
あなたは私を助けるでしょう
私自身の頭に従って働く為に
208章 ☞コーラン2.125-140
もし私が不正を働くなら
私を非難しなさい
そうすれば神はあなたたちを愛するでしょう
何故ならあなたたちが彼の意志を果たす故に
しかしもし誰も罪の故に私を非難出来ないなら
それは印です
あなたたちがアブラハムの息子たちではないことの
あなたたちがあなたたち自身を呼ぶような
又あなたたちはその頭と結び付いていません
アブラハムが結び付いていた頭に
神に誓って
アブラハムは神を非常に愛したので
彼は偽の偶像神たちを粉々にして
彼の父と母を捨てただけではなく
彼自身の息子を自発的に殺そうとしました
神に従って
大祭司は答えました
これを私はあなたに尋ねます
そして私はあなたを殺すことを求めていません
それ故に私に告げなさい
アブラハムのこの息子は誰であったか?
イエスは答えました
あなたの栄光への熱意が
神よ
私を燃やして
私は黙っていることが出来ません
真に私は言います
アブラハムのこの息子はイシュマエルでした
彼からアブラハムに約束したメシアが下されることになっています
彼によってこの地の全部族は祝福されるでしょう
そこで大祭司は激怒しました
これを聞いて
そして叫びました
この不敬虔な奴に石を投げろ
何故なら彼はイシュマエルの子孫であるから
そして冒瀆を語ったから
モーゼと神の律法に敵対して
すると全ての律法学者とファリサイ派の人々は
民の長老たちと共に
イエスを石打ちにする為に石を取りました
彼は彼等の目から消えて
神殿から出て行きました
そしてその時
彼等はイエスを殺したいという大きな欲望によって
激怒と憎悪で目が見えなくなって
彼等は互いに撃ち合いました
その結果千人が死にました
そして彼等は聖なる神殿を汚しました
弟子たちと信者たちは
イエスが神殿から出て来るのを見て
何故なら彼等から彼は隠されなかったから
シモンの家に彼について行きました
そこで直ちにニコデモがそこにやって来て
イエスに勧めました
エルサレムを出てセドロンの小川の向こうに行くように
こう言って
主よ
私はセドロンの小川の向こうに家と共に庭を持っています
どうかお願いします
だから
あなたの弟子の何人かとそこに行って下さい
私たちの祭司たちの憎しみが過ぎ去るまでそこに留まる為に
何故なら何でも必要なものを私があなたの世話をしますから
そして弟子の多数はあなたを離れてここに残ります
シモンの家と私の家に
何故なら神が全てを養うから
そしてイエスはこれを実行しました
最初に使徒と呼ばれた十二人が彼と共に居るのを望んで
209章
この時
処女マリアは
イエスの母は
立って祈っていた時
天使ガブリエルが彼女を訪れて
彼女の息子への迫害を彼女に語りました
こう言って
恐れてはいけません
マリアよ
何故なら神が彼をこの世から守るから
それ故にマリアは
泣きながら
ナザレから去って
エルサレムに来ました
マリア・サロメの家に
彼女の姉妹の
彼女の息子を捜し求めて
しかし彼は密かにセドロンの小川の向こうに退いていたので
彼女は最早この世で彼に会うことが出来ませんでした
恥辱の行為の後を除いて
何故なら天使ガブリエルが
天使ミカエルと共に
ラファエル
そしてウリエルと共に
神の命令によって
彼を彼女の許に連れて行ったから
210章
イエスが立ち去ることで神殿の中の混乱が止むと
大祭司は高い所に上って
彼の手で静かにするように合図して
彼は言いました
兄弟たちよ
私たちはどうするか?
あなたたちは分からないのか?
彼が全世界を騙していることを
彼の酷い術によって
さて
どのように彼は消えたか
彼が魔術師でないなら
確かに
彼が聖なる人で預言者であったなら
彼は冒瀆しなかったでしょう
神をも彼の僕モーセをも
そしてメシアをも
メシアはイスラエルの希望です
そして私は何と言ったらよいのか?
彼は私たちの聖職者全てを冒瀆しました
それ故に真に私はあなたたちに言います
彼がこの世から取り除かれないなら
イスラエルは汚されるでしょう
そして私たちの神は私たちを諸国民に渡すでしょう
見なさい今
彼故にこの神殿は如何に汚されたか
そしてそのように大祭司が語ったので
多くの者がイエスを見捨てました
それ故に隠れた迫害が公開のものに変わりました
大祭司が本人自ら行く程までに
ヘロデの許に ☞ルカ福音書23:6-12
そしてローマの総督の許に
イエスを告発する為に
彼が彼自身をイスラエルの王にすることを望んだと
そしてこれについて彼等は偽りの証人を立てました
そこで直ちにイエスに対する総会が開かれました
ローマの布告が彼等を恐れさせた故に
何故ならそれが二回目だったから
ローマの元老院がイエスに関して布告を発したのは
一つの布告でそれは禁じられました
違反したら死刑に処するとして
誰もが呼ばなければならないと
ナザレのイエスを
ユダヤ人の預言者を
神或いは神の息子のどちらかで
一方でそれは禁じました
主文の下で
誰もが主張しなければならないと
ナザレのイエスについて
ユダヤ人の預言者と
それ故に
この理由で
彼等の間が大きく分かれました
或る者たちは望みました
イエスに反対して彼等は再びローマに書くべきであると
他の者たちは言いました
彼等はイエスを放って置くべきであると
彼が言うことに頓着しないで
愚か者として
他の者たちは彼が齎した大いなる奇跡を例に挙げました
大祭司はそれ故に語りました
呪いの苦痛の下に誰もイエスを防御する言葉を語ってはいけないと
そして彼は告げました
ヘロデに
そして総督に
こう言って
どんな場合も私たちは私たちの手の中に悪い危険を齎すものを持っています
何故ならもし私たちがこの罪人を殺すなら
私たちはカエサルの布告に反して行動したから
しかし
もし私たちが彼を放任して生かして
彼が彼自身を王にするなら
事態はどうなるでしょうか?
そこでヘロデは立ち上がって総督を脅しました
こう言って
あなたのあの男に対する行為故にこの国が反抗しないように気を付けなさい
何故なら私はあなたをカエサルの前に反逆者として告発するから
そこで総督は元老院を恐れてヘロデと仲直りしました
何故ならこれ以前彼等は互いに死ぬほど嫌っていたから
そして彼等はイエスの死の為に一致団結しました
そして大祭司に言いました
どこに犯罪者が居るかあなたが知る時はいつでも
私たちに使いを送りなさい
何故なら私たちはあなたに兵隊たちを与えるから
これでダビデの預言が成就されました
彼はイエスのことを予言しました
イスラエルの預言者を
こう言って
地の君たちと王たちがイスラエルの聖なる人に敵対して団結する
何故なら彼はこの世の救済を告げるから
そこで直ちに
その日に
エルサレム中全体にイエスの捜索がありました
211章 ☞マルコ福音書16:15-18 ☞マタイ福音書28:16-20 ☞ルカ福音書24:44-49
イエスは
セドロンの小川の向こうにあるニコデモの家に居て
彼の弟子たちを慰めました
こう言って
私がこの世を去らなければならない時は近づいています
諦めても悲しんでもいけません
私が行く所では私は何の苦しみを感じないので
さて
あなたたちは私の友でありうるのか?
もしあなたたちが私の幸福を悲しむなら
確かに
むしろ敵たちです
この世が喜ぶ時
あなたたちは悲しみなさい
何故ならこの世の喜びは泣き悲しみに変わるから
しかしあなたたちの悲しみは喜びに変わり
そしてあなたたちの喜びを誰もあなたたちから取れないから
何故なら心がその創造主である神に感じる喜びを
全世界は取り去ることが出来ないから
あなたたちはその言葉を忘れないようにしなさい
神が私の口によってあなたたちに語った言葉を
あなたたちは証言を改悪する全ての人に対して私の証人でありなさい
私が私の福音で証ししたことを
この世に対して
そしてこの世を愛する者たちに対して
212章
それから主に彼の手を伸ばして
彼は祈りました
こう言って
私たちの神なる主よ
アブラハムの神よ
イシュマエルとイサクの神よ
私たちの父祖たちの神よ
彼等を憐れんで下さい
あなたが私に授けた者たちを
そして彼等をこの世から救って下さい
私は言いません
彼等をこの世から取って下さいと
何故なら彼等は証人となることが必要であるから
私の福音を改悪する者たちに対して
しかし私はあなたに祈ります
彼等を悪から守ることを
あなたの裁きの日に彼等が証人になる為に私と共に来れるように
この世に対して
又イスラエルの家に対して
あなたの聖書を改悪したことを
神なる主よ
強力で妬む(主よ)
偶像崇拝者の父たちの息子たちに対して四代に渡って復讐する(主よ)
あなたは全ての者を永遠に呪って下さい
あなたが私に授けた私の福音を改悪する者を
彼等が書く時
私があなたの息子であると
何故なら私は
泥と塵であり
あなたの僕たちの僕であるから
そして私は私自身をあなたの善い僕であると考えたことは全くないから
何故なら私はあなたに何も与えることが出来ないから
あなたが私に与えたものの代わりに
何故なら全てのものはあなたのものであるから
神なる主よ
慈悲深い(主よ)
あなたを畏れる者たちの上に千代慈悲を示す方
あなたが私に授けた言葉を信じる者たちを憐れんで下さい
何故ならあなたが真の神であるように
私が語ったあなたの言葉は真であるから
何故ならそれはあなたのものであるから
どんな時も読む人のように私は語ったのであるから
読む書の中に書かれていること以外読むことが出来ない人にょうに
どんな時でもあなたが私に与えたことを私は語りました
救い主である神なる主よ
あなたが私に授けた者たちを救って下さい
サタンが彼等に対して何も出来ないように
そして彼等だけではなく
彼等を信じる全ての者を
主よ
慈悲を惜しみなく豊かに与える方よ
裁きの日にあなたの使徒の集いの中にあなたの僕を入れて下さい
そして私だけではなく
あなたが私に授けた全ての者を
彼等の伝道を通して私を信じる全ての者たちと共に
そしてこれをして下さい
主よ
あなた自身の為に
サタンがあなたに対して彼自身を誇らないように
主よ
神なる主よ
あなたの神意によって全て必要なものをあなたの民イスラエルに提供する方よ
この地の全ての部族に心を留めて下さい
あなたがこの世界に創ったものを
この世界を憐れんで下さい
そして早くあなたの使徒を遣わして下さい
あなたの敵サタンが彼の帝国を失いますように
そしてこれを言って
イエスは三回言いました
そうあれかし
主よ
偉大で慈悲深い方よ
そして彼等は答えました
泣きながら
そうあれかし
ユダ以外全ては
何故なら彼は何も信じなかったから
213章 ☞ヨハネ福音書13:1-11
子羊を食べるその日が来て
ニコデモは子羊を密かにその庭園に送りました
イエスと彼の弟子たちの為に
総督と大祭司と共にヘロデによって布告されたこと全てを知らせて
するとイエスは心の中で喜んで
こう言います
あなたの聖なる御名を讃美せよ
主よ
何故ならあなたはあなたの僕たちの仲間から私を切り離さなかったから
この世によって迫害され殺された者たちから
私はあなたに感謝します
我が神よ
何故なら私はあなたの業を果たしたから
そしてユダに顔を向けて
彼(イエス)は彼に言いました
友よ
何故にあなたはぐずぐずしているのか?
私の時は近づいています
それ故に行ってあなたがしなければならないことをしなさい
弟子たちは考えました
イエスは過越しの日の為に何かを買う為にユダを遣わしたと
しかしイエスは知っていました
ユダが彼を裏切ったことを
それ故に
この世から去ることを望んで
彼はそう告げました
ユダは答えました
主よ
私に食べさせて下さい
それから私は行きます
私たちは食べましょう
イエスは言いました
何故なら私はこの子羊をとても食べたいから
私があなたたちから別れる前に
そして立ち上がって
彼は手拭いを取って彼の腰に巻き
盥の中に水を入れ
彼は彼の弟子たちの足を洗うことに努めました
ユダから始めて
イエスはペトロの所に来ました
ペトロは言いました
主よ
あなたが私の足を洗うのですか?
イエスは答えました
私がすることは今あなたには分かりません
しかし将来あなたは分かるでしょう
ペトロは答えました
あなたが私の足を洗ってはいけません
するとイエスは立ち上がって
言いました
あなたは裁きの日に私の仲間に入ることは決して出来ません
ペトロは答えました
洗って下さい
私の足だけではなく
主よ
私の手と首も
弟子たちが洗われて食事の席に着くと
イエスは言いました
私はあなたたちを洗いました
しかしあなたたち全員が清いのではありません
海の全ての水でも私を信じない者を洗えないから
これをイエスが言ったのは
彼が彼を裏切った者を知っていたから
弟子たちはこれらの言葉に悲しみました
イエスが再び言った時
真に私はあなたたちに言います
あなたたちの一人が私を裏切るでしょう
羊のように私は売られるから
しかし彼に災いあれ
何故なら彼は全て実現するから
私たちの父ダビデがそのような者について言ったことを
彼は他の者たちに用意した穴に落ちると
すると弟子たちは互いに見合って
悲しんで言いました
その裏切り者は誰ですか?
そこでユダは言いました
それは私でしょうか?
師よ
イエスは答えました
あなたが私に言いました
私を裏切るのは誰であるか
しかし十一人の使徒たちはそれを聞きませんでした
子羊を食べると
悪魔がユダの背の上に来て
彼はその家から出て行きました
イエスが再び彼にこう言うと
あなたがしなければならないことを直ぐしなさい
214章 ☞マルコ福音書14:10-11 ☞マタイ福音書26:14-16 ☞ルカ福音書22:3-6 ☞ヨハネ福音書12:1-8
家から出て
イエスは祈る為に庭園に戻りました
彼の祈りの習慣に従って
百回膝まづいて礼拝し
そして平伏しました
ユダは
従って
イエスが彼の弟子たちと共に居る場所を承知して
大祭司の許に行き
そして言いました
もしあなたが私に約束したものを与えるなら
今晩私はあなたの手にあなたたちが求めるイエスを渡しましょう
何故なら彼は十一人の仲間だけと共に居るから
大祭司は答えました
あなたは幾ら求めるのか?
ユダは言いました
金貨三十枚
そこで直ぐ大祭司はその金を彼に数えて渡しました
そして一人のファリサイ派の人を遣わしました
兵隊を召集する為に総督の許に
そしてヘロデの許に
そして彼等は彼等の軍隊を提供しました
何故なら彼等は民を怖れたから
それ故に彼等は彼等の武器を手に取って
棒の上に松明や灯火を灯して
エルサレムから出て行きました
215章 ☞コーラン4.157
ユダと共に兵隊たちがイエスの居場所に近づいた時
イエスは多くの人々が近づくのを聞きました
それ故に恐れて彼は家の中に退きました
そして十一人は眠っていました
その時神は
彼の僕の危機を見て
命じました
ガブリエルに
ミカエルに
ラファエルに
そしてエリエルに
彼の使いたちに
この世からイエスを連れ出すように
聖なる天使たちは来てイエスを連れ出しました
南の方に面している窓から
彼等は彼を連れて行って
第三の天に彼を置きました
天使たちの仲間の中で神を永遠に讃える為に
216章
皆の前でユダはまっしぐらに部屋に入りました
イエスが取り上げられた所に
そして弟子たちは寝ていました
すると驚嘆すべき神は驚くべきことをしました
ユダが話しぶりと顔つきでイエスに似た者に変えられました
私たちが彼をイエスであると信じるまでになりました
そして彼は
私たちを起こして
師は何処か尋ねました
そこで私たちは驚いて
答えました
あなたが
主よ
私たちの師です
あなたはなんと私たちを忘れましたか
すると彼は
微笑みながら
言いました
なんとあなたたちは愚かです
私がユダ・イスカリオテであると分からないとは
そして彼がこう言っていると軍隊が入って
彼等の手をユダの上に置きました
彼があらゆる点でイエスに似ていた故に
私たちはユダの言うことを聞いて
兵隊の群れを見て
我を忘れて逃げました
そしてヨハネは ☞マルコ福音書14:51-52
亜麻布の衣を纏っていた者は
目を覚まして逃げました
そして一人の兵隊が彼の亜麻布の衣を捕らえると
彼は亜麻布の衣を残して裸で逃げました
何故なら神がイエスの祈りを聞いて
災いから十一人を救ったから
217章 ☞コーラン4.157
兵隊たちはユダを捕らえて彼を縛りました
常に嘲りながら
何故なら彼は本当に否定したから
彼がイエスであることを
そして兵隊たちは
彼を嘲りながら
言いました
先生
怖れてはいけません
何故なら私たちはあなたをイスラエルの王にする為に来たから
そして私たちがあなたを縛ったのは
あなたが王国を拒否することを私たちは知っているから
ユダは答えました
今やあなたたちは正気を失っています
あなたたちはナザレのイエスを捕らえに来ました
泥棒に対するように武器と角灯と共に
それなのにあなたたちを案内した私を縛りました
私を王にする為に
そこで兵隊たちは我慢しきれなくなって
殴って蹴りながら彼等はユダを馬鹿にし始めました
そして彼等は怒りながら彼をエルサレムに連れて行きました
ヨハネとペトロは離れて兵隊たちの後を追いました
そして彼等は作者に断言しました
ユダに為された尋問を彼等は全て見たと
大祭司によって
そしてファリサイ派の評議会によって
彼等はイエスを死刑にする為に集められました
するとユダは狂気の言葉を沢山語りました
誰もが笑いで満たされるほど
彼が本当のイエスであると信じて
そして死の恐れから彼が気違いの振りをしていると
そこで律法学者が彼の目に包帯を巻いて
彼を嘲って言いました
イエスよ
ナザレの預言者
何故ならイエスを信じる者たちを彼等はそう呼んだから
私たちに告げなさい
あなたを打ったのは誰か?
そして彼等は彼を打ち彼の顔に唾をかけました
朝になると律法学者たちと民の長老たちの大評議会が招集されました
そして大祭司はファリサイ派の人々と共にユダに対する偽証を求めました
彼をイエスと信じて
しかし彼等は求めるものを見つけ出せませんでした
そして何故私は言うのか?
祭司長たちがユダをイエスであると信じたと
全ての弟子たちが
筆者と共に
それを信じました
そして更に
イエスの貧しい処女の母が
彼の親戚と友たちと共に
それを信じました
全ての人の悲しみが信じられないほど大きくなる程まで
神に誓って
作者はイエスが言ったことを全て忘れました
どのように彼がこの世から取り上げられるか
そして彼が第三者によって苦しみを受けること
そして彼はこの世の終わり近くまで死なないこと
それ故に彼(作者)はイエスの母とヨハネと共に十字架の所に行きました
大祭司はユダを縛って彼の前に連れて来させました
そして彼に彼の弟子たちと彼の教えについて尋ねました
するとユダは
呆然として
その点に何も答えませんでした
そこで大祭司はイスラエルの生ける神によって彼に厳命しました
彼が彼に真実を言うように
ユダは答えました
私はあなたに言いました
私はユダ・イスカリオテであると
あなたの手にナザレのイエスを渡すと約束した者です
そしてあなたたちは
私が分からないことで
どうかしています
何故ならあなたたちはあらゆる手段で私がイエスであるとしているから
大祭司は答えました
強情な誘惑者よ
あなたは全イスラエルを騙した
ガリラヤから始めてここエルサレムに至るまで
あなたの教えと偽りの奇跡と共に
そして今あなたは考えています
あなたに相応しい当然の罰を逃げることを
気が狂っている振りをすることによって
神に誓って
あなたはそれを逃れることは出来ません
そしてこれを言って彼は彼の僕たちに命じました
彼を殴打と足蹴りで撃つように
彼の判断力が彼の頭に戻るように
その時彼が大祭司の僕たちの手で受けた嘲りは信じられないものです
何故なら彼等は評議会を喜ばせる新たな発明を熱心に工夫したから
そこで彼等は彼を手品師のように装わせました
そしてそのように彼を手と足で扱ったので
本当にカナン人たちは心動かして同情したでしょう
もし彼等がその光景を見たら
しかし祭司長たちとファリサイ派の人々と民の長老たちは
彼等の心をイエスに対して酷く怒らせたので
ユダをイエスと本当に信じて
そのように扱われている彼を見て大喜びしました
その後で彼等は彼を縛って総督の所に連れて行きました
彼は密かにイエスを愛しました
すると彼は
ユダがイエスであると思って
彼を彼の部屋の中に入れました
そして彼に話しました
何故に祭司長たちと民は彼を彼の手に渡したのか彼に尋ねながら
ユダは答えました
私があなたに真実を語っても
あなたは私を信じないでしょう
何故なら恐らくあなたは騙されているから
祭司長たちやファリサイ派の人々が騙されているように
総督は答えました
律法に関して彼が話したいことを考えながら
私がユダヤ人でないことをあなたは分かっていますか?
しかし祭司長たちや民の長老たちはあなたを私の手に渡しました
それ故に真実を私に告げなさい
正しい事を私が出来るように
何故なら私はあなたを自由にしたり死刑にする力を持っているから
ユダは答えました
閣下
私を信じて下さい
もしあなたが私を死刑にするなら
あなたは大きな間違いをすることになります
何故ならあなたは無実の人間を殺すことになるから
私はユダ・イスカリオテであり
イエスではないので
彼は魔術師であり
彼の技によって私を変えました
これを聞くと総督は非常に驚き
彼を放免しようと努めました
総督はそれ故に出て行って
微笑んで言いました
一つの件で
少なくとも
この人は死刑に価せず
むしろ同情に価する
この人は言います
総督は言いました
彼はイエスではなく
確かにユダであると
彼はイエスを捕らえる為に軍隊を案内しました
そして彼は言います
ガリラヤのイエスが彼の魔術で彼を変身させたと
それ故に
これが真実なら
彼を殺すのは大きな誤りです
彼は無実であるので
しかし彼がイエスであって彼がイエスであることを否定するなら
確かに彼は理性を失っています
そして狂人を殺すことは悪いことです
すると祭司長たちと民の長老たちは
律法学者たちとファリサイ派の人々と共に
大声で叫びました
こう言って
彼はナザレのイエスです
何故なら私たちは彼を知っているから
何故なら彼が悪人でなかったなら
私たちは彼をあなたの手に渡さなかったから
彼は気違いではなく
むしろ悪意に満ちています
何故ならこの策略で彼は私たちの手から逃げ出そうとしているから
そして彼が掻き立てようとしている扇動は
彼が逃げたら前よりもっと悪くなるでしょう
ピラトは
(総督の名はそのようでした)
そのような事件から免れる為に
言いました
彼はガリラヤ人で
ヘロデがガリラヤの王です
それ故にそのような事件を裁くのは私に属しません
だからあなたたちは彼をヘロデの所に連れて行きなさい
よって彼等はユダをヘロデの所に連れて行きました
彼は長い間望んでいました
イエスが彼の家に来ることを
しかしイエスは決して彼の家に行こうとしませんでした
何故ならヘロデはガリラヤ人で
贋で偽りの神々を崇めて
汚れたガリラヤ人の習慣に従って生活していたから
さてユダがそこに連れて行かれると
ヘロデは多くの事を尋ねました
その事にユダは適切に答えませんでした
彼がイエスであることを否定して
そこでヘロデは彼を嘲りました
彼の廷臣たちと共に
そして彼に白い衣を着せました
道化師が着るような
そして彼をピラトの許に送り返しました
彼にこう言って
イスラエルの民に公正を欠いてはいけません
そしてこれをヘロデは書きました
何故なら祭司長たちと律法学者たちとファリサイ派の人々が彼に十分な量の金を与えたから
総督はヘロデの僕からそう聞いて
彼も又幾らから金を得たい為に
彼はユダを解放することを望んでいる振りをしました
その後で彼は彼の奴隷たちに彼(ユダ)を鞭打ちにさせました
彼等の金は鞭打ちで彼を殺す為に律法学者たちによって支払われました
しかし神は
その結末を定めた方は
十字架の為にユダを取って置きました
彼があの恐ろしい死を経験する為に
彼が他の人(イエス)を売ったことで
彼(神)は鞭打ちで死ぬことをユダに許しませんでした
兵隊たちが彼をひどく鞭打って彼の体に血が雨のように滴ったにも拘らず
それ故に
嘲りながら彼等は彼に古びた紫の衣を着せました
こう言って
私たちの新しい王に相応しいことです
彼に衣を着せて彼に王冠を与えることは
そこで彼等は茨を摘み集めて王冠を作りました
王たちが彼等の頭につける金と高価な宝石の王冠のように
そしてこの茨の王冠を彼等はユダの頭の上に載せました
彼の手に笏の代わりに葦を置いて
そして彼等は彼を高い所に座らせました
そして兵隊たちは彼の前に来ました
馬鹿にしながら伏して
ユダヤ人の王として彼に敬意を表して
そして彼等は贈り物を受け取る為に彼等の手を差し出しました
新しい王たちがいつも与えるように
しかし何も受け取るものがないので彼等はユダを打ちました
こう言って
さあ
どうしてあなたは王冠を授けられているのか
馬鹿な王よ
あなたがあなたの兵隊たちや召使たちに報酬を支払わないとしたら
祭司長たちは律法学者たちとファリサイ派の人々と共に
ユダが鞭打ちで死なないのを見て
ピラトが彼を釈放することを恐れて
総督に金を贈りました
それを受け取った彼はユダを律法学者たちとファリサイ派の人々に渡しました
死罪の者として
すると彼等は彼と共に二人の盗人を十字架で死刑と判決しました
そこで彼等は彼をカルバリ山に連れて行きました
そこは彼等が犯罪者を吊るしていた所です
そしてそこで彼等は彼を裸にして十字架に掛けました
非常に不名誉の為に
ユダは全く叫ぶ以外何もしませんでした
神よ
何故あなたは私を見捨てたのか?
犯罪者が逃れて私が不当に死ぬのに
真に私は言います
ユダの声が
顏が
そして体が
イエスに似ていたので
彼の弟子たちも信者たちも完全に信じました
彼がイエスであったと
それ故に或る者たちはイエスの教えから離れました
信じて
イエスは偽預言者であったと
そして魔術によって彼は奇跡を行ったと
何故ならイエスは言ったから
彼はこの世の終わり近くまで死なないと
何故ならその時に彼はこの世から取り去られるから
しかしイエスの教えに確り立った者たちは悲しみに包まれました
イエスに完全に似た彼が死んだのを見て
彼等はイエスが言ったことを思い出しませんでした
そしてイエスの母と一緒に彼等はカルバリ山に行きました
ユダの死に立ち会っただけではなく
泣き続け
ニコデモとアリマタヤのヨセフによって
彼等は総督からユダの体を得ました
それを埋葬する為に
そこで
彼等は彼を十字架から降ろしました
誰もが確信して泣きながら
そして彼をヨセフの新しい墓に埋葬しました
百ポンドの高価な軟膏によって彼を包んで
218章
それから各人はその家に戻りました
作者は
ヨハネと彼の兄弟ヤコブと共に
イエスの母と共にナザレに行きました
神を恐れなかったこれらの弟子たちは夜に紛れて行って
ユダの体を盗んでそれを隠しました
イエスが蘇ったという噂を広めて
そこから大混乱が起きました
大祭司はそこで命じました
破門の罰の下に
誰もナザレのイエスについて語ってはいけないと
それで激しい迫害が起きました
そして多くの者が石打ちにされ
そして多くの者が(鞭で)打たれ
そして多くの者が国から追放されました
何故なら彼等がそのような問題で黙っていることが出来なかったから
その知らせがナザレに届きました
如何にあのイエスが
彼等と同じ市民が
十字架の上で死んで甦ったか
そこで
作者はイエスの母に願い求めました
彼女が喜んで泣き止めるように
何故なら彼女の息子が蘇ったから
これを聞いて
処女マリアは
泣いて
言いました
私の息子を見つける為に私たちはエルサレムに行きましょう
私は彼に会えたら死んでも良い
219章
処女はエルサレムに戻りました
作者と共に
そしてヤコブとヨハネと共に
その日に大祭司が布告を出しました
すると
処女は
神を畏れ
彼女は大祭司の布告が不正であると知っていても
彼女と共に住む者たちに彼女の息子を忘れるように命じました
そこで如何に各人が影響をうけたか
人々の心を見分ける神は知っています
私たちが私たちの師イエスであると信じたユダの死に対する悲しみと
彼の甦りを見たいという望みの間で
私たちが
イエスの母と共に
心を奪われたことを
それでマリアの保護者であった天使たちが第三の天に上って行き
そこにイエスが天使たちと共に居ました
そして彼に全てを語りました
それ故にイエスは神に願いました
彼の母と彼の弟子たちに会う力を彼に与えるように
そこで慈悲深い神は彼のお気に入りの四天使に命じました
彼等はガブリエル
ミカエル
ラファエル
そしてウリエルです
イエスを彼の母の家に運ぶように
そしてそこで三日間絶えず彼を見守るように
彼の教えを信じている者たちによって見られることだけを彼に許して
イエスはやって来ました
栄光に包まれて
処女マリアが留まっていた部屋に
彼女の二人の姉妹と共に
そしてマルタとマグダラのマリアとラザロと共に
そして作者と共に
そしてヨハネとヤコブとペトロと共に
すると
恐怖によって彼等は死人のように倒れました
そこでイエスは彼の母と他の者たちを地面から引き上げて
言います
怖れてはいけません
私はイエスですから
そして泣いてはいけません
私は生きていて死んでいないから
彼等はそれぞれ長い間呆然としていました
イエスの前で
何故なら彼等は全員イエスは死んだと信じていたから
そこで処女は
泣きながら
言いました
私に告げなさい
我が息子よ
何故に神は
死者から甦る力をあなたに与えたのか
あなたを死なせて
あなたの親戚や友達に恥を齎して
そしてあなたの教えに恥を齎して
何故ならあなたを愛する者は皆死者のようであったから
220章
イエスは答えました
彼の母を抱きながら
私を信じて下さい
母よ
何故なら私はあなたに言うから
私は決して死ななかったと
何故なら神がこの世の終わり近くまで私を留めて置くから
そしてこれを言って
彼は四天使に願いました
彼等が姿を現して
証言することを
どのようにその事が進んだか
そこで天使たちは証言しました
四つの輝く太陽のように
怖れて全員が死者のように倒れるほどに
そこでイエスは四つの亜麻布の衣を天使たちに与えました
彼等が身を覆うように
彼等が姿を見られて話しを聞くことができるように
母と彼女の仲間にによって
そして皆を起こして
彼は彼等を安堵させました
こう言って
この者たちは神に仕える者たちです
ガブリエル
彼は神の神秘を知らせます
ミカエル
彼は神の敵と戦います
ラファエル
彼は死者の魂を受け取ります
そしてウリエル
彼は最後の日に神の裁きに全員を召集します
そこで四天使たちは処女に語りました
どのように神がイエスの為に遣わしたか
そしてユダを変身させたか
彼が他人を売った罰を受ける為に
そこで作者は言いました
師よ
今あなたに質問してもよろしいですか
あなたが私たちと共に住んでいた時私に対して認めたように
イエスは答えました
あなたは好きなことを尋ねなさい
バルナバよ
そして私はあなたに答えましょう
そこで作者は言いました
師よ
神は慈悲深いのに
何故彼は私たちを苦しめ
あなたが死んだと私たちに信じさせたのか
そしてあなたの母はあなたの為に泣いて死ぬばかりになりました
そしてあなたは
神の聖なる人であるのに
あなたを罪人呼ばわりすることを神は許しました
あなたがカリバリ山で他の盗人たちの間で殺されに行ったことで
イエスは答えました
私を信じなさい
バルナバよ
全ての罪を
それが小さいものでも
神は大きな罰で罰します
神は罪に怒るので
それ故に
私の母と私と共に居た私の忠実な弟子たちは現世の愛で私を少し愛した故に
正しい神はこの愛を現在の悲しみで罰しようとしました
それが地獄の焰の中で罰せられない為に
そして私がこの世で無罪であったが
人々が私を呼んだ故に
神と
そして神の息子と
神は
私が裁きの日に悪魔たちから嘲られない為に
ユダの死によってこの世で私が嘲られることを望みました
私が十字架の上で死んだと全ての人々に信じさせて
そしてこの嘲りはムハンマドの出現まで続くでしょう
神の使徒
彼は
やって来ると
この誤魔化しを明らかにするでしょう
神の法を信じる者たちに
このように語って
イエスは言いました
あなたは正しい
私たちの神である主よ
何故なら終わりなき名誉と栄光はあなただけに属するから
221章
そしてイエスは作者の方を振り向きました
そして言いました
見なさい
バルナバよ
是非あなたは私の福音を書きなさい
私がこの世に住んでいた間に起こった全てついて
そしてユダに降り掛かったことも同様に
信仰者が目覚める為に
そして皆が真実を信じる為に
そこで作者は答えました
全てのことを私はします
神が望むむなら
師よ
しかしどのようにユダに起こったのか
私には分かりません
何故なら私は全てを見なかったから
イエスは答えました
ここに全てを見たヨハネとペトロが居ます
そして彼等が起こったこと全てをあなたに話すでしょう
そしてそれからイエスは私たちに命じました
彼に会いたい彼の忠実な弟子たちを呼ぶように
そこでヤコブとヨハネは七人の弟子たちを一緒に呼びました
ニコデモとヨセフと共に
そして七十ニ人の多くの弟子たちを
そして彼等はイエスと共に食べました
三日目にイエスは言いました
私の母と共にオリーブ山に行きなさい
何故ならそこで私は再び天に上がるから
そしてあなたたちは私を運び上げる者たちを見るでしょう
そこでそこに全ての者が行きました
七十二人の弟子のうち二十五人を除いて
彼等は恐れてダマスカブに逃げました
そして彼等全てが祈って立っていると
真昼にイエスが来ました
神を讃える非常に多数の天使たちと共に
そして彼の顔の輝きが彼等を酷く恐れさせました
そして彼等は地に平伏しました
しかしイエスは彼等を起こして
彼等を安堵させて
言います
怖れることはありません
私はあなたたちの師です
そして彼は多くの者に注意しました
彼が死んで再び甦ったと信じた者たちに
こう言って
あなたたちは私と神を嘘つきとするのか?
何故なら神は私にこの世の終わり近くまで生きることを認めたから
私があなたたちに言ったように
本当に私はあなたたちに言います
私は死ななかった
そうではなく裏切り者のユダが(死にました)
用心しなさい
サタンが全力であなたたちを騙そうとするから
しかしあなたたちはで私の証人になりなさい
全てのイスラエルの中で
そして世界中で
あなたたちが聞いて見たこと全てによって
そしてこれを語って
彼は神に願い求めました
信者の救済を
そして罪人たちの回心を
そして
彼の祈りを終えると
彼は彼の母を抱きました
こう言って
あなたに平和がありますように
我が母よ
あなたと私を創った神によってあなたが安らぐように
そしてこれを言って
彼は彼の弟子たちの方を振り向いて
こう言います
神の恵みと慈悲があなたたちと共にあるように
そこで彼等の目の前で四天使は彼を天に運び上げました
222章
イエスが去った後
弟子たちはイスラエルと世界の異なる場所に散って行きました
そして真実は
サタンに嫌われて
迫害されました
常にそうであるように
偽りによって
何故なら或る邪悪な人々は
弟子たちであると偽って伝道しました
イエスは死んで蘇らなかったと
他の者たちは伝道しました
彼は本当に死んだが蘇ったと
他の者たちは伝道しました
まだ伝道しています
イエスは神の息子であると
彼等の中でパウロは騙されています
しかし私たちは
私が書いたことと同じくらい多くの
神を畏れる者たちに伝道し
神の裁きの最後の日に彼等が救われますように
アーメン
Office Murakami